【感想・ネタバレ】小説で読む名作戯曲 曽根崎心中のレビュー

あらすじ

「お初、さぁどこで死のう」。徳兵衛に問われたお初の中で、答えはもう決まっていた。「曽根崎の森」。大阪の、大阪の街で死にたかった。――元禄時代、難波の街。物心ついたころから廓(くるわ)という特殊な世界で生きてきたお初と、醤油屋の手代・徳兵衛は、愛し合うものの、一緒になることはかなわない。向かった先は、曽根崎の森だった。愛と絶望の末に、語り継がれる「恋の手本」となった二人の悲恋を、やさしい小説で読む。

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Posted by ブクログ

先日映画『国宝』を観ました。
重要な場面で曽根崎心中が出てきたので、あらすじをおさらいしたくて読みました。
現代語訳で読みやすかったです。

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2025年09月07日

Posted by ブクログ

角田光代の曽根崎心中を読んでこの物語に興味を持ち、文楽で曽根崎心中を観て大好きになった作品。
表紙がいかにも現代風で、まぁ、おさらい程度に、というスタンスで読んでみたら、すごく良くできた作品だった!
いい具合に現代のことばに訳されているため、スッと物語に入っていける。お初も徳兵衛も現代の(もちろん元禄当時の)若者といった印象を保っている、それでいて原作の世界観はちゃんと残されているように思った。

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2024年06月09日

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