フィンランド語は猫の言葉

フィンランド語は猫の言葉

748円 (税込)

3pt

1970年代、まだネットも携帯も普及しておらず、「かもめ食堂」もまだない頃、森と湖の国フィンランドに魅せられ単身渡芬。「日本を出るときは脳ミソが空っぽだった」からこそ吸収できた、15もの格がある難易語の国の、摩訶不思議な魅力とは――。抱腹絶倒間違いなし、笑って泣ける名留学エッセイ!

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フィンランド語は猫の言葉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    非常に面白かった。フィンランド語を学ぶ中でのエッセイだが、とにかく話自体が面白い。頭のいい人なんだろうなと文章から伝わってきた。こんなふうに熱心に語学を学びながら地球の反対側で過ごす経験をしてみたいと手放しに羨ましくなってしまう。

    0
    2025年08月29日

    Posted by ブクログ

    「その頃私は、芸大のチンピラ学生だった」。ポール・ニザンの『アデン・アラビア』の有名な冒頭部分を思わせる。
    フィンランドを表わす漢字は「芬」。1976年、この東京芸大4年のチンピラ女子学生は「渡芬」する。本書はその奮闘記。異文化体験のおもしろさ、そしてユーモアあふれる文章に引き込まれる。半世紀近く経

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    著者のタフさに惹かれる。
    常人では身につけられない圧倒的な強さとしなやかさ。(作中、"フィンランドで泣いたことは2回ある"と書かれていたが、たったの2回!?と驚かされた)

    何のアテもない外国へ一人渡り、文字通り、言葉がなにも分からない状態から著者のフィンランド語の学びがスタート

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    このごろフィンランドのエッセイを立て続けに読んだので、もやもやと一緒くたになっていた北欧の中から、フィンランドがぬっと立ち上がってイメージができました。
    家具やインテリアのイメージしかなかったけれど、言葉や生活の話を読むと突然身近な存在に感じます。

    稲垣さんの言葉はリズムが良くってとても読みやすか

    0
    2022年11月16日

    Posted by ブクログ

    フィンランドがマイブームになっているところで目についたこの本。私は猫語が得意だし、フィンランド語に向いてるかも?ということで読んでみた。
    そもそもこの著者、どうしてフィンランドなのかというと、フィンランドの美術史に興味があるので留学ということだそうだ。芸大なのに芸術より語学…芸大なのに?というか、芸

    0
    2022年04月09日

    Posted by ブクログ

    面白かった!

    フィンランドでの経験を、あれだけクスッと笑えるような、知的でユーモアのある文章で読者を惹きつけれる稲垣さん、素敵すぎる。

    今まで読んだエッセイの中で1番好きかも^_^

    寒いの苦手な私でも、「マイナスごっこ」してみたいと思ってしまった。

    フィンランド語を少しかじった人間なので、フ

    0
    2021年11月28日

    Posted by ブクログ

    日本にはあまり身近でなかったフィンランドへの留学体験。昭和50年代後半、今より海外がちょっとばかり遠かった頃。
    前知識なく留学したからこそ経験できる体当たり滞在期。
    ちょっと「どくとるマンボウ航海記」に雰囲気ガ似ている気がする。

    0
    2025年02月26日

    Posted by ブクログ

    フィンランド語の語学書ではなく、著者がフィンランドに2年間留学してたときの暮らしとか授業とかについて書いたエッセイ

    フィンランドのことがちょっとだけ身近に感じた

    フィンランド語ちょっとだけ勉強したの思い出して、あー修飾語も格変化してわけわかんないことになってたなと懐かしくなった

    0
    2025年01月30日

    Posted by ブクログ

    表題への?と北欧への興味から読み始めた。
    筆者の留学生活について、言語に重きを置いて書かれていた。
    外国での生活は、彼女の圧倒的な努力によって色づいたものなのだと感じた。
    現地の人との関わりや、寒さに対しての言及があった章が特に印象深かった。
    私は、恥ずかしながら留学について抽象的なイメージしか持っ

    0
    2023年12月04日

    Posted by ブクログ

    フィンランドはトランジットで一度降り立ったきりだが、外が真っ暗だったにも拘らず何故かほっこりしたのを覚えている。「乗り換えと言わず、いつかこの国でガッツリ過ごしてみたい」と思ったのも。
    その後もSNSでフィンランドの幻影を追い続けていた中で、akikobbさんに本書をご紹介いただいた。(有難うござい

    0
    2023年10月26日

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