作品一覧

  • 心中天網島
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    1巻660円 (税込)
    編者水上勉は近松門左衛門の代表作4編を選び、その雰囲気を保つように心がけ、苦心の現代語訳を提供する。「曽根崎心中」「心中天網島」「女殺油地獄」「堀川波鼓」の4編がそれである。あわせて「お初」「おさん」「お吉」「お種」の4人の女主人公を「近松の女たち」と題して論じる。本編末尾には諏訪春雄氏による「心中の季節」、郡司正勝氏による「解説」を付してある。
  • 小説で読む名作戯曲 曽根崎心中
    5.0
    「お初、さぁどこで死のう」。徳兵衛に問われたお初の中で、答えはもう決まっていた。「曽根崎の森」。大阪の、大阪の街で死にたかった。――元禄時代、難波の街。物心ついたころから廓(くるわ)という特殊な世界で生きてきたお初と、醤油屋の手代・徳兵衛は、愛し合うものの、一緒になることはかなわない。向かった先は、曽根崎の森だった。愛と絶望の末に、語り継がれる「恋の手本」となった二人の悲恋を、やさしい小説で読む。
  • 曾根崎心中 冥途の飛脚 心中天の網島 現代語訳付き
    5.0
    近松門左衛門の世話浄瑠璃初作「曾根崎心中」ほか「冥途の飛脚」「心中天の網島」を収載。江戸の人々を熱狂させた近松の世界を現代語訳で読む。演劇好きなら当時の言葉のままの原文で読むのもおすすめ。

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