作品一覧

  • フィンランド語は猫の言葉
    4.0
    1巻748円 (税込)
    1970年代、まだネットも携帯も普及しておらず、「かもめ食堂」もまだない頃、森と湖の国フィンランドに魅せられ単身渡芬。「日本を出るときは脳ミソが空っぽだった」からこそ吸収できた、15もの格がある難易語の国の、摩訶不思議な魅力とは――。抱腹絶倒間違いなし、笑って泣ける名留学エッセイ!
  • サンタクロースの秘密
    値引きあり
    -
    1巻277円 (税込)
    クリスマスを十倍楽しくしてくれるサンタの贈り物。クリスマスを迎える前の正統的盛り上がり方、サンタの正体、トナカイの秘密から、料理・ケーキのレシピまで、聖夜をもっと素敵にする、究極のサンタクロース・エンサイクロペディア。これさえあれば、今年のクリスマスを誰よりも幸せに迎えられるはず。
  • フィンランド語は猫の言葉

    Posted by ブクログ

    このごろフィンランドのエッセイを立て続けに読んだので、もやもやと一緒くたになっていた北欧の中から、フィンランドがぬっと立ち上がってイメージができました。
    家具やインテリアのイメージしかなかったけれど、言葉や生活の話を読むと突然身近な存在に感じます。

    稲垣さんの言葉はリズムが良くってとても読みやすかったです。
    フィンランドへの愛がひしひしと伝わってきて、ものすごくいいところなのでは、と思えて、とっても渡芬したくなります。
    それに、きっと稲垣さん、謙遜されてますが、すごく勉強家だし、頭が良い方なのだろうという、人柄の良さに惹かれる本でした。

    いまでは割と留学が普通で、留学していた友達も何人もい

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    2022年11月16日
  • フィンランド語は猫の言葉

    Posted by ブクログ

    フィンランドがマイブームになっているところで目についたこの本。私は猫語が得意だし、フィンランド語に向いてるかも?ということで読んでみた。
    そもそもこの著者、どうしてフィンランドなのかというと、フィンランドの美術史に興味があるので留学ということだそうだ。芸大なのに芸術より語学…芸大なのに?というか、芸大ってどういうところ?と違う方向に思うところはあるのだが、日本人には身近ではない言語をとても楽しそうに学んでいるし、留学生活もとても楽しそう。留学は1970年代なのに、今読んでも、違和感がないのもこの本のいいところだ。猫語の話はほとんどなかったけど。今のフィンランドと昔のフィンランドは当然違うんだろ

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    2022年04月09日
  • フィンランド語は猫の言葉

    Posted by ブクログ

    面白かった!

    フィンランドでの経験を、あれだけクスッと笑えるような、知的でユーモアのある文章で読者を惹きつけれる稲垣さん、素敵すぎる。

    今まで読んだエッセイの中で1番好きかも^_^

    寒いの苦手な私でも、「マイナスごっこ」してみたいと思ってしまった。

    フィンランド語を少しかじった人間なので、フィンランド語がどれだけ難しい言語かは重々承知してますが、その言語を使って新たなことを学んでいた日本人が、50年以上も前のヘルシンキにいたなんて、、

    コロナ禍が明けたら、フィンエアーに乗ってヘルシンキへ行き、サウナに入ったり、コーヒーを飲んだり、森の中を何も考えずに歩いたりしたい。
    太るだろうけど、

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    2021年11月28日
  • フィンランド語は猫の言葉

    Posted by ブクログ

    表題への?と北欧への興味から読み始めた。
    筆者の留学生活について、言語に重きを置いて書かれていた。
    外国での生活は、彼女の圧倒的な努力によって色づいたものなのだと感じた。
    現地の人との関わりや、寒さに対しての言及があった章が特に印象深かった。
    私は、恥ずかしながら留学について抽象的なイメージしか持っていないが、やはり楽しさと共に、些細な所で感じる言語の壁や望郷の念など様々な苦悩があるのだと思う。
    フィンランドに関して特に何も知識はなかったが、さほど専門的な内容はなく、楽しく読めた。

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    2023年12月04日
  • フィンランド語は猫の言葉

    Posted by ブクログ

    フィンランドはトランジットで一度降り立ったきりだが、外が真っ暗だったにも拘らず何故かほっこりしたのを覚えている。「乗り換えと言わず、いつかこの国でガッツリ過ごしてみたい」と思ったのも。
    その後もSNSでフィンランドの幻影を追い続けていた中で、akikobbさんに本書をご紹介いただいた。(有難うございます^ ^♪)

    留学のため1970年代後半に渡芬(漢字表記にすると「芬蘭土(フィンランド)」)した著者の、フィンランド語奮闘記。…だけでなく、現地での生活模様や文化の違いが赤裸々に明かされている。
    それなりに厳しい面もあっただろうなーと感じることもあったが、ますます彼の国への憧れを募らせる運びとな

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    2023年10月26日

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