作品一覧

  • サメのイェニー
    4.6
    1巻1,870円 (税込)
    小2のイェニーは,読書が大好きで大声を出すのがきらい.教室でもサメのように,静かにひとりですごしたいのに,先生もみんなもわかってくれません.ある日,水族館〈海の世界〉に迷い込んだイェニーはサメと出会い,悩みを相談しますが…….子どもの想像力や感性をユニークに描いた,ニルス・ホルゲション賞受賞作.

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  • ぼくらにできないことはない
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    宇宙船にのってやってきたぼくら.いっしょに乗れたのは,ママと大好きな犬のキングだけ.パパはここにいない.遠いところで,パパはどうしてるのかな・・・・・・.家族とはなればなれになってしまった2人の,少し切なくておかしな日常.自分を信じる勇気をくれる,アストリッド・リンドグレーン記念文学賞作家が描く希望の絵本.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • シーリと氷の海の海賊たち
    -
    1巻2,530円 (税込)
    10歳のシーリは,海賊船にさらわれた妹ミーキを取り戻すための旅に出る.海賊たちとその親玉シロガシラを追って氷海をめぐるなか,シーリは自然の厳しさだけではなく,過酷な状況でくらす人びとがほかの生き物をこき使ったり,弱者を押しのけたりするような,世界の問題にも立ち向かっていく.骨太なファンタジー.

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  • ゴリランとわたし
    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    9歳まで施設で育ったヨンナは,ある日ゴリラの養子になりました.町外れの古い工場で廃品を言葉たくみに売りつけ,本を愛するゴリランとの生活.初めはおびえていたヨンナも,一見ぶっきらぼうなゴリランのやさしさに気がつきます.ところが,土地開発計画が二人の暮らしをおびやかすことに…….目には見えないものの大切さを,ユニークに描いた物語.

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ユーザーレビュー

  • サメのイェニー

    Posted by ブクログ

    とても良かった。
    他の海外児童文学でも、サメの優しさがキーになっているお話があった。そちらの作品も、怖いイメージのあるサメの意外な姿のギャップが、主人公が重なるような話だったと記憶している。
    色々な視点で語れる本だと思うけど、シンプルに物語にスッと入って、イェニーの気持ちで展開を楽しめる。そしてイェニーのことが好きになる。
    イェニーは大きな声で話すのは苦手だけど、周りのことをよく見ていて、よく考えて、そして行動を起こせる勇気ある子どもだと、先生も親も分かってくれている、けど「大きな声で話そう」とか「友だちと一緒に遊ぼう」とか、大人は言っちゃうよなぁ。それができた方が、社会では生活しやすいから。

    0
    2025年10月20日
  • サメのイェニー

    Posted by ブクログ

    一部の子たちにはドンピシャで刺さる内容。「成長」しなくても大丈夫、と背中を押してくれる。

    それにしても、まだ先生たちは声が大きくて友だちが多い子どもが「良い」と思ってるんだろうか。いろんな人がいてこそ世界は面白いのだと、大人なら知ってるはずなのに。

    0
    2025年07月05日
  • サメのイェニー

    Posted by ブクログ

    こういう子いるよ。悪いことじゃないよ。私も読書好き。群れなかったからか周りや親戚からは「変わってる」て言われてたらしい。母が後々教えてくれた。母は私の本好き肯定派でむしろほめてくれてたなあ。授業中、手を挙げて答える、発言するのが苦手な子もいるって。うちの次女なんかそんなかんじ。でもたまに、ぼそっと言ったことを拾ってくれる先生がいて、ありがたかったなあ。イェニーも本をよく読んでいるから、いろんなこと知ってるし覚えてる。周りのこともよく見てる。それってすごいことだし、だいじなことだなあ。大きい声で言えなくても大丈夫。自分らしくして大丈夫だよ。

    0
    2025年05月03日
  • ゴリランとわたし

    Posted by ブクログ

    こどものいえから少女を引き取ったのはゴリラでした。
    社会からはみ出してしまった人、見た目で嫌な先入観を持たれてしまう人。それをゴリラに託すのは物語の妙。
    初めは怖がっていたのに、少しずつゴリランとの生活を楽しみ出す流れが素敵。

    0
    2023年09月25日
  • ゴリランとわたし

    Posted by ブクログ

    「わたしは九歳でゴリラに引き取られました。自分で頼んだわけじゃないけど、そうなったのです。九月のある日のことでした。」で始まる2005年にスエーデンで出版2021年に翻訳本として出版された物語。

    表紙はオレンジの地に、花柄のシャツを着たらゴリラと三つ編みの金髪の小さな女の子の絵で、とても可愛らしい。

    孤児院では皆んなで掃除をしている。養子する人をひとり見つけにお客様が来ることになっているからだ。そんな中わたし.ヨンナは、ヤード(孤児院であるヨモギギク園の園長)先生に手を洗わない事を叱られていた。私は手を洗うって事を覚えられないのだ。

    養子を貰いにやってきたのはゴリラのゴリランで、選ばれた

    0
    2022年05月22日

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