風土記 日本人の感覚を読む

風土記 日本人の感覚を読む

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七一三年の官命によって編纂された「風土記」。全国各地の産物や土地、神話などを記す古代の貴重な資料である。その地誌としての性格をふまえ「風土記」を読み解けば、日本人に通底する心のありようが見えてくる。

【目次】
はじめに

第一章 「風土記」とはなにか

第二章 「風土記」の時間
序 説
第一節 「風土記」の時間認識 ―「古」「昔」「今」―
第二節 神の歴史 ―オオナムチ神話の国作り―
第三節 天皇の歴史 ―風土記巡行伝説―
第四節 祖先の歴史 ―「祖」「初祖」「遠祖」「始祖」「上祖」の世界―

第三章 「風土記」の空間
序 説
第一節 神話の空間認識
第二節 里長の役割と「里の伝承」
第三節 巡行伝承の空間的再配置

第四章 「風土記」からみた日本文化
序 説
第一節 松になった男女の「罪」と「恥」
第二節 天女の追放

終章 「風土記史観」でみた古代の日本
おわりに
引用文献および参考文献

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風土記 日本人の感覚を読む のユーザーレビュー

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年11月07日

    風土記を読もうともあまり思わなかったけれど。恥ずかしさの感覚や追放してしまう側の心の動きをベトナム人や中国人に説明するのはとても難しいと思う。私は読んですごく納得できるのだけれど。

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