エッセイ・紀行作品一覧

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  • ほいきた、トシヨリ生活
    3.0
    オシャレで粋な「おひとりさま」の先駆者、中野翠さんは、70代でひとり暮らし歴40年以上!  「サンデー毎日」の連載コラムも「週刊文春」の映画評も30年以上のご長寿連載を誇る、日本を代表する名コラム二ストです。ひとり暮らしもいつも楽しそう。 「トシヨリ」なんて言葉が似合わない中野さんいわく、「気づいたらいつの間にか私もトシヨリになっていた」。 そんな中野さんならではの、老後を愉しく過ごすヒントが満載の一冊です。 人生100年時代。定年後、老後は、やっと訪れた「人生の放課後」。 あれもしたい、これもしたい、でも時間がない……!と思い続けていたことを、 ようやく誰にも邪魔されずに愉しめる時間がやってくるのだ。 「孤独もまた楽し」と思えるトシヨリ生活の秘訣を「ひとり暮らしの達人」の中野さんが大公開。 映画評論家としても、数多くの映画を観てきた中野さんによる、観るだけで元気になれる「おすすめ老人映画」は必読必見! なんでトシヨリのパジャマはネボケた色の花柄ばかりなの? トシヨリこそ思い切って赤!  アートなアクセサリーでメリハリをつけつつラクチンな「バアサン・ファッション」のコツとは? 地球儀と高校の教科書を手元においてメール句会でボケ防止。 「最後まで一人を愉しむ」ヒントが満載です。 解説は今大人気の浪曲師、玉川奈々福さん! 奈々福さんいわく「『年の取り方って難しいよなあ』と眉根を寄せていた額が、やわらかくゆるむ気がします」。 ※この電子書籍は2019年6月に文藝春秋より刊行された単行本『いくつになっても トシヨリ生活の愉しみ』を加筆・改題した文庫版を底本としています。
  • 保育園に絵をかいた
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ここは九州の山の中。そこにある保育所の園長先生に、壁に絵をかいてくれませんか、と頼まれました。ちょっとかいてみたらおもしろくなってきたので、まわりの壁全部に絵をかかせてもらおうと思ったのです――。
  • 保育教育現場と私の人生からみた教育改革
    -
    1巻1,144円 (税込)
    幼児期に経験するひとつひとつの出会いが“前向きな大人”に成長するカギを握る 子育ての傍ら、大学で学び、三十年以上保育士として活躍した著者。 夫からのDV、職場での人間関係、過酷な労働環境……様々な苦悩を乗り越えた中でみえてきた、教育の大切さ、これから求められる真の教育に迫る。 著者が描く日本の麗しき未来像とは――。

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  • 保育士てぃ先生のつぶやき日誌 きょう、ほいくえんでね…!!
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フォロワー46万人超! 著作累計50万部突破! 人気保育士てぃ先生のつぶやきが話題沸騰中! 保育園の日常がいっぱいつまった、ハートフルエピソード集。 保育園では毎日、素敵な出来事がたくさん起こります。 思わず笑っちゃうようなこと、ただただ面白いこと、感心すること、子どもの成長や感性にうるっとくること……とてもハッピーな日常が保育士のまわりにはあるのです。 保育園は想像以上に楽しい場所だった―「個性豊かな子どもたちとのエピソード」と「子育てで使えるワンポイントテクニック」をまとめた一冊です!
  • 法王フランシスコの「核なき世界」 記者の心に刺さったメッセージ
    -
    ローマ駐在の日本人記者が法王訪日を同行取材し、その姿と発言をつぶさに読み解いた貴重な記録 「声の大きな人の声」を伝える意味は何だろうか。 そんな思いを抱きつつ法王訪日に同行した記者はやがて、法王の行動や発言に心が動かされていく。唯一の被爆国である日本でさえ、「核廃絶」に対する諦観や無関心が漂っている。そんななか、ローマ法王フランシスコは長崎と広島を訪れ、核なき世界は「実現できる」と明言し、「使用」のみならず「保有」をも明確に非難した。法王はなぜいま、訪日を強く望み、被爆地に足を運んだのか。その背景と意味は何だったのか。 【目次】 第一章 訪日にかける意気込み 第二章 欧州中心主義からの脱却 第三章 長崎から発した「核なき世界は実現できる」 第四章 広島から発した「核兵器保有も倫理に反する」 第五章 原発、難民受け入れ、死刑制度 第六章 核兵器保有国へのインパクト 付 録 長崎・広島・東京での演説[全文] 【著者】 津村一史 共同通信社記者。1979年、鹿児島県に生まれる。東京大学法学部を卒業。2003年、共同通信社に入社し、東日本大震災発生翌日の2011年3月12日、菅首相による東京電力福島第1原発視察に記者としてただ1人同行、。国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の公式メンバーとしてタックスヘイブン(租税回避地)の実態を暴いたパナマ文書報道に参加。ICIJは2017年のピュリツァー賞を受賞した。同年からローマ支局長。著書に(共著、梧桐書院)、『中東特派員はシリアで何を見たか』(dZERO)がある。
  • 方向音痴って、なおるんですか?
    3.8
    方向音痴の克服を目指して悪戦苦闘! 迷わないためのコツを伝授してもらったり、地図の読み方を学んでみたり、地形に注目する楽しさを教わったり、地名を起点に街を紐解いてみたり……教わって、歩いて、考える、試行錯誤の軌跡を綴るエッセイです。
  • 方丈記
    4.2
    災厄の数々、生のはかなさ……。人間と、人間が暮らす建物を一つの軸として綴られた、日本中世を代表する随筆。京都郊外の日野に作られた一丈四方の草庵で、何ものにも縛られない生活を見出した鴨長明の息遣いが聞こえる瑞々しい新訳! 和歌十首と、訳者のオリジナルエッセイ付き。
  • 法廷通訳人
    4.3
    「判決重うなったんは、あんたのせいや!」劇場で見るような、怒り、涙、かけひき、ため息、飛びかう法律用語、適切な訳語への迷い――「裁判で通訳する」リアルを描き出す、胸を衝く法廷ノンフィクション。
  • 泡沫日記
    3.4
    初体験。それは若者だけのものではなく、中年期は“初体験ラッシュの第2ステージ”なのだ。自分の心身の衰えのみならず、親の死、祖母の介護など老いにまつわるものから、初めて行く国、初めて乗る列車、EXILEのコンサートなど未知の世界が広がるものまで。そして、あの東日本大震災と、その後の日々……。次々起きる初体験に戸惑いながら対応し、順応していく日日の日記風共感エッセイ。
  • 蓬莱島余談 台湾・客船紀行集
    3.4
    台湾はいつでも小鳥が啼いている。お正月に朝顔が咲き出す。まあ一ぺん来て御覧なさい――一九三九年十一月、精糖会社専務の友人に招かれ、鉄路で縦断した台湾紀行をはじめ、日本郵船の嘱託として主宰した船上座談会など、太平洋戦争開戦前夜の客船周遊記を集成。文庫オリジナル。 〈解説〉川本三郎 (目次より) Ⅰ 不心得/大和丸/東支那海/屏東の蕃屋/小列車/基隆の結滞/時化/砂糖黍/玄冬観桜の宴/バナナの菓子/蟻と砂糖/戻り道/船の御馳走/航路案内/迎暑/神風機余録/蕃さんと私/ * 当世漫語(昭和十四年十二月)/蓬莱島余談(昭和十五年七月) Ⅱ 波光漫筆 鎌倉丸周遊ノ一/入船の記 鎌倉丸周遊ノ二/三ノ宮の乞食 鎌倉丸周遊ノ三 /風穴 鎌倉丸周遊ノ四/山火事/流民/岸壁の浪枕/出船の記/門司の八幡丸/タンタルス/波のうねうね Ⅲ 新造/婦人接待係/沖の稲妻/虎を描いて/狗に類する/しっぽり濡るる 〈解説〉川本三郎
  • 法隆寺を支えた木 [改版]
    4.0
    1978年の初版から40年にわたり90回を超える増刷を重ねたロングセラーを読みやすく改版! 貧窮にめげず一子相伝の「宮大工」を生きた西岡氏と、軍隊帰りの厳しい姿勢で農学を究めた小原氏がタッグを組み、世界遺産・法隆寺の奇蹟を解き明かした力作。近年英訳され、欧米の研究機関でも読まれるようになった。ヒノキが生んだ「世界最古の建築物」の謎を易しく解説する、不朽の名著!
  • 放浪記
    -
    本書はちょっとでも読み始めるだけで、林芙美子の生き方にも、その個性にも、たちまちぐいぐい惹きつけられるはずである。当時の女性が書ける「心が生きた文章」なのだ。ぼくは母に薦められてこれを読んだのだが、たちまち魅了された。林芙美子が大好きにもなった。自分のことを書いてみたいと思っている女性は、ぜひともこの文章を読むといい。勇気も湧くだろうが、文章の訓練にもなる(松岡正剛)。新字現代仮名遣い。

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  • 放浪ニートが、340億社長になった!
    3.9
    放浪ニートが5年で年商340億社長になった!世界90か国放浪で「現代の山師」が学んだ人生を楽しむ仕事術。史上最強のソグド式交渉術、打たれ強く生き笑いながらザクザク稼ぐ非常識な方法!
  • ほぉ…、ここが ちきゅうの ほいくえんか。
    4.0
    保育園児とのやりとりが“かわいすぎる! ” と話題のてぃ先生、初の書籍! メディアで話題沸騰! 子どもたちの鋭い視点にハッとさせられることってありませんか。 でも保育園では、それが日常茶飯事。 男性保育士である著者は、そんな子どもたちの感性豊かな言動をメモしていました。 それをSNS、ツイッターで紹介しはじめ、あっという間に大人気に。 例えばその投稿は…… 男の子(4歳)が段ボールで剣を作って「せんせい! みて! 」と見せてくれたので 「おぉ、すごい! 誰をやっつけるの?」と聞いたら 「だれを やっつけるんじゃない! だれを まもるかだ! 」と答えた。 僕は何だか恥ずかしくなった。その気持ち大切にしてほしいな。 女の子(5歳)に「せんせい、どうしたら おとな になれるの?」と聞かれたので 「うーん…20歳になったらかなぁ」と答えたら、 そばにいた男の子(5歳)が「『こどもに なりたい』と おもったら じゃない?」と素敵な答えを言った。 本当にそうかもしれない。 ほかにも、「どうしてそう捉えた?」という笑えるエピソードから、涙腺が緩んでしまうかわいらしいエピソード、 子どもならではの考え方にハッとさせられる言葉まで。 今年、もっとも笑顔になれる1冊の登場です!
  • 捕獲具開発と驚くべきネズミの習性
    -
    古くから人は、ネズミを捕獲するためにさまざまな仕掛けを考案してきた。 しかしながらクマネズミだけは、そのいずれをもってしてもほとんど捕まえ ることができずにいる。いったい何故なのか。 新たな捕獲具を開発するため、約10年にわたりネズミの行動観察を続けると いくつもの興味深い出来事と発見があった。

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  • ほかならぬあのひと
    -
    ここ10年余りに書きためたものをまとめた一冊。“税理士という職業柄、向き合うことの多いひとの人生”、“人生を豊かにするものについて”、“視座の移転を可能にするものとは”、“強く影響を受けた文人や思想家(仙厓和尚、宮沢賢治、中村哲医師、坂口安吾、中村天風)”、“茶道の稽古で思いをめぐらす禅語の世界”など。滋味豊か、存分に味わいたいエッセイ集。
  • 北欧の旅 ──カレル・チャペック旅行記コレクション
    3.4
    故郷をこよなく愛するとともに、世界の多様な風景・風俗を愛したチャベックは多くの旅行記を遺している。その優しくユーモラスな筆致は、深い悲しみと叡智を底に秘め、世界中に今もなおファンが多い。本書は1936年、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーを巡った記録。船と鉄道と車で、原始の面影を残す森やフィヨルドをたどり、壮大な自然と素朴な人間の暮しを感動いっぱいに描く。イラスト多数。
  • 保健師魂は眠らない 眠れぬ夜のひとりごと
    -
    女は、実に過酷な宿命を神に与えられた、何とも不憫な生き物だ。 保健師としての生き方は「私」に病苦を与え、挫折を経験させ、再出発へと導いた——。 ショートスリーパーであることを逆手に取り、使命感から激務をこなしてきた彼女は、いつの間にか眠りたくても眠れない体質へと変化していた。 不眠への不安と認知症の母の介護、役職が上がることで増加する業務量によりさらに悪化の一途を辿る中、なぜ彼女は保健師にこだわるのか。 保健師としての34年間とこれからを綴った、ノンフィクション小説作品。 〈著者紹介〉 1963年生まれ。大学病院病棟看護師を経て行政保健師として34年間勤務。 看護師時代の悲壮な看取りの経験から保健師に転職し、のめり込むように公衆衛生活動に明け暮れる。「統括保健師としての激務」と「認知症の母の介護」との狭間で病に倒れ、定年を待たずに離職するも「生涯一保健師」を夢見て再起中! 幻冬舎グループ主催「わたしの生きがいコンテスト」1月度大賞受賞。 著書に『母を想いて』(2021年、文芸社刊)がある。

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  • ほげらばり メキシコ旅行記
    3.9
    行ったことないし、暖かそうだし、ま、いいか、の気軽な気持ちで出掛けた十六日間で六カ所を回るメキシコの旅。陽気なクラシック音楽に乗せて強制される疲労困憊の遺跡めぐり、アヤシイ日本料理店、牛の轢死体、アシカを求めて強行される凍えるシュノーケリング……。体力と気力の限界に挑戦した、書くは涙、読むは爆笑の傑作紀行エッセイ。
  • 誇り高き日本人でいたい
    4.3
    40年近く日本と日本人を見つめてきた著者の中にある「日本人像」、素晴らしき交遊、そして今の日本人への愛する故の苦言や直言を熱く語った初めての日本人論。

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  • 保護犬が我が家にやってきた理由
    -
    その保護犬は、私のやることをじっと見ていた。私がその理由を理解するまで。 ある日、米国在住の筆者は一匹の犬を保護所から連れて帰る。さまざまな事情でそこに行き着いてしまった犬のことを不憫に思い、引き取った後すぐに人の役立つような犬として訓練し、第二の犬生へと導こうと考える。さまざまな訓練をし努力を続けた。しかし、筆者はある日自分の心の奥の意識に気づいてしまう。それを何のためにやっているのか。犬の飼い主への思い、動物の霊性とは何か。あるいは、保護犬を飼うということは、どういうことなのか等、トラウマを負った保護犬と飼い主の心の内面と外面の行動を生活を通して描いた作品である。 【目次】 はじめに SPCA施設を訪ねる 出会い 家族が揃わないとNo! 引き取った日、そして一週間 犬の名前 他のペットとの折り合い 普段話す時の言語は? 遺伝子チェック 私の計画、セカンドチャンス セラピードッグにはどうかな? Canine Good Citizen取得にチャレンジ トレーニング終了後テストが! セラピードッグ あと数ヶ月と言っても 保護犬の過去の事情 また捨てられるという不安? 動物とスピリチュアリティ 動物の前世 肉体がなくなっても、心が繋がっている 人間の意思を理解している 結局、我が家にやってきた理由 もう一匹の保護犬、ゆき おわりに 【著者】 ワイズりか 1997年より米国在住。 渡米前は英字新聞者に勤務。主に媒体と広告タイアップした在日外国人向けの異文化イベントを企画・運営。渡米後、様々な媒体の執筆活動開始。また保育園のエイド、Boy Scout of AmericaのカブスカウトプログラムでCub Masterを務める。イラストは日本でも展示会に出品。渡米後カウンティの展覧会で3度佳作入選。最近では、アニマルコミュニケーションに興味を持ち勉強中。 著書:「ハムスターのきもち」「20年住んでみたアメリカ」「サンフランシスコで会いましょう」
  • 干し芋の丸かじり
    4.0
    シワシワでもティラミスと同格のスイーツだ 実はどこのスーパーにもあるオッサン系スイーツ「干し芋」。みんなが知らないその実力を懇切丁寧に説き起こす超人気食べ物エッセイ。 単行本 2021年11月 朝日新聞出版刊 文庫版 2025年2月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 星占い的時間
    -
    ノイズからの解放、静かさ、自由。 私たちが生きてきた時間を、世界を、「文学×占い」の言葉で見つめ直す。 著書累計520万部超! 「12星座シリーズ」の著者がおくる 「星占い」というツールで語る哲学的エッセイ ・沈黙星座  ・ふりかえる時間 ・「他者」の星 ・外科的反省 ・ルールをハックする星 ・「縁」の不思議 ・「法」の星  ・「暦」と星占い ・信用とプライドのあいだ ・呪いと占いのあいだ 文学の言葉で豊かに語る「12の星座」と「10個の星」
  • 欲しがりません勝つまでは
    4.0
    現在も読者に、そして後進の書き手に多大な影響を与え続ける作家・田辺聖子。彼女の少女時代は、戦争の時代だった。女学校で先輩に憧れ、物語の世界に遊び、空想を膨らませ創作する、その生活に忍び寄る戦争の影。自らの作家としての原点となる日々と反戦の思いをみずみずしく描く傑作エッセイを復刊。
  • 星沙たち、
    4.0
    音楽のために、生きている。 青葉市子、はじめてのエッセイ集。 夢と現実が溶け合う、永遠に似た時間。 深い海に潜って見つけた、小さな創作のかけら。 「大雨みたいな拍手が聞こえる。 様々な人生のひとときを預かる、 ステージの袖で、深呼吸をしている。 どうか音楽よ、私たちを包んでと祈りながら。」 【イラスト】青葉市子 【装幀】名久井直子
  • 星になっても
    4.0
    最期に交わした会話、柩に供えたアップルパイ、死後に読んだ父の手記……そうやって、父の死について書いていくうちに起きた心境の変化は、私の、あるいは、私の哲学の核心に触れるものだった。 哲学者の著者が、父の死をきっかけに書き綴った、喪失と回復の道のりを優しくたどるエッセイ。 「どうしてじいじは死んじゃったの?」 息子の問いに、私はうまく答えることができなかった。 大切な人を亡くしたとき、私たちはどうやってそれを受け止めたらいいんだろう? 【装丁・装画】鈴木千佳子
  • 星のあひびき
    5.0
    昭和を生きた知の巨人、丸谷才一。日本の文学、文化に多大な影響を与えた著者が、小説、音楽、戦争、食など、多岐に亘るジャンルから、その時代背景や歴史の一幕を覗き見る。『源氏物語』から『ドラゴン・タトゥーの女』に至るまで、様々な作品を取り上げた書評や吉行淳之介についての随筆、井上ひさしへの追悼文などを含む、膨大な知識としなやかな感性が生み出す珠玉のエッセイ集。
  • 星の王子さま(きずな出版) 私をつくっている大切なものたち
    3.5
    ☆☆『星の王子さま』から生まれた愛と記憶の12篇☆☆ 好きなことをしているとき、みんなキラキラしてますよね。好きな人がいる、という人もキラキラしてます。人を想い続けている姿は、見ているこちらの胸も熱くなってしまいます。愛はきっと連鎖するのでしょうね。 ――本文「好きだと思うこと」より 女優として幅広く活躍される安田成美さんが、『星の王子さま』の中から印象的な一節を選び抜き、自身の記憶と想いを綴ります。まだ幼い女の子だったころのはなし、女優として歩み始めた頃の戸惑いと希望、そして母として子どもたちと過ごした愛おしい日々……。思い出される大切な記憶と、心に秘めた想いが、ぎゅっと詰まった珠玉の物語が12篇。ページをめくるたび、きっと、心にとどめていた思い出や、大切な何かを見つけるはずです。これまでの人生や、日々の暮らしをそっと見つめたい方に。心を込めて贈ります。
  • 星の王子さまの世界
    4.0
    『星の王子さま』は、読み手によって幾重もの意味を受け取ることができる優れた文学作品である。この物語が書かれた第二次大戦下に、著者は「ウワバミ」や「バオバブ」などの記号に何を託したのか。フランス本国での豊富な文献などを参考資料として附した、『星の王子さま』研究の必携書。
  • 星の王子さまの恋愛論
    4.7
    永遠の名作『星の王子さま』は、実は恋の再生を描いた物語だった――。かんじんなことに気づかず、一度は想った相手を捨てて旅に出てしまった王子さま。たくさんの出会いを経て、彼が最後にたどり着いた真実の愛とは……。孤独な人生を送った原作者が、身を切るような思いで作品にこめたメッセージを丁寧に読みときます。愛に迷ったとき、『星の王子さま』が大切なことを教えてくれます。
  • 星の王子とわたし
    -
    「『星の王子さま』は、ただの作家の作ではない。航空士といたいけな王子とが、一週間そこそこ、人間の大地を遍歴する記録ではあっても、つまるところは、人心の純真さを失わぬおとなの眼に映じた社会批判の書である」(はしがきより)。サン・テグジュペリの謎に包まれた一生を解き明かし、かつて子供だったことを忘れがちなおとなのために書かれた原作のより深い意味を探って、曇りない目で物事の本質を直視する童心のありようを、愛情ゆたかに訴えかけるファン必読の名エッセイ。
  • 星の音が聴こえますか
    3.5
    十代での失聴、手話との出会い、聞こえない母親としての育児。かけがえのない〈音〉の記憶と、〈伝え合う〉ことの喜びを瑞々しく綴った処女エッセイ。
  • 星の運命を生きた女たち
    -
    星の恵みを受けて夢と愛を手中に! よりよい人生の星の導き。12の星座の宿命を生きた女たち。――星占いで運勢を見極めることは出来ないが、性格への影響を知っていれば、人間関係に役立つ。山羊座のマレーネ・デートリッヒと林芙美子から、射手座の婉容と山田わかまで、12の星座で各2人ずつ、星の運命の表裏を生きた女たちの、人間とロマンを語る名著。星の恵みを活用して生きてゆくための、最良の参考書。輝いて生きた24人の女たち。
  • 星の旅人 スペイン「奥の細道」
    値引きあり
    3.3
    パウロ・コエーリョの著書に触発され、スペインのサンチャゴ巡礼の道を旅した著者。何か見えない大きな力に導かれ、約800キロもの道のりを48日間ひたすら歩き続けた結果、自らの内に見つけた道とは何か?過酷な旅の途中に出会った魅力的な巡礼者たち、美しい自然、現地の温かな人々などの思い出とともに、自らの内なる新発見を文章と俳句で綴った、詩情ゆたかな旅日記エッセイ!
  • 星野富弘エッセイベストセレクション ひと枝の花に似て
    -
    100万部超の手記『かぎりなくやさしい花々』のダイジェストと今までに書かれた感動の随筆を集めたエッセイ・ベストセレクション。
  • 星野富弘 詩画とともに生きる
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 怪我をして手足の自由を奪われた中で、字を書き、絵を描き始めて、ついには詩と絵を融合させた詩画という世界を確立させるまでの過程で、絵といかに向き合い、生きる希望をつないできたかを絵の変遷をたどりながら、創作への熱い思いを語りつくした1冊。
  • 星の降る森で 自選短編小説集 1992-2000
    値引きあり
    -
    イラストレーター・文筆家であり、野遊び・焚火の達人として知られる著者が、過去の小説集の中から自ら10編をセレクト。 焚火と星空と胸の高鳴りと――。 著者が全面的に手を加えて甦る、アウトドア/ネイチャー小説の精華。 初めてのキャンプ。初めての焚火。初めての夜の森。初めての嵐。 僕はまたいつか、こんな夜を過ごせるのだろうか――。(「星の降る森で」より) <目次> 原野へ/座る牝牛/絢爛/少女の峰/神さまの棲む川/青い水の銀河/川の肋骨/獲物の分け前/湿原の記憶/星の降る森で
  • 星めがね
    -
    作家としての強烈な方法意識を学んだジェイムズ・ジョイスを中心に、グレアム・グリーン、夏目漱石、谷崎潤一郎、伊藤整、大岡昇平ら、作家と作品に迫る丸谷才一の文学的エッセイ集!
  • 星を撒く
    3.5
    「たのしきわが家」にするには、主婦が幸福でいなくてはならない。私は「いい気分」でいられるための処方を書いてみたつもりであった。……(「あとがき」より)。独特のお化粧、明かるいおしゃべり、ユニークな発想、やさしい思いやり――些細な日常のただごとも他の人にない特徴で彩られると、とても魅力的になる。フツーに生きてるけどすこぶる個性的であれたらどんなに素敵なことか。「たのしきわが家」にする工夫を星のようにちりばめた、達人のエッセー。
  • 星を見上げて歩き続けて
    -
    1985年8月12日の、日航ジャンボ機墜落事故。最愛の夫・坂本九との突然の別れから物語は始まる。嵐になぎ倒されるようなショックから、娘たちを、そして夫の遺してくれた家を守りたい……お嬢さん育ちの著者が一歩踏み出す決意をする。勇気と友情、希望に満ちた「心の軌跡」。
  • 星を見た金魚
    -
    小説雑誌に連載された「吟行エッセイ」をまとめたもの。金魚は高橋洋子の俳号でもある。  編集者とカメラマンをしたがえて北から南へと各地を巡る。行った先々で様々な出来事にぶつかり、ユーモラスな体験をする。  城崎では志賀直哉の足跡を追い、ひなびた温泉街に郷愁を覚え、松葉ガニと格闘する。  伊豆天城では踊り子を思いながら「踊り子号」の客になる。早咲きの河津桜と猪レースを楽しむ。  沖縄では首里城で琉球王国をしのび、万座ビーチでは熱帯魚に囲まれて水中で句を詠む。  山形上山では好きな競馬を堪能し、霧中で何も見えない蔵王を巡り、強酸性の温泉につかる。  長野は冬季オリンピック直前、滑らないカメラマンを従えてスキーに挑む。善光寺では暗闇のお戒壇巡りを体験。  瀬戸内明石では蛸に感激し、出来たばかりの吊り橋で淡路島へ、時間が留まったような町並み、そして渦潮。  奥多摩では銘酒「澤ノ井」の蔵元を訪ね、新酒を味わう。やっと出会った紅葉。  焼津ではのんびりと釣り糸をたれ、吊りが好きだった父親を思い出す。港の食堂で旬のカツオ三昧。  長崎は雨だった。グラバー邸、眼鏡橋、ハウステンボス……、彼女自身の若いころの恋の思い出が蘇る。  仙台では新蕎麦の手打ちにトライし堪能、俳句と言えば芭蕉の松島、伊達政宗の瑞巌寺を散策。  厳寒の網走は監獄とオホーツクの流氷、白熊のような現地ガイドとスノーモービルで疾走。  最後は俳句の聖地・四国松山へ。正岡子規、坊ちゃん団子、道後の湯、そしてやはり桜で締め。
  • ほじくりストリートビュー
    3.7
    誰もが見落としがちな地図上の面白い地形や謎のスポットを、実際に能町氏が現地に行ってほじくってきています。 「グーグルマップ上の「黄色い人」になりたい。あの黄色い人、ドラッグ+ドロップだけで現地に行けて、ストリートビューが見れちゃうじゃないか。うらやましい。 (中略)  そんなわけで、この本は私がただ単純に東京近郊の「地図で気になったポイント」に片っ端から行ってその場所についてほじくってみる、それだけの本です。私が実際に行った場所を7タイプに分け、観察記を書きつらねております。変なジャンル名ばかりですが、「風景住宅」は風景としてすばらしい住宅群、「構造と建築」は大きな人工建造物のことーーなど、私の独断で強引にタイプ分けしております。  これに刺激されて、ある程度の人が、全く何の美的価値もなさそうな裏路地などに目を向けてくれたらいいな。あんまりこの楽しみ方が広まりすぎても嫌なので、ほどほどで!」 (「はじめに」より)
  • ほじくりストリートビューザ・フューチャー
    4.0
    ストリートビューを眺めて見つけた変な地形、先がどうなっているのかわからない行き止まり、細すぎる道……。そんな気になる場所に能町さんが実際に出かけ、地図の中から「ほじくる」ように実踏レポートしてきた数々のスポットをたっぷり紹介。普通なら見過ごしてしまいそうな、日常のはざまのヘンテコな風景たちは、どこか愛おしい。未来にのこっていてほしい――。何気なく歩いている道も、能町さんの視点を借りたら新しい発見が見つかるかもしれない。これはバーチャルとリアルを行き交う、「ほじくり」散歩の入門書なのだ!
  • Hospital column (老頭児のつぶやき)2006年~2016年千葉徳州会病院広報誌『なのはな』より
    -
    ダジャレセンスのある院長、「憎まれっ子 世にはばかる」を地でいく常務理事、ブラジャーの重要性を説くおじいちゃん医師……。千葉徳洲会病院での日常を、“診療情報管理士の筆者がオバサン”ならではの目線でユーモラスに暴露!思わずクスッと笑ってしまう、約10年間院内広報誌に連載していた名物コラムの集大成。

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  • 細野晴臣 インタビュー THE ENDLESS TALKING
    4.0
    はっぴいえんど、キャラメル・ママ、ティン・パン・アレー、YMO、FOE……。つねにポップでアヴァンギャルドな細野ワールドの核心に迫る。30年の親交から生まれた、会心のインタビュー。
  • 細野晴臣 とまっていた時計がまたうごきはじめた
    4.3
    「いまは音楽の話だけをしていたい」──懐かしい音楽の話は、お笑い、隕石、原発、友の死を経めぐり、また音楽へと戻ってくる。デビュー50周年、待望の平凡社ライブラリー化!■解説never young beach 安部勇磨(ミュージシャン)
  • 細野晴臣 分福茶釜
    4.1
    音楽家・細野晴臣が、音楽はもちろん、友人、セックス、家族、死、祈りなど、人生にとって大事な80テーマについて存分に語る。 豊かな「福」の知恵がたっぷり詰まった一冊。解説=立川志の輔
  • HOSONO百景 いつか夢に見た音の旅
    4.4
    どこかに本当に行かなくてもイメージすることは、音楽のクリエイションにつながる―。ポップ・ミュージックの地平を拓いてきた細野晴臣。レコーディングやツアーで訪れたLA、パリといった土地への追憶から、宇宙へのヴァーチャル・トリップまで、“音楽と旅”の豊潤な関係を語る。川勝正幸氏によるインタビューも収録。
  • 細谷佳正フォトエッセイ『アップデート』
    4.7
    大人気の声優・細谷佳正が、40歳の誕生日を記念して、フォトエッセイを発売します。40歳となって人生を振り返る、メモリアルな書籍です。少年から悪役まで幅広いキャラを演じ分け、方言も自在に操る、職人声優・細谷佳正。才能と実力の陰で、三度もの喉の手術を経験、そのたびに休業を余儀なくされた過去も。巻頭撮りおろし&全編書き下ろしで、その半生を告白、素顔を大公開します。ファン必読の一冊です。 【細谷佳正(ほそや・よしまさ)】 2月10日生まれ。広島県出身。 【主な出演作】 ・シャン・チー/テン・リングスの伝説(シャン・チー) ・この世界の片隅に(北條周作) ・機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(オルガ・イツカ) ・メガロボクス(ジョー / ジャンクドッグ ) ・NOMAD メガロボクス2(ノマド) ・ゴールデンカムイ(谷垣源次郎) ・Free!(山崎宗介) ・彼方のアストラ(カナタ・ホシジマ) ・進撃の巨人(ライナー・ブラウン) ・テラフォーマーズ(膝丸燈) ・ドロヘドロ(心) ・新テニスの王子様(白石蔵ノ介) ・アルスラーン戦記(ダリューン) ほか、黒子のバスケ、僕のヒーローアカデミア、キングダム、ハイキュー! 、ユーリ!!!ON ICE、、ダイヤのA、BANANA FISH、鬼滅の刃、など
  • 北海道 化石としての時刻表【HOPPAライブラリー】
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    いざ、時刻表をめぐる冒険へ! 北海道の鉄道時刻表を“化石”に見立て、その鉄路と社会の変遷を過去のダイヤグラムから辿る―。 内田百 先生と宮脇俊三氏を敬愛する著者が、時刻表から浮かび上がる鉄路と北海道の歴史にまつわる数々の逸話を通して、古風な文体と若き感性でその魅力を余すことなく紹介。 時に辛辣に、時にユーモラスに綴る、紀行あり、薀蓄あり、感動ありの「時刻表讃歌」です。

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  • 北海道縦断 徒歩の旅絵日記
    -
    1巻1,496円 (税込)
    歩く旅は基本的には単調なものです。どんなに素晴らしい景色に出会っても、5分後くらいには、旅とは何も関係のない日常の生活を思い浮かべたりしています。私の場合、少しでも長い時間を美しい景色や関心を持った対象と向き合っていたくて、上手でもないのにスケッチをしながら歩きました。これが長い年月をかけて旅をしてきた末に会得した、私なりの旅の集中力を高めるやり方です。
  • 北海道 大地の理 北の鼓動に耳を澄ませて
    -
    北海道庁職員時代に、時のアセスメントや狂牛病全頭検査、北海道遺産など、全国から注目を集めた〈北海道スタンダード〉ともいえる数々の政策を打ち出した元副知事の磯田憲一。道庁を離れてからも「君の椅子プロジェクト」など、人々の心を打つ取り組みを続けてきた磯田。本書はその軌跡をたどる新聞連載を大幅に改稿したノンフィクション。北海道独自の価値観を発信したあの時代を振り返ることは、かつての政策や事業の意味をたどるだけでなく、北海道の未来を考える機会になるだろう。北海道大学公共政策大学院・山崎幹根教授による解説も掲載。
  • 北海道でがんとともに生きる【HOPPAライブラリー】
    4.0
    ある日突然がん患者となったら――。抗がん剤治療が先か、手術が先か? 家族には、職場にはなんと言う? 20代~70代まで北海道で暮らす〈普通の人々〉が実名で書いたがん体験記28編を収録。〈告知のショック〉〈病気のつらさ〉〈前向きに生きるコツ〉など、それぞれの病との向き合い方がわかる、多くの読者に感動と勇気を与えてくれる本。
  • 北海道室蘭市本町一丁目四十六番地
    4.2
    父ヒロシには、右手の親指がない。若い頃、鉄を延ばす機械でマンガみたいに広げちゃったから。笑わせてばかりの父に昔話をせがむと、知らなかった両親の姿がそこにあった。兄が生まれた時、大喜びして母に菊の花束を贈ったこと。初めて買ったステーキ肉を、緊張した母が黒焦げにしたこと……。貧乏だったが、いつも笑顔と幸せがあった。俳優・安田顕の感性が光る、家族愛エッセイ。
  • 北極星号航海記
    -
    1巻1,705円 (税込)
    至福に満ちた忘れ得ぬ旅――大西洋航路伝説の客船を偲び、北欧フィヨルドへ、QE2でニューヨーク港へ、陽光きらめく海への船出。ボートを操り家族と下るイギリスの運河。語り尽くせぬ愉悦の時間、人生の楽しみとロマンを心ゆくまで味わう! ●いったん船旅が好きになると、あの揺れさえもがなつかしくなるのである。テーブルの上に置いたコップの水の表面がエンジンの震動と共に小刻みに震え、船が傾く度に斜めとなる。残り少なくなったポタージュスープが片方に寄って、わざわざスープ皿を持ち上げる必要がない。船室の壁が、かすかな音をたててきしむ。ラウンジの窓の外が一瞬海だけになったかと思うと、次第に水平線が降りてきて、今度は空だけになる。そんな時、ああまた船に乗っているのだと思う。
  • ほっこりおうちごはん 「どうぞ飯あがれ」
    3.0
    心がほっこり温まる「おいしい」食エッセイ。 人気マンガ家として超多忙な日々を送りながらも、「子どもの朝食・お弁当・晩ご飯はほかの人にゆだねず、自分でつくろう」そう決心し、30年以上も実践し続けた柴門ふみさん。仕事を5時に切り上げ、猛スピードで帰宅してつくった日々のレシピと、レシピにまつわる思い出やエピソードが綴られます。  学生時代、自炊を始めたころの思い出を綴った「キャベツと貧乏暮らし(キャベツとソーセージのスープ煮)」、子どもたちから大絶賛された料理が実はテレビの料理番組からヒントを得た超簡単レシピだったという「料理番組に教えられて(カレーケチャップ味のドリア)」、苦手な圧力鍋を克服した「圧力鍋格闘記(筑前煮風豚の角煮)」など、どのエピソードからも柴門さんの料理へのこだわりと家族の笑顔が見えてきます。  巻末の「柴門流おうちごはんレシピ」では、家族と食べたい一品が見つかること間違いなし。おいしくてあったかい、家族の存在、おうちごはんの魅力を再確認させてくれるハートフルエッセイ集です。  心もおなかも満たされる大満足の一冊です。
  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    3.9
    椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、目黒考二の4人が集って、「無人島にもっていく本は何か?」「茶わん蒸しはおつゆかおかずか?」などテーマを決めてとことん語り合う企画ものエッセイ。ゲストとして野田知佑、佐藤秀明も登場。 本作用に表紙イラストを椎名誠が描き下ろし。巻末には、「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。

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  • 堀田力の「あきらめるな! ニッポン」
    -
    検察時代はロッキード事件の「壁」をも破り、弁護士になってからはボランティアを通じた「生きがい」を主張するユニークな著者が語る、柔軟で鋭いニッポン再生論。市民ひとりひとりが元気を出し、政官財のトライアングルを崩し、情報公開を実現することが、日本を変えてゆく。こんな時代だからこそ、あきらめるな! 迷走日本、再生への道。こうすれば必ずニッポンは良くなる!
  • 堀田力の「おごるな上司!」
    3.3
    組織の中で幸福なことのひとつは、いい上司に恵まれることである。だが、いつの時代にも、働く人々を悩ませるのは上司の問題が多い、というのが現実……。話題のベストセラーに大幅加筆。困った上司29のタイプへの対応策をくわえ、単行本より一段とパワーアップ。厳しさを増す企業社会を生きぬくための知恵とヒントが満載された、必携・必読の書。
  • 堀田善衞上海日記 滬上天下一九四五
    5.0
    1945年、中国の国民党宣伝部にいた堀田善衞は、この地で敗戦を迎える。魔都とも称された上海で、27歳の青年は、敗戦から帰国までの1年半の混乱状況を詳細に日記に記し続けた。戦後日本に繋がる時代の出発点と、閉塞した状況下での青年の懊悩を描いた貴重な記録。
  • ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。 寂しくなくて疲れない、あなたと私の適当に近い距離
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 様々な関係(同僚・女友達・彼氏etc).に疲れてしまったら、溜めこまずに取り除くことが必要。 これは人間関係の「断捨離」ではなく「デトックス」のススメ。 ほっておいて欲しいけど、ひとりぼっちはイヤという面倒くさい心は認めながらも、自分から主体的にちょうどよい距離を見つけていこう(あなたが自分でそれを決めていいんだよ)という、ポジティブな応援メッセージ。 今作も前作『怠けてるのではなく、充電中です。』同様、かわいいイラスト満載です。
  • 〈ほっと一息〉
    -
    心をゆるめてリフレッシュ 福岡市の児童相談所で起こる珍騒動や自身の子育てエピソードを中心に、地域広報紙などで20年間書き続けたコラムから166作品を抜粋。 子どもたちの可愛さにくすっと笑えて、ほんのり温かい。 30秒で読めて癒やされる、ショートエッセイ。 先日、急に息子が「結婚したい」と言いだしました。 もうプロポーズはすんだようで、相手は17歳年上の幼稚園の先生でした。 相手も「うれしい」とまんざらでもない様子だそうですが、 「それじゃあ早く大きくならないと」と言うと、 「やっぱり無理かなあ」と考え込んでいました。 さすがに気恥ずかしいのか、この告白はトイレのドア越しでした。 ――本文より

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  • ほつれとむすぼれ
    3.3
    世界は新しい対立の時代に入った。いざこざや、怒りや、憎しみや、嘆きに身もだえしながら、夜になると寝て朝になれば目が覚める。そして食べて働いて生きる。小さな街の一断片として生きるのだ。営み生きるものの思いは繋がっている。この地上にはまだ光が満ちている。それがすべてだ――。生活の現場から、人間と社会の深層を見つめ続ける著者。その魂に映った「世界」とは……? 心に響くスピリチュアル・エッセイ集。
  • ホテル・クロニクルズ
    4.0
    熊野へ向かう列車でキスをするカップルの女に淫蕩な血を幻視した「私」は、那覇、ランカウイ島、ワイキキ、金沢、ソウルを経巡りながら、存在を問い、死と向き合う。それぞれの土地の記憶から紡ぎ出された物語は、やがて語る自己を無化し、すべてをエロスへと解け出させてしまう――。交差点(コーナー)を探す旅の軌跡。連作短篇集。
  • HODI HODI 朽木村
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 朽木いきものふれあいの里自然観察員だった著者によるマンガ。「HODI HODI 朽木村」とはスワヒリ語で「ごめんください朽木村」という意味。 かつては、滋賀県唯一の「村」だった旧朽木村(現滋賀県高島市朽木)の四季、生き物、人間の暮らしぶりを中心に「タンザニア情報」や「オノミユキ情報」など5つの項目をマンガで紹介。「スワヒリ語でしゃべろう」や「オノミユキとタンザニア」などマンガ以外のコーナーもある。
  • ほとばしる副作用
    3.8
    「MEGUMIに一抹の知性を感じるのは気のせいでしょうか?」「もしかして広末涼子は人間ではなく、魔女なのでは?」「グレムリンに憑依されているとしか思えない邪悪な雰囲気を放つベッキー」…など、妄想&下ネタ凝縮のアイドル論から、話題スポットへのお出かけルポまで、毒気あふれる文とクセの強いイラストでお送りする<辛酸なめ子ワールド>。その歪んだ愛情表現のベースには、アイドルへの人一倍強い憧れが? “自虐テロリスト”辛酸なめ子の初コラム集!
  • ほどほど快適生活百科
    3.3
    悩み多き日々の暮らしを今よりもう少し快適に、もう少し楽しくやりくりするための群さん流100のルール&ヒント。○衣…「通販は寸法計測で失敗知らず」「新しい色やデザインへのチャレンジ方法」○食…「三食自炊を支えてくれる台所用品」「保存食はつくらない」○住…「使用期限を設定して清潔・快適に」「ネコと私の定番の香り」○健康・美容…「できるだけ自分の足で移動する」「年とともに入浴方法を変える」○お金…「ケチらず使って人生を楽しむ」「寄附のマイルール」○エイジング…「『なるようにしか、ならない』を受け入れる」「人生の終わりはなるべく簡単に」など。群さんが試行錯誤しながら見つけた、がんばりすぎずほどよく快適に暮らすための等身大の知恵が詰まったエッセイ集。
  • ほどほどの恋
    3.1
    この本は、次のようなかたにとくにおすすめです ・ストーカーの気持ちがわかるかも…という方 ホントの幸せをつかむために、香山リカが苦い経験を踏まえてすべての男女に捧ぐかつてない画期的な恋の指南書。

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  • ほどよく孤独に生きてみる
    完結
    3.9
    全1巻1,540円 (税込)
    離れていい。ひとりでいていい。 誰かとうまくかかわるための、心地よい「心の守り方」とは? 予約が絶えない心療内科医の「近づきすぎない」幸せの秘訣。 ---------------------------------------------------- 人間関係は、なければ寂しく、 あれば煩わしいものですね。 ときどき、ほどよい孤独を選んでみませんか? ------------------------------------------------------ 93歳の現在も、日々診療に向き合う心療内科医の藤井英子医師。 現役で仕事を続けるなかで紡ぎ出される自然体の言葉が評判です。 日常の暮らしのなかで、心がすこし曇り空の日、雨降りの日など、 ふと立ち止まる日に心を軽くする言葉が満載です。 前作『ほどよく忘れて生きていく』の感想にあった「1日誰とも話さない日があってさびしい」という声に、先生がお答えするかたちで、「ほどよく孤独に」というメッセージが生まれました。 人間関係も、人の目も、情報も、 「すこし離れている」くらいでちょうどいいのかもしれません。 日々、自分の心に目を配り、からだを動かして、人間関係をすこし軽やかにする。 見開きに1つのお話で、さらりと読めるのに心に残る、 ずっと手元に置いていただきたい1冊です。
  • ほのエロ記
    -
    誰もが一度は体験する胸のときめき、甘酸っぱい記憶……。布団を被ってこっそり聴いた鶴光の「オールナイトニッポン」。落ちていたエロ本を木の枝でめくるもどかしさ。茶の間が一瞬で気まずくなるテレビの入浴シーン、などなど。あったあったと膝を打つ、今となっては、ほのかな、ほのぼのしたエロを徹底研究。思春期に接した懐かしのアイテムから最新グッズまで、日本人が感じるエロティシズムの本質に迫る傑作エッセイ!
  • ほのぼのお徒歩日記(新潮文庫)
    3.5
    わたくし宮部みゆきの初めての小説以外の本であります――。著者初の散文集は、江戸を、日本を「歩く」ことから始まった。赤穂浪士討ち入り後の道のり。市中引廻しのルート。そして、島流しの行き着く先。担当編集とともに歩き、食べ、語り尽くした珍道中。ひとたび読み始めれば、あなたもきっと、ミヤベと「町」を歩いてみたくなる。『平成お徒歩日記』に書き下ろし一編を加えた新装完全版。
  • ホハレ峠
    4.4
    1巻2,090円 (税込)
    「現金化したら、何もかもおしまいやな」。日本最大のダムに沈んだ岐阜県徳山村最奥の集落に一人暮らし続けた女性の人生。30年の取材で見えてきた村の歴史とは。血をつなぐため、彼らは驚くべき道のりをたどった。各紙で絶賛!
  • 歩兵の本領
    3.8
    名誉も誇りもない、そして戦闘を前提としていない、世界一奇妙な軍隊・自衛隊。世間が高度成長で浮かれ、就職の心配など無用の時代に、志願して自衛官になった若者たちがいた。軍人としての立場を全うし、男子の本懐を遂げようと生きる彼らを活写した、著者自らの体験を綴る涙と笑いの青春グラフィティ!
  • 微笑みの国が教えてくれた 落ちこぼれタイ語通訳者のハッピーわがママライフ
    -
    ■ごく普通のOLが、 ごく普通にタイ旅行に行き、 ごく普通にタイに“はまって”、 まったく普通ではなく、 まさかの「タイ語通訳」になって移住してしまった。 という体験を通して、 日本人女性が大なり小なり直面する“自己充足”のあり方に一石を投じる一書。 ■移住した時に縁あって結婚した日本人の夫と二人の息子に恵まれ、 母親としての道を模索していく姿は、 女性だけでなく男性にも多くの共感と啓発があふれている。
  • ほぼ0円ペット
    -
    ペットはスーパーでも手に入れられる! 食材を「ペット」とし、飼育に執念を燃やす男・そにけん! おカネがなくても楽しく暮らすために! 心を通じ合う相手が欲しくなったときに! 今日から買える!? だれでも飼える!! 抱腹絶倒のコミックエッセイ!!!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ほぼ日刊イトイ新聞の本
    4.2
    49歳の誕生日に初めて買ったMacからすべては始まった。小さな自前のメディア『ほぼ日刊イトイ新聞』は、ベストセラーを生み、イベントを成功させ、「すぐそこにある幸せ」を伝える、1日100万アクセスの超人気ホームページになった。新しい「仕事」のかたちを探る『ほぼ日』の、試行錯誤と成長のドラマ。新章を加筆! ●どうしてこんなことをはじめたのか? ●クリエイターの「まかないめし」を提供してもらおう ●実力以下に評価されているものを拾い出す ●「いま仕事が流行っている」 ●独自のバリューをつくり続ける ●『ほぼ日』は伸び伸びしているか ●オリジナルTシャツに涙する ●『ほぼ日』幼年期の終わり ●理想の組織を見つけたい ●すべてはコンテンツなのだ、という考え方
  • ほまれ なでしこジャパン・エースのあゆみ
    4.1
    なでしこジャパンを女子W杯初優勝に導いた主将・澤穂希が、自身のすべてを語った!「世界を経験した数少ない女子プロサッカー選手である澤穂希選手が、サッカープレーヤーとしての夢に向かって、失敗や挫折をどう乗り越え成長してきたか――女子選手必見の書と言えるでしょう」(日本サッカー協会 川渕三郎キャプテン)

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  • ホメるが勝ち!
    3.5
    悪い奴ほど、よくホメる!? ソリの合わない友達、使えない部下、気難しい取引先、うっとうしいお局、目障りなライバル、不味いレストラン、他人の家、エッチの下手な恋人……。臨機応変、適材適所、人類最高の凶器「ホメ」による人間関係潤滑法。絶対可笑しくて、きっと貴方の役に立つ、完全武装マニュアル!
  • ホメロスを楽しむために
    3.9
    ギリシャに生れた盲目の吟遊詩人ホメロスの世界が、阿刀田魔術で生き生きと目前に広がります。イリアス、オデュッセウス、ポセイドン、トロイア戦争──著者の名解説を聞きながらのギリシャ周遊パック旅行のような、至れり尽せりの入門書。今までは読みたくても手が出なかった西洋文学古典中の古典のエキスが、苦もなく手に入る大好評シリーズ第6弾。※文庫版に掲載の挿画は、電子版には収録しておりません。
  • ホモ・サピエンスは反逆する
    3.0
    現代は人間がホモ・サピエンスを抹殺しようとしている時代である――。著者は動物行動学者として、人間が特別に賢い生き物だというのは人間のおごりだと言い続けてきた。若かりし頃に書いた著者の原点とも言えるエッセイ。
  • ホルモン窃盗団: トラベル旅々トラブル
    -
    「ホルモン窃盗団」とはいかなるドロボー集団なんだ?米軍ジェット戦闘機に搭乗し空から原子力空母へと乗艦した時の恐怖体験!異国のホテルの浴槽で目が覚めたら腎臓がなくなっていた女性の話。土佐生まれの著者が会津への取材旅行で感じた率直な想い、クロガネ少年の心の中に今も走るSL…。虚実皮膜の間、オソロシくオカシく展開する奇っ怪華麗なる「黒鉄ヒロシの世界」!! 描きおろしイラスト76点も収載。タイトルに惹かれた人はもちろん、なんじゃこりゃ!? の思いを抱いた人にも超オススメの旅行エッセイ。時空を超えて「黒鉄ワールド」をご堪能あれ。
  • 惚れた弱み、惚れられた強み~男の独り言
    -
    体力では女に勝てるはずの男だが、いつの頃からか口では勝てなくなっていく。 ひとつ惚れた弱み、惚れられた強み……いや、男の弱さ、女の強さを独断と偏見に満ち溢れた文章で描く痛快エッセイ。
  • ほろにがーる
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 29歳、OL、独身、資産あり――。婚約破棄をきっかけに一念発起、4800万円の中古マンションを35年ローンで購入した小倉綾乃(おぐらあやの)。念願の一人暮らしが始まったけれど、新生活早々、美女とイケメン(しかも二人!)に翻弄される!? 恋に友情に仕事にダイエット、いつも一生懸命なすべての女性に捧ぐ、ちょっとほろ苦い“一人暮らし”と“恋”の物語。※こちらの作品は、以前配信しておりました同タイトル『ほろにがーる(ROLA)』と同じ内容です。重複購入にご注意下さい。
  • 滅び逝く日本の風俗の中で ─敬愛する我が母の面影を追って─
    -
    亡き母を偲びながらつづる、終戦の前年に生まれた著者の自伝的エッセイ。伝え聞いた結婚するまでの父母のこと、結婚後のこと。著者の幼い頃の出来事から、成長して今に到るまで。その時々の母の言葉を思い浮かべると、母の確かな愛を感じるし、今だからわかることもある。また、昔と比べて、個人主義が浸透し、伝統的な風俗が衰退しているのを危惧する。
  • ほろ酔い黒百合
    5.0
    北八ヶ岳の山小屋「黒百合ヒュッテ」の主人として、 半世紀にわたり「山」で暮らしてきた男の山語り。 『山と溪谷』の好評連載記事に書下ろしを加えた全16編。
  • ほろよい源氏ばなし
    -
    「『源氏物語』は、教養の高い人のためのお話ではありません。内容のほとんどが“恋バナ”であり、家庭内のごたごたであり、ちまちました宮廷のあれこれなんです。どこの職場にだってケチくさい職場内政治はあるだろうし、親は子のことで、子は親の仕打ちで悩んだりします。現代のわれわれと大差ない世界なのです。王朝物語なのに、普遍的なんですね」。『源氏物語』の現代風解釈エッセイ。
  • ほろ酔い行進曲 <結婚編>
    -
    前作『ほろ酔い行進曲<恋愛編>』に続く第二弾。お登紀さんの人生はいよいよ佳境に入った!――マスコミをにぎわした藤本敏夫氏との獄中結婚、そして出産。その間に一度ならず訪れた離婚の危機。結婚から現在までの波乱に富んだ日々を人気歌手お登紀さんが、ついに全公開! <第2部>獄中往復書簡集 <第3部>夫との対談集。
  • ほろ酔い行進曲 <放浪編>
    -
    「自分で歩かなければ、死ぬことになるよ!」――気丈な母親に励まされて、2歳8ヶ月のとこちゃんは必死に歩いた。昭和18年、中国ハルビンで生まれた著者が、終戦直後の混乱のなかを、肉親たちと日本に引き揚げるまでと、その後の京都での生活を描く感動の自伝! “ほろ酔い”シリーズ三部作の最終編。 ●『放浪編』を書き終えて、やっと、私自身を、語り終えた安らぎがあります。『恋愛編』を読んで長い手紙をくれた10代の人たち、『結婚編』を読んでコンサートに来てくれた同世代の人たち、この『放浪編』は私の父や母の世代へ、それから「戦争を知らない子供たち」にもとどけたいと思います。失うものすべてを失っても、さっそうと生きて来た大人たちへの心からの賛歌をこめて……。(中略)私の胸の底にたまった地下室を掃除して、さっぱりと軽やかに生きていけそうです。これからはもう語るよりも歌います。どこかでこの本に巡り逢ったら、今度は歌を聞きに来てください。そしてあなたのお手紙もお待ちしています。 加藤登紀子 (「あとがき」」より)
  • ほろ酔い行進曲 <恋愛編>
    -
    愛する男を何人も心に持つほど一人の男をたくさん愛せる――恋とは何だろう。これは何より想像力の手品だ。好きだと思いこんだ瞬間に魔法ははじまる。だから好きだと思いこみ続けている限り恋の列車は走り続ける。恋に「確かな」とか「永遠の」などという言葉はふさわしくない。惚れてしまったらとことん惚れて愛をなげかけ突進するほかはない。加藤登紀子の書き下ろし自叙伝。
  • ほろ酔い文学談義 谷崎潤一郎~その棲み家と女~
    -
    居酒屋〈ほろ酔い旅〉を舞台に展開する物語と、谷崎文学の美味しいとこ取りの「あらすじ・解説」の2部構成。どちらかだけ読んでも楽しめる新感覚作品。作品のために女性と住居を求め続けた谷崎潤一郎のスキャンダラスな作家人生と作品を、谷崎潤一郎研究者である著者が、ほろ酔いの調子で楽しく解説。

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  • WHAT A FANTASTIC RIDE ! せんべい屋さんの娘からアメリカの外交官になった私
    -
    レールのない人生を、のびのびと。 日本から、イスラエル・スイス・香港・南アフリカ・ワシントンへ。 そして、川越のせんべい屋の娘から、留学生・ボランティアワーカー・客室乗務員・通訳・アメリカ合衆国の外交官として。 激動の時代、さまざまな立場で世界中を飛び回った女性の自伝的エッセイ。

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  • 本が売れて、何がめでたい 佐藤愛子の世界【文春e-Books】
    5.0
    最新痛快エッセイ集『九十歳。何がめでたい』が、68万部を突破! 「いちいちうるせえ」と憤る姿が共感を呼び、著書が版を重ねている作家・佐藤愛子さん。 いまは最も“怒ってほしい”93歳となった愛子さんの波瀾に満ちた人生とは? 初めて明かす「作家人生最高の一作」から、語りおろしの半生記、名作ブックガイドまで。 佐藤愛子の世界を堪能する一冊! 【目次】 ・93歳の“やさしいトランプ”佐藤愛子 語りおろし半生記 ・私だけが知っている愛子さん  愛子ちゃんの霊体験 ピーコ  幻の競走馬「イカリアイコー」 勝目梓  先生はいまも活火山 有馬稲子 ・作家・佐藤愛子 93年の歩み ・名言で読むブックガイド 佐藤愛子の流儀 大矢博子 ・読書会ルポ 10代vs.80代  課題図書1 『九十歳。何がめでたい』  課題図書2 『晩鐘』 (本書は週刊文春2017年4月6日春の特大号からのマイクロコンテンツとなります)
  • 本が多すぎる
    3.3
    女子の心理、家族関係、下ネタに旅に歌舞伎に母と娘――。世相を的確に捉える「現代の清少納言」酒井さんにしか書けない、読み応えたっぷりの極上エッセイ集です。「週刊文春」に現在も連載中の名物読書エッセイ79編をオリジナル文庫化。酒井さんの心に響いた本たちの話題は、そのまま私たちのただならぬ共感と爽快感を呼びおこしてくれます。損はさせない一冊です!
  • 本が語ってくれること
    -
    東西の作家を往還し読書の喜びを描く表題作、文芸時評の枠を超えた文明論、言葉の本質に迫る「本を読む為に」。吉田流読書論の真髄。
  • 本がなくても生きてはいける
    3.0
    家でほっとするひとりの時間は、漬物を漬けたり、ウォーキングマシーンで汗を流したり。でもやはり本はいいなあ。本の中で歩くアジアの路地裏。出会う男たち。同年代の女性たちに「好きなこと」を続ける秘訣を教わり、藤沢周平の時代小説に涙する。そんな愉しみを綴るエッセイ。女、40、ますます本がおもしろい!<『恋もいいけど本も好き』改題作品>
  • 本気になればすべてが変わる 生きる技術をみがく70のヒント
    4.0
    本気で喜んだことがありますか。本気で怒ったことがありますか。〈本気〉になってはじめて人生は楽しくなる。〈修造流〉人生術70のヒント!
  • 本業失格
    3.4
    N.Y.、サンフランシスコ、神保町、足どりも軽やかに向かう先はいつもその街いちばんの古本屋――。中目黒の小さな書店から、本を巡る新しいムーブメントを牽引し続けてきた著者の初エッセイ集。古書店主であり文筆家、現在は『暮しの手帖』誌の新編集長として注目される彼の、本から始まる「旅」の原点。出会いの喜びと、自由であれ! という今も変わらぬメッセージに満ちた、瑞々しい一冊。
  • 本・子ども・絵本
    4.1
    「生まれてきて良かった」と子どもに思わせたい。 絵本で豊かな心の体験をした子は、人生に希望と自信を持ちます。 ロングセラーが待望の文庫化! 巻頭16頁にわたり、撮り下ろしの写真やイラストをカラーで追加しました。子育て中のお母さんお父さんなど、子どもと向き合う全ての方へ贈る名エッセイ。 物心つく頃から本に夢中になり、沢山の本を読んで育った中川李枝子さん。長年務めた保育士時代は、子どもたちに絵本の読み聞かせをしました。「本は子どもに人生への希望と自信を与える」と信じる中川さんが、信頼を寄せる絵本や児童書を紹介し、子どもへの向かい方などアドヴァイスを綴っています。 「ぐりとぐら」でおなじみの山脇百合子さんの可愛いイラストも多数掲載。 小川洋子さんの解説も必読です!
  • 香港世界
    4.3
    今は失われた、唯一無二の自由都市の姿――市場や庶民の食、象徴ともいえるスターフェリー、映画などの娯楽から死生観まで。知られざる香港の街と人を描き個人旅行者のバイブルとなった旅エッセイの名著。
  • 香港的電飾
    -
    香港の人は、他人に気やすく微笑んでくれたりしない。コーヒーショップのウェイトレスは、オーダーしたものを無表情にがちゃんと音を立てて置いてくれるし、香港のマクドナルドは「スマイル0円」ではないみたいだ。観光やショッピング以外で、外国人に対してフレンドリーな態度を見せてくれることはあまりない。だけど、わたしはそんな彼女たちがふとした拍子に見せる笑顔がとっても好きだし、やたらとフレンドリーな人たちよりも、無愛想な香港の人のほうが心のうちがわかりやすそうで安心できる。(本文より)  裸体(ハダカ)の香港。映画にはまって香港通い十数年。ひょんなことからゴールデンハーベスト副社長と知り合い、香港ポルノ映画出演、ラスベガスを振っての踊り子修業、「日本妹」の差別に怒り、香港日常食に大感激……。突き抜けた明るさと独特の視点が光る、出色の香港エッセイ。「二〇二三年・香港滞在記――電子版あとがきに代えて」を追加収録。 ●一条さゆり(いちじょう・さゆり) エッセイスト、踊り子。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業。ピンク映画を中心に女優として活躍後、1986年にストリッパーに転身、二代目・一条さゆりを襲名した。踊り子業の傍ら、足繫く香港に通い、香港映画や街ネタについて執筆するようになる。1998年には中国・広州へ留学。その経験を活かして新聞・雑誌へ寄稿する他、『香港的電飾』(筑摩書房)、『中国洗面器ご飯』(講談社)等の著書も多数。また、香港の新聞「明報」「蘋果日報」には中国語のエッセイを連載した。2008年に帰国後、踊り子たちの衣装制作や振付指導などで現在も業界に携わっている。

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