学術・語学作品一覧

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  • 現実が動き出す9つの成功思考トレーニング
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    あなたは、今の現実に満足しているだろうか? それとも、「もっと○○だったら・・・」と考えた事はあるだろうか? 仕事、お金、恋愛、人間関係、家族、夢、健康・・・。 誰でも一度は、「○○を△△に変えられたら、自分の人生はもっとよくなるはずなのに!」と思ったことがあるはずだ。 「あなたの現実は、あなたが望めば3ヶ月で変えられる」そう言ったら、あなたはその言葉を信じるだろうか? もし、「信じてみたい!」と思うなら、ぜひこの本を開いてほしい。 その瞬間から、あなたの現実は、少しずつ、あなたの希望通りに動きだすはずだ。

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  • 現実性の問題
    -
    現実は何処に繋がっている?離別と死別の比較から始まり、現実性という力が、神へと至るプロセスを活写した希代の哲学書。入不二哲学の最高到達点がここにある。
  • 現実脱出論
    3.9
    「現実」って何だろう? 私たちが知覚している世界と「現実」は、実はかなりズレている!? 「現実」ではノイズとしてカットされているかすかな五感のささやきに、異能の作家・坂口恭平が耳を澄ます。そこで浮かび上がってきたものとは? 驚きの(そしてどこか懐かしい)世界をありありと体験できる本。私たちは本当は、見えないものたち、触れることのできないものたちに包まれて生きているのだ。(講談社現代新書)
  • 〈現実〉とは何か ──数学・哲学から始まる世界像の転換
    5.0
    「現われの学」としての現象学と、「同じさの数学」としての圏論がひとつになる。思考と生、その両方に関わる根本原理を追究した画期的試論。
  • 現実とは? 脳と意識とテクノロジーの未来
    4.6
    脳に気づかれることなく「現実」を操作できる時代 あなたにとって「現実」とは? 「現実」って何? この当たり前すぎる問いに、解剖学者、言語学者、メタバース専門家、能楽師など各界の俊英が出した八者八様の答えとは。SR(代替現実)や脳と機械をつなぐBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)などのテクノロジーの進展により、脳に気づかれることなく「現実」を操作できるようになった現代。科学と哲学の融合した「現実科学」がここから始まる。あなたの脳をあらゆる角度から刺激し、「現実」をゆたかにするヒントを提示する知の冒険の書。 〈本書目次より〉 現実とは『自己』である――稲見昌彦(東京大学教授/インタラクティブ技術) 現実とは『DIY可能な可塑的なもの』――市原えつこ(メディアアーティスト) 現実とは『あなたを動かすもの』――養老孟司(解剖学者) 現実とは『自分で定義できるもの』――暦本純一(東京大学教授/拡張現実) 現実とは『今自分が現実と思っていること』――今井むつみ(慶應義塾大学教授/言語心理学) 現実とは『現実をつくる』というプロセスを経ることによって到達する何か――加藤直人(クラスター株式会社CEO/メタバース) 現実とは『普段のルーティンな自己がちょっとずれた時に押し寄せてくる、すごい力』――安田登(能楽師) 現実とは『祈りがあるところ』――伊藤亜紗(東京工業大学教授/美学)
  • 現実は厳しい。でも幸せにはなれる
    3.6
    「ああ、終わった……」と思っても、あなたは絶対終わらない。 とくに何かあったわけでもないのに、モヤモヤしたり、イライラすることはありませんか? 世界三大心理療法家のアルバート・エリスが落ち込んだときや、悩んでいるときに、自分で立ち直るためのメソッドを教えてくれます。 ・不安な動揺に負けない「壊れにくい自分」のつくる ・「思い込み」は、自分に反論し打破する ・人間関係に悩んだときは「タイムアウト法」が効く
  • 「源氏」で学ぶ入試古文 受験古文は名作で学ぼう!
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    1巻841円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 名作だから学習効果も最高、定着度も抜群! 古文の永遠のクイーン『源氏物語』を攻略して、入試古文を征服してしまおう。古文常識から、重要単語、解釈の方法、和歌挿入分の読解など、必要なものは「入試源氏」にすべてつめこまれている。
  • 源氏の薫り
    NEW
    -
    香りで読みとく『源氏物語』──薫物から源氏香まで、平安王朝の雅びへと誘う一冊 平安の宮廷に漂う、ほのかな香の余韻。仏教の隆盛とともに渡来した薫香は、平安初期には宮廷や貴族の邸宅へと浸透し、王朝文化の一端として定着していきました。『源氏物語』が生まれたのは、まさにその文化がもっとも成熟した平安中期。文字、絵画、音楽、建築、造園といった芸術が形式美の極みに達し、「雅び」という美意識が時代を彩っていた頃です。 香りは、そうした「雅び」を構成する、もっともとらえ難く、それゆえもっとも重要な要素のひとつでした。衣にたきしめる「衣香」、紙にうつす香り、室内にただよわせる「空薫物」、仏前にそなえる「名香」など、香りは日常の中に息づき、身分や教養、個性を表現する手段でもありました。後年、こうした香りの文化は、香道において「源氏香」に結実していきます。 『源氏物語』において、香りは登場人物の心の揺らぎや人間関係の機微を伝える鍵として巧みに用いられています―― ふと漂う香りから光源氏の訪れを察し、動揺する藤壺。 落ちぶれてもなお、稀有な香木の香りをまとう末摘花の高貴さ。 薫君の移り香を中君がまとっていることに気づき、ふたりの関係を疑う匂宮。 護摩の芥子の香りから、自らが生霊となっていたことを悟る六条御息所。 「光る君」の二つの面をそれぞれ継承した「匂宮」と「薫君」のまとう香りの違い。 本書は、香りの描写から『源氏物語』の奥深い世界を繙いていきます。『源氏の恋文』『新訳源氏物語』全四巻など源氏関連の著作を多数執筆し、香道研究に従事して『香道蘭之園』の校訂・解題も手がけた著者による、珠玉の一冊。(解題:毬矢まりえ、森山恵) [本書の内容] 序にかえて――源氏物語と薫香 源氏の世界と香り 薫香への道程 六種の薫物 たきもの拾遺 匂宮と薫君 「源氏香」について 朝日選書版あとがき 『薫集類抄』(群書類従版)より 参考文献一覧 解題 毬矢まりえ、森山恵 本書の初版は、1986年に求龍堂から出版されました。文庫化にあたっては、1992年に朝日選書として朝日新聞出版より刊行されたものを底本としました。
  • 源氏の血脈 武家の棟梁への道
    3.3
    その後700年におよぶ武家政権を本格的に開始したのは、なぜ源氏だったのか。そしてその地は、なぜ鎌倉だったのか。源氏を「武家の棟梁」に押し上げた4人――源為義・義朝・頼朝・義経の人物像から、日本中世の始まりを描く。 武士は、律令制が乱れた地方社会で自衛のために組織され、草深い東国の武者たちが貴族化した都の平家を滅ぼして武家政権を立てた――こうした通説的理解は、現在では成り立たない。近年の研究では、武士とはそもそも都市的な存在であり、源氏も平氏と同様に軍事貴族として王朝社会での栄達を目指していた。では、京武者・源氏はいかにして地方武士団を統合し、鎌倉に幕府を開くことができたのか。一族不遇の時代、列島各地に拠点を作った祖父為義。京都政界で地位向上に邁進し、挫折した父義朝。高貴な出自による人脈を駆使した頼朝・義経兄弟。河内源氏3代4人の長期戦略は、貴族対武士、東国対京都といった単純な図式を超えたドラマを見せる。 東国武士団の研究に多くの成果を上げてきた著者によれば、源氏こそ「征夷大将軍」「武家の棟梁」たるべきという観念は、源頼朝や足利尊氏、徳川家康らによって作り上げられたものだった。また、為義の父にあたる八幡太郎こと源義家が、武門源氏の始祖として神格化されたのは、のちの北条氏・足利氏が系譜と伝説を捏造したことによるという。文庫化にあたり、「補章」を加筆。〔原本:中央公論新社、2012年刊〕
  • 源氏物語解読 「うそ」の世界からの脱出
    -
    1巻1,232円 (税込)
    たくさんの解説書や現代語訳が出版され、今でも多くの人に愛され続けている『源氏物語』。人々が源氏物語に惹かれる理由は何であろうか。源氏物語の世界には、さまざまな「うそ」が溢れている。それらを丹念に追っていけば、この物語に秘められた謎を解き明かす糸口が得られるのではないだろうか。光源氏の「うそ」と、光源氏にかかわる女性たちの「自尊心」あるいは「うぬぼれ」について考察し、「うそ」という新しい視点から源氏物語の解読を試みる研究書。

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  • 源氏物語 恋するもののあはれ
    -
    SNSでも話題沸騰!あなたが共感できる恋がきっと見つかる! 紫式部ゆかりの地・大津市で開催「源氏物語 恋するもののあはれ展」が待望の書籍化。 【展示期間】2024/1/29~2025/1/31 【展示場所】石山寺世尊院(滋賀県大津市) 平安文化を身近に楽しく体感できる一冊です。 ★源氏物語の和歌12首の情景を現代に置き換えて、イラストやキャッチコピーとともに表現 ★平安時代の恋で重要なポイントだった色・香り・花の世界を紹介
  • 源氏物語と鎌倉
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鎌倉には『源氏物語』と『万葉集』という二大古典の貴重な知的遺産が制作される土壌がありました。 紫式部が書いた『源氏物語』、しかし、紫式部自身の手書き原稿が残っているわけではありません。 昔の人が「写本」として書き残してくれて、今に引き継がれているのです。 二大写本のひとつ「河内本源氏物語」は鎌倉でつくられました。 考古学を学んだ著者の新たな切り口から、鎌倉における『源氏物語』の成立過程を辿る研究書です。 著者は早稲田文学新人賞受賞の面目躍如、作家魂はタイムトンネルをくぐりぬけ、流れる筆力で当時の人々を取材しているかのようです。 歴史の彼方に色濃く残る平家の王朝文化。 鎌倉と京の有識者たちの交流図を付して解明していきます。 鎌倉にはかつて『尾州家河内本源氏物語』という重要文化財にも指定される立派な写本が存在しました。 そして『西本願寺本万葉集』という、現在刊行されている『万葉集』のすべての底本になっている写本も。 二つの写本は鎌倉時代、鎌倉の地で制作されたのです。 鎌倉の滅亡とともに流失して、今では鎌倉の人たちでさえ知らない状況になっています。 鎌倉は武士の都といわれますが、この写本の存在が雅な文化もあったことを語ってくれています。
  • 「源氏物語」の時代を生きた女性たち
    4.0
    平安中期は「女の時代」だ! 紫式部をはじめとする平安期の女性は、なぜ歴史的な文学作品をのこすことができたのか? 栄華極まり陰謀うごめく貴族社会で、女性たちは何を考え、どのように暮らしていたのか? 歴史の表舞台には立たない女性にも光を当て、彼女たちの結婚・出産・仕事・教養・老後などを通じて、平安時代のリアルを解き明かす。この一冊で、大河ドラマ「光る君へ」の時代背景がよくわかる! *電子書籍版には一部収録していない資料写真がございます。あらかじめご了承ください。
  • 源氏物語をめぐって 紫式部は何を書き残したのか
    -
    1巻1,056円 (税込)
    めくるめく雅な世界への誘い―― わたしたちは、この物語にまた恋をする 紫式部の秘めた想いが明かされるとき―― 千年愛されてきた物語の奥にある真実が姿をあらわす。

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  • 幻獣とモンスター 神話と幻想世界の動物たち
    4.0
    アニメ、ゲーム、ファンタジーから小説まで、神話のなかの幻獣たちは、今もつきることのない想像力の源泉となっている。本書はアッシリア時代からの古い図版を集め、人びとが神話のモンスターたちをどのように幻視したかを明らかにする。ケルベロスとヘラクレスの戦い、ヒッポグリフにまたがる騎士、キマイラ(キメラ)の異形の姿など図版は見どころが満載。著者は「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の制作にも参加。
  • 幻獣の話
    値引きあり
    3.5
    「むだで横道にそれた知識には一種のけだるい喜びがある」。ホルヘ・ルイス・ボルヘス(1899-1986年)は、『幻獣辞典』の序でそう語る。 マルコ・ポーロがスマトラで目にした一角獣、フランスの教会の壁面に刻まれた大耳人間、日光東照宮を彩る幾多の霊獣に、目まぐるしく姿を変える千変万化のバルトアンデルス.......。古今東西の書物に記された、不思議で興味深い生きものたちをめぐるエッセイは、まさにボルヘスが語る「喜び」に満ちている。 龍のように、洋の東西を超えて同じような想像上の生きものが生み出されるのはなぜか。人間はなぜ、くり返し、異様なもの、奇妙なもの、ときにはグロテスクなものを生み出したがるのか――。軽妙洒脱な語り口で繰り広げられる世界に引き込まれていくにつれて、私たちの意識に、あるいは無意識のうちにこそひそむ「幻の獣」の姿が浮かび上がる。 古代中国の『山海経』から、二十世紀にカレル・チャペックが生み出したロボットに至るまで、書物を広く深く愛した著者ならではの幻獣奇譚集。 1 一角獣――マルコ・ポーロが見たもの 2 アジアとヨーロッパ――幻獣という知の遺産 3 不思議な生きもの、不思議な人――狂気と文学のあいだ 4 幻獣紳士録1 5 幻獣紳士録2 6 百鬼の奇――日本の幻獣 7 霊獣たちの饗宴――日光東照宮の場合 8 中国の宝の書――『山海経』入門 9 私という幻の獣――寺山修司の夢 10 ゴーレムからロボットへ――二十世紀の幻獣
  • 原説・『愛の発展段階説』―若き日の愛の哲学―
    4.7
    はじめて明かされる、 大川隆法の 思想の出発点。 ほんとうの愛とは何か ほんとうの幸福とは何なのか 幸福の科学を設立する前の 25~28歳の頃に書かれた 貴重な論考が、大悟40周年の アニバーサリー・イヤーに 初の書籍化。 宗教家として立つ日のために 自分の根本思想、その出発点を 結晶化させようと努力していた 誰にも知られていない苦闘の日々。 世界的大ベストセラー 『太陽の法』が書かれる前の 「愛と幸福哲学」が明らかに。 神を信じられない現代人へ。 愛を求め、愛に苦しむあなたへ。 〇「愛する愛」「生かす愛」「許す愛」「存在の愛」  哲学小論集『愛の発展段階説』 〇愛と恋愛、愛と情欲、愛と純潔、愛と知力  愛をめぐるさまざまな論考 〇「動物」「色情」「不成仏」「無頼漢」「悪魔」  地獄に堕ちた悪霊の諸相と救済論 〇「四次元」「五次元」「六次元」「七次元」  霊的段階論と平等論 他 目次 まえがき 序章 第1章 哲学小論集『愛の発展段階説』 第2章 愛と人生 第3章 愛と人間 第4章 愛と我がミッション 第5章 愛と霊界 第6章 愛と幸福哲学 終章 図表 あとがき
  • 言説の領界
    3.8
    フーコーが一九七〇年におこなった講義録。『言語表現の秩序』を没後三十年を期して四十年ぶりに新訳。言説分析から権力分析への転換をつげてフーコーのみならず現代思想の歴史を変えた重要な書。
  • 幻想生物 西洋編
    4.0
    神話、伝承、ファンタジー作品に登場する怪物・モンスターの基本的なエピソードの紹介から、いつ、どこで生まれ、どう変遷して現在のイメージに至ったのか、英語はもちろん、フランス語ドイツ語ラテン語の文献まで追いかけたモンスターカタログ。
  • 幻想世界ネーミング辞典 15ヵ国語&和
    -
    ネーミング辞典の超決定版!想像力を刺激する2万3,000語収録 約1,450語の日本語を15の別の言葉(英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ラテン語・ポルトガル語・ロシア語・ノルウェー語・ギリシア語・アラビア語・ヘブライ語・中国語・韓国語・エスペラント語)に翻訳。 また、日本の古語を中心とした、日常ではあまり用いられることのない表現とその意味を収録。 ぜひ本書を活用して、アナタの頭に渦巻いている「想像」に名前を付けてあげて下さい。それが、ただの想像が運命を宿し、「創造」へと昇華されるための第一歩なのです。
  • 幻想の都 鎌倉~都市としての歴史をたどる~
    4.3
    「武家の古都・鎌倉」が世界遺産として認められないのはなぜか――。われわれが認識している古都鎌倉は、鎌倉時代そのままの「古都」ではなく、古都の魅力に惹かれた人々が、時代ごとに付け加えてきた由緒や魅力、いいかえれば「幻想」の集大成と言えるからである。日本人の記憶と想像によってつくられた都市鎌倉の実像と魅力を、源氏以前の時代から現在までの通史をたどることで浮かび上がらせる。
  • 幻想の未来
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自我とは本能の壊れた動物=人間がつくりあげた幻想である。対人恐怖症も甘えも卑屈さも近代的自我というまぼろしを追い求めた日本人の病なのだ―。フロイドを乗り越え独自の体系を構築したものぐさ流精神分析学による自我論の集大成。

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  • 幻想の未来/文化への不満
    値引きあり
    3.8
    抑圧に抵抗しようとする人間の自己破壊的な傾向に注目しながら、宗教のはたす役割を考察し、理性の力で宗教という神経症を治療すべきだと説く表題2論文と、一神教誕生の経緯を考察する「モーセと一神教(抄)」。現代のヨーロッパ社会のあり方と、キリスト教という宗教の本質についての卓抜した洞察から、晩年のフロイトのもつ苦い味と、人間に対する透徹したまなざしが実感できる論文集。
  • 元素がわかる
    4.0
    1巻1,958円 (税込)
    私たち自身のからだはもちろんのこと,私たちの身の回りのものは,すべて元素で構成されています。元素を知ることで,ものを見る目が深くなり,よりいっそうこの世界に親しみを感じることができるようになります。本書では,最初に元素の基礎知識を解説し,さらに原子番号順に個々の元素を取り上げ,発見の歴史やどう実用されているかなどが,見開きページでわかりやすくやわらかく説明しています。化学を学びなおしたいと思っている初学者におすすめです。
  • 元素周期表で世界はすべて読み解ける~宇宙、地球、人体の成り立ち~
    4.2
    私たちの体、住んでいる地球、そして宇宙。この世に存在するものはすべて、元素同士の化学反応によりできています。これら自然科学の摂理を凝縮した万能の道具が、周期表です。元素たちが並んだ周期表のルールは、複雑そうに見えてシンプル。縦と横のどっちから攻める? なぜ人体は取り込む栄養素を間違う? 元素の化学進化って何?――難しそうだけどなぜか気になる、そんな周期表の仕組みわかる入門書。
  • 元素と周期表が7時間でわかる本
    -
    1巻1,200円 (税込)
    生活に必須の元素から、超レアな元素まで、基本知識と新情報が日本一効率的にわかる本!近ごろ、「元素」という言葉を目にする機会が多くなっています。しかし、「元素ってなに?」「周期表の、どこを見ればいいの?」という質問に対して、しっかりと説明ができる人はそう多くはありません。「中学校や高校で学んだけれど、おぼえていない」「いまひとつわからなかった」という人のほうが、多いのではないでしょうか? 本書では、元素についての基礎的な知識と周期表の見方について解説し、全118元素の基本情報や最新情報を、まとめて掲載しています。周期表を見るポイントを押さえれば、物質の性質について理解しやすくなり、理科や化学を学ぶのが楽しくなってきます。難しいと思われがちですが、元素はすべての物質の基本となる要素であり、とても身近でシンプルなもの。肩の力を抜いて、本書を読み進めてください。奥が深くて面白い元素について学び直すことができるでしょう。

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  • 元素に恋して マンガで出会う不思議なelementsの世界
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 YouTubeチャンネル登録者数10万人を誇る科学技術専門放送「サイエンスチャンネル」の動画「elements~メンデレーエフの奇妙な棚~」をマンガ化。怪しげな骨董屋を舞台に、セーラー服の少女と謎めいた店長が繰り広げる、元素の正体や発見の歴史にまつわる物語の数々。人間の呼吸に欠かせない酸素や永遠に輝き続ける金、かつて“奇妙な空気”と呼ばれた窒素など、二人のシュールなやりとりが楽しい全9話。
  • 元素に名前をつけるなら
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 元素名の語源や由来、名前にまつわるエピソードが満載!  元素の名前は、その性質や来歴だけでなく、命名者の考えや個性、ときには忘れられた歴史の物事さえも明らかにします。  本書では118元素を、IUPAC(国際純正・応用化学連合)によって定められた5つの命名グループと、古くから知られる元素のグループとに6分類し、個々の元素について、その名前の語源や由来、名前にまつわるエピソードなどを紹介します。化学的な性質を追うだけでは決して知ることのできない元素の魅力が詰まった一冊です。 口絵(絵と周期表) はじめに 第1章 古くから知られていて命名者がわからない元素  Au 金  Ag 銀  Cu 銅  Fe 鉄  Pb 鉛  Sn スズ  Hg 水銀  C 炭素  S 硫黄  Sb アンチモン  As ヒ素  Zn 亜鉛  Bi ビスマス  Pt 白金 第2章 神話の概念や人物(天体を含む)から命名された元素  U ウラン  Ti チタン  Te テルル  Ta タンタル  Nb ニオブ  Ce セリウム  Pd パラジウム  Ir イリジウム  Se セレン  Th トリウム  V バナジウム  He ヘリウム  Np ネプツニウム  Pu プルトニウム  Pm プロメチウム 第3章 鉱物や類似の性質から命名された元素  Co コバルト  Ni ニッケル  Mn マンガン  Mo モリブデン  W タングステン  Zr ジルコニウム  Be ベリリウム  K カリウム  Na ナトリウム  Ca カルシウム  Ba バリウム  Mg マグネシウム  B ホウ素  Li リチウム  Cd カドミウム  Si ケイ素  Al アルミニウム  Sm サマリウム  F フッ素  Rn ラドン  Pa プロトアクチニウム 第4章 場所や地理的領域から命名された元素  Y イットリウム  Tb テルビウム  Er エルビウム  Yb イッテルビウム  Sr ストロンチウム  Ru ルテニウム  Ga ガリウム  Ho ホルミウム  Tm ツリウム  Sc スカンジウム  Ge ゲルマニウム  Eu ユウロピウム  Po ポロニウム  Lu ルテチウム  Hf ハフニウム  Re レニウム  Fr フランシウム  Am アメリシウム  Bk バークリウム  Cf カリホルニウム  Db ドブニウム  Mc モスコビウム  Ds ダームスタチウム  Hs ハッシウム  Fl フレロビウム  Lv リバモリウム  Nh ニホニウム  Ts テネシン 第5章 元素の性質から命名された元素  P リン  O 酸素  H 水素  N 窒素  Cl 塩素  Cr クロム  Rh ロジウム  Os オスミウム  I ヨウ素  Br 臭素  La ランタン  Cs セシウム  Rb ルビジウム  Tl タリウム  In インジウム  Pr プラセオジム  Nd ネオジム  Dy ジスプロシウム  Ar アルゴン  Kr クリプトン  Ne ネオン  Xe キセノン  Ra ラジウム  Ac アクチニウム  Tc テクネチウム  At アスタチン 第6章 科学者から命名された元素  Gd ガドリニウム  Cm キュリウム  Es アインスタイニウム  Fm フェルミウム  Md メンデレビウム  No ノーベリウム  Lr ローレンシウム  Rf ラザホージウム  Sg シーボーギウム  Bh ボーリウム  Mt マイトネリウム  Rg レントゲニウム  Cn コペルニシウム  Og オガネソン Column ・元素について ・原子と分子について ・日本語の元素名 ・元素の名を持つ顔料 ・電子・陽子・中性子の語源 索引 参考文献
  • 元素は語る - 考古化学で読む元素図鑑 -
    -
    元素という教養は一生ものの武器! 古代文化財の謎を解く!文系こそ読んで楽しい元素図鑑 ■考古学と化学を結びつける元素 ■「物質史」という考え方? ■日本人が発見し命名した元素 ニホニウム ■先史時代の壁画で黒の顔料になったMn(マンガン) ■医療に役立つ人類初の人工元素Tc(テクネチウム) ■Na(ナトリウム)はミイラの防腐剤になる ■印象派の画家に愛された黄色顔料Cd(カドミウム) ■ゴッホが愛した元素はCr(クロム) ■宝石の「色」を作り出すヒミツ!? ■人類最古の合成顔料はCu(銅)から!? ■金より高価な鉄が存在した! ■古代人は野菜(K)でガラスを作る!? 本書は、たんに元素の性質などを紹介するだけでなく、元素そのものの美しい写真や用例の写真を掲載するとともに、わたしの研究テーマのひとつでもある美術や考古学、あるいは環境科学といった視座からも元素を解説し、最新の研究成果も盛り込みました。 気になる元素だけ拾い読みいただくもよし、写真をご覧になって、興味を引いた元素から読んでいただくのも歓迎です。 それでは、美しくて奥が深い元素の世界をご堪能ください。(はじめにより) ●我々は元素の中で生きており、元素という教養は一生ものの武器 我々は元素の中で生きており、元素図鑑は人生のガイドブック ※カラーページが多いので、カラー表示を備えた端末で読むことに適しています。 【著者プロフィール】 中井泉 (なかい いずみ) 1953年、東京生まれ、化学者。 東京理科大学名誉教授。 エジプト、トルコなど世界の考古遺跡・博物館で文化財をその場で分析し、物質史の解読を行う。 その他、分析化学、鑑識科学、結晶化学、鉱物科学など多岐にわたる研究を展開。 おもな著書に、『蛍光X線分析の実際 (第2版)』(朝倉書店)など。
  • 元素はどうしてできたのか 誕生・合成から「魔法数」まで
    4.0
    まずビッグバンにより素粒子が生まれ、それらが結合して陽子(=水素の原子核)や中性子となった。陽子と中性子が結合して重陽子となり、さらに重陽子と陽子が結合することでヘリウムの原子核が生まれた。やがて宇宙の温度が下がって原子核と電子が結合して原子が誕生し、恒星の内部や超新星爆発によって92番までの元素が作られた。93番以降の元素は天然では作られず、世界各国で熾烈な合成競争が繰り広げられてきた……。文系も理系も胸躍る、微小な元素の壮大なドラマを、理化学研究所の主任研究員と東京大学教授を兼ねる著者がわかりやすく解説。理化学研究所は世界最高の加速器を擁し、113番目の元素の合成に成功、原子核を特に安定にする「魔法数」を新たに発見するなど画期的な成果を挙げてきた。本書ではそれらの成果も取り上げ、核物理学の到達地点と将来の展望を語る。同じ元素における複数の原子を掲載した「核図表」など魅力的なトピックスが満載!
  • 元素変換 現代版〈錬金術〉のフロンティア
    3.5
    放射性元素を無害な元素に変換? 安価な金属からレアメタルを生成? 「元素変換」研究の第一人者である岩村康弘氏(三菱重工)への徹底取材を通じて、とてつもない可能性を秘めた現代版〈錬金術〉の最前線を追う!
  • 「現存」12天守めぐりの旅 歴史ある国宝・重文のお城をたずねる
    -
    1巻1,287円 (税込)
    現存12天守の見どころとめぐり方を通して天守のすべてがわかる。ビギナーはもちろん、城ファンも改めて城の魅力を学び直せる1冊。天守鑑賞のコツ、天守の誕生と変遷、現存だけでないオススメ天守など、解説やコラムも充実のオールカラーガイド。
  • 現代アジアの「民主主義」
    -
    1巻2,200円 (税込)
    アジアでは、「民主主義」という政治体制が現代もなかなか定着し切れない状況が続いている。どの国も表向きは「民主主義」を唱えつつも、実態としては軍による専制や一党独裁、制限された民主主義など、国民の自由や尊厳を重視しない政治体制となっている国が多い。 アジアでそのような状況が続くのはなぜなのか。その問いに対して、王朝国家の時代からの影響も踏まえて検討した意欲的な一冊。 西洋の政治思想史をひとつの比較対象としつつ、王朝国家の時代、植民地国家の時代、現代国家の時代と、3つの便宜的時代区分を設定して、アジア全体としてどのような大きな変化が起こってきたのか、各時代の特徴的な思想言説を参照しながら検討する。 欧米とは違う、アジア独自のファクターを描き出し、今私たちがどのような問題と向き合う必要があるのかを明らかにする。
  • 現代アメリカ保守主義運動小史
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    [ニューディール連合]vs[保守主義者] F.D.ルーズヴェルト「民主党」政権時代にワシントンを支配したリベラル派から、 第二次世界大戦後、「保守主義者」たちはいかに政治の主導権を奪還したか? 「リベラルびいき」の日米マスコミが報じないもう一つのアメリカ! 現代アメリカを多角的に理解するための必読書! アメリカの「保守主義者」たちがリベラル派といかに戦い、政治の主導権を奪還したのか、その経緯が詳しく描かれた本書は、「保守主義者」たちの運動のバイブルなのだ。 同時に減税、規制改革、そして民間シンクタンクがなぜ重要なのかを解き明かした政治入門書でもある。 一読すれば、恐らくこれまでとは全く違った政治とのかかわり方が見えてくるはずだ。 (「はじめに」より) 第1章 保守主義の精神 社会主義への反撃─ハイエク『隷属への道』/稀有な連邦議会─タフト主導の共和党/ソ連のスパイ、チェンバースの『目撃』 ――ほか 第2章 運動を起こした人たち アイクが好きだ/勇気の人、タフト上院議員/カーク『保守主義の精神』/『ナショナル・レヴュー』誌の創刊 ――ほか 第3章 プリンシプルに基づく政治 シュラーフリー『こだまに惑わされずに選択せよ!』/保守主義運動の反撃/ニクソン対「市民政治家」レーガン/ニュー・ライトと昔ながらの左派 ――ほか 第4章 与党になった保守派 成功した保守派─レーガン大統領誕生/「悪の帝国」演説とソ連の崩壊/保守派の前進とブッシュ大統領/レーガン風民主党員─クリントン大統領 ――ほか 第5章 運動の役割 ジョージ・W・ブッシュの二つの大統領の地位 ――ほか
  • 岩波数学叢書 現代暗号理論
    5.0
    1巻7,040円 (税込)
    情報社会を支えるコア技術として広く用いられている暗号.その安全性は様々な数学問題の困難性によって保証されており,将来にわたり安全に利用するためには困難性の正確な評価が重要となる.安全性評価の観点で,現在広く活用されているRSA暗号や楕円曲線暗号から,近年注目を集める耐量子計算機暗号まで紹介する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 現代医学に残された七つの謎 : 研究者の挑戦を拒み続ける人体の神秘
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 まだこんなにあった人体の「盲点」に挑む! 鍼灸はなぜ「効く」のか? ヒトはなぜ眠るのか?「病は気から」は本当? 筋肉はなぜ動く? 記憶の貯蔵場所は? など現代医学が解けない謎に迫り人体の神秘を明かす。(ブルーバックス・2009年9月刊)
  • 現代イタリアの思想をよむ
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    いま最も注目を集めているイタリア現代思想。クローチェからグラムシ、ギンズブルグ、アガンベン、ネグリまで、個々の思想家の深い読解のうちにその脈絡と可能性をとらえる。旧版を大増補。
  • 現代英語基礎語辞典(集英社インターナショナル)
    4.0
    NHKラジオ『実践ビジネス英語』で30年以上講師を務め、今も『杉田敏の現代ビジネス英語』でビジネス英語を教え続けるカリスマ講師、杉田敏。その長い講師歴の集大成となる、全く新しいタイプの英語辞典。「pen=柵、囲い」のように、ネイティブ・スピーカーにとっては基本的な単語だが、日本の英語学習者が意外と知らない1文字~4文字の「基礎語」に的を絞り、豊富な例文で実際の語法を解説する。基礎語を使ったイディオムや、多くのコラムで語の文化的背景も学べる。
  • 現代英語の等位構造
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 もっとも基本的な接続詞である“and”に関わる事例を中心として、さまざまな言語現象と意味機能の関わりを観察。その際できるだけ具体的な例を多く用いることによって、記述的、実証的な説明を重視する。

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  • 現代エッセイ訳 徒然草 - すらすら読めて、すっきりわかる -
    4.0
    「大人の教養、知識として『徒然草』くらい知っておきたい! でもなんだか難しそう……」 そんなあなたのために、 「SNSの作法、品のある暮らし方、ゴーギャンの絵から親父ギャグまで――」 すらすら読めて、すっきりわかる「現代エッセイ風」に超訳しました。 著者は、“語彙力ブーム”の先駆けとなった 『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』が10万部を突破。 “わかりやすく面白い日本語本”において右に出る者のいない山口謠司さんです。 わたしたちの心配事、怒り、悩みは、 実はすでに『徒然草』の中で解消されています。 だからこそ600年以上にわたり読み継がれているのです。 現代でも「座右の書」として挙げている 著名人は枚挙にいとまがありません。 人生100年にこそ必要な「シンプルな生き方」が詰まった名著を、 ぜひこの機会にあなたの血肉にしてください。
  • 現代沖縄の歴史経験 希望、あるいは未決性について
    -
    1巻3,740円 (税込)
    宿命的に沖縄経験を背負わせ、当事者として据え置いたうえで、饒舌に、また正しさを競い合いながら解説される「沖縄問題」がある。問われているのは、たんに当事者こそが経験を語るべきだということでは、ない。問題は、こうした饒舌な解説が何を回避し、いかなる事態を怖れているのかということにある。そして回避行動から離脱し始めるとき、経験にかかわる言葉は別の連累を担うはずだ。そこに本書の言葉たちは据えられる。その場所は、始まりであって、正しさではない。

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  • 現代化学序説
    値引きあり
    -
    1巻1,155円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書では、化学という学問について概観するとともに、現代化学を学ぶ上で避けることのできない物理学的な事項も丁寧に解説する。これにより、高校で学んだ様々な事柄に、しかるべき理屈があることを実感できる構成となっている。章末には理解を深めるための「練習問題」を配置。「コラム」では化学と諸科学との直接的な関わりを紹介する。
  • 現代科学を背景として哲人たちに学ぶ——知の総合と生命——
    -
    ヒューム、カントからサルトルまで。科学革命を論じる著者が、伝統的哲学への深い連帯を表明! カントの『純粋理性批判』は「ア・プリオリな総合的判断」なるものが存在することを前提としている。しかしそれは、20世紀初頭の物理学革命において、カントが考えたようには成立していないことが示された。それでは、『純粋理性批判』は現代のわれわれにとっていかなる意味をもっているのか。また、20世紀半ばのDNA構造決定を端緒とする生物学革命が実際ますます明らかにしつつあるのは、生命は物理学や化学に還元できないということである。本書では、哲人たちの古典的諸著作の現代的意義、およびその行き着く先を考察する。 【目次】 はじめに 一章 ヒュームあるいは因果性の問題 二章 それではカントは何をしたのか? 三章 弁証法的ヘーゲル 四章 厳密なフッサール 五章 ニーチェ=ハイデッガーの「力への意志」と正義 六章 フロイト、抑圧と闘う 七章 マイケル・ポラニーの個人的知識 八章 意外な二人、ポラニーとサルトル 九章 サルトルの弁証法的理性 十章 生命:全体化作用の根源 【著者】 唐木田健一 理論科学者。東京大学大学院博士課程修了、理学博士。もと富士ゼロックス株式会社基礎研究所所長。著書に『理論の創造と創造の理論』(朝倉書店)、『生命論—生命は宇宙において予期されていたものである』(批評社)、『アインシュタインの物理学革命—理論はいかにして生まれたのか』(日本評論社)、『分数ができない大学生』(共著、ちくま文庫)、『徹底検証 21世紀の全技術』(共著、藤原書店)などのほか、桂愛景のペンネームによる『サルトルの饗宴』、『戯曲 アインシュタインの秘密』(ともにサイエンスハウス)がある。
  • 現代活学講話選集1 十八史略(上) 激動に生きる 強さの活学
    3.8
    人間研究の宝庫といわれ、何百年にもわたって多くの人々に読み継がれてきた絢爛たる中国歴史絵巻『十八史略』――本書は、東洋学の泰斗として世人の敬愛を集めた著者が、深みと風格のある解説で『十八史略』の妙味を語り明かした講話録である。「鼓腹撃壌」(帝尭陶唐氏)、「一饋に十たび起つ」(夏・禹王)、「酒池肉林」(殷・紂王)、「暴を以て暴に易う」(周・武王)、「臥薪嘗胆」(呉王の夫差)、「誰か烏の雌雄を知らん」(孔子の孫・子思)、「鶏口となるとも、牛後となることなかれ」(蘇秦)、「三年飛ばず鳴かず」(楚の荘王)、「先ず隗より始めよ」(燕の昭王)……など、三皇五帝・三代の治から、孔子や孟子、老子の思想、戦国時代の英傑が残した故事格言までを取り上げながら、中国古賢・先哲の知恵をいかに現代に活かすかを説き明かしていく。混迷の続く現代を強く、たくましく生き抜く方途を開示した「人生の指南書」。

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  • 現代活学講話選集5 酔古堂剣掃 「人間至宝の生き方」への箴言集
    4.0
    本書の書名中の「酔古堂」とは、中国・明時代末の教養人・陸紹コウの雅号で、世の中の名利など眼中になく、悠々たる生き方を追い求めた人物のこと。「剣掃(けんすい)」とは、彼が愛読した『史記』や『漢書』をはじめとする、五十種以上に及ぶ古典から選び出した名言・嘉言を、剣(心)で世間の邪気を掃(は)らい味わう、という意味である。この『酔古堂剣掃』を愛読し、その名言・嘉言をどう味わうかを、陽明学者の泰斗・安岡正篤師が「講話」というかたちで解説したものが、本書である。内容は、「足るを知る虚無観」「好煩悩と百忍百耐」「生活・自然・風流」「山居・幽居の楽しみ」など、人格よりも経済力を、過程よりも結果を重視しがちな現代人に、自然と共生して生きる喜びを味わえと訴える、警鐘の書ともいえる内容である。本書は「現代活学講話選集」(全七巻)の五巻目。今、結果のみを重視し、急ぎすぎる日本人に心の滋養となる一冊である。

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  • 現代活学講話選集3 孟子 不安と混迷の時代だからこそ
    4.0
    王道政治・民意尊重を理念として掲げ、国と人のあるべき姿を追究した『孟子』――混沌とした時代を志高く生き抜くために、我々は今こそ「孟子の精神」にその指針を求める必要があるのではないか。本書は、東洋学の泰斗として多くの敬仰者を持つ著者が、「性善説」に基づく仁義礼智の思想をわかりやすく解説した講話録である。人間の一番大事な要素は、明るさ、勇気、愛する心であることを説いた「人間としての徳性」、思いやりの精神で周囲に接していけば(恕)、自身も進歩向上していく(仁)ことを説いた「恕を強めて仁を行う」、大いなる理想に向かうこと(敬)も大切だが、もっと大切なのは恥じる心を養うこと(恥)であると説いた「敬と恥」、本当に優れた人物は、指導者がいなくても自ら興ることを説いた「猶興の士」……など、良心・良識を重んじ、敢然と生きることの大切さを披瀝している。己を磨き、心を高める智恵を学べる「先哲講座」。

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  • 現代活学講話選集7 王陽明 知識偏重を拒絶した人生と学問
    3.5
    本書は、昨年から刊行し始めた、陽明学の泰斗・安岡正篤の「現代活学講話選集」全七巻を締めくくる一冊である。これまでに、『十八史略(上・下)』『孟子』『人生の五計』『酔古堂剣掃』『先哲が説く指導者の条件』の六冊を刊行してきた。どれもが「名著」の名に恥じぬ内容であるが、「王陽明」という、内容・テーマともに本シリーズの掉尾を飾るに相応しいものとして、本書を最終巻に据えた。実は、これまで安岡正篤には、東京帝国大学の卒業記念として出版した『王陽明研究』と、「王陽明伝―王陽明の生涯と教学」(王陽明生誕五百年記念『陽明学大系 第一巻』所収、昭和四十六年)の二冊の陽明学研究の名著がある。しかし、本書が前掲の二冊と趣を異にするのは、「分りやすく」と「平明に」に重点をおいている点である。その意味において、陽明学研究の「第三の名著」であるとともに、難解と言われる陽明学の入門書としても、右に出るものはあるまい。

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  • 現代活学講話選集2 十八史略(下) 激動に生きる 強さの活学
    3.5
    混迷の時代こそリーダーの資質が問われる! 本書は、秦の始皇帝、項羽と劉邦に始まり、三国時代の曹操、劉備、孫権、宋の哲人宰相・耶律楚材まで、戦国乱世に光芒を放った英雄たちの優れた戦略と巧みな人心掌握術について語り明かした講話録である。「剣は一人の敵なり。学ぶに足らず。万人の敵を学ばん」(項羽)、「背水の陣」(韓信)、「太学を起こし礼楽を修明す」(後漢の光武帝)、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」(班超)、「不可ならば、君自ら取るべし」(劉備)、「死せる諸葛、生ける仲達を走らす」(諸葛亮)、「刮目して相待つ」(呂蒙)、「至誠を以て天下を治めん」(唐の太宗)……など、知略をめぐらし、死力を尽くして成功を収めた者、悲劇を辿った者の言行は、時を超えて我々にリーダーの行動規範を指し示す。わが国の指導者に多大な影響を与えた著者の確かな視座からの解説が心に響く好著である。ビジネスリーダー必読の一冊。

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  • 現代活学講話選集6 先哲が説く指導者の条件 『水雲問答』『熊沢蕃山語録』に学ぶ
    5.0
    人の上に立つ者が心得ておくべきこととは何か? 今の言葉で言えば、「リーダーシップとは何か?」と言うことになるのだろう。しかし「リーダーの条件」は、経済環境や組織の大小などで異なるため、どこにも共通するような決定打はなかなか見出せないでいるようだ。その証拠に、ビジネス誌では、戦国武将・明治の元勲・中国古典の英雄などに、その回答を求める企画をよく立てる。本書では、肥前平戸藩藩主・松浦静山が纏めた文献集『甲子夜話』に収められている、上州安中の藩主・板倉勝尚と幕府大学頭・林述斎とのあいだで書簡によって、学問や政治に関して問答をした『水雲問答』と、備前藩の改革に実績をあげた熊沢蕃山の語録集『集義和書』を解説しながら、指導者の心得を説いた、実践的なリーダー論である。時代は変ろうとも、人間の本質が変らなければ、その人間の集合体である組織を有機的に動かす要諦も変らぬはず。鋭い洞察による安岡版リーダー論。

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  • 現代学力形成論
    -
    1巻1,334円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 学力をどう形成し評価するか、実際の授業において学力がどのように形成できるのか、学力形成のための指導のあり方とは。こうした問題を探究するために若き教育方法学研究者たちが取り組んだ論文集。わが国の学力論がどのように変遷してきたかを概観するとともに、現代の新学力観がどんな学力を求めているかを明らかにする。
  • 現代キャンパスことば辞典-岡山大学編-
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 若者がキャンパスでどんな言葉で会話しているかを、辞典形式で用法などふんだんに紹介。
  • 現代教育概論 第6次改訂版
    -
    1巻2,860円 (税込)
    なぜ、人間に教育という営為が誕生したのか――という問いに始まり、教育学の基礎理論を踏まえながら現代の教育課題を解き明かす。

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  • 現代道徳教育論
    -
    1巻825円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昭和54年初版の本書ではそもそも「道徳教育は教えられないか」という問題提起から、旧来の家族道徳・国民道徳についても触れつつ、現代道徳教育の構想について、そして「しつけの在り方」など、現代においても話題に上るテーマについて提言を行っている。道徳の教科化が話題となっている今だからこそ読んでおきたい一書といえよう。
  • 現代教育の基礎
    -
    1巻961円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は大学で教育学を学ぶ人々に必要な基礎的教養を提供し、教育現象に関する問題を広く見渡し、教育学の本質を追究することができることを意図して編集されたものである。できるだけ最新の学説を取り入れ、社会の変化に応じ日々生まれている新しい教育問題にも平易な叙述で解説する。
  • 現代教育の探求
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今日の教育界の強い潮流として、これまで過度に「教える」ことに力点を置いてきた反省から「学ぶ」ことへ重点をかけ直そうとする動向がある。本書はこのような観点に立ち、子どもを視点にして現代教育をとらえようとするものである。これを手がかりに現代の教育について様々な視点から考察を深められることを期待したい。
  • 現代教育方法事典
    -
    国内外の理論的・実践的研究をふまえ、教育方法に関わる基本的な原理、概念、用語を整理・検討、今後の新しい展望を切り拓く。

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  • 現代金権史
    -
    本書は、明治中期から大正初期にかけて活躍した史論家・ジャーナリスト山路愛山の代表的作品の一つ。山路家は幕府天文方を歴任した家系で、愛山の武士のエイトスと科学的思考の背景をなすことは、「政商論 附福沢先生」の章から窺える。

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  • 現代・近代史 大事件の「始まり」がわかる本
    -
    第一次・第二次世界大戦、世界恐慌、中東戦争、ソ連崩壊などは全世界の歴史を塗り替えてしまった大事件である。しかし、それほどの大事件がどうして始まったのか?と問われたとき、意外に答えられない。たとえば第一次世界大戦の始まりはセルビア人青年によるオーストリア皇太子夫婦暗殺事件が引き金だった。しかし、なぜ当時国間の戦争だけで収束することなく、世界大戦まで一気に爆発してしまったのか?歴史を揺り動かした大事件は、その「始まり」までさかのぼったとき、はじめて核心にたどり着くことができる。そこには結末を知っているだけではわからない、深くそして意外な事実が潜んでいるのである。

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  • 現代ケイ素化学
    -
    1巻9,900円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 基礎化学や応用化学の一分野として,活発に研究され,目覚ましい発展を遂げているケイ素化学の基礎と応用および最近の研究成果をまとめた.その体系と広がりを一望できる.専門家だけでなく,大学院学生や多分野の研究者にも役に立つ.(2013年刊).
  • 現代 刑務所の作法
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 刑務所という場所は、反社会的勢力と呼ばれる人々もいるが、それとは反対に暴力とは無縁の人々もいる。何らかの事情でお金を稼ぐことができず、無銭飲食で捕まって刑務所に入るような人々である。彼らは刑期を終えて出所しても、もともとお金を稼ぐ方法を身に付けていないので、再び無銭飲食で刑務所に舞い戻るということを繰り返すことが多い。刑務所のお世話になれば、3度の食事にしっかりありつけるというわけだ。 このような“塀の中の懲りない面々たち”は、刑務所の常連組である。実際、毎年新たに入所するおよそ半数の受刑者は、過去に何度か刑務所にお世話になっている者たちであり、彼らは獄中生活のスペシャリストといっても過言ではない。 おそらく多くの読者は、前述のような人々とは別世界の住人であると思われる。刑務所に入ったこともないし、警察にお世話になったこともない人が大半だろう。 刑務所に入るには? 受刑者たちの刑務所での暮らしとは? 刑務所で働く刑務官の職務とは? これらのことは、別世界の住人だから知る由もないはずである。 本書はそんな刑務所の世界を数多くのイラストを用いて紹介していく̶。何かの拍子で刑務所に入る可能性は、誰しもがあり得る話だ。そうなったときのために予備知識として頭に入れておけば、きっと役に立つはずである。

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  • 現代建築宣言文集[1960-2020]
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1960年のメタボリズムから2020年まで、現代の建築概念を揺るがしてきた建築家や批評家による50の言説を再録・解読するアンソロジーである。 各言説には、五十嵐太郎、菊地尊也ほか東北大学五十嵐研究室による解説文も掲載。約半世紀にわたる言説の蓄積を振り返ることで、現代の位置を確かめ、未来につなぐ。
  • 現代建築の改修・刷新
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 適切な方法で建物の社会的・経済的寿命を延ばし物理的寿命を全うさせることは、環境問題や少子高齢化等の社会問題から時代の養成である。本号では用途の継続・変更を問わず、改修・改造・増築・耐震補強などの方法を施して刷新・蘇生させた事例を掲載。巻頭では建築家の新たな創造行為としての改修計画、および耐震改修のポイントが纏められている。実作資料29題。

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  • [現代語抄訳]言志四録
    4.3
    日本という国に「志」高きサムライがいた時代から、指導者のバイブルとして読み継がれてきた、至高の書をわかりやすく現代語新訳。また編訳者により、さらにわかりやすい解説もつけている。本書には、真のリーダーを目指す人、大いなる志を立て、自分の運命を切り開き、世のため人のために尽くさんとする人への、人生の指針が刻み込まれている。著者・佐藤一斎は、江戸末期より明治維新の時期に活躍した志士たちに多大なる思想的影響を与えた人物であり、佐久間象山、中村正直、山田方谷、さらには西郷隆盛など、日本を動かした、名だたる英傑が感化された人物である。特に西郷においては、自身が島流しにあった不遇のときに本書にちりばめられた名言を座右の銘として、その中から101条を抜書きし、つねに諳んじた。自らの心の危機、さらには大きな壁にぶつかっている人には、その一言一言が、深く胸にしみ、明日への指針となることだろう。

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  • 現代語 抄訳で楽しむ 東海道中膝栗毛と続膝栗毛
    -
    1巻2,640円 (税込)
    江戸時代随一の大ベストセラー、東海道中膝栗毛と続膝栗毛の現代語・抄訳版。江戸から京都、善光寺までを網羅。各宿場の解説つき。監修は映画「大奥」「るろうに剣心」シリーズの時代考証でも知られる大石学氏。
  • 現代語助詞「は」の構文論的研究
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    1巻13,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 助詞の研究総体から導き出された格助詞、わけても「は」助詞の問題に鋭い新たな光を当てた注目作。
  • 現代語の法華経
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    立正佼成会開祖 庭野日敬(にわの・にっきょう/1906-1999)による、「法華三部経」の完全現代語訳。 人間は、いのちあるかぎり苦悩から逃れることはできません。ゆえに人間は、永遠にして確かなるもの――釈尊が説かれた大いなる真理――に安らぎを求め、幸福へと至る道を歩むのです。法華三部経全文を、現代を生きる私たちの言葉で読みなおすとき、新たな感動が呼び起こされることでしょう。
  • 現代語訳 江戸府内絵本風俗往来
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    幕末の江戸で生まれ育ち、歌川広重を襲名する作者が、明治になって絵と文で回顧した、町や通りの折々の風景。文章でしか知り得なかった光景が、私たちの眼前にありありと現れる。図版283点のすべてを収録。 ■目次(一部) 【上編 外の部  正月~十二月】 将軍家松飾り/辻店の凧売り/魚河岸の初売り/江戸町火消出初め/加賀鳶の初出/獅子舞/厄払い/暦売り/餅網売り/大凧遊び/梅見/日比谷稲荷初午祭/彼岸/豊島屋の白酒/桜草売り/奉公人出替り/参府交代/伊勢参宮の犬/隅田堤の花見/五月端午/両国川開き/富士講中登山出立/金魚売り/風鈴売り/富士詣で/じゃん拳/店頭の納涼/大通りの深夜/花山車/天王祭/朝顔売り/山王祭/花火/からくり/七夕の竹売り/井戸さらい/佃踊り/盆踊り/菊見/神田明神祭礼/紅葉狩り/池上本門寺参籠/七五三の祝い/火事/大名火消/雪見/焼き芋を売る/餅搗き/大晦日……など 【中編 内の部  正月~十二月】 屠蘇を汲み雑煮を祝う/乗馬初め/湯屋の二階/歌牌遊び/十四日年越し/雛祭御道具/初午/書画会/御殿女中宿下がり/灌仏/蛍/梅雨/笹団子/梅干・雷干/精霊棚/藪入りの丁稚/十五夜観月/玄猪の御篝火/恵比須講/勧進相撲/講武/商家の冬夜/酉の市/子犬の小屋を作る/町火消/防大名/新吉原遊里の狐舞/王子の狐火……など 【下編 雑の部】 売卜者/小僧金子の使い/お記録本屋/見附の交代/千両箱の運送/諸侯の水運び/普化僧/七色とうがらし売り/居合抜き/塩屋/子供の喧嘩/豊島屋の樽の曲ざし/粟餅の曲搗き/紅かん/仮似声使い/住吉踊り/歯力/一人相撲/鎌倉節の飴売り/辻謡曲/大道講釈/読売/ところてん曲突き/降巫/唐人飴ホニホロ/墓所の幽霊/淡島大明神/屋敷窓下の買物……など
  • 現代語訳 榎本武揚 シベリア日記
    3.0
    五稜郭の戦いの敗者榎本が、ロシア公使の任を終えてシベリア回りで帰国。明治の気骨が見た北の大地の風景、産業、民俗等の記録を、原文の品格を失わない現代語訳と懇切な注で読む。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 現代語訳 応仁記
    -
    日本史上類を見ない泥沼の長期戦となり、京中を焼き尽くすに至った応仁の乱。『応仁記』は、乱が終結してほどなく書かれたとされる軍記物である。作者は現在も未詳だが、戦乱勃発の背景から文明5年(1473)の山名宗全の死に至るまでの過程を克明に描いたその筆致は、「あの戦いはいったい何であったのか」という、当時の人々が抱いたであろう虚無感を現代にまで伝えている。応仁の乱を知るうえで欠かせない、貴重な第一級史料。
  • 現代語訳 観心本尊抄(第2版)
    -
    【目次】 大段第一 一念三千の典拠を示す    (新122㌻1行目~125㌻4行目)    (全238㌻1行目~239㌻18行目)  第1段 一念三千の典拠を示す    (新122㌻1行目~124㌻6行目)    (全238㌻1行目~239㌻7行目)    第1章 『摩訶止観』の第5巻の文    第2章 『摩訶止観』の前の4巻などには一念三千は明かされていない    第3章 一念三千は前代未聞の優れた教え  第2段 一念三千は有情と非情にわたる    (新124㌻7行目~125㌻4行目)    (全239㌻8行目~18行目)        第4章 一念三千は有情と非情にわたる 大段第二(1) 観心を明かす    (新125㌻5行目~135㌻17行目)    (全240㌻1行目~247㌻8行目)  第3段 あらあら観心を説明する    (新125㌻5行目~10行目)    (全240㌻1行目~4行目)    第5章 観心の意味  第4段 詳しく観心を説明する    (新125㌻11行目~127㌻1行目)    (全240㌻5行目~241㌻4行目)    第6章 十界互具の文を引く    第7章 難信難解を示す  第5段 心に具わる十界    (新127㌻2行目~129㌻3行目)    (全241㌻5行目~242㌻13行目)        第8章 自身の心に具わる六道    第9章 自身の心に具わる三乗    第10章 凡夫の心に具わる仏界  第6段 受持即観心を明かす    (新129㌻4行目~135㌻17行目)    (全242㌻14行目~247㌻8行目)    第11章 教主に関して尋ねる    第12章 経典・論書に関して尋ねる    第13章 経典・論書に関する難問に答える    第14章 教主の難問に答えるにあたり、まず難信難解を示す    第15章 教主に関する難問に答える    第16章 受持即観心を明かす 大段第二(2) 本尊を明かす    (新136㌻1行目~146㌻15行目)    (全247㌻9行目~254㌻17行目)  第7段 あらあら本尊を説明する    (新136㌻1行目~16行目)    (全247㌻9行目~248㌻3行目)    第17章 権経・法華経迹門の国土    第18章 本門の国土    第19章 本門の本尊を明かす  第8段 詳しく本尊を説明する    (新136㌻17行目~138㌻15行目)    (全248㌻4行目~249㌻10行目)    第20章 末法に出現する本尊を尋ねる    第21章 一代三段・十巻三段を示す    第22章 迹門熟益三段を示す    第23章 本門脱益三段を示す    第24章 文底下種三段の序分・正宗分を明かす  第9段 文底下種三段の流通分を明かす    (新138㌻16行目~143㌻13行目)    (全249㌻10行目~252㌻17行目)    第25章 法華経で成仏する対象の中心    第26章 本門の序分の文を引く    第27章 本門の正宗分の文を引く        ①寿量品は滅後のための法門        ②流通の人と法を明かす    第28章 本門の流通分の文を引く        ①別付嘱の文を引く        ②総付嘱・捃拾遺嘱を明かす  第10段 地涌の菩薩が出現する時を明かす    (新143㌻14行目~146㌻15行目)    (全252㌻18行目~254㌻17行目)    第29章 地涌の菩薩が出現する時は悪世末法        ①地涌の菩薩が出現する時を明かす        ②正法・像法時代の教・機根・時について検証        ③四菩薩の振る舞い    第30章 仏の予言を明かす        ①地涌の菩薩出現の予言        ②本門の本尊の建立を明かす        ③地涌の菩薩出現の前兆を明かす 大段第三 総結     (新146㌻16行目~147㌻2行目)     (全254㌻18行目~255㌻2行目)  第11段 総結    第31章 総結 観心本尊抄送状          現代語訳 解説「観心本尊抄」          背景 構成 題号について
  • 現代語訳 学問のすすめ
    4.4
    近代日本最大の啓蒙思想家・福澤諭吉の大ベストセラー『学問のすすめ』を、原書のリズムをいかしつつ、文語を口語に移した現代語訳。国家と個人の関係を見つめ、世のために働くことで自分自身も充実する生き方を示した彼の言葉は色あせない。時代情勢を的確に見極め、今すべきことを客観的に判断する力を身につけよう。
  • 現代語訳 学問のすゝめ
    -
    日本近代におけるマニュフェストともいえるもので、明治の精神形成の一方の旗幟をなした古典的名著。文語体としては画期的に平易な文章で書かれていたが、本書では全17篇を読みやすい現代語に全訳した数少ないもの。

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  • 現代語訳 近代日本を形作った22の言葉 五箇条の御誓文から日本国憲法まで
    3.0
    1巻1,600円 (税込)
    大日本帝国憲法やポツダム宣言など、日本の近現代に影響を与えた文書や宣言を現代語訳で紹介し、解説。開国、2度の大戦を経て、日本の「戦後レジーム」はどのようにして作られたのか。戦後民主主義とその行方を論じる前に読んでおきたい一冊。
  • 現代語訳 西国立志編 スマイルズの『自助論』
    4.5
    鎖国のため、諸外国から100年以上遅れた状態から、わずか20年あまりで「列強」と呼ばれる世界の大国の一員にまでのしあがった明治維新期の日本。当時、あの福沢諭吉の『学問のすすめ』と肩を並べる大ベストセラーがあった。「天は自ら助くる者を助く」という言葉で有名な、中村正直による『西国立志編』(1871年)である。スマイルズの名著『自助論』を翻訳したこの本は、100万人以上が読んだといわれる。本書は、その全13編318項目をわかりやすい現代語訳にしたもの。日本という国が、世界中のどの国も真似できないような飛躍的な発展を、1度ならず2度までもおこなうことができた源泉がここにある。成功へのアドバイスが満載の1冊。

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  • 現代語訳 最澄全集 第一巻:入唐開宗篇
    -
    1~4巻6,512~7,040円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本巻には、 ・『顕戒論縁起』など入唐開宗の経緯を示す諸著作、 ・『授菩薩戒儀』『顕戒論』など大乗戒の確立をめざす諸著作、 ・『法華経』の開経たる『無量義経』の註釈『註無量義経』、 を執筆年順に収める。 伝教大師が築かれた、円・密・禅・戒を統合する日本天台宗の原点がここにある。 【目次】 凡例 『現代語訳 最澄全集』を読むための基礎知識 願文 請入唐請益表 授菩薩戒儀 大唐新羅諸宗義匠依憑天台義集 天台法華宗付法縁起 註無量義経 山家学生式 比叡山天台法華院得業学生式 請菩薩出家表 請立大乗戒表 天台法華宗年分得度学生名帳 内証仏法相承血脈譜 顕戒論 上顕戒論表 顕戒論縁起 遺言 総解題 解題 原文校訂

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  • 現代語訳 史記
    3.7
    歴史書の大古典にして、人間の在り方を描く文学書でもある司馬遷の『史記』を、「キャリア」をテーマにして選び出し現代語訳。帝王、英雄から、戦略家、道化、暗殺者まで、権力への距離違えども自らの力で歴史に名を残した人物たちの魅力は色あせない。適切なガイドと本物の感触を伝える訳文で『史記』の世界を案内する。
  • 現代語訳 信長公記(全)
    4.0
    『信長公記』(しんちょうこうき)は、織田信長の家臣であった太田牛一が著した、信長の一代記である。足利義昭を奉じて上洛してから本能寺の変に斃れるまでの15年間の足跡がとりわけ詳細に書き記されている。しかもその記録はきわめて正確で、歴史研究が進み従来の信長像が大きく塗り替えられようとしている現今においても、本書は第一級史料としての地位を失っていない。戦国時代を駆け抜けた信長の生きざまが現代によみがえる!
  • 現代語訳 十牛図
    -
    十牛図とは十枚の牛の絵であるが、失われた牛(真の自己)を探し求めて旅し、故郷に連れ帰る絵物語。真の自己にいたる禅の悟りのプロセスが、十枚の牛の絵と漢文で描かれている。鈴木大拙が欧米に紹介、いまも世界で読まれる〈禅の悟りのガイドブック〉のわかりやすい新訳。本書は、中国宋の廓庵師遠禅師『十牛図』の全文を古典翻訳家がわかりやすく現代語訳し、禅僧が監修、十のプロセスの人生における意味を丁寧に解説した。十牛の絵をカラーで掲載した永久保存版(※なお本書は2014年4月に能文社から電子書籍版で発行された現代語訳『十牛図』を大幅に加筆修正、解説を加えたものである)。「家族と会社の間で疲れ、どこまで学び続けるのかと迷い、小さな人生観を次々入れ替えやりくりする現代人には、『十牛図』こそ、必携のバイブルになるに違いない」(玄侑宗久)
  • 現代語訳 従軍日録 ─幕末、紀州の漢学者が歩いた四十八日間─
    -
    1巻1,287円 (税込)
    「私の足はひどく痛む。やっと村に着くころにはよろよろとしてもう耐えられない。食事をして困睡した。皆のいびきの音が雷のようだ。その疲れ、推して知るべきだ」(本文より抜粋)。紀州藩の藩校である学習館の督学(校長)で、漢学者の川合梅所による天誅組追討の従軍生活を記録した「従軍日録」を、現代文に直し、詳細な註釈で読みやすくまとめた。
  • [現代語訳]孫子
    -
    時空を超えて読まれている戦略書『孫子』。その不朽の名著を軍事戦略研究家が翻訳した待望の翻訳。現代語訳中心の読みやすいレイアウトに、軍事に関心を持つ読者も満足する訳注と重厚な解説を加えた現代人必読の書。 軍人、戦史研究者の視点で現代語訳 連戦連勝の将軍たちの目の付け所がわかる 数ある解説書の中で群を抜く、リアリティと正確さ。
  • 現代語訳 歎異抄
    -
    『歎異抄』は、浄土真宗を開いた親鸞の教えを、弟子の唯円がまとめたとされている。宗教書の古典としてあまりにも有名だが、「悪人正機」の説の他にも、「たとえ法然聖人に騙されており、念仏のせいで地獄に堕ちたとしても悔いはない」など、誤解を恐れぬ、激しい信仰の言葉に満ちた名文である。永らく封印されていたが、明治以後に公開されると、吉川英治、司馬遼太郎、三木清、吉本隆明、海原猛など、多くの作家や哲学者に評価された。とりわけ、西田幾太郎は第二次大戦末期、「一切の書物が消失しても、臨済録と歎異抄があれば我慢できる」と言い、ハイデガーは「もし十年前にこんな素晴らしい聖者が東洋にあったことを知ったなら、私はギリシャ語やラテン語も勉強しなかった。日本語を学び、親鸞の教えを聞いて世界中に広めることを生き甲斐にしたであろう」と言ったという。わかりやすい現代語訳、大きな活字で読みやすい原典、作品の解説で構成した。
  • 現代語訳 藤氏家伝
    3.0
    『藤氏家伝』は、奈良時代後半(760~762年頃)に成立した藤原氏の家史。上・下巻から成り、上巻では始祖である藤原(中臣)鎌足とその子貞慧、下巻では藤原不比等の長男である武智麻呂の事績を伝える。『日本書紀』と『続日本紀』のあいだに編纂されたが、それら正史にはない独自の記述を含むことから史料的価値がきわめて高く、7~8世紀の歴史を理解する上で欠かせない史書である。本書はその初めての現代語訳。巻末には本文(漢文)と訳者による解説を付す。文庫オリジナル。
  • 現代語訳 東都歳事記
    -
    『江戸名所図会』の著者がまとめ上げた江戸のイベントカレンダー。行事、祭り、武家や庶民の風俗など、年中の行事・習俗を一挙掲載! 見開きで収録される長谷川雪旦・雪堤によるイラストも愉しい。
  • 現代語訳 豆腐百珍
    -
    江戸・天明期に、豆腐料理を初めて紹介した第一級史料「豆腐百珍」「豆腐百珍続編」「豆腐百珍余録」の現代語訳。メニューを尋常品、通品、佳品、奇品、珍品、絶品の六等級に分類。料理法を並べるだけでなく、登場する素材の故事来歴をはじめ、中国・日本の文人による豆腐への讃辞と逸話を収録。〈解説〉松井今朝子
  • 現代語訳 南海寄帰内法伝―七世紀インド仏教僧伽の日常生活―
    -
    8世紀のインドの僧侶は何を食べ、どんな日常を送っていたのか。インドに留学した唐の僧・義浄が、当時の中国と比較しながら書き留めた戒律の第一級資料。原著は鈴木学術財団特別賞受賞した名著。
  • 現代語訳 日本国憲法
    4.0
    憲法とは何か。なぜ改正が議論になるのか。憲法を問うことは、「日本という国のあり方」を問うことにつながっている。天皇、戦争、人権、政治、司法、財政といった国の根幹を自分で考えるためには、憲法をしっかりと読むしかない。本書は、日本国憲法と大日本帝国憲法という「二つの憲法」の現代語訳・決定版である。明治から敗戦を経て現行憲法へ至る歩みから、この国の過去、現在、そして未来がみえてくる。
  • 現代語訳 はじめて読む法華経28品 深遠な教え、華麗な物語世界へ
    -
    法華経28品すべてを、現代語訳。親しみ溢れるみずみずしい表現で、僧侶や仏教学者が今まで訳しきれなかった経典世界を新鮮に表現している。2002年(平14)に水書坊から出版された同書の復刊企画。作家の記念碑的一冊といえる。
  • 現代語訳 般若心経
    4.0
    人はどうしたら苦しみから自由になれるのだろうか。私たちは、生まれ落ち成長するにしたがって、世界を言語によって認識し、概念を動員して理解する。それは、社会で生きる以上不可欠なものかもしれないが、いっぽうで迷いや苦しみの根源でもある。『般若心経』には、そうした合理的知性を超えた、もうひとつの「知」が凝縮されている。大いなる全体性のなかに溶け込んだ「いのち」のよろこびを取り戻すための現代語訳決定版。
  • 現代語訳 福澤諭吉幕末・維新論集
    4.0
    福澤諭吉の著した数多くの評論の中から、幕末・維新期の社会の様子を鋭く観察し画期的な提言が冴える四編を厳選して平易な現代語訳とした傑作選。旧幕臣の勝海舟・榎本武揚を筆で斬り、賊軍の首魁として散った西郷隆盛を弁護する。過去の封建社会・身分制の実情を浮き彫りにし、官尊民卑の風潮に痛烈な批判を浴びせ、民に用意された無限の可能性を力説する―新しい時代にふさわしい鮮やかな筆致で「この国のかたち」を大きく描き直す過程において何が必要か、我々に大きな示唆を与えてくれる。
  • 現代語訳 武士道
    4.0
    日本人は、宗教なしに道徳をどう学ぶのか―こうした外国人の疑問を受け英文で書かれた本書は、世界的ベストセラーとなった。私たちの道徳観を支えている「武士道」の源泉を、神道、仏教、儒教のなかに探り、普遍性をもつ思想であることを鮮やかに示す。日本文化論の嚆矢たる一冊を清新かつ平明な現代語訳と解説で甦らせる。
  • 現代語訳 文明論之概略
    4.1
    維新から間もない激動の時代に書かれた『文明論之概略』は、「人類の目指すべき最大の目的」としての文明の姿を鮮やかに描くと同時に、当時の日本が置かれた状況を冷徹に認識して、「自国の独立」の重要性を痛切に説く。物事の本質を見抜き、時代を的確に捉える知性。巧みな例示とリズミカルな文体。福澤諭吉の最高傑作にして近代日本を代表する重要著作が、いま現代語でよみがえる!
  • 現代語訳 理趣経
    -
    真言宗の聖典が初心者でもわかる! 空海が秘匿し、最澄との仲違いの原因になったといわれる理趣経は、毎朝毎夕に、真言宗寺院で必ず読誦される。この経典が性の快楽を認めるのは、根源的な行為を肯定することで、煩悩を含めた人間存在そのものをまるごと肯定しようと試みたためである。難解の極みとされてきた原文を、わかりやすく現代語訳。教えの神髄を、大胆かつ平易に、現在の最新研究の成果をふまえて正確に伝える。
  • 現代語訳 流行性感冒
    -
    コロナ禍で注目された百年前のパンデミックの貴重な記録『流行性感冒』を明解な現代語に訳して、現在と未来の読者に送る完全版。
  • 現代語訳 老子
    4.0
    中国古代の社会に深く根ざした『老子』。そのテクストは、人の生死を確かな目で見つめ、宇宙と神話の悠遠な世界を語り、世のために恐れずに直言する、苛烈な戦国時代を生きた一人の思想家の姿を伝えている。この大古典を少しでも読みやすく、深く味わうために、本書はテーマによって内容を整理し、謎に包まれたテクストを明快に解きほぐす。二千年以上も読み継がれてきた中国の精髄へ、大胆かつ精密に接近し、そこに日本の神話と神道の原型を発見する。
  • 現代語訳 六要鈔
    -
    存覚の『六要鈔』は、親鸞の主著『教行信証』を体系的に註釈した最初の書物であるが、難解な『六要鈔』に現代語訳を試みたのが本書である。章・段落分けは円爾の『六要鈔会本』に準拠し、重要な語句への註解と解説論文を収載。
  • 現代語訳 論語
    3.9
    温かく、刺激的で、ときには厳しく、ときにはユーモアが漂う孔子の言葉をすっきり読めるかたちで現代語訳。「学び続けることの中に人生がある」――二千五百年もの間、読み継がれ、多くの人々の「精神の基準」となった古典中の古典を紐解けば、いつでもどこでも生き生きとした精神に出会うことができる。
  • 現代催眠原論 臨床・理論・検証
    5.0
    かつて人知を遙か超えた魔術的思考として永く夜の闇へと放擲されてきた催眠は,その治療術としての真価をミルトン・エリクソンの名とともに復権する。この栄光の時代を経由して,催眠は今日さらにその臨床的価値と評価を高めつつあるが,しかし同時にその秘儀的来歴から「学知(discipline)」としての体系化を未だ果たせずにいる。この未完のプロジェクトを引き受け,催眠の歴史的考察から臨床的考察へと論点を横断し,かつて誰にも為されることのなかった催眠の原理論を樹立しようとする試論――この言葉こそ本書の定義にふさわしい。現代催眠の父としてのミルトン・エリクソンを継承し,コミュニケーション技法としての催眠誘導技法,観念誘導技法,催眠感受性への細密な考察を施し,今日的水準に適うエビデンスとエチカを構築する。現代臨床催眠の極地点へと迫る徴をその記述に残し,催眠の夜の闇を超えようとする本書は,したがって現代催眠学の到達点を標す水先案内,そのためのマイルストーンである。

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  • 現代山岳信仰曼荼羅
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「祈り」の現場を追い続けるフォト・ジャーナリスト藤田庄市氏が、この20年余り取材し、自ら体感した「修験道」のリアルな姿を活写するフィールドワークの成果。著者渾身のフォト・ ルポルタージュ。「山」と「祈り」の現在形。 目次 プロローグ 東京・高尾山修験の今 第一章 知られざる富士山登拝 田子の浦から村山古道へ 聖護院富士山峯入り修行/山岳修行の再創造 高尾山修験霊峰富士登歩練行/火口にて先祖と見まみえる 丸山 教富士登山/ある富士講先達の生きた道 第二章 御嶽山信仰霊山群を巡る 根本道場、木曾御嶽山を往く/秩父御嶽山は開祖の故郷/狛犬ならぬ「狛狼」の両神山/浄土を見せる上州武尊山 木曾御嶽山の翌年に開 闢/八海山のこれから スピリチュアルの時代に/普寛霊神祭 火渡り、刃渡り、さまざまな護摩 第三章 国東半島六郷満山の峰入り 第四章 羽黒修験秋峰 仏として再誕する 第五章 大峯山脈修験の息吹 吉野山から山中深く 奥駈修行/雨中にシャクナゲと伝説の窟を求めて/前鬼裏行場の神秘性/真冬の那智四十八滝回峰行/大日如来と結ば れる  聖護院深仙灌頂
  • 現代「只管打坐」講義 そこに到る坐禅ではなく、そこから始める坐禅(ソコニイタルザゼンデハナクソコカラハジメルザゼン)
    -
    道元禅師(1200-1253年)によって提唱された「只管打坐」(悟るためでなく、ただ坐る)としての坐禅がどうしたら可能となるかについて、実践に基づく理論を詳述する。曹洞宗大本山永平寺の機関誌『傘松』での連載の単行本化。
  • 現代自然哲学の研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 自然哲学とは、自然現象を統一的に理解・説明しようとする形而上学であり、現代においては自然科学とほぼ同義。量子力学的哲学を探る。力学、相対論を経て、量子力学の時代にあって、自然とはどのような統一的理論によって説明しうるのかを探究する。 【目次】 序 第一章 物理的自然の特性 1 物理的自然と感覚  2 物質概念の諸相 3 計量と数学的記号 第二章 力学的自然観の凋落 4 古典力学の基礎概念 5 物質とエネルギー 6 熱学とエントロピー 7 光の本性 8 電磁気学 第三章 相対論と物理的実在 9 時間と空間 10 エーテルの存在 11 局所時と光速度 12 質量とエネルギーの同値 13 時空連続体・世界 第四章 科学的宇宙論 14 同値原理 15 一般相対論的宇宙 16 仮想的宇宙と計量的存在 第五章 量子論の成立 17 原子概念の由来 18 素粒子と実体概念 19 不確定性関係 20 実験と理論 第六章 量子論解釈の問題 21 不確定性の意味 22 確率統計と自然法則 23 コペンハーゲン解釈 第七章 量子論と物理的実在 24 量子論における「現実的なもの」 25 量子論解釈の哲学 26 二元論と一元論 27 物理学的認識 第八章 物理的自然と人間 28 物理的存在と物理学的思考 29 決定論と非決定論 30 宇宙における人間の位置 後記 人名索引 永井 博 1921~ 2012年。哲学者。専門は、科学史・科学哲学。筑波大学名誉教授。 東京文理科大学卒業。東京教育大学文学博士。著書に、『近代科学哲学の形成』 『ライプニッツ』『数理の存在論的基礎』『現代自然哲学の研究』(田辺元賞)『科学概論 科学の哲学』『生命論の哲学的基礎』『人間と世界の形而上学』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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