エッセイ・紀行作品一覧

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  • 三浦綾子 電子全集 この病をも賜として
    -
    平凡な生活の繰り返しが、「生きることの尊さ」を知ることだと説く、日記形式のエッセイ集。 「生きるということは、私は悲しみや苦しみに耐えることであると同時に、平凡な日常を切り捨てずに、深く大切に生きることであるとも思う」(あとがき)。 「平々凡々な一人の女にすぎない」著者が、人との出会い、仕事のことを中心に書いた日記。心にしみる言葉がちりばめられた珠玉のエッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、帯状疱疹療養のために訪れた大島のことを記したエッセイを収録!
  • 三浦綾子 電子全集 明日のあなたへ―愛するとは許すこと
    4.5
    生きることへの指針は「許す」ことだと説く心温まるエッセイ集。 「自分自身の身に起きたことなら嗤(わら)えぬことを、他人事なら嗤うという冷たさは、決して許されることではあるまい。嗤うべきことは、他人の失敗や不幸を見て嗤うおのれ自身の姿ではないだろうか。人を嗤った時、その時の自分こそ嗤われる人間なのだ。わたしたちは何を嗤うべきかを知らねばならぬ」。 生きるとは、愛とは、罪とは何か、そして淋しさから立ち上がるための心のあり方を説く温かいエッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「氷点」執筆前後のことを記したエッセイ「わたし、小説家になれる?」を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 夢幾夜
    4.0
    無意識が時折、姿を現す夢の世界。「わたしの知りたい素の自分」を探る夢日記。 「夢を研究する学者が、そのまま研究材料に使ってくれてもいいほどに、粉飾せずに」実際に見た夢を淡々と紹介していく不思議な短文集。「無意識の自分」の本音、自分の素の姿を知りたいために書いたという夢日記。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による綾子氏逝去前後のことを記したエッセイ「十月十二日のこと」を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 あなたへの囁き―愛の名言集
    5.0
    誰かを力づけ、慰めることができればと祈って60余の著作から拾い集めた名言集。 「人生には確かに耐えがたい苦難がある。しかしそれだけに尚のこと、感謝の種を数えて生きぬく者でありたいと思う」(「忘れえぬ言葉 私の赤い手帖から」)。 「素直とはね、人のいうことをハイハイとうなずくことではないんだ。わたしがいうのは、心理に素直であるということだよ」(「積木の箱(上)」)。 自身が書いた60余冊の小説・随筆の中から、誰かを力づけ、慰めることができればと祈って拾い集めた名言集。 「三浦綾子電子全集」付録として、三浦綾子の人生の方向付けをした前川正の人柄と言葉について、初代館長・高野斗志美氏が書いたエッセイを収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 心のある家
    4.7
    日々の生活から心に映った風景を書き留めた愛のエッセイ集。 「随筆というのは、その時その時の心に映った風景である。(中略)いわば心のスナップ写真とでも言えようか。」(あとがき)。 一本の電話から、行きずりの子供の姿から、取材旅行先の並木道から、等々、日々の生活から生まれたさまざまな思いを綴った愛のエッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、「ゆるす」というテーマのエッセイを収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 風はいずこより
    -
    愛、信仰、人生について語りかける珠玉のエッセイ集。 「私たち人間は弱い。金銭の誘惑に負けやすい。(中略)が、私たちは知らなければならないのだ。人間には、金銭よりも、もっと愛すべきものがあるということを。尊ぶものがあるということを」―。 読者の悩みに答えるコラムを交えながら、人との出会いの感動を通して、愛、信仰、人生について語りかける珠玉のエッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、朝日新聞朝刊に寄せた「自分と出会う」がテーマのエッセイを収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 生かされてある日々
    -
    神によって生かされている著者が、日々の生活への思いをやさしく綴ったエッセイ集。 「目が覚めると、外が死んだように静まりかえっていたとする。(中略)その静けさが無気味に深まるばかりだとしたらどうだろう。そう思うと、どこかの玄関の戸を開く音、子供の泣き声、自転車のベルの音、何か言う若者の声、車の走り去る音などの聞こえることが、ひどく貴重に思われた」―。 「神の恵み」によって生かされているとする著者による、「生」を底流にした日々の生活への思いを綴った、日記形式のエッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、キリスト教系冊子に牧師が書いた三浦綾子への謝辞を収録!

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  • 札と月
    4.5
    ラッパーとしての実力はもちろんのこと、ブログを読めばわかる通り文才に恵まれており、さらには絵心もある。そんなDABOの類い稀な才能を丸ごと1冊にまとめたのが「札と月」だ。ほかのミュージシャン/芸能人のものとは一線を博し、その濃い内容に定評のあるブログは、「一番搾り」のごとく厳選したものだけを本書に収録。また、以前から「書いてみたかった」という小説に初挑戦。物書きとしてのデビュー作となるので、一読の価値あり! さらに、「小さい頃は漫画家になりたかった」という彼のイラスト集も必見。もちろん、ラッパーDABOのヒップホップ感に触れられるコンテンツや、プライベートを垣間見れるコンテンツも満載だ。すべてのDABOファン、ヒップホップファンだけでなく、今までヒップホップと接することのなかった人たちでも十分に楽しめる内容になっている。
  • 三浦綾子 電子全集 それでも明日は来る
    3.5
    さまざまな苦難を乗り越えてきた著者が、すべての人の胸に希望の灯が点されるようにと願って書かれた愛のメッセージ。 「私が絶望しないで生きて来ることができたのは、『それでも明日は来る』という希望があったからだ」(あとがき)。いろいろな病気もし、さまざまな人にも会い、抗しがたい悲しい事件にも遭遇など、幾山河を越えてきた著者が、すべての悩める人に贈るエッセイ集。1977年から1988年に書かれた随筆をまとめた読者の胸に希望の灯が点されることを願った愛のメッセージ。 「三浦綾子電子全集」付録として、北海道新聞の読者欄に投稿した一文を収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 小さな郵便車
    -
    さまざまな悩みや不安への、生きる希望と力を与える真摯で、温かいメッセージ集。 「こんな頼りのない人間が、どうして人生相談の回答者などになれるだろうか」と考えていた著者が、「他人の目、他人の視点は、時には人生の問題を解くいとぐちを与えてくれるのかも知れない」と思い直し、著者のもとに寄せられた子供のこと、夫のこと、性格のこと、将来のことなど、14の悩みへ著者なりの考えを綴った回答集。「生きる希望と力が持てますように」と願いながら綴った真摯で、温かいメッセージ。 「三浦綾子電子全集」付録として、家族の中での父親の存在についてを考えるエッセイを収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 忘れえぬ言葉―私の赤い手帖から
    4.3
    心に残るさまざまな言葉を思い出とともに綴った愛のエッセイ集。 毎日の平凡な生活の中で、ふと聞いた言葉や面と向かって言われた言葉が、心に残って消えない時、その言葉もまた肉体に刻まれた傷跡と同じように、その時の状況が瞬時に甦ってくる・・・。感動した言葉、おりにふれて思い出す言葉、自らを戒めるものとして受け入れた言葉、力と希望を与えてくれた言葉、愛の言葉などをまとめた心に残るエッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏によるエッセイ「妻を語る」を収録!

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  • 少年
    4.3
    短篇の名手の楽しいエピソードが詰まった贈り物をお届けします。自転車を乗りこなそうと夢見た頃、菓子屋での“ネズミ事件”、ノルウェイでの夏休み、姉の恋人にした大胆ないたずら、そして、手ごわい上級生や教師たちとの寄宿学校での日々・・・・・・子供時代が懐かしくなるすてきな自伝。
  • 大橋巨泉「第二の人生」これが正解! 人生80年時代「後半生」を楽しく生きるための10の選択
    -
    リタイア後の人生は自由に楽しく生きよう! 大橋巨泉氏は人気タレントとして絶頂期だった50歳代半ば、突然「セミリタイヤ」を宣言、すべてのレギュラー番組を降板し、表舞台から姿を消しました。 それ以降、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、そして日本の4か国を転々とする「ひまわり生活」を実践、「第二の人生」を謳歌しながら、楽しい後半生を送っています。 そんな大橋巨泉氏の「第二の人生」も、23年目に突入。「こんなに長生きするつもりはなかった」とご本人もおっしゃっていますが、2013年3月には79歳を迎えました。 長寿が進み“人生80年時代”と呼ばれるようになりました。人によっては人生90年という人さえいます。 20歳までを子供としても、残りが60年以上もある人生です。 ごく一部の人を除いては「一生現役」でいることは不可能です。 誰にでも、15年から30年もある「第二の人生」がやってきます。 この本はその「第二の人生」がテーマです。人生80年時代の「後半生」に焦点を絞り、「人生哲学」「老後資金」「パートナー」「家族計画」「居住場所」「趣味」など10テーマについて「第二の人生をハッピーに送るために必要な、巨泉流人生の選択」を展開します。

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  • 理系思考 分からないから面白い
    3.8
    話題を呼んだ毎日新聞「理系白書」のエース記者による初エッセー集。 ノーベル賞の楽しみ方やロケットのお値段、学力問題から食の安全まで。 科学の現場から見たニッポンの現在・未来。 素粒子? ニュートリノ? カミオカンデ? 科学の現場から見たニッポンの現在・未来。エース記者がおくる人気の新聞コラム。コラムは原則として新聞掲載時のまま、書ききれなかった内容を新たにエッセイとして書き下ろした。
  • お妙のザ・いとしき人々
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高校時代、不良だった熱血先生のエピソードの数々。サザエさんにも劣らないドジな子育て奮闘記など、女校長の周囲には、いとしき人々の心温まる“事件”がいっぱい。小学校の校長や、心の教室相談員を務めた著者が教師時代に書いた珠玉のエッセイ集。

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  • 三浦綾子 電子全集 聖書に見る人間の罪―暗黒に光を求めて
    3.0
    聖書の中に示される罪深い人間の姿を記しながら、その意味を探る聖書の入門書。 「神の前に露わにされた人間の罪の姿に注目して書きすすめた。聖書に現われたスキャンダル、もしくは人間の底に流れるどすぐろい姿を記した。なぜなら、人間の罪深い姿を知ることは、神の高い清い愛を知ることでもあるからである」(「まえがき」)。人間の暗部から読み解いた聖書の入門書でもある。 「三浦綾子電子全集」付録として、朝日新聞夕刊(1982年7月27日)に載せた転機についてのエッセイを収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 ナナカマドの街から
    -
    人生のさまざまな場面をとらえ、生きることとは何かを綴る好エッセイ集。 「私たちがもし良心というものを自分の全生活の中において、最も重要なものだとして生きるならば、良心に従って宣誓することなど、そう簡単になし得ないのではないだろうか」(「良心に従って」)。「自分で自分の人生に見切りをつけた時、その人生は貧しくなる。しかし希望を持った時、実に豊かに生き得るのだ」(「希望は失望に終らない」)。街路樹・ナナカマドの街・旭川から贈る生きることへの好エッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、旭川を紹介したエッセイ「わたしの好きな旭川」を収録!

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  • メメント
    4.2
    ペットの寿命。死後の世界について。宗教の役割。戦争や大量殺戮が起きる理由。殺人事件はなぜニュース・バリューを持つのか。細胞不死のメカニズム。人生で残された時間の量――煩悶を繰り返すドキュメンタリー作家が、死に関する様々な事象に想いをめぐらせ、考察し続けた数年間の記録。東日本大震災後に執筆された「震災、受賞、父親の死」も収録。

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  • 三浦綾子 電子全集 北国日記
    5.0
    日常風景から人生を語りながら、癌と闘う姿を日記風に綴ったエッセイ。 「私の日記のテーマ、というより生きるテーマは、『死』である。『死』を考えることによって私は『生』を考える。つまり『死』について思いを深めることが、私には『生』を深めることになる。」(「おわりに」より)。 人間関係を日録ふうに綴りながら、一方では癌発病におびえ、生と死の葛藤がめぐる。さまざまな日常風景を、透明で明るい筆致で著した、感動のエッセイ。 「三浦綾子電子全集」付録として、「小説すばる」に執筆した本書の紹介エッセイを収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 藍色の便箋―悩めるあなたへの手紙
    3.0
    夫婦や親子の悩みを共に考える愛のエッセイ集。 ひとは、あなたは、どのような悩みを抱き、それにどのように対処しているのか。日々、生きてゆくなかで、決して離れることのないさまざまな「悩み」―。 悩みとは何か。誰もが自己中心に生きて行きがちな病める現代への警告をこめ、手紙の形式を借りて綴ったエッセイ集。夫婦や親子の愛のあり方、あるいは真実に生きることの大切さについて、心に迫るいくつもの挿話を織り込んだ、珠玉の一冊。 「三浦綾子電子全集」付録として、旭川市長を務めた五十嵐広三氏とのあたたかい交流が垣間見えるエッセイを収録!

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  • 明治人の姿(小学館101新書)
    4.2
    名著『武士の娘』から明治人の美徳を読む 激動の明治時代を生きた女、杉本鉞子(えつこ)(1872―1950)。戊辰戦争で賊軍と呼ばれた長岡藩の筆頭家老の娘として生まれた彼女は、13歳での婚約、渡米、二女の出産、夫の死などを経て、アメリカで自伝的エッセイ『A Daughter of the Samurai』を著した。その本はたちまち大きな反響を呼び、世界7か国で翻訳され、日本でも『武士の娘』として出版された。 武家の躾、男の覚悟、女の道、夫婦の絆、親の看取り――名著に活き活きと描かれた「明治人の美徳」を、鉞子と同じ長岡出身の櫻井よしこ氏が読み解く。

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  • 三浦綾子 電子全集 泉への招待―真の慰めを求めて
    3.7
    温かい視線から人間や出来事を見つめ、ふだんの生活を考えさせるエッセイ集。 1971年から1983年に書いた著者が出会った人々やさまざまな事件をまとめた温かいエッセイ集。それらの人々や事件は、「神の深いお考えのもとに与えられたこと」(あとがき)で、真の慰めはキリストにあるという聖書入門の書でもある。 「三浦綾子電子全集」付録として、著者が「ほるぷ新聞」に寄稿した本との出会いについてのエッセイを収録!

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  • 満月お財布フリフリーゼ
    -
    満月にお財布をフリフリすると、金運が上がるって聞いたことがありますか? そんな都市伝説みたいなこと、バカみたい……と思われるかもしれません。 でも、あなどるなかれ、フリフリして「お仕事が増えました♪」「臨時収入がありました♪」と、嬉しい出来事を経験している人がいるのも事実なのです。 満月の力を借りつつ、自力で金運もアップしちゃうフリフリーゼに、皆さんも加わってみませんか?
  • 三浦綾子 電子全集 わが青春に出会った本
    3.0
    著者が青春時代に読んで感銘を受けた古今東西の本を紹介する読書案内エッセイ。 「私たちの幸せは、どんな人間と知り合ったか、どんな本と出会ったかということと、深い関わりがあるように思う」(「おわりに」より)。「本の虫」の著者が、青春時代に読んで感銘を受けた『デミアン』から『聖書』まで16冊と多くの詩編を紹介している。読者、特に若い人に贈った、読書案内エッセイ。 「三浦綾子電子全集」付録として、著者が『北海道新聞』に寄稿した自身の読書遍歴についてのエッセイを収録! 紹介作品:「デミアン」=ヘルマン・ヘッセ/「奉教人の死」=芥川龍之介/詩と私―子守歌、童唄(わらべうた)、唱歌、短歌、「山のあなた」=カール・ブッセ、「雨ニモマケズ」=宮澤賢治、「落葉松(からまつ)」=北原白秋、「旅人かえらず」=西脇順三郎、「汚れつちまつた悲しみに」=中原中也、八木重吉、小熊秀雄、水野源三、金芝河(キム ジハ)/「眠られぬ夜のために」=ヒルティ/「愛の妖精」=ジョルジュ・サンド/「天の夕顔」=中河与一/「枕草子」=清少納言/「徒然草」=吉田兼好/「放浪記」=林芙美子/「人間失格」=太宰治/「異邦人」=カミュ/「きけわだつみのこえ ―日本戦没学生の手記」/「三四郎」=夏目漱石/「田園交響楽」=アンドレ・ジイド/歌集「赤光」=斎藤茂吉/書簡集「十二年の手紙」=宮本顕治・百合子/「聖書」

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  • 三浦綾子 電子全集 孤独のとなり
    4.0
    暗い孤独な日々をくぐり抜けてきた著者が、ごくありふれた題材から人生論を深く語る珠玉のエッセイ集。 「人間は、『何になるか』を考える前に、まず『どのように生きるべきか』を考えるべきではないだろうか」―。軍国主義教育の教師時代、長い闘病生活時代など、暗い孤独な日々をくぐり抜けてきた著者が、雑誌や新聞に書いたエッセイをまとめた一冊。ごくありふれた題材から人生論を深く語る、珠玉のエッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、色紙のための書の習作と、それにまつわるエピソードを収録!

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  • 「カミさんポックリ教」宣言(小学館101新書)
    3.0
    「カミさんポックリ教」の教祖・ビートたけし氏が明かす壮大な計画! 長年、カミさんの存在に悩まされ、近年は迫害され続けているビートたけし氏が、数々の苦難を乗り越え、ついに開眼、「カミさんポックリ教」の教祖となった。熟年離婚に戦々恐々とし、カミさんに虐げられている世の亭主たちの救いとなる、ありがた~い教えとは。とにかくカミさんには心おきなく早く逝って頂くことに腐心し、年金も貯金も独占、若いオネエチャンとよろしくやれる壮大な計画は必読! 『週刊ポスト』で連載された「21世紀毒談」から悩める男を元気づける傑作選も収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 天の梯子
    5.0
    自分本位の生き方へのテーゼから、「私」ではなく「我ら」のための祈りのあり方を説く入門書。 「私たちの心は、本当に自分中心で、人をねたみ、恨み、憎しみ、一日として人を責めない日のない、情けない状態にあるのではないだろうか」。だからこそ「主の祈り」や「神との対話」が大切であると説く、著者が心をこめた生き方の解説書であり、入門書になり得る随筆集。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「妻を語る」のエッセイを収録!

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  • 貧格ニッポン新記録(小学館101新書)
    3.9
    週刊ポスト連載「21世紀毒談」最新傑作選! 1983年8月より『週刊ポスト』誌上にて連載された「21世紀毒談」最新傑作選! 食品偽装事件、朝青龍騒動、ねじれ国会、納豆ダイエット、裁判員制度、熟年離婚、居酒屋タクシー、山本モナ騒動……。事件、社会風俗、流行など、独自の視点で斬って棄てるビートたけしの名物時評の中で評判の高かった秀逸コラムを厳選。  破天荒で超脱したデタラメの中に見え隠れする世間への鋭い皮肉・風刺が、平和ボケの日本人の心に突き刺さる! これぞたけしワールドの決定版!!

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  • 三浦綾子 電子全集 あさっての風-あなたと共に考える人生論
    4.7
    人生で本当に大切なことは何かを、日々の生活の中で問う珠玉のエッセイ集。 「目先のことを一つ一つやっていくことが、果たして本当に人生の目的と合致するのだろうか。生きるということが、本当にそれだけであっていいのだろうか。」「人間は、褒められる時が危険なのだ。人間誰しも褒められるとうれしくなる。褒められると人間は馬鹿になる。」――かけがえのない命の日々を生きていく私たちのためのエッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏のエッセイ「妻を語る/手作りの写真帖」を収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 白き冬日
    4.0
    著者の琴線にふれた短歌を通し、真摯に生きる人間の姿を綴ったエッセイ集。 短歌とは生活の中での呻きであり、嘆きであり、喜びである。第1部は、有名・無名を問わず、100以上の短歌を読んで喚起された思いを綴ったエッセイ集。第2部は昭和24年から36年の間に詠んだ、著者自身の241首の短歌集。ふだん短歌になじみのない人も、生きた人間の熱い血や涙、真摯に生きていく姿に共感できる、感動の書。 「三浦綾子電子全集」付録として、『旭川アララギ会報』に掲載した短歌鑑賞への批評を収録!

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  • 本人伝説リミックス
    3.9
    「本人術」…それは自分の顔をキャンバスにして似顔絵を描き、本人になりすまして話せば、真実がみえてくるという術。近年、世間の注目を集めた国内外の有名人──松田聖子、アラーキー、スティーブ・ジョブズ、澤穂希、島田紳助、橋下徹、由紀さおり、浅田真央など──に伸坊さんがなりました! 本人になりきって“今”を切りとる、ユーモア溢れる本人エッセイも秀逸。あとがきでは超アナログな「本人術」舞台裏も公開。何度見てもおかしい、爆笑必至の1冊!
  • 三浦綾子 電子全集 新約聖書入門 ―心の糧を求める人へ
    4.0
    読んでみたいが、難しそうで読めないと思っている人たちにおすすめ、新約聖書の手引書。 「どんな人であっても、一生に一度や二度、うめくような悲しみや苦しみにあうことがあるのではないか。もし、そうしたときに、聖書を知っていたならば、その苦しみや悲しみは、単なる苦しみや悲しみに終わらず、もっと別の意味を持つかもしれない。(「著者のことば」より)」。幅広い読者に向けて、平易な文章で解説する「新約聖書」の手引書。姉妹書に「旧約聖書入門」がある。 「三浦綾子電子全集」付録として、著者が、旭川六条教会で講演する写真を収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 旧約聖書入門 ―光と愛を求めて
    3.9
    「絶対におもしろい」旧約聖書をわかりやすく解説した手引書。 聖書は最高の文学だといわれているが、多くの人は、とはいっても難しいものだと思いがち。しかも、「旧約」は、古い教典のことだとか、カトリック教(旧教)のためのものだとか、誤解をもっていることが多い。一見幼稚とも見える神話の中に、驚くべき永遠の真理と、人生への指針が含まれている「旧約聖書」は、絶対におもしろい、と著者はいう。「旧約聖書」をわかりやすく解説した手引書になっている。姉妹書に「新約聖書入門」がある。 「三浦綾子電子全集」付録として、発刊時の「著者のことば」を収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 光あるうちに ―道ありき 第三部 信仰入門編
    4.0
    傷つき、傷つけられた人。生きることに絶望している人。愛に悩んでいる人、失意の底にいる人などに、優しく語りかけるエッセイ。 罪とは、人間の弱さとは、愛とは何なのか。聖書の言葉を引用しながら優しく語りかける。人生に希望の「光」があることを気づかせてくれる名エッセイ! <「道ありき」「この土の器をも」に続く自伝的作品の第3作。 「三浦綾子電子全集」付録として、三浦綾子記念文学館 初代館長・高野斗志美氏のコラム「我らのために祈り続ける三浦作品」を収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 生きること思うこと わたしの信仰雑話
    4.0
    何気ない普段の生活の中で嬉しかったこと、失敗したことなどを謙虚な姿勢で綴ったエッセイ集。 「わたしたちは、きわめてわずかな行為で、恩を返したかのごとくに錯覚し、恩人の前に、いや神の前にさえ自分を上位に置いてしまうことが多いのではないだろうか。」「友人とは何か。わたしの場合、お互いに何を祈ってほしいのか、わかっている間柄の人たちだと思っている。お互いの祈りの課題、それは、真の心の底を見せることであり、弱さを見せることだと思う。」「噂という字は口へんに尊いと書く。もしかしたら、噂とは本来は人を尊んでほめることをさしたものではないか。今や噂は口へんに悪と書くべき時代ではないか。」――私たちが当たり前に見ていたり、疎ましく思っていた出来事を著者はさりげなくただしてくれる好エッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏によるコラム「妻を語る」を収録。

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  • 日本語えとせとら
    3.8
    日本語は千年を超えて生き続け、まことに多彩で奥深い。色を表す言葉なら、あさぎ、納戸、利休ねずみ、群青、すおう。米作りなら、田おこし、しろかき、田植え、草取り、稲刈り。豊かな表現に充ち満ちている。日本語なしには、考えることも知識を培うこともできない。「微衷」「転失気」はどんな意味? 「狼狽」の語源とは? ためになる情報から、相槌の打ち方や句読点の打ち方まで、日本語にまつわるあれこれを楽しく綴る!
  • 三浦綾子 電子全集 愛すること信ずること
    4.5
    自らの夫婦生活を素直に、ユーモラスに語りながら、人生を深く見つめた随筆集。 「肺結核と脊椎カリエスで9年来臥ていて、今もなお、ギプスベッドに絶対安静で、ときどき喀血する。年齢も2つ上で、美人ではない。枕もとには死んだ恋人の写真と骨が飾ってある。いつ治るかわからないが、ぼくは彼女が治るのを待って結婚する。治らなければ、ぼくも結婚しない」という、考えれば考えるほど不思議な光世さんと結婚した著者。「悪妻の見本」という著者が素直に、ユーモアあふれる語り口で、人生の送り方を深く見つめた随筆集。本書のことを記した「随想・地球の上にある」を付録として追加。 「三浦綾子電子全集」付録として、本書のことを記した「随想・地球の上にある」を収録!

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  • 両刃のメス ある外科医のカルテ
    4.6
    “エホバの証人”に対する無輸血手術を含め、約6000例に及ぶ手術経験の中から、忘れ難いエピソードを赤裸々に綴った珠玉のエッセイ。理想を追い求め、医療界の旧弊に果敢に切り込んだ涙ぐましい奮闘記でもある。ミリオンセラー小説『孤高のメス』の土壌がここにある。

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  • ロウソクの科学
    3.7
    「この宇宙をまんべんなく支配するもろもろの法則のうちで、ロウソクが見せてくれる現象にかかわりをもたないものは一つもないといってよいくらいです」ロンドンの貧しい鍛冶屋の家に生まれたファラデーは、1本のロウソクを用いて科学と自然、人間との深い交わりを伝えようとする。子供たちへの慈愛に満ちた語りと鮮やかな実験の数々は、科学の面白さ、そして人類の未来をも照らしだす。時を超えて読者の胸を打つ感動的名著。
  • 疲れすぎて眠れぬ夜のために
    3.9
    疲れるのは健全である徴。病気になるのは生きている証。サクセスモデルへの幻想を棄てて、「1ランク下の自分」を目指しませんか? ささやかなことで「幸せ」になれるのは1つの能力です。まずは身体の内側から発信される信号を聴き取ること。真の利己主義を目指すこと。礼儀作法と型で身を守ること。家族の愛情至上主義をやめること──。今最も信頼できる哲学者が、日本人の身体文化の原点に立ち帰って提案する、最強の幸福論。
  • 30代のつぶやきがいまもボクを支えている~ブログに埋もれた迷言たち~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2011年に10周年を記念し、11月19日には映画も公開したアニメ「スクライド」の主題歌や、「コードギアス 反逆のルルーシュ」の劇中歌などのアーティスト活動と並行して、NEWS、東方神起、島谷ひとみなど多くのアーティストに楽曲を提供するなど活動の幅の広いミュージシャン・酒井ミキオ。自身のブログで綴った言葉を抜粋した、自身を支えた言葉集。
  • ほのエロ記
    3.5
    誰もが一度は体験する胸のときめき、甘酸っぱい記憶……。布団を被ってこっそり聴いた鶴光の「オールナイトニッポン」。落ちていたエロ本を木の枝でめくるもどかしさ。茶の間が一瞬で気まずくなるテレビの入浴シーン、などなど。あったあったと膝を打つ、今となっては、ほのかな、ほのぼのしたエロを徹底研究。思春期に接した懐かしのアイテムから最新グッズまで、日本人が感じるエロティシズムの本質に迫る傑作エッセイ!
  • 虫屋の落とし文
    -
    昆虫マニアの仏文学者が綴る辛口博物学随想 大空のアホウドリを見てボードレールを口ずさみ、鼈甲の笄に熱帯の海の夕焼けを思う。フランス文学者であり、ファーブル昆虫記の翻訳家として名高い、奥本大三郎氏が自然界の神秘的な色や形を綴った随想集である。深い生物への造詣と冴えたエスプリで人と自然を語る、異色の博物誌。サライ連載の『天然色見本』とガリバー連載の『旅の博物学』に加筆してまとめた47編を収録。 目次 天然見本色見本  嫌がらせの色  危険印のユニフォーム  ピカ・ピカ/カツオの皮  黄金の人(オーレリアン)  透明も色のうち  ほか 旅の博物学  ゴライアスの涙  大空の美しきもの  青春の蘇跌  海の向こうのカワカマス  砂漠からの大旅行団  ほか

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  • 虫捕る子だけが生き残る 「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか(小学館101新書)
    3.6
    過激派元昆虫少年3人の、井戸端子育て論議 解剖学者として、広い見識を持つ知識人として『バカの壁』をはじめとする数々のベストセラーを送り出している養老孟司。生物学者として、構造主義生物学論にとどまらない環境問題や人間の生き方についての著作でも知られる池田清彦。フランス文学者として、ヨーロッパや日本の文化、そして都市環境への高い関心を持ち、『ファーブル昆虫記』の翻訳も手がけた奥本大三郎。その3人が「虫好き」というたったひとつの共通項をもとに、子どもたちの正しい育て方と、人として生きるべき方向について語り合った。

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  • なげださない
    4.0
    チェルノブイリ原発事故で消えた村。いつかみんなが戻ってくる日を信じて、教会を再建するおじいさん。がんのため、痛みと闘いながら歌い続けたジャズ・シンガー。阪神大震災で隣に寝ていた母を亡くし、自分を責めて生きてきた女の子。過酷な状況、深刻な病気でも、ひとつのいのちを丁寧に生きる人々。大切なかけがえのないものを、なげださない姿を、あたたかく見つめる医師の希望と感動のエッセイ。
  • パパはマイナス50点
    -
    1996年ロンドンで、映画監督の夫・大島渚が脳出血を起こす。妻として、すぐに駆けつけたい思いは、マスコミ対策のため阻まれた。何もできないことを悔やみ、自らを責め、うつ状態に。それでも、どん底から這い上がり、女優を休業して、介護に専念。やがて、夫は『御法度』を完成させるまで奇跡的に回復したが…。十数年に及ぶ、闘病、介護の現実を赤裸々に綴る。寄り添い生きる姿が共感を呼ぶエッセイ集。
  • 心に残る人々
    -
    坪内逍遙、菊池寛、久米正雄、横光利一、正宗白鳥、吉川英治、林芙美子、島木健作……といった作家から、片山哲などの政治家、あるいは市井のコロッケ屋のおやじさんに至るまで、人生の折々で心の琴線にふれた人々の想い出を情味ゆたかに綴って、大正末期から戦後二十数年までの自画像を浮き立たせる好エッセイ「心に残る人々」。習作時代から芥川賞受賞を経て、作家として安定した地位が与えられるまでの文学的経歴を綴った「出世作のころ」も同時収録。
  • 口下手は損ですか 面白い話をするための12章
    3.5
    今日の日本人は明治時代にくらべ7~10倍の数の人とつき合い、江戸時代にくらべ2~3倍もしゃべっているという。話の面白い人、うまい人はもてる、有名人にもなれる。といって、誰もが流暢、能弁である必要はない。それは軽薄、饒舌と紙一重だ。大切なのは話のルールを守り、誠実に自己を表現することだ。「心が開けば口も開く」「紋切り型も悪くない」「悪口の言い方、聞き方」などなど、筆者とともに「面白い話とはなにか」を考えてみよう。
  • パパのおくりもの
    -
    作家でもある神経科のお医者さんが、フランス人の奥さんとの間に生れた三人の娘たち、ユキ・ミト・チカに贈る愛のプレゼント。幼な子たちのかわいい行状と、パパの昔の留学の思い出からヨーロッパ紀行と、数々の挿話の中に卓抜な文明批評が織り込まれている愛と機知とユーモアに溢れた楽しいエッセイ集。家族が変容しつつある現代にあって、見失われている父親の愛とはなにかを問い直し、こどもとの心の交流の偉大さに気付かせてくれる言葉のかずかず。
  • 星の王子とわたし
    -
    「『星の王子さま』は、ただの作家の作ではない。航空士といたいけな王子とが、一週間そこそこ、人間の大地を遍歴する記録ではあっても、つまるところは、人心の純真さを失わぬおとなの眼に映じた社会批判の書である」(はしがきより)。サン・テグジュペリの謎に包まれた一生を解き明かし、かつて子供だったことを忘れがちなおとなのために書かれた原作のより深い意味を探って、曇りない目で物事の本質を直視する童心のありようを、愛情ゆたかに訴えかけるファン必読の名エッセイ。
  • 言葉をください 新子の川柳エッセイ
    -
    「十七の花嫁なりし有夫恋」「妻をころしてゆらりゆらりと訪ね来よ」──句集『有夫恋』で一躍脚光を浴び、田辺聖子氏が「川柳界の與謝野晶子」と絶賛した川柳作家・時実新子。その彼女が川柳への熱き想い、さらには自分の生きざまを切々と綴り、女性心理のあやを赤裸々に吐露した全女性必読のエッセイ集。「死刑囚の手記わたくしに無期の刑」「雨の日電話つながりそうで切る」「十人の男を呑んで九人吐く」十七文字に集約された精選のことばが素直な文章と響き合う。
  • 日本人の笑い
    -
    西鶴研究の第一人者にして粋人教授のほまれも高き著者が、永年のウンチクを傾けて語る、色の道講座。江戸の川柳を引用しつつ日本人の性感覚やセックスにまつわる、さまざまな滑稽譚やユーモラスなエピソード集。人を悲しませるより、笑わせるほうがはるかに快適な生き方であると言い切る著者は、風刺と明朗な笑いを自由闊達に表現した江戸文学を現代的な解釈をくわえて紹介、当時の人たちの、風俗やハダカの生活が手にとるように解り、時代をこえた日本人の笑いが聞こえてくる名著。
  • イブのおくれ毛 I
    -
    長湯からあがり、秋のはつ風におくれ毛を吹かれながら語り明かす、酒と笑いとお色気たっぷりのおとなの会話。軽妙な関西弁で交わされるおしゃべりには、オトコとオンナの深くはてしない思惑の差異や政治へのユーモアあふれる提言などが、みごとな観察によってさわやかな笑いにされている。《内容の一部》男の三大ショックとはなにか、女の三大ショックとは? 二夫二婦という画期的アイデア、子宮作家、快感貯金、ナニをナニする、男の性的能力、スレチガイ、男のいじらしさ。
  • 男のだいどこ
    -
    もともとは、暮夜、映画評論の原稿書きの息抜きにひとり冷蔵庫を開けて思案したのが始まりであった。以来、勇躍「だいどこ」に突入、作っては太り、太ってはやせたいとさらに食い物に工夫をこらし、必要は試行錯誤をうみ、体験は盗用を加え……やがて病みつきになってしまった。うまいものの作り方・味わい方に四苦八苦した一部始終をユーモラスに告白、日ごろ日本人が見すごしがちな「食べる」ことの本質にずばり斬りこんで芳醇明快な食味文明論をくりひろげる名エッセイ集。
  • 手紙のたのしみ
    -
    語る内容は様々でも、手紙というものは自分を語ることにつきると著者はいう。芥川龍之介のすなおな恋文、「御主人様」に「どんな難題でも御出し下さいまし」と嘆願する谷崎潤一郎のラヴレター、小林多喜二の死に際してその母に宛てた志賀直哉のお悔やみ、小泉信三の闊達な礼状、「小またが切れ上がるとは」と教示するイラスト入りの伊原宇三郎の手紙、獄中の宮本顕治と獄外の百合子のやりとりした夫婦の手紙など、手紙が持つ深い味わいを、人生の達人が解き明かす書き下ろしエッセイ。
  • 私の西域紀行(上)
    -
    西域は、著者の憧れの地であった。かつては東西交通の要衝として栄え、数々のロマンを生んだこの地域は、同時に、広がる荒蕪地と沙漠が人間の進入を拒む死の土地である。「敦煌」「楼蘭」「昆崙の玉」など、西域を舞台に幾多の小説を書いている著者の四十年来の夢、それは自らの足で彼の地に立つことであった。夢は果たされ、踏査行は五度にわたった。白雪を頂く峻険の天山山脈が、タリム盆地が、火焔山が、巨匠の筆に、あざやかに甦った! 畢生の紀行文学。
  • アメリカの食卓
    -
    「アメリカの料理は不味い、アメリカ人は味覚音痴だ」というのは俗説にすぎない。それぞれの出身国の味=文化は、アメリカでも花開いているのだ。むしろ「人種のるつぼアメリカには世界のすべての料理がある」といった方が正しい。多彩な民族や宗教と開拓の歴史をそれぞれのひと皿に込め、ユニークな個性を開花させたアメリカの食卓を、現地滞在七年の経験から見た、もう一つのアメリカ文化論。読んで楽しくやさしいレシピを各エッセイに付けた。
  • 金子信雄の楽しい夕食
    -
    名優にして名料理人、金子信雄が、安い材料で旨いものを作ることをモットーに、口八丁手八丁で人気を博した名物料理番組の文庫版。フライパン一つあればできるほかほかローストビーフ。にんにく、生姜入りでスタミナ満点の金子式ドライカレー。かつおのたたきも一味変えて洋風に。さらには二日酔いの朝には頭すっきり特製茶がゆを……。四季折々の食にまつわる想いを描いたエッセイと1300種類から厳選した“今夜のおかず”200余品目のレシピを収録。読んで作っておいしい本!
  • 棒ふりの休日
    -
    ミュンヘンでサーモン・ステーキに舌鼓を打ち、北海道静内でついさっきまで泳いでいた鮭の海鮮ナベに随喜の涙を流し、一転、シャケの原点はシャケ缶にありと喝破する。世界を股にかけて大活躍中の音楽家が、タクトのかわりにペンを握りしめ、「わがヰタ・セクスアリス」「ぼくの自慢料理」「世界飲食考」「日本と西洋」の四大テーマに薀蓄のほどを傾けた、ざっくばらんでユーモラスなエッセイの数々。オナシス的食生活体験記から検便についての考察まで、なんでも揃ってます。
  • 大人のままごと
    4.0
    パリの市場では芳醇新鮮な食材の山に驚嘆。あやしい系譜の「女王陛下のカレーライス」とやらのレシピに挑戦、自宅で楽しむラーメンはスープももちろん自家製。舌の上で奏でられる味覚の饗宴をかぎりなき愛情をこめて、つくる、あじわう、そしてあるきつづける著者のエネルギーは、ときに稀有珍妙な献立と偏愛的学究心を生みだす。日本と世界の美味をめぐり、プロの秘伝を発掘して調理の腕をみがき、人間にとって「食」とは何かを考察した、一読たちまち人生が愉快になる食味随筆の傑作。
  • 「リアル」だけが生き延びる
    3.6
    大げさな台詞も、スポットを浴びる役者のエクスタシーもない。劇団「青年団」の舞台は日常の言葉が静かに交錯し物語が進行する。いま、このスタイルが新劇や小劇場のイメージを変え、若手劇団に影響をあたえている。演劇はテーマではなく、作家・演出家の世界観で勝負する。演劇に自覚的であればあるほど、過剰な台詞や感情移入はいらない。平田オリザが求めるものは徹底した演劇の『リアル』だ。表現の形こそ違え、『リアル』こそが国や世代や言葉をやすやすと超えていく。「私とあなたとはこんなに違うけど、一つの共同体がつくれますか」。演劇をつくることは、自己と他者を峻別するこの問いから始まると著者はいう。日本のこれからの社会は、壊れかけたシステムを価値観のバラバラな人間たちでつくり直さなければ滅びてしまう、そこで有効なのも『リアル』なのだ。

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  • なぜぼくはここにいるのか
    -
    「ぼくは死後の世界も来世も信じている」横尾忠則のこの想いは、インド旅行の体験でさらに深まった。そこには、人間と自然の理想的な交流があったのだ。以来、彼の作品世界は反文明的な方向へ変わっていった。仕事や家庭、旅や交友の場での感動や感慨を綴る。70年代前半の横尾忠則の全存在をたたみこんだエッセイ集。
  • わが坐禅修行記
    4.0
    全国各地の禅堂を訪ね歩き、自ら坐禅修行に就いて、自己を探る体験記。総持寺、永平寺、青苔寺などに参禅して、苦行のなかから自由・無・宇宙の真髄を把えなおす。すべての先入観を捨てて、即実践から新しい自己解放をなしとげようとした、貴重な記録がここにある。正直な参禅の告白に誰もが感動を覚える。
  • 子作り爆裂伝
    3.8
    不倫からはじまった恋ゆえに意地になって結婚。はじめは猿でも飼おうかと思っていたら、なんと男児を出産! 友達に産まれたてのわが子を「ホラー映画のぬいぐるみ」といわれても、育児に没頭する日々がつづく。女は出産するとどう変わるのか。産後のセックスは? 夫婦の絆は? 爆笑&感動のエッセイ。
  • C.W.ニコルの旅行記
    -
    酷寒の北極、南洋の孤島、アフリカのジャングル、ヒマラヤの山々……地球を大股で歩くC.W.ニコルのすばらしい出合いの数々。将来いつの日か、人間が旅するのをやめることがあるとしたら、そのときこそ、私たちの種族の終焉の日になることであろう。旅が好き、人間が大好き! わが地球に――乾杯!
  • C.W.ニコルの野性記
    3.0
    若者たち、「野性の炎」は消えていないか。心のままに学び、冒険した野性児C.W.ニコルが、「生きるとは何か!」を、熱い思いを込めて問いかける。黒姫山麓に住み、日本はもちろん世界の自然を求めて、好んで荒野に遠征した中から生まれたエッセイ集。街で暮らす人々が「野性の心」を持ち続けるために。
  • C.W.ニコルの自然記
    -
    「森が危ない!」目に見える形ばかりでなく、ひたひたと私たちの周辺に迫る環境破壊の実態に警告を発しつつ、自然の中で自然とともに生きる喜びを書き綴ったエッセイ集。この広い世界に住む、多くの未知の「友人」たちに、自然を愛することのすばらしさと楽しさを伝える「森と山からのメッセージ」。
  • ぼちぼち草子
    -
    大阪人は、「ぼちぼちにいく」のを好む。バランスよく世渡りする、自分の甲羅に似せた穴を掘る、まあ何とかアタックする、あまり手を拡げなくともよいなどの気分、一種の処世方針の表明なのであるが……。大阪に生れ育った著者が、「ぼちぼちにいく」知恵で、現代人の抱える「家族」や「愛」の難問に答える名著。
  • アッコです、ドモ。
    -
    超高感度人間タカハシはどのようにして誕生したのでしょう。対人恐怖症克服のため、解放区『ビックリハウス』住人になったタカハシはやがて花の編集長に。楽しい仲間とコツコツ楽しい仕事ができるのってホント、サイコー!?っていえる『高橋章子大全』(全1冊)なの!! 幻の「スーパー・クッキング」おまけ付。
  • 正しい団塊の世代白書
    3.0
    懐しの昭和30~40年代。戦後日本の思春期時代にちょうど青春だった僕たち。すべてが躍動していたし、いつだって感動していた。もう二度と僕たちのビートルズや長嶋茂雄は現れないけれど、こんな素敵な人達がいたことは伝えておきたいんだ。そう、町っ子高田文夫の戦後芸能スポーツ文化グラフィティ!!
  • 月刊サギサワ
    3.3
    18歳でデビューし10年がたったサギサワ。泉鏡花賞を受賞した20代なかば、日・韓・米……と世界を股にかけての、こんな救いようもなくだらしない何の役にも立たぬような日々があった! 韓国留学時代の思い出から麻雀ばかりの東京の日々……。思わず笑ってしまわずにいられない、日常まるごと日記エッセイ。
  • 古酒新酒
    4.0
    酒こそ人類最高の叡智、最高のよろこび。醗酵・醸造学の世界的権威が23編の文章にその蘊蓄をかたむけて、酒の文化と歴史を説き、世界の酒・日本の酒を論じ、酒にまつわる人と詩を語る。酒への深い愛情と豊かな学殖が行間に芳醇な香気を醸し、読むものを銘酒の快い酔い心地へといざなう、楽しくも味わい深い一書。
  • ちょっとそこまで
    3.0
    路地を一人歩いていると、いつか来たことがあるような気がしてくる。何にもドラマがおこらない旅だけど、その瞬間、「行く旅」は「帰る旅」にかわってしまうのだ。鄙びた温泉、すがれた港町、下町はつかれた都市生活者をいやしてくれる隠れ里。だから今日も、既視感―デジャ・ヴュ―をさがして感傷小旅行―センチンタル・ジャーニー―に出かけたくなる!
  • 岳史よ、生命あるかぎり
    -
    息子へ。これは声を失った父からキミへ歯をくいしばって書いたメッセージだ。ガンとどう対決し、生きたか――激動の昭和を奔放無頼、仕事一筋に走り抜けた一ジャーナリストの凄絶な舌ガンとの闘いの記録である。生死の際にもなお旺盛な好奇心と冷静な目、強靭な精神で自分を生きる姿は熱く哀しく胸を打つ。
  • 女が会社へ行きたくない朝
    -
    希望に燃えて会社勤めをはじめたものの、思わぬ職場の人間関係の複雑さに、ひとり悩んだ経験はありませんか。女性ゆえに受ける無神経な叱責や同性間のライバル意識にどう対応するか。休暇のとり方、オフィス・ラブへの心がまえ、結婚か退職かなど職場のトラブル克服法と生き生き働く知恵が満載のOL読本。
  • ねこの恋
    -
    婚外の恋によってわたしが得た充実感は、夫との暮らしの穏やかなやさしさに匹敵する重さをもって、今もわたしの中に生きている。――NHK連続テレビ小説『ふたりっ子』で向田邦子賞と橋田賞をダブル受賞した脚本家の心に留まった数々のセリフ。言葉を紡ぎ出すプロフェッショナルの軽妙&奥深いエッセイ。夫君のイラストを添えて、電子文庫版新装発表。
  • この愛なくば
    -
    彼は、なかば恐れていた「結婚」を口にした――こんな躰の私に、君の手となり足となりたいと。病床にあって一人の男性に出会い別れる日まで、生への怖れと執着、愛することの喜びや戸惑い、哀しみを綴った青春の記録。ひたむきで強靱、誠実な心に溢れ、生命、愛、家族とはを問いかける。「この生命ある限り」続編。
  • 狸ビール
    4.0
    24のお話。狸はビールによく合うと狸を食べ過ぎ2週間も狸の臭いが抜けずに困った話、鴨の沖撃ち、多摩丘陵の小綬鶏と河上徹太郎氏そして猟犬達の思い出など30年熟成、ユーモア+ほろ苦ビール。講談社エッセイ賞受賞。
  • 江戸禁断らいぶらりい
    -
    江戸時代は庶民文化の花ざかり。世界一短かいポルノグラフィである艶句、大胆な発想と緻密な文章技巧をこらした春本、人生の深奥を垣間みる小ばなし、いずれも江戸ならではの匂いにあふれる。それらの快作怪作をすくい上げ、人生観察の名手が縦横に品評、おもしろさを増幅させる―江戸ポルノ書譜。
  • 大ぼけ小ぼけ
    -
    志賀直哉先生への追想や内田百間先生との出会いなど、長い作家生活の中で心に残ることごとをまとめた随筆集。もちろん遠藤周作氏との珍無類のやりとりや文壇麻雀大会の神がかった優勝歴の報告など冴えたユーモアも存分に発揮し、読者を酔わせる名文章を「鮎の宿」「桃の宿」「大ぼけ小ぼけ」から精選。
  • 女王陛下の阿房船
    -
    船旅の醍醐味はここに極まれり。クイーン・エリザベスII世号、ロイヤル・ヴァイキング・スター号など名だたる豪華船で巡るハワイ、香港、大連などへの船旅紀行。道連れは狐狸庵山人、まんぼう先生と変われども、尽きぬは笑いと怒りの数々。海を愛し、乗り物に胸躍らせる著者のユーモア溢れる痛快エッセイ。
  • 断然欠席
    -
    少年のようないたずら心を海軍育ちのスマートなスタイルで包み、鋭い作家の眼光で世相の変化を見据え、達意の文章で食と言葉の履歴を語る。「北斗星」に試乗してみる好奇心やパーティ挨拶のユーモアにも磨きがかかり、ハワイ生活報告に昭和天皇への想いまでバラエティに富む珠玉のエッセイ集。
  • 平家物語の知恵
    -
    登場人物数十万人、人間関係のるつぼ、それが平家物語の世界である。そして頂点に立つ男たち、平清盛、重盛、後白河法皇、源頼朝、義経、木曽義仲……。動乱のさなか、組織の命運をかけて闘うかれらに、人間関係の真髄を読みとる。組織を活性化させる人間関係のつくり方を、この平家物語からいかに学ぶか。
  • ことわざ雨彦流
    -
    平成のことわざ師が伝える処世の知恵。ことわざとは、「言の業」だ。処世の知恵を伝える短いフレーズの中に、万感の思いがこめられている。その「ことわざ」にコラムの達人が、さらに人生のスパイスをたっぷり利かして料理する。馬には乗ってみよ、人には添うてみよ。そして『ことわざ雨彦流』を読んでみよ。
  • 男のためいき女の寝息
    3.0
    人生の哀歓、人情の機微が滲む名エッセイ。男たちの惑いとあきらめ、女たちの怒りと秘かな夢が交錯する。わかっているようでも、わかっていない男と女の奥深い関係。悪友たちから「オマエは男のくせに、どうして女の肩ばかり持つんだ」といわれ続けた著者が、図らずも自分を語りつつ綴った雨彦流が冴える。
  • ばたばたナース
    3.6
    まだまだ勉強中のかわいい看護婦さんのおもしろエッセイ。心臓へのボスミン注射を「トドメ」と勘違いされたり、少女の頃に遭った露出魔が患者さんで来たり……と思わず笑ってしまう体験談がいっぱい! 看護婦になりたい人もお世話になっている人も読んで楽しい、悪戦苦闘のナースのつぶやき。
  • ぼくのニート道
    3.0
    我々は人生のより道をしているだけです。あまりさわぎたてないでください――「月曜の夜とか出れる?」の質問に、「いや、その日は観たいテレビが」(バイトの面接にて)。「働かずしてどう生きていくか」を毎晩トーク(深夜のファミレスにて)。初出勤から3日で辞表提出、そのままチャリで逃亡(就職先にて)。正直言って「がんばってる人間を見ると疲れる」(一同本音)……。そんなニートの正しい取扱い方を伝授します! “ダメ代表”漫画家がケータイで綴った青春脱力エッセイ集。今どきの若いもんのユル~イ魂の叫びがココに。

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  • ぶつぞう入門(上)
    -
    仏像には興味があるけれど『○○仏像の見方』とか『××仏教美術史』なんか読むのはめんどうくさい。名だたる仏像のあるお寺は、どこを見ればいいのか教えて。そんなあなたにぴったりの、超初心者向け仏像&名刹入門。この本を読むと……(一)仏像の由来を知ることができます。(ニ)運慶が好きになります。(三)読み終わると……仏像めぐりの計画を練っている、かも知れません。柴門ふみが五十余カ寺をめぐり、イラストとともに描く「わが心の仏たち」上篇。
  • 秋の日本
    -
    筆者は明治18年(1885)、35歳のとき、フランス海軍「トリファント号」の艦長として日本を訪問し、同年7月から12月中旬まで滞在した。明治政府によって破格の待遇をうけ、「鹿鳴館」の舞踏会へ招待されたり、各地を見てまわる際にも、普通は目にできないものを見せてもらうことができた。そのときの体験をまとめたのが本書で、明治初期の日本の姿がみごとなまでにとらえられ、非常におもしろい貴重なドキュメントになっている。

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  • ノアノア
    -
    ヨーロッパ文明に別れを告げて太平洋上のタヒチ島に新天地を求めて移り住んだ画家ゴーギャンの、タヒチに寄せる思いを託した紀行文的な随想集。「ノアノア」とはタヒチ語で「いい香り」を意味する。

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  • これからはあるくのだ
    3.6
    目の前で倒れた老人から、とんだぬれぎぬをかけられたり、路上で突然「着物をもらってくれないか」と、声をかけられたり。ラーメン店の店員のネパール人からは「私のセンセイになってくれ」と懇願されたりで、カクタさんの周辺はなかなか事件に満ちている。ひとり旅が好きで、料理が趣味で、「ロシアの貧しい食卓」なんてもてなしを思いつく、ユニークな発想と、自分の住む町で道に迷う方向感覚をあわせもつ不思議少女。そのまま大人になって、こんな日々を生きてます。
  • 運のいい女は勘がいい!カリスマ占い師が教える強運の法則
    -
    「勘のよさ」こそ幸せへの最短コース! 勘のいい女は、何をしても不思議とうまくいきます。その場に流れるエネルギーをすばやく読めるので、恋愛や仕事、人間関係もスムーズにいくのです。あなたも勘のいい女になって、最高に運のいい人生を手に入れましょう! セレブもお忍びで通う人気タロット占い師が教える、意外な「開運の絶対法則」。

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  • 運がよくなる女のたしなみ75か条
    -
    「いい男」たちは見た目にはダマされない! 有名人もお忍びで通うカリスマ占い師が、女をアゲて本物の幸せをつかむワザを伝授! 本物のいい男は見る目が鋭いので、うわべだけの女らしさや、とりつくろった優しさ、男の目を意識したかわいい仕草などにごまかされることはありません。いい男は、気になる女の物の取り扱い方や、まわりの人への対応など、すべてを逐一チェックしているのです。──いい男も仕事もお金も吸い寄せられてくる、「たしなみ」ある女になるための日常心得集!

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  • この地球に生れあわせて
    -
    進歩に魅入られ、とめどない加速性の文明を構築した現代、人類にとってかけがえのない一つの環境、もはや無限大ではない、この地球に生れあわせて――。自然界を世界をトータルに把握しようとする著者が、悲観的、だが地球との共存の可能性を探る「この地球に生れあわせて」「考え方を変えること」等、最新の文明論、加えて生きがい論、様々な旅の回想等、偉大な一科学者の思想と心の遍歴を綴る。
  • 100日絵手紙
    5.0
    1~4巻550円 (税込)
    母から娘へ。100日で綴られた心温まる絵葉書の数々。日常の何気ない一瞬を、温かみのあるイラストとユーモラスな詩で表現しました。※本巻では約25日分の絵葉書をお楽しみいただけます。

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  • マジ死にそう ―愛と奇跡の大冒険―
    -
    1巻550円 (税込)
    「マジで死にそう」になった数々の実体験と、最悪の男運がもたらす恋の悲劇を綴った、笑って泣ける、異色の恋愛小説。進学にも就職にも失敗した主人公の朝日まゆ。彼女で平凡でつまらない人生は、スクーバダイビングをきっかけに劇的に動き出す。朝日はオーストラリア、バリ、モンゴル、アメリカ、ペルーと次々と世界へ飛び出していくことになるが、そこには死と隣あわせのキケンな大冒険が待ち受けていたのだった。

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  • 旅行者の朝食
    4.4
    その名を聞いただけでロシア人なら皆いっせいに笑い出す「旅行者の朝食」というヘンテコな缶詰や、数十年前たった一口食べただけなのに今も忘れられない魅惑のトルコ蜜飴の話、はたまたロシアの高級輸出品キャビアはなぜ缶詰でなく瓶詰なのかについての考察や、わが家を建てる参考にとはるばる神戸の異人館を見に行くも、いつのまにか食べ歩きツアーになっていたエピソードなど、ロシア語通訳として有名な著者が身をもって体験した、誰かに話したくなる食べ物話が満載です!
  • 毛利衛、ふわっと宇宙へ
    -
    日本人科学者として宇宙の旅へ。ガガーリンの宇宙飛行やアームストロングの月面着陸に感動した著者が、やがて宇宙飛行士として活躍するまでのドラマをいきいきと綴った独占手記。宇宙の旅8日間を終えて、宇宙生活やスペースシャトルから眺めたオーロラ、日本列島などを語る楽しい話題も満載。

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  • ダイエットの女王 なぜ私はずっとやせられなかったのか?
    3.7
    TV・雑誌で大人気「伊達式ダイエット」のカリスマ栄養士、伊達友美。しかし、太りやすい体質もあり、その半生は失敗の連続だった。かけたお金は5000万円以上。栄養失調から茶色を通り越して緑色の髪、ニキビで紫色の顔。食べないのに増える体重に自殺まで考えたが、「やせられなかったのは食べ過ぎていたからではなく、足りないものがあったから」という栄養学の考えに出会って、20キロの減量に成功。自分に合った食べ物を摂ってやせる、これぞ真のダイエット!
  • ほとばしる副作用
    3.7
    「MEGUMIに一抹の知性を感じるのは気のせいでしょうか?」「もしかして広末涼子は人間ではなく、魔女なのでは?」「グレムリンに憑依されているとしか思えない邪悪な雰囲気を放つベッキー」…など、妄想&下ネタ凝縮のアイドル論から、話題スポットへのお出かけルポまで、毒気あふれる文とクセの強いイラストでお送りする<辛酸なめ子ワールド>。その歪んだ愛情表現のベースには、アイドルへの人一倍強い憧れが? “自虐テロリスト”辛酸なめ子の初コラム集!

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