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395年、ローマ帝国が東西に分裂する。当時、ローマ帝国の北方にはゲルマン人がいた。ゲルマン人の居住地域に、アジア系の遊牧民フン人が進出し、ゲルマン人が移動を始める(「ゲルマン人の大移動」)。旧西ローマ帝国内に、ゲルマン人たちは部族ごとに国をつくった。そして、ついには476年、ゲルマン人の傭兵隊長オドアケルによって西ローマ帝国は滅ぼされた。ローマ帝国末期からゲルマン人の侵入後の歴史。
【目次】
序言
第一章 五世紀のガリア概観
一 シドニウスをめぐる諸問題
二 ガリアをめぐる情勢
三 アポリナリス・シドニウスとガリア社会
四 ガロ・ローマ貴族とゲルマン
五 ガリアと帝国とキリスト教
第二章 西ゴート族とローマ
一 帝政期ローマとゴート族との関係
二 四世紀末の西ゴート族 E・A・トムソンの提言をめぐって
三 五世紀の西ゴート族とローマ人
四 ウァリア王の時代
五 ガリアの一般情勢
六 西ゴート族とアエーティウス
七 テオドリク一世の同盟政策
むすび
第三章 東ゴート族とローマ
一 ヘルマナリク王とウィニタリウス王
二 テオドリク王即位前の東ゴート族
三 テオドリクとローマ
四 テオドリクの善隣政策
五 東ローマに対する東ゴート族の地位
六 テオドリクのカトリック迫害について
むすび
第四章 ブルグンド族とローマ
一 四世紀までのアレマン族とブルグンド族
二 アンミアヌスの記述によってみた四世紀におけるブルグンド、アレマン両部族とローマ帝国
三 五世紀におけるブルグンド族とローマ帝国
四 ゲルマンの同盟政策とブルグンド
五 グンドバド王死後のブルグンド族とフランク
むすび
第五章 スエビ族とローマ
一 古代作家のスエビ族についての記述
二 五世紀のスエビ族
三 レキアル王死後のスエビ族
四 リキメルの行動について
五 スエビ族とキリスト教
むすび
第六章 ヴァンダル族とローマ
一 五世紀始めに至るまでのヴァンダル族
二 ヴァンダル族のアフリカ移住
三 トラサムンドの統治
四 ヒルデリクと東ローマとの関係について
むすび
第七章 フランク族とローマ
一 四世紀なかごろまでのフランクとローマについての記述
二 テオドシウス一世統治時代以後のフランク族
三 フランクの初期の王について
四 キルデリクの統治
五 クロヴィスについて
六 クロヴィスの改宗
むすび
あとがき
ゲルマン諸国家王家系図
人名・地名索引
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