作品一覧

  • 月経のはなし 歴史・行動・メカニズム
    3.9
    1巻990円 (税込)
    毎月一回、女性に訪れる月経。この生理現象が彼女たちの体・心・行動に与える影響は大きい。だが、男性は実際の様子をほとんど知らず、女性もその深い実態を理解しないまま、毎日を過ごしている。本書は、苦痛のやわらげ方や病気との関連といった基礎知識から、魔女狩りをはじめとするタブーの歴史、犯罪や自殺との関連といった文化面までを取り上げる。産婦人科学の第一人者がやさしく語る、この身近な“神秘”の世界。

ユーザーレビュー

  • 月経のはなし 歴史・行動・メカニズム

    Posted by ブクログ

    文芸書としても実用書としても。世の男性に方に是非是非読んでほしい。同じ趣旨の男性版もあったら読みたい。

    0
    2012年05月24日
  • 月経のはなし 歴史・行動・メカニズム

    Posted by ブクログ

    こういう専門書大好き。
    医学的な話だけじゃなくて、民族学的な話や歴史なんかもそれぞれたっぷり話があって、相当面白かった。

    さて今回は、まだ読み終えていない本のお話。

    積読、乱読、読み散らかし、ほったらかし、という決してよいとは言えない読みかたをしている私。
    それでも今まで生きてきて、本ぼろぼろにするようなことはしませんでした。
    しかし、人生初、やってしまいました。

    この本、洗濯機で洗ってしまいました。

    普段からお風呂に本を持って入る習慣があります。
    その流れで洗濯機に本が入ってしまったのでしょう。
    気づかずに洗ってしまったようです。

    洗濯機で本は洗わないほうがいい

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    2014年04月26日
  • 月経のはなし 歴史・行動・メカニズム

    Posted by ブクログ

    女性の体のしくみについて、理解するべく手にとった一冊。日本においても、月経が不浄なものとして、20世紀に入っても誤った見方をされていたことに驚く。一例として、月経中の女性が植物に触れると枯れてしまうとか。これって男性ならではの勝手な解釈だなぁと感じた。男性優位の社会を反映しているようにも思えた。そういえば、今も相撲の土俵には女性か上がれないけど、その名残なのか。
    ともあれ、現代社会ではそのような偏見も見直され、女性の体についての理解、制度も整いつつあるのは良い傾向だ。
    月のリズムと月経のリズムにも密接な関係かあるとの内容は興味を惹かれた。

    0
    2013年09月08日
  • 月経のはなし 歴史・行動・メカニズム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あまり類書をみないのでついつい手にとった。
    月経に関するタブーが数多く紹介されている。特に、月経中の女性に接触すると、動植物が病気にかかったり枯れたりするという言い伝えは世界各地にある。

    「タブー」の語源がネイティブ・インディアンのtabuで、さらに外科医で社会人類学者のロバート・ブリフォルトによるとtabuの語源はポリネシア人の使用していたtupuaで月経を意味していたらしい。他にも、メソポタミアの女神ニンフルサグは、粘土に月経をぬりつけて人間を創造した。旧約聖書で人類の祖先となるアダムとイブのアダムは、Adamahに由来し、その意味は「赤い土」であり、メソポタミアの神話と共通している。

    0
    2013年01月09日
  • 月経のはなし 歴史・行動・メカニズム

    Posted by ブクログ

    女性として月経の事を知ってる様であまり深く知っていない事を教えてくれる一冊。
    自分の体を知って、もっと大切にしたいと思えたし、男性陣にも読んで頂きたいと思えた。
    となりにいる彼女の生態が少しでもわかる事で、理解しやすくなるし、接し方も変わると思いました。

    私の隣の人はどうかしら…

    0
    2013年01月06日

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