作品一覧 2022/09/21更新 科学化する仏教 瞑想と心身の近現代 値引きあり 試し読み フォロー 考える親鸞―「私は間違っている」から始まる思想―(新潮選書) 値引きあり 試し読み フォロー 激動する世界と宗教 試し読み フォロー 禅と日本文化 新訳完全版 試し読み フォロー 入門 近代仏教思想 試し読み フォロー 仏像と日本人 宗教と美の近現代 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 碧海寿広の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 禅と日本文化 新訳完全版 鈴木大拙 / 碧海寿広 何かでの紹介を踏まえて読書 さすがの本で非常に奥深くて面白い。一度読んだだけでは全然理解しきれないが。 近代の本で読みやすいのも良い。 メモ ・禅は中国人の心がインド人の思想に触れた後に生み出したものの一つ ・詫びの真の意味は貧poverty。時代の流行に乗る人々の一員にはならないということ ・不...続きを読む完全の美。古めかしさや原始的な粗野さを伴う時、さびがかすかに見えてくる。ある芸術の対象が歴史的な時代感を表面的にでも示していれば、そこにはさびがある。 ・さびの文字通りの意味は寂しさや孤独だが、ある茶人は次のとおり表現している。見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ ・禅と武士の人生の間には必然的な関係性がある ・二元論的な思想を超える。生か死か、否定か肯定かといった考えがある限り、人生を歩む上での躓きの石となる ・隙をつくらないこと。精神的固着をつくらないこと。 Posted by ブクログ 仏像と日本人 宗教と美の近現代 碧海寿広 著者もあとがきで述べているが、たしかに現在数多くある仏像の本のなかで、このように日本人と仏像の関係をテーマにしたものはわたしは読んだことがなかった。 とても興味深く、また読みやすい本でした。 仏像を取り巻く歴史や環境、人々の思いはさまざまに変わっていくのに、仏像は変わることなくそこにあり続け、受け...続きを読む止めてくれる…そんなところもたくさんの人を惹きつける魅力のひとつなんでしょうね。 (ひとつだけツッコミを入れるなら、坂口安吾の写真w なぜその写真使った…) Posted by ブクログ 禅と日本文化 新訳完全版 鈴木大拙 / 碧海寿広 我々も忘れている禅を巡る文化 今の時代の我々にとって特に気づかされることが多いのは、武士と剣術の章。かの国々で現在進行中の争いを我々が思いやるとき、ここで語られている考え方が新たな視点を提示しているような気はする。同時にこうした文化を持つ日本文化と、かの国々の文化との際立った違いを浮き彫りにもする。少々不思議に思うのは、我々でさ...続きを読むえすっかり忘れているが、大切で有効なこうした考え方や思考を欧米の人たちはどのように読んで、意味を汲み取っているのであろうか? Shuttle0131 科学化する仏教 瞑想と心身の近現代 碧海寿広 仏教と近代科学がどのように交わってきたか、現代のマインドフルネスブームの背景にあるものは何か、といっことを近現代史を辿りながら解説。明治期からの心理学や催眠術、密教と科学の交渉、さらに禅の科学の発展、そしてニューサイエンスの中の仏教、オウム真理教のテロ事件。 Posted by ブクログ 宗教と生命 激動する世界と宗教 池上彰 / 佐藤優 / 松岡正剛 / 安藤泰至 / 山川宏 第一巻は未読なのですが読後感から言うと第二巻の方が面白かったですね。 この巻はテーマに突っ込み切れていないというか議論が深まらないまま時間切れになった感じがありました。 ただ、考えるきっかけとしては論者の方々がみんなバラバラの意見というか立ち位置なので(バラバラ過ぎる?)いろんな角度から読者もまた...続きを読む考えることが出来るきっかけにはできるかと思います。 この先の議論を知りたいですよね。たぶんこれを読まれた方はみなさんそう思うのではないでしょうか。 しかしこの巻も池上さんのまとめ力(わかりやすい解説)と松岡さんの切れ味が半端ない印象でした。でも一番インパクトあったのは佐藤さんが「キリストはやってくる」と真面目に発言されたことかな。 Posted by ブクログ 碧海寿広のレビューをもっと見る