小説作品一覧

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  • 数珠僧 ─人はなぜ、人を助けるのか─
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    1巻847円 (税込)
    人はなぜ、人を助けるのか? 人間が普遍的にもつ罪と罰、愛と誠…。「困っている人をみつけては、それを納得するまで助ける。それを繰り返して、自分の心に償いをするのじゃ。それゆえ人助けは、他人も助けるが、自分の後悔の心を助けるのじゃ」(「数珠僧」より)。時代にうごめく、命をめぐる根源的なテーマに肉薄する。「数珠僧」「万作の風景と武蔵」「真実の剣士」「魔人」の四編を収載した、人間に同居する憎しみと愛を描く時代小説集。
  • 今はじめる人のための俳句歳時記 第三版
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    重要な季語と実作に役立つ明快な例句を厳選して掲載した、大きな活字の入門歳時記。最新歳時記に合わせて全面改訂!古典の名句や忌日一覧など句作に役立つ知識も満載。俳句を始めるなら、まずはこの一冊!
  • ロスト・スピーシーズ
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    南米アマゾンにはがんの特効薬になる「奇跡の百合」があるという――。アメリカ大手製薬会社が招集した探索チームに加わった植物学者の三浦は、製薬会社社員、ボディガード役の金採掘人、植物ハンター、現地の大学生という奇妙な面々と共にアマゾンに踏み入っていく。出発早々、正体不明の男たちから命を狙われ、さらに過酷な自然に死の危機に瀕する彼ら。しかし、三浦には決して後戻りできない理由があった。そして探索チーム全員がそれぞれに思惑を隠し持っていた――。どんでん返しの名手が仕掛ける、予測不能のミステリ。
  • 熱風団地
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    フリーの観光ガイド佐抜克郎は、外務省関係者から東南アジアの小国“ベサール”の王子を捜してほしいと依頼を受ける。軍事クーデターをきっかけに王族の一部が日本に逃れていたのだ。佐抜は“あがり症”だが、ベサール語を話せるという特技があった。相棒として紹介された元女子プロレスラーのヒナとともに、佐抜は王子の行方を求めて多国籍の外国人が暮らす「アジア団地」に足を踏み入れる。ベサールの民主化を警戒する外国勢力や日和見を決め込む外務省に翻弄されながらも、佐抜は大きな決断の舞台に近づいてゆく――。
  • このままではハラノムシが治まらぬ
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    1巻990円 (税込)
    時は戦国時代、加賀門徒鎮圧のために織田信長は、越中国と越後国の国境に越横(えつおう)国をつくった。 だが、信長の時代は短く残された越横藩は、生き残りのために「針聞書」なる医学書をもとに新薬作りに取り組むこととなったのだ。この書には、病の元凶となる六十三種の腹の虫に関す事柄が明細に記されていた。 藩医広陵の努力の甲斐あり、新薬ができ上がろうとする間近に広陵の兄である売薬頭の伸介は、薩摩藩支藩の西南藩のお家騒動に巻き込まれてしまった。首尾よくいけば西南藩に販路を与えてもらえるという条件で引き受けた伸介は、腹の虫たちを使い無血でお家騒動を成功させたのだが、口封じのため無惨にも打首となってしまう。 「このままではハラノムシが治まらぬ」と言い残して。 手代の三郎は、伸介の仇を討つため、交配を繰り返し威力を増した「最強のハラノムシ」を携えて、西南藩に単独で乗り込むのだった。
  • 裁きの鐘は クリフトン年代記 第3部
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    世界売上3億部突破、エンタメの巨匠! 全面対決する二人の争い、その行方は―― 幻の短編新訳を特別収録した新装版! 1945年。イギリスへの帰還を果たしたハリーは獄中で執筆した日記がベストセラーとなり、作家として成功を収めていた。ジャイルズもまた労働党庶民院議員となり前途洋々に思われたが、その矢先にジャイルズの母が他界し、二人の間に思いがけない争いの火種を残す。そんななか、ハリーたちに恨みを持つ長年の宿敵は、方途を尽くし新たな攻撃を仕掛けようとしていて――。波乱の第3幕!
  • 死もまた我等なり クリフトン年代記 第2部
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    名前も財産も失い、イギリスからアメリカへ―― 苦難の時代を生きる二人の運命は!? 全米&全英ダブル1位シリーズ! 幻の短編新訳を特別収録した新装版! 1939年。最愛の人との別れを経てイギリス軍の商船への入隊を果たしたハリーだったが、間もなく船がドイツに攻撃され沈没し、亡き同僚の名を借りてアメリカへ渡る。ところが上陸した途端に殺人罪で拘束され、本当の身分を証明する術もない。刑務所での過酷な生活が始まるなか、第二次大戦の足音はアメリカにも忍び寄り……。一方、ジャイルズは兵士として前線に赴くことに――。苦闘の第2幕!
  • 時のみぞ知る クリフトン年代記 第1部
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    『ケインとアベル』を凌ぐ不朽の名作! 貧しい少年と貴族の子息。二人の波乱の物語、幕開け―― 幻の短編新訳を特別収録した新装版! 解説:野崎六助 世界が絶賛! ジェフリー・アーチャー 「ノーベル賞に“物語賞”があったら、アーチャーが獲るだろう」――The Daily Telegraph 「世界でトップ10に入る屈指のストーリーテラー」――Los Angeles Times 「クリフハンガーの帝王」――Nederlands Dagblad 1920年代英国ブリストル――港町で暮らす貧しい少年ハリー・クリフトンは、ある天賦の才を認められ、名門校へ進学を果たす。裕福な学生たちからのいじめに遭うなか、助けてくれたのは海運一族の息子で貴族階級のジャイルズ・バリントンだった。二人は無二の親友となるが、やがてハリーは戦死したはずの父の死の真相と、バリントン家と自身の因縁を知り――。100年にわたる壮大な物語、開幕!
  • 全裸編集部 青春戦記1980
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    1巻2,090円 (税込)
    世界190か国で配信され、大旋風を巻き起こしたAV監督・村西とおるの半生を描いたネットフリックスの『全裸監督』。その原作者であるノンフィクションライターの本橋信宏氏は、大学卒業後、執筆家を目指し、『週刊大衆』の扉を叩いていた。そこで待っていたのは、想像を超えた無茶振りな仕事と独創的&奇天烈な編集部員とスタッフたち。週刊大衆編集部で記者として学んだ3年間は、連日連夜、悪戦苦闘!? 疾風怒濤!? の連続。1980年代の“元気だったニッポン”の週刊誌の裏側を描く。とにかくとっても濃い話が満載!
  • 走れメロス・東京八景 他五篇
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    「私は,今宵,殺される.殺される為に走るのだ」――誰もが知る〈友情〉の物語「走れメロス」,自伝的小説として名高い「東京八景」ほか,昭和一五(一九四〇)―一六年発表の中期の傑作七篇.〈言文一致体〉の見事な達成である「駈込み訴え」,ユーモアに満ちた翻案小説「清貧譚」など,〈太宰入門〉として最適の一冊.

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  • カヴァフィス詩集
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    アレクサンドリアに生きた孤高のギリシャ語詩人,コンスタンティノス・カヴァフィス(一八六三―一九三三).生前広く公刊されることのなかったその詩の大半は,歴史を題材にアイロニーの色調でうたうもの,あるいは同性との恋と官能を追憶としてよむものであった.訳者が長い年月をかけて訳出した全一五四詩を収録.

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  • 異郷に咲いたなでしこの花 イタリアにわたった日本初の女流洋画家ラグーザ・玉
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    明治15年から50年余にわたってイタリアのシチリアに住み、一流の洋画家として活躍しつづけた日本人女性、ラグーザ・玉の一生を描く感動の物語。 〈目次〉第一章 ラグーザとの出会い 第二章 イタリアへわたる 第三章 プロの画家としてかつやく 第四章 なつかしい日本へ
  • 四季のうた 微笑む宇宙
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    1~10巻660~880円 (税込)
    自分がこの世界に人間として誕生していることを知らない赤ん坊も、歌声に合わせて全身が動き出す。リズムをとる赤ん坊を中心にして宇宙全体が微笑んでいる。やはり、こうでなくっちゃいけないのだ。詩歌も、言葉も、人間も――。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一三年四月から一年分を収録。
  • クァーキーな女たちの伝統 米文学者による日本女性作家論
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    1巻2,860円 (税込)
    家父長的文化のなか、長く周縁に置かれてきた日本の女性作家たちは、独自の自己表現を求め苦闘し、社会に対しラディカルな問いかけをしてきた。近年の英語圏での日本の女性作家人気、現在のフェミニズムの状況を踏まえ、長年、日本女性文学の研究を続けてきた米文学者ならではの「読み」を提供する。大正~現代の日本女性作家のほか、在日・韓国文学も取り上げる。
  • ハムレット異説ガートルードの恋
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    1巻1,870円 (税込)
    原作以上におぞましい悲劇! 世界文学の「モナリザ」と言われるシェイクスピア「ハムレット」を翻案/パロディ化した異色の創作。実は、若き日の母ガートルードと義弟クローディアスは恋仲にあったのだ、とする仮定の妙。原作を超えるような抜き差しならぬ「夫殺し」と「父殺し」の交錯。数多の小説や戯曲がある中、本書は、作品ハムレットの本質にもっとも根源的に迫らんとする小説と言えよう。
  • 『鬼滅の刃』論 鬼舞辻無惨と十二鬼月のための哀悼碑
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    1巻1,650円 (税込)
    滅殺される悪鬼たちのために、「哀悼碑」を捧げたい― 悪鬼は人を食い、残虐な血鬼術を自由自在に使って鬼殺隊を殺そうとするが、原作には、悪鬼たちが人であった頃の悲しみや鬼としての虚しさも描かれており、読者・視聴者はそんな鬼たちの人としての悲しい過去を思い憐れむ。本書は、悪鬼たちを追うことでヒーロー・ヒロインたちの姿をより深く浮き彫りにし、これまで気づかなかった『鬼滅の刃』の魅力を再発見する。
  • ホロコーストと〈愛〉の物語 The Holocaust and Love Stories
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    1巻2,420円 (税込)
    執筆者(9名)の異なる視点からホロコースト下で繰り広げられる人間ドラマの分析! 本書の狙いは、ホロコーストを背景に持つ物語が、男女の愛情、関係に多くの描写を取っていることに着目し、「ホロコースト」という極限の状況下で、愛の果たす役割とその絆が、いかに描かれているかを吟味することである。一人でも多くの人に、積極的でたくましいホロコーストの新たな側面を感じ取っていただければ幸甚である。
  • わたつみ 附青木磨崖梵字群──実録・新宿ゴールデン街
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    1巻2,090円 (税込)
    1997年、日本海の島から湘南へ。 2006年、戦時下の生と謎に包まれた八丈島の海へ。 2011年、思い出の地で遭遇する“悲劇”の三陸の海。 大らかな海が秘めた青く小さい涙の粒…… 女たち。「悲しみの海」の物語。 附 青木磨崖梵字群──実録 ・ 新宿ゴールデン街 新宿ゴールデン街で有名だった文壇バー「まえだ」のママ前田孝子さんと作家の中山あい子さん、脚本家の大野靖子さん三人の奇しき関係を描く。
  • ジョージ・エリオット書簡集【抄訳】
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    語りかける書簡からは肉声のような雰囲気が行間から立ちあがる。 1851~62年に書かれた手紙と日記を時期ごとに五章に分け、夫々の期間中に交わされた書簡、記録されたジャーナルを時系列的に訳し、解説を施す。 「私は敬愛という心情が本当に好きだが、それと同じくらい嫌悪するのは強い好奇心だ。しかし、長年の体験から実感するのは、残念ながら、人間一般には好奇心の方が敬愛よりはるかに顕著だということだ」(Letters Ⅲ376)
  • 千無のまなび 小沼丹氏にふれて
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    1巻2,530円 (税込)
    『村のエトランジェ』『小さな手袋』等で知られる「第三の新人」作家・小沼丹との交流を軸に早稲田で薫陶をうけた学生時代のこと、その後教授に、そして自己のルーツ会津への想い……、つれづれなる身辺雑記。人は生れては死ぬ。死ぬとわかっていながら生れてみれば嬉しいことも辛いこともあろう。それもこれもがいずれも等しくひとときの光芒を放つ間もはかなく果ては闇に消えゆく。かつてさんざめいた日々。
  • クララ カタツムリはカタツムリであることを知らない
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    スペイン大衆小説の登場! この小説を読もうと思ったら他の計画を立ててはならない。読み始めると、笑いこけ、泣きじゃくり、時には笑いこけながら泣いてしまうから、という理由だが、時には喉も詰まらせられる、とスペインの書評氏 テレサ は言う!主人公クララは35歳。離婚して、幼稚園児と小学生の二人の男の子を一人で育てている。仕事はテレビのプロダクション会社勤務。………やがてクララは誰の子か分からない子どもを生む。
  • 幽霊のはなし
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    「何かが近くにいるのがおわかりでしょう、キャプテン・ベイン」 アメリカ保守運動の「ゴッドファーザー」ラッセル・カークは〈闇が立ちこめた世界にふさわしいゴシック調の物語〉のベストセラー作家でもあった!荒廃した街に、古びた屋敷のなかに、不気味な幽鬼があらわれる。おびえる女、たたかう男。恐怖とロマンが織りなす傑作6編を、澤村修治の名で多くの文芸書・学術書の著者でもある横手拓治が初邦訳。
  • 世界を救うための教訓
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    地球温暖化、気候変動、医療過誤、幼児虐待、セックスレス、性的倒錯、コンピューターゲーム中毒、薬物乱用、内戦、爆弾テロなど、あらゆる問題が取り込まれた長編小説『Instrucciones para salvar el mundo』!発表当時、近未来的と取られた内容は15年後の現在では、まさに現代的問題となってそれが立ち現れる。
  • 越境する作家たち
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    1巻2,860円 (税込)
    「越境」をテーマとして5人の作家たち(リービ英雄、多和田葉子、アーサー・ビナード、カズオ・イシグロ、村上春樹)を論じた批評集。 「言語=文化=人種=国籍」というイデオロギーを超え出ていく文学作品とはいかなるものか。また、それらはいかにして生まれるのか。母語と外国語とを往還する作品をとおして、「間」や「境」をいかに「見」て、いかに「描写」するのか。その表現、創作の「根源」を探る。
  • シャーロット・ブロンテ 過去から現在へ
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    新しいシャーロット・ブロンテ像を問う好著! シャーロットの作品と人生の関わりを読者に分かり易く伝える。本書は入門書ながら、最近の文学理論や批評を踏まえて独自の分析を行い、特に力関係──家族内、社会階層間、男女間──に重点をおいて議論を進め、作家の奥深さを剔っている。
  • ミドルマーチ(上)
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    十九世紀後半、イギリス地方都市を舞台に展開する人間模様、キリスト教と科学がせめぎあう時代相を凝視する女流作家の魂の軌跡!エリオットの文体が成熟期に達したと言われる作品、上巻。 結婚生活で夫と妻がお互いの要求を認め合い、折り合う妥協点をいかに見出してゆくか、それがいかに困難な挑戦なのか、読者は読んでゆくうちに、身につまされる。
  • 群馬が独立国になったってよ
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    1巻1,980円 (税込)
    この本は、地域活性化を通した真の社会再生を目指すための物語です。展開されるのは、「群馬県が突然独立国になってしまった」ために起こったドタバタ悲劇、いえ喜劇なのです。 202X年X月X日、突然、群馬が独立国に! ――魅力がないなどと根拠のない誹謗を受けつづけるいわれはない。社会の格差は広がるばかり、政治は機能せず、衰退する一方の日本に未練はない、いっそ独立するべぇ、となった。大統領は公選で報酬は月15万、国会議員20人は「くじ引き」で選ばれた有償ボランティア、議会は夜間と土日、小さい国だからこそできる年金制度、食料自給率100%以上を標榜……では、その財源は? 日本はそれをだまってみているのか? 展開を乞うご期待
  • 身代わりの贄はみなそこで愛される
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    【電子版巻末には篁ふみ先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 三百年に一度、秋の満月の夜。湖に住む神に「一番美しい娘」を花嫁として捧げなければならない。 そんな伝承がある湖のほとりの村で生まれた、双子の姉妹・宵(よい)と環(たまき)。 姉の宵には、生まれつき顔に青い痣があったため、妹の環が「神の花嫁候補」に選ばれた。誰からも愛される娘に育ち、その運命を哀れまれる環。逆に虐げられて育つ宵。だが、彼女たちが十六歳になったとき、環に恋をした男の策略で、実際に神に「花嫁」として捧げられたのは、宵だった。湖に沈められ、死を覚悟した宵。しかし彼女が水底で見たものは、美しい水色の瞳を持つ神様と赤子、愛猫がいる、閉じられた静かな優しい世界だった。そこで穏やかに暮らし始めた宵は、ある日水面の向こうに、助けを求めて自分を呼ぶ環の顔を見る。 そして「村が水没する」ことを、それを仕向けたのが目の前の優しい神様であることを知り――。
  • アレクサンドロスの決断
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    1巻990円 (税込)
    帝政ローマ時代の著述家プルタルコスが著した『対比列伝』(プルターク英雄伝)で実話として伝えられるアレクサンドロス大王のエピソードを軸に物語を組み立てた「アレクサンドロスの決断」(1986~87)と、フランス革命を舞台に実在した詩人アンドレ・シェニエの生き方などを描いた「革命の若き空」(1988~89)の2つの歴史青春小説を収録し、装いも新たに待望の発刊。 「アレクサンドロスの決断」−−生死をさまようアレクサンドロス。親友である侍医フィリッポスが薬を届けに駆けつける。フィリッポスが敵とつながっているとの報告を受けているアレクサンドロスに、薬を飲むべきか飲まぬべきかの決断が迫られる‥‥‥。青年大王アレクサンドロスと侍医フィリッポスとの友情、正義、幸福観をテーマに綴る。 「革命の若き空」−−反革命の烙印を押され、革命政府から追われる詩人アンドレ・シェニエと、画家を志す少年ルネの交流の物語。正義とは何か、人間とは何か、社会改革のあり方とは何か‥‥‥。若くして革命の渦中に散ったシェニエの、信念に殉じた生き方や、真実の革命のあり方がテーマになっている。 主に高校生向けに書かれた2つの小説には、未来の主役である青少年たちに〝心の宝〟を捧げたいとの作者の熱い思いが込められている。
  • ヒロシマへの旅
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    1巻990円 (税込)
    ヒロシマを見つめ直して、平和について考える「ヒロシマへの旅」(1986~87)と、サッカーを通じてスポーツマンシップの魂〝フェアな心〟を描いた「フィールドにそよぐ風」(1988~89)の2つの青春小説を収録し、装いも新たに待望の発刊。 「ヒロシマへの旅」−−宿命の嵐に苦悩する友人・中村君。どうすることもできない一城は、おばの八重子のいる広島へと向かう。広島城、縮景園、原爆ドームを回り、八重子から被爆体験と原爆をめぐる悲しい歴史が語られる。主人公の一城が夏休みに広島で学んだ、原爆の悲惨さ、命の尊さについて綴る。 「フィールドにそよぐ風」−−サッカー強豪校から転校してきた早乙女剣司は、紅白戦で、同級生の風間竜太に猛烈なタックルをかけ、大けがをさせてしまう。監督の島野先生は剣司に人間として大切な「フェアプレー」の精神を伝える。中学校のサッカー部を舞台に、そこで活躍する剣司と竜太をとおして、フェアに真に徹するとき発揮される人間の可能性と友情について描く。 主に中学生向けに書かれた2つの小説には、未来の主役である青少年たちに〝心の宝〟を捧げたいとの作者の熱い思いが込められている。
  • 最上峡殺人事件
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    1巻682円 (税込)
    知る人ぞ知る、東北地方のある温泉地。美肌の湯と評判の温泉はよかったが、そこの本当の価値は、鄙びていることで醸し出される風情と人情だった。ところが、それを破壊するかのように、徳大寺隆和は巨大なホテルを強引に築いてしまった。怨みを買われたかのように、脅迫状が届き、次々に殺人が起きていく。犯人は、温泉地の風情を壊すホテルへの怨みが動機なのか、ほかに原因があるのか? 宮之原警部が、本当の犯意に迫る――。
  • 北の文学2024 北海道新聞文学賞、短歌賞、俳句賞
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    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2024年の北海道新聞文学賞などの受賞作をまとめた1冊。創作・評論部門の佳作小説「かなしみ」(大平しふる)、「さよなら、ライトブルー」(齊藤ゆずか)、詩部門受賞の詩集「そらまでのすべての名前」(張文經)、佳作詩集「せせらぎさがし」(清水博司)、短歌賞の「榾の火」(三上糸志)、短歌賞佳作の歌集「わるく思わないで」(井口加奈)、俳句賞の受賞句集「木賊抄」(中西亮太)、俳句賞佳作の先品集「未完」(籬朱子)を収録。選評や受賞者のインタビューも掲載。

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  • ヨダカの夜明け
    完結
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    ~あらすじ~ かつて人気歌手であったが今は没落し活動休止に追い込まれた“ヨダカ”は日銭稼ぎの路上ライブで売れないアイドル・“ヒカリ”に出会う。類稀なルックスに愛嬌、そして歌唱力を備えるがなぜか売れる兆しの無いヒカリ。そんなヒカリはヨダカに曲作りを依頼して…… さらにヨダカに近づく大人気アイドル・キラが現れ、さらなる波乱を巻き起こすことに!? 芸能界を舞台に【没落ネガティブ人気歌手】×【売れない光系キラキラアイドル】×【大人気闇系沼アイドル】のグチャどろ青春三角関係が始まる! ※本作はみやじの個人誌作品の電子書籍版となります。
  • ダンケレコード店
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    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 実体のみで構成されるべき音楽という芸術に於ける核心部分を削ぎ落とすという無意味な行為。コバヤシは大満足し、爆発こそしなかったがこれを芸術と感じていた。この無意味な行為を世論と対決させる為のプラットフォームとして、コバヤシはダンケレコード店を開店した。コバヤシの脳内で膨らむバンドの存在を音楽の基本手段を取らずに、然し音楽として一方的に具体化させたら、世論は何処まで付いて来るだろうか。コバヤシが用意したバンド達の存在を知った愛好家は、一体どの様な反応を示すのか。ダンケレコード店はコバヤシが仕掛けた社会実験の場とも言えた。芸術としての価値を生みだす核心部分を削ぎ落とすことによって、音楽はいまだかつてない、あらたな芸術性を創造する――クリエイティビティとピュアな感性、そこからうまれたユニークな想像力が紡ぐイノベーション・ストーリー。
  • 第十五回田中裕明賞
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    ◆第十五回田中裕明賞 候補作品、選考経過報告の他に、電子書籍版限定で受賞記念句会や授賞式の様子も収録。 2004年に45歳で夭折した田中裕明を顕彰するとともに、これからの俳句の未来をになう若い俳人を育てるための一助となればと願いつつ創設した「田中裕明賞」の第15回の選考経過報告が出来上がりました! 俳句史における貴重な資料とするべく、毎回冊子にして田中裕明賞の記録を残していきます。 選考経過を録音しそれをもとに構成された読み応えのある一冊になっています。 ◆受賞作は浅川芳直句集『夜景の奥』・南十二国句集『日々未来』
  • いつか天使が舞い降りる
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    1巻660円 (税込)
    全寮制の高校に入学した真菜は、ある女子生徒にひと目で夢中になってしまう。理子という名の彼女の存在によって、真菜の毎日は輝きはじめる。しかし、真菜にはずっと悩みがあった。高校の入学が遅れた理由、それは父親の事件があったからだ。父への怒りと、憧れや友情だけでは片付かない理子への思いを抱えて寮生活が続く中、問題を抱えるのは真菜だけではないことがわかって──。
  • ばけもの姫の再婚
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     黄桜男爵家は特殊な家で、令嬢ありすも人ならぬものが見える。  そんなありすも結婚し、上流階級の人々を集めたお披露目会で幸せな若妻として一歩を踏み出そうとしていた。  けれど善意から夫に取り憑く女の霊を指摘して、衆人環視の中、夫に突き飛ばされ罵られ、ついには離縁状を叩きつけられる。  そんなありすの元に縁あって助けた空泉伯爵家当主・一臣が足繁く訪れる。柔和で実力と美貌を兼ね備える一臣だが、ありすを保護するあやかしの猫はひどく警戒し……  ばけもの姫の行く末は鬼が出るか蛇が出るか、大正浪漫恋物語。
  • 復讐の狼姫、後宮を駆ける
    完結
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    大国、旺の手の者によって兄を殺された騎馬民族の姫リャンホア。しかし彼女は故郷のため、蓮花と名を改め旺の第五皇子・劉帆に嫁ぐことが決まる。夫の愚かさにうんざりしていた蓮花は、婚儀を終えた夜、隠していた弓を手に復讐を誓う姿を劉帆に目撃されてしまう。だが、焦る彼女に劉帆は別人のような口ぶりで語りかけてくる。実はあえて暗愚として振舞っていた彼は、蓮花が皇位継承争いに自分の味方として手を貸すなら、代わりに兄の仇を見つけてやると言い出し……異色の中華後宮物語、開幕!
  • 華後宮の剣姫
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    刀術の道場を営む家に生まれた朱鈴苺は、幼いころから剣の鍛錬に励んできた。ある日、「徳妃・林蘭玉の専属武官として仕えよ」と勅命が下る。しかも、なぜか男装して宦官として振舞わなければならないという。疑問に思っていた鈴苺だったが、幼馴染の皇帝・劉銀から、近ごろ後宮を騒がせている女官行方不明事件の真相を追うために力を貸してくれと頼まれる。密命を受けた鈴苺は、林徳妃をはじめとした四夫人と交流を深める裏で、事件の真相を探りはじめるが――
  • 【合本版】宮廷医の娘 全8巻
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    黒衣まとうその闇医者は、どんな病をも治すという――。由緒正しい宮廷医の家系に生まれ、仁の心の医師を志す陽香蘭。ある日、庶民から法外な治療費を請求するという闇医者・白蓮の噂を耳にする。正義感から彼を改心させるべく診療所へ出向く香蘭。だがその闇医者は、運び込まれた急患を見た事もない外科的手法でたちどころに救ってみせ……。強引に弟子入りした香蘭は、白蓮と衝突しながらも真の医療を追い求めていく。どんな病も治す診療所の評判は、やがて後宮にまで届き――東宮勅命で、香蘭はある貴妃の診察にあたることに!?※本電子書籍は、『宮廷医の娘』全8巻を1冊にまとめた合本版です。
  • 白鯨 MOBY-DICK【上下合本版】
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    1巻2,068円 (税込)
    土佐の中浜村で漁師の次男として生まれ育った万次郎は、兄と釣りに出たときに見て以来、鯨に魅せられる。胸の内に棲み着いた鯨の存在は、日に日に大きくなっていった。やがて宇佐浦の鰹船に預けられた万次郎だったが、仲間たちと漁に出た際、足摺岬の沖合で遭難してしまう。さらに銛打ちの師匠・半九郎の形見の銛を追ってひとり、大海原に飛び込む。そんな万次郎を救出したのは、アメリカの捕鯨船ピークオッド号だった。船長エイハブは、自分の片足を喰いちぎった巨大な白いマッコウクジラ“モービィ・ディック”への復讐に異常な執念を燃やしていた。白い化け鯨の存在を銛打ちの師匠である半九郎から聞いていた万次郎も、彼らと同様、その熱狂へと身を投じていく……。海と鯨に心を奪われた男たちが神の生き物に挑む。ジョン万次郎とハーマン・メルヴィルによるアメリカ文学の金字塔『MOBY-DICK』が融合した超大作! 上下合本版。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 『劇映画 孤独のグルメ』シナリオブック完全版
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    1巻1,430円 (税込)
    どうした? 五郎。 あの国民的「食」ドラマがまさかの映画化。 松重豊が主演・監督・脚本を務め、 井之頭五郎がついに世界をかけめぐる! 2012年の放送開始以来、シーズン10まで続く人気ドラマとなり、 2024年には特別編『それぞれの孤独のグルメ』が放送されるなど、 もはや国民的人気となった食ドラマの金字塔が、 ついに『劇映画 孤独のグルメ』として映画化! しかも、主人公の井之頭五郎を演じる松重豊が、なんと監督・脚本も兼任。 ストーリーも、海を越えてフランスや韓国を空腹の五郎がかけめぐるという、 いろんな意味で「え? そこまでやるんだ」という 映画ならではのスケールに仕上がりました。 本書は、そんな劇映画のシナリオを完全収録。 松重豊がこの映画にかけた思いをつづった巻頭言や、 映画監督・松岡錠司氏、料理研究家・土井善晴氏とのスペシャル対談も収録しています。 ●映画の名場面をカラー絵で紹介 ●シナリオの完全版を収録 ●松重豊と映画監督・松岡錠司氏、料理研究家・土井善晴氏との対談も! <テレビ東京開局60周年特別企画> 『劇映画 孤独のグルメ』 主演:松重豊 脚本:松重豊・田口佳宏 監督:松重豊 2025年1月10日(金)公開 CAST 松重豊 内田有紀 磯村勇斗 村田雄浩 ユ・ジェミョン(特別出演) 塩見三省 杏 オダギリジョー ■『劇映画 孤独のグルメ』公式サイト https://gekieiga-kodokunogurume.jp
  • ザ・ブレット・イン・マイ・ライフ  The Bullet In My Life
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    1巻1,650円 (税込)
    ビートルズを愛する嘗てのエリートは日雇い土工になっていた。何が彼をうらぶらせたのか? 執拗にヤクザから追われる訳は何か? 冒頭で穴掘りに対する男の忌避感が意味ありげに語られ、現在のシーンと回想のシーンが交差し、謎が謎を呼ぶ展開に。 そんな中、言葉を話す不思議な猫が登場! このようなキャラクターは童話やファンタジーでは見かけることもあるが、ハードボイルドでは類を見ない設定だ。猫は何のために現れたのか? ヤクザから逃げてきた女との逃避行の果てに彼が辿り着いたのは? 物語はオールディーズの名曲と共に進み、衝撃のラストシーンで、全ての謎が解き明かされる。ビートルズ現役時代を知る最後の世代、瞬那浩人、渾身のピカレスクロマン! 『この小説はビートルズへのオマージュと言えます。 ビートルズを知らない方々も、本文に出てくる曲名を見て、どんな曲だろうかとビートルズに興味を持ってもらえるきっかけになります。 主人公が生活の中でビートルズの曲を思い出したり、ビートルズの曲に例えたりしているように、ビートルズの曲は、人々の人生のある瞬間を切り取った曲が多く、人の心に強く訴えかける力を持ってます。 猫の登場と、共に過ごす生活の描写で、猫好きの心も一気に掴み、どんどん読み進んでいけます。表紙を見ただけで猫好きはキュンとするでしょう。丸尾由美子「ビートルズ友の会」推薦』
  • 令和川柳選書 合縁奇縁
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    1巻880円 (税込)
    令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち愛知を代表する川柳作家・松代天鬼のベスト作品集! 本当の味方を針の座が証し 善人の四次元にあるけもの道 助かった後の歩幅が狭くなる 帰省して獏に食われた夢に逢う 枕木を詰める小石の使命感
  • 令和川柳選書 白房
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    1巻880円 (税込)
    令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち大阪を代表する川柳作家・渡辺たかきのベスト作品集! 引力は万有じゃない恋の道 復習も予習も効かずもがく恋 豊作は望まぬ恋の種を蒔く 春になり這い出す蛇と恋心 とりあえず腕立てをする恋の予感
  • 令和川柳選書 十三月の追い風
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    1巻880円 (税込)
    令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち岡山を代表する川柳作家・藤井智史のベスト作品集! 愛していますと猛追する煙 挨拶をせずに無言で去る波紋 握り飯握り直している絆 違う助詞使い大爆発の頭 井戸端はおいしいネタの試食会
  • 令和川柳選書 とらいあんぐる
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    1巻880円 (税込)
    令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち広島を代表する川柳作家・瀬戸れい子のベスト作品集! ビタミンを心の留守に取り入れる サプライズ平凡な日に色を添え 森の中いのちを叫ぶ声を聞く 価値観をがらりと変えた草もみじ こっそりと愛を伝える花言葉
  • 令和川柳選書 ラフスケッチ
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    1巻880円 (税込)
    令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち京都を代表する川柳作家・竹内ゆみこのベスト作品集! 赤色で琵琶湖と書いてある手帳 誰よりも早く白状いたします 血色の良くなる話聞いている 何をくれたんやと包み紙ひらく においを嗅げば家族だと分かります
  • 令和川柳選書 ストレート
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    1巻880円 (税込)
    令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち広島を代表する川柳作家・笹重耕三のベスト作品集! 主張のない根っこにリズム感がない 赤っ恥かいて人間らしくなる 真っ直ぐな風が守っている棚田 食欲の秋に減量するヤル気 論争のシャワーに止水弁がない
  • 令和川柳選書 阿吽
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    1巻880円 (税込)
    令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち香川を代表する川柳作家・安田翔光のベスト作品集! 本籍は宇宙 現住所は地球 深遠な宇宙原理を説く仁王 生まれた日の逸話を母に聞かされる 本屋から本屋へ蝶になる 男 仮の世を遊び惚けて果てんかな
  • メイクアガール 安田現象コンプリートブック
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 SNS総フォロワー数600万人超! 大人気アニメーション作家・安田現象、初の長編劇場アニメ『メイクアガール』の公式ビジュアルブック! ▽劇場アニメ『メイクアガール』 研究に行き詰まる天才発明家・水溜明と、彼が“カノジョ”として作り上げた人造人間・0号。プログラムされた感情と、そのなかで揺れ動く気持ち。2人の間に芽生えるのは恋なのか、それとも――。 超新感覚サイバーラブサスペンス! 2025年1月31日公開予定。 さらに安田現象アニメの中でも人気のキャラクター、日本人形の楓が登場する『あやかしアラモード』をはじめとした、オリジナルショートアニメも多数掲載。 安田現象監督の作品をあますことなく紹介します! <収録内容> ・『メイクアガール』ストーリーガイド ・安田現象監督インタビュー ・制作スタッフ座談会 ・キャラクターデザイン ・絵コンテ ・イメージボード ・ラフスケッチ ・オリジナルショートアニメ一覧 ほか
  • あの図書館の彼女たち
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    1939年パリ。20歳のオディールは、アメリカ図書館の司書に採用された。本好きな彼女は女性館長や同僚、個性豊かな図書館利用者たちとの絆を深めていく。やがてドイツとの戦争が始まり、図書館は病院や戦地にいる兵士に本を送るプロジェクトを開始する。だがドイツ軍がパリを占領し、ユダヤ人の利用者に危機が訪れ……。1983年アメリカ。12歳の少女リリーは、“戦争花嫁”と呼ばれる孤独な隣人オディールの謎めいた過去が気になりはじめ……。ある女性の人生を通して、人々にかけがえのない本を届け続けた図書館員たちの勇気を伝える感動作。/解説=山崎まどか
  • 極道の嫁
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    かつて「ミナミの宝石」とまで呼ばれた、武闘派やくざの組長の妻・瑠依は、ラブホテルの一室で縛られていた。M字開脚の状態で身悶える瑠依。「だ、誰や、あんた」。敵対する暴力団に雇われた色事師・蛭田が舌なめずりする。「匂ってきましたね、姐さん。発情したメスの匂いが ……」。勝気な〝極妻〞が、抵抗虚しくメス奴隷に調教されていく――。
  • P+D BOOKS 秘密
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    人には言えない秘めたる思いを集めた短篇集。 「実はお前にだけ話すが、内地へ引揚げるとき、どさくさにまぎれて船着場ではぐらかして置いてくるつもりにしていたんだよ。自分の名前もいえない子供だったから」  知的障害のある子を抱え、途方に暮れていた〈兄〉。妹・花子の支援もむなしく、兄の子・正夫は家族に面倒ばかりかけていた。しかしある日、正夫が行方不明になってしまい、四ヵ月も帰ってこない。〈兄〉はあまり心配していないようだが、花子は何か引っかかりを感じて――。  心に秘密を抱える兄妹を描く表題作のほか、五十歳になった女性が、夫への不信感から夫の同僚の若い男に秘密の思いを抱く「黒い年齢」、パリで暮らす日本人の男が、フランス人妻の不貞を知りながら表面的には穏やかに暮らす「パリ祭」など、人には言えない思いで綴られた14篇の短篇集。
  • 別離(わかれ)~名残の飯~
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    何気ない江戸の片隅の日常。かけがえのない日々と人の営み。いまの日本人が忘れている心がここにある。失意の内に夫を亡くしたおしげが、息子が江戸払いになり、婚家に離縁された娘おけいと共にひっそりと始めた一膳飯屋。ここには、美味しいごはんと、人の温かさを求めてさまざまな人間が訪れる。『裁判官 三淵嘉子の生涯』が大ヒットの著者、涙なくしては読めない涙腺崩壊のシリーズ、感動の第五弾!
  • 相対的ショートショート『想い想われ、ふりふられ』①
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    ショートショートの新しい形。 口説くときも別れるときも、美しい人。 ここにいない人との距離、そこにいる人との距離感。 花束にしますか、札束にしますか? 端を、歩きます。 どっちもどっち、という感じ。 あなたは、何を味わいますか? 気をつかってはみたけれど…。 お気に入りの曲は、何ですか? 約束は、守りますか? 恋する瞳が、ときめきます。 結婚するって、本当ですか? 別れた人に、会いました。

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  • ハイランド・クリスマス
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    1~3巻880~1,386円 (税込)
    【警官が主人公なので、シリーズでは毎回血なまぐさい殺人事件が起こるのですが、本書ではミステリーには必須の残酷な事件や恐ろしい出来事は何一つ起らず、猫が一匹行方不明になり、クリスマス・ツリーが盗まれるだけ、しかも、ちょっと愉快なオチのついたハッピー・エンディング・ストーリー。ミステリーと言って良いのかどうか】(訳者あとがきより)。英国で人気のシリーズの初邦訳。
  • 観潮楼の月 森鴎外夫妻の愛 十四話
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    1巻1,980円 (税込)
    鴎鴎外が太陽ならば、志げ夫人は、美しく澄んだ観潮楼の月であった──。近代文学の偉人・森鴎外と、夫人となる荒木志げ。鴎外の私小説『半日』から悪妻として語られる志げであるが、著者は「悪妻と的外れに噂される」として、二人の出会いから今生の別れまでを、史実や文献をもとに、ドラマチックかつ丁寧に追っていく。夫妻の強い絆、愛を描き切った、著者の鴎外夫妻研究の集大成となる一冊。
  • 月形学 明治日本の陰を担ったまち北海道月形町
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    1巻1,650円 (税込)
    国家機関の集治監が、なぜ未開の地・北海道月形に置かれたのか? 樺戸集治監に関わった人々や、そこでの出来事をテーマに、北海道や日本の歴史とのつながりを紐解く。北海道大学教育学部で行われた講座を元に書籍化。
  • 存在の淋しさ 有島武郎読書ノート
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    1巻2,200円 (税込)
    2023年6月、没後100年を迎える有島武郎。著者は有島記念館と歩む会「土香る会」の中心的メンバーとして、月例で有島作品の読書会を始め、課題作品の感想文を『有島武郎読書ノート』として残した。今回、文学に生きた有島の人生は何だったのか、通底する本質的な問題を掘り下げるため、『読書ノート』通して、有島の軌跡を振り返る内容となっています。
  • 現代語版 原爆詩集
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    あの一瞬、地上が地獄に変わった—— 閃光と炎、血と涙。 ヒロシマが刻んだ歴史的惨劇を、 詩人・峠三吉はその全身で受けとめ、 言葉の刃でえぐり出した。 その詩篇は、より伝わりやすい現代の言葉をまとい、 新たな息吹を得て、あなたの胸へと甦る。 忘れえぬ惨状、消せぬ叫び、 そして「二度と繰り返させない」という切実な願いが、 鮮烈に甦る。 過去ではなく、現在と未来への問いかけとして―. そして、より原爆詩集を理解できるように、当時の時代背景や解説も用意しています。
  • 「紙屋ふじさき記念館」シリーズ全7冊合本版 『紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード』~『紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所』
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    編集者の母と二人暮らしの百花(ももか)はある日、叔母に誘われた「紙こもの市」で紙雑貨の世界に魅了される。会場で紹介されたイケメンだが仏頂面の藤崎一成(ふじさき かずなり)が、老舗企業「紙屋ふじさき」の親族でその記念館の館長と知るが、全くそりが合わない。だが、百花が作ったカードや紙小箱を一成の祖母の薫子(かおるこ)が気に入り、誘われて記念館のバイトをすることに。初めはそっけなかった一成との関係も、ある出来事で変わっていき……? 「紙」がつなぐ、人々の想いとあたたかな絆の物語! ※本電子書籍は「紙屋ふじさき記念館」シリーズ全7冊を収録しています。 【収録作品】『紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード』『紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー』『紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆』『紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色』『紙屋ふじさき記念館 春霞の小箱』『紙屋ふじさき記念館 結のアルバム』『紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所』 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 「大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人」シリーズ7冊合本版 『大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人』~『大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人7』
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    鳳爽良(おおとり そら)は強い霊感を持つが、そのことを誰にも言えずに生きてきた。そのせいで新卒で入った会社を早々に辞めることになり、唯一の友人は、顔は良いが無口で何事にも無関心そうな幼馴染の礼央(れお)だけ。そんな日々に生き辛さを感じていたある日、疎遠になっていた祖父から遺言状が届いた。『鳳銘館を相続してほしい』鳳銘館――それは代官山にある、大正時代の華族の洋館を改装した美しいアパートだった。爽良は住人兼管理人代理を務める飄々とした男・御堂(みどう)に迎えられるが、そこに住んでいたのは謎多き住人達。彼らが引き起こす奇妙な事件に巻き込まれていくことに!?それでも爽良の人生は、確実に変わり始めて……。 ※本作品は『大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人』シリーズ全7巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 月刊「潮」2025年2月号
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    1巻719円 (税込)
    月刊「潮」2025年2月号 主な内容 【特別企画】 液状化する民主主義 SNSの時代には“あいまいさに耐える”思考力が必要だ。 佐藤卓己 「石丸・玉木・斎藤現象」で可視化された苛立つ若者たち。 伊藤昌亮 先の読めないトランプ流外交にどう備えるか。 鈴木一人 【座談会】 佐々木俊尚 VS 東畑開人 VS與那覇 潤 VS 開沼 博 “分断される社会”にこそ「中道の哲学」が求められている。 【特集】 政治の使命と責任 「小さな声」に応える闘いに徹することが反転攻勢への道。 斉藤鉄夫 分断から協調へ――“自他共の幸福社会”を実現するのは公明党。 矢倉克夫 【特集】 未来への提言 被爆体験“伝承”への転換点――ノーベル賞「祝賀」で終わらせてはならない。 三山秀昭 アジアダイナミズムと日本海物流の大いなる可能性。 寺島実郎 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 (7) 【特集】 わが身を守るインテリジェンス 割り増しされた「南海トラフ地震」発生確率の真相。 小沢慧一 犯罪心理学者が教えるアポ電強盗の“前兆”とその対策法。 越智啓太 【ルポ】 花開いた「人間野球」――創価大硬式野球部準優勝への軌跡。 横尾弘一 【インタビュー】 朝井まかて 【ルポ】 落語はすべてがハッピーエンド――落語家らぶ平のどん底復活劇。 高橋幸春 【連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田 實 / ゲスト・織田友理子 【連載】 ニッポンの問題点 早川尚吾 VS 田原総一朗 【新連載】 2030年への羅針盤――「若き日の日記」を読む 「人間革命」こそ社会不安救済の根拠。 佐藤 優 【好評連載】 高島礼子の歴史と美を訪ねて 諸田玲子 VS 高島礼子/Z世代のリアル 室橋祐貴/他 その他
  • 老人と海
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    巨匠の遺した永遠の名作――画期的新訳 ※本コンテンツは文春文庫『老人と海/殺し屋』(2025年1月4日刊行)のために訳し下ろされたもののうち、「老人と海」のみを収録しています。 老漁師はひとり、海に漕ぎ出した。やがて一匹の大魚が針にかかり、大海原での孤独な戦いがはじまる――。ノーベル文学賞受賞作家の不朽の名作の画期的新訳。 あの魚を殺したのは自分が生きるためだとか、売りつけて儲けるためだとか、そんな話じゃないんだ。俺があいつを殺ったのは矜持からであり、俺が漁師だからだ。俺はあいつが好きだった、奴が生きていた時も、そのあとも。(本文より)
  • 三国志こばなし集 現パロ編全集 2023年度春号
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    三国志の英雄たちが、現代を舞台に織り成す、なんでもありな会話劇です。 無職の曹操に、学園時理事長の孫権や、寝具メーカートップ営業劉備と漫画家孔明などなど… 居場所が現代でもどこかで歴史の匂いを放ちまくる三国志の面々の悲喜こもごもをご笑覧ください! ※本作は100少々の個人誌作品の電子書籍版となります。
  • 三国志こばなし集 三国時代編全集 2023年度春号
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    三国志の英雄たちが、三国時代を舞台に好き勝手のやり放題のなんでもありな会話劇です。 魏・呉・蜀・群雄編の2023年1月~3月投稿分すべてにおまけを加えた大盛でお届けします! ※本作は100少々の個人誌作品の電子書籍版となります。
  • あいのかけら -恋愛短編小説集-
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    ――大人の恋愛×切ない恋×純愛×スローバーン 痛みと向き合う女性たちが辿る四つの愛の欠片をすくい取った恋愛短編集。 【収録作品】 【秘薬が教えてくれた愛】※秘薬が二人に問いかけたのは「愛する覚悟」。偶然の事故で試される真実の愛。 【白い夜に恋して】白夜の旅先で出会った淡い恋。愛を手放した女と、愛を待ち続ける男の再会ロマンス。 【三重奏】※過去に縛られた三人の想いが重なり、止まっていた時間が動き出す“再生”のラブストーリー。 【夫(男)と妻(女)のむねのうち】誤解と不安、そして小さな優しさ――夫婦の胸のうちを描いた掌編。 【お客さまへ】 ・※印がある作品にはストーリー上で欠かせない官能描写がございます。 ◆キーワード◆ 切ない恋愛小説女性向けロマンス小説恋模様恋物語恋愛模様大人の恋愛センチメンタル 泣ける大人の純愛大人の恋セカンドチャンス恋のやり直し人生の選択中年恋愛熟年ロマンス 感動純文学文芸人間模様複雑な事情人間ドラマヒューマンドラマヒューマンストーリー 心の傷再生成長繊細な心理描写揺れる心女性心理男性心理内面の変化感傷的エモーショナル シリアスドラマチックピュアラブスローバーン深い愛 耽美心理ロマンスファンタジー一途 初恋忘れられない恋過去の恋二度目の恋再会叶わない恋幸せな結婚真実の愛ハッピーエンド ラブストーリー女性視点男性視点心に響く心に残る胸が熱くなる深い言葉の綾読みごたえ
  • 漱石と煎茶
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    漱石は『草枕』で、いまはほぼ忘れられた風流韻事「煎茶」をみごとに描き出している。近世文人が愛好した「煎茶」は、日本で独自に発展した茶の湯とは別の茶事で、陸羽以来の中国の茶の正系を色濃く継いでいる。その煎茶の歴史がはぐくんだ精神と漱石の思想は、じつは深く重なり合う。そしてその視角から読みなおすとき、『草枕』は明確な反戦小説であり、漱石が「維新の志士の如き」過激な文学者であることが見えてくる。漱石像の刷新!
  • リメイクの日本文学史
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    もと歌の書き換え=「本歌取り」、自作に手を入れ続ける作家たち……推敲というミクロ場面から翻案の長い連鎖まで「書き換え」の諸相に目を凝らし、読み手を書き手に変える文学の力を探る。
  • 男と女の江戸川柳
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    ◇人の恥ずかしいところは、可笑しい◇男と女が関わる時は、身分も年齢も関係なく、本能に従って無防備になってしまうもの。それだけに、人間の可笑しさ、哀しさ、可愛らしさ、いわば人間の業のようなものがあからさまに現れてしまいます。ですから、もともと「可笑しい題材」なのですが、表現の仕方によっては単に「卑猥でみだらな」だけの川柳になりかねません。それをいかに工夫して「可笑しがる」か。そこが破礼句作者の腕の見せどころなのです。さらに、一つのシーンを切り取って描かれる江戸川柳を、物語を読むように仕立て上げる著者の演出にも、ご注目ください!
  • ヒビカイー365日の怪談#2025
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    一日一怪。365日「怖い」と「不思議」が楽しめる日めくり怪談集の2025年版が登場。 今日はどんな怪と出会えるのか、4人の怪談作家が全国から聞き集めた色とりどりの恐怖をゆっくりじっくりご堪能あれ。 現在は入手困難かつ未電子化であった「恐怖箱 切裂百物語」と「恐怖箱 彼岸百物語」の200話に加え、神沼三平太の未刊行作品、そして怒涛の書き下ろしをあわせた全365話を再編集、1年を怪談づくしで彩った。文庫本にして848ページの大ボリューム本はもはや呪物。 寝る前に1話ずつ読むもよし、未来を先取りするもよし、あなたの2025年に怪と幸あれ。
  • オキナヨモギに咲く
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    ◆リトアニアを代表する詩人・ネリスの詩集 本書は、リトアニアの詩人サロメーヤ・ネリス(1904年11月17 日~1945年7月7日)の第四詩集『オキナヨモギに咲く』収録の全ての詩、および、『選集(Rinktinė)』収録の小詩集「M.K. チュルリョーニスの絵より」の全ての詩を収めた、日本語では3冊目のネリスの対訳詩集である。 詩集『オキナヨモギに咲く』は、1938 年に刊行された。国家文学賞を受賞していることもあり、ネリスの代表作とも言われる詩集である。 (訳者あとがきより) ◆目次 我が子 旅人 行こう! 君は出て行った 青ざめた唇 誰が知っていたのか? 父さんは眠っている お母さんの涙 おばあちゃんのおはなし 大西洋の勝者よ どこでも私はそれを見る 白樺林 永遠の旅人よ 秋の近くに 秋の大通り 放蕩息子 凍える砂漠 走り去った幸せ 太陽の血
  • うんこ日記
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    1巻1,089円 (税込)
    2023年1月末、父が自宅前で転倒し、第二頚骨と右手首を骨折。救急車で搬送され入院し、リハビリのために転院。転倒してから110日、やっと自宅に戻ってきた。そして、その日から私の父の「うんこ」と「おしっこ」との戦いが始まった──少しずつ変化していく父親の日常と、それに対して湧き上がる複雑な感情を、娘の視点で赤裸々に描くエッセイ。
  • かな
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    1巻1,188円 (税込)
    空き缶拾いをして生計を立てている孤独な老人、宗太。彼は訳あって、朝一番の電車が通る時間に、毎日のように駅に通っている。そしてある朝、ホームから飛び降りようとしていた小学生の女の子「かな」を助けて……。命の重さ、学校の在り方、家庭の役割を、少女、老人、クラスメイト、担任教師それぞれの立場で見つめる、珠玉の1冊。心あたたまる、年齢を超えた友情物語。
  • クリティカル エッセイ 人間についての一考察
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    1巻1,980円 (税込)
    “大人”への到達域に近づくには、自己と他者との間隔を埋める感性を磨くことである。思索行動家にして作家である著者が示す、人間と日本人を取り戻すヒントとは──。「この世の中、ものを観る鑑識眼が失われていて、事の本質を見極めることができない社会風土になっているように思います。現代は人間としての平衡感覚が最も要求される時ではないでしょうか」(本文抜粋)
  • バルセロナの侍 サグラダ・ファミリアの秘密
    -
    1巻1,485円 (税込)
    スペインはバルセロナに日本人探偵がいる。ヨーロッパでは彼を「バルセロナの侍」と呼んで、数々の陰惨な事件とともに記憶に留めている人も多い。彼は嫌がるだろうが、彼の一番近くで事件を目の当たりにしてきた私は、このへんで、それらの奇怪な出来事の一部でも記録しておこうと思う。謎に満ちた彼の探偵としての「侍」ぶりも、この際、世間に知らしめておきたい(まえがきより抜粋)。
  • ブルーコースト
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    1巻594円 (税込)
    「辛いこともあるけれど、生きる道をひたすら歩んでいくと、幸いな邂逅が待ち受けている」。子供時代を過ごした房総半島の海岸の景色や風物詩を思い出し、友人・両親・家族・親戚、とりわけ祖母をノスタルジックに回想しながら、結婚から離婚へと至る波乱に満ちた出来事を綴り、それでもなんとか生きていこうとする女性の半生を赤裸々に描いた物語。
  • 河童異聞記
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    1巻1,287円 (税込)
    あなたの隣にそっと寄り添う「河童」の知られざるお話、たっぷりご覧いただきましょう。えっ、河童なんて見たことない? そんなはずはありませんよ。テレビに出ているあの方も、歴史上の有名なあの方も、ほら、近所のオバちゃんも、じつは河童のお仲間、っていう話ですからね。それを知ったあなたも、きょうから立派な「キューリタン」ですよ。
  • 記憶の扉─「生い立ちの記」より 母、その九十六年の記録
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    1巻990円 (税込)
    自宅で母親の介護をしながら聞いた、母の生い立ちや強く印象に残っている思い出を「生い立ちの記」としてノートにとりまとめていた著者。母の生涯を知ることで自身のルーツを探ることになり、長年、母に対して抱き続けていた感情が介護をきっかけにほどけていった。一方の母は、己の生涯を語ることによって、愛する養母の生きた証を伝えたのかもしれない。本書は母娘三代の軌跡を綴った作品とも言える。
  • 弱虎
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    1巻693円 (税込)
    朝夕「アレ」と唱えていると、勝運が開け、「アレ」が龍の背に乗ってやってくるぞ。そんな雲をつかむような、藁をもつかむような、つかみごたえのない言い伝えが、この村に残されている……。仲間たちと力を合わせて、憎き牛鬼を倒すために周到な作戦を展開した後で、彼らがとった行動とは? ……「トラマニア」にはたまらない、摂津の国・弱虎村の民話、豪華三篇収録!
  • 人生是、一喜一憂 翁のうっぷん晴らし
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    1巻1,584円 (税込)
    「人間万事塞翁が馬」。だからゆっくり、焦らず、すべてを受け入れて生きていこう。生きていれば、「嫌な時」も「いい時」もある。でも、「嫌な時」とは「いい時」が来る前触れかも知れないよ。だから、くよくよせずに、思い切って発散してしまったらいい! ……いろいろな経験を経てきたからこそ言える、人生の先輩、翁からの、元気が出るメッセージ集です。
  • 世界中の時間よ、すべて止まれ。
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    1巻1,287円 (税込)
    母の手術を控え、古びた日記と「オルゴール」を探すため主人公はロンドンへ向かう。日記に綴られたのは、父との恋や別れ、そして隠された家族の過去。やがて、過去と現在が交錯し、時間を超えた愛の約束が明らかにされる。クリスマスの奇跡を背景に、愛と再生の物語が静かに動き出す。時が止まったままの過去と向き合う中で、主人公は自らの未来を切り開く決断を迫られる。
  • 生麩
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    1巻594円 (税込)
    東京に出てきた僕は、大学に入学早々サークル勧誘の嵐に晒されるが、同じ新入生のギセイが助けてくれた。彼とめぼしいサークルを探すうちに、勧誘の美しい良江さんに惹かれ「国家論研究会」なるサークルへと入会をしてしまう。そこで酒・煙草・麻雀・新歓合宿etc. 一通りの大学生活を満喫していたが、次第に会はその正体を現し始め……。昭和五十年代という時代を生きた学生の物語。
  • 鶴と発つ
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    1巻1,089円 (税込)
    大学院の博士課程に進みたいと思う花菜子は、学費を工面するために特別養護老人介護施設の洗濯係として働き始める。約一年、洗濯係として入所者や職員たちと触れ合うなかで、亡き父母の思い出や故郷の景色が蘇る。還暦を過ぎてもなお、新しいことに挑み、空に飛び立つ鶴のように夢に向かって飛翔しようとする花菜子の姿は清々しく、読む人も勇気をもらえる一冊。
  • 碧天(あおきみそら)~樹(いつき)の杜(もり)の神子(みかんこ)~
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    1巻1,287円 (税込)
    楡神様の神子が人々の支えとなり、穏やかに暮らしてきた村。ある日、邪神を奉じる者たちによって幼女がいけにえにされる。続く災禍を止めるために神子の斎笹は苦悩するが、篁の助けを得て村を守る。斎笹の後継ぎ・雪松は、篁を警戒するも、別れや苦悩に自ら直面する中で、何かを信じることの本当の意味を学ぶ。平安後期の東国を舞台に、正直で謙虚に生きる厳しさと幸せを思い出させてくれる物語。
  • 母の唄
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    1巻990円 (税込)
    母親の記憶の中から息子である自分の名前が消え始めた頃に、それまでの親不孝を顧みて、母親の人生とは何だったのかと問い始めた。幼少の頃の思い出や、親族の語る母親の過去を拾い集め、息子として見ていた母親ではなく、一人の人間としての姿を描き出していく。苦労の連続だった母親の実相が淡々とした描写の中に立ち上がっていく展開は、親子の間に生まれる初めての物語でもある。
  • ノウテンの街
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    1~4巻693~792円 (税込)
    この作品は、映画化実現を目指し、著者が1992年から1994年にかけて発表したシナリオを小説にしたものである。街の大規模開発のため、大がかりな地上げに乗り出した中川興産の部長、高倉健一郎とその部下31名が、住人の立ち退き完了のために大奮闘する「街1つ地上げの巻」と、地上げに成功した高倉等が新しい環境で活躍する「会社を取り返すの巻」を収録。
  • 現代ユウモア全集 2巻 『櫻の國・地震の國』 堺利彦
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    95年ぶりに電子全集として復刊! 空想小説からエッセイ、紀行文、戯作評論まで33編を収録。日本社会主義運動の父、実は日本一のユーモリストだった。 「日本社会主義運動の父」とも呼ばれ、日本共産党委員長もつとめた堺利彦。実は彼、「貝塚渋六」のペンネームで、「日本一のユーモリスト」とも呼ばれていた。生涯で五度も投獄されている彼は、「楽天囚人」と名乗り、牢獄生活すら持ちネタとしていた。 本巻には小説(『野外劇の一幕』)、エッセイ(「猫のあくび」)、海外文学の翻訳(モーパッサン「五十五年の片恋」)、戯作評論(「火事と半鐘の関係」) をはじめ、紀行文、新聞記事批評など33編を収録。その多くが大逆事件以後から1920年頃の「冬の時代」に発表されたもの。 暗澹たる現実社会に向けられた辛辣な文章も多い一方で、堺のもう一面を象徴するのが、ある種の楽天的な理想を膨らませた空想的作品群である。この「空想」のあり方こそ、本巻のもうひとつの見所。特に「小剣が百卅五になつた時」は、公共インフラや最低限の社会保障も整わない当時に、飲み食いにも交通にも買い物にさえお金の要らない百年後の理想社会を描いている。現代の私たちが感じる幾倍もの驚きと痛快さを当時の読者に与えたことだろう。ユーモラスな口吻の奥には、不公正な世界への激烈な憤りと、貧困や圧政にあえぐ人々へのいたわりが常に覗いている。 解説文は追手門学院大学准教授・佐藤貴之。付録には、当時の月報ほか、貴重な資料を収録する。 (電子版 2024年12月27日配信開始) ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 矢は闇を飛ぶ
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    1巻682円 (税込)
    ネズミの異常繁殖によって、北海道大岳町の住人は恐怖の中で生活していた。そんな事態を解決するために、金融業の青江が鼬(イタチ)が町に放った。思惑どおりにネズミの被害は減ったが、錦鯉が喰われたり、鶏舎が襲われたり、乳児が噛まれるという、新たな緊急事態が起こった。鼬の増えすぎたせいだろうと思われたが、警視庁から警察庁に配転された徳田左近は、別の見方を持って、北海道に向かった(「憑神」)。ほかに「幻獣」「禁呪」。 人間の深淵を描く著者の力作全3篇!
  • 塵よりよみがえり
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    万聖節前夜、十月屋敷では魔の一族の集会がはじまる! ミイラ、魔女、翼の生えた男……。巨匠が五十五年をかけて紡いだ、奇妙で切ない物語。新装版。口絵:チャールズ・アダムス「集会」。
  • 九頭龍王オホト
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    1巻1,320円 (税込)
    国を追われた王族たちの祖国再建物語 古代中国の越から渡来した人々が築いた北陸の大国・越王国。 大和国の密使として派遣された大伴金村は、暗殺された先代王の姉・手白香姫を伴い、越王オホトに謁見する。半島の百済国から届いた密書を携えて――。 越国の豊かな自然と独自の文化に触れ、つかの間の休息を楽しむ一行だったが、この国もまた大陸で続く戦乱の余波に揺れていた。姫と越王の邂逅は、両国の未来をどのように変えていくのか……?  歴史に埋もれた物語を、雄大な自然と複雑な人間模様とともに紡ぎだす、歴史ファン必読の一作。

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  • 僕の人生を変えたキッカケ
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    1巻1,320円 (税込)
    とにかく、やり抜け! 彼女に振られたうえに、仕事では戦力外通告。 絶体絶命のピンチに陥った不動産営業マンの斎藤進は、とある人物との出会いをきっかけに自身と向き合っていくが––。 頑張る人に読んでほしい、お仕事青春小説!

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  • 綻ぶ糸を手繰り寄せ
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    1巻1,650円 (税込)
    悪魔には制裁を。 ゲーム配信者として活動する「僕」と親友。 その穏やかな日常は、ある日突然の悲報によって木端微塵に砕け散る。 マンションの屋上から転落死したという親友の最期。 残されたスマートフォンに記録された凄惨な音声。そして浮かび上がる4人の男。 復讐に身を投じた「僕」は、加害者たちを一人ずつ追い詰めていく。 だがその過程で失われていくのは、果たして相手の命だけなのか――。 愛と狂気、復讐と贖罪。切なさと残酷さが交錯する、新時代の物語。

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  • 歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった
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    1巻1,567円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 15のエッセイと71の短歌で描かれる心の風景 喜怒哀楽を見つめ、 命の輝きと尊さを伝える魂の言葉たち。 静かな決意と深い愛情が織りなす珠玉の作品集。

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  • 岐阜怪談
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    【紹介文】 大自然と歴史が息づく岐阜県の怖い話 美濃と飛騨二つのふるさとに息づく不思議な怪異譚を綴るご当地怪談集 恐ろしい怨霊がひしめく岐阜城 関ケ原に佇む鎧武者の怨霊 男児の霊が出る大垣のとある踏切 飛騨に出現する両面宿儺 郡上に実在する鬼の首の怪異 つちのこ、口裂け女…県内各所で目撃される都市伝説 怪奇現象が頻発する羽島市の某高校 白川郷近くの古城が見せた惨劇の悪夢 富加町にあるポルタ―ガイスト団地 日本史の結節点でありながら山河の大自然に恵まれた岐阜県に今も息づく様々な怪異を綴るご当地奇譚。 ・岐阜市街地にあり金華山を貫くトンネルに纏わる恐怖体験談「鶯谷トンネル」他 ・天下分け目の戦いの跡地で起きた数々の怪奇現象「関ケ原奇譚」他 ・家の裏山で目撃した謎の生物の恐ろしい正体「さるぼぼ」 ・下呂の山中にある異空間にワープする怪所「鈴の森」 ・各務原某所で現れた生者をあの世へ連れていく危険な少女の霊「火のないところに」 ・〈深夜に決して停めてはいけない〉ドライバーに語り継がれる禁忌と目撃された戦慄の異形「とある運送会社の話」 ――など、岐阜に縁深い田辺青蛙と木根緋郷が綴る、ふるさとの不思議で奇妙な逸話を多数収録。
  • 日本往生極楽記・続本朝往生伝
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    『日本往生極楽記』は,45人の往生者を42話に収め,浄土信仰の事績と往生の際の様相を慶滋保胤が編んだ.浄土教信仰の確立期に成立した最初の往生伝.『続本朝往生伝』は,『日本往生極楽記』の後を接ぎ,42人の往生伝,院政期貴族社会での往生観を大江匡房がまとめた.平安時代の代表的な往生伝2篇に注解を付した.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 金葉和歌集
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    うづら鳴く真野の入江のはまかぜに尾花なみよる秋のゆふぐれ――(源俊頼).白河院の院宣,撰者・俊頼による五番目の勅撰和歌集.天治元(1124)年,奏覧されるが,時代の変動を反映するように,院と撰者で歌の観方が相違したため,三度に渉り改編されて奏上された.平安末期の和歌の変革期をよく表している.改版※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 漱石を読みなおす
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    19世紀末から20世紀初めの戦争が続く時代に,「個性」という絶対的差異を自覚し,孤独な闘いに生きた漱石.漱石の諸作品と生涯について,新たな視点からたどりなおす.通説とは違った漱石の「個人主義」の新しい読み方を切り開き,現代の視点からその魅力を鮮やかにくみあげた「再入門書」.文庫化に際し,最終章を大幅に改訂.

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  • 相模骨董店覚書―巻之弐―
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    1巻550円 (税込)
    あの二人が帰って来た! 「ありがとうございます! 信頼と実績の相模探偵事務所です!」 古都・鎌倉で探偵業を営む、相模寿三郎は、不本意ながら「裏の稼業」では、ちょっと名が通っていて…?自称・とことん情緒のない男、探偵相模と、その自称・助手(?)の骨董屋のバディ二人が活躍?する、ちょっと変わったホラーミステリー再び!!

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