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「古川ロッパ昭和日記」「下司味礼賛」などの名作・代表作を一冊に収録した電子版古川ロッパ(緑波)全集。五十音順の目次一覧から読みたい作品をすぐにお読みいただけます。 ●目次 ああ東京は食い倒れ 浅草を食べる 色町洋食 うどんのお化け 想い出 甘話休題 牛鍋からすき焼へ 下司味礼讃 神戸 氷屋ぞめき このたび大阪 清涼飲料 駄パンその他 食べたり君よ 八の字づくし 富士屋ホテル 古川ロッパ昭和日記 昭和九年 古川ロッパ昭和日記 昭和十一年 古川ロッパ昭和日記 昭和十二年 古川ロッパ昭和日記 昭和十三年 古川ロッパ昭和日記 昭和十四年 古川ロッパ昭和日記 昭和十五年 古川ロッパ昭和日記 昭和三十三年
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選考会で激賞された第5回ことばと新人賞受賞作「フルトラッキング・プリンセサイザ」ほか、一年後をつづった「メンブレン・プロンプタ」、うつヰの学生時代を描いた「チェンジインボイス」を収録。 VRにAI、最新のテクノロジーを題材としながら、読後には人肌のような温みが残る。 読者はきっと、作中人物たちに対して抱く自分の優しさに驚くだろう。それは視点やナラティブがつくり出す仮想現実的な効果であり、それこそが作者が小説に持ち込んだテクノロジーなのだ。(滝口悠生) 情報と身体、科学と物語がますます複雑に交差し、いま「感覚の大気」が変動している。行方がわからないその変動を、この小説家は、現時点で生け捕りにしているかのようだ。(千葉雅也) 映像や3DCGを扱う制作プロダクションに勤めるうつヰの一日は長い。今夜バスタオルで体を拭くのを忘れないようメモするアプリケーションには何が最適か。部長の言うユーキューは「有給」なのか「有休」なのか?仕事を終えると「プリンセサイザ」にログインする。京王線沿線の各駅に配置された王女たちと、仮想空間システムを渡り歩けるソーシャルVRの中で交流するのだ。選考会で激賞された第5回ことばと新人賞受賞作「フルトラッキング・プリンセサイザ」ほか、一年後をつづった「メンブレン・プロンプタ」、うつヰの学生時代を描いた「チェンジインボイス」を収録。 【目次】 もくじ フルトラッキング・プリンセサイザ チェンジインボイス メンブレン・プロンプタ 【著者】 池谷和浩 1979年6月生まれ。栃木県立宇都宮高等学校卒。筑波大学日本語・日本文化学類卒。東京都在住、会社員。現職はデジタルハリウッド株式会社の執行役員として大学事業を統括。「フルトラッキング・プリンセサイザ」で第5回ことばと新人賞を受賞。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」第44弾は、文豪・芥川龍之介×イラストレーター・Sakizoのコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 「私は花火のことを考えていたのです。我々の生(ヴィ)のような花火のことを」 鹿鳴館で行われる舞踏会に初めて参加した明子。そこで彼女は、あるフランスの海軍将校に声をかけられる。 芥川龍之介の名作が、ロマンティックな世界観や装飾をあしらったデザインが好評を博すイラストレーター・Sakizoによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界的な人気作家であり、作品はもちろん発言や行動も注目される村上春樹。独特の時代感覚や視点から、死・暴力・恋愛、震災、アイデンティティーのありようなどを描き続けている。村上作品は、世界でどのように受容され、どう読まれているのか。 映像・映画との親和性、翻訳をめぐる問題系、作品が描く物語と現実との関係性――フランスやイギリス、アメリカ、台湾、日本の研究者が、それぞれの社会的・文化的な背景をもとに主要な村上作品の新たな可能性を照らし出す。 初期作品から最新作までを、時に内在的に、時に意外な視点から読み込み、村上春樹という文化をめぐる表象の多様性に迫る国際シンポジウムの成果。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 文学を言語において読み解くとはどういうことなのか。文学の言語行為について、「読むこと」「書くこと」といったことを言語認識論的な意味から考え直し、小林秀雄・川端康成を中心に、宮澤賢治・折口信夫・堀辰雄・夏目漱石の評論や小説を論じていく。作品に文学としての力を発動させているものは一体何か。文学の「言語活動」分析から、文学の可能性を改めて考える書。
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1973年に書き下ろし長篇小説として出版され、その年の野間文芸賞受賞作となった『洪水はわが魂に及び』執筆と並行して、大江健三郎は文芸誌「新潮」1970年12月から1973年8月にかけて6回の「文学ノート」を発表する。これは一般的なイメージでの創作ノートとは大きく異なる、作品を創造することに関する詳細な自己分析の集積である。 また「付=15篇」とされる、最終的に長篇小説『洪水はわが魂に及び』から省かれた細部の15篇は、執筆中の作品と作家にとってどうしても必要な要素であった。 最終稿としての長篇小説、執筆中の作家の意識の詳細な自己分析、執筆途上では作品そのものと作家にとって必要不可欠だった細部、この三者をあわせ読むことで、大江健三郎という稀有な作家の想像力のありよう全体が明瞭となるのである。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 登場する文豪は約120人! あの文豪は、きょうどうやって過ごしたんだろう。 365+1日、毎日が文豪記念日! 1月17日、芥川龍之介がインフルエンザにかかり、10日間ほど寝込む。 8月4日、内田百閒が妻の提案で生まれて初めてキュウリの味噌汁を食べる。 11月10日、萩原朔太郎の家の近所に室生犀星の一家が引っ越してくる。 文豪にまつわる記念日といえば、どんなものを思い浮かべますか? 有名なところでは6月19日の「桜桃忌」があります。1948年に玉川上水に入水した太宰治の遺体が発見されたのがこの日。奇しくも太宰の誕生日でもあるこの日は、彼の晩年の作品『桜桃』にちなんで名付けられました。そんな記念日は、この日だけでなく、1年中どこにでもあるのです。 ある年のある日に、文豪たちがどこで何をしていたのか。作品の発表や受賞といった公的なエピソードだけでなく、恋愛や結婚、学生時代の思い出から日常の悩みに至るまで、文豪をより身近に感じられる私的なエピソードも含めてまとめてみました。 1月1日から12月31日まで、文豪たちがいつどこで何をしていたかがすぐわかる。まさに文豪の日めくりカレンダー!各月の章扉には、イラストレーター・問七による誕生月の文豪イラストを掲載。
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7人の文豪のデビュー作・出世作に加え、彼らがブレークするまでの道のり、彼らへの理解が深まるキャラクターファイルを文豪ごとに載録しました。彼らがなぜ「文豪」と呼ばれるまでになったかを理解するために最適な一冊です。イラストは『乙女の本棚』(立東舎)シリーズなどで人気のイラストレーター げみ氏が担当。 読者対象:中学生以上 ◎文豪ごとに載録したキャラクターファイルの内容 ・直筆原稿写真 ・書簡やエッセイなど生の声の紹介 ・人となりがわかるトピック紹介 ・聖地巡礼情報 ①芥川龍之介 【ブレークまでの道のり】失恋の挫折感が執筆の大きな動機にブレークまで [デビュー作]老年 ── 1914(大正3)年 [出世作]鼻 ── 1916(大正5)年 ②太宰 治 【ブレークまでの道のり】薬物の常用で体を侵されながらの執筆活動 [デビュー作]列車 ── 1933(昭和8)年 [出世作]逆行 ── 1935(昭和10)年 ③織田作之助 【ブレークまでの道のり】二番目に発表したある意味での処女作「雨」 [ある意味での処女作]雨 ── 1938(昭和13)年 ④坂口安吾 【ブレークまでの道のり】神経衰弱を語学学習で克服 [デビュー作]木枯らしの酒蔵から ── 1931(昭和6)年 ⑤中島 敦 【ブレークまでの道のり】文壇デビューと同年に没した「敦先生」 [デビュー作]山月記 ── 1941(昭和16)年 [デビュー作]文字禍 ── 1941(昭和16)年 ⑥江戸川乱歩 【ブレークまでの道のり】「失業時代」のあり余る時間が深めた探偵小説の造詣 [デビュー作]二銭銅貨 ── 1923(大正12)年 ⑦谷崎潤一郎 【ブレークまでの道のり】永井荷風が認めた唯一無二の耽美小説の才能 [デビュー作]刺青 ── 1911(明治44)年 (巻末付録)7人の文豪略年表
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文豪たちの語彙力で豊かな日本語生活を! 日本の名著で使われた語句・成句をピックアップした「読む事典」。参照した作品は約250、語句・成句は1200以上! 「逸楽」「永訣」「蛇蝎」「払暁」「容喙」などのふだん馴染みのないものから、「愛着」「葛藤」「呪縛」などよく使うものまで、その意味とともに例文を明示。語彙力を高め、美しい日本語に触れることができる本。 【本文例】 暗合【あんごう】思いがけなく互いに一致すること。偶然の一致。 ▽「僕のも去年の暮のことだ」「みんな去年の暮は暗合で妙ですな」と寒月が笑ふ。欠けた前歯のふちに空也餅が着いて居る。(夏目漱石『吾輩は猫である』) ▽夜中に鉄砲の音を聞いた人は十人をこしていた。その時間は丁度、かの女が先生の姿を見た時と暗合していた。二三日経っても師は帰って来られなかった。(武者小路実篤『幸福者』)
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『文豪ストレイドッグス(文スト)』の原作者・朝霧カフカ監修! 破滅願望、借金癖、薬物中毒、メンヘラ、少女趣味、不倫癖、酒乱、超甘党、重度の潔癖症、超短気――。 あなたは知っていますか? 日本の文学史に燦然と輝く文豪たちが、じつは驚くべき“癖(へき)"に囚われていたことを。 芥川龍之介や太宰治の目を疑うような破滅的な行動、夏目漱石や森鴎外の常軌を逸した食への偏執、川端康成や石川啄木の型破りな借金や金遣い、谷崎潤一郎や田山花袋の変態的な性癖など、35人の文豪がとり憑かれた衝撃の嗜好・性向・こだわり・性分を徹底的に深掘りします。 彼らの人間味あふれる“こじらせ"エピソードを読めば、きっとあなたも彼らの新たな魅力に気づくはず! [目次] 【第1章】破滅や衝動の癖(へき) 生きるべきか「死ぬべきか」……生涯の大問題 -------------------------------------- 芥川龍之介 「唯ぼんやりした不安」 狂気に囚われることに怯え自死を選んだ不世出の天才 太宰 治 「死にたがり」の意気地なし 人を恐れ、死を恐れ、そして愛を恐れて人間失格 有島武郎 最期は人妻と縊死心中 追いこまれた理想主義者の愛のカタチ 坂口安吾 “堕落"に憧れた革命児 破天荒にも見える生き方は敏感と繊細の裏返し 【第2章】嗜好や偏愛の癖(へき) 選ばれし者たちがハマった奇妙なこだわり -------------------------------------- 夏目漱石 ジャムを舐めすぎてドクターストップ? 吾輩は“超超超甘党"である 森 鴎外 ドイツで衛生学を学び潔癖症をこじらせて悪食に 饅頭茶漬けを好んだ文豪 志賀直哉 生涯の転居数は20回以上 居住地を作品に昇華した小説の神様の引越し癖 江戸川乱歩 エロ・グロ・ナンセンスとフェティシズムに彩られた 探偵小説の草分け 檀 一雄 原稿なんてそっちのけ? 頭の中は料理・料理・料理 火宅の人は“料理人" 安部公房 ワープロをいち早く導入 最新テクノロジーを偏愛しノーベル賞に近かった男 澁澤龍彦 サドを広めた博覧強記な文学者の 純粋無垢なガラクタ蒐集 【第3章】依存や中毒の癖(へき) ワラにもすがる思いに呑まれて泥沼に -------------------------------------- 中原中也 度を越した“ダル絡み" 酔うとケンカをふっかける酒に溺れた天才詩人 石川啄木 近代短歌のパイオニアは無類の女好きで借金魔 川端康成 ギョロッとした目で威圧し ためらいなく借金しまくるノーベル文学賞作家 梶井基次郎 檸檬を置いた文学青年の繊細なイメージとは対照的 野蛮でがさつな酒乱 直木三十五 大衆文学の評価を高めたが 行き当たりばったりで借金まみれの濫費ヤロウ 【第4章】恋愛や性欲の癖(へき) プラトニックからフィジカルまで恋の呪縛 -------------------------------------- 谷崎潤一郎 文体を巧みに操る耽美派は 女性に踏まれたがるドMな足フェチ 国木田独歩 武蔵野の林を愛した自然主義文学の先駆者は 重度のメンヘラ気質 田山花袋 “蒲団"の匂いを嗅いだ? 少女趣味でストーカーで髪の匂いフェチな妄想家 岡本かの子 年下男子からモテモテ「一妻多夫」の女人ぼさつ 織田作之助 二股上等!! 浪速のモテ男に同居する クズなたらしこみと一途さ 与謝野晶子 嫉妬の炎に身を焦がす情熱の歌人はダメ夫フェチ 永井荷風 付き合った女性の経歴や花街に通い詰めた日乗を 事細かに書き留めた女好き 樋口一葉 24歳の若さで逝った“こじらせ女子"の初恋が 「奇跡の14カ月」として結実 島崎藤村 恋愛対象は生涯ずっと20代 姪まで妊娠させた写実派作家の恋愛暴露癖 宇野千代 規格外れの楽観主義者 天真爛漫な恋愛体質で百歳近い生涯を生き抜く 【第5章】気質や性向の癖(へき) “偏執"の深淵を覗き続けたからこその習性 -------------------------------------- 三島由紀夫 仮面の下には劣等感? 筋肉フェチで美を追求 尾崎紅葉 親分肌で多くの弟子を育成 日本初の文豪は超短気な江戸っ子気質 泉 鏡花 日本酒は煮立たせて飲む 幻想文学の大家は胃弱で度が過ぎる潔癖症 菊池 寛 文藝春秋の創業者は 天性のお人好しでお金をばらまくおごり魔 折口信夫 極度の潔癖症に女性恐怖症、異常な量の食料備蓄…… “マレビト"の執着と執念 夢野久作 怪奇幻想小説の奇才が抱く父親への強い愛着と依存 宮沢賢治 作品には最愛の妹の影 禁欲・独身主義の天才童話作家はシスコン? 北原白秋 思い込んだら一直線 誌上で周囲にケンカを売る“激情癖"の詩人 中島 敦 謹厳で繊細な作風とは真逆 短編の名手の放蕩人生と主体性のない“流され癖"
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紹介された文士にめろめろです! 人生でこんなに文士が魅力的に見えたことない! ──三宅香帆 縦横無尽に駆け抜ける自由な文体、笑っちゃうくらい熱い口調! 坂上さんの文士愛に呑み込まれ、楽しく酔わされました☆ 個性豊かな文士の面々に、新たな気持ちで出会えます。(豆知識も増えます)。 ──大島真寿美 井伏鱒二は“かわいい系”、室生犀星は“乙女子”、堀辰雄は”実は骨太”、そして神西清の知られざる“やさしさ”––! 読めば文士たちが綺羅星のごとく光り出す、前人未到の文学案内☆★☆ 「わたしが日々胸をときめかせているところの「文士」とは、つまりは剣一本で勝負する剣士のように、「文の腕一本で勝負している!」感が、その生きざまからも作品からも、バッシンバッシンに伝わってくるようなひとたちのことでございます!」──「はじめに」より *装丁:小川恵子 *装画:伊野孝行
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「物語を読む、うたに心を託す」ために必要な言語理論を案出する書。「時枝、佐久間、三上、松下、三矢、そして折口、山田、大野、小松光三、あるいはチョムスキー......絢爛たる文法学説の近代に抗して、機能語群(助動辞、助辞)の連関構造を発見するまでの道程を、全22章(プラス終章、附一、附二)によって歩き通す」物語や詩歌を読むことと、言語学のさまざまな学説たちとのあいだで本書は生まれた。古典語界の言語を当時の現代語として探究する。
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小説・文芸-1巻2,200円 (税込)変化を続けるデジタルゲームのあり方を2010年代を中心に論考し、ゲームがどうあろうとしているのか、そして考える! デジタルゲームというメディア固有の体験は我々の世界観をどのように変えるものなのか。物語や表現を分析する従来の批評の枠組みだけでは、ゲームとは何かを論じることは容易ではない。インタラクティブ性に代表されるゲームの特質を解読するため、これまでにない視点を開拓した新時代の評論集。
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大正期から昭和初期のプロレタリア文学運動は労働者階級の現実を描く文学実践だが、そのジェンダー構造については十分に問われてきたとはいえない。プロレタリア文学をジェンダーというレンズを通してみたとき、階級と性にはどのような関係性が現れるのだろうか。 小林多喜二や徳永直、葉山嘉樹、佐多稲子、吉屋信子、山川菊栄など、大正から昭和初期の日本のプロレタリア文学を中心に、ジェンダー批評の観点からその実践を読み解く。弱者が権利を求める階級闘争の渦中でさえ、周縁化されたり、ケアとしての役割を求められたりする女性の姿を切り取る文学作品からは、階級闘争におけるジェンダー問題にとどまらず、「階級闘争自体のジェンダー化」というべき複合的な課題がみえてくる。 「階級」「労働運動」という論点とジェンダーやセクシュアリティ、さらに民族やコロニアリズムなどの論点の交差=インターセクショナリティにも着目して、プロレタリア文学が内包する問題と闘争の可能性を描き出す。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書では、物語文学誕生の基盤を整理し、長編への胎動を見せるいくつかの要素の存在を考えてみた。次に、その具体的な展開として、うつほ物語と源氏物語とについて、取り分け前者では構造・成立の視点から、後者では人物造型の視点から、長編形成のありようを探ってみたのである。また併せて両物語についての、前記の視点を補う数編の論考と、更に両長編以後の物語文学の位相を考察する二編を、付編とした。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 形成とは「(作者が)作品を形づくること」である。なかでも、構想・構成などを解明することは、従来の研究において次第に忘れ去られてきたのではないか。今、先行の構想論の成果を批判的に継承しつつ、表現--構想・構成--〈作者〉という回路をより豊かに明確に押さえていくことが求められている。〈作者〉の表現の意味への遡源を考え抜いた、平安朝物語形成論。
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平安文学についての常識は、調べてみると謎だらけ。小野小町は絶世の美女だったかどうかも、在原業平が東国の放浪の旅をしたのかどうかも謎。紀貫之による『土左日記』は日記でも紀行でもない謎の文章だし、『枕草子』のようなスタイルの随筆は後にも先にも存在しない。『源氏物語』の作者も謎に包まれているし、その作者とされる紫式部の『紫式部日記』の清少納言に向けた悪口も謎に満ちている。こうした謎を解き、平安文学を深く知ることができる、楽しい古典再入門。 【目次】序章 現像を探る/第一章 小野小町とは誰だったか/第二章 在原業平の「東下り」――伊勢物語/第三章 和歌という謎との格闘――土左日記/第四章 「随筆」性の温床――『枕草子』/第五章 紫式部は清少納言の悪口を書いた?――『紫式部日記』/第六章 源氏物語プロジェクト/第七章 「光源氏」という呼称/あとがき/参考文献/人名索引
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 文学を対象とする研究は、文学によって現実の状況と対峙し、現実の状況を超克する、そのことを自負し、かつわが特権とするものである――秋山虔。単行本未収録の論考を著者自身が厳選、構成した「論」に、昭和27年来、書き続けてきた書評を、笠間書院でピックアップし、その九割方を掲載。近年の王朝文学をめぐる論考に加え、膨大な書評群により、著者が向き合ってきた、王朝文学の研究史を辿ることができる書。「先鋭的な方法意識と独自で魅力的な文体で紡ぎ出されたそれぞれの論考は、学界の先端的な領域を開拓するものとなった」(小町谷照彦)
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「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響(ひびき)あり、沙羅双樹の花の色。盛者(じょうしゃ)必衰の理(ことわり)をあらはす」に始まる平家物諳は、一大叙事詩として、また国民文学の白眉として古くから親しまれてきた。一貫して流れる仏教的無常感は音楽性ゆたかな名文によって、永く読む人の心を打ちつづけている。本書はみずから仏門に入った瀬戸内寂聴が「祇園精舎」から「大原御幸」まで全編を「栄華」「暗雲」「寂光」の3部に分け簡潔流麗な現代語訳として提供する。グリンプスとは「ちょっと見」という意味で、著名な作家が古典を再話した古典入門であるが、巻末には詳細な解説が付いている。
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平安末期、皇位争いにからんで台頭した武家の源平の争いは1159年の平治の乱で平清盛の勝利に帰した。平氏は以後絶大な権勢を誇り、皇室と姻戚関係をむすび、高倉天皇、安徳天皇を擁してその栄華はめざましいものがあったが、清盛の死後、内乱は拡大し、1185年の壇ノ浦の合戦で義経に敗れて滅亡した。平家物語はこの平氏の栄華と没落を豊富なエピソードを交えて活写した戦記物語の傑作。翻訳者尾崎氏は幼少のころから平家琵琶に親しみ、この作品は「物語的内容の深さにおいて古今無類の国民的叙事詩である」と述べ、「誰にもわかるような物語を組み立てることを念頭に翻訳した」と記している。簡潔で韻律を重視した「平家」最良の訳書である。
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歴史は輪廻する――混迷極まる政治。相次ぐ災害。そして戦争へ。日本が歴史的転換を果たす動乱の十年間を描いた、空前のエンターテインメント巨編を、語りの魔術師・古川日出男の完全訳で。 解題=佐伯真一 解説=池澤夏樹 月報=高畑勲・安田登
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著者は源平合戦の話を祖父から聞かされて育ったという。平家物語はいわば著者にとって歴史のアイデンティティーを辿る研究でもあっただけに、「語り物」としての古典の特徴が見事に再構成され、読物に昇華されている。
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盛者必衰の嫌われ者なのに なぜ平家に心を寄せてしまうのか? 多くの作者たちが書き足し、書き変えてきた壮大な物語を、 図解でわかりやすく解説した入門書の決定版! 鎌倉から南北朝期にかけ、多くの作者たちによって練り上げられた『平家物語』。 史実をベースにしながらも巧みに時を操り、歴史的人物のキャラクター化がなされてきました。 そこには作為があり、政治的背景が隠されています。 本書は覚一本『平家物語』をもとにそれらを紐解き、あらすじや有名エピソードのほか、当時の武士・貴族の行動や考え方なども解説しています。 本書は、『平家物語』の入門書として最適なだけでなく、その複雑さを読み解くことでより深く楽しめるように構成されています。 平安武士の生き様がマルわかりの1冊です。 実は、『平家物語』は滅びの美学や、「諸行無常」を語るための書ではなかったのです。
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現代語訳の決定版がついに登場。混迷極まる政治。相次ぐ災害。そして戦争へ――国が変わる、歴史が変わる。日本が歴史的転換を果たした動乱の10年間を描いた、文学史上空前のエンターテインメント巨編を、語りの魔術師・古川日出男の完全訳で。誰もが知ってる「平家物語」の名場面ばかりを抜粋した、電子書籍のみの豪華試し読み版!
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貴族の世から武士の世へ。変換期を迎えた中世社会を描き出す! 保元の乱で勝利した後白河天皇は上皇となり院政をしくが、源義朝軍が謀叛を起こし後白河上皇と二条天皇を閉じ込め、信西を殺害。急を聞いた平清盛は、天皇と上皇を助け出し一気に義朝軍を打ち破り、鎌倉へ落ち延びようとした義朝を殺害。これにより平氏の世の中になっていく――。 平治元年(1159年)に起こった平治の乱を描く軍記物語。作者は未詳だが、『保元物語』の姉妹編といわれるほど関係が深い。保元物語に続き、平治物語でも武士の力の台頭が大きく描かれ、武士の世の中への時代の流れを描き出している。 本書は、本文、脚注、現代語訳に校訂注、解説を加えた決定版!
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筒井康隆、やっぱりヤバい! 読む者すべてを虜にする底なしの想像力 「100分de筒井康隆」(2025年1月3日放送)が待望のムック化! 日本の「SF御三家」と称され、90歳を迎えた今もなお精力的に作品を世に送り続ける、文学界のスター筒井康隆。SF、スラップスティック、言語実験、精神分析、そして超虚構――小説という形式の限界に挑み、進化を重ねてきたその軌跡をたどる。 熱烈な筒井愛に溢れる4名の豪華著者陣による解説に加え、そこから続けて読みたい作品リストを特別コラムとして収載。その魅力にとりつかれた筒井マニアだけでなく、初めて作品に触れる読者も底なしの“筒井沼”へと叩き込む、筒井康隆ガイドの新定番がここに登場! 【内容】 第1章 革命と内宇宙のリズム――『脱走と追跡のサンバ』(中条省平) 第2章 拡張と回帰の物語――「七瀬シリーズ」(池澤春菜) 第3章 夢と虚構の純文学へ――『エロチック街道』(菊地成孔) 第4章 超虚構の到達点――『虚航船団』(大森望)
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平安末期,鳥羽院の崩御を機に,嫡子崇徳と同母弟後白河との間で王権をめぐる骨肉相食む争いが勃発,両者の確執は摂関家と武家をも巻き込み,国家を分断する一大抗争へと発展した.史上,保元の乱で知られる争乱をえがいた本作は,物語の名のもと,歴史の真実と人間存在の機微を深く見すえる.九十年ぶりの新校訂版.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.