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-“死者の谷”から生還した元兵士の心の叫び。 戦争末期、雲南の地で日本人兵士がほぼ全滅した騰越・龍陵の戦い。そこからほど近い旧ビルマの“死者の谷”フーコン谷地でも、全滅の危機に瀕している部隊があった。 ――ああこれでは勝負にならない、と一等兵でも思う。そう思いながら戦闘をしたのであった。敵は……必要な条件を整えたうえで戦った。こちらは、弾がなくても、食糧がなくても、とにかく、やれと言う。……弾がなくても食糧がなくても、一人が二十人殺せば二十倍の敵に勝てるわけだから、そうしろと言う。―― 六割以上が亡くなった無謀な戦いから、片腕と引き換えに生還した村山辰平は、あの戦闘で夫を亡くした中川文江とともに、フーコンで自分がたどった場所を地図に記していく。それは、将官への怒りを新たにする作業でもあり、「諦めながら恨む」作業でもあった。 第48回菊池寛賞に輝いた古山高麗夫戦争三部作の完結編。
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-バリエーション豊かな武田泰淳の世界。 旧約聖書の「ノアの方舟」をもとに、選ぶ側と選ばれる側が抱く苦悩を描き出した「誰を方舟に残すか」、山奥に移り住み集落の“独裁者”となった男に招待され、唖然とするような体験をする「独裁者と共に」、「見ては悪いものを見ると、とんでもないことになる」ので、大事件に巻き込まれながらも「見ざる、聴かざる、話さざる」を貫く「おとなしい目撃者」、3人の妻に捨てられた博士に依頼され、透明人間になって元妻たちにいたずらをする「透明人間」、思想犯として投獄されている“女神”と男をめぐる哀しい結末を描いた表題作「地下室の女神」など、バリエーションに富んだ9作品を収録した短篇集。
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-「お前はその誰かにはなれない。絶対に、なれない。」 これまで就活や恋愛、日々の生活からすらも、ひたすら逃げ続けてきた悟。夢は抱くものの、「どうせ俺には無理だろう」とすぐに諦めてしまい、挙句の果てには自室のルンバからもゴミ扱いされる始末だ。 そんな人生に希望を見出せなくなっていた悟の前に、いくつかのチャンスが転がってくる。 何も信じられない悟はそのチャンスさえも見過ごしてしまい、またすぐに諦めそうになってしまう。しかし大学の同期である夕夏ちゃんの屈託のない言動が、徐々に彼を奮い立たせることになり…。 悟は逃げずに何かをやり切ることができたのか? そして自分に自信をつけることができたのか? 少しずつ成長していく彼の姿に、いつしかエールを送っているかもしれない。 懐かしい平成時代を舞台にした、不器用な大学生の成長物語である。
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-月刊「潮」2024年9月号 主な内容 【特別企画】 成熟ニッポンに風穴を開ける 女性リーダーの存在が 組織を生き生きさせる。 鎌田 實 / ゲスト・山根基世 「認知症の人が見ている世界」を、まずは理解してみよう。 筧 裕介 VS 田原総一朗 「水をがぶ飲みする」AIと人類は共存できるか。 橋本淳司 【特別インタビュー】 庭田杏珠 カラー写真化で“解凍”された原爆投下前の「幸せな記憶」。 【アスリート列伝】 葛西 潤 創価大学駅伝部初の五輪ランナーが見つめる、その先の“世界”。 「人間のための復興」を貫く政治家の情熱と現場主義。 赤羽一嘉 【てい談】 朝井まかて VS 澤田瞳子 VS 蝉谷めぐ実 作家たちの放課後「なにげに文士劇」いざ、旗揚げ! 【連載】 高島礼子の歴史と美を訪ねて 完全無欠なヒーローではない人間臭い捕物帳を描きたかった。 木内 昇 VS 高島礼子 【人間探訪】 最相葉日 もう怖いものはない、介護を終えたらご褒美が待っていますよ。 【特集】 連載ドキュメンタリー企画 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 (3) 【特別インタビュー】 松浦晃一郎 「ユネスコ憲章」を体現した池田SGI会長の平和外交。 【特集】 光輝く「日本の原風景」―― 鳥取県 ≪対談≫ 平井伸治 VS 篠原ともえ ≪対談≫ 河崎 積 VS 庄司行男 鳥取へのUターンで開けた新たな人生のステージ。 川口和久 【海外レポート】 SNS被害で自ら命を絶つ米国の子どもたち。 矢部 武 【ルボ】 障害があってもなくても、音楽を愉しむことに隔たりなどない! 黒島暁生 【新連載小説】 緑閃光 赤神 諒 【好評連載】 シルクロード ウズベキスタン紀行 安部龍太郎/「故事成語」にはワケがある! 塚本青史/世界への扉 三浦瑠麗/その他 その他
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-――人生のどん底で出会った女は「人ならざるもの」だった。 離婚、左遷と続き、不憫な男。夢に現れた美しい女。 人間と人ならざる者の出会いは偶然か、それとも運命か――。 孤独を抱える二人が織りなす大人の恋愛ファンタジー。 「どうして、その、こっちにいるんだ?」 向き合わざるを得ない男。 「まあ、いろいろ、あるのよ」 隠そうとする女。 ◆切ない大人の恋 ――大人になった今だから、わかる恋がある。 あなたには、わかってほしいの。わたしのこと。 【あらすじ】 仕事でも家庭でもすべてを失い、 失意の底で彷徨っていた男・槙野真(まきの・しん)。 かつては花形部署にいたが、 上司の娘である妻に裏切られ、職も名誉も一夜にして失った。 ある夜、花の香りに導かれるように迷い込んだ路地裏で、 赤い髪の女・マリィと出会ったことで、 「男」としても「人」としても 壊れかけた彼の運命が再生へ向かってゆっくり動き出す。 【お客さまへ】 ・作中にはストーリー上で欠かせない官能描写が含まれます。 【ピンナップ(電子書籍版)】藤の蜜(hujino-mitu) TL小説が好きな普通の主婦。イラストレーター、TL小説執筆などを家事の合間にしている。 【レビュー(WEB公開時】 女性向け小説投稿サイトで公開時、30代・40代の女性読者を中心に多くの支持を集めた作品です。 ■主人公が先輩と交わす会話がとてもリアル。現実社会では珍しくない男同士の会話だけに、思わず引き込まれました。(30代・女性)
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-美人で、お金持ちで、名門大学生と三拍子そろった秋月涼子さん。ところが困ったことに、彼女は探偵志望で、いぢめられると推理がひらめく、どMだったのです。 秋月涼子さんはどMで、探偵志望の大学2年生。ひとつ年上でSの新宮真琴お姉さまにいぢめてもらうと、名推理がひらめきます。今日は縄? 目隠し? チョーカー? お姉さまはいつも新しい世界を見せてくれます。さて、名門・聖風学園文化大学で今回巻き起こるのはどんな事件でしょうか? そして真琴お姉さまが涼子さんに教えてくれるのは、どんなプレイなのでしょうか? 1巻はシリーズ前半の14話を収録。
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-なぜありえないことをそんな一生懸命に描くのか? 面白いからに決まっている! 宇宙が赤外線の波長よりも小さく縮んでしまう。異次元からの攻撃でボストンが消滅する。滅亡したイギリスをもう一度作る。怪獣の群れが横須賀を襲撃する。ロケットで地球を動かす。第二の月が誕生する。実はこの世界はフィクションだった……ありえないことを「そんなことあるわけない」とバカにするのではなく、「本当にあったらどうなるのか」を前提に、もっともらしい設定を考え、真剣にシミュレートしてみせることで、常識を打ち破り、現実を揺るがせる驚きの感覚――センス・オブ・ワンダーを生み出す。それがSFの魅力だ。(本文より) 過去に誕生したバカ力に満ちた偉大なSFの数々を一挙紹介。SFを深く愛している人のためのSFガイド、第2弾。 第1章 小説編 第2章 映画編 第3章 マンガ編 第4章 テレビ編 ●山本弘(やまもと・ひろし) 作家。元「と学会」会長。日本SF作家クラブ会員。1956年京都府生まれ。1978年『スタンピード!』で第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選。1987年ゲーム創作集団「グループSNE」に参加。作家、ゲームデザイナーとしてデビュー。2003年『神は沈黙せず』が第25回日本SF大賞の、また2007年発表の『MM9』が第29回日本SF大賞の候補作となり、2006年の『アイの物語』は第28回吉川英治文学新人賞ほか複数の賞の候補に挙がる。2011年『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞を受賞。
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-SFとは筋の通ったバカ話である! 本当に面白いと思ったSF作品を一挙紹介 砲弾で人間を月に送る。プロペラ機で火星へ飛行する。世界は昔、平らだった。この世界は誰かの見ている夢である。惑星を蒸気機関で移動させる。自転車は生物である。時間が衝突する。人間の100万倍のスピードで生きる生物。ハングライダーで侵略してくるゾウ。マンハッタン島をまるごと略奪する巨大宇宙船。女子高生の発明が世界を変える……こうしたバカな発想をバカにすることなく、大真面目に語るのがSFの魅力だと思うのだ。(本文より) 過去に誕生したバカ力に満ちた偉大なSFの数々を一挙紹介。SFを深く愛している人のためのSFガイド。 プロローグ 黎明期 第1部 1930~40年代 第2部 1950~60年代 第3部 1970~80年代 第4部 1990年代~2000年以降 ●山本弘(やまもと・ひろし) 作家。元「と学会」会長。日本SF作家クラブ会員。1956年京都府生まれ。1978年『スタンピード!』で第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選。1987年ゲーム創作集団「グループSNE」に参加。作家、ゲームデザイナーとしてデビュー。2003年『神は沈黙せず』が第25回日本SF大賞の、また2007年発表の『MM9』が第29回日本SF大賞の候補作となり、2006年の『アイの物語』は第28回吉川英治文学新人賞ほか複数の賞の候補に挙がる。2011年『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞を受賞。
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-ある日父から遊郭に呼び出された徒目付の香月左馬之介は、そこで香月家に伝わる二振りの宝刀について聞かされる。一握りの玉鋼から生まれた表裏一体の太刀――その一方は左馬之介が帯びる『風龍』。もう一方である『雲龍』を、生き別れた腹違いの兄が持っているという。その異母兄が宝刀を持つに値する人物かを確かめてほしいと父に請われた左馬之介だが、気乗りしないとして一度はこれを退ける。ところがそんな折、遊郭に出入りする腕利きの用心棒――篁秋水なる傾き者が現れる。ひと目見てただならぬものを感じた左馬之介は、改めて『雲龍』の行方を追うことにするのだが……
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-武器であり、また美術品であり、歴史的遺産でもある日本の刀剣の鑑賞法を、写真やイラストなどで紹介。数年前に興ったブームで、日本刀は少しずつ馴染み深いものになってきました。しかし知識はあっても、実際に前にすると、どのように鑑賞すればいいのかわからない、という声もあります。本書は、長年、幾多の日本刀をかたわらにして歩んできた著者自身の体験をもとに、「自分の眼でみる」という視点から日本刀の世界を語った、鑑賞の手引書です。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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-『クレヨンしんちゃん』の大人気学習参考書シリーズ「なんでも百科」のロングベストセラー『クレヨンしんちゃんのまんが英語入門ブック』最新改訂版。クレヨンしんちゃんのマンガとテキストで、「楽しい小学英語から、中学英語への橋渡し」をめざした英語学習ブック。[1]はじめて英語をならう小学生にはもちろん、中学生の復習にも対応した内容。[2]英語と日本語のちがいや語順など、学校教科書では理解しにくい英語文法をていねいに解説。[3]本書収録の基本例文の音声を無料でダウンロードして聞くことができる! ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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-『クレヨンしんちゃん』の大人気学習参考書シリーズ「なんでも百科」のロングベストセラー『クレヨンしんちゃんのまんが世界の国おもしろブック』改訂新版。世界の国々60カ国の特徴を、原作の世界観そのままの楽しいクレヨンしんちゃんのマンガと文章で大紹介。世界の食べ物、世界の言葉、首都や産業や世界遺産etc…これ1冊読めば親子一緒に「世界の国」なんでも博士だゾ! 日本の都道府県を紹介した姉妹編「都道府県おもしろブック」も好評発売中。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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-独立したてのWEBデザイナー、日和は、海外転勤する姉夫婦から頼まれ、2年間だけ雑種犬「安藤さん」と暮らすことになった。 安藤さんの予防接種のため、初めて訪れた動物病院は、診察券すらなくスタッフは獣医の高遠のみ。彼は動物だけを愛し、人間のことは名前さえ覚えない男だった。 病院の人手不足から、日和はお客さんにスタッフと間違われ奔走するはめに。そこを高遠の知人に見込まれ、正式に勤めることになった。しだいに日和は、高遠の採算度外視で治療をする不器用さや、前の病院を辞めた事情を知り…? ※本電子書籍は『高遠動物病院へようこそ!』全3巻を1冊にまとめた合本版です。
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-戦慄の【闇】体験! 「怖い場所」超短編小説シリーズがスタート! 2022年映画化『カラダ探し』の著者・ウェルザード最新作! ある海水浴場に言い伝えられる、海辺の村の忌まわしい記憶を連作小説化! 私の故郷にある海水浴場には、子どもの頃から教えられた「海のルール」がある。 ● 海に落ちている物は拾ってはいけない。 ● 雨の日に海に行ってはいけない。 ● 雨の日に溺れている人を助けてはいけない。 ● お盆になったら泳いではいけない。 ● 夜の海で誰かに呼ばれたらすぐ逃げろ。 ● もしも血が出たら海の中に入るな。 恐らくどれも海難事故や不慮の事故を防ぐために、昔から伝えられている迷信のような ものなのだろうと、物心がつくまで気にも留めずに過ごしていた。 そう、高校二年の夏の終わり、 私の友人が海で拾った指輪がきっかけで、不可解な死を遂げるまでは……。 本書は、2022年に映画化された『カラダ探し』の原作者ウェルザード氏による書き下ろし作品。 全11話からなる戦慄の連作小説には、それぞれ、どこの海水浴場でも見かけたことのあるような、 でも、よく読むとその根拠が不明な「海の決まりごと」が掲げられている。 主人公である「私」は、幼い頃の故郷の海の記憶とともに、 やがて、そのルールにまつわる忌まわしい事件を思い出していく……。 6つの海のルールに隠された謎、果たして、そのルールを守らねばならない本当の理由 とは? 著者渾身の最新作。ぜひ本書の不気味な闇体験を味わってみてください。 1章 その落し物は誰の物ですか? 2章 雨の日は見えないものが見えるものだ 3章 海から来るもの 4章 夏に会った女の子 5章 暗闇の中の人 6章 落雷に注意してください 7章 お盆になったら泳いではいけない 8章 海に血を与えてはいけないのだ 9章 その穴から始まった 10章 穴と結界 11章 ミカイジ様
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-米国の自然主義文学の先駆とされる作家、スティーヴン・クレインの一連の短編の新訳。 アーネスト・ヘミングウェイは二十代の若い作家志望者に助言を求められ、トルストイの『戦争と平和』やドフトエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』など世界文学の古典十六作を示したが、そのリストのトップにスティーヴン・クレインの『青いホテル』と『オープン・ボート』という二つの短編が含まれていた。 クレインは二十八歳で早世したが、フォークナーやヘミングウェイなど後の世代の作家にも大きな影響を与えた。 『オープン・ボート』は、キューバに新聞社の通信員として取材に向かうために乗っていた船が沈没し漂流した末に生還したという作者自身の実体験に基づいている。 クレインはその体験を新聞にノンフィクションの手記として記載し、その半年後に小説『オープン・ボート』として雑誌に発表している。 本書では新聞に掲載された手記と小説の両方を訳出しているので、同じ事故をめぐるノンフィクションとフィクションを読み比べることで、すぐれた作家の創作手法や意識の違いがはっきり読み取れる。 『青いホテル』は逆に心理描写がなく、登場人物の目に見える行動のみを追うことで、東部からの旅行者の不条理な死の顛末を描いている。 『モンスター』はワイロムヴィルという中西部の架空の町を舞台にした作品で、医師の家庭で起きた火災をめぐって、人間の誠実さとは何か、小さな共同体における人の噂や社会の空気、フェイクやヘイトといったものの持つ力などが描かれ、SNS全盛の二十一世紀のネット社会の縮図を見るよう。あまりに現代的で、現代にこそ通じる作品である。
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-エブリスタ〈最恐小説コミック原作大賞〉 竹書房賞、エイベックス・ピクチャーズ賞W受賞した怪作! デスゲーム×孤島の密室ミステリー 〈あらすじ〉 目が覚めるとそこは孤島の廃病院だった。 いまだ朦朧とする意識の中、集められた男女に次々と打たれていく注射。 その中の1本に、生きている人間を、人肉を食べないと死ぬ化け物=屍喰鬼(グール)に変えてしまうウィルスが! 運営の目的すら分からぬまま地獄のゲームに放り込まれる参加者たち。 ゲームの期間は7日間。 1日1回、裁判が開かれ、グールだと思うものを多数決で決めて処刑する。 予想が当たれば参加者の勝ち。 だが、外れれば罪なき者が処刑され、その夜は誰かがグールの餌食となる。 1人、また1人と消えていく参加者たち……。 果たして、グールは誰なのか? クセモノ揃いの31人。 出口なき廃墟の中で始まる殺戮と推理のデスマッチ! *** 「誰が怪しいと思いますか?」 これは正義の裁判ではない。 生存率をあげる唯一つのチャンスなのだ。 その人が「本当にグールかどうか」は関係ない。 自分以外の誰かから排除していく消去法だ。 信じる信じないよりもむしろ―― 誰なら犠牲にしても構わないのか? ※この一文強調 「さあ、生贄の順番を決めよう」
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-『青い脂』(ソローキン)や『穴持たずども』(マムレーエフ)など“怪作”を翻訳してきた著者による「悪」のロシア文学入門。 虚無的な現実を覆う皮膜の下で蠢く怪物たちの饗宴。間違いない、本書は毒にも劇薬にもなりうる。━━━━━木澤佐登志 ロシア文学は現実の不確かさを読者に突きつけ、世界の裂け目に開いた深淵を露わにする。 『青い脂』(ソローキン)や『穴持たずども』(マムレーエフ)など“怪作”を翻訳してきた著者による「悪」のロシア文学入門。 誤解を恐れずに書くが、ロシア文学は危険だ。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻によって現実に世界秩序が大きく揺れ動いている今日、それは劇薬ですらあるかもしれない。(「はじめに」より) 【目次】 はじめに プロローグ 悪との遭遇 第1章 ペテルブルグの幽霊 ゴーゴリ『外套』 第2章 怠惰と実存 ゴンチャロフ『オブローモフ』 第3章 病める地下室男の独白 ドストエフスキー『地下室の手記』 第4章 もはや死はない トルストイ『イワン・イリイチの死』 第5章 世界がひずむ音 チェーホフ『六号室』 第6章 「われら」と「彼ら」のはざまで ザミャーチン『われら』 第7章 不可能性の怪物 マムレーエフ『穴持たずども』 第8章 空虚への解脱 ソローキン『マリーナの三十番目の恋』 第9章 もう一つの九〇年代 ペレーヴィン『ジェネレーション〈P〉』 第10章 回帰する亡霊 エリザーロフ『図書館大戦争』 第11章 可能性としての女性文学 ナールビコワ『ざわめきのささやき』/トルスタヤ『クィシ』/スタロビネツ『むずかしい年ごろ』 おわりに あとがき ブックガイド 【著者】 松下隆志 1984年、大阪府生まれ。専門は現代ロシア文学・文化。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、岩手大学准教授。著書に『ナショナルな欲望のゆくえ ソ連後のロシア文学を読み解く』(日本ロシア文学会賞受賞)、訳書にソローキン『吹雪』『親衛隊士の日』、『青い脂』(共訳)、ザミャーチン『われら』、マムレーエフ『穴持たずども』など。
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-誘拐事件を解決し、新メンバーが加わった『はみだし探検隊』に3度目の危機がやってくる。 いつも彼らを導いてくれるナンおばあちゃんが病気で倒れたのだ。 ナンを治すために『はみだし探検隊』の5人は、 エンチャントされた金のリンゴを手に入れようと 長老たちの作ったルールを破ってオーバーワールドへ旅立つ。 だがその後を追って、クリーパー頭の怪人が迫ってきていることには気づいていなかった…! 海底神殿、古代都市、不気味な追っ手、おぞましい三つ首のモンスター。 冒険の行く手を邪魔するいくつもの危険を乗り越え、 かつて〝腐ったリンゴ〟とバカにされた『はみだし探検隊』は、金のリンゴを手にできるのか。 平和だが変化のない町を出た子どもたちの、友情と冒険のストーリー第3弾!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今なお紆余曲折のある人生を歩んでいる著者だからこそ,生まれる詩がここにあります。誰にでも覚えのある感情,思い,悲しみ,辛さ,喜び,寂しさが,なるほどと思える流れるような言葉で表現されています。「確かにそうかもしれない」と共感を呼び覚ます,心を言葉で表している,そんな切なさ漂う詩集です。ありふれた,だれもが使う言葉で,日々の暮らしの中に根付いた内容で構成されています。分かりやすく読みやすく,詩集が初めての方にも是非手に取っていただきたい,そんな本をお届けします。
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-愛情と愛欲にあふれる、53編の官能ショートショート!! かっての教え子、はじめての女【ひと】、同級生、部下、上司…… 人生最高の幸せ気分の断片を切り出す、エム氏(牧村僚)の艶語り! 左側へ移動した節子が肩のあたりに手をやり、またおもむろに揉み始める。躊躇することなく、大吉は左手を伸ばした。節子も心得たもので、膝を開いていた。大吉はまた節子のふとももを撫でまわす。最初の一年ほどは、これで終わりだった。だが、大吉は自分の勝手さに気づいた。節子のふとももの肌ざわりはすばらしく、大吉はさわるだけで満足なのだが、これでは節子がまったく面白くないはずだった。(「奥様に叱られます」より) 人物の個性、展開の妙、現実と妄想の境界、極まるシーン原稿用紙6枚の大宇宙!!
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-あの日、長いながい初恋が始まった―― 児童養護施設で出会った少女が、その後の人生に光と影を落とす。 すれ違う想いは重なるときが来るのか――純情性愛譚! 双子の兄弟である恵介と良平は12歳の冬、児童養護施設で暮らすことになった。周囲と馴染めないままだったある雪の日、新しい入所者がやってくる。まるでアイドルのように見えた少女は泉美といった。自分たちには確かな絆があると信じ、決して恵まれたとはいえない日々を、三人で寄り添いながら過ごしていた。だが、恵介が養子として引き取られたことで、その絆に翳りが見えはじめ……。 誰かの涙に胸を衝かれた記憶を呼び覚ます、センチメンタル巡恋官能小説!
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-大観衆が見守る中で〈女神〉が死んだ! 浅見光彦、不可解な連続殺人に挑む! 解説 山前譲氏。 各企業が車を飾りたてて大阪・御堂筋をパレード―その最中に事件は起った。 繊維メーカー・コスモレーヨンが開発した新素材をまとったミス・コスモの梅本観華子が、大観衆注視の中、急死したのだ。 胃から青酸化合物が発見され、コスモレーヨンを取材中の浅見光彦が事件にかかわることに。 コスモの宣伝部長・奥田とともに観華子の交友関係を調べ出した矢先、第二の殺人が! 傑作長篇ミステリー。 2017年8月刊の新装版に、自作解説、『浅見光彦ミステリー紀行』(光文社文庫刊)に収録されたエッセイ「甘くほろ苦い思い出の地」、山前譲氏の解説を収録した決定版。 プロローグ 第1章 パレードの惨劇 第2章 アリスの幽霊 第3章 幸運な死者 第4章 発明者 第5章 アリスは知っていた 第6章 浅見光彦の敗北 第7章 花のごとく儚く エピローグ
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-「勇兵団」生き残りの声をありのままに綴る。 仙台に本拠を置く陸軍第二師団「勇兵団」の一兵卒として南洋に送られた著者は、旧ビルマと中国の国境で、雲南遠征軍を相手に苦戦を強いられている龍陵守備隊を救出する任務に就く。しかし圧倒的な物量の差はいかんともしがたく、上官、同僚が次々と亡くなり、負傷していった。 ――挙国一致だと。糞食らえだ。尽忠報国だと。糞食らえだ。……気力なし、体力なし、プライドなし、自信なし、希望なし。……私は、もう、なにがどうでもいいような気持になっていたのだ。―― その絶望的な戦いをともに経験した勇兵団の生き残りを中心に、丹念に取材を続けてまとめられた一冊。相手は饒舌ではない東北人だが、それだけに一層言葉に重みが感じられる。 古山高麗雄の戦争三部作のうち、『断作戦』に続く第二作。
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-芥川賞候補作3篇を含む珠玉の作品集。 ――あの、二年前の別れたあと、私は毎日、新聞の社会面をみるたびにびくびくした。女の自殺ばかりが目につき、不安は半年以上もつづいた。……彼女の死、それが、それまでは新しく生きることも死ぬこともゆるされない、ひとつの刑の期限のように思えたのだ。―― ある女優の自死をきっかけに、冷たく別れたかつての恋人・小田富子のことをあらためて思い起こす〈私〉。突然、消息不明だった富子から「会いたい」という手紙がきて……。 表題作「演技の果て」のほか、米兵に媚びを売る日本人女性に複雑な思いを抱く日本人少年を描いた「その一年」、乳飲み子を船から海に投げ込んだ女の心理を綴る「海の告発」という芥川賞候補作3作品と、「煙突」「猿」「遠い青空」「頭上の海」といういずれ劣らぬ4篇の短篇からなる作品集。
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-月刊「潮」2024年8月号 主な内容 【特別企画】 若者たちが伝える「戦争」の記憶 「特攻隊」の史実を知ることで、新たにする平和への誓い。 羽場恵理子 “沖縄の心”を詩と曲に乗せて、「平和」を歌い続けていく。 石嶺愛莉 「核廃絶」に向けての10問10答――青年時代の使命と責任。 高橋悠太 【特集】 デジタル社会の光と影 AIの進化が「人間中心社会」を生むという“逆説”。 今井翔太 ≪連載≫ ニッポンの問題点 黒田忠広 VS 田原総一朗 半導体は国の根幹を揺るがす生命線――日本の再興なるか。 【対談】 生活者の利益を重視する公明党の役割はとても大きい。 西田亮介 VS 石井啓一 【特集】 平和へのメッセージ ≪新連載≫鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 黒柳徹子 VS 鎌田 實 平和を担う子どものために大人たちができること。 ≪連載≫ 高島礼子の歴史と美を訪ねて 石井ふく子 VS 高島礼子 戦争もののドラマは絶対に作りたくないんです。 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 (2) 【対談】「持続可能」な観光こそ平和の礎。 篠原文也 VS 高橋一郎 【連載】 東北の未来を拓く「青年力」 “負けない心”を教えてくれた東北に「希望」という恩返しを! 岩隈久志 【新連載小説】 緑閃光 赤神 諒 【アスリート列伝】 清家貴子 なでしこジャパンの“赤い稲妻”が、世界に雷鳴を轟かせる。 未来志向で考えよう!50代からの老後資金プラン。(下) 馬養雅子 「やさしい日本語」は共生社会実現へのパスポート。 武田裕子 【好評連載】 シルクロード ウズベキスタン紀行 安部龍太郎/池田思想の源流 ―― 『若き日の読書』を読む 佐藤 優/その他 その他
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-戦場カメラマンのマーリ・アルメイダは、冥界の受付で目が覚めた。現世に留まる猶予は七つの月が沈むまで。復讐を誓う青年革命家、爆破テロで死んだ博士、冥界最凶の邪神、泥沼化する三つ巴の内戦──あの世もこの世も巻き込んだ、血なまぐさい混乱の行きつく先は。悲しくも可笑しい破天荒な魔術的ミステリ。スリランカ内戦の狂騒を魔術的に駆け抜ける、圧巻のブッカー賞受賞作。 あなたはこの物語で、人間の悲劇的な愚かさと、目も眩むような愛を目撃することになる。 ──西加奈子 最高にグルーヴィーな語りのリズム。主人公マーリ(の幽霊)と一緒に知られざるスリランカの闇を突っ切った。 ──佐藤究 全ての諍いは死者たちの呪いから始まる。時にフィクションは現実の暴力に無力だ。が、この悪夢の旅はどうだ、シュールな笑いで飄々と死体の間をすり抜けて行く。これはすぐ間近に迫る我々の明日の物語だ。 ──幾原邦彦 強烈なエネルギー、悲しいユーモア、胸が張り裂けるような感情。そして、歴史が人々へしたことへの燃えるような怒り。 ──「ガーディアン」紙 「この世界の狂気をどう説明できる?」 1990年、内戦下のスリランカ・コロンボ。 戦場カメラマンにしてギャンブラー、皮肉屋で放埒なゲイであるマーリ・アルメイダは、目を覚ますと冥界のカウンターにいた。自分が死んだ記憶はないが、ここに来る前に内戦を終わらせるための重要な写真を撮ったことは覚えている。与えられた七夜の猶予のうちに、自分を殺した犯人を捜し、内戦を終結に導くことはできるのか? 復讐を誓う青年革命家、爆破テロの犠牲になった博士、魂を飲み込む邪神、錯綜する陰謀……。死者も生者も入り乱れた地の混沌を駆け抜ける、狂乱のゴースト・ストーリー。 ※本電子書籍は、「マーリ・アルメイダの七つの月 上・下」の合本版です。
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-事故の後遺症によって人並みはずれた聴覚を獲得してしまった男・立花誠一。彼は自分を轢き殺そうとした相手をつきとめようと決意する。どうやら賃貸マンションの前の住人である、正体不明の女と何か関係しているらしい。部屋には住人の癖が音として刻まれている。彼女の残した「音の記憶」を頼りに、立花はその痕跡を執念深く追跡していく……。「聴覚」をテーマにした異色の長篇ミステリ。日本推理作家協会賞受賞作品。 ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ) 小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。
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-ナオミの匂いは痙攣を繰り返す度に、スミレの花のように、ゆっくりと透明になり、消えていく。そして次の波に呼応するように再び現れる。まだ最期ではない。もっと自分を鎮めてくれ。そう囁くようにナオミの匂いが、客の脳裏で薄まり、消え、現れる。(本文より) 太平洋戦争末期、神戸の山奥にある娼館で、ナオミという幽閉されていた女が忽然と姿を消した。果たして彼女は本当に殺されたのか、それとも……。あらゆる感覚を刺激する異色の長篇ミステリ。 ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ) 小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。
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-ミステリのなかで密室ものと言われる作品群がある。locked room murder がその原語で、入ることも出ることもできない密閉された空間あるいは状況において発生した殺人を扱ったものだ。ディクスン・カーは手を換え品を換えて生涯、この種の作品の提供を追求したが、他にも多くの作家がこのアイディアを試みた。本書はこうした「密室もの」短編の一端を紹介するもので、多彩な作家の手になる14編を収録している。カーはもちろんだが、クイーン、クレイグ・ライス、マクロイ、チェスタートン、ポースト、シムノンなどの「不可能犯罪」を一瞥できる。
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-冒険小説、伝奇小説でいまもなお魅力を失わないライダー・ハガードの代表作。着想の奇抜さ、読者をたちまち怪奇、幻想、戦慄の世界にひきずりこむ迫力は、この作者の独壇場だ。ソロモン王の時代から、アフリカの奥地に眠るという莫大な財宝。それをもとめてヘンリー・カーティス卿は、探検家アラン・クォーターメンとともに出発した。三世紀も昔の1枚の地図をたよりに、一行はソロモン街道にたどり着く。だが、そこで一行が目にしたのは、大虐殺の現場だった。そこを支配するのは、ソロモンの秘密を知る唯一の人間……魔法使いの老婆ガグールだった。ヘンリー・ミラーは「もっとも親近性のある尊敬すべき作家」としてハガードを高く評価している。
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-パリ、一月十三日。夜の六時半に、ボーマルシェ大通りとパ・ド・ラ・ミュール通りの角で、フェリックス・アラールという四十九歳の本屋の店員が、交通事故に遭った。小犬を革ひもで曳いて歩道を歩いていた彼が、車道に降りたとき、後ろからバスに引き倒され、文字どおり頭を押しつぶされた。小犬は奇蹟的に無事で、野良犬の収容施設に送られた。…この小さな三面記事の、刑期を終えて出所したばかりの当人は、死の二カ月前から克明な手記を綴っていた。そこには孤独な男の数奇な人生の軌跡と悲しみが記されていた。
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