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反町隆史、大森南朋、津田健次郎 トリプル主演で話題沸騰!! フジテレビ系水曜よる10時放送ドラマ「ラムネモンキー」 51歳、元映画研究部。人生迷子の男たちが“あの頃の輝き”を取り戻す―― 青春回収ヒューマンコメディが小説でも楽しめる!! 吉井雄太、藤巻肇、菊原紀介は見た目も性格もバラバラな3人組。 1988年、中学時代は映画研究部でカンフー映画製作に夢中だった彼らも今や51歳。 「こんなはずじゃなかった」とそれぞれに行き詰まりを感じていたある日、「地元・丹辺市の建設現場から人骨発見」のニュースが届く。 37年ぶりに再会した3人は、当時憧れだった顧問の女性教師・通称マチルダの記憶があいまいになっていることと、彼女が行方不明になったことを思い出し――!? マチルダ失踪事件を追うため、人生の迷子たちがあの頃の自分に会いにいく!
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切ない友情を描く珠玉のフランダース文学。 語れない過去を抱えた子どもと、守りたいと願った子ども。 この小さな友情は、 世界の残酷さを、 やさしく照らす。 ーーサヘル・ローズさん(表現者) 90年代後半のベルギー・フランダース地方。2歳年上のコソボ難民の転校生トリスタンのお世話係をしている10歳のジミー。家庭の愛に恵まれず孤独な思いをしながらも、フリッポ(スナック菓子のおまけのメンコ)の蒐集に情熱を燃やし、それ以外の時間はトリスタンが1日も早く地域に馴染めるように、彼と彼のきょうだいたちの世話を焼いている。トリスタンも、少しずつ過去の辛い思い出が薄れ、日に日に新しい生活に馴染むようになった。そんなある日、トリスタン一家に国外退去命令が下されてしまう。ベルギーに留まりたいトリスタンは、ジミーにある計画を持ちかけるが…。 オランダの2023年〈本の週間〉プレゼント本として刊行された、欧州の話題作。残酷な紛争を背景に、少年2人のちょっとずれていて切ない友情を描いた、珠玉のフランダース文学。
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全米第1位! 水の都で発見された、顔なき死体。 奪われた幻の名画の行き先には、世界の均衡を揺るがす陰謀が―― ヴェネツィアで身元不明の腐乱死体が見つかった。当局から復顔を要請されたガブリエル・アロンは、被害者がヴァチカン美術館の修復実習生で無名絵画の下に眠る幻のダ・ヴィンチの存在を追っていたことを突き止める。だが絵は美術館から消え、ダ・ヴィンチ研究の権威も何者かに殺害される。ガブリエルは教皇をも巻き込む不穏な犯罪計画を阻止するため、大胆不敵な絵画奪還作戦を決行するが――。
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作家の父が遺した連続殺人の“告白”。 それはおぞましい真実なのか―― 衝撃のツイスト、読んだら元の自分には戻れない。 2025年マッキルヴァニー賞受賞! 「実録犯罪のような読み応えのダークなフィクション。二度裏切られる、圧巻の力作」――Daily Mail紙 「読み終わったあとも、不穏な余韻が長く残る」――Sunday Post紙 「トマス・ハリスのファン必読。衝撃的な1冊」――Prima誌 作家の父親が急逝し、17年ぶりに故郷に帰ってきたネイサンは、そこで8歳の少女が失踪したニュースを聞いて恐怖に震える。“あれ”はずっと続いていたのか? 急いで父の寝室を探ると、隠された靴箱の一番上に行方不明の少女と全く同じ赤いリボン、そして「真夜中の王」と題された原稿が仕舞われていた。ネイサンは少女を捜すため、父の遺稿をめくる。殺人犯による悪夢のような告白の物語を――。
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児童詩「ひばりのす」で知られる、広島・福山で活躍した読売文学賞受賞の詩人・木下夕爾。再評価進む著者の、入手可能な随筆を初めて集成。 《ひばりのす/みつけた/まだだれもしらない》という詩句に、抒情や感傷を超えた根源的なものを感じた。半世紀以上の時を経て、その詩人木下夕爾が、芥川の掌編、朔太郎の俳句、万太郎の添削などなど、人と表現について豊かに語る声を、今、差し向かいで聞けたようで、たまらなくうれしい。 ――北村薫 【目次】 Ⅰ 随筆 第一章 旅と日常 第二章 詩歌考 第三章 師と詩友 第四章 木靴と春雷ほか Ⅱ 俳句と詩 俳句十五選/詩十五選 木下夕爾を語る 井伏鱒二/堀口大學/宮崎晶子/安住敦/永瀬清子 解説 藤井基二 初出一覧/年譜
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どん底暮らしから這い上がり、作家への道をつかんだジャック・ロンドン。 少年時代を送ったサンフランシスコの酒場で、船乗り仲間の避けがたい付き合いで、 どれほど労働が苛烈であれ、どこへ旅をしようとも、 〈彼〉はいつも傍らにあった。 アザラシ狩り船で小笠原諸島へ、北米大陸を放浪、そしてゴールドラッシュへと旅は続き―― 彼=ジョン・バーリコーンとは、〈大麦から作られた酒〉を擬人化した呼び名。 生きていくことがそのまま冒険だった活力横溢の日々において、 血中アルコール濃度は着々と高まり、危ういせめぎ合いはやがて…… 野性よりも人間よりも、手強い相手はアルコール。 小説仕立てで来し方を活写する、己と酒のメモワール。
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「死にたい」のではない。「自分を許せない」のだ。 昭和23年6月、玉川上水に身を投じる直前の7日間、稀代の文豪・太宰治の魂が激しく揺れ動く。 本書は、太宰治という作家がその生涯を通じて抱え続けた「自己嫌悪」の正体に迫る歴史小説です。大地主の家系に生まれた罪悪感、左翼運動への挫折、心中未遂と生き残った恥辱、そして薬物依存――。凄絶な自己破壊の衝動の奥にある、「自分を許せない人間」の精神の軌跡を、実在の人物や時代背景を織り交ぜながら鮮烈に描き出します。 読者は、崩壊へと向かう最期の7日間と過去の記憶が交錯する構成を通じ、太宰の苦悩を追体験できます。それは単なる弱さの露呈ではなく、昭和という激動の時代が生んだ一人の男の「真実の告白」として、現代を生きる私たちの心にも深く突き刺さるはずです。 こんな方におすすめ ・太宰治の文学やその破滅的な生涯を深く知りたい方 ・人間の内面的な葛藤や孤独を描いた重厚な物語を求める方 ・昭和の空気感と文士の生き様に興味がある歴史小説ファン 鏡をふせ、自分を見つめることを拒み続けた作家が、最期に辿り着いた答えをぜひ見届けてください。
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答えはネットのどこにもありません。常識という名の壁をぶち破り、あなたの脳を極限まで覚醒させる究極の知的冒険へようこそ。 本書は、大人気「ウミガメのスープ」形式の完全オリジナル水平思考クイズ決定版です。日常に潜む小さな違和感から、震え上がるようなサイコホラーまで、検索エンジンでは決して辿り着けない珠玉の謎を厳選して収録。質問と回答のシミュレーション、段階的なヒントも完備した「思考トレーニング本」の側面も持っています。 固定観念という「脳のクセ」を破壊し、圧倒的な柔軟性と多角的な視点が身につきます。一見、理不尽で不可解な物語を読み解くプロセスを通じて、ビジネスや日常の課題を多角的に捉える「思考の魔法」を習得できるはずです。 こんな方におすすめ: ・既存のクイズ本では物足りない謎解き愛好家の方 ・柔軟な発想力と論理的思考を超えた「ひらめき」を鍛えたい方 ・友人や家族と盛り上がれる最高の知的な遊びを探している方 迷宮の出口を見つけるのは、膨大な知識ではなく、あなたの「たった一つの視点の転換」です。
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膨大な情報の海で「本当に読むべき本」を見失っていませんか? AIの論理と人間の直感を融合させ、あなただけの「運命の一冊」を確実に手繰り寄せる新時代の読書術。 本書は、年間6万点を超える新刊の中から、ChatGPTを活用した効率的なスクリーニングと、シェア型書店などの現場で生まれる人間的な出会いを掛け合わせた選書メソッドを提案します。単なる効率化としての「タイパ」を超え、人生を劇的に変えるセレンディピティ(偶然の幸運)を意図的に設計する技術を体系化しました。 本書を読めば、本屋で立ち尽くす徒労感が消え、今の自分に必要な本を最短で見つけられるようになります。「ハズレ本」のリスクをAIで最小化しながら、AIには予測できない「心震える未知の知」に出会う喜びを手に入れることができるでしょう。 こんな方におすすめ ・膨大な新刊の中から、自分に最適な一冊を効率よく選びたい方 ・AIを賢く使いこなし、読書の質を圧倒的に高めたいビジネスパーソン ・情報過多な現代で「本当に価値のある本」に出会いたい方 検索と偶然の間に落ちている「人生を変える出会い」を、本書とともに掴み取りましょう。
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実業家の片瀬耕一は妻の靖代とその妹の早紀と東欧を旅していたが、その途中、靖代が体調を崩し、充分な治療をする間もないままわずか数日で亡くなってしまう。日本に戻ることもかなわず、異国の地に埋葬することになるが、その地では、医療が十分に発達していなかった時代の名残で、生きたまま埋葬されてしまった人間がいた時のために棺の中から音を鳴らせるよう、墓標の十字架にベルを取り付けるという奇妙な風習があった。そして靖代が埋葬された後、墓地に鳴るはずのないベルの音が鳴り響く。彼女は生きていたのか。彼女の身に起きた思いもよらない出来事とは。女子大生・亜由美と愛犬ドン・ファンが事件解決に奔走する、人気シリーズ第33弾。
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今治を舞台に、生きることの悲哀と愛惜を鮮やかに描く、6つの短編集。 人生の呪縛からあがきながらも抜け出そうとする6人の主人公たち。だが辿り着いたのは黄昏迫る終着駅だった。生きることの悲哀と愛惜を鮮やかに描いた6つの短編集。 今治を舞台に文学・演劇の活動をしてきた吉村信男の小説集。集大成としてまとめられた一冊で、敗戦の色濃い地方(愛媛県)で新しい時代を夢見ながら慎ましく暮らす人々の哀歓を、情感豊かに描く。愛媛の女性映写技師第一号の羽藤キヨミをモデルにした表題作など、6編を収める。 【目次】 【殉職】電話交換室 【贋作】苦い絵 【震災】内海漂流3 【客死】落ちた偶像 【入水】紅島心中 【銀幕】港町純情シネマ あとがき 初出一覧 【著者】 吉村 信男 1944年 釜山生まれ 旧愛媛県越智郡吉海町幸(大島)出身 立命館大学文学部哲学科卒業 愛媛県今治市在住 今治市民演劇脚本執筆 今治城築城・開町400年祭記念事業 『藤堂高虎物語 青雲の城』2部18場 (2004年10月公演) 著書 作品集『還らざる翼』(私家版) 写真集『わが心の渡海船』(私家版)
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恋のおまじないを研究する魔女イーヴ。まさか効くとは思っていなかった「どんな男でもあたしを好きになってくれる呪文」が、都で一番のイケメン貴公子に効いてしまった! 見習い魔女が唱えた恋の呪文の結末は……? ちょっぴりダークなファンタジーロマンス。 「恋の求道者」「忠義」「あなたを忘れるための呪文」を収録。 ※本作は双月ねむるの個人誌作品の電子書籍版となります。
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京城一の美貌と謳われた名門令嬢――昭華県主。 皇帝に寵愛された公主の娘として生まれ、 両親に溺愛されて育った“掌中の珠”。 しかし十六歳で嫁いだ先の夫は、臆病で無能な野心家。 夫婦の心はすぐに離れ、財産を分けて別居。 結婚は名ばかりのものとなった。 二十七歳となった今、 彼女は南方の領地〈緑桑塢〉で自由気ままな生活を送っている。 広大な荘園、富と権力、忠実な従者たち。 だが、この地では日々さまざまな事件が起こる。 盗み、争い、不可解な死―― 聡明な県主は、領主として民の訴えを裁き、 時に自ら現場に赴き、謎を解き明かしていく。 そんな彼女の前に現れたのは、 かつて幼い頃、彼女の家に預けられていた少年。 今や皇帝の子として封じられた、若き親王だった。 年下で、狡猾で、執念深い男。 そして――彼女にだけ執着する男。 彼は微笑んで言う。 「あなたと私が結ばれる理由ですか?」 「縁がなくても――権力があればいい。」 領地で次々と起こる奇妙な事件。 背後に潜む陰謀と権力争い。 そして十年越しに再び動き出す、危険な恋。 聡明な美女県主 × 腹黒年下親王。 二人が挑むのは、恋と謎に満ちた事件の数々―― 中華風ミステリ×ロマンス、開幕。
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夏目漱石の長女との結婚の顛末を描いた松岡譲の幻の名著! 近年、文学者たちを主人公とするゲーム「文豪とアルケミスト」の登場人物としても人気が高い松岡譲。 本書は、夏目漱石の娘婿である松岡が夏目家の令嬢・筆子と結婚するまでのいきさつを描いた長編小説である。 筆子との結婚を望み破れた久米正雄が先に発表した『破船』により、当時の世間は、久米に同情。松岡は冷たい目にさらされた。 そして、結婚から10年--松岡自身がようやく結婚に至るまでの真実をもとに書いた小説が、本書と言われている。(※諸説あります) トータル1,200ページにもおよぶ大作が、90年の時を経て、新仮名遣い・上下巻で再登場! ▼内容 夏目漱石の弟子であった松岡譲が、夏目家の長女・筆子と結婚するまでのいきさつ、親友を失い、仲間から孤立し、先輩を敵に回し、世間の非難を浴びたことを詳細に記した長編作品。 ※本書は1928~31年に第一書房より刊行されたものを再編集して復刊した新装版を電子書籍化したものです。
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日本最高峰の技術を誇るバレエ団でプリンシパルとして活躍するが、突然の病魔に襲われたバレエダンサーの黒峰令治。抜きん出た技術を持ちアニメ化もされるほどの人気マンガを連載しているが、自分の作品には個性が欠けていることに悩む少年漫画家の瀬田美空。まったく異なるジャンルでアーティストとして活動する男女が、あるAI専門企業からの依頼をきっかけに予期せぬ出会いを果たす――ただし、最悪な形で。お互いに反発しあっていた二人だが、自分の技術をAIに学習させることへの葛藤、病や人気の衰えで才能を失うことへの恐怖、アーティストとしての矜持・・・・・・様々な感情をぶつかり合わせるうち共鳴し合い、いつしか惹かれ合っていく。読書情報誌『青春と読書』での連載時原稿に大幅加筆修正を加え、待望の文庫化。
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恋愛依存体質でホストに入れあげている京香と、親の言いなりで現役医学部生の大介は幼馴染。ある日大介にお見合い話が持ち上がり、ダサ男な見た目の彼を改造しようと奮起する京香だが!? 表題作の『私を見下さないで』ほか、パフェ専門店の美人店長に一目惚れし、下心ありきでアルバイトを続けている大学生の浜松は、単発バイトの指導を頼まれる。店に現れたのは、彫りの深い顔に色気のある声を持つ優秀なアルバイターで・・・!?(『パフェとガチ恋』)剣道部の可児先輩に惹かれ入部したミル子だが、先輩はケガで半年休学することに。休学後、留年して同学年になった先輩は、なぜか古めかしい言葉でしか話さなくなっていた。彼は本当に先輩なのか疑うミル子は・・・?(『僕の目を見て』)など、コバルト短編小説新人賞・集英社ノベル大賞受賞の著者が様々な恋と愛の形を鮮やかに描く6編の短編集。
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いまもっとも注目を集めるキックボクシングイベント「KNOCK OUT」の魅力を網羅した公式ファンブック。RIZINでも活躍する鈴木千裕をはじめとした主力選手へのインタビューや出場選手名鑑、イベントヒストリー、3つのルールの違いを解説する観戦ガイドなど、公式ならではの充実した内容で構成する。ファンならマスト・ハブな1冊。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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大森署に怪盗フェイクから挑戦状! 藍本小百合VS変幻自在の怪盗。狙うは署長室に眠るキケンなお宝ーー。 怪盗フェイクを名乗る変幻自在の窃盗犯が出没し、大森署の管内の宝石店を荒らして、マスコミを騒がしていた。そんななか、戸高が競艇場で二千万円の万舟券をゲット。さらに、小型核兵器を守り切った実績から、警察の各方面から公金の保護を名目に大金が持ち込まれ、なんと総額一億円が大森署の署長室の金庫に……。 それを見越してか、怪盗フェイクがSNSで犯行予告!「大森署の署長室にあるお宝を頂く」なんと日時指定までしてきたのだった。 はたして藍本たちは、大胆不敵な謎の怪盗から、署長室の金庫に眠る大金と、警察の面子を守り切れるのかーー!? 大人気シリーズ第2弾!
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グッドラックとあなたが言ってくれる限り、渡ってゆける激流がある。近くにいても遠くても、手を取り合えはしなくても、この歌たちを胸に灯して生きる〈あたしたち〉だってこと、わかるよ。(川野芽生「帯文」より) グッドラックとあなたが言ってくれる限り、渡ってゆける激流がある。 近くにいても遠くても、手を取り合えはしなくても、この歌たちを胸に灯して生きる〈あたしたち〉だってこと、わかるよ。(川野芽生・本書「帯文」より) 栞文:馬場めぐみ・平岡直子・錦見映理子 装幀:ito mina 装画:あんのん 【6首選】 唇をなめる。お寿司の味がする。i will give you all my love. 帰らない気がした星も月もない晩、衝動を確かめようじゃん 雪の町はうつくしい名を持っていて発音できないのだあなたには 書くことでやっとあたしは出会わせる少女のあなたと少女のあたしを 逃げ延びたテルマとルイーズが迎える黒い子猫の名前をおもう あたしたちは死なない猫を継ぐ種族 本棚の本まじらせながら 【目次】 ノンフィクション 暴力太郎太郎 煙の町 生い立ち 花図鑑より はるちる きゅ きゅ あの子ひとりで バラかわく わたしの好きなおんなともだち 死なない猫を継ぐ 霧笛 きんぎょさよなら カレンダーガール 記念撮影 グッドラック わらびもち ぜんぶ夢の話(だとしても) あとがき 【著者】 山中 千瀬 1990年 愛媛県生まれ 早稲田短歌会を経て、現在無所属 2023年 第11回現代短歌社賞次席
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ゆったりまったり、コーヒートーク 直史、美奈子、涼くんは、今日もいつもの店にフラリとやってくる。 どこかレトロな現代を過ごす3人の、ゆったりとした日常がここにある。 --収録------- ・いつもの店で三人で ・リップクリームと留守電 ・会えてうれしかった 約19000文字 ※本作は久納 一湖の個人誌作品の電子書籍版となります。
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あの大作家の、あの力作が……闘う書評家・トヨザキ社長の餌食に!? 親を質に入れても買って読め! 図書館で借りられたら読めば~? ブックオフで100円で売っていても読むべからず!? ベストセラーや名作、人気作家の話題作に「金」「銀」「鉄」3本の斧が振り下ろされる。雑誌「TV Bros.」で連載され人気を博した、ブックレビュアーによる書評集、第3弾。 二〇〇四年の正直書評。(号泣する準備はできていた―江國香織;空の香りを愛するように―桜井亜美 ほか) 二〇〇五年の正直書評。(生首に聞いてみろ―法月綸太郎;奇跡も語る者がいなければ―ジョン・マグレガー ほか) 二〇〇六年の正直書評。(魔力の女―グレッグ・アイルズ;マヂック・オペラ―山田正紀 ほか) 二〇〇七年の正直書評。(快適生活研究―金井美恵子;どれくらいの愛情―白石一文 ほか) 二〇〇八年の正直書評。(エンジェル―エリザベス・テイラー;ゴールデンスランバー―伊坂幸太郎 ほか) 巻末付録 酷評にこそ叮嚀な読解が必要なんです ●豊崎由美(とよざき・ゆみ) 1961年、愛知県生まれのライター、書評家。共著は大森望との『文学賞メッタ斬り!』(ちくま文庫)シリーズ、岡野宏文との『百年の誤読』(ちくま文庫)、栗原裕一郎との『石原慎太郎を読んでみた』(中公文庫)、広瀬大志との『カッコよくなきゃポエムじゃない! 萌える現代詩入門』(思潮社)など。単著は『勝てる読書』(河出書房新社)、『ガタスタ屋の矜持』(本の雑誌社)、『まるでダメ男じゃん!』(筑摩書房)、『時評書評』(教育評論社)、『どうかしてました』(ホーム社)など。
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極東に侵攻を開始した黒魔術結社のアジト〈邪龍殿〉を破壊せよ! 世界の破滅を目論む闇の魔術的テロリスト団W∵O∵R∵M∵に対抗するため、光の魔術結社S∴W∴O∴R∴D∴の特殊戦闘部員……〈魔術戦士〉が組織された。〈火〉の魔術戦士・志門聖司に、極東侵攻を開始した妖蛆の日本寺院建設阻止の任務が下る。日本の暗黒支配を企む黒魔術師と、志門の壮絶なる魔術的闘争(マジカル・コンバット)が今、始まる! 著者渾身の本格マジカル・アクションシリーズ「魔術戦士(マジカル・ウォーリアー)」、第1弾。大陸ノベルス版、SQ文庫版、ハルキ文庫版の“あとがき”を併録。 ●朝松健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、かつて誰も書かなかった〈異形の戦場〉と化した京都を描いた『血と炎の京』で高い評価を得ている。
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イタリア最高峰の文学賞、ストレーガ賞最終候補 ブルックリン、イタリアの小村、ロンドンと、土地に根を張ることなく生きてきた「異邦人」の若い女性の物語。音声による意思疎通から疎外され、「よそもの」として生きる聾者の母に捧げられた物語でもある。 「家族」:語り手の若い女性の両親(ともに聾者)のローマでの出会い、アメリカへの移住、子ども(語り手およびその兄)の誕生、離婚とイタリアへの帰国について語られる。 「旅」:ブルックリンのイタリア系コミュニティの思い出。やがて両親の離婚にともない、幼少期にアメリカからイタリアのバジリカータに移住した語り手の体験。皮肉を利かせたコミカルな筆致で描かれる。 「健康」:「耳が聞こえないけれど音楽が好きな母」の思い出。手話による意思疎通を嫌った母、テレビでいっしょに音楽祭の番組を見ていたときの字幕、母が「比喩」や「皮肉」といった修辞技法をなかなか理解しなかったことなどが綴られる。 「あなたの星座は」:語り手は母親に「もし聾でなかったら、どんな人生を送っていたと思うか」と問いかける。母は「つまらない、意味のない人生だったでしょうね」と答える……。 「移民文学」とは一線を画す、型破りなオートフィクション。
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それは、あの世からの乗客。 元刑事のタクシー運転手×遺品整理士 曰くつきの〈木箱〉が 二人を猟奇殺人にいざなう 元刑事の佐久間悠介は、現在はタクシー運転手をしている。ある日の深夜、歌舞伎町で訳あり風の女性客を乗せるが、彼女は佐久間が一瞬目を逸らした隙に消え、座席には飾りのついた木箱が残されていた。ひとまず忘れ物として箱を社に持ち帰るが、そこへ現れたのは大崎と名乗る遺品整理士。大崎は物から思念が読めるのだと明かし、木箱の飾りは生きた人間から無理やり抜いた歯だと言い出して……。
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20世紀を代表する幻の作家待望の著作選集。 カフカ、ベケットと並び、20世紀を代表する幻の作家の全貌が、ついに明らかに――。 〈グロテスクに異化される社会主義的現実(リアル)―― スターリニズムを生き抜いた異形作家の 孤独なる暗闘の軌跡が今ここに!〉――松下隆志(ロシア文学者) 工藤順・古川哲 編訳 石井優貴・きのしたはるよ・染谷茂・高柳聡子・長井淳・平松潤奈・正村和子・安岡治子 訳* [プラトーノフ・コレクション|全2巻] Ⅰ エーテル軌道 1920‒1931 (全22作品収録) Ⅱ ジャン 1932–1951 (全16作品収録) ・最良の訳者14名による翻訳で、代表的な中篇・短篇・評論・童話・戯曲を網羅的に紹介(ほぼすべて本邦初訳) ・代表作の長篇『チェヴェングール』以前と以後という時代区分による2巻構成で、創作史全体を把握するための視座を提示 ・各訳者が多様な観点からプラトーノフへのアプローチを紹介する付録「訳者アンケート」付き 【目次】 編者より|工藤順 新しい道を求めて 初生水の海(若さの海)|石井優貴+工藤順 訳 動物と植物に囲まれて|古川哲 訳 アジアへのまなざし ジャン|長井淳 訳 マケドニアの将校(断章)|工藤順 訳 戦争とその影 ごみの風|平松潤奈 訳 アフロディテ|長井淳 訳 子どもたち・老人たち 田舎の庭の粘土の家|高柳聡子 訳 雀の旅|染谷茂 訳 七月の嵐|工藤順 訳 牝牛|安岡治子 訳 ウーリャ|高柳聡子 訳 ニキータ|正村和子 訳 論説・書評 最初の社会主義的悲劇について|工藤順 訳 プーシキンは我らの同志|古川哲 訳 アンナ・アフマートワ|きのしたはるよ 訳 遺稿 ノアの方舟(カインの末裔)|石井優貴 訳 解題|工藤順 解説|古川哲 年譜 【著・訳者プロフィール】 アンドレイ・プラトーノフ(著) ロシアの作家(1899‒1951)。ロシア南西部ヴォロネジに生まれ、その後モスクワで作家として活動したが、1929年以降は当時の権力者からの批判を受けて作品を公刊することがままならず、ほとんど無名のまま歿した。代表作にロシア革命直後のユートピア建設の試みを物語る『チェヴェングール』(1929)、共同住宅建設のための絶望的な掘削作業を描く『土台穴』(1930)、中央アジアの小民族の救済をめぐる『ジャン』(1935)などがあり、いずれもソ連の現実を背景に「翻訳不可能」とさえ言われる異様な文体で人間存在の意味を問い詰めた作品である。1960年代以降世界的に再評価が進み、ヨシフ・ブロツキーやスラヴォイ・ジジェクといった論者からは「20世紀世界文学を代表する作家」と評価されている。近年も英語圏、ドイツ、韓国、中国、トルコ、ブラジルなどで翻訳紹介が相次いでおり、20世紀ロシアを代表する作家としての揺るぎない地位が確立されつつある。 工藤 順(くどう・なお)(編・訳) 1992年生まれ。ロシア語翻訳労働者。訳書にヨシフ・ブロツキー『レス・ザン・ワン――詩について 詩人について 自分について』(共訳、みすず書房、2025年)、バーナード・ワッサースタイン『ウクライナの小さな町――ガリツィア地方とあるユダヤ人一家の歴史』(作品社、2024年)、アンドレイ・プラトーノフ『チェヴェングール』(共訳、作品社、2022年、第9回日本翻訳大賞受賞)、『不死――プラトーノフ初期作品集』(未知谷、2018年)がある。 古川 哲(ふるかわ・あきら)(編・訳) 1978年生まれ。東京外国語大学などで非常勤講師。東京外国語大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。訳書にソロモン・ヴォルコフ『ショスタコーヴィチとスターリン』(共訳、慶應義塾大学出版会、2018年)、プラトーノフ『名前のない花 昔話』(奥彩子ほか編『世界の文学 文学の世界』松籟社、2020年所収)など。『チェヴェングール』の解説「あるいはそうであったかもしれないロシア革命」を担当。
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20世紀を代表する幻の作家待望の著作選集。 カフカ、ベケットと並び、20世紀を代表する幻の作家の全貌が、ついに明らかに――。 〈霊性の大地に、雷鳴のように轟きわたる革命のヴィジョン。 その実現に邁進する人々の夢と絶望を驚くべき文体で綴る。 20世紀ロシア文学の隠された原点。〉――亀山郁夫(ロシア文学者) 工藤順・古川哲 編訳 大山麻稀子・きのしたはるよ・佐藤貴之・清野公一・高柳聡子・鳥山祐介・正村和子 訳 * [プラトーノフ・コレクション|全2巻] Ⅰ エーテル軌道 1920‒1931 (全22作品収録) Ⅱ ジャン 1932–1951 (全16作品収録) ・最良の訳者14名による翻訳で、代表的な中篇・短篇・評論・童話・戯曲を網羅的に紹介(ほぼすべて本邦初訳) ・代表作の長篇『チェヴェングール』以前と以後という時代区分による2巻構成で、創作史全体を把握するための視座を提示 ・各訳者が多様な観点からプラトーノフへのアプローチを紹介する付録「訳者アンケート」付き 【目次】 編者より|工藤順 作家が生まれる 牛|古川哲 訳 チュチェン、ヴィチュチェン、プロテガレン|古川哲 訳 ヤムスカーヤ町|高柳聡子 訳 革命から宇宙へ マルクーン|工藤順 訳 思念の悪魔|工藤順 訳 太陽の末裔|工藤順 訳 月探査――〈煉瓦〉についての物語|清野公一 訳 エーテル軌道|工藤順 訳 大地の修理 電化(概論)|古川哲 訳 生きつくす|工藤順 訳 消えたイリイチのランプ|正村和子 訳 草原の職人たち|きのしたはるよ 訳 過去の中の現在 イワン・ジョフ――もうひとつの農民反乱|古川哲 訳 エピファニの水門|鳥山祐介 訳 疑念を抱く グラドフ市|大山麻稀子 訳 地方の愚か者|佐藤貴之 訳 将来の利益のために――貧農の年代記|古川哲 訳 論説 短篇「チュリディクとエピーシカ」について、『労働軍』編集部に答える|工藤順 訳 変貌|工藤順訳 プロレタリア詩論|古川哲 訳 文学の工場――文学的創作方法の根本的改善について|きのしたはるよ 訳 資料 アンドレイ・プラトーノフ 創作の夕べ(速記録)|工藤順 訳 解題|工藤順 解説|古川哲 【著・訳者プロフィール】 アンドレイ・プラトーノフ(著) ロシアの作家(1899‒1951)。ロシア南西部ヴォロネジに生まれ、その後モスクワで作家として活動したが、1929年以降は当時の権力者からの批判を受けて作品を公刊することがままならず、ほとんど無名のまま歿した。代表作にロシア革命直後のユートピア建設の試みを物語る『チェヴェングール』(1929)、共同住宅建設のための絶望的な掘削作業を描く『土台穴』(1930)、中央アジアの小民族の救済をめぐる『ジャン』(1935)などがあり、いずれもソ連の現実を背景に「翻訳不可能」とさえ言われる異様な文体で人間存在の意味を問い詰めた作品である。1960年代以降世界的に再評価が進み、ヨシフ・ブロツキーやスラヴォイ・ジジェクといった論者からは「20世紀世界文学を代表する作家」と評価されている。近年も英語圏、ドイツ、韓国、中国、トルコ、ブラジルなどで翻訳紹介が相次いでおり、20世紀ロシアを代表する作家としての揺るぎない地位が確立されつつある。 工藤 順(くどう・なお)(編・訳) 1992年生まれ。ロシア語翻訳労働者。訳書にヨシフ・ブロツキー『レス・ザン・ワン――詩について 詩人について 自分について』(共訳、みすず書房、2025年)、バーナード・ワッサースタイン『ウクライナの小さな町――ガリツィア地方とあるユダヤ人一家の歴史』(作品社、2024年)、アンドレイ・プラトーノフ『チェヴェングール』(共訳、作品社、2022年、第9回日本翻訳大賞受賞)、『不死――プラトーノフ初期作品集』(未知谷、2018年)がある。 古川 哲(ふるかわ・あきら)(編・訳) 1978年生まれ。東京外国語大学などで非常勤講師。東京外国語大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。訳書にソロモン・ヴォルコフ『ショスタコーヴィチとスターリン』(共訳、慶應義塾大学出版会、2018年)、プラトーノフ『名前のない花 昔話』(奥彩子ほか編『世界の文学 文学の世界』松籟社、2020年所収)など。『チェヴェングール』の解説「あるいはそうであったかもしれないロシア革命」を担当。
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五百両の銀子で、私はその男に買われた。 当代随一の才子と謳われ、誰もが温潤な君子だと信じて疑わぬ男―― だが私は知っている。 その麗しい仮面の下に、実の父さえ手に掛けるほど冷酷な本性が潜んでいることを。 没落し、行き場を失った私は彼のもとへ売られた。 「いつか、あの手で私も殺されるのではないか……」 怯えながら過ごす眠れぬ夜。 しかし彼は、私の予想に反して血塗られた道を進み続ける。 私の前に立ちはだかる者があれば、神を屠り、仏を殺してでも―― その手を決して離さなかった。 恐怖から始まった縁は、やがて私を最高位の座へ押し上げる。 皇后へ。 「泣くな。お前の足元に転がる死体は、すべて私が片付けてやろう」 絶望の底で買われた少女と、冷徹な才子。 血と執着が織りなす、中華宮廷ロマンス。
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ウェブデザイナーの真田まりえは夫の定年退職を機に自分も早期退職してフリーランスとなり、夫婦で車で日本一周する旅に出た。が、その途中で夫を不慮の事故でなくし、自宅に戻って引きこもる。が、一筆書きの一周の旅を完結させるため、春の訪れとともに車中泊を続けながらの旅を再開する。 友人の熟年離婚、ヒッチハイク中のユーチューバーの女子大生との出会い、青木ヶ原樹海や富士五湖周辺のキャンプ場めぐり、自転車事故、図書館での仕事とビブリオバトル、タウン誌の取材、ひょうたんからコマの鵜飼い見物、離島での映画の聖地巡礼、カヌー軍団との遭遇と自作の精霊舟流しなど、道の駅やキャンプ場、国道脇の駐車場、季節外れの海水浴場などでの車中泊を繰り返しながら、各地でさまざまな人々と出会い、交流が生まれ、そうした日々のささいなできごとにあたふたしつつ、少しずつ日常に復帰していく。 ヨットに乗り一人で瀬戸内海を旅している老婦人、京都から四国まで自転車でツーリング中の学生、細長い半島の先端の岩場で聴いた吹奏楽――人生はかならずしも計画したようには進まず、思いがけない挫折に見舞われたりもするが、支えてくれる友人や、予想外の展開や喜びに恵まれたりもする。そうした経験を日々積み重ねながら、徐々に一人で生きていく覚悟のようなものが生まれてくるのだった。 目次 プロローグ 一 龍神とポテチパン 二 山の神と樹海 三 点滴とビブリオなんちゃってバトル 四 文明開花と測量野帳 五 磯笛とポータラカ 六 ワッパとヤシの実 七 国際児童文学館とどんぶらこっこ 八 パンクと脱藩の道 九 てんとう虫とイカ刺し
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漁師町の人たちとの交流を描く自伝的小説。 ――巨大なかじきであった。かじきは二度、三度と海上に躍り上った。嘴だけではなく、かじき全体が鋭い大きな刃物のように見えた。かじきは海を裂き、空を切った。かじきの怒りが、必死の抵抗が、空や海を圧していた。その迫力に、私の全身は震えた。―― 東京の家屋敷を売り払い、母親とふたりで鴨川の漁師町に流れ着いた〈私〉。売れない画家であったが、手元のお金もさみしくなり、漁師の手伝いをして小銭をもらっていた。荒波にもまれる小船の上の生活は厳しいが、烏賊、蛸、鰤、鯖、鰹といった房総の恵みと、漁師たちとの濃厚な交流が心地よく、いつしかすっかりこの町のとりこになっていた。 ――海人の生活が原始的であるが故に、却って私は強く惹かれるのであろう。―― 著者自身「最も気に入った作品」と言い切る自伝的小説の名篇。
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焼き続けるのは幸せの味。 心を満たすハートフルストーリー。 家族に秘められた深い結びつきに 目頭が熱くなります。 (ジュンク堂書店 藤沢店 鈴木沙織さん) 【あらすじ】 青森県の片田舎にある「小田せんべい店」。 小学四年生の弘毅は家が南部せんべい店であることが恥ずかしかった。 しかしある日、弘毅が家に帰ると、せんべいを焼いていたのは同級生の潤。 家を出ていった母親のために、 いつも一緒に食べていた「小田せんべい」を焼きたかったのだ――。 ずっと続いてきた食べものにはきっとなにかある。 人と人とをつなぐせんべい店一家の物語。 【著者コメント】 青森県の片田舎で南部せんべい店を営む六人家族の物語です。 南部せんべいは、青森県南から岩手県にかけて昔から食べ続けられてきました。 今ではピーナツやゴマを混ぜ込んだり、クッキーっぽく焼いたりしていますが、 基本は、塩と小麦粉と重曹のみの素朴で真っ白な塩味のせんべいです。 飽きがきません。鉄型にはさんでサクサクに焼き上げます。 特徴的なのが耳。型からはみ出た部分を耳と呼び、地元では人気があります。 南部せんべいのように飽きがこずに、いつまでも続いていきそうな小田せんべい店の泣いたり笑ったりの日常。 一つの家族の在り方と、伝統食の行く末、友情、少年の健やかな成長を見守っていただけましたら幸いです。 【目次】 一章 せんべい焼き窯の熱 二章 甘く香ばしいチョコクランチの冬 三章 飴と耳と、手紙 四章 薄胡麻と白 五章 せんべい型 あとがき
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\\祝//泡坂妻夫氏デビュー50周年記念刊行 読むべき泡坂作品を探している新たなファンにとって、恰好の入門篇 ――新保博久氏(解説より) クルーザーで遭難し、見知らぬ島に漂流した三人の男。 幸運にも調査に来ていた亜愛一郎と名乗る男に遭遇する。 亜と植物学者・中里教授のキャンプに同居することになった三人は 現地のホロボ族と親しくなる。 だが酋長の妻が病死、酋長も妻の遺体と祠に籠もったまま出てこないという。 さらに中里の拳銃が何者かに盗まれ……。 単行本刊行時に大幅改稿された表題作の「幻影城」掲載バージョンをはじめ、文庫未収録作を集約。 著者デビュー50周年記念刊行。
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宮廷で史書編纂事業が立ち上がると聞き、居ても立ってもいられなくなった歴史オタクの柳羅刹。彼女は男と偽り官吏登用試験、科挙を受験し、見事第一等の成績で官吏となる。ところが、ひょんなことから珍妙な仮面の貴人、雲嵐に女であることがバレてしまう。皇帝の食客であるという彼は、羅刹の秘密を守る代わり、後宮で亡くなった妃の悪霊によるとされる妃嬪の連続不審死事件の調査を命じる。羅刹はしかたなく、後宮に現れるという妃の悪霊について調べ始めるが、その背後には国家の歴史にまつわるとんでもない秘密が隠されていて──?
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この書籍は、2021年8月13日から15日にかけて開催された出版創作イベント「NovelJam(ノベルジャム)」に参加した25人が、初日に運営から提示されたお題「縁」に基づきゼロから生みだした14作品を合本したものです。 「NovelJam」とは「著者」と「編集者」、そして「デザイナー」が集まってチームを作り、小説の完成・販売までを目指す『短期集中型の出版創作イベント』です。ジャムセッション(即興演奏)のように参加者が互いに刺激を得ながら、その場で作品を創り上げています。 今回は「コロナ禍」の影響で中断していた活動を再開すべく、まずはオンラインでの開催としました。分断されてしまった世界で、再び協力しあい競い合う喜びを取り戻すべく開催に踏み切りました。参加者たちの、時代に流されない熱い思いの吐露をお楽しみください。 なお、参加者が定数に満たなかったため、編集者1名で著者3名を受け持ったチームや、、著者と編集者を兼任するチーム、編集者のいないチームなどもあり、悲喜こもごもの現場となりました。 チーム「ええじゃないか」 『アフターコロナ・パンデミック』萬歳淳一(著) 『えしに独楽』鷹村アキラ(著) 『合縁奇縁の絵画』小林太路(著) 岡田篤宜(編)mori_______(デザイン) チーム「くせもの上等」 『染まれよ、心』葉々(著) 『Innocent』M☆A☆S☆H(著) 篠田すみれ(編)吉田彩乃(デザイン) チーム「ノベルカルテット」 『名前のないお面』ナカタニエイト(著) 『サロン奥沢』栗山心(著) 阿部和也(編)岸端優奈(デザイン) チーム「いちじく」 『縁あれば千里』結城玲夏(著) 『縁上商法』shiho(著) 蓑もえ(編)鹿島絵里子(デザイン) チーム「夏之日」 『宵闇白夜神社に火が灯る』日野光里(著) 『魔法使いの娘』一之瀬楓(著) 日野光里(編)彩夏(デザイン) チーム「編集無縁」 『BOND』澤俊之(著) 『シェルターズ』おおくままなみ(著) 花井ひかる(デザイン) 『第211回縁田家家族会議 ~世界が(ファンタジーに)変わっても家族の縁は変わらない(変わる)~』坂東太郎(著) 杉浦昭太郎(デザイン)
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本書は19世紀フランスの詩人シャルル・ボードレール(Charles Baudelaire, 1820 - 1867)の詩集です。彼の唯一の韻文詩集『悪の華』の第二版(1861年)からの抄訳に加え、『悪の華』初版(1857年)において、裁判所より削除を命じられたいわゆる「禁断詩篇」六篇、および死後出版の『悪の華』第三版(1868年)より一篇の詩を収めたものです。わかりやすい現代の日本語による訳詩とともに、理解を助ける画像を多く収録しており、ボードレール入門に最適な内容となっております。読者がボードレールに興味を持つきっかけとなれば幸いです。(訳者)
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「中学受験は、人生で最初の無理ゲーか?」ゲームのコントローラーをペンに持ち替え、偏差値という名の強敵に挑め! 本書は、ゲーム三昧だった小学四年生の翔太が中学受験という過酷な世界にログインし、個性豊かな仲間とパーティーを組んで第一志望校を目指す成長物語です。難解な問題を「ボス攻略」に見立て、RPG感覚で楽しみながら試練を突破していく姿が、会話形式でテンポよく描かれています。 読者は、受験の厳しさやスランプの乗り越え方を疑似体験でき、「勉強=楽しい冒険」という新しい視点を得ることができます。また、仲間との絆や努力の価値を通じて、目標に向かって突き進む勇気をもらえる一冊です。 こんな方におすすめ ・勉強に苦手意識がある小学生やその保護者の方 ・ゲームが好きで、エンタメ感覚で物語を楽しみたい方 ・中学受験という壁に立ち向かっている、または検討中の方 さあ、君も新しい冒険へログインして、最高の「合格」というエンディングを掴み取ろう!
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月刊「潮」2026年4月号 主な内容 【特別企画】 ポピュリズム政治に未来はあるか 転換点に立つ日本人――新たな歴史は「敗北」から始まる。 寺島実郎 ≪連載≫ 平成の回廊――創価学会と日本社会 政治における「平成」が幕を下ろした果てに。 與那覇 潤 自民党一強の下、野党は小異を捨てて大同団結を。 秦 正樹 核兵器廃絶なんてお花畑?理想と現実の隙間を埋める若者たちの挑戦。 高橋悠太 【特集】 現代社会の深淵 “陰謀論者”の実像――宗教・スピリチュアリティとの複雑な関係。 堀江宗正 ≪ルボ≫ 日本人ファーストの影で進む外国人排斥の現実。 高橋幸春 七〇年の節目に――『苦海浄土』は永遠に私たちを問い続ける。 若松英輔 【ルポ】飛べ! 福島から宇宙へ――南相馬ロケット物語。 潮編集部 【連載ドキュメンタリー企画】 「民衆こそ王者」〈識者の声〉篇 民衆の側に立ちつづけた池田先生の振る舞いに学ぶ。 金 光敏 【新連載】 男の“変さ値” やっぱり人生は、“変”じゃなきゃダメだよね。 さだまさし VS 鎌田實 【新連載】 シルクロード 仏の道をゆく 西域南道 西城南道の旅。 安部龍太郎 【人間探訪】 来生たかお 子供や青春時代に立ち返る方法として昔聴いた歌があればいいな。 【連載】 ニッポンの問題点 一〇〇回記念インタビュー 田原総一朗 SNSの時代こそ「ジャーナリズム」が求められている。 森 詠 【対談】 奥田知志 VS 村木厚子 住まいの確保から始まる高齢者も安心して暮らせる社会。 青い目の大関・安青錦を生んだ神戸の「家族」。 粟野仁雄 【好評連載】 高島礼子の歴史と美を訪ねて 和田 竜 VS 高島礼子/ドクターヒラハタの健康・長寿アドバイス 平畑光一/他 その他
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スーパースターの足跡と、知られざる苦悩 メジャー挑戦からMLB殿堂入りまで、四半世紀の間に「ナンバー」へ掲載されたインタビューを全収録。 2000年のメジャー挑戦から四半世紀。常に時代の最前線に立ち続けてきた「イチロー」は、何を考え、語ってきたのか。20年にわたるMLBでの激闘と偉業の数々、引退後の高校野球指導や草野球への情熱、そしてメジャー殿堂入り――。孤高の天才はいかにして唯一無二の存在となったのか。その肉声を辿る、インタビュー集の決定版。 ※本書は、2019年刊行の単行本『イチロー・インタビューズ 激闘の軌跡 2000‐2019』と同書の刊行以降6年間に行われたインタビュー記事を元に大幅改稿したものです。 単行本 2019年8月 文藝春秋刊 文庫版 2026年3月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています
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小さな海辺の食堂を舞台に温かい人間模様を描く、感動のシリーズ全5冊がまとめて読める! 合本だけの特典として書き下ろしストーリーと撮りおろし写真、手書きサインを収録した愛蔵版。突然、母が家を出て行ってしまい、小さな食堂を経営することになった海果。最初は手探りだったものの、とれたての魚介類と、地元の有機野菜を使った料理は徐々に評判を呼び、店は軌道に乗りはじめた。わけあって一人暮らしの13歳の女の子・愛に加え、迷子のサバトラの子猫も海果の家で暮らすことに。潮風の中で始まる恋と友情、そして新しい夢……。葉山の海辺にある小さな料理店を舞台に、自分の居場所を見失った人々が、心を癒していく姿を温かく描くシリーズ。爽やかな感動の物語。 合本だけの特典として、本編完結後の海果の姿を描く書き下ろしストーリー「ウイニング・ボールを君に」、手書きサインを収録。 ※本電子書籍は下記の5冊を1冊にまとめた合本版です。 『潮風キッチン』『潮風メニュー』『潮風テーブル』『潮風マルシェ』『潮風サラダ』
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私の恋した人は“人魚”でした―― 少女たちの涙あふれる青春物語。 「僕は“人魚”なんだ」 あの夏、瀬戸内の島に住む夏希が恋をした転校生・眩は、海からやってきた。 人間の姿をしているけれど、人間じゃない。 世間知らずで自由気ままな彼の姿に心惹かれながら、幼馴染の涼太と三人で楽しく過ごす毎日。 ずっとこんな日々が続けばいい――そう願う彼女だったが、 夏の間に恋が成就しなければ死んでしまうという眩の秘密を知ってしまう。 その恋の相手とは、三人の時間を誰よりも大切にしている涼太だった――。 忘れられないたった一度の恋に涙があふれる、青春物語。 泉サリ 2003年生まれ、埼玉県出身。『林ちゃん』で第209回コバルト短編小説新人賞入選。高校在学中、『シラナイカナコ』で2021年集英社ノベル大賞〈大賞〉を受賞、同作を改題・改稿した『みるならなるみ/シラナイカナコ』(集英社オレンジ文庫)でデビュー。おもな近著に『一八三 手錠の捜査官』(集英社オレンジ文庫)、『おたくの原稿どうですか?』(集英社オレンジ文庫)がある。
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ルースはNYのバーで働く26歳。幼いころ友人が連続殺人鬼オズワルドに殺害されて苦い記憶となっている彼女に、故郷で発生した別な少女の失踪事件の一報が届く。獄死したオズワルドを連想せずにいられないルース。彼には〈共犯者〉がいたのでは? 真相を追ううちに見えてきたのは殺人鬼たちの妻の存在だった。彼女たちの心でくすぶり続ける感情とは? 異様な告白によるイヤミスが誕生!
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その蔵は、人を喰らう。 死体が8つ 半身不随4人 意識不明2人 最凶の祟り物件の解体現場、地獄の《始末》 報いあり。救いなし。恐怖のドン詰まり13の怪! * 祟り。呪い。報い。時には理由なき怪により人は死に至ることがある。 命まではとられずとも、存在や記憶を消され、社会的に抹殺されるという死にも等しい末路へ追い落とされる事例が実際にある。 誰も知らない兄の記憶をもつ青年。大晦日の晩、兄弟に起きた恐るべき怪事件の真相とは…「忘れ物を取りに」 犬を飼うと必ず不幸になる4軒の家の因果「檻」 団地の跡地の掘削工事で発見された奇妙な穴。やがて作業員たちに異変が…「坑怪」 毎月5日会社を休む女性の闇。その理由は20年前のある約束に…「五日」 山奥の集落にある曰くつきの人喰い蔵。中の神が贄を求めるというのだが…「口の蔵」 ほか、死臭と腐臭漂う限界恐怖13篇!
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怪異の向こうに浮かび上がるのは、人の宿命と人生の闇。 ルポ怪談の名手が放つ、読みほどに震え上がる戦慄奇譚集! 「深夜の寝室――二の腕の上に……見知らぬ女の顔がのっている!」 「亡霊の人違い」より 膨大な数の怪異体験者を取材してきた川奈まり子。怪異がもたらす恐怖の裏に刻まれる宿命や人生まで炙り出す、濃厚濃密な戦慄の奇譚集。 ・山道でナンパがてら乗せた娘だったが「車で、化け物を拾う」 ・高校時代からの友人が結婚祝いでくれた時計。そして惨劇が…「罪と死の時」 ・とある稲荷神社で出会った美しい和装の女に纏わる不思議話「赤い鼻緒の草履の女」 ・いつもの夜の帰り道、コンビニの前に座る女性がいたのだが…「なぜかその夜に限っては」 ・隣に越してきた男が執拗に近づいてくる。結婚を機にそのマンションを離れたはずが凄惨な結末に「血と爪」など37タイトル収録。
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