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  • ベル・エポックへようこそ~アンティークに秘められた謎~

    ベル・エポックへようこそ~アンティークに秘められた謎~

    小説・文芸
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    1巻1,210円 (税込)
    一話完結の連作ミステリー。 大学生の片瀬恭介は、近所にあるアンティークショップ、「ベル・エポック」でアルバイトをする事になった。恭介は店主の並木香代子と一緒に、アンティークにまつわる謎を解いていく事になるが……。一話完結の連作ミステリー。 【目次】 第一話 盗まれた花瓶 第二話青い宝石 第三話 ミルク色のブローチ 第四話 恋のネックレス 第五話 愚者の贈り物 第六話 天然石のカフリンクス 第七話 メッセージ・ジュエリー エピローグ ネックレスのひとり言 【著者】 宮川葵衣 映画の脚本コンクールに入賞後、映画、ドラマの企画制作の仕事を続けながら、東京の小説教室で学ぶ。ミステリー小説「コールセンターの殺人」で作家デビュー。
  • 希望に向って走れ~第九号棟の仲間たち~

    希望に向って走れ~第九号棟の仲間たち~

    小説・文芸
    -
    1巻1,210円 (税込)
    異能の殺人者は、生まれたばかり!? ある日、若き大富豪・芳子のもとを〈天才科学者〉ドクター・フランケンシュタインが訪れ、「あいつを止めないと大変なことになるんです!」と訴える。「あいつ」は自分が作ったのだと。一方、タレントの有田敦子は、不思議な若者〈アツオ〉と出会う。その後、敦子の共演者が転落死。事件に不審を抱いた芳子たちは、奇妙な転落死の陰に〈アツオ〉の存在を見つける! 大人気シリーズ、最新作!
  • 愛する人達(新潮文庫)

    愛する人達(新潮文庫)

    小説・文芸
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    1巻649円 (税込)
    母の死後、母の初恋の人、佐山に引きとられた雪子は佐山を秘かに慕いながら若杉のもとへ嫁いでゆく――。雪子の実らない恋を潔く描く「母の初恋」。さいころを振る浅草の踊り子の姿を下町の抒情に托して写した「夜のさいころ」。婚家から出戻った娘への父親の奇妙に屈折した愛情を情感豊かに描く「年の暮」など、円熟期の著者が人生に対し限りない愛情をもって筆をとった名編9編を収録する。(解説・高見順、三浦しをん)
  • 帝国の死角(第一部/第二部 合本)

    帝国の死角(第一部/第二部 合本)

    小説・文芸
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    1巻2,860円 (税込)
    日本推理史上空前の奇想! 『獄門島』『点と線』と並ぶ「日本推理小説ベストスリー」(大内茂男)と称された伝奇超大作。 長年、著者の「裏ベストワン」として復刊を待望された代表作が、スピンオフ短篇「日本人とユダヤ人」を初めて併録した〈完全版〉としてついに登場。 第一部『天皇の密使』と第二部『神々の黄昏』の合本版。 【第一部 天皇の密使】 わたし(高木彬光)が入手した「鈴木文書」。 そこには大戦中に欧州で秘匿された闇資金の手がかりが……。 〈解説〉中島河太郎 【第二部 神々の黄昏】 鈴木高徳少将の息子・二郎は戦後、日本の出版社に勤めていた。 スイス銀行に秘匿されているという父の遺産20億ドルをめぐり、彼に次々と事件が……。 怪しい新興宗教! 零落した博覧強記の作家! 遺産を狙いつきまとう男たち! そしてすべての事件が解決した後、明らかになるのは……。 戦後ミステリ界の鬼才がワーグナー『ニーベルングの指環』に材をとった、 破格の構成が一読忘れがたい日本推理史上に残る大・怪・作! 〈解説〉新保博久
  • ドストエフスキー全短篇(Ⅰ・Ⅱ合本)

    ドストエフスキー全短篇(Ⅰ・Ⅱ合本)

    小説・文芸
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    1巻2,640円 (税込)
    数々の長篇で有名なドストエフスキーは、短篇の名手でもあった。 デビュー直後の「プロハルチン氏」から晩年の『作家の日記』掲載作まで、19篇を集成。 【収録作品】 プロハルチン氏(1846) 九通の手紙に盛られた小説(1847) 人妻と寝台の下の夫(1848) 弱い心(1848) ポルズンコフ(1848) 正直な泥棒(1848) クリスマスツリーと結婚式(1848) 白夜(1848) 初恋(1849) いやな話(1862) 鰐(1865) ボボーク(1873) キリストのヨルカに召されし少年(1876) 百姓マレイ(1876) 百歳の老婆(1876) 宣告(1876) おとなしい女(1876) おかしな人間の夢(1877) 現代小説から取った暴露小説のプラン(1877) 〈訳者解説〉米川正夫 〈解説〉江川卓
  • 青龍と水の花嫁 生贄は永遠に深き愛を知る【無料試し読み版】
    無料あり

    青龍と水の花嫁

    小説・文芸
    -
    1巻0円 (税込)
    特殊な水の能力が宿る一族に無能として生まれた少女・鞠(まり)。 家族に虐げられた末、贄として湖へ沈められ、死を覚悟した彼女が辿り着いたのは、青龍が統べる静かで穏やかな世界だった。 「愛を知れ。他者を愛し、愛される喜びを知れ」 不器用ながらも寄り添う青龍の姿に触れ、鞠は初めて愛される意味を知っていく。 一方、何故家族から愛してもらえなかったのか、過去の思いも捨てきれず――。 青い桜が舞い散る龍神の国で様々な愛のかたちと恋に出会う和風ロマンスファンタジー。
  • 横浜馬車道 葦屋陰陽道のやり口 うそつきはゆうれいの始まり【無料試し読み版】
    無料あり

    葦屋陰陽道のやり口

    小説・文芸
    -
    1巻0円 (税込)
    趣味・特技はカフェ巡りと除霊、言葉巧みな“ぺてん”で依頼人の事件を解決してしまう葦屋(あしや)は横浜に事務所を構える自称陰陽師だ。 一方、“欺瞞”を嫌う小説家の近森(ちかもり)はある出来事をきっかけに、不本意ながら住み込みで葦屋の助手を務めることになってしまう。 勝手に帰ってくる絵、絶対に現れる幽霊、呪い返し――ゾクゾクと持ち込まれる不可思議な事件の正体とは一体? 飄々としている葦屋、生真面目な近森、正反対の二人が、“嘘”を武器に謎を祓うオカルトミステリ!
  • 預言者

    預言者

    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    カリール・ジブラン(1883~1931)は、レバノン北部のブシャーレに生まれた詩人・思想家・画家です。12歳のとき、母と兄妹とともにボストンへ移住し、若くして文学と美術の才能をあらわしました。青年期にはレバノンでアラビア文学を学び、その後はパリで絵画を学ぶなど、東西の文化に深く触れます。彼はアラビア語と英語の両方で作品を書き、詩、散文、寓話を通して、人間の愛、自由、魂の成長、神とのつながりなどを美しい言葉で表現しました。 1923年に出版された代表作『預言者』は、人生や愛、労働、自由などについての深い洞察を語る名作で、100以上の言語で1億人以上に読まれていると言われており、特に刊行国アメリカでは、大統領や世界的なアーティストらも彼のファンであることを公言し、今も大勢の人に愛されています。ジブランの言葉は、宗教や文化の違いを越えて、多くの人々の心に希望と静かな光を与え続けているのです。 アラビアの生んだ天才による、20世紀で最も読まれた書籍の1冊でありながら、日本では情報も邦訳作品も少なく、あまり知られていない不思議な人物、カリール・ジブラン。 その代表作『預言者』が、長年ジブランを愛読してきた山川紘矢氏・山川亜希子氏の翻訳により、新たな生命を得たのが本書です。 飾り気がないのに深く心の襞に入りこんでくるような体験は、読後再びページを手繰らせ、そして心に種が植わったことを感じさせます。 原書:THE PROPHET by Kahlil Gibran (ジブランのアラビア語名の英字表記はJubran Khalil Jubran/ジブラーン・ハリール・ジブラーンだが、彼は英語の作品にはKahlil Gibran/カリール・ジブラン名義を用いた)
  • 変革の精霊

    変革の精霊

    小説・文芸
    -
    1~4巻799~999円 (税込)
    その町が求めていたのは変化。 そして、それを創る狂気と破壊。 【内容】 稲歌町に起きた異星人の襲撃事件。 突如襲来した謎の侵略者に町の住人が対抗していく、始まりの物語。 【目次】 序 章 全ての始まり 第1章 稲歌町のパン屋さん 第2章 拓磨、未知との遭遇 第3章 忍び寄る世界 第4章 破滅の引き金  第5章 絶望の誕生 終 章 そして次の戦いへ

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  • 一寸法師

    一寸法師

    小説・文芸
    -
    1巻110円 (税込)
    小林紋三はある夜不思議な人物を見る。子どものような小さな体形に大人の顔である。その男の包みから人間の手首が転がり出たのである。小林は跡をつけてみるのだが、見失ってしまう。翌日には人間の片足を発見したとの新聞報道。そこへ実業家で美貌の山野夫人から令嬢が失踪したとの相談を受ける。ついに小林は探偵明智小五郎へ調査を依頼するのであった。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • すべては、嘘から始まった

    すべては、嘘から始まった

    小説・文芸
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    1巻1,760円 (税込)
    愛と嘘が交差する。愛と欺瞞のサスペンスミステリー。 高校時代の同窓会をきっかけに、止まっていたはずの時間が再び動き出す。 主人公・立花隼人は、婚約を控えたある日、罪悪感とともに記憶に残り続けていた同級生・佐藤亜由美へ連絡を取る。8年ぶりに再会した彼女は、誰もが知る人気女優へと変貌していた。しかしその再会は、過去に封じ込められていた“ある事件”の記憶を呼び覚ます。 高校時代、同級生の死を巡って囁かれた数々の疑惑。毒物、消えた真相、そして交錯する嘘と想い。あの頃、何が起きていたのか。 現在と過去が交錯するなかで、隼人と亜由美、そして彼らを取り巻く人々の関係は少しずつ歪みを露わにしていく。守りたかったもの、手放してしまったもの、そして今も胸に残り続ける後悔。真実に近づくほどに、見えてくるのは残酷な現実か、それとも救いなのか。 恋愛、友情、嫉妬、裏切り。誰もが抱える心の傷と向き合いながら、過去の事件の真相に迫る青春サスペンス。
  • ギド・モーパッサン作品集 一

    ギド・モーパッサン作品集

    小説・文芸
    -
    1~2巻110円 (税込)
    フランスの文豪。厭世的な内容、人間の愚かさ、みじめさを描いた作品が多い。日本の自然主義文学に影響を与え、国木田独歩や田山花袋、永井荷風なども愛読したと言われる。第一巻は「ある自殺者の手記」「糸くず」「親ごころ」「寡婦」「狂女」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • アクマペイ ムダづかいは絶望のはじまり!? お支払いはきみたちの命です

    アクマペイ ムダづかいは絶望のはじまり!? お支払いはきみたちの命です

    この「アクマペイ」は、好きなものを好きなだけ買うことのできる魔法のようなアプリでございますです。・・・・・・ただし、使ったあとにどうなっても、すべてあなた様の責任ですけれど・・・・・・ね。おこづかいが少ない小学6年生・スバルは、「何でも買える」アプリ〈アクマペイ〉を手に入れ、友達とぜいたく三昧の日々を過ごす。しかし! 実はそれは悪魔が仕組んだ罠で、後から超高額な請求と引きかえに体を奪われる契約が隠されていた・・・!! 支払いを断ったスバルたちは、悪魔・ばくちぃに連れさられ、“命を賭けたゲーム”に挑むことになり――!? アクマ的生き残りゲーム、スタート・・・・・・!!!
  • 神社は心のクリニック

    神社は心のクリニック

    小説・文芸
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    1巻1,980円 (税込)
    仕事がうまくいかない、周りから孤立している、愛する誰かを失った、わけもわからずつらい……様々な悩みを抱え、心が弱り切った時、疲れた魂を癒し再起の力を与えてくれる場所、それが神社。古代から人々が「癒しの聖地」として崇め、いまもその聖なるパワーを感じられる、とっておきの神社を、「お悩みごとに」紹介するガイド。案内役は、出雲大社から伊勢神宮、さらにはインドやギリシアなど世界各地の聖地で、祈りの歌をささげてきたヒーリングシンガーで、島根県親善大使や出雲観光大使として活動し、出雲の聖地のガイドも務める深結(みゅう)さん。神社の紹介以外にも、、「本当に大事なのは〇〇参り」「参拝にベストな時間帯は?」「まず参るべき〇〇神社とご遠慮すべき神社は?」など“参拝ハック”も満載!
  • ブルーアワー

    ブルーアワー

    小説・文芸
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    1巻1,980円 (税込)
    『ナイトフライト』の伊波真人、待望の第二歌集。 都市での生活を、ときにはひんやりと、 ときにはユーモラスに切りとる シティポップな短歌たち 伊藤銀次(シンガーソングライター) 【収録歌】 ファミレスの玩具売り場のあかるさで優しい噓をひとつかさねた ティファールにあまたの宇宙産むようにポップコーンは弾けつづけて タワマンの地下パーキングのしずけさにポルシェのロゴの馬も眠って 流れゆく景色と話すタクシーの運転手も無口な真夜中に 使い捨てカメラで撮った夏の日にオレンジ色の日付は揺れて 【目次】 BABY BLUE 春のありか Yearn 4 Years 書きかけの夜 ライフ・イズ・ムービー オン・ジ・エアー Show must go on ビター・バレー ムーン・アイランド ナイト・バーズ ホリデー・メイキング ウィークエンド・ドライヴァー モーニング・アフター ユートピア ブルーアワー 時の破片 二〇二二年の夏の夜に 夏の背表紙 もどれない夏 トワイライト・ハイウェイ 秋をかさねて 冬のクリシェ ジルコニア ビューティフル・デイ ライフ・ウォント・ウェイト ウェイト・アンティル・ダーク あとがき 【著者】 伊波真人 1984年、群馬県高崎市生まれ。埼玉県さいたま市在住。 早稲田大学卒(文学)。大学在学中に短歌の創作を始める。 2013年、第59回角川短歌賞受賞。 歌人集団「かばん」会員。 著書に、歌集『ナイトフライト』(書肆侃侃房)などがある。 URL : http://inamimasato.com X : @inamimasato
  • 霧に貌

    霧に貌

    小説・文芸
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    1巻2,090円 (税込)
    第一歌集『湖とファルセット』で現代歌人協会賞&現代歌人集会賞をW受賞した著者、待望の第二歌集。 蜘蛛のようにあなたを好きで眼球にあぶら波打つ日の暮れだった 【収録歌より】 鐘みたいにからだぜんぶを震わせてみたい おおきな前歯を見せて 鈴の音の絶えてしずかな冬の田に白磁が産んだ白磁のこども 鳥の胃に溶かされてゆく青虫の暗いあおぞらいちどっきりの ながく待つことの寒さの対岸に石の扇をふる手がみえる 小神殿(エディキュール) ねむるあなたの口腔に永久歯あり書物のごとく 【目次】 Ⅰ ぬるい水 輪唱 結露 一輪車 襖 解析 氷河 雪は裸 夏の昼と夜と朝 仏間 虫みたいに胸を 長者ヶ森 夏の離島 二重跳び 塩壺 Ⅱ 公民館 構想 誤飲の秋 牛と鏡 兄の名前 Ⅲ その沼へ ひかる首輪 砂と箱 砂を吐く わらいはじめる 口蓋垂 歯を見せて 霧に貌 黒い鳥居 海の無言、空の無言 綺麗な縄 改札 あとがき 【著者】 田村穂隆 1996年生まれ、島根県出身。「塔」所属。第一歌集『湖とファルセット』(現代短歌社)で第48回現代歌人集会賞、第67回現代歌人協会賞を受賞。
  • 現代短歌パスポート1 シュガーしらしら号

    現代短歌パスポート

    新シリーズ創刊!最注目の歌人10名による書き下ろしの新作短歌アンソロジー歌集。 榊原紘 伊藤紺 千種創一 柴田葵 堂園昌彦 谷川電話 吉田恭大 菊竹胡乃美 宇都宮敦 初谷むい 【収録作品】 榊原紘「Classic」 伊藤紺「雪の匂い」 千種創一「White Train」 柴田葵「おさしみ」 堂園昌彦「春は水さえとろけさせる」 谷川電話「夢を縫う、たき火を保つ」 吉田恭大「フェイルセーフ」 菊竹胡乃美「火のぬいぐるみ」 宇都宮敦「羊毛期の到来(ウール、ウール、ウール)」 初谷むい「天国紀行」 【目次】 榊原紘 Classic 伊藤紺 雪の匂い 千種創一 White Train 柴田葵 おさしみ 堂園昌彦 春は水さえとろけさせる 谷川電話 夢を縫う、たき火を保つ 𠮷田恭大 フェイルセーフ 菊竹胡乃美 火のぬいぐるみ 宇都宮敦 羊毛期の到来(ウール、ウール、ウール) 初谷むい 天国紀行 執筆者プロフィール 【著者】 榊原紘 1992年愛知県生まれ。奈良県在住。第2回笹井宏之賞大賞受賞。2020年、第一歌集『悪友』刊行。ゆにここオンラインカルチャースクールで「推しと短歌」の講師を務める。短詩集団「砕氷船」の一員。 伊藤紺 歌人。1993年生まれ。横浜在住。著書に歌集『肌に流れる透明な気持ち』『満ちる腕』(いずれも短歌研究社)、ミニ歌集『hologram』(CPcenter)。 千種創一 1988年愛知県生まれ。2015年、『砂丘律』。2016年、日本歌人クラブ新人賞、日本一行詩大賞新人賞。2020年、『千夜曳獏』。2021年、現代詩「ユリイカの新人」に選出。2022年、『イギ』、ちくま文庫版『砂丘律』。 柴田葵 歌人、ライター。第2回石井僚一短歌賞次席。第1回笹井宏之賞大賞受賞により、第一歌集『母の愛、僕のラブ』(書肆侃侃房)を出版。東京都在住。身長164センチ。 堂園昌彦 1983年東京都生まれ。早稲田短歌会を経て、現在、短歌同人誌「pool」所属。2013年、第一歌集『やがて秋茄子へと到る』(港の人)刊行。ブログに歌書紹介サイト「短歌のピーナツ」。 谷川電話 1986年愛知県生まれ。2014年、角川短歌賞を受賞。歌集に『恋人不死身説』(2017年、書肆侃侃房)、『深呼吸広場』(2022年、書肆侃侃房)。 吉田恭大 1989年鳥取県生まれ。「塔短歌会」「早稲田短歌会」で短歌を学ぶ。2019年第一歌集『光と私語』(いぬのせなか座)を刊行。同年より詩歌の一箱書店「うたとポルスカ」を運営。 菊竹胡乃美 1995年福岡県生まれ。2015年から短歌を始める。第一歌集『心は胸のふくらみの中』(書肆侃侃房、2023年)。 宇都宮敦 1974年千葉県生まれ。歌集『ピクニック』(2018年、現代短歌社)。ブログ「Waiting for Tuesday」(https://blog.goo.ne.jp/utsuno)。 初谷むい 1996年生まれ、札幌市在住。第一歌集『花は泡、そこにいたって会いたいよ』(書肆侃侃房、2018年)、第二歌集『わたしの嫌いな桃源郷』(書肆侃侃房、2022年)。
  • 考察系怖いストーリー 消えた同級生

    考察系怖いストーリー 消えた同級生

    小説・文芸
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    1巻1,210円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ********************************************* シリーズ累計180万部突破! 大人気「ミラクルきょうふ!」シリーズから 選りすぐり漫画 × 新作小説 新感覚ホラー ********************************************* “ありえない招待状”から始まる物語は、 読むほど世界が反転する——。 「意味怖」×「没入型」の恐怖がここに! ―――――――――――――――――――――― 5年前、突然いなくなった同級生。 その子から届いたのは、誕生日パーティーの招待状だった。 集まった5人の前で起こる、奇妙な出来事。 忘れていたはずの記憶と、説明のつかない現象が少しずつ重なり、 やがて封じ込めていた“あの日”の真相が浮かび上がってくる……。 これは、 「意味がわかると怖い」 そして、あなた自身が物語に入り込むホラー。 すべてがつながったとき、 あなたは——“あの子の本当の姿”に気づいてしまう。 ―――――――――――――――――――――― 【本書のポイント】 ・漫画×小説、両方楽しめる! 人気ホラー漫画を再編集し、新作小説パートを追加。 物語はひとつの大きな謎へとつながっていく。 ・小説 → マンガ → 小説の展開 読み進めるごとに視点が変わり、恐怖が何度も押し寄せる 新しい読書体験。 ・「意味怖」ギミック満載 何気ないセリフや行動が、後からゾッとする。 考察しながら読む楽しさが止まらない! ・読者=主人公の没入感 あなたも5人の一員。 ページをめくる手が止まらない。 ・シリーズファンも、はじめての人も! 既刊読者も新規読者も楽しめる、 「ミラクルきょうふ!」の進化形ストーリー。 ―――――――――――――――――――――― 【こんな方におすすめ!】 ・怖い話が好きな小学生・中学生 ・「意味がわかると怖い」話にハマっている ・マンガも小説もどちらも読みたい ・友だちと考察して盛り上がりたい! ―――――――――――――――――――――― 【「ミラクルきょうふ!」シリーズとは?】 怖いのに、止まらない。 読むたびに恐怖が押し寄せるーー。 ボリュームたっぷりの子ども向けホラー漫画決定版! <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • 抑圧都市怪談

    抑圧都市怪談

    小説・文芸
    -
    1巻1,034円 (税込)
    怪談とはある真実を伝える物語である。それが故に、本来怪談が発生すべきところに発生しないという抑圧も起こり、かつて鮮やかに語られていた怪談が色を失い姿を消してゆくということもある……。(本書まえがきより) 「私は自分の日常生活の中で、ときおり別の世界にずれ込んだような感覚を抱くことがあり、かねてからその感覚の正体について考えるところがあったからである。ふだんは気に留めないし、忙しさに紛れて忘れてしまう。だが、何かの拍子にふと疑念が浮かぶ。いま自分が見ている世界は、日頃見慣れた世界とは何かが違っている。その違和感を凝視することで、怪異は相貌(そうぼう)をあらわにする。見えないものが見えてくる。怪異と現実が交錯する。(略)抑圧系の怪談というのは、社会に内在する問題が個人の精神を圧迫し、その影響が怪異となって立ちのぼる瞬間を捉えた話である。(本書 文庫版あとがきより) 本書は、オカルト探偵/怪談ルポライター/怪談史研究家/怪談小説家である著者・小池壮彦氏が、長年の間に聞き集め、書き留めて来た数々の忘れ得ない怪談をセレクトし、後に獲得された新たな視点や時を経たが故に明かされる事実を加えた、いわば ディレクターズ・カット版の怪談集。歌舞伎町、学習院、鎌倉といった都市だけでなく、幽霊街道、封印された旧館、公園、写真…とあらゆるところにその念は――いる。一気読みはおすすめしない最恐怪談集。
  • ろくべえ まってろよ

    ろくべえ まってろよ

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    犬のろくべえが穴に落ちてしまった。おとなたちはだれも手をかしてくれない。 自分たちでろくべえを助けなきゃ!  一年生の子どもたちが考え出した「めいあん」とは?  表題作「ろくべえ まってろよ」他、天真爛漫な男の子・マコチンの生活を描いた「マコチン」、何でも同じになってしまうのが悩みのふたごの女の子の物語「ふたりはふたり」など、八編の童話を収録。 子どもたちのみずみずしい感性がきらめく一冊。
  • 「ゴーストハント」シリーズ【全7冊合本版】

    「ゴーストハント」シリーズ【全7冊合本版】

    小説・文芸
    -
    1巻7,612円 (税込)
    ナルこと渋谷一也率いる<渋谷サイキックリサーチ>の活躍を描いた小野不由美のミステリ&ホラーシリーズ。数々の怪異の謎を科学的に解明しようとする彼らが遭遇する様々な事件。伝説の学園ミステリ&ホラーとして、シリーズ開始以来、コミック版、ラジオドラマ版、テレビアニメ版と多くのファンから熱い支持を得ている作品。本作は小説版のシリーズ合本版。※本電子書籍は下記の7冊を1冊にまとめた合本版です。『ゴーストハント1 旧校舎怪談』『ゴーストハント2 人形の檻』『ゴーストハント3 乙女ノ祈リ』『ゴーストハント4 死霊遊戯』『ゴーストハント5 鮮血の迷宮』『ゴーストハント6 海からくるもの』『ゴーストハント7 扉を開けて』
  • ブルックリン

    ブルックリン

    コスタ小説賞受賞作品 アイルランドの田舎から大都会ブルックリンへ移民した少女の感動と成長の物語。 舞台はアイルランドのエニスコーシーとニューヨークのブルックリン、時代は1951年ごろから2年間あまり。主人公アイリーシュはエニスコーシーに母と姉と共に暮らす若い娘。女学校を出て、才気はあるが、地元ではろくな職もないので、神父のあっせんでブルックリンに移民する。そしてアイリッシュ・コミュニティの若い娘たちが住む下宿屋に暮らし、デパートの店員となるが、ホームシックに悩む。やがて簿記の資格を取るため夜学に通うようになり、週末にはダンスホールへ行く。そこでイタリア移民の若者トニーと恋に落ちるが、思わぬ事情でアイルランドに帰国する。彼女はブルックリンへ戻るつもりでいたが、地元でハンサムなジムと再会する……。 当時の社会と文化の細部を鮮やかに再現し、巧みな会話と心理描写が冴えわたる。船出、奮闘、恋愛、そして思わぬ事件と結末が……。ジョイス、マクガハン、トレヴァーの系譜を継ぐ、アイルランド文学の至宝!
  • あなたを“幸福”にする事故物件

    あなたを“幸福”にする事故物件

    小説・文芸
    -
    1巻946円 (税込)
    京都のとある場所に、”事故物件専門”の不動産屋があるのはご存じですか? 「僕の仕事は、住む人を幸福にする物件を紹介することだからね」 そう語るのは、美形の不動産屋ミレイ。 凄腕の霊能力者でもある彼は、凶悪な事故物件さえも幸運の物件に変えられるという。 そんなミレイに、初対面からやけに気に入られている苦労性の大学生ユウは、家を契約したついでにバイトに誘われ働くことに。 ところが最初の家賃滞納案件を追っていると、異臭騒ぎ――つまり、中で死の予感がある事態に発展し……!?
  • 春のとなり

    春のとなり

    小説・文芸
    -
    1巻858円 (税込)
    奈緒は、夫の仇を討つため、義父の文二郎と信州から江戸へやってきた。 ふたりは暮らしを立てようと、深川で薬屋を営むが、医者である文二郎の元には、貧しく医者代の払えない病人やけが人が次々と駆け込んでくるようになっていた。 そんなある日、深川の芸者・捨て丸が、惚れ薬を作ってほしいといってくる。 捨て丸の相手は、なんと有名な本草学者であった……。 奈緒たちは、藩の秘め事に巻き込まれながらも、市井の人々のたくましさと優しさに触れ 日々の暮らしを愛するようになるが――。 『貸本屋おせん』で、時代小説界に鮮やかにデビューした、期待の新鋭による飛翔の傑作長篇。
  • 44口径より愛を込めて
    完結

    現代ミステリー

    小説・文芸
    -
    全1巻550円 (税込)
    テロ事件に巻き込まれ、記憶を失った真夜(まや)と大雅(たいが)は、仮初(仮面)の夫婦生活を強いられる。事件解決に繋がる記憶が蘇るごとに、また一人、また一人、と大切な人が消えていくのだった。 いつか終わる夫婦生活の中で、揺れ動く男女の不器用な想い。 仮面夫婦×連続死のミステリー。 ※本作は鞍馬榊音の個人誌作品の電子書籍版となります。【314ページ】
  • 奇談小径
    完結

    奇談小径

    小説・文芸
    -
    全1巻165円 (税込)
    「奇談」をテーマにした短編三作。 本文の内容…… 【短歌】 寄稿 ゆきみ小桃 /【壱】『奇談小径』…会社の人付き合いが上手くいかない天野ヒバリは、ある日、不思議な鳥居をくぐり、知らない場所に迷い込んでしまう。そこで出会った不思議な店主から花を貰うが。 /【弐】『隣人』…不可解な隣人について。 /【参】『ゆきうさぎ』…シュウジは主に仕えることになったが、屋敷で少女と出会い。主の疫病について知ることになる。 ※本作は碌七楽魄の個人誌作品の電子書籍版となります。
  • 宮本武蔵(一~八)合本版(新潮文庫)

    宮本武蔵(一~八)合本版(新潮文庫)

    小説・文芸
    -
    1巻5,896円 (税込)
    屍ひしめく関ケ原で命からがら落ち延びた武蔵と又八。お甲・朱実母娘の世話になり一年後、武蔵はひとり故郷に戻るが、その身を追われ……。憎しみに任せ、次から次へと敵を打ち殺す野獣武蔵に対峙する、沢庵。殺めるためではなく護るための剣とは? 一介の武弁が二天一流の開祖宮本武蔵に至るまで志を磨く道、ここに始まる! 日本人なら一度は読みたい、超骨太なエンタテイメント。 ※当電子版は新潮文庫版『宮本武蔵』一~八巻をまとめた合本版です。
  • 三国志(一~十)合本版(新潮文庫)

    三国志(一~十)合本版(新潮文庫)

    小説・文芸
    -
    1巻7,062円 (税込)
    「我ら三人、末永く義兄弟であると誓おうではないか!」劉備・関羽・張飛・孫権・曹操・諸葛孔明……英傑たちの物語が、いま幕を開ける! 後漢末の頃。貧しいが高貴な血を引く劉備は、世を救うという大志を果たすべく、関羽、張飛と桃園にて義兄弟の契りを結ぶ。跋扈する黄巾賊の征伐に乗り出した彼らは、智謀に優れた人物、曹操に出会う――。これぞ王道の「三国志」! 波乱に満ちた群雄割拠の世を描き切る、壮大で華麗な歴史スペクタクル。(解説・渡邉義浩) ※当電子版は新潮文庫版『三国志』一~十巻をまとめた合本版です。
  • Bar D’s Graffiti

    Bar D’s Graffiti

    小説・文芸
    -
    1巻1,567円 (税込)
    小さなBarから始まる物語 〈Bar D's Graffiti あらすじ〉 自由が丘、マリクレール通りの裏手にあるBar D's Graffiti.。多くの客が訪れ、人生の横顔を見せていく。 ある日、常連客が連れてきた女性・亜美は許されぬ恋に苦しんでいた。 「次の人生では、あの人にとって無標な存在になりたい」と謎めいた言葉を呟く彼女に、なぜかマスターである〈僕〉の心は揺れる。

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  • ごっこ

    ごっこ

    小説・文芸
    -
    1巻825円 (税込)
    人気AV女優が、「恋人ごっこ」「夫婦ごっこ」「友達ごっこ」多種多様な「ごっこ」を描く。 曖昧な関係に振り回される女たちの、不器用すぎる恋。 野間文芸新人賞候補作『春、死なん』につづき、注目作家が「ままならない恋愛」を描く最新小説集。 ・「ごっこ」 六つ年下の恋人の浮世離れした逃避行に付き合って、あてのないドライブを続けるわたし。 そろそろ逃亡資金が底をついてきた。 ・「見知らぬ人」 友人の結婚式に集う客たちの中に、夫の不倫相手が混じっているのではないか。 あの女を探す那月が出会ったのは――。 ・「はこのなか」 田舎町の中学で出会った奔放な女友達タクボに思いを寄せる戸川。今の願いは、 結婚したタクボの隣室に住むこと。
  • 雨露

    雨露

    小説・文芸
    -
    1巻972円 (税込)
    慶応四年。鳥羽伏見の戦で幕府軍を破った新政府軍が江戸に迫る。多くの町人も交えて結成された彰義隊は上野寛永寺に立て籠るが、最新兵器を駆使する新政府軍にわずか半日で敗北――。なぜ、名もなき彼らは、無謀な戦いに身を投じたのか。臆病者の武士・小山勝美ら、若き彰義隊隊士の葛藤と非業の運命を情感豊かな筆致で描き出す、傑作歴史小説。
  • ザ・ピースキーパー

    ザ・ピースキーパー

    小説・文芸
    -
    1巻940円 (税込)
    新潟県沖で、中国船籍の不審なイカ釣り漁船が爆発。押収された衛星電話から、大量破壊兵器を調達していた男との繫がりが判明する。続くカーフェリーへの爆破予告、そしてさらなる未曽有の惨事へ――。一連の危機に立ち向かう海上保安庁特殊部隊(通称SST)が直面したのは、恐るべき国際的陰謀だった。彼らの死闘と絆を描く超クライムサスペンス。
  • 幸福の科学ユートピア文学賞2024 入賞作品集

    幸福の科学ユートピア文学賞2024 入賞作品集

    「幸福の科学ユートピア文学賞2024」で入賞した作品のうち、上位5作品を掲載した作品集です。 【景山民夫賞】 <小説>草津梓屋、幻の源泉(小止利 太郎) <作品概要>大学生の渡辺むつおは、恋人との温泉旅行に胸を躍らせていたが、突然、彼女から別れを言い渡される。傷心で一人、草津温泉へ向かう列車で老女から「草津の湯には鬼がいる。祈れば心を癒してくれる」と、謎の言葉を聞く。失恋に悶々とした草津温泉に滞在中、むつおは雪降る夜に、異次元に迷い込む……。 【審査員特別賞】 <小説>汝、地に降りて天使となれ(堀 淳) <作品概要>「主と共に地上に降りることの覚悟がいかに重いか」という着想をもとに構想して書き上げた、霊天上界を舞台とした作品。七次元世界からリーバイという菩薩が六次元世界を訪れ、「主と共に地上に降り、直弟子となって、天使を目指さないか」と七名の霊人に対してそれぞれ説得にかかるが……。 【入選】 <短歌>「歌集『本仏(ほとけ)の祈り』(守田 隆志) <作品概要>主への信仰と仏法真理伝道の情熱を朗々と詠んだ、信仰心に基づく活力がみなぎる歌集。 【準入選】 <エッセイ>「予言学入門~いまこそ知りたい、本当の未来~」(加賀 ただし) <作品概要>五島勉、ノストラダムス、H・G・ウェルズ、ジーン・ディクソン、エドガー・ケイシー等による予言を、予言の的中も踏まえて丁寧に調べ、詳細に分析。最終章では、歴史上の著名な予言者たちが降臨を予言していた救世主とはいかなる存在なのかを明らかにする。 【U-18 優秀賞】 <小説>「人間不信の少年は信仰と出会う」(梅田 るな) <作品概要>宗教が禁止された国で、貧民街の少年ラーイは、密かにRの神を信仰するサリュと出会う。はじめはサリュのことすら信用できない人間不信のラーイだったが、サリュの信仰の姿を通して心境に変化が訪れる。
  • P+D BOOKS 雪

    P+D BOOKS 雪

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    著者独特の幻想的な世界に誘う11の短篇。 ――あちこちで、小綬鶏が啼き、遠くで郭公や鶯も鳴いていた。肩の翼を持ち上げて、飛ぼうとするがうまく飛べず、やはり人間になるしかない、と思った。――  自由に空を飛べる鳥の姿に、飛びたくても飛べない主人公の心情を重ね合わせる「鳥の歌」、「ゆきゆきて、神軍」を上映する日本の映画館で、戦時中の人肉食を告白し日本への帰国を拒否した元日本兵らしき人と、当時のインタビュアーが邂逅する「黒衣の人」、静かに降りしきる雪のなかで、登場人物たちの心が離れていき、言い知れぬ重みが増していく表題作「雪」など、幻想的で夢とうつつの境界があいまいな11作からなる短篇集。
  • 文学ノート 付=15篇

    文学ノート 付=15篇

    小説・文芸
    -
    1巻1,870円 (税込)
    1973年に書き下ろし長篇小説として出版され、その年の野間文芸賞受賞作となった『洪水はわが魂に及び』執筆と並行して、大江健三郎は文芸誌「新潮」1970年12月から1973年8月にかけて6回の「文学ノート」を発表する。これは一般的なイメージでの創作ノートとは大きく異なる、作品を創造することに関する詳細な自己分析の集積である。 また「付=15篇」とされる、最終的に長篇小説『洪水はわが魂に及び』から省かれた細部の15篇は、執筆中の作品と作家にとってどうしても必要な要素であった。 最終稿としての長篇小説、執筆中の作家の意識の詳細な自己分析、執筆途上では作品そのものと作家にとって必要不可欠だった細部、この三者をあわせ読むことで、大江健三郎という稀有な作家の想像力のありよう全体が明瞭となるのである。
  • 警察庁冤罪捜査室

    警察庁冤罪捜査室

    小説・文芸
    -
    1巻946円 (税込)
    冤罪が疑われる事件を再捜査せよ! 昭和の刑事×令和の捜査員 警察庁に集められた異色の4人が特別捜査に当たる 休眠していた「警察庁捜査研究室」が再始動することになった。冤罪と疑われる事件を再捜査せよと総理直々の厳命が下ったのだ。 目下、彼らが最初に手掛けるのは、15年前に起きた池袋タワマン大量毒殺事件。警視庁捜査一課から出向してきたガサツで昭和丸出しのベテラン刑事・黒鉄は、捜査研究室に招集された癖の強い若手捜査員3人を引き連れて現場のタワマンに向かうが……?
  • ギタンジャリ

    ギタンジャリ

    小説・文芸
    -
    1巻1,815円 (税込)
    レグルス文庫のロングセラーが、「第三文明選書」として待望の復刊! 20世紀インドが生んだ大詩人、ラビンドラナート・タゴール。彼のノーベル文学賞受賞詩集『ギタンジャリ』を、詳細な訳註・解説とともに紹介する。イェイツによる序文に加え、英文版『ギタンジャリ』も収録した。さらに、電子版には紙版未収録のイェイツによる序文の英文も追加収録。 訳者生前最後の訳文修正を反映した決定版!
  • あちん

    あちん

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    雨の日に歩いてはいけないお堀ばた、午前2時19分に鳴る公衆電話、自殺者が流れ着く名所……  F市のお城跡に建つ県庁で事務をしている公務員の奈津美。その平穏な日常は、オホリノテを踏みつけたことで揺らぎ始めた。オホリノテ。お堀の手。梅雨になると石垣から這い出してくる、焼け焦げたような色の藻草のことだ。この土地には、奈津美のまわりには、常に死者の影がつきまとう……。  第2回『幽』怪談文学賞大賞受賞作の他、全6話を収録。実話から織り上げたふるさと怪談集。各話のこぼれ話、およびモデルとなった場所をカラー写真で解題していく「電子版あとがき」を追加収録。 *あちん *2時19分 *タブノキ *迷走 *向こう岸――あの日 *もうすぐ私はいなくなる ●雀野日名子(すずめのひなこ) 石川県で生まれ、福井県と大阪府で育つ。ゴーストライターやノベライズライターから物語執筆へと移行し、『機械仕掛けのアン・シャーリー』でジャイブ小説大賞入選。『あちん』で「幽」怪談文学賞短編部門大賞を受賞し、同作で小説家デビュー。『トンコ』で日本ホラー小説大賞短編賞受賞。「雀野日名子」名義での単著に、『太陽おばば』『幸せすぎるおんなたち』『終末の鳥人間』『かぐや姫、物語を書きかえろ!』などがある。カルト映画と80sをこよなく愛する、文壇アレルギー症。
  • 口笛吹きと音楽の犬

    口笛吹きと音楽の犬

    小説・文芸
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    1巻2,079円 (税込)
    100年分のエモが詰まった青春音楽小説! 大滝瓶太は、口笛で大ボラを吹く 野心とたくらみに満ちたその音は、 声にならない祈りまで響かせてくる (作家・芦沢央氏) 音楽家は呪われている でも、不幸じゃない (口笛世界チャンピオン・青柳呂武氏) ・・・絶賛のコメント、続々!! あらゆる楽器を操る作曲家志望の秋と、口笛で世界を切り開こうとする春菜。芸大キャンパスで出会ったふたりが挑むのは、世界口笛コンクール――誰もが知っているのに、超マイナーな楽器の国際大会だ。クラシックからJ-POP、さらには映画音楽にボカロまで、ジャンルを横断した音楽がそこでは奏でられる。 〈きみにこの楽器を少しだけでも信じさせてあげる〉。春菜の言葉に導かれ、音楽家としての覚悟を決めようとする秋。しかし野望を秘めた前回大会覇者の登場で物語は思わぬ方角へ…… 『その謎を解いてはいけない』では本格ミステリを、『花ざかりの方程式』では数学SFを世に放った異形の作家・大滝瓶太の最新作は、“100年分のエモ”が詰まった新領域の青春音楽小説。
  • 私が「――」になった日。
    完結

    私が「――」になった日。

    小説・文芸
    -
    全1巻770円 (税込)
    不慮の事故で命を落としたはずの朝葉は、目覚めると神様に選ばれていた。雪の降るときだけ現世に行けると知り、一緒に事故に巻き込まれた幼馴染の楓の様子を見に行くと、なぜか彼は朝葉が見えるらしい。私の姿を見られるのは一ヶ月以内に死ぬ人なのになんで――? 朝葉にとってのヒーローで、大切な初恋の人、楓を死なせるわけにはいかない。アルファポリス第8回ライト文芸大賞「切ない別れ賞」受賞作。
  • 鬼の頭領と宿縁の番 孤独な少女は一途な溺愛を知る

    鬼の頭領と宿縁の番

    小説・文芸
    -
    1巻814円 (税込)
    家族に疎まれ、和菓子店を営む祖父と暮らしてきた美桜。だが、祖父が急逝し、店を追い出されそうになる。そこへ突然、鬼の頭領・霧乃が美桜の後見人になるという知らせが舞いこむ。驚きながらも美桜は申し出を受けるが、絶大な権力を持つ霧乃に多くは望まないと決めていた。だが、ひょんなことから美桜が霧乃の魂の番「ヨスガ」だと判明。その日から霧乃は美桜のもとに通い、愛を囁いてきて!? 戸惑いながらも彼を受け入れるが、嫉妬から妹・瑠璃子の嫌がらせが激しくなり……!?
  • 転身~伝次郎人情捕物控~

    転身~伝次郎人情捕物控~

    小説・文芸
    -
    1~2巻880円 (税込)
    あの沢村伝次郎が帰ってきた! 剣客船頭、隠密船頭の主人公で、船頭も剣の腕も抜群、探索もお手の物で、南町奉行の隠密として、「内与力並」という肩書をももっていた伝次郎は、奉行の辞任と同時に、奉行所を辞めることにする。しばらくは妻とともに静かに暮らそうと思っていた伝次郎の前に、母親を殺された少年が現れた……。川口町の役宅から湯島横町の家に移り、神田川界隈で起こる事件を伝次郎が解決する新シリーズ、開幕!
  • ごんを撃ったのは誰だ 小学生三人が「ごんぎつね」を読んで本気で議論した放課後の記録

    ごんを撃ったのは誰だ 小学生三人が「ごんぎつね」を読んで本気で議論した放課後の記録

    小説・文芸
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ごんはかわいそうだったのか。兵十は悪かったのか。あの日、本当にごんを撃ったのは誰だったのでしょうか。 本書は、名作童話『ごんぎつね』を読んだ小学四年生の三人、陽菜、拓海、蒼太が、放課後の教室で本気で繰り広げた7日間の対話を記録した物語です。感情、倫理、客観的な事実。それぞれの視点から、物語の裏に隠された真実や登場人物たちの複雑な心情に迫っていきます。 三人の純粋かつ鋭い議論を通じて、私たちは多角的な視点で物事を見ることの重要性を学びます。当たり前だと思っていた結末を問い直すことで、共感力や思考力が刺激され、心の奥にある大切な感情が呼び起こされるでしょう。 こんな方におすすめ: ・『ごんぎつね』の結末に涙したことがある方 ・他者との対話や深い思考に興味がある方 ・一冊の本から多様な解釈を引き出す楽しさを知りたい方 放課後の教室で始まる、あなたの心をも揺さぶる「正解のない問い」への旅に、一緒に出かけてみませんか。
  • 千年の風

    千年の風

    小説・文芸
    -
    1巻1,500円 (税込)
    著者が15年にわたりカレンダー・雑誌に綴った詩と巻頭言から、およそ200篇が精選され、ついにこの一冊に集成! かけがえのない人生の同伴者として、時代・社会を拓いてゆくよすがとして、常にあなたの傍らに。 <内容の一節> 苦しみは 私を強くする風 魂を揺り起こす響き かなしみは 私を洗う雨 魂を目覚めさせる光 そして 決して忘れてはならない 苦しみとかなしみは いつも誰かの傍にある 苦しみとかなしみは いつも噛みしめて いなければならない (第一章「試練のとき」20頁)
  • 月刊「潮」2026年7月号

    月刊「潮」2026年7月号

    小説・文芸
    -
    1巻719円 (税込)
    月刊「潮」2026年7月号 主な内容 【特別企画】 政治は私たちの未来を守れるか 右派ポピュリズムに抗い、中道が国民政党になる道。 山口二郎 「核拡散防止条約の守護者」としての日本の役割と責任。 秋山信将 縮む日本に残された「省インフラ」という希望。 根本祐二 【特集】 揺れるアメリカ、これからの世界 なぜアメリカはイランを攻撃したのか――泥沼化の背景を読み解く。 黒田賢治 移民を排斥するアメリカ――トランプが目指す「白人の国」。 矢部 武 【特集】 英雄たちのプレリュード 井上尚弥 VS 中谷潤人 観戦記   対照的な道を歩んだ「二人の天才」――東京ドーム決戦の幕が上がる。 村上宗隆 打球角度「四八度」で描く栄光のアーチ。 横尾弘一 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「火宅を出ずる道」篇 【対談】 斎藤幸平 VS 真山 仁 “薄氷”に生きる日本人へ――「破綻」を直視する勇気を。 【特別インタビュー】 朝井まかて “民衆の芸術”に魅せられた人々の軌跡を描きたい。 「日高屋」創業者が語る仕事と人生の極意。 神田 正 【シリーズ】 シニアのための生き生き講座 シニアになったら、やりたいことだらけ。時間がいくらあっても足りません(笑) 寺田理恵子 VS 宮崎伸治 【新連載小説】 明治大正カウガール 河崎秋子 【人間探訪】 市毛良枝 「楽しむ天才」だった母の遺伝子を私の中にも見つけていきたい。 【特別インタビュー】 内藤剛志 人はいつだってどこだって勇気をもって、“次の人生”へ踏み出せる! 【ルポ】 大槌の山林火災――わが町の消防団かく闘えり。 粟野仁雄 【好評連載】 シルクロード仏の道をゆく 西域南道 安部龍太郎/男の“変さ値” 山崎章郎 VS 鎌田 實/他 その他
  • 1446

    1446

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    42歳でフリーターの歩。結婚をほのめかす恋人、百合にも確かな返事ができず、怒らせてしまう。ある日、時給の高い発掘調査のアルバイトを見つけるが、それは幻の将棋の駒を探すことが目的の現場だった。駒を掘り出した、その瞬間! ……将棋の世界と発掘現場を舞台に、東日本大震災時のリアルな心境と、再生の予感を力強く描いた物語。人の数だけ、震災時の記憶があるのです。
  • TERM もう一度プロポーズを

    TERM もう一度プロポーズを

    小説・文芸
    -
    1巻847円 (税込)
    主人公は山本祐作。薬科系の大学で出会った渡邊尚美と交際を続けて結婚。幸せな日々が続いていたが、ある日、尚美が病に倒れてしまう。検査の結果、命の期限を切られる病と判明。二人は「再生医療」という最後の手段に賭けるのだが、そこには大きな壁が立ちはだかっていた。製薬会社における新薬開発の現場を舞台に、複雑な感情が絡み合って繰り広げられる人間模様を描いた小説。
  • アマルフィの恋物語 ~ライラックの花咲く中庭を貴方と歩きたい~

    アマルフィの恋物語 ~ライラックの花咲く中庭を貴方と歩きたい~

    小説・文芸
    -
    1巻1,386円 (税込)
    アマルフィに店を構えるシェフの涼とソムリエの悠は、財閥が主宰する料理の祭典に臨む。そのテーマは、「非公開の審査員の思い出のシチュー」。財閥の御曹司・靖二との再会に、三人の関係が動き始める。イタリアと東京を舞台に、美食と花の香り、妙なる調べに彩られた極上BL小説。フランス人シェフと天使のような美青年の出会いを描く『最初で最後の恋だから』も収録。
  • カヴァレリアをもう一度

    カヴァレリアをもう一度

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「この美しいメロディーを指揮棒に同調して、皆もっとそよ風のようにうたっておくれ」言葉が音楽のようにメロディーを奏でていく。中学高校のブラスバンドでコンサートミストレス、大学で指揮者という大役を担ったカリスマ女性。男性が多い指揮者の中で切磋琢磨して技量を磨いていく女性指揮者を中心に、吹奏楽にかける若者たちを描いた熱気溢れる青春ドラマ。
  • セルマ

    セルマ

    小説・文芸
    -
    1巻1,287円 (税込)
    一体魂が魂を好きになる、愛する、とは、どういうことなんだろうか──。地方のカトリック教会で、迷い込んだビーグル犬のセルマと暮らす村上神父。彼のもとには、信者というわけでもないのに、さまざまな背景を持つ人たちが訪れる。部下の妻に想いを寄せる男性、不良青年、家族の世話に疲れた主婦……。人々との触れ合いを通し成長、変化していくそれぞれの心もようを描く。
  • はじまりの詩

    はじまりの詩

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    “Viva La Vida”─生命は美しい─「世界は美しい! 人間は素晴らしい!」「世界は美しい! 人間は素晴らしい!」しつこいぐらいに僕は叫ぶんだ。負けそうになる心に打ち克つために。残酷な世界を輝かせるために。──君には、あの時、言えなかった僕の言葉が聞こえているのか? どこでもないところにいる、誰でもないあなたに捧げる詩集。
  • バリの奇跡

    バリの奇跡

    小説・文芸
    -
    1巻847円 (税込)
    タッキー独身29歳、ジュリー独身31歳、フミさんバツイチ40歳、りこさんは41歳、二人の男の子の母親。こんな看護師仲間四人が、「ねえ、思い出に残ることをしようよ!」というタッキーの提案でバリ島旅行を計画。総勢十八名のツアー客同士や、現地の人たちと交流を深めた楽しい旅行が、それぞれの人生を見つめ直すきっかけになっていく……。バリの魅力満載の、バイタリティーとユーモアに溢れながらも、ちょっと切ない旅の物語。
  • バンカーの叫び

    バンカーの叫び

    小説・文芸
    -
    1~2巻1,089円 (税込)
    「クレーム」と「トラブル」対応に奔走する男たちを描く企業小説集。最終章では、著者が企業人としてこころがけていたこと、大切なことを惜しみなく披露。第一章 マル暴への反逆/第二章 パワハラにモノ申す/第三章 セクハラなんか糞くらえ/第四章 続・マル暴への反逆/第五章 ミスは現場で起きる/第六章 クレトラ対応の神髄~あとがきに添えて~。
  • まだ夢の途中

    まだ夢の途中

    小説・文芸
    -
    1巻1,056円 (税込)
    忘れられてしまうかもしれなかった。今はまだ覚えているだろうけれど、5年後は、10年後は、わからなかった。自分という存在がこの広い宇宙の小さな惑星の日本という国に埋没してしまう気がした。そしたら佐々木和也は消えてしまう。誰でもいい替えが利く誰かになってしまう。だから、絶対に「偉大な」小説家になりたかった。自分の尊厳を守るために。この社会に反抗するために。
  • 郷愁 こころの愛、真実の愛

    郷愁 こころの愛、真実の愛

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    「硝子のこころ」で生まれた弱気な男。だからこそ経験できた純粋な愛だったのかもしれない。そして、なんと43年ぶりに奇跡が起きた……『こころの愛 ~Platonic love~』。仕事人間の中年男が出会った、奇跡的な美しい女性。道ならぬ恋と知りつつ惹かれ合った二人が辿った究極の選択とは……『真実(ほんとう)の愛 ~永遠(とわ)の旅路~』。愛を巡る物語、2篇を収録。
  • 駆け抜けたエース

    駆け抜けたエース

    小説・文芸
    -
    1巻1,078円 (税込)
    真のエースとは何か。試合の全ての責任を自分でとれ。背番号なんて関係ない。そして人に優しくなれ。ナインから信頼される奴がエースだ。……私立の新設校・鳳南校の野球部のエースだった高校生、御園達哉が野球をやめ、紆余曲折を経て母校の監督として甲子園をめざす姿を描いた野球小説。野球への情熱は誰にも負けない、彼は真のエースだった。
  • 空の学校

    空の学校

    小説・文芸
    -
    1巻1,089円 (税込)
    トキトキと尖った崖が連なる山々を行く「私」。リュックに「広がる地図」を入れて──。「私」が旅するその土地には、安全な食べ物や服、薬を作って丁寧に暮らす人々、早く一年生になりたい子どもたち、おしゃべりな野菜や生き物たちがいた。「私」はそこで大人たちを手伝い、子どもたちと笑い合って、学んでいく。歩くほどに地図が広がり、水瓶の底も深くなる。学び多き不思議ワールド!
  • 詩集 蜉蝣の詩屑

    詩集 蜉蝣の詩屑

    小説・文芸
    -
    1巻616円 (税込)
    「もしも 明日という 概念が なかったとしたならば 今という過去を 僕は どう振り返るのだろう」──「生命【いのち】の期限」より。 感覚を研ぎ澄まし、日常のなかに埋もれた繊細な機微に、心が鮮やかな反応を見せる。今という時に目を背けず、共感や余韻を深い部分で感じとる。掬い上げられた言葉は、私たちの心に明かりを灯すだろう。
  • 時を越えて

    時を越えて

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    三人きょうだいの長女として、貧しい家に育ったみよ子。十六歳になり、病弱な、村一番の財産家の一人息子と結婚。十八歳で長男を産み、幸せな日々を送っていた。そこに現れた白い着物の女……。「この家にかかわる者は一人残らず殺してやる」冷たく響く女の声。この家に何があったのか。あの家に火をつけたのは誰? 謎が複雑にからみあう小説。
  • 手心捜査の疑い・三億円事件

    手心捜査の疑い・三億円事件

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    昭和43年12月10日、東京都府中市で起きた三億円強奪事件は、今なお多くの人々が想像をめぐらしている。本書では、迷宮入り事件はなぜ存在するのかをテーマに、犯人と目される男性が「なぜ、三億円を強奪しようとしたのか」から始まり、三億円事件の真犯人と偶然にも知り合いだった男・星野の視点を交え、かかわった人々の「その後」を丁寧にたどる、新しい切り口の犯罪小説。
  • 深い敬意を込めて

    深い敬意を込めて

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    誰もが胸に秘めている、永遠に大切にしたい青春の想い。著者は、そのあふれる想いを膨大な言葉によって表現するのではなく、わずか三十一文字の世界に凝縮させることを選んだ。長い年月を経てつむがれた言葉たちを振り返る時、あの時の自分があざやかに蘇る。人生の大切な想いを詠んだ自選の短歌と、かつての自分が想いを込めてつづった短編小説を収録。すべての人々に深い敬意を込めて贈る作品集。
  • 震源宝剣 草薙剣闘争譚

    震源宝剣 草薙剣闘争譚

    小説・文芸
    -
    1巻539円 (税込)
    八岐大蛇の力を呼び覚ますという、伝説の宝剣「草薙剣」が発見された!? 剣の所有権を主張する村上水軍武庫島党の娘・渚、同じく権利を主張する謎の男・如月、さらに謎の集団が繰り広げる大バトル。大学(五年)生の渡部、学生浪人(ほぼニート)の佐藤はその渦に巻き込まれていく。剣の行方は、そして二人の運命は……? 陰謀と謎が渦巻く、緊迫の古代史ロマン・サスペンス小説!
  • 日の下で

    日の下で

    小説・文芸
    -
    1巻1,056円 (税込)
    「社会にはこういう場所があるんだって、会社の奴らに見せてやりたいよ。そうすれば、会社も変わるんじゃないかな……」中島には、泥臭いけれど心に残る言葉だった。(『日の下で』より)。「生きる」ことは難しい。意欲や目標を失い、その日暮らしの怠惰な生き方をする若者。彼が見出した“充実した”人生とは──。日常を実直に生きる人々の姿に心温まる短篇2作。
  • 猫の回覧板

    猫の回覧板

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    黒猫が「にゃあ」と挨拶して通っていった──。猫たちは私たちの知らないところで回覧板を回したり、集会を開いたりしているのかもと思った主人公は、猫の回覧板作りを始める。そしてふと自分の手が猫の手になっていることに気付くのだった。不思議で愉快な世界『猫の回覧板』と懐かしく心地よい風景『その家』の2編の物語を収録。「みんなで楽しくにゃごにゃごしましょう」
  • 猫は災いの元

    猫は災いの元

    小説・文芸
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    1巻693円 (税込)
    猫と歩けば事件に当たる! インチキ恋占いをする男子大学生・理央は、三日後までに客である華夜の「運命の人」を用意しなければならない。さっそくピッタリの男を見つけるのだが──。次から次へと事件に巻き込まれる猫がらみのドタバタコメディ! 猫に関わる人物たちの勘違いが連鎖して思わぬ騒動に転がっていく猫まみれのコミカル・ストーリー。
  • 繁吹雨×翔雲(シブキアメニカケルクモ)

    繁吹雨×翔雲(シブキアメニカケルクモ)

    小説・文芸
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    1巻704円 (税込)
    生い立ちと能力から目立たないようにしている笙太。「キワさん」と話す時は、周囲に不審がられないようスマホを持つ。一方、諒平は、急に母親とギクシャクしはじめ、鬱屈した気分を抱えていた。そんな二人がクラスマッチをきっかけに接近。キワさんは彼らを温かく見守るが、新たな存在に気づいて……! 爽やかな高校生男子の友情と成長を描く学園ドラマ+心霊ファンタジーシリーズ第2弾。
  • 彼方より、彼方へ── 今里あきら作品集

    彼方より、彼方へ── 今里あきら作品集

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    帰りたいところはどこ/そう聞かれたら/迷わず昔と答えるよ/とうちゃんかあちゃんがいた/そして兄弟みんながいたあの時/話して笑って喧嘩して/そんな毎日が当たり前のようにあったね(本文「静かな昔」より)両親との暮らしを思い、愛を追い求めた日々を回想する、41篇の詩と2篇のエッセイ。──だれにも止めることのできない時の流れをここに残そう──。
  • 野武士軍団の詩

    野武士軍団の詩

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    時は昭和44年。名古屋から一人の野球少年が上京し、入部したのは東京・多摩にある「弱小野球チーム」。それでも、たくさんの試練に耐え、ボールを追って、夢を追って突き進んでいった彼とチームメイト達。彼らに用意されたゴールは、どんなものだったのでしょうか。……長嶋、王に続く、次の世代のプロ野球界大スターを輩出した、「野武士軍団」の実話ストーリーです。
  • 河出文庫 解説目録2026年
    無料あり

    河出文庫 解説目録2026年

    小説・文芸
    -
    1巻0円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆この目録は二〇二六年四月までに刊行された河出文庫、KAWADE夢文庫のうち入手可能なものを掲載しました。 ◆書目によっては今後、品切れや定価が変更になる場合がございます。ご注意ください。 ◆価格は本体価格で表示しております。ご購入の際には別途消費税がかかりますので予めご了承ください。 ※掲載されているタイトルは二○二六年四月現在、書店で購入可能なものです。
  • 姐御刑事

    姐御刑事

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    女暴走族(レディース)元総長にして 空手有段者が悪を裁く! 美女刑事、正義の鉄拳! シリーズ累計24万部 痛快警察小説、出動! 姐御と茶髪のバディ刑事が 女子大生殺しの犯人を暴く! 警視庁捜査一課の三田村利香は空手二段で女暴走族(レディース)の元総長。 父親が若いやくざに殺されたことをきっかけに荒れた生活を改め、名門私大の法学部を卒業後警察官となった。 女子大生の名取志津奈が殺された事件の捜査で相棒となったのは、流行のスーツを着た茶髪の見習い刑事で…。 男に媚びず、時には違法捜査も厭わない、異色のヒロイン刑事、出動!
  • 迷子の花嫁

    迷子の花嫁

    小説・文芸
    -
    1巻869円 (税込)
    結婚式場に現われたのは、死んだはずの男だった! 結婚式を間近に控えた前田小夜子は、独身時代最後の思い出にと羽目をはずして大騒ぎ。 翌朝ひどい二日酔いで目覚めると、そこは見知らぬ屋敷の豪華なベッドルーム。 しかも隣には老人が苦悶の表情を浮かべて死んでいた。 その場は何とか逃れたが、結婚式当日、式場であの老人にそっくりな人物を見かけ……。 表題作のほか「死にそこなった花嫁」を収録。
  • 愛に乱暴(上下)合本版(新潮文庫)

    愛に乱暴(上下)合本版(新潮文庫)

    小説・文芸
    -
    1巻1,298円 (税込)
    初瀬(はせ)桃子は結婚八年目の子供のいない主婦。夫・真守の両親が住む母屋の離れで暮らし、週に一度、手作り石鹸教室の講師をしている。そんな折、義父の宗一郎が脳梗塞で倒れた。うろたえる義母・照子の手伝いに忙しくなった桃子に、一本の無言電話がかかる。受話器の向こうで微かに響く声、あれは夫では? 平穏だった桃子の日常は揺らぎ始め、日々綴られる日記にも浮気相手の影がしのびよる。 ※当電子版は新潮文庫版『愛に乱暴』上下巻をまとめた合本版です。
  • ラスト・セッション 上

    ラスト・セッション

    〈V・I・ウォーショースキー〉シリーズ第23作 恋人が襲撃された事件で心に傷を負い鬱屈とした日々を送るヴィクは、名付け子バーニーに誘われカンザス州へ向かう。しかし、旅行中にバーニーの知人サブリナが失踪してしまう。もう事件に関わりたくはなかったが、いてもたってもいられず、ヴィクは調査を始めることに。そして彼女は、人里離れた家で瀕死の状態で横たわるサブリナを発見する。しかし、そこへやってきた警官にヴィクは容疑者として連行されてしまい……。
  • 佐藤鐵夫 詩集2

    佐藤鐵夫 詩集2

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    人生100年時代にこの詩集を読むことにより、今までの自分と異なる世界に触れる機会と出会い、優しく人々や自然と触れあい、多彩な趣味を楽しみながら、健康で、生き生きと、生きがいと幸せを感じて長生きするためのヒントが得られます。 その上、この詩集の文字は大きめで極めて読みやすいので、人生の友として何度でも読み返したくなります。
  • 暗黒還流

    暗黒還流

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    失踪を遂げた伝説的な女性パイロット、現代日本で起きた殺人事件との関係性は!?  東京・不忍池からノンフィクション作家、種村誠一の死体が揚がった。種村は戦前の女流飛行家、アメリア・イヤハート失踪の謎を追っていた。彼女は世界一周飛行の途次南方太平洋上で消息を絶ち、一説にはサイパンで日本軍に処刑されたともいう......。種村は「重大な証人がいる」と言ってサイパンへ向かい、その帰国直後に殺されていた。種村はいったいどんな危険な秘密を掴んで帰国したのか? 第二次世界大戦前夜の南洋諸島と現代を繋ぐ、黒い連環を描く。長編推理小説。 ●石津嵐(いしづ・あらし) 1938年、福島県いわき市生まれ。日大中退後、手塚治虫に師事し、虫プロダクションの文芸課長として日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』の脚本を担当して以来、数多くの作品に携わる。旺文社の雑誌『中一時代』から『中三時代』などにジュブナイルを発表後、豊田有恒からの依頼による『宇宙戦艦ヤマト』の小説化で本格的に作家活動へ。SF、サスペンス小説など著作多数。
  • 人狩りの街

    人狩りの街

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    愛する者を殺され、老いた猟師は鬼となって山を降りる……そのとき街は凄惨な狩り場と化した!  前代未聞の事件だった。狩猟解禁日の八ヶ岳山麓で猟師たちが謎の集団に襲われ、大量の銃が強奪されたのだ。地元の猟師・半藤小六は大切な銃を奪われたうえ、目の前で娘夫婦を惨殺された。その一か月後、小六は復讐のため山を降りた。ただ一つの手掛かり、暴走族集団の名を頼りに。喧噪の大都会・新宿を狩り場に、老猟師は着実に獲物の跡を追い始める。その研ぎ澄まされた狩猟本能の前に、敵は一人また一人と血祭りにあげられてゆくが……。長編バイオレンス・サスペンス。 ●石津嵐(いしづ・あらし) 1938年、福島県いわき市生まれ。日大中退後、手塚治虫に師事し、虫プロダクションの文芸課長として日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』の脚本を担当して以来、数多くの作品に携わる。旺文社の雑誌『中一時代』から『中三時代』などにジュブナイルを発表後、豊田有恒からの依頼による『宇宙戦艦ヤマト』の小説化で本格的に作家活動へ。SF、サスペンス小説など著作多数。
  • 闇を狩る者

    闇を狩る者

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    兄の冤罪を晴らすため動き出した青年は、政治的な思惑が蠢く陰謀に巻き込まれてしまう  警視庁の優秀な警部補・神月修一がある日突然、身元不明の女のアパートで心中事件を起こした。当局の知らせで現場に駆けつけた修一の弟・竜二は、ベッドに全裸で横たわる二人の男女を見つめ、男がまぎれもなく兄の修一であることを確認した。悲嘆にくれる竜二に向かって、当局の捜査官は事件の隠蔽を指示した。それはなぜなのか? 警察大学校の幹部候補生でもある竜二は、尊敬する兄の死に疑問を抱き、独自に調査を開始する。そんな時、久坂史郎と名のる謎の男が、竜二の前に忽然と姿を現した。彼は何者か。そして彼の目的は……。長編バイオレンス・サスペンス。 ●石津嵐(いしづ・あらし) 1938年、福島県いわき市生まれ。日大中退後、手塚治虫に師事し、虫プロダクションの文芸課長として日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』の脚本を担当して以来、数多くの作品に携わる。旺文社の雑誌『中一時代』から『中三時代』などにジュブナイルを発表後、豊田有恒からの依頼による『宇宙戦艦ヤマト』の小説化で本格的に作家活動へ。SF、サスペンス小説など著作多数。
  • 孤狼よ!遠き残照に哭け

    孤狼よ!遠き残照に哭け

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    深夜の埠頭から始まった暗闘……次々と起きる要人暗殺事件の背景にあるものは!?  東北南部の小横浜と呼ばれる工業港で、深夜、殺人傷害事件が起こった。地元暴力団・交竜会のチンピラ三人が、いとも簡単に、正体不明の男に殺られてしまった。現行犯逮捕された男は、警察へ連行されたが黙秘権を行使。帰宅就寝していた署長が真夜中にもかかわらず駆けつけ、署内には奇妙な緊迫した空気が充満していた。偶然にもこの事件を目撃した地元紙の記者が速報記事を書いたが、なぜか翌日の新聞に載らなかった。殺人者の正体と奇怪な行動とは? 事件の謎を追ううちに判明する、政治闘争と血縁の因縁。三十数年前のブラジル移民の間になにが起きたのか……。長編バイオレンス・サスペンス。 ●石津嵐(いしづ・あらし) 1938年、福島県いわき市生まれ。日大中退後、手塚治虫に師事し、虫プロダクションの文芸課長として日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』の脚本を担当して以来、数多くの作品に携わる。旺文社の雑誌『中一時代』から『中三時代』などにジュブナイルを発表後、豊田有恒からの依頼による『宇宙戦艦ヤマト』の小説化で本格的に作家活動へ。SF、サスペンス小説など著作多数。
  • ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇

    ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    書評集成2005~2012、第二弾! 151作の傑作迷作話題作、全部まとめてお相手します  笑い、怒り、悲しみ、喜びといった、すべての感情が文章から立ちのぼってきて、こちらの胸に真っ直ぐ飛び込んでくる。そんな血肉の通った語りになっているんです。(略)アジアでもっともノーベル賞に近い作家の、これは大きな大きな小説です。(本文より)  ノーベル賞作家の語り口を讃え、芥川賞の選評に「NO!」と怒る。人気芸人の文才にのけぞり、旧約聖書を笑う。「TV Bros.」他、新聞・雑誌に掲載された書評を収録。 ●豊崎由美(とよざき・ゆみ) 1961年、愛知県生まれのライター、書評家。共著は大森望との『文学賞メッタ斬り!』(ちくま文庫)シリーズ、岡野宏文との『百年の誤読』(ちくま文庫)、栗原裕一郎との『石原慎太郎を読んでみた』(中公文庫)、広瀬大志との『カッコよくなきゃポエムじゃない! 萌える現代詩入門』(思潮社)など。単著は『勝てる読書』(河出書房新社)、『ガタスタ屋の矜持』(本の雑誌社)、『まるでダメ男じゃん!』(筑摩書房)、『時評書評』(教育評論社)、『どうかしてました』(ホーム社)など。
  • ガタスタ屋の矜持 寄らば斬る!篇

    ガタスタ屋の矜持 寄らば斬る!篇

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    書評集成2005~2012! 千五百字に詰まった一冊入魂の矜持をご覧じろ  可愛いマシュマロみたいな物語の中に、人間の原罪ともいうべき苦いチョコをしのばせてるつもりで、しかし、そのチョコですら実は偽善という砂糖のコーティングが施されてる。これはそんな物語です。で、大人げないわたしはそういう小説が売れに売れていることが不満で仕方ないのです。ごめんね、意地悪ババアでさ。(本文より)  リチャード・パワーズから太田光まで、厳選82作+その他5作。「本の雑誌」2005年3月号~2012年5月号に掲載された書評を収録。 ●豊崎由美(とよざき・ゆみ) 1961年、愛知県生まれのライター、書評家。共著は大森望との『文学賞メッタ斬り!』(ちくま文庫)シリーズ、岡野宏文との『百年の誤読』(ちくま文庫)、栗原裕一郎との『石原慎太郎を読んでみた』(中公文庫)、広瀬大志との『カッコよくなきゃポエムじゃない! 萌える現代詩入門』(思潮社)など。単著は『勝てる読書』(河出書房新社)、『ガタスタ屋の矜持』(本の雑誌社)、『まるでダメ男じゃん!』(筑摩書房)、『時評書評』(教育評論社)、『どうかしてました』(ホーム社)など。
  • 孫の手

    孫の手

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    私という男は、三兄弟の三男であった。何不自由ない生活をしており、隣人には後に妻となる明子がいた。私は、子供の頃より家業を継ぐと言っていたが、優柔不断な性格により継がない選択をして、次兄を困らせてしまった。明子と結婚した私は、三人の子供に恵まれ、幸せに暮らしていた。やがて子供たちも成長して、長女に子供が産まれた。私に孫ができたのであった。長女の一家と同居していた私は、かわいい孫との生活を楽しんでいた。そんな時にあの日の出来事が起こってしまい、私は見失った孫の手を捜すこととなった。
  • 星の子エリスのぼうけん ワクワクをさがして

    星の子エリスのぼうけん ワクワクをさがして

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    「ワクワク」を食べて育つ、手のひらサイズの宇宙人エリス。 地球の野原に不時着したエリスは、好奇心をエネルギーにして成長する不思議な生命体です。少年カケルと出会い、人間の姿となって小学校へ通い始めますが、そこには「見えないルール」と「退屈」が待っていました。エネルギーが不足し、だんだんと体が小さくなってしまうエリスは、このピンチを乗り越えることができるのでしょうか。 切なくも温かい、心に寄り添うSFファンタジー。
  • 会津の灯り

    会津の灯り

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    雪が消えて春になり、第三のステージが始まった。ある出来事をきっかけに家族と別れ、この地にやってきて約10年。65歳になった北村和彦は、勤めていた診療所が公立病院に併合されるのを機に隠居生活に入るつもりだったのだが…。芥川賞候補2回、開高健賞受賞作家が、人間の内側にあるやわらかな光を描いた物語。
  • BTS 世界のスター伝記絵本

    BTS 世界のスター伝記絵本

    小説・文芸
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 すべてのARMYへ――。 活動休止から4年。 ついに再始動 7人はどのように選ばれたのか。 新たなステージへ歩みだすBTS結成の秘話がすてきな絵本に! パク・ヘソン氏の感性とピクサーのアートディレクターとしての世界最高峰の技術を融合させた美しいイラストで描かれた絵本です。 RM、ジン、シュガ、J-HOPE、ジミン、V、ジョングクの7人が、どのようにして世界的スターとなったのか、その道のりを丁寧に描いています。 一部屋で共同生活していたデビュー初期から、世界中のスタジアムを満員にするアーティストになるまでの成功と成長としていく姿を収めた、夢を追うすべての人におすすめの一冊。 世界中の数百万人ものファンに愛される韓国のK-POPグループBTSを、この「世界の伝記スター絵本」で知ろう! ジャン・アン:文 ニュージャージー州在住の児童書作家。BTSを聴きながら馬に乗るのが好きで、しばしば両方を同時に楽しむ。 パク・ヘソン:絵 ピクサーのアートディレクター、パク・ヘソン氏は、世界最高峰の技術と韓国人としての感性を融合させるクリエイターです。自身の父をモデルにした映画監督作や、教育プラットフォーム『Coloso』での後進育成を通じ、常に韓国の表現力を世界へ発信し続けてきました。今回、BTSの伝記絵本のイラストを担うことは、韓国が生んだ二つのトップ才能による象徴的な共演と言えます。彼はこの作品を通じ、自身のルーツである韓国の物語を、温かな色彩で世界の子供たちへと繋いでいきます。 やまぐちまいか:訳 ヨーク大学政治学部卒。翻訳作品に『書くことのメディア史』(古屋美登里共訳・亜紀書房)、『Scream! 絶叫コレクション 不気味な叫び』所収トーニャ・ハーリー「ショーウィンドウの女の子」、『Scream! 絶叫コレクション 消えない叫び』所収リサ・モートン「サメがいた夏」(共に三辺律子監訳・理論社)。 二見書房 翻訳書刊行85周年記念出版
  • 後悔はあの町に置いてきた

    後悔はあの町に置いてきた

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    君を探して、僕を見つけた。 逃げ出したかった場所。そこに置いてきた本当の気持ち—— 笑えて、懐かしくて、ぐっとくる。 大人が夢中になれる、温かな青春小説。 ●あらすじ 山口県周南市。 酒屋の跡取り息子・玉木利光は三十を過ぎ、東京での仕事も夢も失い、実家に帰ってきていた。 引きこもりのような日々を送るある日、ニュースが流れる。 新しい総理大臣の名前は——瀧本総介。 それは、利光が小学生のころから知っている名前だった。 あの瀧本総介は、いまどこにいるのか? 錦帯橋の夕日。防府天満宮の裸坊祭。角島の別荘。 地元の友人たちの助けを借りながら、利光は少しずつ総介の気配に近づいていく。 そして判明する、総介が姿を消していた本当の理由——彼の名前に隠された、ある「呪い」とは。 地元を捨てて逃げ出した男が、友人を探しながら逃げてきたものすべてと向き直す物語。 ●著者について 1980年、山口県周南市出身。大学卒業後、広告制作会社に就職。コピーライターを生業とする。『ウンメイト』(『運命のひとは、忘れた頃にやってくる。』と改題し、ディスカヴァー文庫として刊行)で第2回本のサナギ賞を受賞し、小説家デビュー。『ゼツメッシュ! ヤンキー、未来で大あばれ』(原題『ロストカゾク』)で、第3回青い鳥文庫小説賞金賞を受賞。おもな作品に『フラワード』『言の葉の裏にはきれいな花が咲く』(以上ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『17シーズン 巡るふたりの五七五』『SSRチルドレン』『放課後ネームゲーム』(以上講談社)、『生協のルイーダさん あるバイトの物語』『中退サークル』(以上集英社)などがある。
  • 稲荷山誠造 ハワイの空に虹を呼ぶ

    稲荷山誠造 ハワイの空に虹を呼ぶ

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    オーディオブック大賞2025 特別賞受賞作続編! 笑って泣ける家族小説 今度の舞台はハワイ! ナニワのじいさん、南の島でも大暴れ!? 関西の金融会社会長・稲荷山誠造(いなりやま・せいぞう)、74歳。 ある朝、誠造は自身の送迎車に扮した男たちに拉致され、暗い倉庫に監禁されてしまう。 絶体絶命の窮地を救ったのは、組織の使い走りをさせられていた若き青年・カイだった。 カイには、最愛の妹の身に及ぶ「ある切実な事情」があった。自分を助けてくれた若き恩人の涙を見た誠造は、持ち前の義理人情で吠える。 「このわしに任さんかい。わしが何とかしたる!」 立ちはだかるのは、四国の海賊をルーツに持つ不気味な巨大組織。 恩人のため、そして自らの「信義」を貫くため、誠造は海を越え、いざハワイへ! 笑いと涙、そして痛快な逆転劇が幕を開ける!
  • 小説 残置物展

    小説 残置物展

    小説・文芸
    -
    1巻1,980円 (税込)
    第四境界が放つ、あの傑作ARGがついに小説化! 2025年4月に行われたリアルイベント「東京侵蝕」で初お披露目されると、ネット上でもプレイ可能なアーカイブ版が公開され、さまざまな大手IPとのコラボも展開されるなど、その物語形式は大きな話題を呼んだ。「全国残置物保管協会」という謎の団体が、置き忘れられたアイテムからほの見える様々な物語を愛でているはずが、ナッキーと呼ばれるある女性が展示をしてみないかと働きかけたところから物語は大きなうねりを迎える。その展示に秘められていたのは、秋田県いちはた村をめぐる、今もまだ終わっていないある事件へとつながる謎だった――。
  • ここにきている

    ここにきている

    小説・文芸
    -
    1巻1,980円 (税込)
    第7回笹井宏之賞大賞受賞! 空のこと一度忘れて空のこと突然見たらすごいだろうな 自分の理解が及ばない世の摂理を受容し、世界の美しさと不可解さをそのままに受け止めること。「受容」が難しい時代にあって、この一冊の世界への開かれ方はまぎれもない。 ━━━━山崎聡子(栞文「世界を受容する言葉」より) 【収録歌より】 電柱の上のほうにはいろいろな技術がかなり使われている いやらしい気持ちのようにむらさきの紫陽花をだすことがある道 工場でラムネにされてしまうとき水は痛くてこわいだろうか 雪だるまの胸に林檎を埋めるのはとてもいけないあそびとされる 赤ちゃんに不思議がられているときの世界は少しはりきっている 【目次】 第一章 うつくしい窓辺 散歩している 愛じゃなければ 夏休み 第二章 するどい夜 水 月の番組 雲をつかんで 楽器のように かたつむり 第三章 冬の焚き火の ゼログラム 午後っぽい ここにきている 一度忘れて あとがき 【著者】 ぷくぷく 1975年名古屋市生まれ。川崎市在住。2021年に作歌を始める。第7回笹井宏之賞大賞。うたの日育ち。
  • レテ/移動祝祭日

    レテ/移動祝祭日

    小説・文芸
    -
    1巻2,310円 (税込)
    第2回笹井宏之賞長嶋有賞受賞! レテ それはかんぺきな夏。それはまたthe very best みたいなやつだ 新しい平熱 人は皆、四季の中に生きている。そのことを小俵さんはとても素直に受け止める。 花鳥風月を高らかに歌い上げるのでない、さりとて照れることもなく短歌に落とし込む。 ときに無駄や余白も厭わないその手つきは「平熱」「等身大」とでも言い表せられるけど、どこか「新しい平熱」とでも呼ばないと気が済まないものがここにはある。 ――長嶋有 【収録歌より】 夢だから告白できる汀にてあり得ぬほどの桜貝散る 善人じゃないと気づいて人生はようやく冬の薔薇に追いつく 海の日は移動祝祭日だから今年のハルは海の日生まれ それは別離の、別離のそれは川となる川を渡って家まで送る 【栞文】 江戸雪「祝祭と別離と」 「じわじわと胸が熱くなり「ああ、これは祝祭だ」とおもった」 内山晶太「一首一首の丘」 「しずかな場所でたっぷりと時間をかけて読むのがふさわしい一冊」 近江瞬「〝本当〟の心、〝本当〟の世界」 「ありありとした〝本当〟として響くに違いない」 瀬戸夏子「ふたつの川」 「淡く現実が滲んでくる」 【目次】 Ⅰ レテ ロトンヌ リヴェール ル・プランタン Ⅱ 水無月、満ちる ドッペルゲンガー 朝と植物園 Ⅲ 湯上りで切る 冬のサンクチュアリ 春を待つ足 ユトリロ的な ナインボール ずっとねむたい リョコウバト後の世界 魔除けなのかな 時間を止める テ・トワ(Tais-toi) そら想う海 冬支度 師走なら師走の 無職の冬 無職の春 セーフモード Ⅳ 赤服のハードボイルド ナビを無視して Ⅴ 移動祝祭日 あとがき 【著者】 小俵鱚太 1974年12月生まれ。横浜市在住。 2018年8月に短歌と出会う。「短歌人」、「たんたん拍子」所属。 第2回笹井宏之賞長嶋有賞受賞。
  • 羽と風鈴

    羽と風鈴

    小説・文芸
    -
    1巻2,090円 (税込)
    第三回笹井宏之賞染野太朗賞を受賞した著者の第一歌集。 それぞれの羽を揺らして風鈴はひとつの風に音を合わせる 眼差しはあくまで低く、しかし深く、表現は抑制的に。嶋さんの歌はそんな風にして作られている。それがチェーホフと似ているのだ。(大辻隆弘) 拡散と収斂が進行形で同時に発生しているようなこの日々のありようを、まるでひとりきりの測量士のように見つめる歌集。(小島なお) 歌集のどの歌についても、言葉を尽くして誰かと語り合いたくなる。一首の静謐で理性的な質感や調べに、むしろ心をあたためられたような気がした。(染野太朗) 【収録歌より】 地上までまだ少しある踊り場に桜の花が散らばっていた 乗り過ごして何駅目だろう菱形のひかりの中につま先を置く 開かれて窓の格子に吊り下がるビニール傘が通路に光る 白球がいま打ち上がる公園のヒマラヤスギの背丈を越えて 屋久島の森に置かれたマイクから配信される雨音を聞く 自動車の赤いランプの連なりが橋の終わりでほどけ始める 【目次】 羽と風鈴 大きな窓のある部屋に 四辺系 逆光 白い砂丘 常磐道 風吹く午後 伊勢湾 夏の辞令 立てかけてある 林試の森 長崎 異郷 多摩川 もっとも青い 草の匂いが 地上 灯す 思い出の色 【著者】 嶋稟太郎 1988年 宮城県石巻市生まれ。 2014年 短歌に触れる。「未来短歌会」入会。桜井登世子氏、大辻隆弘氏に師事。 2017年 未来年間賞(2016年度)受賞。 2020年 第3回笹井宏之賞個人賞染野太朗賞受賞(「羽と風鈴」50首)。 2021年 第64回短歌研究新人賞次席(「大きな窓のある部屋に」30首)。
  • 心臓の風化

    心臓の風化

    小説・文芸
    -
    1巻2,420円 (税込)
    空をゆく鳥、雪がふり傘をさすあなた 心臓は風化しない 藪内亮輔久びさの第二歌集は恐ろしいほどの虚無と死を孕んで差し出される。 世界中に戦争の火種が見え隠れする今、歌は痛みであり、出血を伴うかなしみである。 【収録歌より】 沁み込んだ――滴(しづく)が。甃(いし)に。手のひらに。―― 血液といふ出口なき川 名を持つてしまつた君が名を持たぬ花を掲げて その燃える赤 唇あまた滅びてのちに一度だけふれし夜雨に海がけぶれり 最初からこの世は地獄 あきらめよ びたびたと魚(いを)のやうに降る雨 のどぼねは焼き滅びをり花はなほ 夏に降り積むまぼろしの雪 【目次】 Ⅰ Weathering 春の雪 暗き塔 雨と苹果 精緻 心は川 慈母蛆期 花影 涙と鳥 残滓 花れる 白銀 負け続けていくけれど Ⅱ 「あなた」への随想 凍傷と葡萄 悪について 火の解凍 暗い、暗い、 暴力性の虜囚 虚無の歌 罪の花 眼と水 檸檬 落魄 バラード Ada(死の……) あとがき 【著者】 藪内亮輔 1989 年、京都生まれ。 2008 年、京都大学 1 回生のとき、島崎健の和歌の授業に感銘を受け、翌年度に京大短歌、塔短歌会に入会。 2011 年、「海蛇と珊瑚」で第 57 回角川短歌賞次席。2012 年、「冬の鷺」で塔短歌賞、「花と雨」第 58 回角川短歌賞をそれぞれ受賞。同年、同人誌「率」に 2 号より参加。 2018 年、第 1 歌集『海蛇と珊瑚』(角川書店)を刊行。2019 年、同歌集で第 45 回現代歌人集会賞を受賞。2020 年、第 66 回角川短歌賞より選考委員を担当。
  • 語るに足る、ささやかな人生

    語るに足る、ささやかな人生

    小説・文芸
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    1巻2,500円 (税込)
    そこに住んでいる人以外は誰も知らないようなアメリカのスモールタウンを巡る、極上のトラベローグ。 ーそこに住んでいる人以外は誰も知らないようなごく小さな町“スモールタウン”だけをつないで全米を横断する旅に出た。そこで出会った町の人々は、誰もが人生の主人公だった。語るべき内容と信念を人生に持ち、それでいて声の大きな人物はひとりもいなかった。大きな成功よりも小さな平和を、虚栄よりも確実な幸福を、町の住民に自分が役立つ誇りを、彼らは心から望んでいるように見えた。ー 駒沢敏器の名著、待望の復刊! 【目次】 はじめに スモールタウンへようこそ 第一章 夕闇のドライヴイン・シアター|サウスダコタ州ウイナー 第二章 神に見離された場所|サウスダコタ州ウォール 第三章 幽霊の棲む館|ニューヨーク州スプリングヴィル 第四章 温もりの夜の中へ|ウィスコンシン州ダーリントン 第五章 芝生の暴力|イリノイ州ディクソン 第六章 警察に届いた電話|ミネソタ州ウェセカ 第七章 最も素晴らしいスモールタウン|インディアナ州モーガンタウン 第八章 青いトマトのフライ|ミシシッピ州ベルゾーニ 第九章 谷あいの寂しい音|アーカンソー州 マウンテン・ビュー 第十章 ホテル・ブルックリン|アイオワ州ブルックリン 第十一章 赤い荒野のロディオ|テキサス州アンソン 第十二章 夕陽に輝くネオン|ニューメキシコ州ギャラップ 第十三章 さようなら、スモールタウン|アリゾナ州セリグマン↓カリフォルニア州パームスプリングス おわりに 語るに足る、ささやかな人生 解説 【著者】 駒沢敏器 1961年東京都生まれ。雑誌『SWITCH』の編集者を経て、作家・翻訳家に。主な著書は、小説に『人生は彼女の腹筋』(小学館)、『夜はもう明けている』(角川書店)、ノンフィクションに『地球を抱いて眠る』(NHK出版/小学館文庫)、『地球を抱いて眠る』(小学館文庫)、『アメリカのパイを買って帰ろう』(日本経済新聞出版)、翻訳に『空から光が降りてくる』(著:ジェイ・マキナニー/講談社)、『魔空の森 ヘックスウッド』(著:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/小学館)など。2012年逝去。
  • カイダンドローム

    カイダンドローム

    小説・文芸
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    1巻1,760円 (税込)
    『これは“私”が体験した、本当にあったお話です。』 謎の作家阿澄思惟が蒐集した恐怖体験談の数々。 本書は、著者が2007年から2024年までの間に行った取材および収集した資料に基づく。 現代モキュメンタリーホラーに大きな影響を与えた『忌録:document X』『禁祀:occult』の著者が贈る、実話怪談集。
  • 血染の袍(1)
    完結

    血染の袍

    小説・文芸
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    全1巻858円 (税込)
    彼はいつも、一着の古びた袍を身にまとっていた。 それは、とうに亡くなった一人の女が、生前、その手で縫い上げたものだという。 遠い昔―― 女は瀕死の彼を背負い、血に濡れた山道を、一歩、また一歩と進んでいた。 その身から流れ出る血は、すでに尽きようとしていた。 顔は紙のように白く、息も絶え絶えであった。 それでも彼女は、不思議なほど穏やかな顔で、彼にこう告げた。 「少し……疲れましたね」 それが、彼女の最期の言葉となった。 以来、彼はその袍を決して手放さなかった。 破れれば繕い、 繕えば、また破れた。 幾度となく針を通し、継ぎ布を重ね、 そうして彼は、百年もの歳月、その袍をまとい続けた。 彼の傍らには、いつも一匹の猫がいた。 だが、その獣を果たして猫と呼んでよいものか、誰にもわからない。 姿かたちは、確かに猫に見える。 されど―― この世に、三千年もの時を生きる「猫」など、あろうはずもない。 彼は、多くの人を殺してきた。 その数を知る者は、もはやどこにもいない。 ただ袖をひと振りするだけで、 人の頭は、石畳に叩きつけられた西瓜のごとく、たちまち砕け散ったという。 死者は、あまりにも多かった。 その名を聞けば、人々は戸を閉ざし、 泣く子さえ、たちまち声を潜めた。 彼を恐れる者たちは、ひそかにこう呼んだ。 ――悪鬼、と。 だが、彼が求めていたものは、不老長生ではなかった。 仙籍に名を連ねることでも、 天地を意のままにする神通力でもない。 彼が願ったのは、ただ一つ。 ただ一度きりの成仙の機縁と引き換えに、 あの日、血を流し尽くして死んだ女を―― 再び、この人の世へ呼び戻すことだった。
  • 『おくのほそ道』新考 ――自筆本からわかる芭蕉の真意

    『おくのほそ道』新考 ――自筆本からわかる芭蕉の真意

    小説・文芸
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    1巻3,421円 (税込)
    日本思想研究者による 芭蕉研究の集大成 1996年に発見された芭蕉自筆の『おくのほそ道』から、 作品に籠めた芭蕉の真意、そして「軽み」の展開を解明する。 === 【目次】 はじめに 第一章 芭蕉自筆『おくのほそ道』発見の衝撃 1 芭蕉自筆本、二百五十年ぶりの発見 2 芭蕉自筆本の執筆時期──元禄六年の盆 3 『おくのほそ道』完成までの過程──芭蕉自筆本・曾良本・素龍清書本 4 生前弟子に見せなかった理由と臨終に去来に譲る遺言 5 『おくのほそ道』の出版──元禄版から明和版・寛政版へ 6 芭蕉自筆本に基づく『おくのほそ道』のテキスト 第二章 芭蕉の俳諧の展開──出発点から奥羽行脚まで 1 伊賀時代──貞門俳諧からの出発と北村季吟との関係 2 江戸へ移住──談林調の流行を追求 3 深川隠栖──「不易」の文藝を目指して・漢詩調の俳諧 4 『野ざらし紀行』の旅と『冬の日』──蕉風形成、紀行文の成立 5 『笈の小文』の旅と『更科紀行』 第三章 奥羽行脚──元禄二年の旅で見出したもの 1 奥羽行脚の企画──「菰かぶるべき思い」 2 奥羽行脚の実際──『おくのほそ道』に書かれていないこと 3 奥羽行脚の中での悟り──「天地流行の俳諧」90 4 「軽み」の萌芽──俳諧指導の実際「翁直しの一巻」 5 旅中における芭蕉の変容 第四章 「不易流行」──『猿蓑』から『おくのほそ道』執筆までの過程 1 「不易流行」が言い出された背景 2 「軽み」の俳諧──「木のもとに」歌仙から『ひさご』へ 3 「幻住庵記」──「不易」の文藝への執念 4 「市中は」歌仙──新発見の芭蕉の修正稿から『猿蓑』へ 5 人生回顧と風雅論──「造化にしたがひ、造化にかへれ」 6 『猿蓑』の編集──「俳諧の古今集」を目指して 7 「几右日記」と『嵯峨日記』に見られる歌仙の構成 8 『笈の小文』──紀行文の書き方とその構成 9 江戸の俳諧事情と元禄六年盆の『おくのほそ道』の執筆 第五章 『おくのほそ道』の構成──序と五部構成の内容 1 序章と最後との呼応──基底となる宇宙観・人生観 2 叙述内容から見た構成──国別による区分 3 叙述内容から見た構成──月別による区分 4 自筆本当初の句数から見た構成 5 五部構成から見る『おくのほそ道』 第六章 『おくのほそ道』の文学的世界 1 『おくのほそ道』の特別な構成の背景 2 虚名と文学的な創作(フィクション) 3 古典の表現の引用──『源氏物語』から西行まで 4 五部構成の妙──対照する事柄のダイナミックな関係 5 俳諧の紀行文の完成 6 『おくのほそ道』の章段──章題と全句の構成 第七章 『おくのほそ道』完成から芭蕉の終焉まで──「軽み」の展開と清書本に籠めた思い 1 『おくのほそ道』における「軽み」の展開──句の制作時期に着目して 2 元禄六年十月──「軽み」の俳諧の摸索 3 「万世に俳風の一道を建立する」という自覚──芭蕉の俳論 4 『おくのほそ道』完成──素龍清書本 5 「軽み」の唱導──『炭俵』の世界 6 元禄七年五月、最後の帰郷 7 『続猿蓑』の編集──大改訂に籠められた思い 8 最後の大坂への旅 9 最後の一句──〈清滝や波に散り込む青松葉〉 10 『おくのほそ道』清書本を去来に譲る遺言 11 芭蕉の終焉 終章 『おくのほそ道』、不易の古典へ──広がりと研究、そして世界へ 1 蕉門の活動と『おくのほそ道』の刊行──遺作収集と俳論の記録、蕉風の伝播 2 芭蕉の復興運動──『おくのほそ道』再刊からの展開 3 近代の俳句と芭蕉の研究 4 現代の芭蕉研究の概観 5 Haikuの世界的な展開と『おくのほそ道』の外国語訳 あとがき 松尾芭蕉 略年譜 没後の芭蕉作品の扱い 松尾芭蕉関係文献
  • 水上勉電子全集 第2巻 小説2 『虚名の鎖』『棺の花』の時代

    水上勉電子全集 第2巻 小説2 『虚名の鎖』『棺の花』の時代

    小説・文芸
    -
    1巻4,400円 (税込)
    1961(昭和36)年4月から1962(昭和37)年8月までの1年4ヵ月のあいだに刊行された水上勉の単行本10冊から、長篇8作、短篇14作、計22作を収録(単行本としてのタイトルは『蜘蛛の村にて』『黒壁』『棺の花』『野の墓標』『虚名の鎖』『若狭湾の惨劇』『死の流域』『死の挿話』『花の墓標』『蟲の宴』)。 生前に刊行された『水上勉全集』全26巻(中央公論社/1976年6月~1978年11月)および『新編水上勉全集』全16巻(中央公論社/1995年10月~1997年1月)に収録されているのは、『死の流域』『棺の花』の2長篇と短篇「蜘蛛飼い」のみで、残る19作はいずれも全集として初収録となる。 ※この作品はカラーが含まれます。
  • 現代ユウモア全集 19巻 『凸凹放送局』 池部鈞

    現代ユウモア全集 19巻 『凸凹放送局』 池部鈞

    小説・文芸
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    1巻2,970円 (税込)
    ラジオ放送の初期から視覚の聴覚化にいち早く取り組み、新聞漫画家と油絵画家の二刀流で活躍した画家の貴重な作品集、全22篇。 池部鈞は、油絵の洋画家と新聞漫画家の二刀流で活躍したが、まとまった画集や作品集はなく、伝説の画家となっている。画家としては昭和三年の第九回帝展で「少女球戯図」が特選に選ばれて注目を集め、新聞漫画家としては、「国民新聞」、「東京日日新聞」などで活躍し、 東京漫画会結成にも参加するなど、日本漫画界の礎を築くのにも貢献した。 本巻には、「閣下のユウモア」、「ノミキン論文作成の事」、「自伝漫談 小判から漫画家が生まれる迄」、「漫画落語 職工代議士」、「ラヂオ風景」など、政治家の似顔絵付きで人柄を語るエッセイ、自伝、ドタバタの落語風物語、ラジオの放送台本まで、貴重でユニークな22作品が並ぶ。 彼が当時の漫画家たちと最も異なる点は、視覚の聴覚化にも早くから取り組んだことにある。テレビさえなかった時代に、漫画的作品をラジオ放送化して聴覚に訴える、本作「凸凹放送局」に取り組んだ功績は、今後きちんと顕彰すべきだろう。 発刊当時の旧字体総ルビに加えて、より読みやすくした新字体バージョンも新たに追加収録している。解説文は日本のユーモア文学研究の第一人者・浦 和男。付録には、外箱や表紙や裏表紙など、当時の貴重な資料も収録する。 (電子版 2026年5月29日配信開始) ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • おとこと女

    おとこと女

    小説・文芸
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    1巻1,650円 (税込)
    この恋の天秤は、僕のほうだけ沈んでいく。 介護事務所で働く一ノ瀬は、趣味の読書を通じて同じ会社で働く、川名香澄と恋愛関係となる。 しかし、香澄は結婚して子どももいる人妻。いわゆるこの関係は「不倫」だった。 二人は自分の気持ちに正直に、幾度となく逢瀬を続けるが、 人付き合いが得意でない一ノ瀬は、社交的な香澄に徐々に違和感を感じるようになりーー。 不器用なおとこと女が辿る結末は……。

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  • ユメジ

    ユメジ

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    夢の中だけでもいい。まだ僕のそばにいて 日々健康的に勉強と野球にいそしむ中学生のトシキには、誰にも言えない秘密がある。 それはーー物心がついたころから、自分の中に”ユメジ”がいること。 母親を幼いころに亡くしてから、父と生意気な妹と三人四脚で、頑張ってきた。家族を心配させたくないから、自分のこの秘密を誰にも打ち明けられない……。 そう思っていた時、神社の娘で同学年の諸星玲香に、トシキには変な<気>が漂っていると訝し気に詰め寄られてーー。

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  • 間宮寫眞館

    間宮寫眞館

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    残す理由は、写真の中にあった。 店を畳むか迷う店主・亮介の写真館に、客の依頼が次々と舞い込む。 毎年遺影を撮る老人、旅先の記念写真、失われた家族写真の原板探し―― 亮介は要望に応えるうち、ここが""人生の節目""を受け止める場所だと気づいていく。 第40回日大文芸賞 優秀賞受賞作「桜が咲くころ」を含む全3篇を収録した珠玉の短編集 雨煙る夜に――疎遠だった父の知らせ。救急外来の待合で、知らなかった父の思いが語られる。家族とは何かを問う一夜の物語。 桜が咲くころ――病床の妻へ、移りゆく季節の写真を送り続ける夫。老いてもなお互いを気遣い、絆を深めあう夫婦。約束の桜がつなぐ、ふたりの物語。

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