「小沼丹」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2017/01/13更新

ユーザーレビュー

  • 村のエトランジェ
    小沼丹初の作品集。
    表題作は、主人公の疎開先でのざわざわした出来事が綴られていて、なんだかミステリぽい。
    作者はミッション系の学校出身で、自身英語教師でもあったので、使われているカタカナ語が目新しく思えました。巻末には年鑑と作者写真も載っていて、ひととなりを知る事もできる贅沢な文庫です。
  • 懐中時計
    地面にどっかりと腰をおろしている小説である。それは怠惰ということでなくて、地面に接する面積が多いという事、即ち生きている者の生活が誠実に描かれている。
    言うなれば四角錐なんだけれども、そこに何らかの死が通過していく。
    四角錐に落とされた雫のように、重力に逆らわず通過するのだ。

    どれも良いのだけれど...続きを読む
  • 小さな手袋
    何だろう、この圧倒的な感じ。普通のことをごく普通に書いているのに、とてもかなわないと思わせる文章。またひとり、平伏したくなる文筆家に出会ってしまったという快い敗北感。とことん読んでみたい。
  • 懐中時計
    サスペンスぎりぎりのところで平凡な日常に踏みとどまっているようなバランス感覚。昔の新聞の四コマに出てくる暢気な父さんのような人物造形。何だか好みだ。
  • 懐中時計
    2008年12月16日購入

    淡々として味わいのある作品である。

    何ということはない事を書いて面白い。
    事件は起きるがその事件とのかかわり具合が
    あっけらかんとしてなんだか清々しい。

    日記を書くなら
    このように書いてみたいものだと思う。