小説作品一覧

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  • 椅子がない
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    1巻1,089円 (税込)
    私は 捨てようと思った者たちを また 自ら 拾ってしまった……。楽天的でワンマンな夫と、そんな夫を溺愛する姑と共に弁当店を営むのり子は、夫と姑からの心ない言動に耐え、苦しい経営の中でも必死に歯を食いしばって生きてきた。相手には明かせず、明かすこともなかった時々の思いは、嫁という立場から解放されて初めて詩の中に素直に吐露できたのではないだろうか。
  • 家康の秘密
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    1~2巻462~528円 (税込)
    岡崎市に越してきたら殺人事件に遭遇してしまい、美幸は気が気ではなくて……『家康の秘密』。平泉に行った歴史マニアの吉経は、従妹の失踪事件に巻き込まれ……『義経伝記 殺人迷路』。相変わらずお騒がせコンビが行くところ、また殺人事件が起きて……『ユッキーとフッチーのミステリー事件簿 第二話 遺跡の里殺人推理』の現在と悠久の昔とが複雑に錯綜するミステリー3編を収録。
  • 孤高の扉/終戦までの真実
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    1巻462円 (税込)
    主人公礼美にセレブな元同級生奈津から電話がかかる。過去を含め仲良しだった同級生数人の間で次々と事件が起きる。そして竜也と再婚していた礼美にも魔の手が……。/大樹は、老人ホームにいる祖父、小吉を見舞うのが楽しみ。福祉大学の学生バイト、ゆり江に会えるからだ。ある夜大樹は時空を超え、終戦間近の時代へタイムスリップし、若き小吉に会う。/異質な2作を合わせた作品集。
  • 桜色の七日間
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    1巻1,001円 (税込)
    市長候補の瑠璃子も支える仲間も、政治は初めてのドシロウト。しかし、生活に密着した瑠璃子の声は、次第に市民に届き始める。辛いこと、哀しいことがあったって、歯を食いしばって懸命に生きる人々の心に、呪文のように響く言葉。幸せそうに見えたって、誰もがみんな戦っているのだ。シロウト陣営が巻き起こす七日間の選挙運動を描いた、みんなの心を再生する痛快草の根ストーリー。
  • 笑顔の守り番
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    1巻880円 (税込)
    「ご主人が車で交通事故を起こされまして……」夫と娘2人の幸せな日常に突然訪れた夫の事故の連絡。夫の意識は戻るも頭を強く打ち、記憶や行動に後遺症が残ってしまう。早紀は夫の突飛な行動や日常に振り回されつつも、両親の助け、娘たちの明るさや小さな気遣いに支えられ、家族の笑顔を守っていくことを強く誓う。困難に直面しつつも、家族の絆で乗り越えていく温かな希望の物語。
  • 世界文化遺産 煌めく軍艦島の殺意
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    1巻1,232円 (税込)
    最初の犠牲者が九州の軍艦島に残した謎のダイイングメッセージにより、捜査は山陰の氷ノ山の麓を走る若桜鉄道沿線へと拡大。レアメタルをめぐる利権争いも浮上し、第二、第三の殺人も起きてしまう。環境省自然保護官である菅野鉄雄と金井桂の名コンビがさまざまな圧力にも屈せず、事件に立ち向かう、世界遺産を舞台にした旅情ミステリーシリーズの第3弾。
  • 青春日記
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    1巻1,386円 (税込)
    特段の志もなく私立高の臨時教員になった僕は、職場で美しく聡明な葎子と出会う。ウーマンリブ運動が起こったものの保守的な考え方の人間も多かった1970年代、現実を見据え、クールなところもある25歳の葎子と、今を楽しみたいロマンチストの僕。性の悦びに溺れつつも、二人がすれ違っていくのは必然だった──。戻らない青春の一ページを、それぞれの日記を通して描く。
  • 続・Hyde時々Jekyll
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    1巻1,144円 (税込)
    Hyde(俺)の脳髄を震わせ汁を溢れさせた女たち……死に損なった女、ソープ嬢になった女、ジェネレーションギャップの女、俺をハメようとした女、殺されかけても懲りない女、そして仮面の表と裏の狭間で葛藤する女……まったく俺の周りの女どもは退屈させないで楽しませてくれるぜ。人生楽しいわ。HydeとJekyll、二つの顔を持つ男の、官能と背徳の自叙伝、堂々の完結編!
  • 太陽と月のシンフォニー
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    1巻539円 (税込)
    教育改革に燃える雅は仕事に邁進していたが、ある日妹の華から母の死を知らせる電話がかかり……『太陽と月のシンフォニー』、行方不明の父を探す幸人の前に、脈々と受け継がれた血の呪縛が迫る『卑弥呼の祖国は何処に?』、毎度お騒がせコンビ、ユッキー&フッチーが、ついにフランスへと進出!? 『ユッキーとフッチーのミステリー事件簿 第三話』……特色あふれた短編3作を収録。
  • 背高のっぽのパパイヤとオズワルドの月
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    1巻2,178円 (税込)
    アフリカという大陸は、なぜか部族間の血で血を洗う紛争が絶えず、日本では大々的に報じられることはあまりない。しかし、どんな小さな国にも派遣された日本人は存在する。アフリカでも最貧国とされる小国ブルンジに派遣された海外支援団体の日本人家族と、その家の使用人になった現地の青年オズワルドが、部族間の対立から拡大した血のクーデターに巻き込まれていく運命の物語。
  • 髪と家族
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    1巻968円 (税込)
    42歳の大学職員の「わたし」は、仲の良い叔母・祐子がウイッグを買うのにつき合ったのをきっかけに、髪について考えるようになる。ある日、母の淑子のがんが再発し、入院することになった。離婚後、女手ひとつで自分を育ててきた母に対する想い、そして別れた父に連絡をとることへの戸惑い──「髪」を通し、3人の女性たちが老いと向き合う姿を軽やかに描写した小説。
  • 秘められた宝は…
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    1巻1,408円 (税込)
    人々の死、そして自らも病と死の境を経験した主人公の柊が、独特の国民性を持つ日本人の伝統・文化の中で、人間として、医師として、キリスト者としての生き方・考え方を深く見つめる小説。柊は結核や肺アスペルギルス症、その後もさまざまな病気や事故に見舞われながらも力強く生き抜いていく。その彼が若い頃たどりついた「宝」とは? 長ずるに及んで分かってきた宝の箱の中身とは?
  • 秘愁 綾に織り成す
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    1巻1,089円 (税込)
    池袋の割烹で出会った秋元幸夫と、一緒に暮らし始め、入籍した美江子。幸夫は居酒屋の女社長をはじめ、複数の女と関係を持ち、美江子は自殺未遂するまでに追い詰められた。だが美江子の妊娠を機に「すべてを清算した」と幸夫は彼女の元に戻ってくる。転勤に次ぐ転勤、双子の死産、幸夫の故郷・北海道への移住──前作『秘愁』に続く、一組の男女の一途な愛と死までを細やかに書き切る。
  • 文学かるた
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    1巻1,089円 (税込)
    「こんな夢を見た。」【ヒント】1 明治41年(1908)朝日新聞に連載/2 幻想文学のテイストが濃い作品/3 現在(明治)・神代・鎌倉・100年後の夢の世界が描かれる──さて、「作品」と「作者」は? 発案した「かるた」は形を変え、ここに遊び心溢れる「日本文学いざないの書」に! 「大人のかるた 戯言短歌形式 江戸四十八手」付き。
  • 薬草天女図鑑
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    1巻1,584円 (税込)
    シャクヤク、ユキノシタ、クチナシ、ネムノキ、ガマ……身近な草木のなかには、さまざまな効用を持つものがあります。そんな薬草13種を取り上げ、その薬草に寄り添う薬草天女の楚々とした姿を繊細に描いた美しい詩画集です。各薬草については、その薬効や花言葉、そして詩が一篇ずつ添えられています。ページを開けば穏やかに癒やされる、心が鎮められ、整えられていくような1冊です。
  • 線香花火
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    1巻275円 (税込)
    愛媛県松山市で蜜柑農家を営む主人公は、高校時代の友人たちから突然、暑中見舞いをもらう。その暑中見舞いにはある意味があったのだが、そのことを主人公はすっかり忘れていた。郷土で働く者と、県外で働く者、その思いが交差する珠玉の短篇――。

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  • 中央アジア自動車横断
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    無限軌道車によるベイルート-北京間の走破に成功。窓外の原始的な風景と内乱で緊迫する中国奥地の表情を迫真の筆緻で描き、シトロエン隊の名を高めた名著。ナビゲーション:山田周生
  • 軽井沢・京都殺人事件
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    1巻682円 (税込)
    旧軽井沢で広大な敷地をもつ元華族の大邸宅で、本物のセレブが参集し、酒と料理と会話を愉しむパーティが催された。深夜になって、参加していた日本のホテル王の姿が見えなくなった。皆で探していると、二階の部屋で短剣を胸に一突きされて殺害されていた。数日後、軽井沢でのパーティに参加していた現職の国会議員が東京湾の倉庫街で殺害されているのが発見された。 これは連続殺人なのか、はたまた、偶然なのか。元華族の美女が、殺人に関わっているのか――。パーティに参加していた可愛くてしっかり者の女子大生・神谷慶子が事件の裏に潜む動機を探っていく!
  • ネルーダ詩集
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    ネルーダはチリ生まれの詩人であり、政治家。1971年にはノーベル文学賞を受けた。ネルーダの声ははじめ、恋に破れた若者の死ぬばかりの嘆きをうたい、孤独をうたっていたが、マドリードの鋪道に流された子供たちの血を見て、その声はヒューマニズムの叫びとなり、ひとびとの怒りと涙をうたい、ひとびとの根ぶかい生活と希望を大きなスケールで反映したものとなった。
  • バイロン詩集
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    18世紀末から19世紀初頭にかけてのヨーロッパの激動期、不世出の詩人と仰がれて活躍したイングランドの貴族出身のバイロン。長編物語詩「チャイルド・ハロルドの遍歴」などを発表してロマン派の旗手となったが、オスマン帝国からの独立をめざしたギリシア独立戦争に加わり、病に倒れた。「最初の近代人」といってもよいバイロンの詩は、今日のわれわれにも共感できる。
  • ヘッセ詩集
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    ゲーテ、ハイネとつづくドイツ抒情詩の伝統に従って、自分の生活感情を単純素朴な詩句によってあらわすことに重きをおいた詩人ヘッセの全貌をうかがうことができる詩集。ヘッセは自分の病める魂の悲しみや嘆きや訴えを、天からさずけられた自分のリズムによってかなでる天成の抒情詩人だった。その詩は、人間の孤独感と、そこからせつなく響いてくる憂愁のしらべにつらぬかれている。
  • メリー・スチュアート(上)
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    あるときは残忍な殺人者、または聖なる殉教者、あるときは愚かな陰謀家として、16世紀ヨーロッパの政治権力とからむ宗教的分裂の時代を背景に生きたスコットランドの女王メリー・スチュアート。生後6日にして女王に。58年にはフランス皇太子と結婚、翌年フランス王妃となり、61年には夫の早世により帰国。以後新旧両教派の争いと家臣間の内紛を極めた政治情勢の中に生き、さまざまな争いの渦中に、エリザベス女王廃位の陰謀荷担の疑いで監禁され、19年間各地に幽閉後、処刑された。ツヴァイクは豊富な資料をもとに、悲劇の女性を、対照的なリアリスト、エリザベスとの心理的対立の中に捉えて描く。「ジョゼフ・フーシェ」「マリー・アントワネット」とならびツヴァイクの三大伝記小説とされる。
  • 阿片常用者の告白
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    著者トマス・ド・クインシー(Thomas De Quincey 1785~1859)は、イギリスの文筆家。1804年、19歳のとき、当時は合法だった阿片を、歯痛への鎮痛剤として用い始め、のち中毒となった。このときの体験を独特の文体で綴ったのが本書で、阿片の愉悦と悪夢、それからの脱却を詳細にのべて大きな反響をよんだ。ボードレールをはじめ多く文人に影響を与え、ベルリオーズはこれに霊感を受けて「幻想交響曲」を作曲した。詩人ワーズワースとの交友はよく知られている。
  • 黒死荘殺人事件
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    「黒死荘」と呼ばれるまがまがしい因縁つきの邸宅を舞台にしての心霊実験…その主催者が密室のなかで惨殺死体となって発見される。扉にはかんぬきがかかり、窓には鉄格子がはめられ、雨夜のため、外には足跡も残されていなかった。唯一残されていたのは博物館から盗まれた短剣だ。怪奇・陰惨な犯罪に挑むヘンリー・メルヴェール卿を初めて登場させ、一躍「密室もの」で名を売ったカーター・ディクスンの代表作。
  • ブーベ氏の埋葬
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    セーヌ河岸の古本屋で版画集を見ている最中に突然倒れたブーベ氏。通りかかったアメリカ青年が、息絶えた氏の写真を新聞社に売り込んだことからこの物語は始まる。身寄りのない老人だと思われていたブーベ氏に、一人また一人とおよそ意外な関係者が名乗りをあげる。ブーベ氏の幾多の経歴に翻弄され、葬儀を出すこともままならない。そして次第に、戦中から戦後にかけての暗黒の世界が開陳されてくる。ブーベ氏とは、いったい何者だったのか。
  • 闇のオディッセー
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    ジャン・シャボは、金持ちを上得意とする産科クリニック医師で、パリ大学の教授でもあった。揺るぎない社会的地位と潤沢な経済基盤を持ち、自信に満ちた人生を送ってきたが、家中をめぐる人間関係に失敗し、医療過誤におびえてもいた。それを癒やしてくれた唯一の若い女「熊のぬいぐるみ」が自殺したとき、そして匿名の男からの脅迫にさらされたとき、彼は拳銃をポケットに一切の決着をつけるべく夜の町へと出かけていった。シムノンのサスペンスが冴える。
  • 思考機械の事件簿1
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    「思考機械」(Thinking Machine)とはそもそも何者なのか。これはれっきとした探偵の名前で、アメリカ生まれのシャーロック・ホームズの仲間だ。「いかなる問題も、すべて単純な知的操作によって数学的因子に還元されるはずなのだよ」オーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥーゼン教授(これが彼の本名だ)は、力を込めて言った。作者フットレルは、ジョージア州生まれで、一九〇五年、「思考機械」の別名を持つ探偵が活躍する推理小説「13号独房の問題」を発表して人気を集めた。以後、「思考機械」ものの推理小説で欧米の人気をさらったが、奇しくも一九一二年、タイタニック号の遭難事故で死亡した。「思考機械」ものの推理小説は、ポーストの「アブナー伯父」と並びアメリカン・ミステリの古典として高く評価される。
  • フォーチュン氏の事件簿
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    作者ベイリーはロンドン生まれで、オックスフォード大学卒業後はジャーナリストに。一時は従軍記者になったが、そのころから医者で探偵役もつとめるフォーチュン氏を主人公とする探偵小説のシリーズを書き始め、1948年まで長編・短編あわせて23冊もの人気シリーズとなった。欧米各国で広く愛読され、英国探偵小説家としてはセイヤーズ、クリスティ、クロフツ、フリーマンとともに5大家と評される。フォーチュン氏は高級な詩や深遠な学問的、哲学的考察から、チョコレート・クリームにいたるまで、およそ人間的な喜びといえるものはどれとも無縁ではないし、料理と酒に対する関心は人後に落ちない。
  • 永遠に生きる方法
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    1巻1,430円 (税込)
    最先端科学技術で“不老不死”は実現するか 死別した夫の会社を引き継ぎ、その発展に人生を捧げてきた経営者・宇佐美知世は、ある日、ステージ4の末期がんであることを宣告される。余命は3カ月。非情な通告に愕然とする知世だったが、彼女には自分の命以上に心配なことがあった。それは、自閉スペクトラム症を患う一人息子・陽斗の存在。「私が死ねばこの子はどうなるのか。陽斗を残して先に死ぬわけにはいかない」―― 彼女は現代の最先端科学の力によって人間の平均寿命をはるかに超えて生きる力を身に付けた“超長寿者”たちに会うため、AI搭載の人型ロボットとともに、アメリカ、香港、ドバイへ! 果たして “超長寿者”たちから、延命の秘策を得ることはできるのか。人類の夢”不老不死”の可能性に迫る、現実に存在している、あるいは現在研究中の科学技術をベースにした異色の医療サイエンスがここに誕生!
  • 貝の火
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    1巻110円 (税込)
    ある日、子うさぎのホモイはひばりの子供を助けます。お礼に王さまから貝の火という宝物をもらいます。良いことをすると美しく光りますが悪いことをすると砕けてしまいます。ホモイは立派な子供になったでしょうか。「貝の火」「カイロ団長」「かしわばやしの夜」三本を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 眠い町
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    1巻110円 (税込)
    日本のアンデルセンと言われる小川未明の童話。「灰色の姉と桃色の妹」「負傷した線路と月」「眠い町」の三本を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。

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  • 妻の生きた道を辿る
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    1巻1,430円 (税込)
    始まりは、1990年。以来、家庭を支配し、亭主関白で過ごした夫。 それに耐えてきた妻に先立たれ、何を思うのか? 現代を生きる家族に問いかける、「無償の愛」の物語。
  • 求愛されるにはワケがある!? ナゾの四兄弟と薬指の約束
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    吸血鬼(ヴァンパイア)の花嫁になるなんて、聞いてません! ミステリアスなイケメン四兄弟の正体は……!? 「海色ダイアリー」シリーズ・みゆ先生の最新作! 【あらすじ】両親の海外転勤をきっかけに、父の古くからの友人「時任」家に居候することになった、中学1年生の美月(みつき)。どう見ても父親と同年代には見えない若い当主・時任隼人(ときとう はやと)と、その四人の息子たち――皐月(さつき)、戒(かい)、千早(ちはや)、翡翠(ひすい)とともに過ごすうち、美月は「四兄弟の秘密」に気づいてしまって……!? 【目次】1 星の降る夜/2 月夜と青色ハーブティー/3 館の主/4 時任家の四兄弟/5 午前三時のお茶会/6 夜/7 転校初日!/8 まっさかさま/9 不思議の夜と目覚めた朝/10 地下室/11 時任家の秘密/12 吸血鬼の婚約者/13 黒石家と時任家/14 私を噛んだ相手は……?/15 薬指/16 御三家の話/17 吸血鬼の花嫁
  • 想い星 茶屋「蒲公英」の料理帖
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    心にそっと寄り添うお茶とお菓子を召し上がれ。みたらし団子やわらび餅、味噌おにぎりに鯵の甘酢漬け……。江戸の味も楽しめる人気時代小説シリーズ、待望の第二弾! 長い武家奉公ののち一念発起して、みたらし団子とお茶を出す茶屋「蒲公英」を開店したさゆ。「客の事情には立ち入らない」と決めていたが、万引きを繰り返す少女や、人付き合いが苦手な絵師希望の娘など、様々な悩みをもって店を訪れる者たちは、さゆに背中を押されて今までの自分から一歩を踏み出す。鍛えた料理の腕と生きる知恵で、江戸の人びとの心を癒やす、人情時代小説。文庫書き下ろし。
  • 青

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    1巻1,100円 (税込)
    青海玻 瑠鯉、初の詩集。 テーマは「青」と「海」。  ネットやインディーズ雑誌などで発表した数多の詩編から、厳選した15編を収録。  美を追い求めてやまない「抜けば玉散る刃」の才能が綴った処女詩集。
  • 国よ何処へ 平成の日本語学校物語
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    1巻1,540円 (税込)
    この物語は「平成」を生きた、人々の記憶です。冷戦の終わり、バブル崩壊、同時多発テロ、中国の勃興など、激動の時代を、入管職員、留学生、日本語教師が、各々の立場で駆け抜けます。涙あり、笑いありの登場人物達と共に、あの時代を振り返ってみませんか。来るべき未来のために。
  • 歌詞の為の詩集 心の声
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    1巻1,500円 (税込)
    歌詞用の詩集を作ってみました。こういうのって以外と珍しいのではないでしょうか?曲は思いつくけど歌詞が?そんな時は是非手に取ってみてください。あなたと私で世界を広げましょう!他にも詩はあるので、こんな詩ない?などお問い合わせお待ちしてます。
  • P+D BOOKS 微笑
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    癌の妻を救うために奮闘する作家の体験記。 ――寿美は眠りながら、微笑をうかべていた。顔は少しやせているが、一向にとげとげしいところがなく、優しく美しい微笑の表情であった――  いつも元気で病気とは無縁だった妻・寿美が、お腹の違和感を訴えた。いくつかの病院にかかるものの、いずれも胃カタルとの診断。だが、実際には卵巣癌で、余命いくばくもないことが判明する。  お世辞にも愛妻家ではなかった「私」は、その日からなりふり構わず治療法を探しはじめる。臍の緒、梅の木に生えた猿の腰掛、研究中の新薬……。効果があったのか、手の施しようのなかった状態から、手術できるまでに病巣は小さくなり、1年以上持ちこたえたが――。  芥川賞作家が万感の思いを込めて綴る体験記。
  • 記念日の客 <新装版>
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    定年退職した水田に嬉しい報告が入る。二十歳離れている、再婚した妻が妊娠したというのだ。それを機に、水田は義父が社長を務める芸能プロダクションに再就職することに。若きスター・五代ユリのマネージャーとして、仕事にやりがいも覚え順調に見えた第二の人生だったが、華やかな世界の闇に巻き込まれ……。芸能界で次々と起こる事件とその解決にアラ還紳士が奔走! 長編サスペンスの新装版。
  • フォールディング・ラブ~折りたたみ式の恋~
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    理学部に通う栗生拓眞と農学部に通う桃瀬陽菜は幼馴染だ。ある日陽菜が倒れ、検査の結果ALSの症状が出ていることが分かる。医学部の橘尚央と協力して、病気を治すための研究を進めるが、一介の学生に出来ることには限界があった。実験を続ける拓眞の前に現れたのは、カミサマと名乗る少年で、「ギフト」を授ける、と言うのだが……。純愛×理系×ファンタジー! 3つの要素が響き合い、かつてない世界観の物語が登場!
  • 黒豹の鎮魂歌(上)
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    1~2巻990円 (税込)
    京葉工業地帯開発の利権に群がった元首相と結託する男たちの非道な仕打ちで、両親と妹二人を失った新城彰。日本を追われヨーロッパへと渡った新城は、フランス秘密部隊を除隊後、日本人観光客の夜のガイドに身をやつしていた。心の奥底に復讐の念を燃やし続ける彼の前に、ついに仇敵の一人が現れた! 圧倒的な戦闘力と頭脳を武器に、いま孤独な戦いの火蓋が切られる!
  • 父の章 母の章
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 父になった男、父 になる男の揺れる心 情を三話の短編で描く「 父の章」。 母の死の通夜に集まった 子供たちの想いから、偉大 な母 の生き様や残したものを描く中編「 母の章」。 四つの珠玉 の作品を収録。 (※本書は2023/12/25にメタ・ブレーンより刊行された書籍を電子化したものです。)
  • 種の記憶
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【目次】 1 この私、そしてぽく〈単細胞生物〉 2 WONDERFUL LIFE(ワンダフルライフ) 〈無脊椎動物〉 3 荒れた海辺〈魚類〉 4 見果てぬ夢〈両生類〉 5 EL CONDOR PA SA (エルコンドルバサ)〈爬虫類 ・ 鳥類〉 6 アフリカの日々〈霊長類・類人猿〉 7 聖プッシュ祭〈霊長類・猿人〉 (※本書は2015/10/17に鬼灯書籍より刊行された書籍を電子化したものです。)
  • 吾輩は猫ではない、宇宙人である
    -
    1巻1,232円 (税込)
    夏目漱石から直系5代目の弟子が猫を書いたらこうなった 地球観察のため、三毛猫の体を乗っ取って寄生した宇宙人が住み着いたのは、地方都市郊外のありふれた家庭だった。そして、そこに待っていたのは、野良猫同士のいがみ合い、猫LGBT問題、次から次へと起こる無理難題をどう解決する!どん底に生きる猫たちにも夢と希望はあった! 【目次】 吾輩は猫ではない、宇宙人である デコイと兄弟 狸ババア 吾輩後記 【著者】 安濃豊 昭和26年12月8日札幌生れ。北海道大学農学部農業工学科卒業。 農学博士 主な著書に『哀愁のニューイングランド』『真理子と敬の青春アジア解放』『札幌すすきのロンリーガイ』がある。 先祖は安濃宿禰(アノウスクネ)で伊勢国安濃郡の県造(知事)、伊勢神宮の建立に功績があったお方です。 花輪和一
  • 私の眠る図書館、自転車で走る僕
    完結
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    全1巻220円 (税込)
    仕事ぶりは優秀ながら欠勤を繰り返す祐未と、当たり障りのない好青年を演じることで深い孤独を隠す徹。同じ会社で働くふたりは互いに似たもの、そして異なるものを同時に感じ、交流を深めていく。誰かに似た“大学図書館で眠る女子学生”と、誰かに似た“自転車で海を目指す男子学生”の記憶を暗黙の裡に分かち合いながら──。 モラトリアムの白昼夢と大人が生きる都会の現実の狭間でもがく若者たちを描いた幻想的な中編小説。
  • ただ一人の幻影
    -
    初文庫化! 遅いデビューながら人気作家となった宮越には、胸に畳んだ青春の思い出があった。花火大会の夜、河原で出会った少女と名乗り合いもせず、寄り添って天空に 咲く大輪を見物した思い出である。そんな彼のもとに届いた、追憶の少女の娘からの手紙。やがて宮越は、追憶の少女が夫を殺し、服役中に獄死したと聞かされ ることに……(「遠い夏」)。 一期一会の男女の出会いから謎が立ちのぼる、8編のミステリーロマン。 運命の初夜 永遠の祭壇 神風の怨敵 ただひとりの幻影 海の宝石 最後の灯明 芳しき共犯者 遠い夏
  • 恋愛小説館
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    著者はあとがきで、この十の物語を書くことになった動機について書いている。 「愛という言葉を解説するのに、僕にはこの十の物語と本一冊分の字数が必要だったのです。四十近い年齢で漠然と考える恋愛には、恋の甘美さはなく、愛のほうも純粋にそれだけというわけにはいかず、生活の雑事の埃と煤にまみれています。(中略)その埃と煤のほうを書きたかったのだとも思います」(後略)」 愛という言葉に、誠実に向き合った著者が出した誠実な答えが、この短篇集にある――。
  • あなたとわたしの夏の旅(上)
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    NYベストセラー第1位に輝く人気作家 エミリー・ヘンリー登場 書評誌「カーカス・レビュー」年間ベスト・ブックス 警告:あらゆる感情をかき立てられます。それに、もしかしたら、すこし涙も出ちゃうかも。(ザ・スキム) おかしくて、不器用で、愛すべきキャラクターたちとともに、最高の旅が楽しめる。(ウォールストリート・ジャーナル) 恋人でもないふたりが、毎年バケーションに? 【上巻 内容紹介】  旅行ブロガーとして人気を博し、念願かなってトラベルライターとなり、雑誌で働くポピー。  だが、なぜか満ち足りない生活を送っていた。  自分が幸せを感じていたのは、いつのことだったろう……  そう、それは、大学時代の男友達アレックスと旅をしていた頃だった。  アレックスとポピーは、趣味も好みも、なにもかも正反対でかみあわず、当然ながら、恋愛にはほど遠い関係。  それなのに2人で旅に出ることになり、アルバイトで費用を貯めては、さまざまな土地へ出かける、バケーション仲間になったのだ。
  • タイムベンダー 時を歪める者
    値引きあり
    -
    本書に描かれているのは「僕の」物語であり、同時に読者である「あなたの」物語です。 あなたもぜひ、この不思議な世界を何度でも味わってください。 ――安藤美冬氏(作家)あとがきより ロック・スターでもある著者が、自らの神秘体験をもとに、 世界の真理と人間のあるべき未来の姿を明らかにする!! 1980年12月、ジョン・レノンが死んだ翌日。涙にくれる著者のもとを、山高帽をかぶった謎の紳士が訪れる。彼は「タイムベンダー」と名乗り、地球(マザー)からのメッセージをことづかっていると切り出す……。 彼が語る壮大な宇宙の秘密とは?  瞑想とヨガ、アマゾンでの神秘体験を経て、著者が得た深遠なる啓示とは? オランダで大ヒットを記録した最強のスピリチュアル入門書、遂に邦訳なる!
  • 死刑執行人の記録 知られざる現代刑務所史
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    1巻770円 (税込)
    刑務官の95%が見たことのない死刑台。警察官も、検察官も、弁護士も、裁判官も、法務大臣も知らない死刑の実態とは。人間社会の縮図である塀の中の現状と、刑務官・囚人の人間模様、そして「その日」のこと……。“刑務所を知りすぎた男”が、人間社会の縮図・塀の中の現状とその中でくりひろげられる刑務官、囚人の人間模様を描く。現代の監獄と死刑の実態を、死刑執行人が初めて公開する驚愕のドキュメンタリー・ノベル。 ●坂本敏夫(さかもと・としお) 元刑務官・ノンフィクション作家。NPO法人(受刑者の更生支援、こどのも健全育成等)理事長。1947年12月、熊本刑務所官舎で出生。高校卒業まで刑務所官舎で暮らす。母方の祖父、父に続き三代続いた刑務官。1967年大阪刑務所刑務官(看守)に採用される。神戸刑務所、大阪刑務所で係長勤務を経て、法務省法務大臣官房会計課、東京矯正管区で予算及び刑務所・少年院等矯正施設の施設整備を担当。1987年現場に復帰し、1994年広島拘置所総務部長を最後に退官。以後、作家、ジャーナリスト、タレントとして活動。『死刑のすべて』『刑務所のすべて』(文藝春秋)、『誰が永山則夫を殺したのか』(幻冬舎)、『囚人服のメロスたち』(集英社)、『典獄と934人のメロス』(講談社)など著書多数。映画・TVドラマの監修(一部出演あり)も多い。
  • 新しいカギ 学校かくれんぼ 絵さがしブック
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フジテレビ系土曜よる8時から放送中! 『新しいカギ』の大人気コーナー「学校かくれんぼ」が絵さがし本となって書籍化! いろんな学校にかくれているチョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコのカギメンバー7人を制限時間内に見つけられたらきみの勝ち! 子どもから大人まで一緒に、さあ「さがせ~!!」  番組ファンはもちろん、ひとりでもみんなでも、親子でも楽しめる、とびきり楽しい絵さがしブックができました!  架空の4つの学校を舞台に、教室や校庭など、いろんな場所にカギメンバー7人がかくれています。  例えば、「豊穣農業(ほうじょうのうぎょう)高校」では果樹園や農場など。 「えっ、そんなところに!?」と驚くような場所にカギメンバーが潜伏中!  よ~くさがさないと見つけられない、まるで自分が「学校かくれんぼ」に参加しているかのような、ワクワク感を味わえます!  そのほか、人気コーナー「BACHEO JAPAN」や「粋な寿司屋」などをイラストにした「まちがい探し」や、「昭さん和さん」と「クイズ作家・ヤノとヒダカ」が出題する「クイズ」もあり、お楽しみ要素が盛りだくさん!  遊んで、遊んで、遊びつくせ~!
  • わたしの本はすぐに終る 吉本隆明詩集
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    戦後思想界の巨人・吉本隆明の本質は詩人だった。 吉本はまず私家版の詩集『固有時との対話』(1952年)、同じく私家版詩集『転位のための十篇』(1953年)で、まず詩人として歩みはじめる。その後、武井昭夫との共著『文学者の戦争責任』(1956年)に収められる戦前の左翼文学者の「転向」問題を扱う評論を発表しはじめることで、文壇や論壇でも知られるようになっていく。 その後も吉本隆明は文芸評論家や思想家としての仕事と並行して詩の創作をつづけ、抒情、論理、抽象、追憶、喜怒哀楽…読むものを惹きつけてやまぬ、まさに豊穣というほかない世界を作り上げたのだった。 本書は、著者自撰の『吉本隆明全集撰 1 全詩撰』(1986年)の後半部分(前半は文芸文庫既刊『吉本隆明初期詩集』に収録)を占める「定本詩集4」「定本詩集5」「新詩集」「新詩集以後」という1950年代半ばから80年代まで書き継がれた詩作群、70年代~80年代の雑誌連載をもとにした『記号の森の伝説歌』『言葉からの触手』という2冊の著作、90年代に雑誌掲載された「十七歳」と「わたしの本はすぐに終る」という2篇の詩で構成される。 講談社文芸文庫既刊の『吉本隆明初期詩集』と併せ、吉本隆明による詩の世界を集大成するものとなっている。
  • NHK連続テレビ小説 ブギウギ 上
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    1~2巻1,650円 (税込)
    笠置シヅ子をモデルにした朝ドラ「ブギウギ」。数々の名曲とともに元気をお届け! ヒロイン・鈴子は、香川生まれの大阪育ち。銭湯の看板娘から、“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていく。満面の笑顔、からだ全体を使った踊り、明るい歌声。それは、暗い戦争の時代や、燃えるような恋と別れなど、心がズキズキするようなことを乗り越えてきたからこその強さがあったーー。 ドラマのストーリーそのままに、セリフ満載で完全ノベライズ化。
  • 月刊「潮」2024年4月号
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    1巻719円 (税込)
    月刊「潮」2024年4月号 主な内容 【特別企画】 若者たちの未来は 可能性に満ちている 村木風海 VS 向井千秋 「宇宙視点」で考えよう! 生命の神秘と地球の未来を。 室橋祐貴 VS 能條桃子 VS 河西宏一 青年世代が考える、この国の問題点と大人たちの責任。 坂本 達 人間の素晴らしさを思い知った自転車世界一周。 【特集】 3・11から13年 避難所に彩りを!ダンボールが繋いだ励ましの連鎖。 遠藤昭三 南相馬市の今――住民の健康を守る「絆一座」の復活。 鎌田 實 【特集】 「日本を変える」ヒント 小木曽麻里 VS 内田 舞  女性が働きやすい職場のほうがみんな幸せになれる! 今井紀明 VS 田原総一朗 「トー横」「グリ下」若者の孤独と困窮をどう支えるか。  【特集】池田大作第三代会長と月刊『潮』の63年。 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 道を開く人篇 (7) 【特別インタビュー】 ゴルバチョフと池田大作――今こそ求められる平和への遺訓。 副島英樹 能登半島地震――公明党はどう動いたか。 中川宏昌 【特集】 スポーツの“春”が来た! ≪特別対談≫ 塙 宣之 VS 門脇 誠 こんなに違う!ダバディが見た日仏スポーツ事情。 フローラン・ダバディ 【特集】 世界に平和を広げゆく「先駆」の福岡 「シルクロード 仏の道をゆく」法華経と我が人生を語る。 安部龍太郎 一人一人のドラマが大きなうねりとなった「五万人の第九」。 塩田明弘 性的マイノリティの人権を確立した公明党県議の戦い。 星乃治彦 人口減少を乗り越える多文化共生の社会へ。 酒井順一郎 “サダコの折り鶴”――「核なき世界」の構築へ。 佐々木雅弘 【好評連載】 世界への扉 三浦瑠麗/トクサンの「人間野球」日誌(最終回) トクサン/他 その他
  • 掌編 源氏物語
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    1巻1,239円 (税込)
    2024年、大河ドラマの主人公・紫式部が紡いだ長編物語『源氏物語』 全54帖の華麗にして深遠な世界を一冊に凝縮! わが国最古の長編小説といわれる『源氏物語』。 本書はそんな『源氏物語』全部54帖を円熟の歌人・馬場あき子が、 歌人ならではの深い洞察力と感性から掌編として紡ぎ出し、 『源氏物語』を充分に堪能できる一書! 加えて本書には、香老舗 松栄堂提供による京都画壇で活躍する日本画家54名が、 『源氏物語』各帖をテーマに描き出した美しいカラーの挿絵を配しており、 気品に満ちた文章と華麗なる日本画によって、より一層『源氏物語』の深遠な世界観を 愉しめるものに。 巻末には、文庫化のための著者による「あとがき」も新たに収録。 本書は『源氏物語』に初めてふれる方から、改めて読み直そうという方まで、 あらゆる読者に充分に満足いただけるお薦めの一冊。
  • 蛇神様の不都合な運命
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    「あたしはお姫様じゃない。『運命の番』にも選ばれなかった……」 天ツ国から追放された沙彩と蛇喰。 番(つがい)という絆がないふたりが選び取る答えとは――? 神様×人間の恋愛ファンタジー第二弾! 序章 一章 二章 三章 四章 五章 六章 終章 ■著者 御守いちる(みもり・いちる) 2016年『お前を、祝ってやろうか!?』で第5回講談社ラノベ文庫新人賞の佳作を受賞し、作家デビュー。2018年第1回小説家になろう×スターツ出版文庫大賞で『あやかし食堂の思い出料理帖』がほっこり人情部門を受賞。 著書に『白龍神と月下後宮の生贄姫』(スターツ出版)、『鬼束くんと神様のケーキ』(アルファポリス)、『狼様の運命の花嫁』(マイナビ出版)などがある。 ■イラストレーター 白谷ゆう(しろや・ゆう)
  • 遠い波濤 忘じがたき日本人の肖像
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    1巻1,760円 (税込)
    千葉県・南房総の「仲良し4人組」は、長じて第一次世界大戦やシベリア出兵、米騒動、農村の疲弊と飢餓、上海事変など、歴史の大波に洗われながら、数奇な運命の糸にあやつられていく。 大正から昭和に至る激動の近代日本の歩みに重ねながら、幼馴染み4人の友情と慟哭、その生と死の物語をたどる。先達たちの「魂の軌跡」を壮大なスケールで描く歴史小説巨編。 聖なるものが薄れ、あてどなく漂流する21世紀。羅針盤を失いがちな、すべての日本人に問う。 ※通常版と電子書籍版では一部の記載が異なります。
  • コン・ティキ号探検記
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    ポリネシア人のルーツを解明すべく、古代風の筏を操ってペルーからタヒチまでの漂流を敢行、謎多き太平洋民族の研究に貴重な一石を投じた漂流探検の古典的名著。
  • ニャンダフル! 100名言
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    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おもしろネコ写真×古今東西の名言集。迷ったとき、悩んだとき、ネコが教えてくれる! 古今東西の「名言」を面白ネコ写真と組み合わせた、マイナス思考に陥りがちな現代人にとって、明日を生き抜くためのヒントが満載のフォトブック。 投稿誌『ネコまる』に寄せられた傑作ネコ写真は、癒され効果も抜群です。
  • 愛国百人一首
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    1巻4,395円 (税込)
    新羅の城砦に立って日本へ向い領巾を振った烈婦の歌から、明治の大君の御あと慕いて自刃した軍神の辞世まで、忠君愛国の短歌一百首を選び、仮りに「愛国百人一首」と名づく。日本精神の言葉の花は、その背景なる歴史的事件と相まって、一巻の絵巻の如く繰り展げられるであろう。日本歴史の一冊を座右に置きながら、この「百人一首」を読んでいただきたい。1941年(昭和16)の名著復刊。
  • ある夜、ぼくはガモラに出会った
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    1巻275円 (税込)
    ある夜、何者かに誘われるようにして、その海へ海釣りに出かけた少年は、その夜、ガモラに出会う。幻想と現実の狭間を行き交う中で、少年はガモラに象徴される海の危機、人間社会の危機を悟るのだった――。

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  • 文藝MAGAZINE文戯24 2024 Winter
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    文藝MAGAZINE文戯24 Winter 巻頭企画は「Silent」。 語られずとも記された言葉がある限り。 語りえるものと語りえぬもの、静けさをテーマとした7作品と連載1作品が掲載。
  • 怠け狐に傾国の美女とか無理ですから! 妖狐後宮演義
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    主神によって、地上に降り増長した国を滅ぼすよう命じられた、ぐうたらな狐の従属神・末喜。渋々とお仕事に取りかかろうとしていた彼女は地上で滅ぼすべき国・夏の王子である癸と出会い、なんと一目惚れをされてしまう。一度は彼を撒き、夏の後宮へ潜り込んで国を滅ぼす算段を立てていた末喜だが、その後も何かと癸に関わるはめになったり、夏の大王の寵姫として我が物顔に振舞う従属神・妲己と争ったりする間に計画はあらぬ方向へ向かい……異彩の中華ファンタジー、開幕!
  • 大正あやかし契約婚 帝都もののけ屋敷と異能の花嫁
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    時は大正。あやかしが見える志乃は親を亡くし、親戚の家で孤立していた。そんなある日、志乃は引き立て役として生まれて初めて出席した夜会で、由緒正しき華族の橘家の一人息子・桜虎(おうこ)に突然求婚される。彼は絶世の美男子として名を馳せるが、同時に奇妙な噂が絶えない人物で――警戒する志乃に桜虎は、志乃がとある「条件」を満たしているから妻に選んだのだ、と告げる。愛のない結婚だと理解して彼に嫁いだ志乃だったが、冷徹なはずの桜虎との生活は予想外に甘くて……!?
  • 摩周湖 黒衣の女
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    美しい人妻から、夫を探す依頼を受けた私立探偵・岩波は、神秘の湖と呼ばれる摩周湖へ飛んだ。地道な調査により、黒づくめの服装の女と一緒であったことをつかんだが、男は遺体となって発見された。黒を纏う女は誰か。どこへ消えたのか―。
  • 夜叉の断崖
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    岩波淳哉は一匹狼の私立探偵。全国各地で未発見の巨木を見つけようという巨木探しグループの“組長”でもある。今回の目的地は八ヶ岳山麓の蓼科高原。別荘に着いた一行は管理人夫婦と出会うが、数日後、警察らしい人間が管理棟を張り込んでいるのに気づく。やがて二人は岩波にボストンバッグを預け、別荘地から姿を消した。訪ねてきた刑事から、男が自分の妻殺しの容疑者として追われていることを知り…。
  • 松江・出雲 密室殺人事件
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    出雲に嫁いだ一人娘の雪路を連れ戻してほしい―一匹狼の調査員・岩波惇哉の許に、松平と名乗る男から依頼があった。浮気性の夫と別れたいが、相手が承知しないという。前金は100万円。岩波は、彼を「組長」と呼んで慕う巨木探索グループの一員・20歳の真那津と共に出雲へ飛んだ。雪路を訪ねたが彼女は留守。そしてその家で女性の絞殺死体が発見された!警察に疑われる岩波。無実を証明できるのか。
  • 白神山地殺人事件
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    世界遺産に登録された白神山地の秋は美しい。調査員の岩波惇哉をリーダーとする一行は、日本一のブナを求めて原生林を歩く予定だった。出発前夜、東京に降った黒い雨。それは不吉な事件の前兆だった!赤石川と滝川の合流地点で、一行は女性の死体を発見した。軽装だったことから、岩波は同行者の存在を疑う。被害者は東京の資産家の娘。しかも父親も二年前に行方不明になっているという…。長篇山岳推理。
  • 星砂の島殺人事件
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    私立探偵・岩波をリーダーとする探検グループに西表島行きの話がもちあがった。そんな折、メンバーのひとり真那津が、阪神大震災で被災し身寄りのない少女・花を連れて神戸から帰京した。花の出奔中の父親が石垣島にいることがわかり、岩波達は沖縄へ飛ぶ。しかし、父親は三年前から再び行方不明だった。グループは西表の密林で謎の死体を発見する。遺体は花の父なのか、彼の過去には何が…書下し長篇推理。
  • 立山連峰殺人事件
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    上高地から岳沢へ登攀中、雪洞に貯蔵していた食糧を口にした三人パーティの一人が急死した。青酸毒であった。半年後、またメンバーの一人が立山で墜落死した。彼らは十五年来の岳友だという。豊科署刑事道原伝吉は、二つの事件を結ぶ糸を探ったが、徒労に終わった。そしてさらに半年、今度は冬の剣岳で、メンバーの長男が遭難するに及んで、道原の脳裏には意想外の仮説が浮かんでいた。長篇山岳サスペンス。
  • 神さまお宿、あやかしたちとおもてなし  ~鈴の恋する女将修業~
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    あやかしと人間が共存する天河村。就職活動がうまくいかなかった大江鈴は不本意ながら実家に帰ってきた。地元で心が安らぐ場所は、祖母が営む温泉宿『いぬがみ湯』だけ。しかし、とある出来事をきっかけに鈴が女将の代理を務めることに。宿で途方に暮れていると、ふさふさの尻尾と耳を持つ見目麗しい男性が現れた。なんと彼は村の守り神である白狼『白妙さま』らしい。「ここは神たちが、泊まりにくるための宿なんだ」突然のことに驚く鈴だったが、白妙さまにさらなる衝撃の事実を告げられて――!? 心も身体も癒す、胸キュンあやかしファンタジー開幕!
  • クレヨンしんちゃん 炭の町のシロ 公式ガイドブック
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    田舎で過ごす穏やかな日々と炭の町でおこる事件の解決 両方をとことん楽しむための1冊! Nintendo Switch対応ゲームソフト『炭シロ』の攻略ガイド。シロといっしょに、ふたつの舞台をすみずみまで駆け回るゾ! オオマガラナイ村と、不思議な炭の町でおこるいろいろなことをガイド。 みんなからお願いされるたくさんの〝ミッション〟を達成するためのポイントを詳しく紹介します。詳しい地図で、虫や魚の居場所、鉱石やガラクタの手に入る場所をチェック! トロッコレースの必勝法のほか、持ち物や料理のデータも満載! ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • お嬢様の崩壊
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    1巻1,320円 (税込)
    結婚の先に待っていた苦しみ。救ってくれたのは、ある青年からの歌のメッセージだった。 都内某所、14もの部屋と銅像が置けるほど広い玄関ホールを有する裕福な家に生まれたしずかは、普通なところに惹かれた会社員との人生を選んだ。 しかし、生活は次第に苦しくなり、子供のころには考えられなかった派遣社員として働きに出る日々が始まる。夫は仕事のストレスで精神を病み、家族の仲は冷え切っている。孤独と疲労が募るなか、しずかはふと、ある人が歌う姿に目を奪われた。歌詞に励まされ、歌い踊る姿に元気をもらい、生きる力を与えられたしずかの環境は次第に変化していき――。

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  • ラーゴ —北の湖—
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    1巻1,320円 (税込)
    歌の勉強のためにミラノに留学している私(川崎まひる)は、風光明媚な北イタリアの湖水地方でロシアから亡命してきたボリスと知り合う。 好男子で愛想が良く、そつのない彼に魅かれ、恋に落ちる私。 だがボリスには誰にも言えない秘密があった――。 ウクライナ紛争を背景に、ダークウェブを駆使したランサムウエアの陰謀、アメリカ人のスナイパー、身代金の交渉人、マグレブ系不法移民の死が織りなす暴力と恐怖。 背後に迫る国家の暴虐は、主人公を思いもよらない断崖絶壁に建つ教会に追いつめる――。 若い女性のひと夏の戦慄の体験を描くピカレスク・サスペンス プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 エピローグ

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  • もう亡くなったお母さんへ
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    1巻1,320円 (税込)
    失った今だから、こみ上げる想いがある。 両親の離婚と再婚、アルコール依存による入院、母親の風俗勤めなどを経て、現在は愛人として生きる「私」。 過酷な人生のようで、確かな幸せがそこにはあった。 周囲を取り巻く当たり前で特別な人々、そして誰よりも大切な母との交流を描いたエッセイ風小説。

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  • 沖仲仕が医師になって
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    1巻1,358円 (税込)
    僕の進むべき道はこれでいいのだろうか 昭和38年、農業高校を卒業して大学進学するも、生き方を模索し静岡から上京した一人の若者がいた。 様々な人との出会いや仕事を経験しながら自問自答を繰り返し、遂に医師になる決意をする。 晩年になっても夢を追うことを諦めなかった男の生涯を描いた成長記。

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  • ネムとジド
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    1巻1,408円 (税込)
    心を揺さぶる5つの寓話 この世界はすこし切なくて、不思議で、あたたかい。 子どもから大人まで世代を超えて楽しめる、珠玉の短編小説集。 おしゃべりがうまくできずに学校に行けないネムは、子犬のジドといつも一緒。 村の人たちは、獲物一匹取ってこないジドのことを「役立たず」といった。 「息子に手がかかるのに、あんな犬までかかえたんじゃ、さぞたいへんだろうよ。」 でも、ジドにはひみつがある。耳を羽のように動かして、空をとぶことができるのだ。 ある日、空とぶ犬のうわさを聞きつけた村の旦那が、ネムの元にやってきて―― 表題作「ネムとジド」ほか、優しく沁みこんでいく全5編の物語。

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  • 川の怪談
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    1巻1,430円 (税込)
    文明と繁栄の源、命を育む大いなる水の流れ、川。 そこには古来、ヌシと呼ばれる神が居り、異形のモノたちが隠れ棲まう。 たゆまなき流れの中に幾多の生命を生み出す一方、時に命を喰らい、淀みの中に闇を飼う。 我々が死して最後に渡るのもまた、三途の川である。 川底から西瓜を掴む青白き手。水が赤く染まる川。舟を沈ませる亡霊。 死を予言する川のせせらぎ。異界に通じる川面…… 体験者から丁寧に聞き集めた、全国三十河川の怖い話。 怖ろしくも神秘的な〈川の世界〉へようこそ―― ◆岩田川(三重県) 川の傍の刑務所。刑期が7年以上の者だけに聞こえる川の音が途切れると、誰かが死ぬ… ◆ウッペツ川(北海道) 川で溺れて運ばれてきた男。自分は異界から来た者で、川から元の世界に戻れると言うが… ◆球磨川(熊本県) 水、生物、砂、石。球磨川にある物を盗んではならぬという曾祖父の遺言の恐ろしき意味… ◆長尾川(千葉県) 川から飛び出した水滴が皮膚を破り体内に侵入する。透明な水の粒に似た謎の生き物は… ◆牛津川(佐賀県) 蕎麦の実をひく水車小屋。未明に川から子どもが這い上がってきては石臼の上に何かを… …ほか、、川に呼ばれてしまった人たちの怖ろしき体験を取材した全国30河川の怪異談!
  • 現代異談 首塚の呪術師
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    「あれはイズナ使いだ…」 憑き物を操る見鬼に仕掛けられた現代の呪術戦。 首塚で行われていた 驚愕の儀式とは? ――表題作「首塚の呪術師」より 異形・あやかしの類は人の強い想いに魅かれてやって来る。 想いこそが心霊現象や、念の異形といったものを生み出すのだとも言える。 ・飲み会の写真で背後に写る生霊は自分を執拗に付け回しているネットストーカーの男で…「青い男」 ・ある事故に遭遇してから視えるようになった女子高生が通学バス内で体験した恐怖…「紐」 ・人間によって住み慣れた場所を突然追われたあやかし達の怒り…「井戸と楠」 ・将門の首塚で祭壇を組み、怪しげな呪術を行う男。 男に目を付けられた著者は旧友を使い魔にされ、壮絶な呪術戦を仕掛けられる…「首塚の呪術師」 など、現代に息づく呪いと神秘の怪異譚全22話収録。 著者自身の戦慄〈魔〉体験!
  • KAZOKU
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    1巻990円 (税込)
    介護施設に入る父親に付き添って母親も一緒に入居した。そのときから娘はより一層、家族ということを考えさせられるようになる。父母の身終いに振り回されながら、自分では選べない家族のありがたさを実感し始める。結婚と離婚の経験がある娘に、自分で選べる家族と、選べない家族は、何が違うのかという問いが生まれる。淡々と日常を見つめた言葉の中に奥深い家族愛を感じ取る物語。
  • あなたの目に私は映らない
    -
    1巻1,089円 (税込)
    圭三とはるみは年の差がある夫婦。年上の圭三が定年退職後、認知症を患う。妻のはるみは懸命に介護するが、次第に壊れていく圭三にはるみは日々疲弊する。束の間のまどろみの中、幸せだったあの頃に戻れたなら……。はるみは元気だったかつての圭三を思い出し、夢の中をさまよう。家族介護をテーマに、自分のことを忘れていく夫を介護する妻の心境をリアルに描く。
  • ガルーダの末裔
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    1巻1,584円 (税込)
    時は1981年。アジアの新興国たちが、深呼吸をするかのように大きく発展していったその裏で、警察と軍が衝突し、ヤクザ同士が抗争を繰り広げ、海賊が海を支配するという混乱の時代。まだ若かりし僕は、インドネシアからの独立を画策する東チモールへ、巻き込まれるまま「常在戦場」の心持ちで向かったのだった……。事実をもとにした、エネルギーに満ち溢れていた頃の「回想録的小説」。
  • グダイ、ミッチ!
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    1巻1,386円 (税込)
    「最後にひとつ、お願いがあります。ずっと道明くんって言ってきたけど、バーバラたちは『ミッチ』って呼んでるでしょう? あたしもミッチって呼んでいいかな? イヤならイヤって、言って下さい。それまでは心の中でミッチって呼んでます。今度会うときは、オーストラリア訛りの英語をお聞かせしますね。こんな具合に。グダイ、ミッチ!」ミッチとシンイチとバーバラの思い出の夏。
  • スミレはカヲル
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    1巻1,188円 (税込)
    余命宣告をされ、いつ死んでもいいと思っていたカヲは、寂しさを紛らわすために行ったショッピングモールのフードコートで、同級生に絡まれるマナトを見かける。彼は母と弟を目の前で亡くしていた。さらに、アルコール依存症の母を支えるヤングケアラーのリョウも加わった三人の時間が、それぞれに希望をもたらしていく。愛知県教育振興会「児童文学賞」受賞『水玉もようの熱帯』併録。
  • たからもの 重度障がい者のボクとまわりの人々との物語
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    1巻1,188円 (税込)
    重度の知的障がいがある長男が50歳の誕生日を迎えたのを機に、これまでの家族の軌跡を長男「ボク」の視点で語る物語。社会の片隅で、長男と必死に向き合った50年間を振り返る。母親自身の病や父親の遠距離介護など、さまざまな困難を乗り越え、神様の導きによって、息子がかけがえのない「たからもの」となるまでの道を辿る。新聞の読者投稿欄等に掲載されたエッセイも収録。
  • ビー玉
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    1巻1,683円 (税込)
    主人公は、東京で生活するようになって十七年の正和。夏休みを過ごすため故郷に戻ってきた。そこは福島県いわき市の小さな漁村、薄磯。子どものころは「何もない退屈な村」と正和自身も思っていたが、過去を思い返すうち、そうではなかったことに気づいていく。この物語には、東日本大震災を乗り越え、故郷のために力を尽くすことを決意する人々の想いが詰まっている。
  • ヘデラの花
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    優子は、超がつくほど真面目な銀行員の父洋介と、おっとりした母由紀子との三人家族。高校進学を控えた優子は、こづかい値上げを交渉するため、母から父の弱みを聞き出そうとしたが、ただ惚気を聞かされただけだった。ところが、そんな仲睦まじい両親が初恋を成就させた裏にはとんでもない秘密が隠されていて……。軽快な文章でダークな世界を描き切った、ユニークなサスペンス。
  • マジカルマン
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    1巻1,089円 (税込)
    「たいへんたいへん! きいてきいてきいて!」東亜商事営業部の水城初音が慌てた様子で飛び込んできた。「まーた、たいへんたいへんって。初音のたいへんは、いっつも大したことないんだから」「殿岡部長がクビだって! なんだか会社のお金を横領したとかで……」「嘘よ! 殿岡部長がそんなことするわけない!」「そ、そうだ、そんなこと信じないぞ!」(本文より)
  • もうこりた
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    1巻990円 (税込)
    息子の結婚相手に会ったときから始まる母親の観察と思考と葛藤を率直に言葉にした。憶測や忍耐も含めて、すべては自分の子育てが終焉を迎えたことに裏付けられた心情であると著者本人もうすうす気が付いている。書名は、自身の欲や執着を離れて相手の利を優先する「忘己利他」の考え方に自分はたどり着けるのかという自問と、彼女との精神的闘いに「もう懲りた」の意味を内包している。
  • もう一度、ジュピター
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    1巻1,188円 (税込)
    学校現場の多くで抱えている、不登校、いじめ、問題行動。教師側も疲弊し、ブラック化していく。しかし、本来の学校は子どもの成長を実感する場でもある。熱い気持ちを持った元教師の小田亀蔵が、後輩教師の相談に向き合って、現実の問題への対処法を自身の経験に基づいてアドバイスし、学校と教師のそもそもの存在意義を理解させていく。対話をメインとした小説形式の学校問題解決書。
  • 永遠と驚異
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    1巻1,188円 (税込)
    偶然集められた選ばれし4人の若者。高宮、翔、エリ、宙。4人は先生と名乗る者に「紙に書けば望むものを永遠に手に入れることができる。ここは永遠ですから」と告げられる。その教室には時間が存在しなかった。4人は仮の部屋に理想の世界を作り、それぞれが行き来し合いながら心に秘めた本当の願いを探し始める。錯綜する中、彼らが辿り着いた答えとは? 新感覚パラレルワールド小説。
  • 甘露というだろう
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    1巻1,287円 (税込)
    育まれたふる里での遠い日々…都会で育んだ家族模様…思いは、これから育ちゆくキミたちへ…。『揺りかご』では幼少期を、『蛹』では都会に出てきた青春時代を回顧する。我が子の成長過程での喜びや懊悩を中心にした『雛を得て』。やがて、一度はばらばらになった親子の間の氷も解けていき……。包み隠さず表現した5部構成の詩集から、著者の思いが強く迫ってくる。
  • 光をもとめて
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    1巻1,089円 (税込)
    一人では生きていけない。教師のころから「人間」を大事にしていた圭介もついに「高齢者」と呼ばれるようになった……。「人は損得で生きることとそうでないこととの区別をつけても、所詮は『光をもとめて』生きていくものと解ってきた」(「あとがき」より)。いろいろな人生を歩んだ人々との交流を通して「老い」などを考えさせられるヒューマン小説。
  • 再生
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    1巻990円 (税込)
    美登里の人生の前半はとても順調だった。しかし、30代半ばを過ぎた頃から姑との仲が険悪になり、40代後半には夫の不倫、借金が発覚。さらに、夫は認知症に。介護をしながら無事定年を迎えた美登里は、そんな夫と世界一周クルーズへ。そして、その船で自分と同じ社交ダンスが好きな男性と出会う。だが、運命は過酷にも──。常に前を向き誠実に生きようとする一人の女性の物語。
  • 思い出のなかのバード・アンド・ハート
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    1巻1,188円 (税込)
    「考えてみると、世間並みに他人と夫婦にはなったものの、子供が育って独立し、子育てから解放されると、いつのまにか妻との間がぎくしゃくするようになった。このまま一緒にはいられないと、妻は出て行った。(中略)言われるままに、離婚届に判を押した」(本文より)。本当は皆がわかっていた大切なことを、七十年の歳月が教えてくれた。著者の思考や思索の跡、死生観が凝集された小説。
  • 私たち、「夫婦別姓」を選択しました
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    1巻1,089円 (税込)
    夫婦の姓の在り方について、さまざまな議論が交わされている昨今。みなさんは「夫婦別姓」をどう考えますか? 本書は、夫婦別姓を選んだ著者がユーモアたっぷりの語り口で軽快に綴った自伝的小説。夫婦別姓を選んだ理由、そのメリット・デメリット、そしてパートナーの想いは……? 人生は「選択」の連続。型にとらわれず、自由に選べば、きっとワクワクする楽しい展開が待っている!
  • 私の『戦争と平和』 ─翻弄された九十年の戦争観と宿命─
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    1巻1,386円 (税込)
    満州事変の勃発から太平洋戦争に至る十五年間と、戦後の気持ちの変化を綴る自分史。年々厳しさを増す世相と共に軍国少年として育ち、海軍特幹生に志願した。平塚の海軍守備隊に転属しそこで空襲を受け、左腕を失う。入院先で終戦を迎え、戦後は公務員として勤め上げた。戦争体験を語る人間は減っていく一方、世界の紛争は過去を繰り返している。90代の今、語り継ぐ使命に駆られている。
  • 飼料屋と卵屋は、昔、家族だった
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    1巻1,089円 (税込)
    戦後まもなく、平塚市の飼料屋の六男・六朗のもとに嫁いできた百合子は、飼料屋の隣で卵の販売を始めた。開店から数年たち、商売が軌道に乗ってきたある日、とある事件をきっかけに、三兄弟で協力してきた飼料屋の経営に暗雲が……。時代の変化やさまざまな出来事に翻弄されながらも、困難を乗り越え、前向きにたくましく生きた家族の姿を描く小説。
  • 小さい謎、見つけた
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    1巻1,089円 (税込)
    どうして? これ、なぁに? 聞いて聞いて。好奇心旺盛で元気なとも君、今日は何を見つけたのかな。子どもの視点で日常の不思議をとらえ、考え、答えを導く──。「玄関を閉める前に消して、体育館の中は真っ暗になっていたって……だから、誰もいないのに、電気が点いたり消えたりしたってことだよ」(『体育館の謎』抜粋)“気づき”の大切さを感じる物語。
  • 星の光源 ~アン・マンズフィールド・サリヴァン異聞
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    1巻1,485円 (税込)
    「1866年、4月14日。太陽はすでに昇っていた。人間の目には見えないが、太陽の左には金星、右に水星が並んでいた。(中略)この3つが並ぶと、知的な会話能力とそれにまつわる有能な人脈が形成される暗示になる。アン・マンズフィールド・サリヴァン・メイシーは、その星を持って生まれようとしていた」(本文より)。ヘレン・ケラーと出会う前の、教師の萌芽までを描いた伝記小説。

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