小説作品一覧

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  • あの図書館の彼女たち
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    1939年パリ。20歳のオディールは、アメリカ図書館の司書に採用された。本好きな彼女は女性館長や同僚、個性豊かな図書館利用者たちとの絆を深めていく。やがてドイツとの戦争が始まり、図書館は病院や戦地にいる兵士に本を送るプロジェクトを開始する。だがドイツ軍がパリを占領し、ユダヤ人の利用者に危機が訪れ……。1983年アメリカ。12歳の少女リリーは、“戦争花嫁”と呼ばれる孤独な隣人オディールの謎めいた過去が気になりはじめ……。ある女性の人生を通して、人々にかけがえのない本を届け続けた図書館員たちの勇気を伝える感動作。/解説=山崎まどか
  • 極道の嫁
    値引きあり
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    かつて「ミナミの宝石」とまで呼ばれた、武闘派やくざの組長の妻・瑠依は、ラブホテルの一室で縛られていた。M字開脚の状態で身悶える瑠依。「だ、誰や、あんた」。敵対する暴力団に雇われた色事師・蛭田が舌なめずりする。「匂ってきましたね、姐さん。発情したメスの匂いが ……」。勝気な〝極妻〞が、抵抗虚しくメス奴隷に調教されていく――。
  • P+D BOOKS 秘密
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    人には言えない秘めたる思いを集めた短篇集。 「実はお前にだけ話すが、内地へ引揚げるとき、どさくさにまぎれて船着場ではぐらかして置いてくるつもりにしていたんだよ。自分の名前もいえない子供だったから」  知的障害のある子を抱え、途方に暮れていた〈兄〉。妹・花子の支援もむなしく、兄の子・正夫は家族に面倒ばかりかけていた。しかしある日、正夫が行方不明になってしまい、四ヵ月も帰ってこない。〈兄〉はあまり心配していないようだが、花子は何か引っかかりを感じて――。  心に秘密を抱える兄妹を描く表題作のほか、五十歳になった女性が、夫への不信感から夫の同僚の若い男に秘密の思いを抱く「黒い年齢」、パリで暮らす日本人の男が、フランス人妻の不貞を知りながら表面的には穏やかに暮らす「パリ祭」など、人には言えない思いで綴られた14篇の短篇集。
  • 別離(わかれ)~名残の飯~
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    何気ない江戸の片隅の日常。かけがえのない日々と人の営み。いまの日本人が忘れている心がここにある。失意の内に夫を亡くしたおしげが、息子が江戸払いになり、婚家に離縁された娘おけいと共にひっそりと始めた一膳飯屋。ここには、美味しいごはんと、人の温かさを求めてさまざまな人間が訪れる。『裁判官 三淵嘉子の生涯』が大ヒットの著者、涙なくしては読めない涙腺崩壊のシリーズ、感動の第五弾!
  • 相対的ショートショート『想い想われ、ふりふられ』①
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    ショートショートの新しい形。 口説くときも別れるときも、美しい人。 ここにいない人との距離、そこにいる人との距離感。 花束にしますか、札束にしますか? 端を、歩きます。 どっちもどっち、という感じ。 あなたは、何を味わいますか? 気をつかってはみたけれど…。 お気に入りの曲は、何ですか? 約束は、守りますか? 恋する瞳が、ときめきます。 結婚するって、本当ですか? 別れた人に、会いました。

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  • ハイランド・クリスマス
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    1~3巻880~1,386円 (税込)
    【警官が主人公なので、シリーズでは毎回血なまぐさい殺人事件が起こるのですが、本書ではミステリーには必須の残酷な事件や恐ろしい出来事は何一つ起らず、猫が一匹行方不明になり、クリスマス・ツリーが盗まれるだけ、しかも、ちょっと愉快なオチのついたハッピー・エンディング・ストーリー。ミステリーと言って良いのかどうか】(訳者あとがきより)。英国で人気のシリーズの初邦訳。
  • 観潮楼の月 森鴎外夫妻の愛 十四話
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    1巻1,980円 (税込)
    鴎鴎外が太陽ならば、志げ夫人は、美しく澄んだ観潮楼の月であった──。近代文学の偉人・森鴎外と、夫人となる荒木志げ。鴎外の私小説『半日』から悪妻として語られる志げであるが、著者は「悪妻と的外れに噂される」として、二人の出会いから今生の別れまでを、史実や文献をもとに、ドラマチックかつ丁寧に追っていく。夫妻の強い絆、愛を描き切った、著者の鴎外夫妻研究の集大成となる一冊。
  • 月形学 明治日本の陰を担ったまち北海道月形町
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    1巻1,650円 (税込)
    国家機関の集治監が、なぜ未開の地・北海道月形に置かれたのか? 樺戸集治監に関わった人々や、そこでの出来事をテーマに、北海道や日本の歴史とのつながりを紐解く。北海道大学教育学部で行われた講座を元に書籍化。
  • 存在の淋しさ 有島武郎読書ノート
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    1巻2,200円 (税込)
    2023年6月、没後100年を迎える有島武郎。著者は有島記念館と歩む会「土香る会」の中心的メンバーとして、月例で有島作品の読書会を始め、課題作品の感想文を『有島武郎読書ノート』として残した。今回、文学に生きた有島の人生は何だったのか、通底する本質的な問題を掘り下げるため、『読書ノート』通して、有島の軌跡を振り返る内容となっています。
  • 現代語版 原爆詩集
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    あの一瞬、地上が地獄に変わった—— 閃光と炎、血と涙。 ヒロシマが刻んだ歴史的惨劇を、 詩人・峠三吉はその全身で受けとめ、 言葉の刃でえぐり出した。 その詩篇は、より伝わりやすい現代の言葉をまとい、 新たな息吹を得て、あなたの胸へと甦る。 忘れえぬ惨状、消せぬ叫び、 そして「二度と繰り返させない」という切実な願いが、 鮮烈に甦る。 過去ではなく、現在と未来への問いかけとして―. そして、より原爆詩集を理解できるように、当時の時代背景や解説も用意しています。
  • 「紙屋ふじさき記念館」シリーズ全7冊合本版 『紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード』~『紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所』
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    編集者の母と二人暮らしの百花(ももか)はある日、叔母に誘われた「紙こもの市」で紙雑貨の世界に魅了される。会場で紹介されたイケメンだが仏頂面の藤崎一成(ふじさき かずなり)が、老舗企業「紙屋ふじさき」の親族でその記念館の館長と知るが、全くそりが合わない。だが、百花が作ったカードや紙小箱を一成の祖母の薫子(かおるこ)が気に入り、誘われて記念館のバイトをすることに。初めはそっけなかった一成との関係も、ある出来事で変わっていき……? 「紙」がつなぐ、人々の想いとあたたかな絆の物語! ※本電子書籍は「紙屋ふじさき記念館」シリーズ全7冊を収録しています。 【収録作品】『紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード』『紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー』『紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆』『紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色』『紙屋ふじさき記念館 春霞の小箱』『紙屋ふじさき記念館 結のアルバム』『紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所』 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 「大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人」シリーズ7冊合本版 『大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人』~『大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人7』
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    鳳爽良(おおとり そら)は強い霊感を持つが、そのことを誰にも言えずに生きてきた。そのせいで新卒で入った会社を早々に辞めることになり、唯一の友人は、顔は良いが無口で何事にも無関心そうな幼馴染の礼央(れお)だけ。そんな日々に生き辛さを感じていたある日、疎遠になっていた祖父から遺言状が届いた。『鳳銘館を相続してほしい』鳳銘館――それは代官山にある、大正時代の華族の洋館を改装した美しいアパートだった。爽良は住人兼管理人代理を務める飄々とした男・御堂(みどう)に迎えられるが、そこに住んでいたのは謎多き住人達。彼らが引き起こす奇妙な事件に巻き込まれていくことに!?それでも爽良の人生は、確実に変わり始めて……。 ※本作品は『大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人』シリーズ全7巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 月刊「潮」2025年2月号
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    1巻719円 (税込)
    月刊「潮」2025年2月号 主な内容 【特別企画】 液状化する民主主義 SNSの時代には“あいまいさに耐える”思考力が必要だ。 佐藤卓己 「石丸・玉木・斎藤現象」で可視化された苛立つ若者たち。 伊藤昌亮 先の読めないトランプ流外交にどう備えるか。 鈴木一人 【座談会】 佐々木俊尚 VS 東畑開人 VS與那覇 潤 VS 開沼 博 “分断される社会”にこそ「中道の哲学」が求められている。 【特集】 政治の使命と責任 「小さな声」に応える闘いに徹することが反転攻勢への道。 斉藤鉄夫 分断から協調へ――“自他共の幸福社会”を実現するのは公明党。 矢倉克夫 【特集】 未来への提言 被爆体験“伝承”への転換点――ノーベル賞「祝賀」で終わらせてはならない。 三山秀昭 アジアダイナミズムと日本海物流の大いなる可能性。 寺島実郎 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 (7) 【特集】 わが身を守るインテリジェンス 割り増しされた「南海トラフ地震」発生確率の真相。 小沢慧一 犯罪心理学者が教えるアポ電強盗の“前兆”とその対策法。 越智啓太 【ルポ】 花開いた「人間野球」――創価大硬式野球部準優勝への軌跡。 横尾弘一 【インタビュー】 朝井まかて 【ルポ】 落語はすべてがハッピーエンド――落語家らぶ平のどん底復活劇。 高橋幸春 【連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田 實 / ゲスト・織田友理子 【連載】 ニッポンの問題点 早川尚吾 VS 田原総一朗 【新連載】 2030年への羅針盤――「若き日の日記」を読む 「人間革命」こそ社会不安救済の根拠。 佐藤 優 【好評連載】 高島礼子の歴史と美を訪ねて 諸田玲子 VS 高島礼子/Z世代のリアル 室橋祐貴/他 その他
  • 老人と海
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    巨匠の遺した永遠の名作――画期的新訳 ※本コンテンツは文春文庫『老人と海/殺し屋』(2025年1月4日刊行)のために訳し下ろされたもののうち、「老人と海」のみを収録しています。 老漁師はひとり、海に漕ぎ出した。やがて一匹の大魚が針にかかり、大海原での孤独な戦いがはじまる――。ノーベル文学賞受賞作家の不朽の名作の画期的新訳。 あの魚を殺したのは自分が生きるためだとか、売りつけて儲けるためだとか、そんな話じゃないんだ。俺があいつを殺ったのは矜持からであり、俺が漁師だからだ。俺はあいつが好きだった、奴が生きていた時も、そのあとも。(本文より)
  • 三国志こばなし集 現パロ編全集 2023年度春号
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    三国志の英雄たちが、現代を舞台に織り成す、なんでもありな会話劇です。 無職の曹操に、学園時理事長の孫権や、寝具メーカートップ営業劉備と漫画家孔明などなど… 居場所が現代でもどこかで歴史の匂いを放ちまくる三国志の面々の悲喜こもごもをご笑覧ください! ※本作は100少々の個人誌作品の電子書籍版となります。
  • 三国志こばなし集 三国時代編全集 2023年度春号
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    三国志の英雄たちが、三国時代を舞台に好き勝手のやり放題のなんでもありな会話劇です。 魏・呉・蜀・群雄編の2023年1月~3月投稿分すべてにおまけを加えた大盛でお届けします! ※本作は100少々の個人誌作品の電子書籍版となります。
  • あいのかけら -恋愛短編小説集-
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    ――大人の恋愛×切ない恋×純愛×スローバーン 痛みと向き合う女性たちが辿る四つの愛の欠片をすくい取った恋愛短編集。 【収録作品】 【秘薬が教えてくれた愛】※秘薬が二人に問いかけたのは「愛する覚悟」。偶然の事故で試される真実の愛。 【白い夜に恋して】白夜の旅先で出会った淡い恋。愛を手放した女と、愛を待ち続ける男の再会ロマンス。 【三重奏】※過去に縛られた三人の想いが重なり、止まっていた時間が動き出す“再生”のラブストーリー。 【夫(男)と妻(女)のむねのうち】誤解と不安、そして小さな優しさ――夫婦の胸のうちを描いた掌編。 【お客さまへ】 ・※印がある作品にはストーリー上で欠かせない官能描写がございます。 ◆キーワード◆ 切ない恋愛小説女性向けロマンス小説恋模様恋物語恋愛模様大人の恋愛センチメンタル 泣ける大人の純愛大人の恋セカンドチャンス恋のやり直し人生の選択中年恋愛熟年ロマンス 感動純文学文芸人間模様複雑な事情人間ドラマヒューマンドラマヒューマンストーリー 心の傷再生成長繊細な心理描写揺れる心女性心理男性心理内面の変化感傷的エモーショナル シリアスドラマチックピュアラブスローバーン深い愛 耽美心理ロマンスファンタジー一途 初恋忘れられない恋過去の恋二度目の恋再会叶わない恋幸せな結婚真実の愛ハッピーエンド ラブストーリー女性視点男性視点心に響く心に残る胸が熱くなる深い言葉の綾読みごたえ
  • 漱石と煎茶
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    漱石は『草枕』で、いまはほぼ忘れられた風流韻事「煎茶」をみごとに描き出している。近世文人が愛好した「煎茶」は、日本で独自に発展した茶の湯とは別の茶事で、陸羽以来の中国の茶の正系を色濃く継いでいる。その煎茶の歴史がはぐくんだ精神と漱石の思想は、じつは深く重なり合う。そしてその視角から読みなおすとき、『草枕』は明確な反戦小説であり、漱石が「維新の志士の如き」過激な文学者であることが見えてくる。漱石像の刷新!
  • リメイクの日本文学史
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    もと歌の書き換え=「本歌取り」、自作に手を入れ続ける作家たち……推敲というミクロ場面から翻案の長い連鎖まで「書き換え」の諸相に目を凝らし、読み手を書き手に変える文学の力を探る。
  • 男と女の江戸川柳
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    ◇人の恥ずかしいところは、可笑しい◇男と女が関わる時は、身分も年齢も関係なく、本能に従って無防備になってしまうもの。それだけに、人間の可笑しさ、哀しさ、可愛らしさ、いわば人間の業のようなものがあからさまに現れてしまいます。ですから、もともと「可笑しい題材」なのですが、表現の仕方によっては単に「卑猥でみだらな」だけの川柳になりかねません。それをいかに工夫して「可笑しがる」か。そこが破礼句作者の腕の見せどころなのです。さらに、一つのシーンを切り取って描かれる江戸川柳を、物語を読むように仕立て上げる著者の演出にも、ご注目ください!
  • ヒビカイー365日の怪談#2025
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    一日一怪。365日「怖い」と「不思議」が楽しめる日めくり怪談集の2025年版が登場。 今日はどんな怪と出会えるのか、4人の怪談作家が全国から聞き集めた色とりどりの恐怖をゆっくりじっくりご堪能あれ。 現在は入手困難かつ未電子化であった「恐怖箱 切裂百物語」と「恐怖箱 彼岸百物語」の200話に加え、神沼三平太の未刊行作品、そして怒涛の書き下ろしをあわせた全365話を再編集、1年を怪談づくしで彩った。文庫本にして848ページの大ボリューム本はもはや呪物。 寝る前に1話ずつ読むもよし、未来を先取りするもよし、あなたの2025年に怪と幸あれ。
  • オキナヨモギに咲く
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    ◆リトアニアを代表する詩人・ネリスの詩集 本書は、リトアニアの詩人サロメーヤ・ネリス(1904年11月17 日~1945年7月7日)の第四詩集『オキナヨモギに咲く』収録の全ての詩、および、『選集(Rinktinė)』収録の小詩集「M.K. チュルリョーニスの絵より」の全ての詩を収めた、日本語では3冊目のネリスの対訳詩集である。 詩集『オキナヨモギに咲く』は、1938 年に刊行された。国家文学賞を受賞していることもあり、ネリスの代表作とも言われる詩集である。 (訳者あとがきより) ◆目次 我が子 旅人 行こう! 君は出て行った 青ざめた唇 誰が知っていたのか? 父さんは眠っている お母さんの涙 おばあちゃんのおはなし 大西洋の勝者よ どこでも私はそれを見る 白樺林 永遠の旅人よ 秋の近くに 秋の大通り 放蕩息子 凍える砂漠 走り去った幸せ 太陽の血
  • 通言総籬・仕懸文庫
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    江戸のマルチクリエイター・山東京伝による、吉原・浅草芸者の風俗を描いた黄表紙と洒落本の傑作、かつ当時発禁処分となった2篇を画期的現代語訳で。「仕懸文庫」は本邦初作家訳し下ろし。
  • うんこ日記
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    1巻1,089円 (税込)
    2023年1月末、父が自宅前で転倒し、第二頚骨と右手首を骨折。救急車で搬送され入院し、リハビリのために転院。転倒してから110日、やっと自宅に戻ってきた。そして、その日から私の父の「うんこ」と「おしっこ」との戦いが始まった──少しずつ変化していく父親の日常と、それに対して湧き上がる複雑な感情を、娘の視点で赤裸々に描くエッセイ。
  • かな
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    1巻1,188円 (税込)
    空き缶拾いをして生計を立てている孤独な老人、宗太。彼は訳あって、朝一番の電車が通る時間に、毎日のように駅に通っている。そしてある朝、ホームから飛び降りようとしていた小学生の女の子「かな」を助けて……。命の重さ、学校の在り方、家庭の役割を、少女、老人、クラスメイト、担任教師それぞれの立場で見つめる、珠玉の1冊。心あたたまる、年齢を超えた友情物語。
  • クリティカル エッセイ 人間についての一考察
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    1巻1,980円 (税込)
    “大人”への到達域に近づくには、自己と他者との間隔を埋める感性を磨くことである。思索行動家にして作家である著者が示す、人間と日本人を取り戻すヒントとは──。「この世の中、ものを観る鑑識眼が失われていて、事の本質を見極めることができない社会風土になっているように思います。現代は人間としての平衡感覚が最も要求される時ではないでしょうか」(本文抜粋)
  • バルセロナの侍 サグラダ・ファミリアの秘密
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    1巻1,485円 (税込)
    スペインはバルセロナに日本人探偵がいる。ヨーロッパでは彼を「バルセロナの侍」と呼んで、数々の陰惨な事件とともに記憶に留めている人も多い。彼は嫌がるだろうが、彼の一番近くで事件を目の当たりにしてきた私は、このへんで、それらの奇怪な出来事の一部でも記録しておこうと思う。謎に満ちた彼の探偵としての「侍」ぶりも、この際、世間に知らしめておきたい(まえがきより抜粋)。
  • ブルーコースト
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    1巻594円 (税込)
    「辛いこともあるけれど、生きる道をひたすら歩んでいくと、幸いな邂逅が待ち受けている」。子供時代を過ごした房総半島の海岸の景色や風物詩を思い出し、友人・両親・家族・親戚、とりわけ祖母をノスタルジックに回想しながら、結婚から離婚へと至る波乱に満ちた出来事を綴り、それでもなんとか生きていこうとする女性の半生を赤裸々に描いた物語。
  • 河童異聞記
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    1巻1,287円 (税込)
    あなたの隣にそっと寄り添う「河童」の知られざるお話、たっぷりご覧いただきましょう。えっ、河童なんて見たことない? そんなはずはありませんよ。テレビに出ているあの方も、歴史上の有名なあの方も、ほら、近所のオバちゃんも、じつは河童のお仲間、っていう話ですからね。それを知ったあなたも、きょうから立派な「キューリタン」ですよ。
  • 記憶の扉─「生い立ちの記」より 母、その九十六年の記録
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    1巻990円 (税込)
    自宅で母親の介護をしながら聞いた、母の生い立ちや強く印象に残っている思い出を「生い立ちの記」としてノートにとりまとめていた著者。母の生涯を知ることで自身のルーツを探ることになり、長年、母に対して抱き続けていた感情が介護をきっかけにほどけていった。一方の母は、己の生涯を語ることによって、愛する養母の生きた証を伝えたのかもしれない。本書は母娘三代の軌跡を綴った作品とも言える。
  • 弱虎
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    1巻693円 (税込)
    朝夕「アレ」と唱えていると、勝運が開け、「アレ」が龍の背に乗ってやってくるぞ。そんな雲をつかむような、藁をもつかむような、つかみごたえのない言い伝えが、この村に残されている……。仲間たちと力を合わせて、憎き牛鬼を倒すために周到な作戦を展開した後で、彼らがとった行動とは? ……「トラマニア」にはたまらない、摂津の国・弱虎村の民話、豪華三篇収録!
  • 人生是、一喜一憂 翁のうっぷん晴らし
    -
    1巻1,584円 (税込)
    「人間万事塞翁が馬」。だからゆっくり、焦らず、すべてを受け入れて生きていこう。生きていれば、「嫌な時」も「いい時」もある。でも、「嫌な時」とは「いい時」が来る前触れかも知れないよ。だから、くよくよせずに、思い切って発散してしまったらいい! ……いろいろな経験を経てきたからこそ言える、人生の先輩、翁からの、元気が出るメッセージ集です。
  • 世界中の時間よ、すべて止まれ。
    -
    1巻1,287円 (税込)
    母の手術を控え、古びた日記と「オルゴール」を探すため主人公はロンドンへ向かう。日記に綴られたのは、父との恋や別れ、そして隠された家族の過去。やがて、過去と現在が交錯し、時間を超えた愛の約束が明らかにされる。クリスマスの奇跡を背景に、愛と再生の物語が静かに動き出す。時が止まったままの過去と向き合う中で、主人公は自らの未来を切り開く決断を迫られる。
  • 生麩
    -
    1巻594円 (税込)
    東京に出てきた僕は、大学に入学早々サークル勧誘の嵐に晒されるが、同じ新入生のギセイが助けてくれた。彼とめぼしいサークルを探すうちに、勧誘の美しい良江さんに惹かれ「国家論研究会」なるサークルへと入会をしてしまう。そこで酒・煙草・麻雀・新歓合宿etc. 一通りの大学生活を満喫していたが、次第に会はその正体を現し始め……。昭和五十年代という時代を生きた学生の物語。
  • 鶴と発つ
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    1巻1,089円 (税込)
    大学院の博士課程に進みたいと思う花菜子は、学費を工面するために特別養護老人介護施設の洗濯係として働き始める。約一年、洗濯係として入所者や職員たちと触れ合うなかで、亡き父母の思い出や故郷の景色が蘇る。還暦を過ぎてもなお、新しいことに挑み、空に飛び立つ鶴のように夢に向かって飛翔しようとする花菜子の姿は清々しく、読む人も勇気をもらえる一冊。
  • 碧天(あおきみそら)~樹(いつき)の杜(もり)の神子(みかんこ)~
    -
    1巻1,287円 (税込)
    楡神様の神子が人々の支えとなり、穏やかに暮らしてきた村。ある日、邪神を奉じる者たちによって幼女がいけにえにされる。続く災禍を止めるために神子の斎笹は苦悩するが、篁の助けを得て村を守る。斎笹の後継ぎ・雪松は、篁を警戒するも、別れや苦悩に自ら直面する中で、何かを信じることの本当の意味を学ぶ。平安後期の東国を舞台に、正直で謙虚に生きる厳しさと幸せを思い出させてくれる物語。
  • 母の唄
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    1巻990円 (税込)
    母親の記憶の中から息子である自分の名前が消え始めた頃に、それまでの親不孝を顧みて、母親の人生とは何だったのかと問い始めた。幼少の頃の思い出や、親族の語る母親の過去を拾い集め、息子として見ていた母親ではなく、一人の人間としての姿を描き出していく。苦労の連続だった母親の実相が淡々とした描写の中に立ち上がっていく展開は、親子の間に生まれる初めての物語でもある。
  • ノウテンの街
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    1~4巻693~792円 (税込)
    この作品は、映画化実現を目指し、著者が1992年から1994年にかけて発表したシナリオを小説にしたものである。街の大規模開発のため、大がかりな地上げに乗り出した中川興産の部長、高倉健一郎とその部下31名が、住人の立ち退き完了のために大奮闘する「街1つ地上げの巻」と、地上げに成功した高倉等が新しい環境で活躍する「会社を取り返すの巻」を収録。
  • 現代ユウモア全集 2巻 『櫻の國・地震の國』 堺利彦
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    95年ぶりに電子全集として復刊! 空想小説からエッセイ、紀行文、戯作評論まで33編を収録。日本社会主義運動の父、実は日本一のユーモリストだった。 「日本社会主義運動の父」とも呼ばれ、日本共産党委員長もつとめた堺利彦。実は彼、「貝塚渋六」のペンネームで、「日本一のユーモリスト」とも呼ばれていた。生涯で五度も投獄されている彼は、「楽天囚人」と名乗り、牢獄生活すら持ちネタとしていた。 本巻には小説(『野外劇の一幕』)、エッセイ(「猫のあくび」)、海外文学の翻訳(モーパッサン「五十五年の片恋」)、戯作評論(「火事と半鐘の関係」) をはじめ、紀行文、新聞記事批評など33編を収録。その多くが大逆事件以後から1920年頃の「冬の時代」に発表されたもの。 暗澹たる現実社会に向けられた辛辣な文章も多い一方で、堺のもう一面を象徴するのが、ある種の楽天的な理想を膨らませた空想的作品群である。この「空想」のあり方こそ、本巻のもうひとつの見所。特に「小剣が百卅五になつた時」は、公共インフラや最低限の社会保障も整わない当時に、飲み食いにも交通にも買い物にさえお金の要らない百年後の理想社会を描いている。現代の私たちが感じる幾倍もの驚きと痛快さを当時の読者に与えたことだろう。ユーモラスな口吻の奥には、不公正な世界への激烈な憤りと、貧困や圧政にあえぐ人々へのいたわりが常に覗いている。 解説文は追手門学院大学准教授・佐藤貴之。付録には、当時の月報ほか、貴重な資料を収録する。 (電子版 2024年12月27日配信開始) ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 矢は闇を飛ぶ
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    1巻682円 (税込)
    ネズミの異常繁殖によって、北海道大岳町の住人は恐怖の中で生活していた。そんな事態を解決するために、金融業の青江が鼬(イタチ)が町に放った。思惑どおりにネズミの被害は減ったが、錦鯉が喰われたり、鶏舎が襲われたり、乳児が噛まれるという、新たな緊急事態が起こった。鼬の増えすぎたせいだろうと思われたが、警視庁から警察庁に配転された徳田左近は、別の見方を持って、北海道に向かった(「憑神」)。ほかに「幻獣」「禁呪」。 人間の深淵を描く著者の力作全3篇!
  • 塵よりよみがえり
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    万聖節前夜、十月屋敷では魔の一族の集会がはじまる! ミイラ、魔女、翼の生えた男……。巨匠が五十五年をかけて紡いだ、奇妙で切ない物語。新装版。口絵:チャールズ・アダムス「集会」。
  • 九頭龍王オホト
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    1巻1,320円 (税込)
    国を追われた王族たちの祖国再建物語 古代中国の越から渡来した人々が築いた北陸の大国・越王国。 大和国の密使として派遣された大伴金村は、暗殺された先代王の姉・手白香姫を伴い、越王オホトに謁見する。半島の百済国から届いた密書を携えて――。 越国の豊かな自然と独自の文化に触れ、つかの間の休息を楽しむ一行だったが、この国もまた大陸で続く戦乱の余波に揺れていた。姫と越王の邂逅は、両国の未来をどのように変えていくのか……?  歴史に埋もれた物語を、雄大な自然と複雑な人間模様とともに紡ぎだす、歴史ファン必読の一作。

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  • 僕の人生を変えたキッカケ
    -
    1巻1,320円 (税込)
    とにかく、やり抜け! 彼女に振られたうえに、仕事では戦力外通告。 絶体絶命のピンチに陥った不動産営業マンの斎藤進は、とある人物との出会いをきっかけに自身と向き合っていくが––。 頑張る人に読んでほしい、お仕事青春小説!

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  • 綻ぶ糸を手繰り寄せ
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    1巻1,650円 (税込)
    悪魔には制裁を。 ゲーム配信者として活動する「僕」と親友。 その穏やかな日常は、ある日突然の悲報によって木端微塵に砕け散る。 マンションの屋上から転落死したという親友の最期。 残されたスマートフォンに記録された凄惨な音声。そして浮かび上がる4人の男。 復讐に身を投じた「僕」は、加害者たちを一人ずつ追い詰めていく。 だがその過程で失われていくのは、果たして相手の命だけなのか――。 愛と狂気、復讐と贖罪。切なさと残酷さが交錯する、新時代の物語。

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  • 歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった
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    1巻1,567円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 15のエッセイと71の短歌で描かれる心の風景 喜怒哀楽を見つめ、 命の輝きと尊さを伝える魂の言葉たち。 静かな決意と深い愛情が織りなす珠玉の作品集。

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  • 岐阜怪談
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    【紹介文】 大自然と歴史が息づく岐阜県の怖い話 美濃と飛騨二つのふるさとに息づく不思議な怪異譚を綴るご当地怪談集 恐ろしい怨霊がひしめく岐阜城 関ケ原に佇む鎧武者の怨霊 男児の霊が出る大垣のとある踏切 飛騨に出現する両面宿儺 郡上に実在する鬼の首の怪異 つちのこ、口裂け女…県内各所で目撃される都市伝説 怪奇現象が頻発する羽島市の某高校 白川郷近くの古城が見せた惨劇の悪夢 富加町にあるポルタ―ガイスト団地 日本史の結節点でありながら山河の大自然に恵まれた岐阜県に今も息づく様々な怪異を綴るご当地奇譚。 ・岐阜市街地にあり金華山を貫くトンネルに纏わる恐怖体験談「鶯谷トンネル」他 ・天下分け目の戦いの跡地で起きた数々の怪奇現象「関ケ原奇譚」他 ・家の裏山で目撃した謎の生物の恐ろしい正体「さるぼぼ」 ・下呂の山中にある異空間にワープする怪所「鈴の森」 ・各務原某所で現れた生者をあの世へ連れていく危険な少女の霊「火のないところに」 ・〈深夜に決して停めてはいけない〉ドライバーに語り継がれる禁忌と目撃された戦慄の異形「とある運送会社の話」 ――など、岐阜に縁深い田辺青蛙と木根緋郷が綴る、ふるさとの不思議で奇妙な逸話を多数収録。
  • 日本往生極楽記・続本朝往生伝
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    『日本往生極楽記』は,45人の往生者を42話に収め,浄土信仰の事績と往生の際の様相を慶滋保胤が編んだ.浄土教信仰の確立期に成立した最初の往生伝.『続本朝往生伝』は,『日本往生極楽記』の後を接ぎ,42人の往生伝,院政期貴族社会での往生観を大江匡房がまとめた.平安時代の代表的な往生伝2篇に注解を付した.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 金葉和歌集
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    うづら鳴く真野の入江のはまかぜに尾花なみよる秋のゆふぐれ――(源俊頼).白河院の院宣,撰者・俊頼による五番目の勅撰和歌集.天治元(1124)年,奏覧されるが,時代の変動を反映するように,院と撰者で歌の観方が相違したため,三度に渉り改編されて奏上された.平安末期の和歌の変革期をよく表している.改版※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 漱石を読みなおす
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    19世紀末から20世紀初めの戦争が続く時代に,「個性」という絶対的差異を自覚し,孤独な闘いに生きた漱石.漱石の諸作品と生涯について,新たな視点からたどりなおす.通説とは違った漱石の「個人主義」の新しい読み方を切り開き,現代の視点からその魅力を鮮やかにくみあげた「再入門書」.文庫化に際し,最終章を大幅に改訂.

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  • 相模骨董店覚書―巻之弐―
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    1巻550円 (税込)
    あの二人が帰って来た! 「ありがとうございます! 信頼と実績の相模探偵事務所です!」 古都・鎌倉で探偵業を営む、相模寿三郎は、不本意ながら「裏の稼業」では、ちょっと名が通っていて…?自称・とことん情緒のない男、探偵相模と、その自称・助手(?)の骨董屋のバディ二人が活躍?する、ちょっと変わったホラーミステリー再び!!
  • Maestro
    完結
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    全1巻332円 (税込)
    NovelJam2024という執筆大会で描いた小説、藤井太洋賞を冠した「Meister(マイスター)」と対となる小説で、稀代のバイオリニスト「ディルク・ドルン」について描かれた「Maestro(マエストロ)」

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  • コルシカの幻影を打ち破れ(上)
    値引きあり
    -
    ダーク・ピット2年ぶりに登場! 恐怖の陰謀と歴史の謎を追え NUMAチームが発見したダイヤモンド原石 隠された真実と巨大な謎の存在が浮かびあがる 【内容】 1940年、ドイツ軍の侵攻が迫るパリ。 軍事博物館の学芸員に、ひとつの貨物が託された。 逃げまどう群衆で大混乱のなかを、なんとかノルマンディーの港町まで運びこんだものの、積載するはずの船はすでに沈没。 急降下爆撃機が襲いかかる決死の状況下、命にかえても国外への移送計画を成功させなければならない――「フランスの魂」と称される宝を、ナチスから守るために! 時は変わって、2025年。国立海中海洋機関(NUMA)長官ダーク・ピット率いる調査チームは、英仏海峡の海底で、意外なものを発見する。
  • 鏡の中の湖
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    吉尾健太郎の幻想短編集。表題作に加え、「ワンダーランド」「エデンの園」「エンピツ君物語」「仮想酒場」の4篇を収録。
  • 金曜ドラマ ライオンの隠れ家(上)
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    話題のTBS系金曜ドラマが小説に! 「僕たちは違う景色を見てみることにした―」 凪のような生活から突如“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス! 家族愛や兄弟愛の変化を描く、愛と絆の物語が幕を開ける――! <ストーリー> 市役所勤めの真面目な青年・小森洸人(こもりひろと)は、自閉スペクトラム症の弟・美路人(みちと)とふたりで暮らしていた。毎日決まったルーティンをこなす平穏な生活を送っていたが、ある日突然“ライオン”と名乗る男の子が現れ、一緒に暮らすことになる。慣れないながらも三人で暮らすうちに、ライオンが預けられた背景には、“ある事件”が関わっている疑惑が浮かび上がる。
  • 日本の妖怪たち 妖怪出現略年表・妖怪分布地図付
    -
    妖怪とは人間にとってどのような存在なのか――。歴史、風俗、伝説にあらわれ、日本人の心に明滅した妖怪の諸相を生き生きと描く。妖怪出現年表・妖怪分布地図附!
  • 万載狂歌集 江戸の機知とユーモア
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    古典和歌の伝統を負いつつ戯画化する狂歌。江戸に空前のブームを興した記念碑的作品。古今の狂歌人の歌748首を収録。全首に注釈をつけ、南畝の作り上げた江戸の戯作的世界の真髄を明らかにする。
  • 星・空・雲
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    1巻660円 (税込)
    【障害があっても前向きに精一杯生きた人生】 著者の美智代は、小5の時にいじめにあいましたが、親に心配かけたくないと4年間通学を頑張り通しました。 しかし、中3の3月についに爆発、不登校に。 高校は何とか入学出来たが2学期から出席しなくなり、パソコンに夢中になりました。 毎日友人とメールのやり取りをしたり、いろいろなサイトに投稿をしたりしていました。 ある時は、大炎上、アカウントを剥奪されプロバイダから解約されてしまいました。 昼夜逆転、それでもバイトをして母親にアイロンをプレゼントする優しい心の面も見せていました。 本が好きだった彼女は、特に詩集に興味を持ち、自分でも詩を書き始めます。 知らないうちに数百篇と詩がたまっていきました。 苦しい事、悲しい事、嬉しい事、感謝の思いを素直に詩に託しました。 しかし、心の病は、深くなるばかり、遂に入院する事に。症状は改善するどころか悪くなっていきました。 そんな矢先、マンション5階のベランダから発作的に飛び降り、腰に18本のビスとボルトを入れる大手術を2回行いました。命は取り留めましたが、右足も複雑骨折でまともに歩くことが出来なくなりました。 心の病の入退院も7、8回続きました。 それでも希望を捨てずリハビリを繰り返すと、歩けるまでに回復し、精神的にも安定してきました。 10年かけて病院を卒業。 桐生のグループホームに入ることになりました。B型就労をするようになると生き生きとし始め、心も安定してきました。そんな矢先、生理が長く不正出血が止まらなくなり、何かおかしいと病院に駆け込みました。 精密検査をすると、主治医から子宮体癌の末期で手術、抗がん剤治療などは出来ないと言われ、緩和ケアの病院に転院、転院後わずか3週間で37歳の短い生涯を閉じました。 この詩集が、心の病で今、戦っている本人、御家族の皆様に勇気と希望を少しでも伝える事が出来たら、彼女にとって幸せです。 最後に、心の病は、家族の協力で必ず改善することを訴えて結びとします。 美智代ありがとう!!
  • 【推しの子】-The Final Act- 映画ノベライズ みらい文庫版
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    映画【推しの子】を世界最速ノベライズ!! オールふりがな付き! 推しのアイドル、B小町・アイの子に転生した双子のアクアとルビー。アイは双子を出産したことを隠し芸能界のスターダムをかけあがっていくが、“最悪”の事件が起こり!? 時がたちアクアとルビーは高校生に。アクアは事件の復讐のため、映画『15年の嘘』の制作をスタート。ルビーは映画の主役・アイを演じることになり・・・!?
  • シン・百人一首 現代に置き換える超時空訳
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    百人一首を今に置き換えたらめっちゃ刺さった! 『百人一首』の英訳を手がけてきた著者が、和歌の世界を現代の日本にワープさせてみた!百首それぞれに超時空訳(超訳)と、現代のJ-POPや英語の歌の歌詞などに連想を飛ばして書き上げた一冊です。例えば、小野小町の和歌「花の色は うつりにけりな〜」の超時空訳は「私がおばあちゃんになっても」。そして連想するJ-POPはコブクロの「桜」!『百人一首』を今に置き換えてみたら「めっちゃ刺さる~!」がたくさん見つかります。 【目次】 はじめに 超時空訳百人一首 終わりに ピーターのおすすめ ほぼ古典文学めぐり「逆ルート」ー嵯峨嵐山 【著者】 ピーター・J・マクミラン アイルランド国立大学を首席で卒業後、アメリカで博士号を取得。現在は東京大学非常勤講師、相模女子大学客員教授、武蔵野大学客員教授を務める。2023年、JICA初の文化担当講師に就任。2008年に英訳『百人一首』を出版し、日米で翻訳賞を受賞。KBS京都のラジオ番組「さらピン!キョウト」に出演している。2024年、NHK「100分de名著」で『百人一首』の指南役を務める。その他番組に多数出演。同年、外務大臣表彰受賞。また秋の叙勲にて旭日小綬章受章。
  • 『ジャッカルの日 上下』+『オデッサ・ファイル』+『戦争の犬たち 上下』【5冊 合本版】
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    巨匠フレデリック・フォーサイスの不朽の名作『ジャッカルの日』、『オデッサ・ファイル』、『戦争の犬たち』3作品(5冊)の合本版。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 噫無情【前篇①】
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    1~7巻275~319円 (税込)
    『レ・ミゼラブル』の明治日本における。〝リメイク版〟 黒岩涙香は『レ・ミゼラブル』という大河小説から、戎瓦戎(原作ではジャン・バルジャン)、蛇兵太(ジャビール)、手鳴田(テナルディエ)という3人の個性的な男の絡み合いと対決をストーリーの主軸として浮かび上がらせている。さらに注目すべきは涙香によって再創造された手鳴田の人物像である。戎瓦戎にまつわるすべての真相がこの悪党によって明らかにされていく最後の場面の訳文は冴えわたり、涙香が編み直したこの物語を、手に汗握る緊張度を持続したまま終結にまで導く。 【目次】 (一)一人(にん)の旅人(りよじん) (二)其家(そのいへ)を窺(のぞ)き初めた (三)高僧と前科者 (四)銀の皿と、銀の燭台(しよくだい) (五)神の心と云ふ者だ (六)寝台(ねだい)の上に起直(おきなほ)り (七)社会(しやくわい)の罪 (八)恍(くわう)とした見惚(みと)れた (九)恐る可き分岐点(ぶんきてん) (十)愚と云はふか、不幸と云はふか (十一)甚(ひど)いなア、甚(ひど)いなア 作品案内/村瀬巷宇 【著者】 ビクトル・ユゴー 1802年〜1885年。フランス・ロマン主義を代表する詩人・小説家・戯作家。10代で詩人としてデビュー、国王ルイ18世に認められるなど早くから頭角をあらわす。1831年に『ノートル=ダム・ド・パリ』、1862年にフランス文学界の頂点といわれる『レ・ミゼラブル』を発表。 黒岩涙香 1862〈文久2〉年〜1920〈大正9〉年。高知県生まれ。本名は周六。ジャーナリスト、翻訳家、文筆家。大坂英語学校に学んだのち17歳で上京、慶応義塾中退。『絵入自由新聞』、『都新聞』などの主筆を歴任、次々と翻訳小説を連載し好評を博す。30歳(1892年)で「万朝報《よろずちょうほう》」を創刊。同紙に『鉄仮面』『巖窟王』『噫無情』など翻訳小説を発表する。
  • 戦争の犬たち【上下 合本版】
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    独裁者が恐怖政治を敷く西アフリカの新興国に、世界をゆるがすプラチナ鉱脈がある――。その情報を知ったイギリス大資本の会長ジェームズ卿は、ある陰謀を思いつく。ほどなくパリに住む傭兵シャノンのもとへ卿の使者が送られた。巨額の報酬と引きかえに提示された依頼は、軍事クーデーターをおこし、大統領を抹殺することだった。経済格差、東西の対立、独裁など、虚実交えて世界の情勢を見事に昇華させた巨匠フォーサイスの真骨頂。1981年に刊行された文庫に、新たに校正を加えた形で電子版のみ発売。 ※本作品は『戦争の犬たち』シリーズ全2巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 青き瞳と異国の蓮 いわく、大坂唐物屋に呪いあり
    値引きあり
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    【電子版巻末にはさくらもち先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 江戸時代・大坂。 天下の台所と呼ばれた町の一角には、呪われている物や、いわくつきの物を扱う唐物屋・祝久屋蓬莱堂(いわくやほうらいどう)があった。 唐物屋を営むのは、「あの世から帰ってきた」という噂の青い目を持つ若き店主・璃兵衛(りへえ)と、エジプトから来た記憶の欠けた青年・レン。 ふたりは店に持ち込まれるいわくつきの相談を、鋭い観察眼と異国の力で探求し、解決していく――。 運命をともにする“一蓮托生バディ”が物に込められた想いを追うため、魂をも駆け抜ける歴史ファンタジー!
  • わたしの宝物(上)
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    毎話放送するたびにXで関連ワードが複数トレンド入りする大反響!!(フジテレビ調べ) 見逃し配信の累計再生数が639万回突破!(※2024年10月28日時点) ほかの男性との子を夫の子と偽って生み育てる「托卵」をテーマに、衝撃の展開が続出! 松本若菜、田中 圭、深澤辰哉 出演で話題沸騰のフジテレビ系木曜10時ドラマを完全ノベライズ! 神崎美羽、37歳。かつては働いていたが、夫・宏樹の希望もあり、今は専業主婦をしている。しかし、多忙な宏樹との愛はすでに冷め切っており、モラハラまがいの厳しい言葉を浴びせられる日々に耐えつづけていた。そんな時、美羽はかつて密かに思っていた幼なじみ・冬月稜と偶然再会する。「彼が救いにきてくれた……」。そう感じた美羽は、宏樹のある行動をきっかけに冬月と一夜を共にし、彼の子を宿す。ほかの男性との子を、夫に偽り生み育てる――。この「托卵」という禁断の決断が、美羽、宏樹、冬月の3人の運命を激しく狂わせていく……。
  • 書楼弔堂 待宵 探書拾参 史乗
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    13~24巻396~429円 (税込)
    書楼弔堂電子分冊版、第十三巻。『書楼弔堂 待宵』収録の「史乗」をシングルカット。舞台は明治30年代後半。鄙びた甘酒屋を営む弥蔵のところに馴染み客の利吉がやって来て、坂下の鰻屋に徳富蘇峰が居て本屋を探しているという。 なんでも、甘酒屋のある坂を上った先に、古今東西のあらゆる本が揃うと評判の書舗があるらしい。その名は “書楼弔堂(しょろうとむらいどう)”。 思想の変節を非難された徳富蘇峰、探偵小説を書く以前の岡本綺堂、学生時代の竹久夢二……。そこには、迷える者達が、己の一冊を求め“探書”に訪れる。 「扠(さて)、本日はどのようなご本をご所望でしょう――」 日露戦争の足音が聞こえる激動の時代に、本と人との繋がりを見つめなおす。 約6年ぶり、待望のシリーズ第3弾! ※本電子書籍は『書楼弔堂 待宵』の電子分冊になります。
  • 憑神
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    1巻693円 (税込)
    ネズミの異常繁殖によって、北海道大岳町の住人は恐怖の中で生活していた。そんな事態を解決するために、金融業の青江が鼬(イタチ)が町に放った。思惑どおりにネズミの被害は減ったが、錦鯉が喰われたり、鶏舎が襲われたり、乳児が噛まれるという、新たな緊急事態が起こった。鼬の増えすぎたせいだろうと思われたが、警視庁から警察庁に配転された徳田左近は、別の見方を持って、北海道に向かった(「憑神」)。ほかに「幻獣」「禁呪」。 人間の深淵を描く著者の力作全3篇!
  • わが家の宗教を知るシリーズ 【新版】うちのお寺は浄土真宗
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    1~7巻1,980円 (税込)
    シリーズ累計100万部突破のロングセラーの令和版。「浄土真宗早わかり」、開祖はこんな人「親鸞聖人」経典・著書にみる教義「浄土真宗の教え」、宗門史に名を残す「浄土真宗の念仏者たち」、ぜひ訪ねたい「浄土真宗ゆかりのお寺」、知っておきたい仏事作法・行事など、この1冊でわが家の宗派と仏事のことがまるわかり。時代を超えて受け継がれる、一家に一冊あると便利な「わが家の宗教を知るシリーズ・浄土真宗」完全保存版。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 「高校サッカーボーイズ」シリーズ【全3冊合本版】
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    時は2011年、高校生になった武井遼介は、関東の強豪サッカー部に入部。新入部員50名からスタートするが……(『高校サッカーボーイズ U-16』より)。Aチーム入りが叶わず、Bチームに留まる遼介は、インターハイで応援役に回ることに。このままでは絶対に終われない(『高校サッカーボーイズ U-17』より)。高校総体県予選を準々決勝で敗退してしまった遼介。ついにラストシーズン、ピッチで輝けるか(『高校サッカーボーイズ U-18』より)?高校1年から3年までの成長を辿る全3巻を収録。【収録作品】『高校サッカーボーイズ U-16』『高校サッカーボーイズ U-17』『高校サッカーボーイズ U-18』
  • 東京駅おもてうら交番・堀北恵平シリーズ【全8冊 合本版・電子特典付き】
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    東京駅のコインロッカーで、箱詰めになった少年の遺体が発見される。遺体は全裸で、不気味な面を着けていた――東京駅おもて交番で研修中の堀北恵平は、女性っぽくない名前を気にする新人警察官。先輩刑事に協力して事件を捜査することになった彼女は、古びた交番に迷い込み、過去のある猟奇殺人について聞く。その顛末を知った恵平は、犯人のおぞましい目的に気づく! 「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ著者による新ヒロインの警察小説、開幕! 【収録作品】『MASK 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』『COVER 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』『PUZZLE 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』『TURN 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』『DOUBT 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』『EVIL 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』『TRACE 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』『LAST 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 30日30詩
    完結
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    全30篇の詩集です。全篇にキーウィのカットイラスト付き。 ■1日1詩を30日 2022年3月18日から4月16日まで「1日1詩」のペースでこつこつと書いた“書き下ろ詩”をはるばる集めたものです。 本書の長さは2000字程度です。 【内容】 目次 はじめに 01.限界 02.押しとどめる猫 03.サプリメント 04.一日一冊 05.赤の断罪 06.可動域 07.特急電車に挟まれる 08.芸達者 09.頭痛と友だち 10.つつがない 11.靴下 12.疲労の証明 13.同舟 14.生を活かす 15.粉吹雪 16.長いことはつらい 17.だらだらしている時間 18.壁 19.別名義 20.往路 21.終わらない漫画 22.調子が狂う 23.晴れていると 24.アクリルスタンド 25.オートロック 26.先着プレゼント 27.やさいやさしい 28.中の空気 29.ペットボトルのぬけがら 30.毎日一生 奥付 裏表詩 ※本作は空見タイガの個人誌作品の電子書籍版となります。【42ページ】
  • 恐竜村1
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    1巻275円 (税込)
    山間の過疎の村に突然現れたティラノサウルスの子ども。数十万年の時を経て出現した恐竜を巡って、過疎の村は大騒動に巻き込まれる。その一話、ぜひ、お読みください。

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  • 恐怖の勘崋山伝説
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    1巻275円 (税込)
    三十年間、勘崋山で暮らす日向老人は、豪雪の日、遭難した佐山という知人を捜索するための救助隊に参加する。すると、高山に登る途中、雪の中にタンポポが咲いているのを見つける。次々、タンポポが現れるその登山道を見て、日向は、佐山がこのタンポポを追いかけて遭難したのではないかと思う――。雪山を題材にした不思議な作品。ぜひ、お読みください。

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  • きみ去りしのち
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    1巻693円 (税込)
    小学生時代の感覚、中学生の頃の大人ぶりたい想い、高校時代に芽生えた女性への熱くたぎる衝動、そしてバイクでの一人旅……。 子どもの時から大学生に至る、男子の年代ごとに湧き上がる感性を、見事に描いた作品集は、「きみ去りしのち」「TOO YOUNG」「センチメンタル・ジャーニー」「煙が眼にしみる」の4篇から成る。 かつての自分も経験したと錯覚に陥りそうな既視感が、あなたの心を抉る。「シミタツ節」の真骨頂がここにある!
  • デュラスを読む ロル・V・シュタインの連作
    -
    1巻550円 (税込)
    少女時代の原体験を核として生まれた物語群。テクストを丹念に引用しながら、それらの物語の変貌をたどる。デュラスを追体験し、「書くこと」の不可思議を味わう。
  • 5分後に恋がはじまる
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    1巻1,452円 (税込)
    シリーズ初、人気作家とコラボしたスペシャルエディション! 編著者セレクトによる胸が高鳴る恋愛の始まりが詰まった短編集。似鳥鶏による仕掛けで、大きな物語が今動き出す。
  • 5分後に取り残されるラスト
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    1巻1,342円 (税込)
    シリーズ初、人気作家とコラボしたスペシャルエディション! 気鋭のホラー作家・梨セレクトによる不条理に満ち満ちたホラー短編集。編著者によるプロローグと巻末解説も収録。
  • 神楽坂の半襟
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    1巻110円 (税込)
    貧乏生活の夫婦が神楽坂の店でみた半襟。妻は内心欲しかったが夫はあまりいい顔をしない。それでも心残りのままだったが……。「神楽坂の半襟」「犬の威厳」「悔」の三話を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。

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  • 君子の眼
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    江戸川乱歩と同時期に活躍した探偵小説の先駆者の一人。意外な結末やどんでん返し。日本のミステリー界に大きな影響を与えた。「流転」「君子の眼」「小野さん」の三本を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 週刊文春ミステリーベスト10 2024【文春eーBooks】
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    これがなくちゃ年が越せない!  人気の週刊文春「ミステリーベスト10」2024年版の電子版をお届けします。 今年で48回目を迎えた 「ミステリーベスト10」 。 国内部門では、今年のミステリー各賞を総なめにした話題作が2位にダブルスコアで戴冠。海外部門では……あの作家が帰ってきた! 全国のミステリー通、書店員が選んだ珠玉の20冊。 年末年始に読みたいミステリー小説がきっと見つかる。 【主な内容】 国内部門/海外部門 各ベストテンの発表 1位作家への著者インタビュー トップ10作品のあらすじ&熱烈推薦コメントほか
  • P+D BOOKS 香具師の旅
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    直木賞受賞作「ミミのこと」を含む名短篇集。  病気や飢餓をともに乗り越えた戦友・朝日丸と〈ぼく〉。戦後、朝日丸は浪曲師として有名になり、11人の原爆孤児たちを引き取って新聞にも載るが――。 「浪曲師朝日丸の話」と、耳が不自由で売春を生業としていたミミとの切ない純愛を描いた「ミミのこと」という第81回直木賞受賞作を中心に、夜の生活を拒否し、周囲にまったく気を使わない悪妻に嫌気がさして、かいがいしく世話を焼いてくれる女性との再婚を決意するが、その彼女が作った味噌汁の味に失望する「味噌汁に砂糖」、私小説的要素が強い表題作「香具師の旅」など、軽妙なタッチのなかにノスタルジーと深みを詰め込んだ珠玉の短編集。
  • 先生は教えてくれない! クレヨンしんちゃんの勉強がどんどん楽しくなる!
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    1巻1,155円 (税込)
    クレヨンしんちゃんの「先生は教えてくれない!」シリーズ第9弾。今回のテーマは、「勉強」。やる気のある子もない子も、どうやって学習の習慣を身に付け、学力を伸ばしていけばいいのか。幼児~小学生の生育に欠かせない大切な要素を、楽しいマンガを交えて学んでいきます。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 後宮の化粧姫は華をまとう ~素顔を隠す悪女と龍皇陛下~
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    蝶の形の痣がコンプレックスの蘭月。持ち前の化粧技術で痣を隠している蘭月は、彼女を妬む兄によって後宮に入れられてしまう。後宮では化粧によって悪女のようだと言われているが、ある日、素顔を皇帝・漣龍に見られてしまった! 咄嗟に蘭月の侍女だと嘘をついたが、そのせいで妃と侍女の二重生活が始まる。二つの姿と化粧を駆使して後宮の問題を解決していくうちに、皇帝との距離が近づいていき……? アルファポリス第7回キャラ文芸大賞大賞受賞作!
  • 世間胸算用
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    一年の収支決算日である大晦日その日の事件を軸に、貧乏に追われる庶民の悲喜劇を描いた「連作短編小説」。六軒の裏長屋住人のその日暮らし、正月飾りのことで息子を叱る隠居婆、亭主の入れ替わりで借金取りから逃れようとするもの、絶望にたえる貧者とその女房の夫婦愛など。落語のようなオチを交え、無名の人々の滑稽さや可笑しさを、愛情にみちたまなざしで掬い取った傑作をリアルにストレートに伝える関西弁での現代語訳。
  • 天下取(てんかとり)
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    武田信玄の娘、春姫は嫁ぎ先の北条家より戻されてきた。両家敵対のためである。迎える母、三条の方は戦乱の世での女の幸せに思いを巡らせる。三条自身も政略結婚で武田家に嫁いで来たのだ――。武田から北条へ、今川から武田へ、北条から今川へ。同盟のため、姫たちは命じられた家に嫁いでいった。戦を避けるための結婚は戦によって終わりを迎える。運命に翻弄されながら、人生を生き抜いた女たちを力強く描く!
  • 美しき闘争【上下合本版】
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    1巻1,364円 (税込)
    姑との不和に疲弊しきった井沢恵子は、マザコン夫に離婚届を突きつけた。自活のための職を得るべく、かつて交流のあった女性作家・梶村久子のもとを訪ねたところ、居合わせた評論家の大村が原因で喧嘩別れをする羽目になってしまう。恵子に邪な感情を抱いた大村は「週刊婦人会」の記者の職を斡旋するが、露骨に見返りを求めるようになって……。昭和のレジェンド作家・松本清張が描き出す、痴情と策略の濃密な人間ドラマ。※本電子書籍は『美しき闘争 上 新装版』『美しき闘争 下 新装版』を1冊にまとめた合本版です。
  • 光源氏ものがたり【上下合本版】
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    1巻1,870円 (税込)
    平安王朝時代。帝と桐壺の更衣の間に光源氏が誕生した。幼い頃に母と祖母を亡くした源氏は、後ろ盾がないため臣下にくだる。十二の年に元服し、左大臣の娘である紫の上と結婚するが、お互い打ちとけられない。次第に葵の上から足が遠のく中、桐壺に似ていて、幼い頃育ててくれた藤壺へと思いを募らせる──。さらに光源氏を待ち受ける波瀾万丈の人生。様々な女性と恋を育んだ光源氏は、六条院の広大な屋敷に付き合いある女性たちを集めた。一人娘は東宮に入内が決まり、息子の夕霧も六年越しの恋を実らせる。しかし、栄華は続かず最愛の紫の上が死を迎え、源氏はこの世はまぼろし──と立ちつくす。そして物語は、薫と匂宮に引き継がれる。同じ女性を愛してしまった二人の恋の行方は──。恋愛小説でも政治小説でもある「源氏物語」の全貌を、人間の成長と運命の転変をキーワードに繙かれた“楽しむ”田辺源氏。「桐壺」から「夢浮橋」までを収録。 ※本電子書籍は『光源氏ものがたり 上』『光源氏ものがたり 下』を1冊にまとめた合本版です。
  • ヒストリア【上下合本版】
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    1巻1,870円 (税込)
    第二次世界大戦の米軍の沖縄上陸作戦で家族すべてを失い、魂(マブイ)を落としてしまった知花煉。一時の成功を収めるも米軍のお尋ね者となり、ボリビアへと逃亡するが、そこも楽園ではなかった。移民たちに与えられた土地は未開拓で、伝染病で息絶える者もいた。沖縄からも忘れ去られてしまう中、数々の試練を乗り越え、自分を取り戻そうとする煉。一方、マブイであるもう一人の煉はチェ・ゲバラに出会い恋に落ちてしまう……。果たして煉の魂の行方は?『テンペスト』『シャングリ・ラ』の著者が20年の構想を経て描破した最高傑作! ※本作品は『ヒストリア』シリーズ全2巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 涼しき無
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    1巻1,100円 (税込)
    ◆第三句集 この句集に主題の明確な作が多いのは、私なりの挑戦だ。とはいえ、作者の意図は脇に置いて、読者の方には自由に鑑賞していただければ嬉しい。たとえば子供を詠んだ句が多いが、この句集に出てくる子供は、私の息子でもあり、戦場のみなしごでもあり、安寿厨子王でもあり、あるいは私自身でもあるだろう。 (あとがきより) ◆自選十五句 通帳と桜貝あり抽斗に ぶらんこを押してぼんやり父である 忘るるなこの五月この肩車 星光は闇払へざる氷かな スカイツリー見ずや冷たき缶集め 子にほほゑむ母にすべては涼しき無 駅前に人は濁流秋の暮 列聖を拒みて鳥に花ミモザ 抱きとめし子に寒木の硬さあり 疫病が来るよ猫の子雀の子 ぬぐふものなくて拳や米こぼす パンのみに生くると決めて卒業す ふるさとに舟虫走る仏間あり あれはみなしごの水筒月の川 部屋にゐて世界見通す寒さかな
  • A3かB4
    完結
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    全19篇の詩集です。 ■どちらにせよ詩 「もしも賞状をA3かB4の封筒で持ち帰ることになったらどうする」をテーマに書き下ろした詩19篇です。 本書の長さは1000字程度です。 【内容】 目次 はじめに 01.A3かB4 02.A3かB4の封筒 03.はかりしれない理由 04.定規をもってこない理由 05.折り目正しく 06.物質的物質 07.たいせつな強度 08.帰路経路 09.むだのない仕事 10.渡すだけの仕事 11.ふつうふつう 12.届かない手紙 13.折れない大きさ 14.公共交通機関 15.しわひとつない 16.義務折々 17.遠近法 18.ユースケース 19.折り祈り 奥付 裏表詩 ※本作は空見タイガの個人誌作品の電子書籍版となります。【22ページ】
  • 安心できる男
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    1巻1,760円 (税込)
    一躍ブレイクしたけれど、後輩にため口をきかれ、街では気づかれず、相棒のゼニガメは進化しない。 どんなピンチに対しても、大人の余裕で解決を試みる、四千頭身・後藤の華麗なる軌跡。 新聞連載時の5年間を振り返り鋭く追求する、圧巻のセルフ解説つき。 大人になるとは、こういうことだ。
  • ジェーン・エア(上下)合本版(新潮文庫)
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    孤児として、伯母に育てられたジェーンは、虐待され、ローウッド寄宿学校にいれられる。そこで八年を過した後、広告を出し家庭教師として赴いた先に居たのは子供と家政婦だけだった。散歩の途中助けた人物こそ、屋敷の主人ロチェスターであると知ったジェーンは、彼と名門の貴婦人とのロマンスを聞き、胸が騒ぐ。孤独と戦いながらも不屈の精神で生きぬく女性を描いた青春文学。 ※当電子版は新潮文庫版『ジェーン・エア』上下巻をまとめた合本版です。
  • ファウスト(一~二)合本版(新潮文庫)
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    世界の根源を究めようとする超人的欲求をいだいて、ファウストは町へ出る。理想と現実との乖離に悩む彼の前に、悪魔メフィストーフェレスが出現、この世で面白い目をみせるかわりに、死んだら魂を貰いたい、と申出る。強い意志と努力を信じる彼は契約を結び、若返りの秘薬を飲まされて、少女グレートヒェンに恋をするが――前後六十年の歳月をかけて完成された大作。 ※当電子版は新潮文庫版『ファウスト』一~二巻をまとめた合本版です。
  • レ・ミゼラブル(一~五)合本版(新潮文庫)
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    1巻4,235円 (税込)
    わずか一片のパンを盗んだために、19年間の監獄生活を送ることになった男、ジャン・ヴァルジャンの生涯。19世紀前半、革命と政変で動揺するフランス社会と民衆の生活を背景に、キリスト教的な真実の愛を描いた叙事詩的な大長編小説。本書はその第一部「ファンチーヌ」。ある司教の教えのもとに改心したジャンは、マドレーヌと名のって巨富と名声を得、市長にまで登りつめたが……。 ※当電子版は新潮文庫版『レ・ミゼラブル』一~五巻をまとめた合本版です。
  • ガラス玉演戯(上下)合本版(新潮文庫)
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    ガラス玉演戯――学問と、美の崇拝と、瞑想という三つの原理の融合――の名人ヨーゼフ・クネヒトの、芸術的香気の高い理想郷カスターリエンにおける活躍と現実世界でのさまざまな苦悩とを描いて、戦争と雑文的文化に明け暮れる二十世紀文明に対する反極として構成された、ヘッセの芸術と知恵との最高の結晶。 ※当電子版は新潮文庫版『ガラス玉演戯』上下巻をまとめた合本版です。
  • 悪霊(上下)合本版(新潮文庫)
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    1861年の農奴解放令によっていっさいの旧価値が崩壊し、動揺と混乱を深める過渡期ロシア。青年たちは、無政府主義や無神論に走り秘密結社を組織してロシア社会の転覆を企てる。――聖書に、悪霊に憑かれた豚の群れが湖に飛び込んで溺死するという記述があるが、本書は、無神論的革命思想を悪霊に見たて、それに憑かれた人々とその破滅を、実在の事件をもとに描いたものである。 ※当電子版は新潮文庫版『悪霊』上下巻をまとめた合本版です。
  • 赤と黒(上下)合本版(新潮文庫)
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    製材小屋のせがれとして生れ、父や兄から絶えず虐待され、暗い日々を送るジュリヤン・ソレル。彼は華奢な体つきとデリケートな美貌の持主だが、不屈の強靱な意志を内に秘め、町を支配するブルジョアに対する激しい憎悪の念に燃えていた。僧侶になって出世しようという野心を抱いていたジュリヤンは、たまたま町長レーナル家の家庭教師になり、純真な夫人を誘惑してしまう……。 ※当電子版は新潮文庫版『赤と黒』上下巻をまとめた合本版です。
  • 飢餓海峡(上下)合本版(新潮文庫)
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    1巻1,980円 (税込)
    樽見京一郎は京都の僻村に生まれた。父と早く死に別れて母と二人、貧困のどん底であえぎながら必死で這い上がってきた男だ。その彼が、食品会社の社長となり、教育委員まで務める社会的名士に成り上がるためには、いくつかの残虐な殺人を犯さねばならなかった……。そして、功なり名を遂げたとき、殺人犯犬飼多吉の時代に馴染んだ酌婦、杉戸八重との運命的な出会いが待っていた……。 ※当電子版は新潮文庫版『飢餓海峡』上下巻をまとめた合本版です。
  • 本居宣長(上下)合本版(新潮文庫)
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    1巻1,650円 (税込)
    「とにもかくにも人は、もののあはれを知る、これ肝要なり……」。本居宣長七十二年の生涯は、終始、古典文学味読のうちに、波瀾万丈の思想劇となって完結した。伊勢松坂に温和な常識人として身を処し、古典作者との対話に人生の意味と道の学問を究めた宣長の人と思想は、時代をこえてわれわれを深い感動の世界につつみこむ。著者がその晩年、全精力を傾注して書きついだ畢生の大業。 ※当電子版は新潮文庫版『本居宣長』上下巻をまとめた合本版です。
  • 月刊「潮」2025年1月号
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    1巻719円 (税込)
    月刊「潮」2025年1月号 主な内容 【特別企画】 「分断」と「不信」超克へのロードマップ トランプ米大統領再選――レアルポリティークの時代が始まる。 船橋洋一 金権政治の打破へ「第三者機関」の基本設計図。 飯尾 潤 “一〇三万円の壁”に抜け落ちている「共に生きる」哲学。 井手英策 【連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田實 / ゲスト・中満泉 【対談】 杉 良太郎 VS 安江伸夫 いま政治家に求められているのは「覚悟」です。 【特集】 SNS社会のジレンマ ショート動画に翻弄される若者たち。 辻 大介 私の“関心”は自分で選ぶ!ネットに呑み込まれない生き方。 山本龍彦 【連載】 ニッポンの問題点  藪下 遊 VS 田原総一朗 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 (6) 【特別インタビュー】 森下洋子 舞劇「朱鷺」が日本と中国、そしてアジアの未来を拓いていく。 【新連載】2030年への羅針盤――「若き日の日記」を読む 確信ある人生の強烈さ、信念。 佐藤 優 【アスリート列伝】 大谷翔平 【人間探訪】 小堺一機 【ルボ】 “三強”との差を埋めるのは「駅伝力」だ ――創価大学・全日本大学駅伝ダイジェスト。 酒井政人 【対談】 安藤優一郎 VS 高橋直樹 江戸のメディア王「蔦重」に学ぶ 新たな道を切り開く力。 【ルポ】 自治体主導で健康寿命を延ばす「フレイル」対策。 荒川 龍 【ルポ】 忘れ去られた“時”にたゆたう――屋久島紀行。 澤田瞳子 【好評連載】 高島礼子の歴史と美を訪ねて 諸田玲子 VS 高島礼子/老舗探訪――100年企業のここがスゴイ! 神田憲行/他 その他
  • ブリュンヒルデ—伝説の系譜
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    1巻3,520円 (税込)
    勇ましき戦乙女(ワルキューレ)か、英雄ジークフリートへの愛に生きる女性か ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』で知られるブリュンヒルデとは何者か。古代ゲルマンから北欧の伝承、中世英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』、現代のアニメーション映画に至るまで、ブリュンヒルデ像の変遷を辿る。 【目次】 第一章古代ゲルマン時代の原型   (第一節 二つのニーベルンゲン伝説の原型、第二節 二つの原型伝説のその後の伝承 第二章 北欧への第一次伝承 (第一節 『歌謡エッダ』におけるブリュンヒルト歌謡、第二節 北欧の散文物語『ヴォルスンガ・サガ』、第三節 スノリの『散文エッダ』) 第三章 北欧への第二次伝承 (第一節 説話集『ティードレクス・サガ』の編纂、第二節 『ティードレクス・サガ』におけるニーベルンゲン伝説、第三節 説話集『ティードレクス・サガ』におけるブリュンヒルトの特徴) 第四章 ドイツ中世英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』 (第一節 『ニーベルンゲンの歌』の成立と伝承、第二節 『ニーベルンゲンの歌』におけるブリュンヒルトの特徴、第三節 「権力」と「愛」の戦いの二重構造、第四節 『ニーベルンゲンの歌』以後の作品) 第五章 近代におけるニーベルンゲン伝承作品 (第一節 ニーベルンゲン伝説の再発見、第二節 ド・ラ・モット・フケーの戯曲『北欧の英雄』、第三節 エルンスト・ラウパッハの戯曲『ニーベルンゲンの財宝』、第四節 フリードリヒ・ヘッベルの戯曲『ニーベルンゲン』三部作) 第六章 ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』四部作 (第一節 楽劇『ニーベルングの指環』四部作の成立過程、第二節 序夜『ラインの黄金』におけるブリュンヒルデ誕生のきっかけ、第三節 第一夜 『ワルキューレ』における戦乙女ブリュンヒルデ、第四節 第二夜『ジークフリート』におけるブリュンヒルデの目覚め、第五節 第三夜『神々の黄昏』におけるブリュンヒルデによる世界救出、第六節 ブリュンヒルデの変容) 第七章 現代におけるニーベルンゲン伝承作品 (第一節 二十世紀における戯曲作品、第二節 ヘルマン・ヘンドリッヒの絵画、第三節 フリッツ・ラング監督の映画『ニーベルンゲン』二部作、第四節 ウーリー・エデル監督の映画『ニーベルングの指環』、第五節 わが国の漫画・アニメ映画、第六節 今後におけるワーグナー楽劇『指環』四部作の上演) ◉著者が語る本書の魅力 ブリュンヒルデと聞けば、まずワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』を思い浮かべるが、そのルーツはゲルマン民族大移動時代にまで遡る。  5、6世紀にライン河畔フランケンの領土でブリュンヒルト伝説が生まれ、それは9世紀以降に北欧へ伝承され、エッダ・サガのかたちで文字に書き留められる。そこではブリュンヒルトは北欧の主神オージンと結びづけられて、戦乙女(ワルキューレ)として登場し、英雄シグルズ(ドイツではジークフリート)に思いを寄せ、彼の妻グズルーン (ドイツのクリームヒルト) に嫉妬を覚え、それが英雄暗殺の原因となり、「災い」を引き起こす女性として描かれている。 13世紀初頭になると、古代ゲルマン伝説はドイツで中世英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』へと発展し、英雄ジークフリート暗殺の物語は定着する。  この英雄ジークフリート物語はその後もさまざまに語り継がれ、19世紀にはワーグナーが北欧のエッダ・サガと『ニーベルンゲンの歌』を素材に用いて、楽劇『ニーベルングの指環』四部作を完成させて、新しいブリュンヒルデ像を創り上げる。ワーグナーではブリュンヒルデは古代ゲルマンの勇壮なワルキューレとして登場し、エッダ・サガに見られる「嫉妬」を覚えて「災い」をもたらす女性の性格を持ち合わせるとともに、ジークフリート誕生の際には母性的な愛でもってその誕生を見守り、長い眠りから目覚めるとその英雄と愛で結ばれ、英雄暗殺ののちには「自己犠牲」によって世界を救う「永遠に女性的なるもの」の象徴となる。ワーグナーのブリュンヒルデは古代ゲルマン時代から語り継がれているさまざまなキャラクターを網羅しているところに特徴がある。 ワーグナーのあとには、それを素材として戯曲、小説、映画、漫画、絵画等で新しいブリュンヒルデ像が創り出されている。ブリュンヒルデはさまざまな姿に変貌していくのであり、そこにブリュンヒルデの魅力がある。

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