作品一覧

  • 愛酒樂酔 現代日本のエッセイ
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    1巻880円 (税込)
    発酵学・微生物学の権威である「酒博士」坂口謹一郎の、酒をめぐる軽妙酒脱なエッセイと、500首に及ぶ短歌。愛酒の世界を語り、酔の境地を示す、坂ロイズムの集大成。「世界の酒の旅」「パリの生活から」「玩物喪志」ほかを収める歌エッセイ集『愛酒樂酔』に、「私の履歴書」を併録。 ◎まことに人間にとって酒は不思議な「たべもの」である。迷えと知って神が与えたものであろうか。<本文より>
  • 日本の酒
    4.2
    1巻814円 (税込)
    古い文明は必ず美酒を持つ。醸造酒でありながら世界的に見ても珍しい蒸留酒並のアルコール度を誇る日本酒。麹カビから育てた酒の文化史・社会史を古今の書に探り、科学の眼で語る。「火入」「生もと(きもと)」「山廃造り」等、日本の酒造りの方法はどこが興味深くまた優れているか。醗酵学者・坂口博士(1897-1994)の決定版・日本酒読本。

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  • 古酒新酒
    4.0
    1巻550円 (税込)
    酒こそ人類最高の叡智、最高のよろこび。醗酵・醸造学の世界的権威が23編の文章にその蘊蓄をかたむけて、酒の文化と歴史を説き、世界の酒・日本の酒を論じ、酒にまつわる人と詩を語る。酒への深い愛情と豊かな学殖が行間に芳醇な香気を醸し、読むものを銘酒の快い酔い心地へといざなう、楽しくも味わい深い一書。
  • 日本の酒

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    酒好きな人より、日本古来の伝統技術が世界稀なる技術である事に興味がある人向け、で面白い。日本酒が恋しくなるし、感謝して飲もうという気になる。

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    2024年02月23日
  • 日本の酒

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    814

    世界の歴史をみても、古い文明は必ずうるわしい酒を持つ。すぐれた文化のみが、人 間の感覚を洗練し、美化し、豊富にすることができるからである。それゆえ、すぐれた 酒を持つ国民は進んだ文化の持主であるといっていい。一人びとりの個人の場合でも、 或る酒を十分に鑑賞できるということは、めいめいの教養の深さを示していると同時 それはまた人生の大きな楽しみの一つでもある。

    酒の神さま・坂口謹一郎先生に「名酒と はどんな酒だと思われますか?」と聞いてみたことがあった。する のど と、すかさず返ってきた返事が、「喉にさわりなく、水の如く飲め る酒」というものであった。雑味が無く、淡麗妙味なる酒。坂口

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    2023年07月06日
  • 日本の酒

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    日本酒の歴史や製造法の解説。
    日本酒と他の酒の違いや、日本の風土が作り上げた個性なんかが分かりやすく書かれていました。
    面白い。

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    2009年10月31日
  • 古酒新酒

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    醗酵学の泰斗による酒についてのエッセイ。専門から短歌、俳句に及ぶ広範な博識が楽しい。酒席での薀蓄のネタにもなります。

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    2009年10月07日
  • 日本の酒

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    原書は1964年刊行。当時の醗酵学のえらい先生が書いたもの。学者であると同時に、酒の愛好家といった風情が文章から伝わってくる。特に酒の味・香りを論じだして、食事とのバランス、飲むタイミングにまで話が及ぶのは酒飲みの視点である。日本の酒の歴史や製法や、微生物学的なバックグラウンドまであつかう。

    ・明治初期の資料に残る酒は超辛口だった
    ・今はあまり使わないが「ピン」という味の表現。キュッと残る後口を表す
    ・食事との相性軽視、熟成軽視が洋酒と違う
    ・戦争前後の原料難と西洋文化尊重が、近代以降の日本酒文化の蓄積を阻んだかも
    ・昔は年中つくっていた。寒造りが広がったのは江戸期から
    ・杜氏、山地の民の冬

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    2018年11月05日

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