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  • チムニーズ館の秘密

    チムニーズ館の秘密

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    本書は本格探偵もので知られるクリスティにしては珍しい、毛色の変った異色作品だ。バルカン地方の架空の一小国ヘルツォスロヴァキアを背景に、霧深きロンドン、靜かな湖のほとりにあるチムニーズ館を舞台に物語は展開する。ヘルツォスロヴァキアの王位継承問題にからんで、同国で発掘された石油の利権を得んものと互いに国王候補を押し立てる英米両国代表、チムニーズ館に隱された名宝ダイア「コイヌール」を狙う怪盗ヴィクター王、ヘルツォスロヴァキア国の王政復古を阻止せんとする革命派赤手組、王位継承問題に大きな支障ともなる元ヘルツォスロヴァキア国総理スティルプティッチ伯爵の手記を手に、南アフリカより単身渡英したアンソニー・ケイド…これらの人物が入りみだれる中に、突如チムニーズ館に突発した殺人!
  • コリンズ短編集

    コリンズ短編集

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    コリンズはドイルに半世紀も先立って書いた世界最初のミステリ「月長石」で有名な作家であるが、プロットの構成にすぐれ、生き生きとした描写、サスペンス、ミステリーを盛り込んだ「面白い作品」を多数残した。作家としての転機はディケンズとの出会いで、コリンズは多くの作品をディケンズ主宰の雑誌に発表、合作もおこない、二人の親交は生涯にわたった。「ディケンズは人物描写にすぐれ、コリンズは筋の巧みさに秀でている」というのが定評であった。本書には訳者が「現代性」を加味して選んだ8編を収めてある。
  • ディア・ベイビー

    ディア・ベイビー

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    「自転車泥棒」「懐中電灯」「ハチドリ」など、少年の物語があり、もう少し歳の行った思春期の少年や若者を扱った「ディア・ベイビー」「チェサピークの舟遊び」「刃のように花のように」「空中ブランコに乗った若者」「ハリー」「十七歳」などがある。淡々とした語り口で、思春期あるいは青年期の男の残酷さ、滑稽でぎごちない痛々しさを読む者に伝えてくるサローヤンの魅力あふれる短編集。
  • リトル・チルドレン

    リトル・チルドレン

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    私は徹夜を続けながら、訳の正確さや、きめこまかさに欠けるでしょうが、10日で17篇を訳しました。あまりじっくり時間をかけていると、少年のバイオリズムが脱け出していってしまいそうに感じたからです。訳し終わっても、まだ私の身体の中に、感受性の鋭い、あたまのいい、ちょっとエキセントリックな、でも限りなくやさしい少年のバイブレーションが残っていました。ここに登場する少年、彼を取り巻くまわりの風景や人々、それはサローヤン自身であり、彼の体験の中で観察し、感じた少年時代を描いたものでしょう。…訳者の言葉です。
  • ルーマニア日記

    ルーマニア日記

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    一九一六年十月から十二月にかけての、第一次世界大戦の従軍日記で、カロッサは大隊付き志願軍医として、僻地のルーマニア山岳地帯の戦闘に従軍する。さいわい人を殺すことを強いられなかったせいもあって、激しい戦闘の脅威にさらされながらも、カロッサはついに平常心を失うことがなかった。悲痛な身ぶりや、大げさな叫びもなく、ひたすらに危険と暗黒の中に挺身して、そこにやむこともなく響いている声に耳を傾ける。独自の地位を占める作品。
  • ハーディ短編集

    ハーディ短編集

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    訳者はこう述べる…彼の短編の長所は、(a)筋が変化に富み、異常な事件を含み、その進め方が極めて巧みなので、優劣を問わず、どの作品も息をつかせず読み通すことができる。(b)悲劇、喜劇、ユーモラスなもの、グロテスクなもの、おもしろおかしいもの、など多種多様である。本書には自分を「語り手」と考えた名手の傑作10編を収録。とくに「二つの野心の悲劇」「西部巡回裁判途上」「帰らぬ船」「息子の拒否」の4編は最高傑作とされている。
  • ウィルヘルム・マイスターの修業時代

    ウィルヘルム・マイスターの修業時代

    小説・文芸
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ウィルヘルムは、一芸に秀でたマイスターになろうとする。生まれつきミューズの恵みを受けた彼は、その天与の能力を育成することを自分の使命にする。タイトルは、中世ドイツの職人組合の慣行だった修業時代にちなんで名付けられているが、教養小説と呼ばれるように、広く人生の修業時代を描いている。ヘッセやトーマス・マンらが範としたドイツ教養小説の代表作である。ウィルヘルムは裕福な商人の家に生まれ、演劇に強く魅了されて舞台の世界に飛び込む。しかし次第に自身の生き方を模索するようになる。その過程には多くの人々との交流がある。俳優一座の仲間たち、恋愛関係に発展する多くの女性たち、神秘的な「塔の結社」の人々などは、成長の過程でそれぞれが重要な役割を果たす。第三巻で彼は軽業師一団に出くわし、座長から薄幸な少女ミニヨンを引き取る。ミニヨンはウィルヘルムに忠実に仕え、父親のように慕い、恋人のような切ない気持ちを抱くまでになるが……第三巻冒頭には有名な「ミニヨンの歌」がある。ミニヨン亡きあと、ウィルヘルムはミニヨンのふるさとへ、あこがれの南の国さして旅だつ。
  • 二人の若妻の手記

    二人の若妻の手記

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    バルザックの小説のなかでも珍らしい書簡体の形式をそなえ、きわめて手ぎわよくまとめられた作品。その文体も若々しいみずみずしさにあふれている。この小説のモチーフをなすものは、互いに「牝鹿さん」と呼び合っている仲のよい二人の娘――金髪のルイズと栗毛のルネ――との、いちじるしいコントラストを示す結婚生活である。この二人の女性はほぼ同時にカルメル会の修道院を出て、一人はパリの社交界にはなばなしくデビューし、激しい情熱のおもむくままに恋愛結婚を選び、一人は草深いプロヴァンスの片田舎で、個性的な結婚を受け入れる。喜びや不安や、希望や落胆の交錯するそれぞれの生活を、この二人の女性はときにはあふれるばかりの誇りをもって、ときには軽い嫉妬や非難をこめて、ことこまかに書き送る……。
  • シャベール大佐

    シャベール大佐

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    パリの代訴人デルヴィルの事務所を訪れた男は、シャベール大佐と名乗った。彼はナポレオン戦争で死んだと報じられたが、かろうじて生き延び、いまはフェロー伯爵夫人となっている昔の妻と、昔の財産を取り戻したいのだと言った。デルヴィルは助力を約束し、そのために活動する。最終的には示談で解決を図ったが、元妻の側の策略もあって…。「シャベールが果たしてどうなるかという単一の筋を追って、興味をこの一点につなぐ構成が面白く、フェロー伯爵夫人との出会いをクライマックスとする描写も、引き締まって力強く、小傑作と呼んでしかるべきであろう」訳者はこう述べる。
  • あら皮

    あら皮

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    神秘な護符「あら皮」を所有する者はほとんど無制限な力を持ち、あらゆる欲望をとげることができる。その代り、欲望がとげられるたび、少しずつ生命はけずられて行くのである。これを手に入れたラファエルは十九世紀初頭の若者であり、権力を、快楽を、金を渇望した。そのための手段は護符を手に入れるということ以外になかった。自殺するほかないほどまでせっぱつまっていたラファエルは、悪魔に魂を売ったのだ。「これは最新式の秀作であり、その特長は、驚くべきことを手段として、最も奇妙な人間情意や事件などを徹底的に使用しつくしているところにある。そしてそれらの個々については、じつに高き評価が下されるであろう」とゲーテは書いた。
  • 神々は渇く

    神々は渇く

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    フランス革命期の恐怖政治に巻き込まれた人々の運命を描く歴史小説。正義感あふれる青年画家エヴァリスト・ガムランは革命裁判所の陪審員となり、ジャコバン派の影響を受け、元貴族や亡命者、無神論者、娼婦などを次々と断頭台に送ってゆく。「自由、平等、博愛、しからずんば死」の標語がガムランの指針であり、反愛国主義者の疑いのある者は友人に至るまで、容赦しなかった。物語は、バスティーユ襲撃や、チュルリー宮殿の襲撃、国民公会の成立など、革命の主要な出来事を背景に進行する。パリは戦争と飢餓に苦しみ、民衆の熱狂は冷め、政治への関心も薄れていくなかで、ガムランは理想主義的な愛国心を抱きつつ「人民」の再生をあくまで夢想しつづけ、ついに破滅する。タイトルの「神々は渇く」とは、権力や理想を求める人間の欲望を象徴している。
  • 彼方

    彼方

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    中世のあらゆる雑学が妖艶で怪奇な渦をまいている本作の主要人物は、ジャンヌ・ダルクを助けて数々の武勲を立てた西フランスの王侯ジル・ド・レーである。彼は愛国の処女の火刑ののち、爛熟した豪奢な生活をおくる。そのうちに金に欠乏してきて錬金術に興味をおぼえ、その帰結として悪魔礼拝に走った。そして、残忍卑劣な罪悪の限りをつくし、ついに宗教裁判にかけられて焚刑に処される。『彼方』はこの物語を骨子として、中世のあらゆる学問、すなわち錬金術、悪魔宗、呪詛、占星術、黒ミサなど、いわゆる神秘学の伝統を次々と暴露する。その凄惨、その淫靡は、一読肌に粟を生ぜしめる。しかし、「狂人か兇賊か聖者でなければ興味がない。その他はすべて俗衆だ」と喝破した世紀末フランス耽美派の雄ユイスマンスとしては、これは当然の帰結であった。
  • 鏡よ、鏡、教えておくれ ある悪魔の子供の話

    鏡よ、鏡、教えておくれ ある悪魔の子供の話

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    語り手「私」は、ある風変わりな知人から一日がかりで『ある悪魔の子供の話』を聞かされる。「悪魔は本当に邪悪か?」「話は語られることで何に変わるのか?」――物語が始まる前から、常識を揺さぶるような問いが投げかけられる。これは、知人の言葉を借りて「私」が読者へと再話する、入れ子構造の思弁的幻想文学。人間と悪魔、語ることと聞くこと、そして真実の本質をめぐる思索の長い旅が、始まる。
  • 青木淳悟初期作品コレクション

    青木淳悟初期作品コレクション

    小説・文芸
    -
    1巻3,190円 (税込)
    デビュー作刊行から20年、入手困難が続いていた『四十日と四十夜のメルヘン』ほか初期の傑作群を収める決定版の作品集。 「四十日と四十夜のメルヘン」はたとえば私にも、ほかの読者にも、まだ見たことのないような小説を書きたいと動かす力を持つ、書かれて20年経ったいまだに見たことのない小説なのである。250枚に満たない「四十日―」はまるで何千頁もの大長編に匹敵するスケールを持っているし、そのスケールのままこの枚数であることの面白さも詰まっている。――町屋良平(小説家) 「バイト帰りの電車で読み始めたが最後、そのまま終えることができなくなり、布団の上に正座して朝まで読み耽ることになりました。ヤバいものを読まされてしまった。徹夜など滅多にしないのに、化け物に心臓を取られたような興奮と睡眠不足で手の震えが止まらなくなっていました」(伊藤亜紗さん/解説より) 「なんなんだこれはと思いながら、それでも私らがなぜか読めてしまっているとき、青木も私らも含めた人々はみな、見たことのない「わたし」に、それが依拠するフィクショナルな資料(としてのまさにこの「小説」)に、疑いようのない実在感とともに遭遇している」(山本浩貴さん/解説より) 【目次】 四十日と四十夜のメルヘン 四十日と四十夜のメルヘン クレーターのほとりで いい子は家で いい子は家で ふるさと以外のことは知らない 市街地の家 このあいだ東京でね さようなら、またいつか このあいだ東京でね TOKYO SMART DRIVER 障壁 夜の目撃談 ワンス・アポン・ア・タイム 日付の数だけ言葉が 東京か、埼玉──家と創作ノートと注釈── 私のいない高校 私のいない高校 解説 私の止まり木 伊藤亜紗 日記と小説に挟まった資料(materials) 山本浩貴(いぬのせなか座) あとがき(今回のメルヘン修正について) 【著者】 青木淳悟 1979 年埼玉生。2003 年「四十日と四十夜のメルヘン」で新潮新人賞を受賞。2005 年、同作と「クレーターのほとりで」を収めた『四十日と四十夜のメルヘン』で野間文芸新人賞を受賞。2012 年『私のいない高校』で三島由紀夫賞受賞。著書に『男一代之改革』、『学校の近くの家』、電子書籍『激越!! プロ野球県聞録』などがある。
  • 隠蔽 警察小説アンソロジー

    隠蔽 警察小説アンソロジー

    天祢涼、石川智健、堂場瞬一、西尾潤、福田和代 。5人の人気作家が描き出す、多種多様な警察小説アンソロジー! [収録作品] 天祢涼「敬慕の行方」 石川智健「禍胎」 堂場瞬一「英雄」 西尾潤「未必の故意」 福田和代「心の声を聴く」
  • 夜の太鼓 新版

    夜の太鼓 新版

    小説・文芸
    -
    1巻968円 (税込)
    こころが騒いで眠れぬ夜に―― 「生活」を続けるすべての人に贈るエッセイ 「私の住居は六畳一間に四畳半ほどのキッチンとやら。そのキッチンの棚、卓上、椅子も一つだけを残し、すべて印刷物の占領下にある。」長く家族を養った先で、ついに手にした自分の部屋での自分の暮し。生きる限りは鼓動が続く。傷の記憶も世の不合理も消えずとも、人と話し、ものを食べ、地を歩き、故郷とかつての日々をおもう。戦火をくぐって時代に臨んだ詩人の名随筆集。 解説 蜂飼耳 カバーデザイン 小川恵子(瀬戸内デザイン) カバー画 いぬいかずと 【目次】 Ⅰ 花いちもんめ 時の名称/しつけ糸/会社をやめたら/絵柄人柄/雪谷/気になったことふたつ 他 Ⅱ その角の向うに 運動会の空/籠の鳥/美顔/冬の案山子/梅が咲きました/子供一同/一粒の米も、私も 他 Ⅲ 松崎 「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」の頃/自作について/私の名前/思い出が着ている/悲しみと同量の喜び/伊豆と私 他 あとがき/文庫版あとがき/解説 蜂飼耳
  • 歌枕と景物辞典

    歌枕と景物辞典

    小説・文芸
    -
    1巻4,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歌枕は和歌によまれた地名およびそれに準じたものをさしていいます。この歌枕の多くには、歌枕を印象的に表わす「景物」、つま りその歌枕と結びつく事物や風物がよみ合わせられています。「住吉」と言えば、景物は「松」。「桂」と言えば「月」という関係です。当時のよみ人たちは歌枕地を訪れたことがなくても、共通の風景が心に浮かんでいたことでしょう。本書では「歌枕」と対応する「景物など」、また地名をよみ込み歌枕として成立させた「証歌」を紹介します。これらを知れば、取り合わせや銘の参考、また画題 や工芸品の題材など、創造活動をする人たちの絶好のヒントになるはずです。
  • 未明の闘争 オーサーズ・カット

    未明の闘争 オーサーズ・カット

    小説・文芸
    -
    1巻1,980円 (税込)
    1990年、日本のバブル景気崩壊と前後して、これまでの文学作品と一線を画した作風の『プレーンソング』で出現した小説家保坂和志。 その後芥川賞など数々の文学賞を受賞しつつ、小説とはどのようなものかを思考しつづけた作家が2013年に満を持して世に問うた長篇『未明の闘争』は野間文芸賞を受賞。 この作品で、作者は底流としてある「思考の流れ」に思いつくかぎりのエピソードを乗せ、たゆたわせている。 それらを読んでいくことはとても楽しく気持ちが良い。しかし、読みすすめるうちになにかを深く考えざるをえない気持ちになってくる……。 そのような稀有な体験を読者に味わわせてくれる小説である『未明の闘争』の本質を損なうことなく、そのエッセンスを再構成したダイジェスト版をここに刊行する。
  • えびす亭異聞シリーズ どしゃぶりの雨の中で

    えびす亭異聞シリーズ

    小説・文芸
    -
    1~5巻275円 (税込)
    土砂降りの雨の中で、男は雨宿りしようと思い、路地にある店に入ろうとした。すると、そんな男に声をかけた女性がいた。女性に「えびす亭」を知らないかと聞かれた男は、ちょうど自分が入ろうとした店であることに気付き、その店を教えようとしたが、その店は、とても女性が一人で入れるような店ではなかった。仕方なく男は、その女性と共に店に入り――。場末の立ち飲み屋が変える人生がある。これはそんな物語だ。
  • ロンドン万博殺人事件 男爵令嬢カラの事件簿

    ロンドン万博殺人事件 男爵令嬢カラの事件簿

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    発明家令嬢、謎を解く。 19世紀、ロンドン万国博覧会・水晶宮【クリスタルパレス】。 出品した自動人形【ルビ:オートマトン】の部品で男が刺殺され、 容疑者になってしまった令嬢カラが、 天才細工師と共に事件に挑む―― 〈あらすじ〉 1851年、ロンドン万国博覧会。発明家で男爵令嬢のカラは自動人形【ルビ:オートマトン】を出品し、鉄細工師ナイアルと知り合う。ところがカラの(「カラの」トル)人形の腕部が会場の水晶宮【ルビ:クリスタルパレス】から盗まれ、その部品で刺された男の遺体が見つかったことから、カラに容疑がかけられてしまう。カラはナイアルの力を借りて殺人事件の真相を探るが……。変わり者の令嬢と天才細工師が解き明かす謎とは――? 世界初の万博を舞台に描かれる、ヒストリカル・コージー・ミステリ。
  • 沖晴くんは死神と笑う

    沖晴くんは死神と笑う

    小説・文芸
    -
    1巻825円 (税込)
    あの日、大津波から生き残るため、死神に《悲しみ》《怒り》《嫌悪》《怖れ》の感情を差し出し、《喜び》だけで生きることになった沖晴。高校生となり、余命一年の音楽教師・京香との出会いによって失った感情を取り戻した。それから数年――社会人となった沖晴が出会ったのは喫茶店で働く万智。彼女もまた死神と取引し、《喜び》の感情を失っていた。心を取り戻した沖晴と、心を失った万智。二人の魂が響き合い、温かい愛の光が灯る。映画化で話題の『沖晴くんの涙を殺して』待望の続編!
  • 胸なんて夢と希望でふくらみません

    胸なんて夢と希望でふくらみません

    小説・文芸
    -
    1巻836円 (税込)
    推しの結婚相手の胸はEかFか。「F」は私と推しの切ない思い出の記号だった。無職でAカップの私を惑わすFを払拭しないと、もう前に進めない「EあるいはF」。夜、トレンチコートの下にブラジャーを着けた男が出没する――街を騒がせる男の正体は、もしかして私の夫か、それとも……。一枚のブラジャーが高齢夫婦の人生を揺るがす「ブラ氏の告白」。ほか「授乳室荒らしの夢」「胸は育たない」を収録。
  • 僕とあいつの関ケ原

    僕とあいつの関ケ原

    小説・文芸
    -
    1巻869円 (税込)
    時代を動かしたのは、あまりに一途で残酷な愛。口下手で不器用な主君・三成の夢にすべてを捧げる左近。美しき義父・直政に認めてもらいたい一心で、闇へ堕ちる忠吉。大好きな伯父・義弘を生きて帰すために、捨て身の盾となる豊久。裏切りと野望が渦巻く戦場で、彼らが最後に選んだのは、天下でも名誉でもなく、たった一人の男だった。切なくて熱い戦国バディ群像劇!  稀代のストーリーテラー・吉田恵里香が仕掛ける、 戦国乱世に深く刻まれた、至高のバディ・ドラマ!  ※本書は2014年に東京書籍株式会社から単行本として刊行されたものを加筆修正し、文庫化したものです。
  • 飛騨高山に消えた女<新装版>

    飛騨高山に消えた女<新装版>

    小説・文芸
    -
    1巻946円 (税込)
    歴史情緒あふれる街並み―― 1枚のスケッチが、驚くべき連続殺人を招いた! おぞましき犯罪の構図が浮上し、十津川は真相を看破した! 深秋の飛騨高山。街並みを描く姿を目撃された白石ゆかという女性が消え、10日後、落葉の下から絞殺体が発見された。十津川警部の調べにより、白石ゆか本人は米国留学中で、宿に残るスケッチブックも偽物と判明する。 殺された女性は何者なのか? 捜査は混迷し、さらに東京では第2第3の殺人が……。 人気絶頂期の著者が、謎とサスペンスを見事に綾なしたミステリ傑作!
  • 連天乱世の四姉妹 : 1

    連天乱世の四姉妹

    小説・文芸
    -
    1~2巻792~858円 (税込)
    鯨のような形の小国・波多留は、世界の覇権を競う三つの大国の戦略的要所に位置し、存亡の危機に瀕していた。悩める波多留の王は、病弱な末娘を残し、三人の娘をそれぞれの国へ嫁がせた──それは、各国の情報を吸い上げ、小国の存続を図る作戦だった。しかし、姉たちはただの操り人形とはならなかった。父王の急死により、末娘が若き波多留の女王として即位した時、共に母国を守ると誓いあった姉妹は、三帝国の威信を背負う敵として再会することに。四つの思惑がぶつかり、大陸の覇権を賭けた美しく壮大な姉妹喧嘩が幕を開ける!
  • 貸し物屋お庸謎解き帖 なべてこの世は
    完結

    貸し物屋お庸謎解き帖 なべてこの世は

    小説・文芸
    -
    全1巻990円 (税込)
    知恵も力も貸すと評判の江戸のレンタルショップの暖簾を、 今日も秘密を抱えたお客がくぐる── 口は悪いが心根の優しい娘店主の人情たっぷり謎捌き! そしてついに明かされる娘店主お庸をめぐる秘密とは……? 人気シリーズ、感動の完結! 江戸庶民の暮らしを支える貸し物屋・湊屋両国出店の娘店主お庸は、物だけでなく知恵も貸してくれると評判の江戸娘。口は悪いが心優しいお庸のもとには、今日もわけありのお客がやってくる──。 老舗呉服屋の店の地下室に現れる幽霊の正体は? 祝言を控え婚礼衣装を借りに来た若旦那が抱く思いとは? そして、お庸をつけ狙い続けた藩主の真の目的とは……? お庸の謎捌きが痛快な大人気書き下ろし時代小説、待望の第8弾。いくつもの秘密が明かされる感動の完結巻! 【著者】平谷美樹(ひらや・よしき) 1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学卒。中学校の美術教師を務める傍ら創作活動に入る。 2000年『エンデュミオンエンデュミオン』で作家としてデビュー。同年『エリ・エリ』で小松左京賞を受賞。二〇一四年、「風の王国」シリーズで歴史作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。 著書に「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」「貸し物屋お庸謎解き帖」(だいわ文庫)シリーズのほか、「修法師百夜まじない帖」(小学館文庫)シリーズ、「貸し物屋お庸」(招き猫文庫)シリーズ、「採薬使佐平次」「よこやり清左衛門仕置帳」(角川文庫)シリーズ、『新装版百物語 実録怪談集』(ハルキ文庫)、『岩手怪談』(竹書房怪談文庫)、『安倍宗任伝 前九年・後三年合戦』『柳は萌ゆる』『国萌ゆる 小説 原敬』『虎と十字架』(実業之日本社)、『鍬ヶ崎心中 幕末宮古湾海戦異聞』『天酒頂戴』(小学館文庫)、『大一揆』(角川文庫)等、多数がある。
  • 翻訳技法実践論

    翻訳技法実践論

    小説・文芸
    -
    1巻2,475円 (税込)
    不特定多数を読者とする「出版訳」の特殊性を唱え、学校で習ういわゆる「講読訳」と対置、その技術と方法を実践的に説く。
  • 万葉集

    万葉集

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    日本最古の歌集、全約4500首から厳選した350首が、現代語訳で蘇る! 土地や自然への思い、恋、親子の情、暮しを詠む万葉びとの言葉は現代人の胸に沁み、心を抉る。秀歌に触れたい人、歴史的・地理的背景を学びたい人、歌に秘められた習俗や信仰まで知りたい人、いずれもこれ一冊で堪能でき、原歌の味わいを生かした新訳を各歌に付された「鑑賞メモ」とともに読むことで作品理解が進む。「基礎知識」と文学地図、目的別索引つき!
  • 獣君と厄災の姫

    獣君と厄災の姫

    小説・文芸
    -
    1巻814円 (税込)
    双子の長子は不吉という理由で世間から隠され育てられたアルステット王国のルレア・フレイヴォリツ。長く小康状態が続くクロファール皇国から「フレイヴォリツ家の娘」を皇太子・ラーシュの妻として迎えたいという書状が届く。冷酷で「獣君」と称されるラーシュのもとに嫁ぎたくない妹の身代わりになったルレア。居場所のなかった少女が身代わりに嫁いだ先で愛され自分らしさを取り戻していく王道のシンデレラロマンス。
  • 梅のあと~名残の飯~

    梅のあと~名残の飯~

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    橋場の渡し近くの一膳飯屋「しん」の勝手場を仕切る平助が突然、板前を引退すると宣言した。女将おしげと若女将おけいが引き留めるが、意思は固い。一方、おけいの生き別れの息子・佐太郎が「しん」の暖簾を潜ったが、母おけいと一言も交わさず店を後にする。そして、平助最後の日となった。常連たちが店に集まり別れを惜しむところに、おけいとおしげがこの世で一番会いたい客がやってきた……。「名残の飯」シリーズ、涙の完結!
  • 江戸川西口あやかしクリニック 新装版

    江戸川西口あやかしクリニック

    小説・文芸
    -
    1~5巻814~880円 (税込)
    就活57連敗の亜月は、近所の「あかしやクリニック」に就職することになった。淡麗イケメン院長にホスト系イケメン理事長、弟アイドル系薬剤師の三人に囲まれたホワイトな仕事場だが、何だか妖しい。歓迎会が開かれた豪華なレストランで「あやかしって信じる?」と問われて大パニック! 元気の出るあやかし医療系ラブコメが新装版になって登場!
  • 月刊「潮」2026年10月号

    月刊「潮」2026年10月号

    小説・文芸
    -
    1巻719円 (税込)
    月刊「潮」2026年10月号 主な内容 【特別企画】 災害大国ニッポンの「備え」を問う 「熊本地震」と「南海トラフ地震」はどう関連するか。  鎌田浩毅 「いつの間にか備わっている」フェーズフリーという発想。  佐藤唯行 ペット防災の本質は「平時の過ごし方」にある。  冨士岡 剛 能登半島地震の教訓と「防災庁」創設の意義。  中川宏昌 【ルポ】 熊本地震――再びの災禍に見舞われた現場へ。  粟野仁雄 【特集】 人生後半を豊かにする「終活」 「クオリティ・オブ・デス」から人生を考える。  樋野興夫 後悔しない選択で「幸齢期」を楽しく生きよう。  和田秀樹 生前整理の本質は“これからの人生”を元気に暮らす準備。  上東丙唆祥 人生のバトンを確実につなぐ「ライフリレー」。  黒澤史津乃 【連載】平成の回廊――創価学会と日本社会 昭和の左右対立のはざまで――貧困と戦争を越える対話。  與那覇 潤 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 〈識者の声〉篇 核ミサイル発射台を残した沖縄研修道場の価値。  仲地 清 【特集】 課題山積の高市政権 「防衛費増額」の財源を冷静に議論せよ。  佐藤主光 巨大与党の驕りと死角――高市国会をどう見るか。  吉田 徹 「国民の総意」なき皇室典範改正の危うさ。  原 武史 【新連載小説】 赤じい七十五騎  今村翔吾 【対談】 桑野和泉 VS 篠原文也 地域の魅力を未来へつなぐ観光のかたち。 【人間探訪】 イッセー尾形 【ルポ】 アルゼンチン紀行――軍事政権下のW杯と母たちの行進。  山口由美 【ルポ】 ブーゲンビリアと「もうひとつの沖縄戦」。  澤宮 優 三一年ぶりの大相撲パリ公演観戦記。  フローラン・ダバディ その他
  • 村上春樹翻訳ライブラリー バビロンに帰る ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック2

    村上春樹翻訳ライブラリー バビロンに帰る ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック2

    小説・文芸
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    1巻1,650円 (税込)
    デビュー期からのあの秀作、この佳品―― フィッツジェラルドの小説五作と、 訳者によるアッシュヴィル訪問記を収録 和田誠のオリジナル画にカバーをリニューアル
  • 取り違えた封筒 ティモシー・トラント警部補の事件簿

    取り違えた封筒 ティモシー・トラント警部補の事件簿

    小説・文芸
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ニューヨーク市警殺人課きっての伊達男、トラント警部補が出くわす、謎また謎の華麗なる冒険――  上流階級に生まれ、法曹界での栄達を約束されていたティモシー・トラントは、輝かしい将来をすべて擲ち、大学卒業後、ニューヨーク市警への奉職を決めた。それは尋常ならざる謎、そして抜け目ない犯罪者との知的闘争を愛するがため。刑事らしからぬ優雅なファッション、そして上流階級へのコネクションに不満を抱き「上流階級専門の刑事」と陰口を叩く同僚たちなどどこ吹く風、トラント警部補は今日も趣味の殺人事件捜査に勤しむのであった。  トラントが殺人事件と遭遇するのは……大金持ちの誕生パーティ、上流階級専門の女子学校、往年の名女優のアパートメント、友人たちと興じるカードのテーブル、劇場のオープニング・ナイト……すなわち、ニューヨークにおいて、優雅と上品が極まった場所だ。あるいは、アルプスのスキーリゾート、ヴェネツィアの豪邸、リビエラの、煌びやかなカジノとは対照的に静まり返った港湾区画……どんなに麗しい場所であっても人と人とが交わる限り、殺人は決してなくならない。上流階級の殺人の、フーダニット/ハウダニット/ホワイダニットは、ティモシー・トラント警部補の論理きらめく頭脳におまかせあれ!  エラリー・クイーンに続く、もう一つの合作コンビ《Q・パトリック=パトリック・クェンティン》によって第二次大戦後に展開された、謎解きミステリの精華たるシリーズ二〇編を集成。 合作者たちに祝福を。トラント警部補こそ、エラリー・クイーンと刑事コロンボをつなぐアメリカ本格の「失われた環」なのですから! ――作家・法月綸太郎 推薦! ◎海外識者の評価  アメリカ犯罪小説界のNo.1はパトリック・クェンティンだ。  ――フランシス・アイルズ 「今日最良の犯罪小説短編の作家は誰か」と問われたときにはただ一言、「パトリック・クェンティン」と答えるつもりだ。  ――ジュリアン・シモンズ  パトリック・クェンティンの短編集は「探偵小説のプロット技術」を学ぶための最良の教本の一つとなるだろう。  ――アントニイ・バウチャー
  • 絶遠の春(〈メディア〉シリーズ)

    〈メディア〉シリーズ

    小説・文芸
    -
    1巻2,090円 (税込)
    140年の歴史を誇る全国紙・日本新報が発行を停止した。世間の新聞離れに歯止めがかからず、経営改善の努力も虚しく倒産してしまったのだ。 同僚たちが次の就職先を模索するなか、社会部の記者・南康祐にはある画策があった。それは志を同じくする同僚と、日本新報の後継としてネット専門メディア「日新ネットS」を立ち上げることだった。 新聞社やテレビなど「オールドメディア」との確執、人員・人材不足、記者クラブ問題、広告収入の減少・・・・・・立ちはだかる諸問題を乗り越え、ネット専門メディアとして成立させることができるのか。 『警察(サツ)回りの夏』『蛮政の秋』『社長室の冬』に続く〈メディア〉シリーズ、真の完結編! 【著者略歴】 堂場瞬一(どうば・しゅんいち)1963年生まれ。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年、野球を題材とした「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。スポーツ小説のほか、警察小説を多く手がける。「ラストライン」シリーズ、「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ、「警視庁追跡捜査係」シリーズなど、次々と人気シリーズを送り出している。ほかに『弾丸メシ』『幻の旗の下に』『デモクラシー』『ポピュリズム』「ボーダーズ」シリーズなど著書多数。
  • 泡

    泡

    小説・文芸
    -
    1巻2,475円 (税込)
    飲食店で働く〈しゅう〉は、恋人〈アカリ〉と、雑居ビル最上階のプレハブで暮らしている。彼女の様子が最近おかしいことに気づいた〈しゅう〉が思い切って理由を訊いてみると、まったく想像していなかったような、衝撃的な答えが返ってくる。〈しゅう〉は大きなショックを受けるが、その後も謎めいた〈アカリ〉の行動を必死に追っていく。すると、さらに思いがけない展開へと結びついていき・・・・・・。 大都市の片隅で真摯に生きる二人を描いた、待望の長編小説。 【著者略歴】 辻仁成(つじ・ひとなり) 東京都生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。作家・詩人・画家・ミュージシャン・映画監督と幅広いジャンルで活躍している。1997年「海峡の光」で第116回芥川賞、1999年『白仏』の仏語版Le Bouddha blancでフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『オキーフの恋人 オズワルドの追憶』『日付変更線』『父Mon Pere』『十年後の恋』『パリ情景 動かぬ時の扉―Vision de Paris―』他、著書多数。
  • こちらはただの「落とし物係」です!2 不良刑事と赤い糸の行方

    こちらはただの「落とし物係」です!2 不良刑事と赤い糸の行方

    小説・文芸
    -
    1巻929円 (税込)
    広島県警皆実署会計課で働く音無遠子の元に、今日も“彼”が落とし物を届けにやってきた。 ブルーシートに身を包んだホームレス「広島太郎二世」が、自信満々にカウンターに置いた涙滴型の金属筒……漁で使う重りだろうか。 次の瞬間、フロアに悲鳴が響く。 「それ、不発弾よ!」 大騒動となったが、それは県警全体を揺るがす事件のほんの始まりでしかなく……。 落とし物に宿る記憶を頼りに事件を解決!? 大人気シリーズ第2巻!
  • 咲く。 宇野千代の生涯

    咲く。 宇野千代の生涯

    小説・文芸
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    1巻1,029円 (税込)
    朝ドラ「ブラッサム」で話題! 逆境をバネに、自らの手で運命を切り拓いた宇野千代の 波乱に満ちた98年の生涯を描く! 四度の結婚や同棲を経験し、時に世間から 猛烈な非難を浴びながらも、自身の恋愛を赤裸々に綴って 大反響を巻き起こす。 小説家としてだけでなく、日本初のファッション誌『スタイル』の創刊や、 きものデザイナーとしても時代を牽引していく。
  • 印象・スケッチ

    印象・スケッチ

    小説・文芸
    -
    1巻1,870円 (税込)
    好意も性愛もその喪失も 地球上でずっとくり返されてきたことで、 誰もがみなワンオブゼムであるのだ。 ――江國香織氏(書評より抜粋) 砂浜で出会った言葉の通じぬ異郷の二人。 共に陸の上を夢見る海藻と一匹の魚。 資源の少ない島内を旅しながら生計を立てる宝石拾いと真珠採り。 湖の対岸の大きな山に想いを寄せる小さな山。 人と人、生物と生物、自然と自然。 一対一の関係のなかで交わされ、育まれる「好意」という感情。 目に見えぬその内実をゆたかな言葉で描き出した、 芥川賞作家によるかつてない恋愛小説集。 生まれ持った寿命が大きく異なる二人の恋をつぶさに写し取る「大差螺旋のスケッチ」を収録。 【著者略歴】 井戸川射子(いどがわ・いこ) 1987年兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。2018年に第一詩集『する、されるユートピア』を私家版にて発行。19年に同詩集で第24回中原中也賞、21年に小説集『ここはとても速い川』で第43回野間文芸新人賞、23年に『この世の喜びよ』で第168回芥川龍之介賞、25年に『無形』で第75回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞、同年、第10回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞を受賞。他の著作として、詩集に『中座を横から見たscene』、小説に『曇りなく常に良く』『移動そのもの』『私的応答』『舞う砂も道の実り』などがある。
  • 5秒で完全犯罪を生成する方法

    5秒で完全犯罪を生成する方法

    小説・文芸
    -
    1巻2,090円 (税込)
    重岡大毅が主演を務める映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』(2026年9月11日全国公開)を「シナリオブック」として刊行。 人間の選択とAIの完璧さが交錯する新たな完全犯罪サスペンス。AIを誰もが手軽に使える時代に忍び寄る便利さの裏側にある恐怖。かつてSFの世界だったAIが、日常の暮らしに溶け込もうとしている今こそ読むべき最も危険な物語。 そんな緊迫感あふれる本作において、主演の重岡大毅はじめ、共演の原菜乃華、田中みな実の場面撮影写真を、印象的なシーンを中心に巻頭カラーで16ページ掲載します。 脚本は『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』(2010年)や『マスカレード・ホテル』(2019年)など多くのヒット作を手掛ける気鋭の脚本家・岡田道尚が担当。映像では捉えきれないト書き、台詞の“間”、演出意図、感情の揺らぎを読書体験できる一冊です。 また、本書では巻頭カラーの場面写真、シナリオに加え、この物語がどのように生まれたのか、脚本家自らが解説。本作が動き出すことを導いた企画書第一弾や脚本執筆のために試行錯誤したAI生成文などの資料も公開。その物語とともに、制作過程にも迫ります。 シナリオ制作の過程がわかる資料を収録することで、映画を“観た後”にも“観る前”にも楽しめる立体的な構成の一冊となっており、映画ファンはもちろん、脚本・演出・映像制作に関心の高い読者層まで幅広く楽しめます。
  • O脚の膝

    O脚の膝

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    2003年刊行の第一歌集を新装版として18年ぶりに復刊。電子版だけで流通した第二歌集『星か花を』(66首)も併せて収録。 【収録歌より】 「水菜買いにきた」 三時間高速を飛ばしてこのへやに みずな かいに。 そこにいるときすこしさみしそうなとき めをつむる。あまい。そこにいたとき うすむらさきずっとみていたらそのようなおんなのひとになれるかもしれない 濃い。これはなんなんアボガド? しらないものこわいといつもいつもいうのに たくさんのおんなのひとがいるなかで わたしをみつけてくれてありがとう 【目次】 O脚の膝 星か花を たくさんのおんなのひとがいるなかで 世界の関心 そらをとぶかも ―テーマ「義経忌」― せ、せ、せかい スクンビットソイ33 28の女のあし わかった あとがき 【著者】 今橋愛 1976年大阪生まれ。大阪在住。歌人。一児の母。大学在学中に岡井隆の授業で現代短歌に触れ、23才で短歌をつくりはじめる。他の歌集に『としごのおやこ』。共著に『いまドキ語訳越中万葉』『トリビュート百人一首』がある。
  • 月とワンテイク

    月とワンテイク

    小説・文芸
    -
    1巻2,090円 (税込)
    山内昌人第一歌集 永遠の青年は、山内昌人という名前の仮面をかぶり、「顔なき男」として泣いて笑うのだ。――山田航(歌人) 山田航解説『素顔のピエロ』収録 〈5首選〉 今日という異物を包み込むために受け取っているデイリーニュース 遠回りすることでしかたどり着くことのできない青空がある 我という入り江に寄せてまた返す喜びと哀しみにようこそ まもなくの夜に向かいて木漏れ日のひかり溜め込む夕暮れのバス 影としてコンクリートに溶けていくことだけが許された夕暮れ 【目次】 序奏~プロローグ 合わせ鏡 ポケット 空回りする役回り 表札以前 音階のカルテ 役名 解説 素顔のピエロ 山田航 あとがき 【著者】 山内昌人 1966年北海道生まれ 「辛夷」に所属
  • 敵

    敵

    小説・文芸
    -
    1巻2,090円 (税込)
    デビュー句集『膚』で田中裕明賞と俳人協会新人賞をW受賞した俊英・岩田奎。今年、Forbesが選ぶ「30 Under 30 Asia 2026」にも選ばれた著者による待望の第二句集! 叫ぶおやすみとか氷るおやすみ 挽肉のあらければ咲く辛夷かな 辛夷が咲くのは、この挽肉が粗いからだったのだ。ひとつの死である挽肉が、粒の粗さのために口の中で弾ける逆説的な生命感。辛夷が咲くことはまさにそのような現象ではないか。私たちの世界の、思いもよらないきらきらしさと残酷さを、『敵』はこうして取り出してみせるのである。──服部真里子(歌人) 【収録句より】 蟻地獄蟻がはこびしものも落ち 「皆」 星祭われら虚業のビル灯す 「舌や腸」 春の雨いのちちぢめの飯を食ふ 「力」 鹿啼けり無数の黒い扉のやうに 「ライフ」 枯木コロシアムかならずだれか勝つ 「敵」 氷柱落ち砕けてそこにありつづけ 「水の熱」 残るあぢさゐこれからも見て暮す 「冗談」 【目次】 1 皆 2 舌や腸 3 力 4 ライフ 5 敵 6 水の熱 7 冗談 あとがき 【著者】 岩田奎 一九九九年京都生。二〇一五年、開成高校俳句部にて作句開始。櫂未知子、佐藤郁良に師事。第一句集『膚』(二〇二二、ふらんす堂)にて田中裕明賞、俳人協会新人賞。ほか著書に『田中裕明の百句」(二〇二四、同)、受賞に石田波郷新人賞、俳人協会新鋭評論賞、角川俳句賞など。「群青」「オルガン」同人。俳人協会幹事。日本文藝家協会、現代俳句協会、パフォーマンスコレクティブ「やる」に所属。NHK文化センター青山教室(オンライン開講)、梅田教室講師。二〇二六年現在大阪在住。
  • ストーブ列車殺人事件

    ストーブ列車殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    墓標に告発の言葉を書き加えたのは誰? 有望新人作家はなぜ死んだのか? 関係者の視点ごとに語られるミステリ異色作! 文芸誌『北風』の同人で、文学賞を受賞し、有望新人と目された菊地順二が、太宰治の生地・津軽金木の雪原で自殺した。 一年後、同人の井上昭は、菊地と同じルートをたどる旅に出るが、死の翌日に彼らが立てた墓標に、疑惑を告発する言葉が書き加えられていた。 誰が、何のためにこんなことを? その頃、文芸評論家の岡本裕三が殺され、捜査に当たる十津川警部は……。
  • 舞鶴の海を愛した男

    舞鶴の海を愛した男

    小説・文芸
    -
    1巻858円 (税込)
    オランダ女王の宝石、大量の貴金属…… 若狭湾財宝伝説。 敗戦の闇と欲望が交わる時、連続殺人が! 十津川警部、知られざる歴史の謎に立ち向かう! 京都府北部・天橋立近くで男の溺死体が発見された。右横腹に古い銃創、顔には整形手術のあとがある男は、東京月島で五年前に起きた銃撃事件に関わっている疑いがあった。 十津川が捜査を始めるや、昭和二十年八月、敗戦直後に若狭湾で自沈した海軍の病院船第二氷川丸が、オランダ女王の財宝などを積載していたという伝説が浮上するが……。 歴史の闇と欲望が交錯する長編ミステリ。
  • 平戸から来た男

    平戸から来た男

    小説・文芸
    -
    1巻836円 (税込)
    十津川、鉄道最西端の地・長崎平戸へ飛ぶ! 東京近郊の教会で死んでいた老人はどこから来た? 東京近郊のカトリック教会の前で老人の死体が発見された。所持品の古びた湯呑みの底に十字架が浮かび、十津川警部は隠れキリシタンに関わると見て、長崎県警に照会する。 老人は、一年前に消息を絶った73歳の川野三太楼とわかった。彼が、なぜ東京の教会で? 川野は、渡口晋太郎という男を探して各地の教会を訪ねていた。十津川は、二人の出身地平戸に飛ぶが……。
  • 無人駅と殺人と戦争

    無人駅と殺人と戦争

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    ミステリの巨人が遺した平和への祈り 被害者の最後の言葉は、“ジャッジメント”!? 孤独な老人の戦後には何があったのか? 上信電鉄は、群馬県の世界遺産・富岡製糸場への観光客でにぎわう。終点下仁田の一つ手前、千平駅のホームに老人が倒れていた。背中を刺され、救急搬送も空しく死亡。 毎朝駅構内を清掃し、世捨人のように生きていた、九十代の被害者の生命を奪ったのは何者か? 秘められた過去を追う県警の捜査は暗礁に乗り上げ、ついに警視庁捜査一課の十津川警部に協力を要請した!
  • 高山本線の昼と夜

    高山本線の昼と夜

    小説・文芸
    -
    1巻737円 (税込)
    画家はなぜ殺された? 消えた大作と、特急「ワイドビューひだ」の謎! 十津川警部、美術ビジネスの闇に真実を追う! 日本三大曳山祭の一つ、飛騨高山祭。町をねり歩く祭屋台を展示した施設で、画家の緒方幸太郎が殺された。 半年逗留した温泉で、描いていたはずの五〇〇号の大作「春の高山祭」が消失。旅を繰り返し、十年前に家族と絶縁した画家に、誰が金を与え、絵を描かせていたのか。 東京でも画家が殺され、警視庁十津川警部は特急「ワイドビューひだ」に乗り、事件の謎を追うが……!?
  • 十津川と三人の男たち

    十津川と三人の男たち

    小説・文芸
    -
    1巻715円 (税込)
    四国~東京駒沢~軽井沢 特急列車の事故と連続殺人を結ぶ鍵とは? 十津川は事件の意外な真相を見破った―― JR土讃線で特急南風9号が脱線。大手薬局チェーン会長大河内の姪で営業部長の由美が、四国の三人組ローカルお笑いタレントによって車中から救出された―― 感謝した大河内は三人に全国ネットのTV番組を提供する。一方、東京駒沢で自動車会社の社長羽田が射殺され、軽井沢では強盗殺人事件が発生。 十津川警部が乗り出した捜査線上に、なんとこの三人組が浮上した!
  • 消えたトワイライトエクスプレス

    消えたトワイライトエクスプレス

    小説・文芸
    -
    1巻737円 (税込)
    さらば寝台特急!  さらば十津川警部! 豪華列車に爆破予告! 犯人の真の狙いは? 「寝台特急トワイライトエクスプレスに爆薬を仕掛けた。乗客乗員の身代金一億円を列車に積め。ただし、金沢駅に着くまでに発見できたら爆破はしない」という奇妙な脅迫状が届いた。 爆発物処理班が捜索するが異状はなく、列車は定刻に大阪を発し、札幌へ。脅迫は本物かイタズラか?  警視庁十津川警部が捜査を開始するや、新たな脅迫が続き、事件は意外な事態へ急転した!
  • 身柄送検 第1章から第4章

    身柄送検

    小説・文芸
    -
    1~4巻440円 (税込)
    殺人事件に自首が5人。全て同じ凶器を持ち被害者との関係と動機も。謎の事件を警視庁捜査一課が紐解いていく。 警視庁恵比署管内で殺人事件が発生。一人が物証の凶器を持ち自首。それで解決と思われたが、そこから四人が自首。被害者の血痕と一致する凶器を持って。だが、それぞれの供述には、なんだかの不自然さが。捜査一課の滝川がその解決に挑む。 【目次】 表紙 身柄送検 第1章から第4章 奥付 【著者】 村上浩志 1962年生。実名は上田浩良。東京都渋谷区広尾在住。 1980年代から音楽業界の仕事を始める。 その後、音楽以外に広告や舞台制作の事業も。1990年代に、音楽プロダクション「株式会社アーティマージュ」を設立し、会長として本格的に音楽事業へ。「m-flo」など、CDアルバム販売累計100万を越すアーティストを輩出。 数年前に音楽業界を引退し、10代の頃からの作品100作ほどの小説をまとめ始める。 2022年、長編小説「最終小節のダルセーニョ」を出版発売。
  • 半分のぼった黄色い太陽 上下合本版

    半分のぼった黄色い太陽 上下合本版

    数百万の犠牲者が生まれたナイジェリア・ビアフラ戦争。その悲劇をもとに紡がれる、恋人たち、家族たちのスリリングな物語。戦争の悲惨な現実と、その背景にある社会の矛盾。英オレンジ賞受賞の傑作長篇。 ビアフラ共和国──1967年から3年だけ存在した幻の共和国は、悲惨な戦争に巻きこまれ、飢餓と暴力に苛まれる。民族、宗教、文化、人種など、さまざまな対比とともに描かれる繊細な人間たちの物語。 ※本電子書籍は、「半分のぼった黄色い太陽 上・下」の合本版です。
  • 探偵は吹雪の果てに〔新版〕

    探偵は吹雪の果てに〔新版〕

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    大泉洋&松田龍平主演の映画『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』12月25日の映画公開を前に原作小説が新版で登場! 偶然に再会した昔の恋人。彼女からの依頼で一通の手紙を届けることになった探偵だったが……〈ススキノ探偵〉シリーズ最高傑作!
  • 暗闇はすべての色【無料試し読み版】
    無料あり

    暗闇はすべての色【無料試し読み版】

    小説・文芸
    -
    1巻0円 (税込)
    本書は2026/9/25発売、クリス・ウィタカー『暗闇はすべての色』(上・下)の無料試し読み版です。 上巻71ページまで試し読みいただけます。 ※校了前のデータをもとに制作されていますので、刊行時には内容が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。 生まれつき片目の無いパッチは誘拐事件に首を突っ込み、自身が誘拐されてしまう。地下壕の闇の中、パッチは少女グレースと出会い恋に落ちる。数週間後、パッチは助け出されるも、グレースは消息不明に。パッチは生涯をかけて彼女を見つけ出すことを誓うが……
  • 月下の盤【無料試し読み版】
    無料あり

    月下の盤【無料試し読み版】

    小説・文芸
    -
    1巻0円 (税込)
    本書は2026/9/3発売、睦月 準也『月下の盤』の無料試し読み版です。 39ページまで試し読みいただけます。 ※校了前のデータをもとに制作されていますので、刊行時には内容が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。 謎の人物からの依頼は「ゴウダトオル」を探すこと。4日後に閉館する「東亜ホテル」に滞在しているという。調査開始直後のホテルで男の死体を発見した探偵が対峙する壮大な真実とは? 圧倒的な完成度を誇るアガサ・クリスティー賞大賞受賞後第1作!
  • 蟻地獄の子

    蟻地獄の子

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    あの土地に生まれた女衆は、産声あげた瞬間に見えない鎖で繋がれる  Kさんは、その見えない糸のことを「土地の鎖」と呼んでいた。地名も風景もよく分からず、まるで実態が見えてこない、「X県の海の近く」にある集落。「お姉さんに、何があったの?」思いきって聞いてみた。Kさんは視線を上げ、静かな眼差しで私を凝視した。「私を逃がす代償に、崖下で、むごく潰されてん」Kさんの目は、今まで見せたことのない黒々と鈍い光を湛えていた。(「蟻地獄の子」より)  得体の知れない因習村から逃げてきた少女、夏になると四人の轢死体を作り出す急行電車、家の中に棲みついた気味の悪い黒虫……。文芸誌などに掲載されたのち、単行本未収録だった短篇作品を厳選。電子オリジナルの怪奇・ホラー短編集。 *蟻地獄の子 *枕木嘔吐 *母とクロチョロ *中古獣カラゴラン *いきなおし *きたぐに母子歌 *しゃり坊 *下魚 *死にパパたちの矜持 *死にママたちの告げ口 *Z村は見ていた ●雀野日名子(すずめのひなこ) 石川県で生まれ、福井県と大阪府で育つ。ゴーストライターやノベライズライターから物語執筆へと移行し、『機械仕掛けのアン・シャーリー』でジャイブ小説大賞入選。『あちん』で「幽」怪談文学賞短編部門大賞を受賞し、同作で小説家デビュー。『トンコ』で日本ホラー小説大賞短編賞受賞。「雀野日名子」名義での単著に、『太陽おばば』『幸せすぎるおんなたち』『終末の鳥人間』『かぐや姫、物語を書きかえろ!』などがある。カルト映画と80sをこよなく愛する、文壇アレルギー症。
  • レオーネが荒野を駆ける時

    レオーネが荒野を駆ける時

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    バハ1000レースに賭ける男たちの夢と熱い魂!  四輪駆動車の生産に力を入れてきたスバル本社は、その性能を全世界にアピールするため、カリフォルニア半島を縦断する過酷なレース「バハ1000」への出場を決定した。レオーネ4WDに荒地走破性能を備えたスーパー・レオーネを開発し、オフロードレースに出場したいというテスト・ドライバー、尾島龍一郎の長年の夢がかなうことになったのだ! 長篇レース小説。 ●高斎 正(こうさい・ただし) 1938年、群馬県生まれ。作家、自動車評論家。日本SF作家クラブ第3代事務局長を務め、名誉会員に。『ホンダがレースに復帰する時』『ミレミリアが復活する時』(いずれも徳間書店)、『パリ~ウィーン1902』(インターメディア出版)など、自動車レース小説を多く書く一方、ノンフィクションとして、ミドシップの歴史を追った『レーシングカー・技術の実験室』(講談社)や『モータースポーツ・ミセラニー』(朝日ソノラマ)などの著作もある。
  • ニッサンがルマンを制覇する時

    ニッサンがルマンを制覇する時

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    1周13.46キロ、ミドシップ5000ccが轟然と吠える!  10年余の沈黙を破って、ニッサンが「ルマン」に挑戦する。24時間を走りきる苛酷な耐久ロードレースにのぞむのは、人間尊重の新兵器を装備したミドシップ5000ccの大排気量車、ニッサンR384。このクルマを駆るワークス・ドライバーは、公募に応じて厳しいテストとトレーニングに耐えた6人の男たちだ。轟然と吠えるエンジンの響きに満たされた1周13.46キロのコースをR384が唸り、跳び、走る……! 長篇レース小説。 ●高斎 正(こうさい・ただし) 1938年、群馬県生まれ。作家、自動車評論家。日本SF作家クラブ第3代事務局長を務め、名誉会員に。『ホンダがレースに復帰する時』『ミレミリアが復活する時』(いずれも徳間書店)、『パリ~ウィーン1902』(インターメディア出版)など、自動車レース小説を多く書く一方、ノンフィクションとして、ミドシップの歴史を追った『レーシングカー・技術の実験室』(講談社)や『モータースポーツ・ミセラニー』(朝日ソノラマ)などの著作もある。
  • ロータリーがインディーに吼える時

    ロータリーがインディーに吼える時

    小説・文芸
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    1巻495円 (税込)
    轟音! インディー500マイルに賭けた男たちの死闘  マツダ・ロータリー車が米国最大のレース「インディー500マイル」に出場が決まった瞬間から、技術者たちの不可能を可能にする戦いが始まった。世界の名車が一堂に会する5月のインディアナポリス……。轟音と共にスタート、マシーンに魅せられた男たちの強烈なドラマが開始された! 長篇レース小説。 ●高斎 正(こうさい・ただし) 1938年、群馬県生まれ。作家、自動車評論家。日本SF作家クラブ第3代事務局長を務め、名誉会員に。『ホンダがレースに復帰する時』『ミレミリアが復活する時』(いずれも徳間書店)、『パリ~ウィーン1902』(インターメディア出版)など、自動車レース小説を多く書く一方、ノンフィクションとして、ミドシップの歴史を追った『レーシングカー・技術の実験室』(講談社)や『モータースポーツ・ミセラニー』(朝日ソノラマ)などの著作もある。
  • Re:Visual

    Re:Visual

    小説・文芸
    -
    1巻1,899円 (税込)
    「後悔してる人、やり直したいけど勇気が出ない人に、贈りたい。この物語は、きっとあなたの背中を押してくれる」大矢博子(文芸評論家) 授かり婚を機に音楽から離れて約20年、夢と引き換えに手にした家族も離婚で失い、今や見た目も冴えない独身中年となった宏弥。しかしある朝、宏弥の身体は、かつて実力派ヴィジュアル系バンドのボーカルとして鳴らした頃のそれに若返っていて――。見た目一つで、世界は大きく態度を変える。それは、宏弥が家族と、そして人生と、向き合い直す日々の始まりだった。「中身まで、若返ったわけじゃない。なのに、どうして世界がこんなに鮮やかなんだろう?」「レゾンデートルの祈り」シリーズ著者入魂の一作!
  • 革命

    革命

    小説・文芸
    -
    1巻2,090円 (税込)
    「俺たちが多摩川スピードウェイの覇者になるんだ」 1936年、浜松。工業学校に通う可知治郎は、幼馴染の本田宗一郎が経営する自動車修理工場を手伝うことになった。アジア初の常設サーキット「多摩川スピードウェイ」で行われる第1回全国自動車競走大会に自作のエンジンで出場するというのだ。大会まで、あと3ヵ月。流されるまま「ハママツ号」の開発に挑む治郎は、機械漬けの日々を送るはずだった。二・二六事件が起こるまではーー。 軍国主義の足音が迫る時代を駆け抜けた、名もなき若者たちのモータースポーツ巨編!
  • おんぼろ荘でも猫はまどろむ

    おんぼろ荘でも猫はまどろむ

    小説・文芸
    -
    1巻850円 (税込)
    “人生につまずいた時、隣にいたのは猫でした” 先読みサービス「NetGalley」にて「癒されました」と大反響! 東京・谷中のおんぼろ下宿を舞台に描かれる、悩める若者たちと看板猫の優しい物語。 大学受験に失敗し実家に居場所がなくなった恵麻は、東京・谷中にあるオンボロ下宿「灰猫荘」に入居することに。そこに居たのはふてぶてしさ全開の巨猫・ヌシ。管理人には「ここでは誰もヌシの行動を邪魔してはならん」と忠告され、他の下宿生も癖のある者たちばかりで不安を抱く恵麻。しかし、自由気ままのヌシとの繋がりが恵麻の日々を変え――。 これは猫から人のあたたかさと夢を教わる、優しい物語。 (装画・嶽 まいこ)
  • 合本 俺たちの箱根駅伝

    合本 俺たちの箱根駅伝

    小説・文芸
    -
    1巻1,900円 (税込)
    『俺たちの箱根駅伝』上下巻を一冊に 【この電子書籍は、文春文庫『俺たちの箱根駅伝 上』『俺たちの箱根駅伝 下』を一冊にまとめた合本です】 『俺たちの箱根駅伝 上』 日テレ系ドラマ化決定!池井戸潤の感動長編 「箱根」に懸ける者たちの激闘を描く、池井戸潤の感動長編が遂に文庫化。2026年10月より日本テレビ系土曜ドラマ放送開始 『俺たちの箱根駅伝 下』 魂の、継走──池井戸潤の感動長編! 高みを目指す“寄せ集め”学生チーム、現場の熱気を伝えるテレビ局。プライドを賭けた白熱のレースを描く感動の完結編! 単行本 2024年4月 文藝春秋刊 文庫版 2026年9月 文春文庫刊  この電子書籍は文春文庫版を底本としています
  • あたしたちのナルニア

    あたしたちのナルニア

    小説・文芸
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    1巻2,420円 (税込)
    吉川英治文学新人賞候補作家が放つ、壊れかけた子どもたちが〈生き直す〉ための物語。 不登校と家庭崩壊で孤島の更生施設に収容された18歳のナナコは、同じ傷を負う在日コリアンの少女ジヘと心通わせる。だが差別の記憶に苦しむジヘが、ある計画を胸に秘めていたとナナコは知り……絶望の底から紐帯の光を掴みとる、生命の輝きを描いた純粋な物語。
  • 革命前・革命中・革命後 歴史概説

    革命前・革命中・革命後 歴史概説

    【タイトル】 『革命前・革命中・革命後 歴史概説』 【内容紹介】 ウジェーヌ・スクリーブ (1791–1861) +ド・ルージュモン (1781–1840)作『革命前・革命中・革命後 歴史概説』は、典型的な貴族シュルジー家の約40年間(1787年・1793年・ 1825年)を、フランス革命がどのように変革したかを、それぞれ喜劇・ドラマ・ヴォードヴィルという3つの演劇ジャンルに分けて舞台上で表現してみせた驚くべき意欲作である。スクリーブは、長子相続権に象徴されるアンシャン・レジーム(旧体制)の支配した革命前、離婚法に代表される極端な民主化を産んだ革命中、王政復古で立憲王政になった革命後、その激動の時代のフランスを描き切ったのである。日本ではほとんど紹介されたことのない19世紀最大の劇作家スクリーブの問題作の本邦初訳である。 2. 英語紹介文 (English Description) 【Title】 Before, During, and After the Revolution: A Historical Survey 【Description】 Before, During, and After the Revolution: A Historical Survey—co-authored by Eugène Scribe (1791–1861) and Michel-Nicolas Balisson de Rougemont (1781–1840)—is a remarkably ambitious play. It vividly demonstrates on stage how the French Revolution transformed the lives of the Churlgy family, a typical aristocratic household, over a span of approximately forty years (1787, 1793, and 1825). Strikingly, the authors captured each of these eras through three distinct theatrical genres: comedy, drama, and vaudeville. Scribe masterfully depicts a changing France: the pre-revolutionary period ruled by the Ancien Régime and symbolized by primogeniture; the revolutionary period marked by radical democratization and the introduction of divorce laws; and the post-revolutionary period under the constitutional monarchy of the Restoration. This volume marks the very first Japanese translation of this thought-provoking masterpiece by Scribe, the greatest playwright of the 19th century, whose work has rarely been introduced in Japan. 3. フランス語紹介文 (Description Française) 【Titre】 Avant, Pendant, et Après : Esquisse historique 【Description】 Avant, Pendant, et Après : Esquisse historique—œuvre co-écrite par Eugène Scribe (1791–1861) et Michel-Nicolas Balisson de Rougemont (1781–1840)—est une pièce d'une ambition remarquable. Elle met en scène la manière dont la Révolution française a bouleversé sur près de quarante ans (1787, 1793 et 1825) la vie de la famille de Churlgy, une lignée aristocratique typique. Les auteurs ont le génie de dépeindre chacune de ces époques à travers trois genres théâtraux distincts : la comédie, le drame et le vaudeville. Scribe y retrace magistralement les mutations profondes de la France : l'Avant-Révolution dominé par l'Ancien Régime et le droit d'aînesse ; le Pendant-Révolution qui vit naître une démocratisation extrême illustrée par la loi sur le divorce ; et l'Après-Révolution sous la monarchie constitutionnelle de la Restauration. Cet ouvrage propose la toute première traduction en langue japonaise de cette œuvre majeure de Scribe, le plus grand dramaturge du XIXe siècle, dont le génie restait jusqu'alors largement méconnu au Japon.
  • ライン川の愛の冒険

    ライン川の愛の冒険

    小説・文芸
    -
    1巻1,980円 (税込)
    アレクサンドル・デュマは本書『ライン川の愛の冒険』(原題は『愛の冒険』)を1859年10月から1860年1月にかけて、『モンテ・クリスト』紙に連載した。1857年8月末にハンガリー系オーストリア人の舞台女優リラ・フォン・ブリュオフスキーがデュマを訪問、その後彼女とベルギーからライン川旅行をする途中で、女性と友情を交わすというドン・ファンのデュマにとっては至難の苦行を堪える顛末を、いつものように虚々実々面白おかしく語るのである。その中にはかつてイタリアで一緒に旅をした歌姫との恋をベッドで寝物語のように語るという回想録とも旅行記を兼ねた二重の入れ子構造になっている。さて、この歌姫とはいったいだれであろうか、それが本書の解題の種明かしの楽しみである。 Une facette méconnue du grand Alexandre Dumas : humour, voyage et confidences amoureuses au fil du Rhin. Si le monde entier connaît l'auteur des Trois Mousquetaires et du Comte de Monte-Cristopour ses romans de cape et d'épée, Une aventure d'amour (publié initialement dans son journal Le Monte-Cristo entre 1859 et 1860) dévoile un Dumas plus intime, spirituel et délicieusement ironique. 【Résumé】 Tout commence en 1857, lorsque la jeune actrice austro-hongroise Lilla von Bulyovsky rend visite à l'écrivain. S'ensuit un voyage à travers la Belgique et le long du Rhin. Mais pour un séducteur impénitent comme Dumas, le plus grand défi de ce périple s'avère être une épreuve de force quasi herculéenne : maintenir une relation de pure amitié avec sa charmante compagne. Au fil de l'eau, pour tromper l'attente, l'auteur se livre à des confidences et raconte, comme une confidence sur l'oreiller, ses amours passées en Italie avec une mystérieuse cantatrice. Mêlant habilement le récit de voyage et les mémoires amoureux dans une structure en abyme captivante, cette œuvre balance constamment entre réalité et fiction. Qui est donc cette célèbre cantatrice ? C'est tout le plaisir de la clé de voûte de ce récit que le lecteur est invité à découvrir. Une redécouverte indispensable pour tous les amoureux de la littérature française du XIXe siècle. A hidden gem by the master Alexandre Dumas: A witty blend of travelogue, romance, and literary mystery along the Rhine. Alexandre Dumas, the legendary creator of The Three Musketeers and The Count of Monte Cristo, showcases his exceptional wit and humor in this lesser-known masterpiece, <i>Une aventure d'amour</i> (originally serialized in his journal Le Monte-Cristo from 1859 to 1860). 【About the Book】 The story begins in August 1857, when Lilla von Bulyovsky, a Hungarian-Austrian stage actress, visits Dumas. This encounter leads to a journey together through Belgium and along the scenic Rhine. However, for a notorious Don Juan like Dumas, this trip presents an excruciatingly difficult penance: maintaining a strictly platonic friendship with a beautiful woman. To endure this trial, Dumas weaves a captivating tale within a tale, recounting his past passionate romance in Italy with a certain opera diva, shared like an intimate bedtime story. Blending travelogue and memoir into a brilliant double-layered narrative, Dumas masterfully blurs the lines between truth and fiction. But who is this mysterious diva? Unraveling her identity is part of the delightful literary puzzle waiting to be solved in the commentary of this edition. A sophisticated and entertaining read for fans of classical literature, 19th-century European romance, and those wishing to discover a delightfully human side of a literary giant.
  • 檻の薔薇

    檻の薔薇

    小説・文芸
    -
    1巻2,310円 (税込)
    肉体のダメージよりも、精神のダメージの方が深刻だ。どんな格闘家も一人では闘えない。「痛み」が伝わり、彼女らの戦いから目がそらせない。心して読んでほしい。 今野敏 =第8回大藪春彦新人賞映像化奨励賞選評より= 主人公とヒロイン=ミューズにあたる「マーヤさん」の距離感。様々なシチュエーションで二人の会話を聞きたくなる。登場人物すべてに映像化に値する「顔」がある。                          原田眞人(映画監督・脚本家)  女子総合格闘技団体ケージローズのトップファイター・マーヤに、 試合直後ケージ上で突然挑戦状が叩き付けられた。 「同時代に敵なしの選手が二人いたら、本物を決めるしかないよな!」 ケージローズの興行主・原木山徹のサプライズ演出だ。 根回しもなしに持ちかけられたマッチメイクの相手は、五郎丸真希。 レスリング五輪銀メダリストであり、未来のスターであり、 そしてマーヤの妹分だった。 ――後楽園ホール、1600席完売の大晦日、決戦の火蓋が切られる!  第8回大藪春彦新人賞・同賞映像化奨励賞ダブル受賞作に大幅加筆。  ジョシカクの世界を新視点で鮮烈に描いた長篇デビュー意欲作! 目次 第一話 蜜蜂と怪物 第二話 悪魔と怪物 第三話 武人と怪物 第四話 魔物と怪物
  • 川内の家族

    川内の家族

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    仙台市川内は市中心部から広瀬川を渡った先の大学キャンパスが広がる地域。そこで母と二人で暮らす中学二年の少年は、辛い思いを続けてきた転校生の少女と出会った。 この地の高校と大学を舞台に、真面目で丁寧に生きていく若い二人の成長とその家族や友人たちの日々を描く。
  • ザ・モースト・デンジャラス・ゲーム

    ザ・モースト・デンジャラス・ゲーム

    1000人への招待状。参加できるのは100人。 フォロワー総数10億人を超える世界No.1クリエイターMrBeast(ミスタービースト)と、世界的ベストセラー作家ジェイムズ・パタースンが仕掛ける、前代未聞の“命懸けのゲーム”。 極限のゲームは南極から始まる。氷で足を滑らせれば命を落とし、チリ沖の絶海の孤島ではサメが潜む海を渡り、砂漠では灼熱にさらされ、嵐が襲う山脈を越え、何も見えない暗闇の洞窟へと挑む。助けは来ない。やり直しも許されない。最後まで生き残った者に与えられるのは、10億ドルの賞金――。 やがて、プレイヤーの命を脅かすのは過酷な自然だけではなくなる。敵は、ほかのプレイヤーたち。 信じた相手が、命を奪う敵になる。そして、どこかで何者かがプレイヤーたち監視している。誰が生き残るのかを決めるために。 MrBeastとジェイムズ・パタースンが放つ、壮絶サバイバル・スリラー。世界を救うことのできる“ザ・ワン”になるために、人はどこまでできるのか――? 著者について MrBeast (ミスタービースト) 本名、Jimmy Donaldson(ジミー・ドナルドソン)。世界最多チャンネル登録者数を誇るYouTubeチャンネルの生みの親であり、エンターテインメント事業・消費財・慈善活動をグローバルに横断する「Beast Industries」の創設者。様々な参加型チャレンジやプレゼント企画、総額数百万ドルにのぼる食料・物資の寄付などを通じ、世界中のオーディエンスを熱狂させ続けている。 ジェイムズ・パタースン(James Patterson) 現代で最も人気のある作家のひとり。エドガー賞、10度のエミー賞、全米図書賞のリテラリアン(文化功労)賞、全米人文科学勲章など、数々の賞や栄誉を受けている。
  • やっぱりあなたが一番いいわ
    完結

    やっぱりあなたが一番いいわ

    小説・文芸
    -
    全1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 内田春菊の初脚本である劇団☆新感線 現会長・細川展裕企画の演劇『僕にやさしい四人の女』から『やっぱりあなたが一番いいわ』(どちらも木野花演出)、東京乾電池公演『林檎とパパイヤ』、子の幼稚園演劇『長靴をはいた猫』まで、挿絵いっぱいの脚本集。
  • 月刊 ココア共和国 2026年9月号

    月刊 ココア共和国 2026年9月号

    皆さんからの投稿詩がメインディッシュ。詩壇の最前線にいるゲストも登場。素敵な詩をたっぷり楽しめます。 毎月読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。 今月のゲストは、佐々木英明、野村喜和夫の2名。秋吉久美子、いがらしみきお、齋藤貢、編集部が選ぶ今月の詩 全65選、佳作集には47名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。 【目次】 今月の1行 - 雲野くじら ★月刊ココア共和国目次 佐々木英明 - 映画館へ 秋亜綺羅 - 詩とAI論 いがらしみきお - いがらしみきおが選んだ10篇 佐名田纓 - 海 樫木佐帆 - 詩を、 佐藤ことひら - 積まれた皿 まだらめ三保 - 昔も 今も 田村全子 - 金婚式の朝 箭田儀一 - 故に 浬 - バター 眞夜中眞央 - 円 深田良 - 「祈り」 佐藤ノア - 勝ち負け 野村喜和夫 - なんでもポエジー、あるいは詩人になってしまった男のエレジー たばたま - アワ ヒミツ メイソウ 齋藤貢 - 齋藤貢が選んだ10篇 破廉恥 - 才木イチロウ シャッターを下ろす時間 - 森林みどり 地下世界のパラダイス - 吉岡幸一 駅までの数分 - つうママ 死語の世界〜五郎の場合〜 - 英田はるか ちょうどいい骨 - 三刀月ユキ なゐふる - 能美政通 まだらめ三保 - 墓石物語 秋吉久美子 - 秋吉久美子が選んだ10篇 包摂されてしまうということ、形而上学に。そしてこのうつくしい羊たち - 一朗 ただ、それだけのこと - シン 正体 - 近藤太一 またしても喜びの波に乗り - 滝本政博 午後のヒーロー - 瀧 音吉 優しさの形 - 海坂藤次 【著者】 秋亜綺羅 1951年生。詩人。宮城県仙台市在住。詩集『海!ひっくり返れ!おきあがりこぼし!』『透明海岸から鳥の島まで』『ひよこの空想力飛行ゲーム』『十二歳の少年は十七歳になった』。詩の絵本『ひらめきと、ときめきと。』(柏木美奈子共著)。エッセイ集『言葉で世界を裏返せ!』。第22回丸山豊記念現代詩賞受賞。「ココア共和国」 主宰。YS賞選考委員。 秋吉久美子 1954年生。俳優、歌手、詩人。静岡県富士宮市出身。徳島県日和佐町(現・美波町)、福島県いわき市育ち。『十六歳の戦争』『赤ちょうちん』『妹』など主演多数。アジア映画祭主演女優賞、日本アカデミー賞優秀主演女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞、モナコ国際映画祭主演女優賞など受賞多数。映画、TVで活躍中。詩集に『いない いない ばあ』『C・U next tuesday』など。秋吉久美子賞選考委員。 いがらしみきお 1955年生。漫画家。宮城県出身。1979年に雑誌『エロジェニカ』に投稿した「80,その状況」で漫画家デビュー。その後、4コマ漫画『ネ暗トピア』が大ブレイク。『あんたが悪いっ』で日本漫画家協会優秀賞、『ぼのぼの』で講談社漫画賞、『忍ペンまん丸』で小学館漫画賞など受賞多数。『BUGが出る』『かむろば村へ』『I』など人気作多数。いがらしみきお賞選考委員。 齋藤 貢 1954年生。詩人。福島県在住。 詩集に『奇妙な容器』(詩学社・1987)、『夕焼け売り』(思潮社・2018)、『遠い春』(思潮社・2024)など多数。 第40回福島県文学賞、第37回現代詩人賞など受賞。
  • お墓の怖い話

    お墓の怖い話

    死者たちが眠る場所―― 足を踏み入れた者に、恐怖が待ち受ける。 ある晩、墓地のほうから男女の話し声が―― 「オレ、肝臓も腎臓も、もうないよ」 「すっかり空っぽになっちゃったね」 「心中の相談」蛙坂須美 より 死者を悼み供養する「墓」には怪談奇談が溢れている! ・大好きだった隣家の老婆が亡くなった後、娘がおもちゃで作ったものは…「ブロック墓」(つくね乱蔵) ・墓所で見た幽霊らしきもの…それはいったい? 「墓の幽霊」(黒木あるじ) ・斎場の受付から見える日本家屋、二階の窓にいる女が…「発露」(川奈まり子) ・沖縄の小学校での悲しい土地の記憶「墓地跡の学校」(真白圭) ・知り合った人の家に行った夜の怪異「ただの卒塔婆」(蛙坂須美) ・一族の合葬墓が完成した! ふと聞いた先祖の女性にまつわる奇妙な話「墓を呑む」(雨宮淳司) ――ほか、小原猛、黒史郎、吉田悠軌による書き下ろし含む選りすぐりの「墓」に纏わる怖い話40話収録。
  • 残り5パーセントのファシズム

    残り5パーセントのファシズム

    小説・文芸
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    1巻1,320円 (税込)
    夢を操る国家と、従わない人々。 自由な心は誰にも操れない。 95パーセントを支配する社会で、残り5パーセントが目を覚ます──。国民から圧倒的な支持を集める人気政治家。その裏で、人間の夢と無意識を操作し、国家に従順な人間をつくり出す研究が進められていた。成績によって生徒を階級化する学校、政党へ送り込まれる優秀な卒業生、そして意識を統制する研究所──。それぞれのつながりに気づいた雑誌編集長と助手の“姐ちゃん”は、国家を覆い始めた巨大な陰謀を追う。一方、国家から危険視された者が集う最下層クラスで出会った少年と少女も、封じられた過去と自らの正体に迫ってゆく。たとえ人間の95パーセントを支配できても、残る5パーセントまでは操れない。傷ついた者たちが愛と記憶によって結ばれ、自由な心と自分らしい生き方を守るために立ち上がる近未来群像劇。

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  • バニーガールの夜

    バニーガールの夜

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    死んだ夫は、丁寧すぎるくらいに丁寧で、やさしすぎるくらいやさしい人だったーー。 不器用なふたりが、不器用なまま試行錯誤を繰り返し愛を紡いでいく……。ふたりにしかわからないこと、ふたりでしか笑えないことを抱えて。 表題作「バニーガールの夜」他、「瑞樹と夕方の子犬」「曽良の足音」二篇を収録。

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  • 人間に向いていない

    人間に向いていない

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    断絶の闇の中で、三十の魂がつぶやいた。 言葉が、あなたの“喉”を掻き切る。 「普通」という刃で裁かれ、「市場価値」という檻に入れられ、「タイミング」という名の運命に飲み込まれてゆく──。 現代社会の不条理を鋭く抉り、すべての不適合者の魂を代弁する三十の詩的独白。 完璧な仕事、理想の愛、正しい生き方——輝く規範の影で、誰もが一度は感じる。 「どうも自分は、この世界にうまく合っていないらしい」と。 それは告発でも悲嘆でもなく、あなたが押し殺してきた声の、正確な転写である。 「なぜなら、すべての人間は、そもそも人間に向いていないのですから」                            ——あとがきより

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  • 堕天使の詩  ─あなたも一緒に踊りませんか?─

    堕天使の詩  ─あなたも一緒に踊りませんか?─

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    たとえ彼の翼が折れようと、「約束」はきっと守られる 堕天使と呼ばれた少年は、みんなを幸せで包み、そして風になった……。 いつも全力で駆け抜けた少年の、20年間の軌跡を鮮やかに描く眩い青春ストーリー。 優しさと強い気持ちがあれば、人間は前に進める。そう教えてくれる1冊。

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  • 防人怪談 幽鬼の戦場

    防人怪談 幽鬼の戦場

    小説・文芸
    -
    1巻825円 (税込)
    戦中の旧日本軍から、戦後の自衛隊まで。 生と死の狭間=戦場では人智を越えた何かが起きる。 元自衛官、そして今はなき旧軍・従軍体験者たち。 命を懸けて国を護った防人(さきもり)たちの口から明かされた 国防の最戦前で起きていた【怪異】と【奇跡】 そこには、命を懸けた者たちの「祈り」があった。 橋本純+西浦和也、体験者への長年にわたる取材をまとめた 語り継がれるべき魂の怪異録。 【戦時の防人たち】 沈没したはずの輸送船のカッターが荒波の海上に浮かび上がる…「救難艇」 暗い留置場の畳の隙間から現れたペラペラの兵士は問いかけてくる…「営倉」 深夜の営門前に現れた完全装備の兵士がもたらした報告とは…「最後の伝令」 間違って持ってきてしまった戦友の荷物。ある夜、ずぶ濡れの影が…「取り違えた背嚢」 廃集落で出会った謎の男たちに導かれた先に隠されていた物…「便衣隊」 崩落した倉庫の瓦礫から命がけで主人の命を救った小猿の奇跡…「小さな英雄」 魚雷攻撃で漆黒の海を漂流する乗組員たちを泳げと鼓舞し続けた謎の声…「漂流」 マングローブの闇から響く不気味な歌声と巨大な黒い影…「ソロモン夜歌」 死んだはずの同期兵が過酷な逃走劇の中で語りかけてくる言葉…「戦陣訓」 殉職した整備兵が新型機を守るため夜な夜な立ち塞がる…「歩哨」 爆雷の雨が降り注ぐ絶体絶命の深海でどこからともなく響く軍歌…「勇敢なる水兵」 機関銃で倒れても復活するジャングルの裸足の部隊の秘密…「裸足の日本兵」 敵の反撃が激化する戦場で突撃を阻止した故郷の温もり…「父の手」 部隊の象徴たる軍旗を焼却する瞬間に目撃された各地の怪奇現象…「軍旗の誉」 【戦後の防人たち】 旧軍の遺構の奥深くで密かに眠り続けていた謎の石碑…「掩体壕の墓石」 旧軍幹部の写真が飾られた部屋で右手を挙げて消える影…「江田島の英霊」 病院の床下から静かに染み出してくる重い車輪の音…「真夜中の軋り」 不発弾事故で命を落とした隊員がみせる未練の気配…「隊舎に還った男」 演習場の古井戸の底で逆さまになって絶命していた男の謎…「井戸の底へ」 海に面した船室の分厚い鉄壁の向こうから不意に聞こえる音…「船室のノック」 事故が相次ぐ潜水艦の誰も入れない二重底から見つかったモノ…「呪われた潜水艦」 月のない漆黒の海でマストの頂上を静かに移動していく不思議な光体…「護衛艦Sの光」 鉄の扉で完全に封じられた隊舎の中を歩き続ける無数の影…「駐屯地の空き地」 取り壊そうとすると必ず災いが起きるという理由で残された壁…「1基地の話」 硫黄島の宿舎で夜な夜な水を求めて部屋に入ってくる足音と姿…「霊感あり」 沖縄の異様な宿に残された浅すぎる湯船に秘められた戦時の過去…「浅い湯船」 都心の超高層ビルの足元で江戸時代から語り継がれる全裸の女の影…「檜屋敷の女」 日航機墜落現場の暗い山肌で無数に点滅し静かに見守るほのかな光…「銀色の翼」 居酒屋の席でどれだけ盛り上がっても決まって空いてしまう左隣…「埋まらない席」 ほか、収録。
  • 金沢怪談

    金沢怪談

    小説・文芸
    -
    1巻825円 (税込)
    加賀百万石の優美な街並みに潜む、もう一つの金沢。 怪異と人が織りなす古都の怪談集! 空襲を逃れ、古い歴史と建物が今なお色濃く残る北陸の古都・金沢。 兼六園や茶屋街といった華やかな観光地の裏側には、地元で語り継がれる奇妙な噂や幽霊たちの気配が密かに息づいている。 金沢市内の名所や住宅街から能登・加賀エリアまで、営業マンとして石川県内を駆け巡った地元出身在住の著者が総力取材。 過去から現在まで地域ごとに紡がれる怪異体験を収めた本書は、いつもの街の風景をどこか愛おしく、そして少し怪しく塗り替える一冊! 収録話一部 ●金沢市(都心・繁華街エリア) 【金沢城公園】旧校舎時代から残る異界の気配 【片町の○ビル】雑居ビルのエレベーターに潜む女達 【新聞に掲載された霊】乙丸陸橋で目撃され記事になった親子 【犀川】川にまつわる惨劇と消える飛び込み客 【はまぐり坂】坂道に蠢く黒い影と狂気に落ちた僧侶 ●金沢市(東部・卯辰山・ひがしエリア(城東・浅野川流域) 【ひがし茶屋街】深夜の街並みに現れる人懐っこい怪異 【卯辰山の火だるま】山道で遭遇した燃え続ける男の幻影 【卯辰山の無縁墓地:荒廃した墓地から響く声と子守歌 【解剖墓地】献体者の石碑が立ち並ぶ場所の恐怖 ●金沢市(南部・文教・住宅エリア) 【寺町】町を彷徨う霊を閉じ込める寺院の結界 【K病院】深夜の病院を彷徨う異形の手足の怪 【金沢市南部の奇妙な会社】封鎖された奇数階に蠢く怪奇現象 【八日市の事故】巨顔の老婆と折れた首の女が招く事故 【H公園】車に乗っていた人形のような少女の影 【長坂台の裏道】井戸の遺体とすれ違いざまの呟き ●金沢市(北部、沿海、水辺エリア) 【小坂町の用水路】真夜中に水路を歩く怪しい音の正体 【金石海岸】海の中から語りかけてくる不気味な水死体 【血の川】公園のトイレに貼りつくずぶ濡れの女 【パーキングエリア】古戦場近くのPAで襲う金縛り 【天狗の森】迷い込んだ森で響く不気味な女の笑い声 ●白山市 【スキー場の橋】スキー場の橋の向こうで友人に憑依した霊 【五歩市踏切】自殺が相次ぐ踏切に立つ濡れていない男達 【S高原のロープウェー】首が180度回転したキャビンの女性 【鳥越城跡】一向一揆の惨劇が残る地に佇む異形 ●能美市 【天狗橋の横穴】天井から落ちる靴と岩穴の呻き声 【旧無患子トンネル】鉄格子の奥から響く怒声と闇の出口 ●小松市 【奇妙な葬送】斧で棺桶を叩き割るトラウマの火葬風習 【遊女の墓】首の長い灰色着物の女が解く金縛り ●羽咋市 【猫の目の交差点】道路の真ん中で手招きする帽子の女 【荒屋バイパス】未舗装の崖っぷちに佇む線香臭い女 ●野々市市 【野々市駅】線路から駅舎を見上げる無数の餓鬼 ●志賀町 【ヤセの断崖】岩場に引っかかる遺体と耳元の声 ●穴水町 【旧・七海第二隧道】廃トンネルの奥から呼ぶ引き込みの声 ●内灘町 【内灘放水路】供え物を踏んだ後に背後から迫る足音 ほか収録。
  • 百怪語り いにしえの花びら

    百怪語り いにしえの花びら

    小説・文芸
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    1巻825円 (税込)
    怪談師・牛抱せん夏が紡ぐ戦慄のシリーズ最新作! 「正面の壁を壊すと、また壁が出てきた。さらにもう一枚抜くと壁。その向こうから出てきたものとは――」 「壁七枚」より ようこそお越しくださいました、この世の裏側へ――古典から実話怪談まで、独自の取材と臨場感ある語りで恐怖と不思議の世界を届ける人気怪談師・牛抱せん夏が綴る100話の怪異譚。 ・居酒屋の客に異変…その理由「氷出た」 ・仲の悪かった義母と嫁は最後に…「ありがとう、お義母さん」 ・庭には土地の持ち主の墓石群がある。そんな会社で起きた怪異とは「中庭」 ・深夜のドライブインで声を掛けてきたのは…「仮眠中」 ・あの土地を買って家を建ててからおかしくなった…「豪邸の家族」 ・夜中のガード下の細い道で見かけた男、次の夜もそこにいて…「時計」 ・釣り好きの叔父がある日、釣りに行って複雑骨折「池の主」など。
  • プラハの墓地

    プラハの墓地

    ユダヤ人嫌いの祖父に育てられた、稀代の美食家シモーネ・シモニーニは、文書偽造の仕事に就き、イタリア統一、パリ・コミューン、ドレフュス事件、そしてナチのホロコーストの根拠とされる史上最悪の偽書『シオン賢者の議定書』にまで関わることに。ウンベルト・エーコが描く、憎しみと差別のメカニズム!/解説=仲俣暁生
  • 新婚(ハネムーン)恐怖殺人旅行

    新婚(ハネムーン)恐怖殺人旅行

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    新婚旅行+恐怖殺人、絡み合う二重のストーリーに隠された異色のトリック!  新婚夫婦の初夜の儀式を参列者が見守るという、奇想天外な結婚式が福島・磐城母子温泉のホテルで行われた。同じ頃、東京でモグリの外貨金融業を営む外人夫妻が陰惨な姿で殺された。被害者夫妻の悪虐ぶりには怨みを持つ者が多く、犯人割り出しは難航が予想された。同時進行する二重のストーリーの交点に隠された異色のトリックとは……!? 長篇ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
  • 偽装特急殺人旅行

    偽装特急殺人旅行

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    1億円奪取に成功した犯人グループを奇怪な連続殺人が襲う!  GNE社が開発した波動エネルギー装置の資料を強奪し、1億円と交換することを計画した男女6人グループ。彼らは警察の張り込みにもかかわらず、寝台特急〈みずほ〉の車内で現金の獲得に成功した。だが、集合場所に運び込まれた1億円が何者かに奪われたことから、謎めいた事件が始まる。計画はなぜ洩れたのか、裏切り者は誰なのか。連続する仲間たちの奇怪な死に、疑心暗鬼となった犯人グループは……。長篇ピカレスクロマン/ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
  • 近鉄特急アーバンライナー殺人旅行

    近鉄特急アーバンライナー殺人旅行

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    列車ジャック事件の直前に失踪した江戸川警部……その行動の真意は?  暴力団・土井組が麻薬取引のために五億円の現金を大阪に運ぼうとしている。鉄道警察隊の江戸川と尾瀬は、厚生省の麻薬取締官とともに新幹線に乗り込んだ。組員の大黒と吉田を尾け、密売人もろとも逮捕するのが任務だった。だが、大黒らが名古屋で新幹線を降り、近鉄特急〈アーバンライナー〉に乗り換えた時、江戸川は急病と称して、行方をくらましてしまう。やがて列車ジャック事件が起きて、尾瀬は孤軍奮闘の捜査を強いられることになるのだが……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
  • トワイライトエクスプレス殺人旅行

    トワイライトエクスプレス殺人旅行

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    寝台列車の個室で起きた密室殺人! だが捜査陣を待ち受けていたのは第二、第三の殺人事件だった  大阪発札幌行きの超豪華寝台列車の個室で、徳田財閥の御曹司・義明とその婚約者が殺された。死因は毒殺、しかも部屋は密室だった。美人ハコ師・瓜生姉妹を追って同列車に警乗中だった鉄道警察隊・江戸川警部と尾瀬刑事は、ただちに捜査にあたるが、当初徳田の婚約者だと思われていた被害者の女性が、別人であることが判明、事件は混迷の状況を迎えてしまった……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
  • 欧風客車(サロンエクスプレス)殺人旅行

    欧風客車(サロンエクスプレス)殺人旅行

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    偶然同じ個室に乗りあわせた容疑者の兄弟たち……そのアリバイ・トリックを見破れるか  ゴールデンウィークの初日、逗子と軽井沢を結ぶJR自慢のリゾート列車欧風客車〈そよかぜ〉は、満員の客を乗せて逗子駅を出発した。同じころ、鎌倉御成町でモグリの金融業を営む老女が何者かに連れ去られ、死体で発見されるという事件が起きた。偶然、容疑者の兄弟たちと同じ欧風客車の客室に乗り合わせた大学助教授・御調哲司は、持ち前の推理力で彼らが主張するアリバイを崩していく……。長篇ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
  • 京都殺人事件

    京都殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    枯山水で囲まれた古寺で起こった“開かれた密室殺人”に挑む高校生の推理  夏休みに京都を訪れた高校生・佐野進は、ふとした好奇心から、ホテルで見かけた挙動不審の男を尾行した。男は観光コースをはずれ、虎安寺の六角堂の中に入りこむが、進が一瞬目を離した隙に何者かに殺されてしまう。はからずも第一発見者となったうえに、殺人容疑をかけられた進は、自らの容疑をはらすため行動を開始。だがそのために、事件は思わぬ方向へ……。中篇ミステリを3作品収録。 *京都殺人事件 *雪の密室殺人事件 *死を呼ぶ将棋の駒 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
  • 新特急スーパーひたち殺人旅行

    新特急スーパーひたち殺人旅行

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    1億円の身代金の行方は!? ハイテク列車を駆使して行われる誘拐殺人事件  元伯爵の血筋を引く姉小路家の令嬢が誘拐された。付添いの運転手を殺害したうえで拉致するという凶悪な犯行だった。犯人の目的は1億円の現金。その受け渡し方法は、常磐自動車道を北上する車の自動車電話に、並走する常磐線特急列車〈スーパーひたち〉から指示するという突飛なものだった。犯人は〈スーパーひたち〉に乗っている!? 茨城県警捜査本部から急報を受けた鉄道警察隊・江戸川警部は、尾瀬刑事とともに車内捜索を開始する。だがその直後、尾瀬までが「不審な人物を尾行する」と無線連絡を残したまま失踪してしまった……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
  • 巴里・ローマ休日殺人事件

    巴里・ローマ休日殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    海外旅行の先々で起こる謎の殺人事件……解決の糸口は帰国しなければ見つからない!?  若き宝石商・京林哲夫の自邸の金庫から、時価四億円もの宝石類が消失した。趣味のゴルフ仲間とともにヨーロッパ旅行の打ち合わせを行った直後のことだった。哲夫は顧問弁護士の小桜美樹に調査を託して、予定通りパリへ発つが、同行した友人・白子純一がゴルフ場で刺殺され、その内妻も全裸で殺されてしまう。殺人容疑は、状況から哲夫に向けられるのだが……。長篇ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
  • L特急踊り子3号殺人旅行

    L特急踊り子3号殺人旅行

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    同一列車内で起こった連続殺人事件に挑む、鉄道警察隊・江戸川警部の活躍!  通勤客で満席の〈湘南ライナー2号〉から、女の殺し屋が失踪した。仲間の男たちは、女が車内に残した秘密書類を回収すべく、折り返しL特急〈踊り子3号〉となった列車内をくまなく捜しまわるが発見できず、列車は伊豆急下田駅に着いてしまった。だが、そこで発見されたのは、失踪した女の得意技・毒針で殺された仲間の死体。しかもそれは、連続して起きる殺人事件の幕開けにすぎなかった……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
  • 冬虫夏草の惨劇

    冬虫夏草の惨劇

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    死体なき殺人事件? 失踪した恋人の行方に影を落とす謎の秘薬・冬虫夏草とは  若き薬学者・皆川洪志が、漢方の秘薬といわれる怪草・冬虫夏草を採取するために、蔵王へ出かけたまま消息を絶った。皆川のマンションに残されていたのは、他人名義の預金通帳。しかもその通帳には一千万もの不明な金が入金されていた。皆川の身を案じた婚約者の桂木由美子は、蔵王で知り合った医師・佐々木哲彦に、皆川捜索の協力を求める。だが、その矢先、失踪の鍵を握っていると思われた人物が、顔一面に冬虫夏草を生やした姿で惨殺された。手掛かりを失った由美子らは、皆川を捜して再び蔵王へ発つが、そこでは第二の殺人が……。謎の連続殺人に挑む長篇本格ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
  • けだるい夜にひとりで開く本 建自詩集

    けだるい夜にひとりで開く本 建自詩集

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    「名前も知らない感情の/形を見つけるために読むのだと/きみは言う/そうだね と/あなたも思うだろうか/けだるい夜に この詩を読んで」少しだけ疲れた夜。少しだけ持て余した感情。読めば救われる、とは言えない。読んでもコンビニエントな癒しは手に入らないけれど、気分に任せてページを開けば、重なり合う一篇が、きっとある。自分と向き合う時間のための詩集。
  • しくしく泣いてりゃ程度がいいか

    しくしく泣いてりゃ程度がいいか

    小説・文芸
    -
    1巻1,089円 (税込)
    権威的な父から虐待を受けて育ったなこは19歳で家を出た。20歳で結婚、息子の善が生まれたが、25歳の誕生日を前に息子と家を出た。間もなく父親が自死。憎い父はもうこの世にいない、それなのに繰り返し、なこを苦しめる──。それから数年後、なこは公園で生まれたばかりの子猫を拾って……。トラウマを抱えて生きてきた女性が、大切なものと一緒に前に進んでいく姿を描いた体験的小説。
  • ほほえみ

    ほほえみ

    小説・文芸
    -
    1巻1,089円 (税込)
    朝、五時前に目覚めて合掌。室温・血圧を測り、つれづれなるままに筆を執れば頭に浮かぶ「ビトイーン、壮年と老年の間は『年配』だと言われる方もいらっしゃるけれど、私は老人とは呼ばれたくないと」……でも日ごとに身体のあちこちに、老化が進んでいます──著者作の短歌と共に、著者の人生を縦糸に、縁を結んだ人々の人生を横糸に織り上げられた人生記。
  • まわり道 心の解放

    まわり道 心の解放

    小説・文芸
    -
    1巻1,287円 (税込)
    「どもっちょったよ」──小学3年生の国語の授業中、先生から突然教科書を読むように指名され、慌ててうまく読めなかった著者は、友達からそうからかわれた。笑い飛ばせる性格ではなかった著者は、それ以来、そのことが頭から離れなくなり、本当の吃音恐怖症になってしまう。そしてそれは人生に暗い影を落とした。「言葉」につまずき、魂の救済を求めて人生を彷徨った著者の自伝的小説。
  • 下町の億万長者

    下町の億万長者

    小説・文芸
    -
    1巻594円 (税込)
    東京・下町の、とある清掃サービス会社で、アルバイトをしている五十代のおじさん。その正体は、とある優良企業の創業者兼、会長であった。泰然自若に生きる大富豪が教える、成功者になるための心構え──「大宇宙の富を引き寄せる7つの魔法の教え」とは? 軽妙なテンポと温かなユーモアで送る、下町のスペキュレーティブ・フィクションここに登場!
  • 郷愁 あなたと歩いた道

    郷愁 あなたと歩いた道

    小説・文芸
    -
    1巻1,089円 (税込)
    1977年に学生結婚。四畳半一間暮らし、銭湯通いの日々をフォークソングみたいだと笑ったあの日。子供が生まれ、貧しいながらも幸せだった日々。月日が流れ、子供は巣立ち、孫もだいぶ大きくなった。そんな折、突然の妻との別れが……。残された夫は、悲嘆の中、二人の歩んできた道を振り返り、そして少しずつ時を重ね、日常を取り戻してゆく──。読む者の胸を締め付ける詩集。
  • 青い薔薇の告白

    青い薔薇の告白

    小説・文芸
    -
    1巻1,584円 (税込)
    「黒墨を流されれば黒く染まる。赤を流されれば赤にも染まる。白いものが流されても、一目では色が変わったようにはわからない水のように生きた『母の告白』が和夫の心によぎった」(本文より)聖母か、それとも罪人【つみびと】か。月光に輝く茶碗〈穂田【ほいだ】〉に母は何を見たのか。曇天に洩れる日の光となる、青い薔薇の告白とは──。切なくも気高い「母の愛」の物語。
  • 大きな桜の木の下で

    大きな桜の木の下で

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    コニーがずっと気になっていた近所のお屋敷。あるときコニーはつい「自分はこのお屋敷の子どもと取り違えられた子」という嘘をついてしまいます。その後、出会ったのは本当のお屋敷のお嬢様・ジュリア。戸惑いながらも、二人は大の仲良しになります。やがて二人はジュリアの家族とお手伝いさんたちが抱える問題を知ることに。はたして二人は、問題を解決できるのでしょうか?
  • 叛骨

    叛骨

    小説・文芸
    -
    1巻1,188円 (税込)
    「……規則は全員が共有しているもので、絶対のものではありますが、現場においては変則を余儀なくされる場合も多多あります。特に、教育の現場においては……」(本文抜粋)。この「貧しさ」を、この「憤り」を、忘れてはならない。父から息子へ、語られぬはずの記憶が血肉となって息づく。親子二代にわたる叛骨の系譜と、時代が変わっても通底する権力への抗いを鋭く捉えた写実的物語。
  • 副作用

    副作用

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    願いには必ず代償があり、救済にも罠が潜む──。古典の現代リメイクから日常に潜む奇譚まで、悪魔、神、死神、そして人知を超えたAIらが交錯する世界を描きながら、幸福の裏に潜む代償と倫理を鮮やかに抉っていく。読後には静かな余韻と問いが残り、日常と不条理の境界を鋭く照らします。あなたの幸福観を揺さぶる至極のミステリアス・オムニバス。

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