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6代にわたる一族の物語を詩歌とともに綴る。 妻子を置いて出奔し、港湾労働者として働きながらアメリカに渡ろうとするが果たせず、家族のもとに連れ戻されたものの、好奇心の赴くままにさまざまなことに手を出した幕末生まれの直治。家の資産をほとんど使い果たしてしまった直治は、しかし娘婿に西洋医学を学ばせ、孫の梅子には津田英学塾で学ばせる。 梅子の子・檀(まゆみ)は夫の仕事の都合で海外赴任を経験し、その子・桂は外国人と結婚し海外で暮らしているが、娘を連れて日本に帰ることもある。 そんな6代200年にわたる一族の物語が、同時代の出来事や登場人物たちが愛した詩歌などとともに綴られる、穏やかな作品。
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世界史の有名人の真実をユニークな文体で。 「ああ彼カサノヴァ――老若美醜、貴賤貧富、南婦北嬢、かりにも女の形をした女であるならば、当るを幸いナギたおし……それは実に無数という外なき情事で、根気のいい人があったら、彼の尨大なる回想録を読んで、一人二人と順々に出てくる女の数を勘定して行ったら、面白い数字が出てくると思われる。」 カサノヴァ、サアド(サド)、ナポレオン……色豪、性豪として名を轟かせる6人について、脚色されたお話ではなく記録をもとにして練り上げた表題作のほか、ローマ帝国第5代皇帝ネロやクレオパトラの真実を講談調で明かす「暴君ネロ伝」「女王クレオパトラ物語」など、名調子で綴られる短篇集。
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※この電子書籍は固定レイアウト式です。タブレットなど、大きなディスプレイの端末で読むことに適しています。また、文字列の検索やハイライト、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。ご了承のほど、お願いいたします。 【電子書籍版は、写真や図表がオールカラーで収録されています。】 誰も書かなかった! 古代エジプト人の日常 約5000年前の人びとは、こんなにおしゃべりだった! 「わたし、酔いたい気分なの(ハートマーク)」 「ミイラを作るので休みます」 …古代文字ヒエログリフを解読したら、人類の懲りない姿が見えてきた 約5000年前から、3000年にわたり続いたエジプト文明。旅先の落書き、恋の詩、春画に幽霊物語…… 欧米の資料に依らず、石片やパピルスに残された象形文字ヒエログリフを読み解いた、誰も書かなかった古代エジプトの真実とは。 ▼出勤簿 「サソリに咬まれたので休みます」 ▼春画パピルス 「私はあなたのもの」「こわがらないで」 ▼王への感謝 「陛下は、女性も旅ができるようにしてくれた」 ▼風刺画 まるでマンガの起源 エジプト版『鳥獣戯画』 ▼死者への手紙 亡き妻へ……「もう化けて出ないで」
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 *この電子書籍に対応した全音源はリットーミュージックのウェブサイトから無料でダウンロードできます。 人気シリーズ「乙女の本棚」第55弾は、文豪・江戸川乱歩×イラストレーター・ねこ助のコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 このすばらしい画面には、たった一つ、紅の色が欠けている。 深い森の中をさまよい続ける私。その中央にある沼に辿りついたとき、私は自らの変化に気がついた。 江戸川乱歩の名作が、書籍の装画、ゲーム、CDジャケットなどで美麗な人や獣を描き本シリーズでは『人魚の嘆き』『ルルとミミ』『鼠』『魚服記』『山月記』『赤とんぼ』を担当するイラストレーター・ねこ助によって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
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第二次世界大戦下のロンドン。金庫破りのエリーは、ラムゼイ少佐とともにドイツのスパイ活動を妨害する任務についてきた。だが亡き父の恐るべき秘密を知ってしまい、ショックから立ち直れずにいた。そんなある日、エリーは新聞に載っていた強盗事件の記事に違和感を覚え、ラムゼイ少佐を訪ねる。どうやら裏にもっと大きな陰謀があるらしいとわかり、ふたりはタッグを組んで調査にあたることに。しかし聞き込みの最中に、ホテルの一室で女性の遺体を発見して……。凄腕の金庫破りと堅物の青年少佐の謎解きを描く人気シリーズ、急展開の第4弾!/解説=大津波悦子
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【3つの条件がそろった時、その美容院には大切な“あの人”が訪れる――。】表参道の一流サロンで落ちこぼれ、実家・横須賀の美容院『ビューティーオギ』に戻ってきた荻山桃治。想いを寄せる幼馴染のネイリスト・響とともに店の立て直しに奮闘する桃治だったが、実はこの美容院には「“3つの条件”がそろうと、亡くなった人ともう一度だけ会える」という秘密の力があることが分かる。その力にはどうやら、はるか昔に運命を引き裂かれた男女の恋が関わっているようで・・・!? 「あたしが幸せだったって、ちゃんと覚えていて――。」 舞台は横須賀。奇跡の再会に涙する、あったか再生物語!
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心身を壊し勤めていた会社を辞めた青年・千秋は、祖父がかつて谷中で営んでいた中華料理屋「春夏冬軒」跡を間借りし移り住んだものの、生きる気力が湧かず、食べ物を義務的に口に押し込むだけの日々が続いていた。ある雨の夜、傷だらけの怪しい男・小虎が現れ、料理をするかわりに泊めて欲しいと頼み込んでくる。彼が作る炒飯は、千秋が幼い頃に「春夏冬軒」で食べた思い出の味そのものだった。「おいしい」という感情を取り戻した千秋は、小虎を雇い入れ、ふたりでかつての「春夏冬軒」のような町中華を始めるべく奮闘するが!? 居場所探しも生きる意味も、まずはお腹いっぱいになってから。巨大食品会社の子息×野良中華料理人青年が東京下町で繰り広げる、おいしくてちょっとほろ苦い口福人情譚。
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日本公開決定 邦題『あなたが母親の手料理を食べられる回数は、あとどれくらい残ってますか?』公開を記念して原作小説が新装版となって登場! 【上野そら書き下ろしのアフターエピソード付き】母の手料理を食べることができなかったある青年の後日談収録。(あらすじ)――この数字がゼロになったら、どうなるんだ? 十歳の誕生日、僕に突然見えるようになった不思議な数字。それ以来、母親の料理を食べるごとに数字がひとつずつ減っていった。もしかして……数字が0になった時、母は死ぬ? だから僕は、母の手料理を一切食べなくなった。避けるように一人暮らしもはじめた。これで母は健康でいられる、長生きできる。そう信じていたのに。僕は最後に、思いもよらない真実に気づいてしまう――。表題作ほか全8篇。限定回数をもとに描かれるオムニバスストーリー。
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19世紀フランス・オペラの頂点、ついに新訳で登場。 ウジェーヌ・スクリーブとボワエルデューによる傑作オペラ・コミック『白衣の婦人』の仏日対訳。本作は、ウォルター・スコットの歴史小説『修道院』と『ガイ・マナリング』を見事に融合させ、霧深いスコットランドの古城を舞台にしたミステリアスな物語です。 正体不明の幽霊「白衣の婦人」の伝説、没落した名家の世継ぎを巡る陰謀、そしてオペラ史上稀に見る「城の競売」シーンの緊迫感。ジャン=クロード・ヨン氏が「劇作術の革命」と評したスクリーブの卓越した構成を、詳細な解題とともに再現します。 【English】 A Masterpiece of 19th-Century French Opera Comique, Now in a New Bilingual Edition. This French-Japanese bilingual edition presents "La Dame Blanche," the crowning achievement of librettist Eugène Scribe and composer François-Adrien Boieldieu. Based on Sir Walter Scott's "The Monastery" and "Guy Mannering," this work weaves a ghostly tale set in a mist-shrouded Scottish castle. Experience the legend of the "White Lady," the mystery of a lost heir, and the thrilling auction scene—a rarity in operatic history. Featuring extensive commentary on the literary connections and Scribe's dramatic genius as praised by scholar Jean-Claude Yon, this volume is an essential addition to any opera lover's library. 【Français】 Le chef-d'œuvre de l'Opéra-Comique du XIXe siècle, enfin disponible en édition bilingue. Découvrez « La Dame Blanche », fruit de la collaboration entre le célèbre librettiste Eugène Scribe et le compositeur François-Adrien Boieldieu. S'inspirant des romans de Walter Scott, « Le Monastère » et « Guy Mannering », cette œuvre transporte le lecteur dans l'atmosphère mystérieuse de l'Écosse. Entre la légende de la Dame blanche, les secrets de la famille d'Avenel et la scène spectaculaire de l'enchère, ce livret incarne la « révolution dramaturgique » saluée par Jean-Claude Yon. Cette édition bilingue franco-japonaise, enrichie de commentaires approfondis, rend hommage au génie de Scribe.
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ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー! 元夫婦に訪れた予期せぬ二人暮らしを描く感動作 コロナ禍でNYを離れ、元夫とともにメイン州へ身を寄せたルーシー。思いがけず始まった共同生活は、これまで言葉にできなかった思いや、消えない痛みを浮かび上がらせ、二人の関係を変えていく──人が誰かと生きることの不確かさと切実さを描く新たなる傑作
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ポーとティリーが再びタッグを組む! シリーズ累計30万部の最新作! 英国全土で連続狙撃事件が発生。犠牲者は17人にのぼるも犯人の手がかりはなく、ポーとティリーは国家犯罪対策庁に呼び戻されるが
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大人にだって、きゅん!も、ぐっ……もある。 愛猫を失った夫婦、学校図書館で子どもたちに向き合う司書、久しぶりに集う高校の同級生たち、夢を忘れかけた会社員――。 ひとりでも、ふたりでも、みんなでも。 自分にちょうどの形を見つけて、そうして今日も、生きていく。 第1話 いくつになっても 第2話 さみしくてやさしくてかわいい 第3話 いとおしい大人たちへ 第4話 眠りに落ちるその前に 第5話 ぜんぶ自分のことだから 第6話 愛することと許すこと 第7話 大きく息を吸って 第8話 これはため息じゃない 第9話 忘れても、忘れなくても 第10話 あなたはここにいる
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小説現代長編新人賞から鮮烈デビュー 注目の新鋭・待望の第二作! 損壊遺体を直す納棺師を描いた『アフターブルー』で読書界隈騒然 次なる舞台は「特殊遺品整理課」 看取られなかった人生に、最後に寄り添う人がいる――。 特殊清掃の最前線。 二人の遺品整理士は部屋を片づけ、「生きた証」を見届ける。 「部屋には、そこで生きた人の人生が詰まってる」 異臭を放つ孤独死の現場を清掃し、遺された物を処分する【特殊遺品整理課】。 床を覆う無数のゴミ、家族との写真、子どもの工作品、謝罪を綴ったノート、お揃いの食器――。 清掃が終われば、そこで生きた人の痕跡は一つ残らず消えてしまう。 現場を担う水生と鳴海は、遺された部屋を手掛かりに、誰にも看取られず逝った見知らぬ他人の人生を想像する。 なぜ孤独な最期を迎えたのか。 遺された品々は何を語るのか。 故人の生きた証と向き合う日々はやがて、傷を抱えた孤独な二人の「今」をも変えていく。
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扉を開いた瞬間、二人の生死が確定するーー 「究極の選択」の物語(ミステリ) 21世紀本格の絶望。 ーー島田荘司 この書を先んじて推薦できることを至福に思う。「いいから、読みなさい」 ーー竹本健治 SF設定でない、現実世界の事件だからこそ真価を発揮する ”この”トリック、”この”動機――そして、"この"ラスト。 ーー法月綸太郎 どんでん返しの果てに密室の扉が開く。そこに潜んでいた猫とは? ――麻耶雄嵩 災害映画(ディザスタームービー)のような危機と「密室」の混合。猛毒にご注意を。 ーー佐藤究 この密室を忘れられない。観測とは決断だと教えてくれたから。 ーー河村拓哉 ミステリとは―― 生死を確定させる小説である。 腎臓移植用のドナーとして生育された少女、土砂崩れで孤立した研究所、硫化水素が充満する死の空間(デッドゾーン)、連続殺人。 突入か、静観か。密室の扉を開くと、二人の生死が決まる。 結末を、”観測”せよ。 【担当編集コメント】 読んだ後に世界の見え方が変わる。編集者として、そういう本をつくりたいと思ってきました。新鋭・麻根重次がやってくれました。読む前の自分には戻れないーー至高の読書体験。「生」も「死」もすべては「密室」のなかに。さあ、“観測”をはじめましょう。 ――亥(「メフィスト」編集長)
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タダでカネを倍にしてくれる人がいる! という怪しげな噂に大規模詐欺の臭いを嗅ぎつけた刑事・舛城は、マジシャンを志す少女・里見沙希と出会い、ともに事件の真相を追う。(『マジシャン 最終版』)両親に絶望した少年・椎橋彬は、趣味のマジックの知識を使い万引きGメンとして脚光を浴びるが、同時にその才能は暴走していく。舛城と沙希は、椎橋を追跡し始めるが……。(『イリュージョン 最終版』)マジシャンを目指す若者を集めて才能を見出す特別カリキュラムの招待状を受け取った沙希は、椎橋彬が参加することを知り自らも参加を決意する。(『フィナーレ マジシャン最終章』)マジックというミステリアスな世界の内幕と、天才マジシャン・沙希の成長と活躍を堪能できる、一気読み必至の合本版! ※本電子書籍は下記の3冊を1冊にまとめた合本版です。『マジシャン 最終版』『イリュージョン 最終版』『フィナーレ マジシャン最終章』
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人生100年時代を迎えた今、私たちは「長く生きること」と「幸せに生きること」の違いに向き合う必要があります。本書は、定年後の人生をより豊かに、より自分らしく生きるための指針を示した一冊です。 健康、孤独、人とのつながり、自己表現、読書、学び――。人生後半に訪れるさまざまな課題と可能性を見つめながら、心が本当に喜ぶ生き方を探求します。著者自身の経験や仏教的な人生観も交え、「生きる目的とは何か」「本当の幸福とは何か」をやさしく問いかけます。 定年後を人生の終着点ではなく、新たな成長と発見の始まりとして捉えたい方へ。静かなよろこびに満ちた人生を歩むためのヒントが詰まっています。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 初恋のときめきと別れを経て、大人になった彼らの前に訪れるのは、愛だけでは乗り越えられない現実でした。本作は「翔一の決断」「綾香の悲恋」「康介の責任」という三つの物語を通して、喪失や罪悪感、許し、そして人生の選択を丁寧に描き出します。突然の悲劇によって深く傷ついた夫婦。想い合いながらもすれ違う男女。そして、愛する人を守るために背負う責任。それぞれの立場で揺れ動く心の軌跡は、人生のなかで誰もが経験する葛藤や後悔と重なり、読む者の胸を静かに揺さぶるでしょう。恋に憧れた青春の日々を越え、それでも誰かを愛し続けようとする人々の姿を描いた、切なくも希望に満ちた大人の恋愛小説です。
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“思い出”を置いて、私たちは進む――四人の人気作家が描く、苦くて甘い「元カレ」の物語 ●「姉ちゃん」(青山美智子) 出演したドラマが話題となり、俳優として注目され始めた姉ちゃん。「有名になると親戚が増えるっていうけど、元カレも増えた」と愚痴をこぼし……。 ●「三月なんて前世」(一木けい) 小麦アレルギーの脚本家、琴は元カレが米粉パン職人として成功していると知る。彼との出会いから別れまでが思い起こされ……。 ●「すべてはカーテンの中」(町田そのこ) 別れ話に納得できず、「セフレでもいい」と縋ってしまった美加は、同級生だった彩智と偶然再会する。彩智は高校卒業後にある事件を起こしていて……。 ●「二つ年上」(山内マリコ) 〈未経験者歓迎〉の着物ショップで働くことになった沙良。慣れない仕事に忙しくしながら、思い出すのは別れた恋人のことだった。
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あなたはこの謎を見抜けるか――。大御所ミステリ作家・室見響子の遺稿が見つかった。それは彼女が小説家になる前に書いた私小説『鏡の国』を、死の直前に手直ししたものだった。「室見響子、最後の本」として出版の準備が進むなか、著作権継承者である響子の姪・桜庭怜のもとを訪ねてきた担当編集者が、こう告げる。「『鏡の国』には、削除されたエピソードがあると思います」――。『珈琲店タレーランの事件簿』の著者が贈る、現実と虚構が写し鏡のように反転する、二度読み不可避のミステリ! ※本書は、2023年9月に刊行された『鏡の国』に加筆・修正し、上下巻に分冊したものです。
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作った俳句を投稿することを「投句」といいます。対話形式で俳句を学んでいく「夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業」シリーズ第3弾のテーマは、この投句です。センス0でも、型を知るだけで、だれでも簡単に一句作れるのが俳句です。身のまわりの「こと」や「もの」のすべてが、「俳句のタネ」になると知ったみなさんは、人生を豊かにしてくれる俳句の力を、すでに実感していることでしょう。そんなみなさんに、おすすめしたいのが投句です。投句が習慣になれば、俳句を作ることが日常となり、俳句のある人生をさらに楽しめるようになります。「投句をはじめると、俳句が何倍も楽しくなるよ」との言葉に誘われて投句にチャレンジするのは、俳句超初心者の編集者、秘英知(ぴーえいち)さんです。本書は「超初心者が本当にできるかやってみた」の実録で、2年をこえる秘英知さんのリアル投句体験記です。みなさんのなかには、「いやいや、私が投句なんて、とんでもない!」「もう少しうまくなってから考えてみます」と投句に尻込みしている方も多いと思います。そんな方にとって、秘英知さんのリアルな体験記が、楽しい投句の世界に飛びこむ疑似体験となることを願っています。超初心者の秘英知さんは、どのような投句ライフを送ったのでしょうか? さあ、彼の俳句(の成果!?)とともに、その歩みをたどっていきましょう。 【目次】●1時間目 作った俳句を外に出してみよう ●2時間目 兼題の季語を調べてみよう ●3時間目 兼題の壁をのりこえよう ●4時間目 「連想ゲーム発想法」で才能アリに! ●5時間目 「聞くだけ」で俳筋力アップ! ●6時間目 選ばれなかった句を考察しよう ●7時間目 だれもが経験する「俳句イヤイヤ期」 ●放課後 俳句初心者のリアル体験談
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暴力団幹部の相次ぐ失踪事件……そして南海の孤島で進められていた陰謀とは 政財界の揉め事を闇から闇へと葬る男、久坂史郎。彼は、日本最大級の広域暴力団・祐天連合会の総長である兵頭伸一郎宅に呼び出されていた。彼の話では、腕の立つ幹部が二十数人、行方を絶っており、組織間の抗争という事実はなく、官憲、つまり警察の仕業ではないかという。だが、警察が組織潰しを実行に移したとして、こんな姑息な方法をとるだろうか? 不審に思いつつも久坂は、部下として従えているサヤカ、神月竜二と共に、警察内部の調査を開始する。すると浮かび上がってきたのは、若き自衛隊幹部の不審な事故死であり、キナ臭い政治団体の存在だった……。既刊『闇を狩る者』の続編となる長編バイオレンス・サスペンス。 ●石津嵐(いしづ・あらし) 1938年、福島県いわき市生まれ。日大中退後、手塚治虫に師事し、虫プロダクションの文芸課長として日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』の脚本を担当して以来、数多くの作品に携わる。旺文社の雑誌『中一時代』から『中三時代』などにジュブナイルを発表後、豊田有恒からの依頼による『宇宙戦艦ヤマト』の小説化で本格的に作家活動へ。SF、サスペンス小説など著作多数。
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世界の作家たちが愛読した幻の傑作 ポポカテペトルとイスタクシワトル。二つの火山を臨むメキシコ、クアウナワクの町で、妻に捨てられ、酒浸りの日々を送る元英国領事ジェフリー・ファーミン。1938年11月の〈死者の日〉の朝、最愛の妻イヴォンヌが突然彼のもとに舞い戻ってくる。ぎこちなく再会した二人は、領事の腹違いの弟ヒューを伴って闘牛見物に出かけることに。かつての恋敵ラリュエルも登場し、領事は心の底で妻を許せないまま、ドン・キホーテさながらに破滅へと向かって突き進んでいく。 ガルシア゠マルケス、大江健三郎ら世界の作家たちが愛読した20世紀文学の傑作、待望の復刊!
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父を失い天涯孤独になった咲良は、ひょんなことからあやかしの世界・かくりよに迷い込んでしまう。辿り着いたのは人とあやかしの世界の境を守る領事館。帰るには関守の黒狼様・昴の力が必要だが、彼は重度の人間嫌いらしく、咲良は正体を隠して領事館の厨房で働くことに! ガレット、ムニエル、ローストビーフ。咲良の真心こめた絶品洋食でのおもてなしは、頑なな妖たちの心を解きほぐし様々な問題を解決へと導く。そんな咲良の献身に、昴も徐々に心惹かれていき……。 美味しいワインと洋食で心も体も満たされる、和風溺愛ロマン開幕! ■□■□■□■□■□■□■□■□ 登場人物 上條咲良(かみじょう・さくら) かくりよに迷い込んだ人間。都会のレストラン勤務の経験を活かし、洋食とワインの知識で神々やあやかしたちをもてなす。 昴(すばる) 人とあやかしの世界の境を守る関守の黒狼。上條家が祀る大口真神社の神でもある。過去の因縁から人間嫌いと有名。
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存続の危機にある都立櫓門高校文芸部。部長の吉徳紅乃は部員集めに奔走していた。生真面目な新入生や変わり者の同級生が加わり、初心者ばかりの文芸部は短歌甲子園を目指すことに。うまく言葉にできない気持ちを抱えながら、誰かの歌に焦り、励まされ、自分だけの一首を探していく。忘れられない春が始まる。 知らない春はさみしいと人は言うだから春には出逢いがあるの 作家・宮田愛萌による、渾身の短歌×青春小説!
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 都内有名大学の学生、黒枝真也らが、日本海でクルージング中に不可解な死をとげた。驚くべきことに死体は、まるで塩漬けのミイラのようであった。真也はアイドルで、父親は次期総理大臣候補の政治家。警視庁捜査一課の女性刑事・水野薫は、友人の文化人類学者・日下部に協力を求め、すぐに現地に飛んだが……。そんな中、真也の兄で検視を担当した研修医の芳樹が、何者かの声に導かれて交通事故を起こし、重態に陥った。次々と起きる奇怪な事件。何者かの恨みなのか? ホラーミステリーの傑作、新装版で蘇る。
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名作には、必ず忘れられない敵がいる アルセーヌ・ルパン、ハリソン山中(「地面師たち」)、悪女ミレディー、貞子―― 名作には、忘れられない悪役(ヴィラン)たちが登場します。 主人公と敵対し、悪事を働くヴィランたち。 一見、人々に嫌われてしまうようなキャラクターでありながら、私たちはどこかで彼らに「悪としての活躍」を期待してしまいます。 なぜ、私たちは悪役に惹かれてしまうのでしょうか? 怪盗、詐欺師、剣鬼、悪女、怨霊、人獣。 近現代の大衆文学に登場する、恐ろしくも魅力あふれる6つのヴィランを例にその魅力をひも解いてみましょう。 早稲田大学 人気講義を電子書籍化!
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父母も、社員も、犬も。 大切なひとを、慕う。 わたし、小玉小鉄は、 社長の息子と同じ日に生まれた柴犬だ。 その縁で、株式会社こだまの一員となった――。 本屋大賞発のベストセラー『ひと』からつながる感涙のドラマ わたしにとって大事なときに、そこにいてくれた人。 その人を、したう。 株式会社こだまは、主に塩化ビニル管をつくっている中小企業だ。社員数、24人。当然、皆が知り合いだ。社長は、2代目の小玉新一郎がつとめている。 わたしは、新一郎の息子優一郎と同じ日に生まれた。5月5日生まれ。偶然そのことを知った新一郎にもらわれてきた、柴犬だ。小鉄と命名されたわたしと優一郎は、こだまの社員に囲まれ、双子のように育った。 わたしを散歩に連れ出してくれるのは、小玉夫妻だけではなかった。事務仕事をこなす大江都子。若手オス社員の高桑雅永。やらされるわけではない。自らやってくれるのだ。 そんな彼らにも、悩みはあるようだ。仕事、子育て、恋……。そしてわたしにも、ある異変が訪れていた。
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ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ虐殺、アメリカによるベネズエラ・イランへの攻撃・・・戦後80年が過ぎ、世界はいままた大戦の空気に包まれつつある。日本も例外ではない。大江健三郎は「戦争」と「戦後社会」について発信し続けた作家である。1973年には「新しい戦前」という言葉で核時代の危機を指摘するなど、政治や戦争、世界の欺瞞と向き合ってきた。その大江の作品を文学者・小森陽一と歴史学者・成田龍一が相互の視点から読み解き、戦後体制、日米関係、核、憲法改正といった、現在我々が直面している危機の本質を探る。
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なぜか捨てられない、様々な紙への乾いたユーモアと柔らかな愛。現代エッセイの名手による集大成的1冊! 「なんでこんなものまで取ってあるんだよ!」と、過去の自分に対して腹が立つほど、各時代の自分が捨てられずに残してきた紙たちが部屋のあちこちから現れる。どうして捨てられないのだろう……膨大な量の紙を見つめて、改めてそれら一枚一枚に対する思い入れを文字にしてみようと思ったーー(あとがき「捨てた紙」より) 誰もが家のどこかにある〝捨てられない紙〟。そこに浮かび上がるのは、ささやかな日々の記録、今はもうない店や場所、家族や友人との時間……それらを乾いたユーモアと柔らかな愛をたたえた視点で炙り出す珠玉のエッセイ。なんでもないような日常や、旅、酒、店、音楽、そしてあまり語られなかった幼少期や学生時代のこと……。図らずもスズキナオの集大成的な一冊になりました。 【発行元:合同会社和久田書房】 【目次】 【目次】 はじめに ーー捨てられない紙に囲まれて 第一章 なくなった場所の紙 第二章 家族の紙 第三章 自分を思い出す紙 第四章 うれしい紙 第五章 よくわからない紙 捨てた紙 ーーあとがきに代えて 【著者】 スズキナオ 1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと 増補新版』『新幹線から見えたすき家へカレーを食べに行く』(以上、太田出版)、『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる』(新潮社)、古賀及子との共著に『文通 答えのない答え合わせ 』(シカク出版)など多数。人力テクノラップバンド「チミドロ」のメンバーであり、シンガーソングライターbutajiとのユニット「遠い街」など音楽活動も行う。
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桜沙は美大に通っている。実家を出て一人暮らしをしている。 毎日憂鬱で不安になって姉を頼って同居することになったのだけど姉は恋人と同棲していた。駄目な男だとわかっているのに好きになってしまいそれが姉にばれて喧嘩をしてしまう。 追い出されて諦めるつもりだったのに偶然再会した時その男は桜沙に好意的で振り回される。 ※本作は善文杏南の個人誌作品の電子書籍版となります。【138ページ】
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青い天に浮かぶ一朶の白い雲のみをみつめて坂をのぼっていったこの小さな国が、やがて国民を無謀な戦争にかりたてていった道。 二十一世紀に生きる私たちは、そこからなにを読みとることができるのか。 『花神』『峠』など数多くの作品の舞台となった戊辰戦争、『坂の上の雲』で壮大に描き上げられた日露戦争、そしてついに“書かれなかった”太平洋戦争―近代日本を決定づけた三つの戦争を、司馬遼太郎はどうとらえていたのか。 新聞記者時代から司馬に兄事した筆者が、ジャーナリスト、研究者、さらに若き日の海軍兵学校生徒としての体験をもふまえてたんねんに読み解く。 【著者】青木彰 1926年、東京生まれ。東京大学文学部教育学科卒。49年に産経新聞社入社、教養部長、社会部長、論説委員、大阪・東京両本社編集局長、フジ新聞社社長などを経て、78年から筑波大学現代語・現代文化学系教授。90年、東京情報大学教授。東京新聞客員、朝日新聞紙面審議会会長代理、NHK経営委員、司馬遼太郎記念財団常務理事などを歴任。2003年12月逝去。
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歌舞伎町のバーテンダーが政治家に!? 『国宝』の著者が裏社会と選挙戦の駆け引きを描く爽快復讐エンターテインメント! あなたも応援したくなる、感涙必至の大団円 歌舞伎町でバーテンとして働く浜本純平は、ひき逃げ事件を目撃する。だが逮捕されたのは、別の男だった。 真犯人への恐喝を目論むうち、チェロ奏者のマネージャー園夕子と出会い、その手腕によって純平は地元東北から国政選挙に出馬。古参議員との一騎打ちに挑むことになる。 夫を追って新宿にやってきた子連れのホステス、どこか抜けていて憎めないバーテンダー、長崎から上京した冴えないホスト、世界的チェロ奏者と敏腕マネージャー、韓国クラブのママ、美大に通う元教員の娘、秋田県に一人暮らす老婆…… 心優しき8人が織りなす現代のおとぎ話、ここに開幕! 悪い奴らを懲らしめる、痛快無比の長編小説
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生地セント・ポールから魂の眠るロックヴィルへ―― ゆかりの各地を巡る紀行や妻ゼルダの評伝等、訳者によるエッセイ八篇と、 フィッツジェラルドの短篇小説二作を収録。 和田誠によるオリジナル画にカバーをリニューアル。
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物語の舞台はついにパリへ。モンテ゠クリスト伯は、ローマで知り合ったアルベール・ド・モルセルフ子爵やマクシミリアン・モレルらとも合流し、社交界へ進出する。いまや男爵位にある仇敵ダングラールや司法官ヴィルフォールとも正体を隠して再会し、巨万の富と奇策で搦手から復讐の準備を整えていくのだった。
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宋春蕾は市場で時計の店を営み、行方不明の父を探し続けている。母も亡くなり、伯父の家に身を寄せているが、ある日望まない縁談が届いた。厄介払いしたい伯母たちは大いに乗り気だ。結婚から逃れるため、店に現れた身分の高そうな男と一緒に都に向かう話をつけたが、約束の日に男は姿を見せなかった。春蕾は一人で都を目指そうとするが――。父譲りの職人の腕を持つ娘は、政局に翻弄されながらも幸せを掴み取れるのか。
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予期せぬ死体発見の40%は、犬の散歩中に起きている――。 愛犬の散歩中、元刑事の死体と遭遇したチャーリー。 イギリス郊外の町で繰り広げられる、愛犬家たちの名推理! 犬たちが大活躍のコージーミステリ イギリスの郊外の町で暮らすグラフィックデザイナーのチャーリーは、森で愛犬と散歩中、元刑事の死体を発見する。直後に警官が殴打される事件が発生、そしてさらなる悲劇が――。 続けざまに殺人事件の発見者になってしまったチャーリーは、行きつけの喫茶店のオーナーや、犬の散歩代行業コンビ、引退した弁護士など、犬の散歩仲間(ドッグウォーカー)たちと事件を追うが……。平和な町で起きた連続殺人の意外な結末とは? *ドッグウォーカー探偵事務所のメンバー チャーリー……運動不足なグラフィックデザイナー ◇ルビー……スタッフォードシャー・ブル・テリアの老貴婦人 テス……言葉遊びが大好きなコーヒーショップのオーナー ◇ラフとタンブル……元気なジャック・ラッセル・テリア マルコム……おしゃれにうるさい元弁護士 ◇テッド……俊足グレイハウンド 犬の散歩代行サービス〈ナッツ・アバウト・マッツ〉 ヴィヴ……きびきびした性格の元教員 スー……元図書館司書で編み物が趣味 ◇ハンフリー……お騒がせラブラドール ◇プロフェッサー……利口なテリア
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もう消えたい。 でも出たい。 就職難・8050・家族クライシス 孤独と焦りを抱え続ける146万人のひきこもり。 ひきこもり支援施設RS(リアルステップ)で 交錯する、家族の闇と再生の物語。 ベストセラー『看守の流儀』の著者が、 家庭の内側に迫る社会派ドラマ! 【著者からのコメント】 「ひきこもりが長く続く原因は家族にある」 ひきこもりの取材と膨大な資料から 何度も感じたことです。 「ひきこもりというのは、 ひきこもる当人だけをいうのでなく その家族も含む」 「家族の心も当人と同じように ひきこもっているのではないか」 いろいろな方の話を聞いてそう感じました。 本人と家族をがんじがらめにしつづける 固定化した関係とは、 いったいどういうものなのか? これを溶かして、もう一度時間を動かすには、 どうしたらいいのか? 希望の物語だからこそ、きれいごとを抜きにして、 あえてザラザラした世界を描きました。 そうでなければ、現状を変える本当のヒントは 見えてこないと思ったから。 この物語が「出口のない穴でもがいている人々」の 何かのきっかけになってくれたらと 心から願っています。 【あらすじ】 ひきこもり支援施設「リアルステップ」で 働く矢島宇宙は、新人の栗本日菜子とともに、 依頼された家を訪ね、当事者を説得し、 社会復帰への道を探る仕事をしている。 ある日、疲れ果てた様子の女性が 施設を訪れる。 総合病院に勤めていた息子・敦司が、 5年前からひきこもっていて、 母親の服を切り刻む行動まで始まったという。 矢島は手紙や電話で敦司との接触を試みるが、 応答はない。 栗本とともに自宅を訪ねると――。 プロローグ 第一話 即興役者 第二話 ロスジェネの落武者 第三話 どこまでも王子 第四話 生き埋め二十年 エピローグ
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鬼才の魅力を多彩な短篇で 『ラナーク』『哀れなるものたち』で知られるスコットランドの伝説的鬼才の短篇集が、待望の復刊! ファンタジーとリアリズム、笑いと哀しみ、アイロニーとウィットが混淆する饒舌な語りに思わず舌を巻くが、目に飛び込んでくる異彩を放つイラストも、作家自身の手になるもの。アリ・スミスをして「現代のウィリアム・ブレイク」と言わしめたグレイの多彩な魅力が存分に詰め込まれているのが本書なのだ。 学校を牢獄のように感じる〈わたし〉が、外へ出る想像上の〈ドア〉を恩師から授かる「ミスター・ミークル」。窒息するような現実から逃れようとする夢や欲望が、本書では多様なジャンルを横断しながら変奏される。コンピュータが導入された会社内でのちぐはぐぶりを皮肉った「内部メモ」。軟派で洒落者の鼻持ちならないイングランド人の男を揶揄した「あなた」。おしゃべりな歯医者に治療される不安と恐怖が迫る「トレンデレンブルク・ポジション」。なぜ靴下にガムがくっついているのか、その原因を綿密に理論化して可笑しい「時間旅行」。囲い込まれた世界に嫌気がさした男が、夢のような新しい移住先で体験する破滅の寓話「新世界」など──粒ぞろい短篇をほんの十ほど。
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ジークフリートは、ゲルマン・ドイツの伝説に登場する英雄です。竜を退治した際に、その血を浴びて「不死身の肌」になりましたが、背中にある唯一の急所を槍で刺されて暗殺されることで知られています。一方、ジークフリートは、ニーベルンゲン族を倒してその財宝の所有者となったことから、「ニーベルンゲン伝説」の英雄の一人でもあり、本書の表題に掲げられた「ジークフリート伝説」とは、さまざまな物語を含むニーベルンゲン伝説の中で、とりわけ英雄ジークフリートの冒険と暗殺を扱った部分を指す名称です。 ニーベルンゲン伝説の原型は、五~六世紀のゲルマン民族大移動の時代まで遡り、現在のフランクフルト西方にあたるライン河畔フランケンの領土で英雄歌謡の形で生成したと考えられています。その後、北欧に伝承され、『歌謡エッダ』、『散文エッダ』、『ヴォルスンガ・サガ』、『ティードレクス・サガ』などに記される一方で、ドイツ南方のバイエルン地方から現在のオーストリア地方にあたる東方にも伝承され、一三世紀初頭には英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』が成立することになります。 中世後期から近代初期にかけて、この伝説を素材として韻文作品や職匠歌人ハンス・ザックスによる戯曲作品、民衆本などが作られました。その後、忘却の時期を経て、再び注目されるのは、一八世紀後半から一九世紀。ルートヴィヒ・ティークをはじめとするドイツ・ロマン派の詩人たちによって再発見され、数多くの作品が作られましたが、その集大成と言えるのが、ワーグナーの楽劇《ニーベルングの指環》でした。 本書は、日本語ではまとまった形で読むことができなかった「ジークフリート伝説」をなすめずらしい作品群を集成したものです。資料としての価値は言うに及ばず、ニーベルンゲン伝説やワーグナーをより深く味わうために最良の1冊となることは間違いありません。 [本書の内容] I スノリの『散文エッダ』におけるジークフリート伝説――北欧第一次伝承 II 『ティードレクス・サガ』における英雄ジグルトの物語――北欧第二次伝承 III 韻文版『不死身のザイフリート』――一六世紀の新しい英雄像 IV ハンス・ザックスの悲劇『不死身のゾイフリート』――一六世紀の職匠歌人による戯曲 V 民衆本『不死身のジークフリート』――一七二六年版の「読んで楽しい」民衆本 VI ティークの二つのロマンツェ――『若き日のジークフリート』と『竜殺しのジークフリート』
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累計1080万部突破! 『チーム・バチスタの栄光』 シリーズ20周年 最新作 医者は 神さまでも 聖人でもない。 病院改革が 波乱を呼ぶ! 医師を戸惑わせる臨床研修マッチング、働き方改革…… 東城大学医学部付属病院の生き残りをかけた改革。 田口分院病院長の下で起こる 若手とベテランの対立の行方は―― (あらすじ) 研修先の病院をアルゴリズムで決定する臨床研修マッチング制度により、第一志望の東城大学医学部付属病院とマッチングした研修医の禅波冬紀は、田口公平分院病院長と病理学教室の天馬大吉教授が主導する研修医制度改革に戸惑いつつ、初期研修二年目で救命救急での研修に入る。鳴り物入りで始まった新初期研修プログラムだが、人員不足で現場は大混乱に陥り、スーパー研修医の佐々木アツシが孤軍奮闘しているような状況だった。しかしそこに、元救命救急センターの将軍・速水晃一が助っ人として現れ……。 【著者について】 海堂尊 1961年、千葉県生まれ。医学博士。1988年、千葉大学医学部を卒業後、千葉大学第一外科入局。1997年、博士号取得後、独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院・臨床検査室医長に着任。2000年、Ai(オートプシー・イメージング:死亡時画像診断)の概念を提唱し以後、Aiの社会導入と死因究明制度の改善を目指し社会活動に励む。2009年より同所のAi情報研究推進室室長を兼任。2006年、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)にて作家デビュー。全ての作品がリンクする「桜宮サーガ」シリーズは累計1800万部を越え、映像化作品も多数。「桜宮サーガ」シリーズの他に、ラテンアメリカの歴史小説や、近代日本の医学小説も展開している。2016年、放射線医学総合研究所の改組と共に同所を退職。現在は福井県立大学客員教授。
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大学生協職員による海外文学ブックガイド 海外旅行好きであり大学生協職員として多数の本に触れてきた著者の、10年以上にわたる旅行記と訪れた国にまつわる本を紹介するブックガイド。文芸、エッセイ、レシピ本など、70タイトル以上を掲載。金原瑞人との対談も収録。 ※本書は、大月書店刊『読んで旅する海外文学――24の国と地域の旅行記×77冊の読書ノート』の電子書籍版です。 【目次】 1章 世界一周読書旅行 ―読書旅行の計画を立ててみよう 2章 旅行記と本の紹介 韓国、台湾、中国、タイ、カンボジア、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア、インド、アラブ首長国連邦、エジプト、トルコ、ロシア、イタリア、スペイン、ドイツ、オーストリア、チェコ、フランス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ニューカレドニア 3章 対談(重松理恵×金原瑞人) 海外文学を読む楽しみと、翻訳ウラ(?)事情 付録 ①その他の国の本のレビュー ②2章紹介したすべての本のブックリスト 【著者】 重松理恵 大学生協職員。東京大学・名古屋大学生協書籍部を経て現在は大学生協全体の書籍仕入に関わる業務を担当。 趣味は読書と海外旅行。
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待望の第三詩集 うみわり草をつみにゆくのです おもちかえりの水圧 かかえて うみゆき道のはて にわかまち すいろ電車をめざしてゆきます そろそろ神離れが必要です 詩において人間の生が更新される。そのとき生じるものを抒情と呼ぶことは可能だろうか。私は可能だと考える。(蜂飼耳「振動という基底に降りる」2022/6「現代詩手帖』より」) 【目次】 count5:FULL LIFE 世界モニタ count4:FULL LOCKED FULL LOCKED(デグチナシ) 偽振動(ふるるるる) 太陽視覚 浮遊期 破線史 count3:FULL LENGTH FULL LENGTH(トーシンダイ) ソーラー・ブック増補改訂版 虚色(ソライロ)マーケット テイジョウヘイワノタメニ 幸福装置 count2:FULL LOADED FULL LOADED(ゲンカイ) 世界幻夜行 パンダ令 忘レ月 ソラナミダ・ソーダ 空層ガイド ボオフラ・ロード 文字スクイ count1:FULL L FULL L ヒゴオル 虚音(ソラミミ) 始点(カミバナレ) ニセモノガエリ まつりびとれいこんま 白絶(シロタヘ) 0 暴虐の春 カミワスレ 火凍り 動宴 はいぱーでみっく/いんなーりりっく(みにまむ) -1 ナギノハラ あとがき 初出一覧 【著者】 水無田気流 1970 年、神奈川県生まれ。2003 年、第41 回現代詩手帖賞受賞。 2006 年、第1詩集『音速平和』(2005 年、思潮社)で第11 回中原中也賞受賞。 2008 年、第2詩集『Z境』(2008 年、思潮社)で第49 回晩翠賞受賞。
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第十二歌集 鶏卵は青嵐(せいらん)渦をまくなかに一個しづかに無風をおこす 存在と非存在の境界を問い 繫がりを模索し続ける渡辺松男の 新たな地平線が、 この歌集から見えてくる かりん叢書451篇 装幀/装画 外間隆史〔未明編集室〕 【収録歌より】 泡だから泡だつてゐる泡の中 あぢさゐだつたらあぢさゐの中 日に一度巻いてやらぬと古時計止まつてしまふ かういふの好き かがみの奥のわたしから手ののびてきてどんなにのびてもわれへとどかぬ 石楠花の群落のなかに耳をおき耳よ愉しめわれは去るから 至仏山頂上に立ち日輪は天にある傘闇をさえぎる 【目次】 もくじ Ⅰ 悲 牡丹 しうめいぎく 傘 古時計 靴 ポケット ひまはり 鏡 短刀 手 魚市 四手沙参 Ⅱ 抱卵 蚊 蟋蟀 蟬 蜂 蝶 蜻蛉 鶏卵 鳥 鴉 Ⅲ 家が鳴りだす 顔が糸瓜のやうに長い日 ぽこぽこの影 突端 くうかん 図案 からだ(一) 嚙む 夏祭り まぼろしでなき方 あの子 なんの遊び 鳥瞰とルーペ Ⅳ 籠城 桜下 花鋏 地球に乗つてゐるのが怖い 衣装 脳の状態 太陽を蔵へる雲 赤城を洗ふ ふしぎなところへゆきぬ 飛べよ 流れは Ⅴ きより(一) からだ(二) のちの静けさ 葉のやうな死 きより(二) 豪雪のごときにあらざりしかど きより(三) ひかり しあはせ おうゑん ゆめ きより(四) あとがき 【著者】 渡辺松男 1955 年群馬県伊勢崎市生まれ。歌集に『寒気氾濫』『泡宇宙の蛙』『歩く仏像』『けやき少年』『〈空き部屋〉』『自転車の籠の豚』『蝶』『きなげつの魚』『雨ふ る』『牧野植物園』『時間の神の蝸牛』。句集に『隕石』。現代歌人協会賞、迢空賞、芸術選奨文部科学大臣賞等。「歌林の会」会員。
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ミラサカクジラ第一歌集 この世界は奇跡でつながっている。 未来も、過去も、命も、凶暴な獣たちが吐く炎も。ここで、あなたは迷い、自分を探すだろう。それでも、きっと見つけられる、まだ先に歩いて行ける。これは、そう感じさせてくれる祈りの言葉たちだ。 幾原邦彦(アニメーション監督) 栞:「生命のトゲを抱きしめる」東直子/「 祈りの正体」 戸田響子 自選5首 友達はOLさんになっていた(くらげになると言っていたのに) 蚊柱が巨大なマリア像になりわたしを川へ行かせはしない 星の死を見たいとあなたが言ったから五十億年おしゃべりしよう 何にでもなれる気がして短冊は白紙で出した強い眼で 〈乙女座のあなたは優しく強いひと〉呪文のように繰り返し読む 【目次】 もくじ 不定形 平成生まれ イブの末裔 まりあの子 鏡像 五十億年 ハビタブルゾーン 羽化してく 夏の怪獣 アシンメトリー えんどるふぃん パスカルの花火 アラベスク 世界のB面 きみのテロメア ウエンディたちの祈り 終末、新宿、遊びに行こう サムネイル 小魚ひかる 【著者】 ミラサカクジラ 早稲田大学文化構想学部卒。日本歌人クラブ会員。 小学一年から小説を書き始め、文筆家を志す。高校の時に初めて詠んだ短歌が歌会始で佳作となり、その後大学での東直子先生による講義で短歌にのめり込む。NHK 冬の誌上短歌大会大賞、短歌研究新人賞佳作などを受賞。言葉によって生命を照らされ、また誰かを照らせる存在を目指している。
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第一歌集『はるかカーテンコールまで』で現代歌人集会賞と高志の国詩歌賞を受賞した著者の第二歌集。 海に架かる橋はたてごとその弦をつまびく指をゆめみて待たず 「笠木拓という作者は、こんなにもふとぶとと言葉と命を太らせ、命がけで言葉の「遊び」を尽くそうとしている。怖いな、と思う」(川野里子) 「しずかで、時に大胆で、繊細で、そして果敢な戦いの歌。笠木さんの世界には、この時代を生きる人の言葉が現実と切り結ぶ、吹きぬける風のような精神がある」(黒瀬珂瀾) 「どうがんばったって、世界は悲しい。だが、悲しい世界を生きていくとき、その悲しさを自覚していることは強さだと思う」(初谷むい) 【収録歌より】 濃くうすく色づきながら夏空は慣らし保育のように暮れゆく きみといるといつもかもめが背景を奥へゆく なぜかな さよなら てのひらに立てたるあわで面の皮すなわちメンズBB落とす においから桜はひらきこの星にいつか途絶える観測史あり うつつにもゆめにもひとのおもかげのたちあおいたちあおいたそがれ 【栞】 川野里子「命がけで「きょじつひまく」を「遊ぶ」ひと」 黒瀬珂瀾「風土から心の風へ」 初谷むい「ハンドメイド・タンカ・ワールド」 【目次】 Ⅰ くす玉 ちゃんと呪いだ 銀河のほとり ゆめかようみち 愛から醒めて ゆきすぎる Ⅱ B is for 馬手に鰭、弓手は翼 Ⅲ 銀の靴 はなふるなかはてをおよがせて カピバラまんじゅう/地魚十貫 薄ら氷 可能世界のちいさなブーケ 方舟 アドベントカレンダー 幕間 Ⅳ 思い出の灰が咲くまで 奈落にてきみと甘露を Ⅴ machine washable 私淑 七つ目の道 きときと 空音 airport fiction 春の歌 【著者】 笠木拓 1987年、新潟県糸魚川市生まれ。石川県野々市市で育つ。歌集『はるかカーテンコールまで』(港の人、2019年)で第2回高志の国詩歌賞、第46回現代歌人集会賞。富山市在住。
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現代川柳の到達点とも言える、異次元の2025句を収録する川合大祐第三川柳句集。『スロー・リバー』『リバー・ワールド』と続いてきた前人未到の現代川柳プロジェクト「リバー」シリーズ、ついに完結! フーダニットの針が挿さってゆく水風船 【収録句より】 ずっとのろしをみていた鼻行類の図鑑 奥村という説得を思いつく 未確認飛行物体(F・カフカ) 砂漠から巨大舞妓が立ちあがる 9の字を校庭に描く時の暮れ バカミスに犬小舎をでる犬 朝だ 納屋を焼く完全言語もとめつつ 【目次】 第一章 モルグ街の殺人 第二章 父が消えた 第三章 森の生活 第四章 失踪日記 第五章 言葉と物 第六章 われ逝くもののごとく 第七章 非現実の王国で 第八章 重力と恩寵 第九章 櫻の園 第十章 時間 第十一章 S,M,L,XL 第十二章 天井桟敷の人々 第十三章 燃える世界 第十四章 バベルの図書館 第十五章 ディコンストラクション 第十六章 襞 第十七章 森の生活 【著者】 川合大祐 川柳作家。1974年長野県生まれ。「川柳の仲間 旬」同人を経て、「川柳スパイラル」同人。ブログ「川柳スープレックス」共同執筆者。著書『スロー・リバー』(あざみエージェント、2016年)、『リバー・ワールド』(書肆侃侃房、2021年)、共著『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房、2020年)。
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第一歌集『ライナスの毛布』に新作短歌31首を加え、 イノウエマサルさんによる書き下ろしカバー装画と小沢真理さんによる新帯で刊行する増補新装版。 小沢真理『世界で一番優しい音楽』 たっぷりと未来が用意されている頰にそうっとおやすみなさい 【少女漫画の短歌化】チョコよりあまい恋があるってホントですか? より ほのかさんの一行は、なまえのない気持ちをとじこめた、一本の野の花のよう。この本は、大好きなひとに贈りたい花束です。 小沢真理(漫画家) 【収録歌より】 抱えると重みがふふふふふくらますふろくを包みふくらむりぼん しんにょうをスルリと描く祖父の手よ歩んできた道ぼくに聞かせて 絵付師が鳥に滑らす青色の羽の裏にはヘレンドの印 突然にながくなりたる祖母の名に生きた証の一字をさがす あの人の手紙を待っている夜がいつまでもいつまでも花束 【目次】 もくじ Ⅰ メリーゴーゴーラウンド ミカ ユウ ユウ×シュウ シュウ ミカからシュウへ 揺れる三つ編み Ⅱ 【少女漫画の短歌化】 チョコよりあまい恋があるってホントですか? Ⅲ 水に絵を描く 苔玉はらら ライナスの毛布 プリーツスカート あなたがいて散る花火 十二月はすべて星 祖母の一字 二月二十二日 製本と花束 味噌汁にとく 夏を呼ぶ しんにょう Ⅳ スペクタクル ヘレンドの印 解説 ゴーゴーラウンド 加藤治郎 あとがき 【著者】 高田ほのか 大阪出身、在住。 関西学院大学文学部心理学科卒業。未来短歌会所属。小学生のころ少女マンガのモノローグに惹かれ、2009年より短歌の創作を開始。短歌の世界をわかりやすく楽しく伝えることをモットーに、短歌教室や講演、執筆活動を行う。『ライナスの毛布』(書肆侃侃房)、『基礎からわかる はじめての短歌』(メイツ出版)
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殺人事件に自首が5人。全て同じ凶器を持ち被害者との関係と動機も。謎の事件を警視庁捜査一課が紐解いていく。 警視庁恵比署管内で殺人事件が発生。一人が物証の凶器を持ち自首。それで解決と思われたが、そこから四人が自首。被害者の血痕と一致する凶器を持って。だが、それぞれの供述には、なんだかの不自然さが。捜査一課の滝川がその解決に挑む。 【目次】 表紙 身柄送検 第1章から第4章 奥付 【著者】 村上浩志 1962年生。実名は上田浩良。東京都渋谷区広尾在住。 1980年代から音楽業界の仕事を始める。 その後、音楽以外に広告や舞台制作の事業も。1990年代に、音楽プロダクション「株式会社アーティマージュ」を設立し、会長として本格的に音楽事業へ。「m-flo」など、CDアルバム販売累計100万を越すアーティストを輩出。 数年前に音楽業界を引退し、10代の頃からの作品100作ほどの小説をまとめ始める。 2022年、長編小説「最終小節のダルセーニョ」を出版発売。
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同姓同名。自首して来た窃盗犯が何故か刑事に。警視庁第三課で、これまでの経験と知識で次々と事件を解決していく鈴木由美! 窃盗犯から刑事になった鈴木由美。初日から事件を解決。翌日も警視庁へ向かうが、またその日も事件を解決。上司の福田からは煙たかられるが、なんだか面白くなってきた鈴木由美だった。 【目次】 表紙 警視庁刑事 鈴木由美 第一話 奥付 【著者】 村上浩志 1962年生。実名は上田浩良。東京都渋谷区広尾在住。 1980年代から音楽業界の仕事を始める。 その後、音楽以外に広告や舞台制作の事業も。1990年代に、音楽プロダクション「株式会社アーティマージュ」を設立し、会長として本格的に音楽事業へ。「m-flo」など、CDアルバム販売累計100万を越すアーティストを輩出。 数年前に音楽業界を引退し、10代の頃からの作品100作ほどの小説をまとめ始める。 2022年、長編小説「最終小節のダルセーニョ」を出版発売。
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弁護士、ジムトレーナー、モデルの三姉妹が探偵として活躍。だか、何故かそれはいつも大きな事件と繋がってしまう。 これは、漫画原作予定だった作品。誰か漫画にしてくれる人、募集中です! 父親が亡くなり、それぞれ事情がある娘の三姉妹は、父親の「白金探偵事務所」を継ぐことに。そして自称「スーパー!ウルトラ!デラックス!」として活躍をし始める。そのシリーズ第1話。訳ありの三姉妹。父親が亡くなり葬儀の後に集まった三人は実家で生活することに。そこに探偵事務所をしていた父親に依頼人が訪ねて来る。事情を聞き、三人はその依頼を引き継ぐことに。ここから、三姉妹探偵事務所が始まった。 【目次】 表紙 スーパー!ウルトラ!デラックス!第1話 奥付 【著者】 村上浩志 1962年生。実名は上田浩良。東京都渋谷区広尾在住。 1980年代から音楽業界の仕事を始める。 その後、音楽以外に広告や舞台制作の事業も。1990年代に、音楽プロダクション「株式会社アーティマージュ」を設立し、会長として本格的に音楽事業へ。「m-flo」など、CDアルバム販売累計100万を越すアーティストを輩出。 数年前に音楽業界を引退し、10代の頃からの作品100作ほどの小説をまとめ始める。 2022年、長編小説「最終小節のダルセーニョ」を出版発売。
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東京で殺された男が乗るはずだった「スーパーとかち」から若い女の死体が! 個室つきの豪華特急で起きた事件に十津川班が挑む! 六本木のクラブで、男が喧嘩に巻き込まれて死亡した。 被害に遭う前、男はホステスに「北海道旅行をする」と楽しげに話していた。 女性同伴の旅らしく、財布から飛行機や個室付特急の切符をみせていたという。 その財布が遺体から消えていた。 十津川警部は、出頭してきた被害者の恋人から「旅行の件は知らない」と聞かされる。 犯人の狙いは切符にあった、と睨んだ十津川は、男が乗るはずだった列車をスーパーとかち5号と推理し、北海道へ飛ぶ。 当日、特急の個室で発見されたのは、新たな女性の死体だった。 傑作長篇トラベル・ミステリー!
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俳句は、どうすれば作れるのか。季題、五・七・五の十七音定型などの約束事から、俳句独特の省略の手法、切字の扱い、推敲の仕方まで、句作の上で欠かせない要点をわかりやすく解説する。また、四季の移ろいゆく自然を詠いあげる「花鳥諷詠」の理念、物事の本質を見て心の感動を素直に叙する「客観写生」の考え方など、高浜虚子の説いた伝統俳句の本質に迫る。著者は、近代俳句を育て、今なお大きな影響を残す高浜虚子の孫であり、小学校時代より祖父と父・年尾について俳句を勉強した。現在は、日本最大の俳句結社「ホトトギス」を率いる立場にあり、また自ら日本伝統俳句協会を設立、会長に就任している。21世紀のキーワードの1つは間違いなく「自然」である――と著者は言う。そして自然と親しみ、季節を詠むのが正しい俳句のあり方だと主張する。俳句初心者だけでなく、句歴のある人、伝統俳句や自然に興味のある人にも読みごたえある一冊。
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東京を火の海に変える 連続爆破! 歪んだ〈世直し〉の真の標的とは? 人気キャスター殺人の黒幕に凄腕女刑事が迫る! シリーズ累計24万部突破 痛快警察小説! 元女暴走族総長が警視庁刑事に! 殺人疑惑とビル爆破の関連は? 人気キャスターの陣内敬介が建設現場から落下した鉄骨の下敷きになり圧死。 他殺を疑う“姐御刑事”こと三田村利香警部補は、相棒の平尾と捜査を始めるが、思わぬ事態が。 一方、事件の背景に汚職の影を察知した矢先、都心の与野党と経済団体のビルが爆破され、事件は国家を揺るがす連続テロへと連鎖する。 巨悪に立ち向かう緊迫の警察サスペンス!
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