奈落の偶像 警視庁殺人分析班

奈落の偶像 警視庁殺人分析班

小説・文芸
836円 (税込)

4pt

銀座のショーウィンドーに吊るされた奇妙な遺体。謎の遺留品に悩む警察をよそに、第二の被害者が拉致される。殺人分析班の見立ては。

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奈落の偶像 警視庁殺人分析班 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    銀座のショーウィンドーに飾られるように遺棄された遺体。
    続く拉致事件と不可解な手がかりに、捜査は難航する。
    殺人分析班が、歪んだ犯意の核心へと迫る。

    安定の面白さで、導入のインパクトから一気に物語へ引き込まれる。
    猟奇的な事件でありながら、殺人分析班による筋読みやプロファイリングが丁寧に積み重ねられていくことで、読者も一緒に推理していく感覚を味わえるのがこのシリーズの魅力だと改めて感じた。

    事件の異様さだけで引っ張るのではなく、捜査の積み重ねによって少しずつ輪郭が見えてくる構成が心地よく、クライマックスに向けて緊張感が途切れない展開もさすが。
    そして今回は、事件の背景が明らかになったあと、塔子と同じように思わず同情の念が湧いてしまった。単なる善悪では割り切れない感情が残る点も、この作品の印象をより深いものにしている。

    また、長期シリーズでありながら登場人物たちの言動や役割にブレがなく、それぞれの立ち位置がしっかりと活きている点にも安心感がある。
    シリーズ作品としての安定感と、読み応えのある事件性がバランスよく融合した一冊だった。

    1
    2026年04月09日

    Posted by ブクログ


    今回は犯人が分かりやすかった。

    犯人に肩入れしてしまいそうだった。
    第二の人生をも壊そうとする、性根の悪いやつがいると思うとゾッとする。

    JR停めるシーンで一気にファンタジーなんだと。

    0
    2025年09月22日

    Posted by ブクログ

    このシリーズ安心して読めるし、犯人の正体も意外だしその周辺で起こす事件の意味も含めてなかなかよかった。

    2891冊
    今年119冊目

    0
    2025年04月29日

    Posted by ブクログ

    シリーズ、第10弾。
    人気の如月塔子シリーズです。

    一等地、銀座のショーウィンドウに、まるで見せ物の様に吊るされた演出家の遺体。
    そして、現場から盗まれた精巧なマネキン。

    そして、続く第二の犯罪。
    劇場型犯罪を起こす容疑者とは、誰なのか?
    その行方と動機とは?

    如月塔子はじめ、殺人分析班の活躍が、見ものですね。

    0
    2021年12月04日

    Posted by ブクログ

    繁華街のショーウインドウに見せ物のように吊るされた演出家の遺体。現場からは精巧なマネキン一体が盗まれていた。被害者の消化器からイヤホンの片側が見つかり、その近くで発見されたICレコーダーには第二の被害者のものらしき苦悶の声が。おぞましい劇場型犯罪の行方と動機は。殺人分析班が推理で挑む!

    0
    2019年12月23日

    Posted by ブクログ

    麻見和史『奈落の偶像 警視庁殺人分析班』講談社文庫。

    シリーズ第9弾。このシリーズは陰惨な殺人事件の捜査を通じて主人公の如月塔子が刑事として成長していく過程を描く物語である。今回も前作に続いて、なかなか面白かった。

    銀座のブティックのショーウインドウに吊るされた演出家の死体。死体の代わりに現場から盗まれた1体のリアルなマネキン。まるで江戸川乱歩の探偵小説に描かれる猟奇殺人事件のようだなと思いながら読んでいたら、作中にも同じような記述があり、麻見和史の術中にはまっていたことを知る。

    一人称で描かれる犯人の描写により、犯人が女性であることは前半から解っているのだが、猟奇殺人の目的に加え、二人の男性を拉致誘拐する理由がなかなか見えてこない。それを地道な捜査と見事な推理力により解き明かすのが、主人公の如月塔子たちなのだが……

    本体価格760円
    ★★★★

    0
    2019年08月18日

    Posted by ブクログ

    警視庁殺人分析班シリーズ第9弾。
    銀座のブティックのショーウインドウに吊るされた遺体。
    その代わりに盗まれたのは精巧に作られたマネキンだった。
    その後、現場近くで発見されたICレコーダーには第2の被害者と思われる人物の助けを求める音声が入っていた。
    被害者たちの関係含め、手がかりが少ない中、どうにかして被害を食い止めなければいけない。
    塔子と鷹野のペアが、今回も奮闘する。

    2025.6.19

    0
    2025年06月19日

    Posted by ブクログ

    ショーウィンドウに吊るされた遺体、劇場型犯罪か。

    犯人は分かりやすめ。伏線が凄くわかりやすいのでどうして殺人に至ったのか考えながら読んでいた。
    許されないことだけど同情してしまう部分もある。

    シリーズ9作目なのでわかってきた部分も多いけどやはりまだ謎は謎のまま…。

    0
    2025年02月17日

    Posted by ブクログ

    銀座にあるブティック店。
    ショーウィンドウに首吊り死体が飾られていた。
    足がつくギリギリの所で吊るされ、次第に力尽き首が締まるというもの。
    そんな現場で盗まれたのは一つ。本物の人間みたいなマネキンだった。
    そのマネキンが一体どんな物なのか。盗まれた理由はなんだったのか。最後まで読み進めると結局の所そこに行き着く。
    銀座を舞台に起こる殺人事件と誘拐事件。銀座もまた今巻の事件で重要かもしれない。

    0
    2024年03月15日

    Posted by ブクログ

    猟奇的とも思える犯行の背景を推理してゆく過程は面白いものの、要所要所で数ある候補の中から犯行現場や関係者を絞り込む時に偶然気付いたような要素が強く、うまく行きすぎな印象です。
    まあ、シリーズ作品なので毎回緻密な設計は難しいだろうから、チームの活躍を楽しもう。

    0
    2024年01月27日

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