あらすじ
銀座のショーウィンドーに吊るされた奇妙な遺体。謎の遺留品に悩む警察をよそに、第二の被害者が拉致される。殺人分析班の見立ては。
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今回は犯人が分かりやすかった。
犯人に肩入れしてしまいそうだった。
第二の人生をも壊そうとする、性根の悪いやつがいると思うとゾッとする。
JR停めるシーンで一気にファンタジーなんだと。
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警視庁捜査一課十一係シリーズ第9弾。
ショーウィンドウに首吊り死体。
これは外から見えてたのかな?店員が中から開けたら発見。
見せ物にしてやる!みたいな感じだったから多分外から見えてたんだろうけど、写真とかも撮られてたし。
そんな店員さんが来るまで他の人に見つからないのだろうか?
見つかってたらもっと大騒ぎだよなーとちょっと疑問。
今回は実際に殺された人が少なかったのは幸い。
犯行動機が悲しい。
女性を、下に見るのもいい加減にしろって、犯人がブチギレるのも
正直仕方ない気もしてしまう。黒田さんクソすぎる。笑
ひどい事した上に、怪我までさせて
女優生命を絶った元カノにもう1回会う気がしれない。
そして、薬物?おどし?相当やばい奴だよなー。
イヤホンを片方飲み込んだ、ダイイングメッセージの解釈は
鷹野さんの推理で、合ってたのかな?
え、それでいいの?ってちょっと思っちゃった。笑
何はともあれ、全体的には面白かった。
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やっぱり面白かった
あらすじ、8月13日、銀座7丁目のブティックのショーウィンドーで、男性の遺体が首を吊った状態で発見される(「ブティック事件」)。被害者が穿いていた靴下からは、黒いアルミホイルと蓄光テープが見つかる。しばらくして、付近で不審なICレコーダーが発見される。
初めての共犯かな?
舞台女優を目指す犯人に少し同情してしまう顛末ではあった、
第一の被害者のダイイングメッセージ
靴下の中にテープ イヤホン飲み込むはなかなか伝わりにくい
でもリアルはこんなものかも。
まぁ被害者達がクズすぎた。
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シリーズ、第10弾。
人気の如月塔子シリーズです。
一等地、銀座のショーウィンドウに、まるで見せ物の様に吊るされた演出家の遺体。
そして、現場から盗まれた精巧なマネキン。
そして、続く第二の犯罪。
劇場型犯罪を起こす容疑者とは、誰なのか?
その行方と動機とは?
如月塔子はじめ、殺人分析班の活躍が、見ものですね。
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繁華街のショーウインドウに見せ物のように吊るされた演出家の遺体。現場からは精巧なマネキン一体が盗まれていた。被害者の消化器からイヤホンの片側が見つかり、その近くで発見されたICレコーダーには第二の被害者のものらしき苦悶の声が。おぞましい劇場型犯罪の行方と動機は。殺人分析班が推理で挑む!
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麻見和史『奈落の偶像 警視庁殺人分析班』講談社文庫。
シリーズ第9弾。このシリーズは陰惨な殺人事件の捜査を通じて主人公の如月塔子が刑事として成長していく過程を描く物語である。今回も前作に続いて、なかなか面白かった。
銀座のブティックのショーウインドウに吊るされた演出家の死体。死体の代わりに現場から盗まれた1体のリアルなマネキン。まるで江戸川乱歩の探偵小説に描かれる猟奇殺人事件のようだなと思いながら読んでいたら、作中にも同じような記述があり、麻見和史の術中にはまっていたことを知る。
一人称で描かれる犯人の描写により、犯人が女性であることは前半から解っているのだが、猟奇殺人の目的に加え、二人の男性を拉致誘拐する理由がなかなか見えてこない。それを地道な捜査と見事な推理力により解き明かすのが、主人公の如月塔子たちなのだが……
本体価格760円
★★★★
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警視庁殺人分析班シリーズ第9弾。
銀座のブティックのショーウインドウに吊るされた遺体。
その代わりに盗まれたのは精巧に作られたマネキンだった。
その後、現場近くで発見されたICレコーダーには第2の被害者と思われる人物の助けを求める音声が入っていた。
被害者たちの関係含め、手がかりが少ない中、どうにかして被害を食い止めなければいけない。
塔子と鷹野のペアが、今回も奮闘する。
2025.6.19
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ショーウィンドウに吊るされた遺体、劇場型犯罪か。
犯人は分かりやすめ。伏線が凄くわかりやすいのでどうして殺人に至ったのか考えながら読んでいた。
許されないことだけど同情してしまう部分もある。
シリーズ9作目なのでわかってきた部分も多いけどやはりまだ謎は謎のまま…。
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銀座にあるブティック店。
ショーウィンドウに首吊り死体が飾られていた。
足がつくギリギリの所で吊るされ、次第に力尽き首が締まるというもの。
そんな現場で盗まれたのは一つ。本物の人間みたいなマネキンだった。
そのマネキンが一体どんな物なのか。盗まれた理由はなんだったのか。最後まで読み進めると結局の所そこに行き着く。
銀座を舞台に起こる殺人事件と誘拐事件。銀座もまた今巻の事件で重要かもしれない。
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猟奇的とも思える犯行の背景を推理してゆく過程は面白いものの、要所要所で数ある候補の中から犯行現場や関係者を絞り込む時に偶然気付いたような要素が強く、うまく行きすぎな印象です。
まあ、シリーズ作品なので毎回緻密な設計は難しいだろうから、チームの活躍を楽しもう。
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観客型犯罪か…今回はとうとうJRを停める鷹野・如月バディ。ここまで「できること何でもやってみろ」な上司や先輩たちってファンタジーだな警察組織では、と思いました。勝算ありそうだから乗ってくれるんだろうけど。
犯罪者の内面を知りたい、と決意してた如月さんだけど、今回の相手には如月さんのこれまでの経験じゃ足りてなかった気がしました。まだまだこれから。
ショーウィンドウに遺体が吊るされてる、って「多重人格探偵サイコ」でもやってた人いたなと思いましたが、あれは殺した人をディスプレイしてたのでちょっと違うか。サンタの格好させてたし。。。
3人中2人は間に合って良かった。この2人もひき逃げと強迫で罪には問われるだろうけど、ビル解体工事業者の皆さんは何も悪くないのに人殺してしまうところだったから。
河上さんどうしたんだろう。なんか変。
尾留川さん演劇やってたから伊達男なのかな〜納得しました。
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シリーズ10作目。
銀座の街が舞台。
ブティックのショーウィンドーで吊るされた遺体が発見される。
劇場方殺人事件
被害者、加害者とも非がある
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シリーズ10作目。
銀座のブティックのショーウィンドウに吊るされた男性の遺体。
遺留品から演出家であることが判明するが、すぐにデパートの男性社員の拉致事件が発生。
犯人は同じ銀座で、拉致被害者の録音した音声を流し、捜査の混乱を狙う。
狭い範囲で起きる連続した事件だが、筋読みをしても、犯人像がなかなか浮かばない。
そんな中、第一の事件現場から持ち去られたマネキンが特殊なものであることが分かり・・・
犯人の要求の期日まで日数がないこともあり、今作では11係のメンバーの集まるシーンは少な目。
その分、塔子と鷹野だけでなく、他の11係のメンバーも一緒に捜査する様子が多く描かれる。
銀座を舞台にした猟奇的な事件で、「劇場型犯罪」と思わせるような展開だが、銀座の実在するお店の名前などが使用出来ないからなのか、架空の名前に変えたものと、実在する名前のものとの混在が、個人的には気持ち悪かった。
今作でも、やはり犯人は早い段階で分かってしまったし。
しかし、解説にもあるタイトルの付け方については、今作も的を得ているなぁ、と思う。
警察小説でもあるが、ミステリ小説でもある今シリーズでは、もう少し犯人の動機を丁寧に描いて欲しいと思ってしまった。
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このシリーズはかなり正統派な部類であると思う。大きなトリックがある訳でも殺人分析班が犯人を追い詰めていくことがしっかりと表現されている。
特に主人公の塔子はシリーズが進むにつれて成長しているのが読者にも伝わってきて非常に好感が持てるキャラクターである。特に最後の取り調べで彼女が犯人に放った言葉は個人的にはすごく良かった。
彼女を取り巻く先輩刑事達も彼女を正当に評価しチームの一員として認めているので読んでいて嫌な感じはしない。
Posted by ブクログ
「警視庁殺人分析班」シリーズは、ノベルスだと「警視庁捜査一課十一係」シリーズである。なぜ変えるんだと思う。殺人分析班の方が後付けだったからどちらも変えるに変えられなかったのだろうか。
さてこのシリーズ、前も書いたが2時間ドラマ的である。実際はWOWOWでいくつか連続ドラマ化されているのだが、構成的にはまんま2時間ドラマ。
殺人分析班こと十一係は内部にほとんど葛藤がなさげなところとか、事件のありようは猟奇的ながら動機の落とし込み方が凡庸なところとか…
そんなにごちゃごちゃ言うなら読むなよという話もあるが、ライトな推理小説としては読みやすさが抜群なので、そこはとても素晴らしいと思う。
本作「奈落の偶像」に関しても、伏線の張り方が割とあからさまなので、フーダニットとしては弱い。動機の設定がとにかく2時間ドラマ的に安直なのに事件の起こし方がやけに大仰なのも難しい。作者としては犯人当てとかではなく、如月塔子という女性刑事の活躍を描きたいのだろうけど、如月塔子というのがまたできすぎたキャラクターすぎて、若干マンネリ化している。同じ舞台でシリーズを長く続けることの難しさなのかもしれない。
ただ、考え込むことなくすっと読み進められる筆力と、舞台映えの設定は巧み。
ここからどう展開させるのだろうか。このまま淡々と続けるのか、どこかで急激に展開させるのか…。
Posted by ブクログ
またまた塔子たち十一係が猟奇的殺人事件の担当に。事件現場は銀座。
塔子たちは犯人逮捕に向け一つずつ地道に捜査をして行きます。
どんな動機があり、犯人は何を望んでいるのだろう。
やるせない悲しい動機に同情もしてしまいます。
塔子と鷹野は犯人を見つけられるのか。
Posted by ブクログ
最初の遺体発見現場のシーンは画を想像するとなかなかのインパクトで、殺人分析班シリーズらしい猟奇的な現場で、つかみはOKな感じ。
ただ、その後の流れはこのシリーズとしては普通という印象。犯人が予想の範疇だったことや、共犯者は意外だったけど驚くような人物では無かったことも、モチベーションが今一つ上り切らなかった要因でしょうか。
個人的には(本作に限ったことではありませんが)主要登場人物と特に関わりのある事件ではなかったことが、満足しきれなかった大きな原因と思ってます。もうシリーズ9作目なので、そろそろ鷹野の過去の掘り下げをしてほしかったです。
Posted by ブクログ
ミステリーの人気シリーズの一作、初めて読むがテレビドラマの様な雰囲気でやや興醒めなところあり。主役の親近感はミステリーにとってはプラスマイナスあるだろうが、銀座の街を舞台にした事件ものという仕立てがマイナスに働いた感じがした。実名の建物や組織をちょっと変えて使うところも全く芸がない。