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Posted by ブクログ 2022年11月16日
このごろフィンランドのエッセイを立て続けに読んだので、もやもやと一緒くたになっていた北欧の中から、フィンランドがぬっと立ち上がってイメージができました。
家具やインテリアのイメージしかなかったけれど、言葉や生活の話を読むと突然身近な存在に感じます。
稲垣さんの言葉はリズムが良くってとても読みやすか...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月09日
フィンランドがマイブームになっているところで目についたこの本。私は猫語が得意だし、フィンランド語に向いてるかも?ということで読んでみた。
そもそもこの著者、どうしてフィンランドなのかというと、フィンランドの美術史に興味があるので留学ということだそうだ。芸大なのに芸術より語学…芸大なのに?というか、芸...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月28日
面白かった!
フィンランドでの経験を、あれだけクスッと笑えるような、知的でユーモアのある文章で読者を惹きつけれる稲垣さん、素敵すぎる。
今まで読んだエッセイの中で1番好きかも^_^
寒いの苦手な私でも、「マイナスごっこ」してみたいと思ってしまった。
フィンランド語を少しかじった人間なので、フ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月04日
表題への?と北欧への興味から読み始めた。
筆者の留学生活について、言語に重きを置いて書かれていた。
外国での生活は、彼女の圧倒的な努力によって色づいたものなのだと感じた。
現地の人との関わりや、寒さに対しての言及があった章が特に印象深かった。
私は、恥ずかしながら留学について抽象的なイメージしか持っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月26日
フィンランドはトランジットで一度降り立ったきりだが、外が真っ暗だったにも拘らず何故かほっこりしたのを覚えている。「乗り換えと言わず、いつかこの国でガッツリ過ごしてみたい」と思ったのも。
その後もSNSでフィンランドの幻影を追い続けていた中で、akikobbさんに本書をご紹介いただいた。(有難うござい...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月13日
作者さん、感受性が豊かで想像力が豊かで、何より真面目な人なんだなあという印象。こうやって知らない国に打ち解けてゆけるのはとてもスゴいと思う。
「フィンランド語は猫の言葉」という同タイトルのフィンランド語で書いたという作文、どんな内容なのか読んでみたい。フィンランド語が読めたらなあ。
あ、フィンランド...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月13日
1970年代に単身でフィンランドに留学(渡芬)したエッセー。
フィンランドに行くことを、渡芬って言うらしい。
フィンランド語の学習を通して出会った、現地の文化・風習が詳しく描かれている。冬になると海の上を歩く話や、コーヒーの受け皿の使い方の話、お城のようなホールで一人暮らしをした話など、刺激的だっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月01日
大変軽妙文章で、しかも細かく区切られていることもあって、非常に読みやすかったです。
もっとエッセイ寄りかと思っていたのですが、フィンランド語そのものについてかなり詳しい分析があり、文芸書としての読み応えもあったように思います。
北へ行きたい人は死に対する思いがあるというのはなるほど、と思った点。思...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月23日
タイトルの猫という言葉に惹かれて購入。
著者自身のフィンランド留学時の奮闘ぶりを綴ったエッセイ。
フィンランドと聞いて思い出すのはシベリウスとサウナくらいで、フィンランド語は聞いたこともない。猫の言葉とはどういうことか?と思い読み始めた。
彼女はフィンランドの美術を勉強するために留学を決意したようだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月28日
「電子書籍がセール価格になっていた」「最近気になってるフィンランド」「表紙がかわいい」と三点セット揃ったので買って読んだ。著者稲垣美晴さんは1952年生まれということで私からするとだいたい親世代。1970年代終盤、東京芸大(芸術学)在籍中にフィンランドへ留学したさいの、語学習得奮闘記。フィンランドに...続きを読む
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