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-日本初の全文訳・訳註付『赤毛のアン』シリーズ全8巻の合本版。 文春文庫版は、本国カナダと同じ順番、同じ内容。 さらに付録として、小説中に引用される英文学と聖書の句、衣食住、植物、時代背景、地理などを解説した訳註(全8巻で合計3000項目以上)、写真、地図、翻訳者・松本侑子氏による解説を収載した決定版。 アンの人生の半世紀を、カナダの19世紀から20世紀の激動の時代とともに描いた大河小説。 <収録書籍と概要> 第1巻『赤毛のアン』 アン誕生~16歳、グリーン・ゲイブルズの少女アン 第2巻『アンの青春』 16~18歳、アヴォンリー村の若き教師 第3巻『アンの愛情』 18~22歳、カナダ本土の大学生、恋と求婚 第4巻『風柳荘のアン』 22~25歳、サマーサイド高校の学校長、婚約時代 第5巻『アンの夢の家』 25~27歳、フォー・ウィンズでの新婚の日々 第6巻『炉辺荘のアン』 34~40歳、グレン・セント・メアリ村で6人の子を育てる母 第7巻『虹の谷のアン』 40~41歳、信頼される村の医師夫人 第8巻『アンの娘リラ』 48~53歳、第一次世界大戦、息子3人が出征、銃後の母 生きる喜び、人を愛する幸せ、誠実に生きる人々を描いた永遠不滅の名作! 20世紀カナダ英語文学として世界的に評価の高いモンゴメリ作品の奥深さ、大人の文学の魅力を、日本初の全文訳で、ぜひお楽しみください。
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-赤楚衛二主演 「野心」と「復讐心」が入り乱れた 「欲望」だらけのリベンジサスペンス! フジテレビ系木曜10時ドラマ、 『Re:リベンジ -欲望の果てに-』を完全ノベライズ! 日本屈指の巨大病院「天堂記念病院」理事長の息子・天堂海斗。海斗は父親と仲たがいし、医師にはならず、週刊誌記者として働いていた。プライベートでは恋人へプロポーズをしようとしていたが、その直前に父親が事件に巻き込まれたと聞き、疎遠になっていた「天堂記念病院」へ足を運ぶことに。その事件から父親の真意を知った海斗は、過去に父親と交わした大切な約束を思い出す。一方、父親が残した巨大病院にはさまざまな問題が隠されていた。父親が築き上げてきた大切なモノを取り返すため、愛する人を守るため、海斗は巨大病院と闘うことを決意するが――。
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-オカルト女子厳選 激こわ心霊スポット 「#心霊スポットで踊ってみた」でSNSを沸かせたホラーインフルエンサーCocoが厳選する日本全国の怖い場所 ――オカルト女子がアガるスポットに行ってみた! 全国心スポ500箇所制覇 ホラープランナーCocoが激ヤバスポットを厳選! 戦慄の伝承や体験談を披露 青木ヶ原樹海に佇む女幽霊の姿(山梨) 永楽ダムの闇から聞こえる金属音(大阪) 相坂トンネルの壁から顔が浮き出る(兵庫) 田原坂公園での生配信中に霊が…(熊本) 蘇我入鹿の霊が出る!?旧鹿路トンネル(奈良) 死者が谷底へ引きずり込む八木山橋(宮城) 夜中の小笠山で謎の老婆と遭遇(静岡) サラという謎の外国人が憑依する廃墟(島根)
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-「なーんの面白味もない人生やったなあ」――病床にある祖父の言葉が頭から離れないコンビニ店員の修司・26歳は、ある日、借りのある同僚から『ヒーローはキミだ!』という胡散臭い求人広告のアルバイトを持ちかけられた。しぶしぶ指定された場所へ向かうとあったのは、今にも崩れ落ちそうな雑居ビル。そこの会社にいたのは、初老の紳士、ホストのようなチャラ男、そしてよくわからない話をする恰幅の良い社長。いきなり任された仕事は、今をときめく人気漫画家の“お守り”? 読んだ後はきっと元気になれる、著者会心の人生応援ストーリー第2弾!全4巻の合本版で登場! ※本電子書籍は、『ヒーローズ(株)!!!』全4巻を1冊にまとめた合本版です。
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-ようこそ、物語のカーニヴァルへ。 本書では、ごく短い物語を、数多く集めました。 寄稿者各氏には、短いこととは別に、もうひとつお願いをしました。 「本について、または本のある場所についての物語を書いてください」 そして、二十七名の作家による短い物語が、この一本の本棚に収まりました。あなたが今いるのは、その不思議な本棚の前なのです。 どうぞごゆっくりお楽しみください。 (1行アキ) 第二回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテスト入選作品を収録。全編書き下ろしの別冊『幻想と怪奇』を、ここに再び。 【収録作家(五十音順)】 相川英輔/朝松健/芦辺拓/飛鳥部勝則/荒居蘭/石神茉莉/石原三日月/井上雅彦/植草昌実/江坂遊/織守きょうや/粕谷知世/勝山海百合/菊地秀行/北原尚彦/坂崎かおる/澤村伊智/斜線堂有紀/高井信/高野史緒/立原透耶/西崎憲/西聖/深田亨/三津田信三/木犀あこ/森青花
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-サメに救われた少年には奇跡の力が宿りはじめる。これは真実か、ただのイカサマか? ハワイで生まれ育った注目の作家によるデビュー長編! はじまりは1995年。ハワイ島に暮らすフローレス家は、「豊かな」生活を求めて、オアフ島を目指す。そのさなか、息子のナイノアが海に落ち、サメによって助けだされる。サメに救われた少年には、奇跡の力が宿りはじめる。これは真実か、あるいはただのイカサマか? こうして家族の未来は大きなうねりに巻きこまれる。時を2000年以後に移して、描きだされるのは、楽園ではないハワイ。それは現代の豊かさをめぐるアメリカの矛盾、世界の矛盾を映しだす場だ。ほんとうの「豊かさ」とは何か━━。 ハワイとアメリカ本土(メインランド)を舞台に、ある一家の波乱にみちた運命がつづられる。バラク・オバマのベストブックリスト(2020年版)にも選ばれた、ハワイで生まれ育った作家による渾身のデビュー長編。 明かされる真実へと、ぐいぐい引きこまれろ。ウォッシュバーンはとてつもなく優れた新時代の書き手だ。この長大な家族の物語は、サメの牙のようにするどい。ページははじけて火花を散らす、そして、君をすっかり変えてしまう。 ━━━━━トミー・オレンジ(『ゼアゼア』) 【目次】 第一部 救われる 第二部 昇る 第三部 壊れる 第四部 よみがえる 謝辞 訳者あとがき 【著者】 カワイ・ストロング・ウォッシュバーン ハワイ島のハマクアコーストに生まれ育つ。2020年出版の『サメと救世主』により、PEN/Hemingway Award for Debut NovelとMinnesota Book Awardを2021年に受賞。現在は、ミネアポリス在住。 日野原慶 大東文化大学にてアメリカ文学を教えている。共訳書にモナ・アワド『ファットガールをめぐる13 の物語』、共著に『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』(ともに書肆侃侃房)。
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-俺はただ家に帰りたいだけなのに、それがそんなにおかしいか? ポルトガルの作家が移民の置かれた立場の悲哀を不条理かつユーモラスに描く傑作長編。 郵便配達をしていた俺は故郷の「くに」から逃げてきた。妻のカルラと幼い息子とともに「島」で不法滞在している。買い物をした帰りに乗っていた地下鉄が故障で止まってしまい、右も左もわからない場所で降ろされてしまった一家。なんとか家にたどり着こうとあれこれ画策するが、やることなすことすべてが裏目に出て━━。周囲から存在を認められず、無視され続ける移民の親子は、果たしてどうなるのか? 【目次】 ツキを呼び込む やりすぎだよ コソボチームのシャツ むしゃぶりつきたくなる 神さまの大間違い 偽りの思い出 幻ってやつは 自分で自分を刺す 好きで自分勝手になったわけじゃない 俺たちの四十キロ 訳者あとがき 【著者】 リカルド・アドルフォ 1974年にアンゴラに生まれるが、アンゴラの独立により幼少時にポルトガルに帰国。2003年に短編集『すべてのチョリソーは焼くためにある』でデビュー。初長編『ミゼー』はポルトガルでベストセラーとなる。『東京は地球より遠く』では日本で働く外国人のサラリーマンの目から見たおかしな日本の日常を描いた。同書からは2019年刊の『ポルトガル短篇小説傑作選 よみがえるルーススの声』に3篇が収録されている。ドラマや映画の脚本の執筆や絵本も発表するほか、広告界でも国際的に活躍している。2012年より東京に在住。 木下眞穂 上智大学ポルトガル語学科卒。ポルトガル語翻訳家。訳書に『ブリーダ』(パウロ・コエーリョ)、『忘却についての一般論』(ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ)、『エルサレム』(ゴンサロ・M・タヴァレス)、『象の旅』(ジョゼ・サラマーゴ)など。『ガルヴェイアスの犬』(ジョゼ・ルイス・ペイショット)で2019年に第5回日本翻訳大賞を受賞。
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-詩集とはある世界観の具現であった 詩集とはある世界観の具現であった ロシア文学におとずれた興隆期「銀の時代」(1890~1920年代)。 ロシアの古書店で著者がたまたま見つけた詩集を手がかりにして、100年前の忘れられた15人の女性詩人たちのことばを一つずつ拾い上げる。 「web侃づめ」の好評連載が書き下ろしを加えて書籍化! 『女の子たちと公的機関』が増刷を重ねる著者による珠玉のエッセイ集。 「鮮烈である。もう埋もれさせはしない。忘れ去られ、あるいは神秘化された女性詩人たちの生き様と詩作を掬い出すかのようなこの本は、そんな祈りにも思える。」━━━━━水上文さん 【登場する詩人】 アンナ・アフマートワ/リジヤ・ジノヴィエワ=アンニバル/ジナイーダ・ギッピウス/チェルビナ・デ・ガブリアック/ソフィア・パルノーク 【目次】 【目次】 まえがき 1 遠い異国を見つめて アデリーナ・アダーリス 2 もっとも忘れられた詩人 マリア・モラフスカヤ 3 戦争と詩を書くこと アンナ・アフマートワ 4 詩は私の祈りである ジナイーダ・ギッピウス 5 二つの魂を生きて チェルビナ・デ・ガブリアック 6 私の身体は私のもの マリア・シカプスカヤ 7 誰も見ぬ涙を詩にして リュボーフィ・コプィローワ 8 風そよぐ音にも世界は宿り エレーナ・グロー 9 「女の言語」を創出せよ ナデージュダ・ブロムレイ 10 昼の太陽と幸福と、そして夜の闇と テフィ 11 すべての詩は啓示となる アデライーダ・ゲルツィク 12 わが歌は私が死んでも朝焼けに響く ガリーナ・ガーリナ 13 テクストの彼岸にいる私 リジヤ・ジノヴィエワ=アンニバル 14 ロシアのサッフォーと呼ばれて ソフィア・パルノーク 15 私は最期のときも詩人である マリーナ・ツヴェターエワ 「銀の時代」主要人物 参考文献 あとがき 【著者】 高柳聡子 1967年福岡県生まれ。ロシア文学者、翻訳者。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。おもにロシア語圏の女性文学とフェミニズム史を研究中。著書に『ロシアの女性誌━━時代を映す女たち』、訳書にイリヤ・チラーキ『集中治療室の手紙』、ローラ・ベロイワン「濃縮闇━━コンデンス」など。2023年にロシアのフェミニスト詩人で反戦活動家のダリア・セレンコ『女の子たちと公的機関 ロシアのフェミニストが目覚めるとき』の翻訳を刊行。
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-選考会で激賞された第5回ことばと新人賞受賞作「フルトラッキング・プリンセサイザ」ほか、一年後をつづった「メンブレン・プロンプタ」、うつヰの学生時代を描いた「チェンジインボイス」を収録。 VRにAI、最新のテクノロジーを題材としながら、読後には人肌のような温みが残る。 読者はきっと、作中人物たちに対して抱く自分の優しさに驚くだろう。それは視点やナラティブがつくり出す仮想現実的な効果であり、それこそが作者が小説に持ち込んだテクノロジーなのだ。(滝口悠生) 情報と身体、科学と物語がますます複雑に交差し、いま「感覚の大気」が変動している。行方がわからないその変動を、この小説家は、現時点で生け捕りにしているかのようだ。(千葉雅也) 映像や3DCGを扱う制作プロダクションに勤めるうつヰの一日は長い。今夜バスタオルで体を拭くのを忘れないようメモするアプリケーションには何が最適か。部長の言うユーキューは「有給」なのか「有休」なのか?仕事を終えると「プリンセサイザ」にログインする。京王線沿線の各駅に配置された王女たちと、仮想空間システムを渡り歩けるソーシャルVRの中で交流するのだ。選考会で激賞された第5回ことばと新人賞受賞作「フルトラッキング・プリンセサイザ」ほか、一年後をつづった「メンブレン・プロンプタ」、うつヰの学生時代を描いた「チェンジインボイス」を収録。 【目次】 もくじ フルトラッキング・プリンセサイザ チェンジインボイス メンブレン・プロンプタ 【著者】 池谷和浩 1979年6月生まれ。栃木県立宇都宮高等学校卒。筑波大学日本語・日本文化学類卒。東京都在住、会社員。現職はデジタルハリウッド株式会社の執行役員として大学事業を統括。「フルトラッキング・プリンセサイザ」で第5回ことばと新人賞を受賞。
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-森達也氏推薦! 少数者に対して無慈悲な国家と冷酷な集団。 ここに描かれるのはまさしく現在のこの国のメタファーだ。 話題必至、超近未来ディストピア小説――この馬鹿馬鹿しくも空恐ろしい物語は、どのような結末を迎えるのか? あなたの国家観が試される?! 東京オリンピックが2020年に何事もなく成功裏に幕を閉じた後、日本とロシアは国境の領有を指相撲の勝敗で決める平和の祭典を開催した。8年後、今また韓国と日本の間で平和の祭典が開催される。 戦うのはアスリートではない。韓国の代表選手に選ばれたのは、幼少期に共和国へ渡った在日コリアンで、後に脱北した朴光雄。日本代表選手は、両親が中部アフリカからの難民である、日本生まれの吉田ユニス。 それぞれに事情を抱え、国家に翻弄される難民であり移民でもある二つの家族が、押し寄せる現実の荒波の先に見たものとは? 本書の映画化も当然期待できる。
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-ヴァージニア・ウルフと小津にある人間不在の空間とモノへのこだわり、 三島の小説が見せる日常的事物の異貌...。さらに日常性はベケットやマキューアンが示唆するように核の脅威などの20世紀以降の災厄と裏腹でもあるらしい。 独自の視角から日常の「存在論」を試みる。 【主要目次】 断想(序に代えて) 第一部 日常的事物と映画的知覚 第一章 ヴァージニア・ウルフと日常的事物の存在論的知覚 1『ダロウェイ夫人』における死の恐怖と事物への一体化/2日常的事物の存在の生々しさ/3人間不在の空間/4映画的知覚/5結び 第二章 小津安二郎における映画的知覚と日常性 1「枕ショット」における物の前景化と人間不在/2〈現実的なもの〉/〈潜在的なもの〉と映画カメラの本性/3反出来事性・反物語性と日常性/4反出来事性・反物語性と「随筆映画」/5.結び――再びヴァージニア・ウルフの方へ 第二部 三島由紀夫と日常性の問題 概論 三島由紀夫における日常的事物 第一章 「スタア」と現実の転位 1「現実の転位」/2演技と現実/3「スタア」における現実と虚構/結び 第二章 『鏡子の家』論――戦後の虚無と日常性 1 序/2清一郎における日常性の逆説/3収、峻吉、夏雄と日常性/4日常性から日常的事物へ/5結び 第三章 『美しい星』論――核戦争の脅威と日常性 1核と宇宙人――大衆文化史的背景/2核と日常性(一)/3世界の不統一感の問題(一)/4核と日常性(二)/5世界の不統一感の問題(二)/6結び 第三部 破局・トラウマ・日常性 第一章 サミュエル・ベケットの演劇における日常生活と破局 1『勝負の終わり』と核戦争/2『しあわせな日々』とホロコースト/付論 タル・ベーラ『ニーチェの馬』とベケット 第二章 イアン・マキューアン『土曜日』における日常性とテロの記憶 1マキューアンにおける日常性の描写の特質/2『土曜日』における日常と非日常/3.結び――日常性とトラウマ あとがき
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-写真がその成立に大きな役割はたしている文学作品――写真文学――とは何かを探求する。ローデンバック『死の都ブリュージュ』、ブルトン『ナジャ』、モディアノ『ドラ・ブリュデール』、デュラス『愛人』、ゼーバルト『アウステルリッツ』などの主要作品からその核心に迫る冒険の書。 【主要目次】 はじめに 序章 写真文学とは何か 1 小説の危機と写真文学の誕生 2 顔の物語 3 言葉のイメージと写真イメージの交点――風景としての人間 4 顔の消滅、顔の出現――写真文学の世界へ 第Ⅰ部 顔、風景、ドキュメント――写真の中の見えないもの 第1章 風景写真の使用法――ジョルジュ・ローデンバック『死の都ブリュージュ』(一八九二) 1 無人の街路――風景写真の使用法 2 写真都市ブリュージュ 3 絵葉書とは何か 4 出現のモチーフ 第2章 肖像写真の使用法――アンドレ・ブルトン『ナジャ』(一九二八、一九六三) 1 肖像写真の使用法Ⅰ――ヒロインの顔を示さないこと 2 「取り乱した証人」 3 肖像写真の使用法Ⅱ――男たちの写真 4 風景写真の使用法――凡庸さの外観、扉としての写真 第3章 ドキュメント写真の使用法――谷崎潤一郎『吉野葛』(一九三一、一九三七) 1 「初音の鼓」――『吉野葛』における写真の使用法 2 虚構の手紙の写真 3 手帳の写真――W・G・ゼーバルト「アンブロース・アーデルヴァルト」をめぐって 4 写真は実物に似ているのか 第Ⅱ部 空白のスクリーン、不在の写真 第4章 戦争の記憶、空白のスクリーン――ジョルジュ・ペレック『Wあるいは子供の頃の思い出』(一九七五)、パトリック・モディアノ『ドラ・ブリュデール』(一九九七) 1 子供の写真――空白の部屋(ペレック『Wあるいは子供の頃の思い出』Ⅰ) 2 偽りの記憶――批評的自伝(ペレック『Wあるいは子供の頃の思い出』Ⅱ) 3 透かし模様のスクリーン(モディアノ『ドラ・ブリュデール』Ⅰ) 4 ドラの顔(モディアノ『ドラ・ブリュデール』Ⅱ) 第5章 不在の写真――マルグリット・デュラス『愛人』(一九八四)、アニー・エルノー『娘の回想』(二〇一六) 1 「絶対の写真」――行為としての写真(デュラス『愛人』Ⅰ) 2 「絶望の写真」――イメージの場所(デュラス『愛人』Ⅱ) 3 撮られなかった写真――エルノーの場合(『娘の回想』) 4 写真が作り出す現実――アニー・エルノー『写真の使用法』 第6章 記憶の想起と写真――W・G・ゼーバルト『アウステルリッツ』(二〇〇一) 1 迷子の写真――主人公の肖像写真 2 リヴァプール・ストリート駅の情景――見えない写真 3 『アウステルリッツ』と『失われた時を求めて』――見出された時と写真の使用法 4 母親の肖像 第Ⅲ部 日常生活と写真 第7章 日常礼讃――ロラン・バルト『ロラン・バルトによるロラン・バルト』(一九七五) 1 伝記素――私的な生活 2 写真と俳句 3 「存在の増幅器」としての写真――ジル・モラ/クロード・ノリ『写真宣言』(一九八二) 4 肖像写真に写らないもの
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-本書で取りあげるのはナラティブの方法、つまりプロットを物語としてうまく語る技術である。作者は目的にかなった視点と焦点を慎重に選び、読者や観衆を物語の世界にひきこむ必要がある。たとえば、語り手は読者との距離をどうとるべきか、語り手を一人称にするか、あるいは二人称、三人称にするのかの選択の条件は何か、ナラティブ・モードとは何か、など創作はもちろん物語の読解にも役に立つ情報が満載されている。
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-北陸の小藩・御辻藩(みつじはん)の藩士、佐々木景久(ささきかげひさ)。人並外れた力を持つ彼は、自分が人に害をなすことを恐れるあまり、世に背を向けて生きていた。だが、あるとき竹馬の友、池尾彦三郎(いけのおひこさぶろう)が窮地に陥る。父の代から確執がある後藤左馬之助(ごとうさまのすけ)が、彼との決闘を望んだのだ。左馬之助は一流の剣客。一方、彦三郎は剣の腕がからきしで、立ち合えば命はない。景久は友を救うべく、己の生きざまを捨て、決闘に割って入ることにした。勝算はある。彼は生来の剛力だけでなく、師から秘剣・梅明かりを授けられており――
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-与党議員の政治的スキャンダルを立て続けに暴き、「国会のトマホーク」の異名を持つ衆議院議員・荒岩光輝に憧れた真野正司は、荒岩の私設秘書となる。ある日、地元選挙区に向かう新幹線の喫煙室で、荒岩が若い男とともに死亡。荒岩はロシア諜報機関に協力して情報を集めていたが、ウクライナ侵攻を批判する発言が元で暗殺されたのではないかという噂が広がり、疑問を抱いた真野が調査を進める。すると、新興宗教教団からの怪しい寄付金や総務省が絡む政治資金の不正還付など、さまざまな疑惑が持ち上がる。真野は、学生アルバイトの樽見、ロシア人貿易商イワンと協力して真相に近づいていく。新幹線内での殺人に隠された意外なトリックとは?
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-2024年4月からTBS系で放送され話題沸騰! 完全オリジナルストーリーをノベライズ! 「殺人犯へ、あなたを無罪にして差し上げます。」 “アンチ”な弁護士は正義か悪かーー 日本の刑事裁判での有罪率は99.9%。 弁護士の明墨(あきずみ)は残りの0.1%を救うどころか、犯罪者である証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取る型破りな存在である。 明墨法律事務所に入所した正義感の強い若手弁護士・赤峰は、当初彼の横暴なやり方に面食らい反発する。 しかし同僚の紫ノ宮、白木、青山と事件にあたるうちに、彼には真の目的があるのではと思い始める……。
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-日本各地には、海にまつわる民話が数多く残されています。 それぞれの地域で長く語られてきた教訓や警鐘、 口伝という方法で親から子へと継承してきた「海ノ民話」。 この本を片手に、あなたのまちの「海ノ民話」に触れ、 その物語が伝えようとしていることに、思いを馳せてみてはいかがでしょう。 【目次より】 「海ノ民話のまちプロジェクト」主なアニメーション作品紹介 特別インタビュー Aマッソ加納(お笑い芸人) ようこそ、海ノ民話の世界へ。 第1章 なぜ、いま改めて「海ノ民話」なのか? 民話は何を継承してきたか インタビュー 永井紗耶子(作家) インタビュー 久保華誉(口承文学研究者) シンポジウム 海にまつわる物語をアニメで継承 広がり続ける「海ノ民話」の可能性 民俗学で読み解く「海ノ民話」 飯倉義之(國學院大學教授) 第2章 新しい「海ノ民話」をつくるという視点 インタビュー 福永壮志(映画監督) モノローグ 青柳碧人(作家) 第3章 「海ノ民話」をどのような媒体で表現で伝えていくか 「海ノ民話」をアニメに その実証的手法とは ~口承に代わる伝承~「海ノ民話のまちプロジェクト」 沼田心之介(アニメ監督・プロデューサー) インタビュー 樋口雅一(アニメ監督) インタビュー ふくだるな(アニメクリエイター) インタビュー 沼田心之介(アニメ監督) 特別寄稿 津堅信之(アニメーション研究者) 第4章 「海ノ民話」を次世代に伝えるために 各界有識者が語る「伝承の在り方」現在と未来 インタビュー 里 浩彰(お茶の水女子大学特任教授) 特別寄稿 石村 智(研究者) など
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-桜のぞみ。彼女の名前はネームプレートに書いてあるから知ってるだけで知り合いでも何でもない。最寄りのコンビニでバイトしてるギャル店員だ。いつもミニスカートを履いていてエロくてついつい目で追ってしまう。そんなある日、深夜のコンビニでそのギャル店員に声をかけられる。「お兄さん、今 万引きしたでしょ?」そしてなぜか事務室に連れていかれ身体検査が始まる。耳舐め、言葉責め、手コキプレイ、乳首責め、密着騎乗位――。深夜のコンビニで二人きり、ギャルの責めに逆らえないまま弄ばれて…。大ヒットメーカーの漫画家クリムゾンが贈るカラーイラスト入り書き下ろし快感ノベル。
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-第3回笹井宏之賞永井祐賞受賞! みんなして写真のなかで吸う紙のたばこ 爆発前のSupreme 第3回笹井宏之賞永井祐賞受賞! これ、新感覚です。友達の日記を覗き見してるようでクセになります。━━━SUSHIBOYS(ラッパー) 短歌で生きた音を響かせるには、文体を一から自分でつかみ直すしかない。そう感じさせる一冊である。━━━永井祐(歌人) 【収録歌より】 業務用コーンフレーク買って食べ切れなかったの良かったなって ファイナンスのテーマソングを子どもたちが歌ってる bpmがすこし高い 汚れたしそろそろで洗うコンバース六月はすぐ乾くから夏 肉まんが去年より小ぶりになってる…答えてくれる人たちにtel 清原が薬をやめ続けることを励みに今朝をする人がいる 【栞】 永井祐「僕のバイブスになっていく」 山田航「配られたカードで」 伊舎堂仁「【にせんにじゅう/にせんにじゅうに/にせんにじゅう/ご にせんにじゅうご/にせんにじゅうご】と読むと「ご」のあと首を振れて楽しい」 【目次】 もくじ I 六月の火 Ⅱ キックアウト 退屈とバイブス ベースボール選手 ふみふみ Ⅲ こち亀は警察の職場 続きが見たい 再現映像 撤退戦 Ⅳ 描いてある星座 更新作業 捺印 少しの待ち時間 Ⅴ 陸路 美術(夏) Ⅵ 百合の花募金 ゴシック体 あとがき 【著者】 川村有史 1989年青森県青森市生まれ。群馬県在住。2012年頃より作歌をはじめる。2015年頃まで歌誌「かばん」に所属。2020年、「退屈とバイブス」で第3回笹井宏之賞永井祐賞受賞。2022年、第10回現代短歌社賞佳作。
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-一年前、人を殺した“私”は、ホームレスから名前を買い、車で生活を続けている。神の声に従い、夢の中で再び人を殺した“私”。気づくとそばには見知らぬ女が。女は“私”の元恋人で、“私”の名は三沢文也だと言う。“私”は一体誰なのか? でも大丈夫。 第六感覚を持つ“私”には、神の万能の眼を通して何でも見えるのだから。頭の中で子供の声が「殺せ」と言う。新たな殺人。目の前には赤い残像と、錆びたブルー……。幻惑と驚愕に包まれた異色の長篇ミステリ。 ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ) 小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。
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-気が付くと病院のベッドの上だった。植物人間となり指一つ動かせない身だが、看護婦たちの会話から、昨夜暴漢に襲われ、後頭部を強打されて気を失っていたとわかる。だが、瞼は閉じているのに外の風景が見える。なぜだか、眼窩から飛び出した左眼と、視覚だけがつながっているらしい。偶然か運命か、荷物に紛れ込み、野良猫に運ばれ、あちこち移動するうちに左眼が行き着いた摩訶不思議な真相とは……。「視覚」をテーマにした異色の長篇ミステリ。 ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ) 小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。
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-※本書は以下3タイトルを収録した電子書籍合本版です。 <収録タイトル> ・響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編 ・響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編 ・響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話 マーチングバンドの演奏を見て以来憧れだった立華高校吹奏楽部に入部した佐々木梓は、さっそく強豪校ならではの洗礼を受ける。厳しい練習に、先輩たちからの叱責。努力家で完璧主義の梓は、早く先輩たちに追いつけるよう練習に打ち込むが、楽器を演奏しながら動くことの難しさを痛感する。そんななか、コンクールに向けてオーディションが行われることになり……。アニメ化話題作に新シリーズ登場! ※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体とは一切関係ありません。
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-※本書は『響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編』 『響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 後編』を収録した電子書籍合本版です。 マーチングバンドの演奏を見て以来憧れだった立華高校吹奏楽部に入部した佐々木梓は、さっそく強豪校ならではの洗礼を受ける。厳しい練習に、先輩たちからの叱責。努力家で完璧主義の梓は、早く先輩たちに追いつけるよう練習に打ち込むが、楽器を演奏しながら動くことの難しさを痛感する。そんななか、コンクールに向けてオーディションが行われることになり……。アニメ化話題作に新シリーズ登場! ※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体とは一切関係ありません。
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-初の啄木と牧水を主人公とした書き下ろし小説。 評伝小説の快作 詩人・歌人として天才の名をほしいままにするも、自由勝手な行動で周囲を翻弄する啄木。家族の軋轢、極限の貧困、そして不治の病により死が迫っている。いっぽう、旅と酒を愛し、時代を画する歌人となりながら、思いもかけぬ恋の行方に懊悩する牧水。「歌」に寄せて二人の間に生まれた深い友情も、まもなく消え去るのか…。明治末期、大逆事件など騒然とした社会状況の下、二人をめぐり、漱石、鴎外、鉄幹、晶子、白秋ら多くの文学者が交錯する。 ★ 「若山君、僕はどうしても死にたくない。僕はまだ助かる命を金のないために自ら殺すのだ…。見たまえ、そこにある薬が二、三日来絶えているが、この薬を買う金さえあったら…、僕はすぐ元気を恢復する。だがうちにはもう二六銭しか金がないんだよ。しかも、もうどこからも金の入ってくる見込みはない…」「死ぬんだよ、いなくなるんだ。この石川啄木が。許せるかい、そんなことが…。まだ君と同じ二六なんだよ」死の五日前、混乱して必死に訴える啄木。だが、牧水にも金はない。(本文より)
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-玉砕を強いられた「騰越守備隊」の真実。 ――遺族に戦場の実態を伝えるのは、生き残った者の義務だ……肉親が戦死した戦場の様子を知りたい気持がなくなってしまうことなどはあり得ないのだ、その気持に応えるために、とにかく精一杯戦場を語り続けなければならないのだ、と一政は自分に言い聞かせた。―― 日中戦争末期、旧ビルマに近い雲南の地で、約6万対2800という圧倒的不利な戦いを強いられた騰越守備隊。上官も仲間も次々と斃れるなか、落合一政と白石芳太郎は奇跡的に生き残った。 仲間たちがどのように戦い、どのように死んでいったのかを遺族たちに伝えるため、一政は長い年月をかけて『雲南戦記』を出版し、芳太郎も手記をまとめている。そこへ、収容所で亡くなった戦友の妹の消息がわかったとの報を受け、二人は東京まで訪ねていくが――。 仲間の命を奪い、郷里を焼け野原にしてしまった戦争は、何を残したのか。南方戦線を経験した著者ならではの、魂の一冊。
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-男女の愛欲と旅をテーマにした短篇集。 全財産を盗られたという、パリ旅行中の美しい日本人女性・原田和子。友人の頼みで、出版社の特派員・大木が一日アテンドすることに。やがて和子は、盗難にあったのは嘘だったことを打ち明けるが、大木は少女のようでいて家庭的なところもある和子に心を動かされ――。 表題作「愛にはじまる」のほか、若い恋人・尚二と別れようとしている銀座の店主・扶紀子が、まだ揺れ動く心を祭りの喧騒とともに描く「巴里祭」、タイプの異なる二人の男性と付き合いながら、そのいずれとも結婚するのをかたくなまでに拒否する「春の弔い」など、男女の愛欲と旅をテーマにした著者ならではの短篇集。
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-27歳の春、わたしは双子を身籠もった。 以来、寝床に横たわるたびにある思いがわたしを記憶の森へ誘い、木漏れ日の揺れる小径を辿るうちにわたしは目を伏せて立ち止まる。 子供のころ迷いもなく歩いた小径は不意に閉ざされ、振り返れば幾筋もの光が折り重なって目が眩む。 思わず瞳を閉じると緑の余色が瞼に滲み、背後で獣道が赤い口を開けている。 わたしは森の奥に迷い込み、底なしの沼に引き摺り込まれそうな不安に駆られる。 遠い日に葬り去った悍ましい出来事。 その記憶が脳裏を掠めると聴診器のプローブを二個引き寄せてお腹に当てる。 胎児の二つの心音を聞きながら気を紛らわせ、わたしは獣道の入口でうとうとしていた。 だが、お腹の二人が最後の疾走を始める前に穢れた沼の面を覗かなくてならない。 わたしの奥底に潜む罪過が二人の魂に刻印されないことを祈りながら……。 【目次】 I 心 音 II 約 束 III 従 弟 IV 没 落 V 嫉 妬 VI 終 章 【著者】 古池正数(こいけ・まさかず) 愛知県在住。広告代理店勤務を経て、現在自由業。 著書『グラフィティー2015』など。
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-【純愛なのに、心が蕩ける。性愛なのに、心に沁みる。】 痛みと向き合う女性たちが辿る七つの恋の破片をすくい取った恋愛短編集。 ■収録作品■ 【黒真珠の君と白銀の君】※ 初恋の相手を一途に想い続けた男。忘れられない恋を密かに抱える女。 身分差と運命のいたずらに翻弄された男女が切ない恋に溺れる一夜の物語。 【嘘】 愛をささやく真面目な年上の夫。政略結婚した夫を拒む妻。 政略結婚した年の差夫婦のすれ違いラブストーリー。 【約束のキスのあと】※ 不思議な夢を見続ける女。夢で耳にした声と同じ声の男。 前世の縁と約束が未来に導く、切なく甘い“再会”ラブストーリー。 【指先にキス、それが合図】 愛より現実を選んだ女。現実より夢の世界を選んだ男。 週末の夜、名作映画とともに進む静かで切ない恋の物語。 【あなたと夜と音楽と】 「過去」にしたくない男。「過去」にできなかった女。 再会をきっかけに恋と人生をやり直す大人の純愛ラブストーリー。 【告白】※ 耽美な「記録」に触れてしまった彼女。甘美な「記憶」に縛られている恋人。 それぞれの思惑が巧妙に絡み合う大人の恋愛小説。 【恋供養】 母の秘密に触れてしまった娘。妻の秘密を知っていた夫。 それぞれの切ない想いが重なり合う大人の恋の物語。 【作品について】 挿絵(黒真珠の君と白銀の君):青城硝子(Syoko Aoki) イラストレーター、漫画家。 【ご購入にあたって】 ※がついた物語にはストーリー上、重要な官能描写が含まれます。 【こんな方におすすめ】 ・「溺愛系」とは違う、人生の痛みと再生を感じる物語を求める方 ・胸が締め付けられるような切ない恋愛が読みたい方
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-JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州の各地を舞台に十津川警部の活躍を描いた傑作6篇! 根室発釧路行きの快速ノサップ号が、厚岸を過ぎたところで脱線転覆した。 前方に強烈な閃光が走り、眼のくらんだ運転士が急ブレーキをかけたことが原因だった。 事故か、犯罪か? そして一カ月後、全く同じ脱線事故が再び起こる。今回は東京のルポライター杉浦重夫が死亡。 JR北海道に脅迫状が届き、十津川警部が捜査に乗り出した。 が、容疑者として浮上した男には完璧なアリバイが…!? JR北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州を舞台とした傑作6篇! 第1話 北の果ての殺意 第2話 北への列車は殺意を乗せて 第3話 イベント列車を狙え 第4話 日曜日には走らない 第5話 恋と復讐の徳島線 第6話 神話の国の殺人
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-◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆第十三句集 ころがしておけ冬瓜とこのオレと 七〇歳で大学を退職した私は、時折、リスボンの靴屋の裏へ行き、気ままに過ごしてきた。その気ままな気分がもしかしたらこの句集にあるかも。リスボンの空は今日も青い。 (あとがきより) ◆作者のある日の自選十句 柿くえばパウル・クレーと友だちに 水ぬるむカバにはカバが寄り添って ついさっきホタルブクロを出た人か しっぽまで赤くて人参身がもたん ねじ花が最寄りの駅という日和 あんパンと連れ立つ秋の奈良あたり ころがってアリストテレスと冬瓜と 桜咲くくすんと蝶がうんこして リスボンの靴屋の窓かヒヤシンス 緑陰で大工さんとか呼ばれたい
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「来てくれてありがとう。握手してもらえるかな?」N君はパンの詰まった紙袋を左手に持ち替え、そっと右手を出した。「ごめん、ごめんね」お母さんは、声を小さく震わせ、N君の掌を両手で包んだ。とても華奢な手だった。その手を涙が濡らした。N君は、どうしていいかわからなかった。1981年、大学のキャンパスで出会った三人。永遠だった筈の友情は、雪乃の唐突な失踪により崩れてしまう。それから三十余年が経ち、彼女から届いた一通の手紙。そこに書かれていたこととは……。封印されていたあの頃が蘇り、托された想いを道標に、初老を迎えた「若者たち」が再会へと動き出す。切ないほどに純粋な約束が三人の心を繋ぎ、其々の人生を温かく包む感動作。
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-海洋軍事スリラーの巨匠 クライブ・カッスラー 驚異的な最新鋭兵器による陰謀! 背後に遺伝子操作された傭兵団が… ファン・カブリーヨ――彼こそは、貨物船に見せかけたハイテク機能満載の〈オレゴン号〉に乗り組み、優秀なチームとともに幾度となく世界を救ってきた現代の騎士である。 今回カブリーヨは、厳寒のタジキスタン山岳部へ潜入、危険な作戦に身を投じていた。 決死の脱出に成功し、生還したのもつかの間、カブリーヨに新たな指令がもたらされる。 イスラエル公安当局が使っていた男が消息を絶ったため、元モサド諜報員に協力して彼の行方を探せというのだ。 これが、世界的悪夢の発端になろうとは!
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-明治、大正、昭和という激動の時代を生き抜いた文学者が、満蒙旅行を経験することでいかなる中国とのかかわりが生まれたのか。数多くの文化人が訪れ、表象された「満蒙」と向きあい、歌人として、評論家として自らの言葉を発信しつづけた与謝野晶子と日中戦争をめぐる時代像を描きだす。 【主要目次】 はじめに 第一部 表象された満蒙 第一章 満蒙という物語と与謝野晶子 第二章 想像力の投影先としての満蒙 第三章 晶子の風景、杢太郎の眼鏡 第二部 記録された「事実」 第四章 将軍夫人との劇的な出会い 第五章 張作霖爆殺事件の後 第六章 晶子が見たもの、見えなかったもの 第七章 満蒙という物語の続き 第三部 行き違いの響きあい 第八章 海を越えた詩心――「小詩」誕生のきっかけ 第九章 貞操論と文化誤読 第一〇章 女性評論の翻訳と紹介 第一一章 時事批評の射程――魂のリトマス紙になった言論 おわりに
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-京都、金沢、新潟・親不知… 行方不明の男は被害者か、犯人か? 七色の殺意を呼ぶ死の断崖! 追悼・梓林太郎さん 山小屋の男の失踪の裏に十八年前の殺人事件が!? 長野松本署からの調査依頼が小仏探偵事務所に持ち込まれた。 上高地の山小屋の管理人・徳久が、宿泊予定の登山者・上野を探しに出たまま戻ってこないという。 二人の間に事件が起きた可能性も。小仏が徳久の足跡をたどり、京都、東京、金沢へと足を運ぶなかで、 徳久の出身地である新潟県糸魚川市親不知で起きた未解決事件が調査線上に浮かび……。 〈目次〉 第一章 親不知子不知 第二章 京都へ 第三章 夜の山荘 第四章 明日のない月光 第五章 金沢夜曲 第六章 黒い流星 第七章 海峡 解説 山前 譲
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-世界の四大奇書の一つと言われるのがこの本『金瓶梅』だ。その書名はほとんどの人が知っているはずだが、さてその全訳となると目にした人は少ないはず。なぜなら本書本以外、全訳がないからだ。この本では露骨な性交の描写も訳されている。 物語の舞台は十二世紀の山東・清河県。主人公の西門慶は正妻のほか五人の夫人がいる、そのうえに女中や乳母、使用人の女房たちとも関係をしているし、遊郭にも通う。色と欲とが絡み合った人間臭いドラマが流れている。 中国の性に関するおおらかさを楽しんでほしい。デジタル化にあたり、長大な物語を四つに分けて編集をし直した。
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-白石一文史上、最も!?ハッピーエンドな物語。「とにかく、今日は人生で一番嬉しい日だ。やったぞって気分なんだ。」邂逅、結婚、転身、流産、裏切り……夫婦の実相を描いた快作。 カメラマン志望の俊彦はある日、撮影のために訪れた東京・月島の路地で「小料理すま」を営むみすみと出会う。二人はほどなく結婚。やがて俊彦は小説家へと転身を図るが、作家デビューはままならず、みすみは二度の流産で悲嘆に暮れる。そんな折、阪神淡路大震災が発生し、みすみの実家が被災して……。時々に吹き荒れる逆風、荒波に翻弄されながらも懸命に生きる二人。だが、いよいよ追い詰められた俊彦が、命を投げ捨てるほどの覚悟で決断し、掴み取った「快挙」とは。 ●鉄筆文庫のための書き下ろし 特別寄稿「こんな恋がしたかった」山田憲和 あとがき「夫婦の醍醐味とは」白石一文
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-土讃線で起きた列車爆発事故の真相を暴け! 秘境祖谷渓で起きた謎の転落事件。そして四国土讃線を走る人気観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の車内で起きた謎の爆発事件。2つの謎の裏で蠢く国際AI技術開発の闇を十津川警部が追う! 最先端のロボット技術で世界に知られた緒方精密電機。その課長補佐である神崎には緒方社長から受けた密命があった。それは社長が国際会議でホノルルへ行っている間、結婚間近な秘書・高見沢愛香の四国へのプライベートな旅行に同行することだった。緒方は神崎に慎重で綿密なスケジュールを組ませ、愛香の身の安全を求めた。二人が徳島の祖谷渓を訪ねた日、名所かずら橋から女性が転落死する。女性の背格好や服装が愛香に似ていると知った神崎は、愛香と間違えて殺されたのではと疑う。そして「四国まんなか千年ものがたり」の車内で突然の爆発事故が起きる。血まみれの車内で愛香の運命は!?これは緒方精密電機のAI技術を狙ったテロなのかそれとも……。国際的な先端技術開発と絡み合った人間関係に迫る十津川警部が探り出した驚愕の真実とは! 著者晩年の渾身作、ついに文庫化! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『十津川警部 四国土讃線を旅する女と男』 の文庫版となります。
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-月刊「潮」2024年7月号 主な内容 【特別企画】創刊64周年記念 対談特集 ≪新連載≫鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 「好きなことだけを楽しむ」それが健康の秘訣かしら。 黒柳徹子 VS 鎌田 實 ≪連載≫高島礼子の歴史と美を訪ねて 橋田壽賀子さんと築いたホームドラマの伝統は絶やしたくない。 石井ふく子 VS 高島礼子 “与えた人の喜び”のほうが「幸福力」は長続きする。 小山薫堂 VS 海原純子 【特集】 AI時代をどう生きるか 虚々実々の世界で真実を見極める「中道」の知恵とは。 佐々木俊尚 ≪特別インタビュー≫ 「分断の世界」を生きる私たちへ――文学の可能性。 九段理江 公明党が「本気の政治改革」に取り組む理由。 中川康洋 【特集】 平和への道標 ≪座談会≫「文化」に戦争を止める力はあるか―― アインシュタイン・フロイト書簡をめぐって。 東畑開人 VS 岩間陽子 VS 與那覇 潤 VS 開沼 博 ヒバクシャの声なき声を聴く――ヒロシマ・ナガサキ・第五福竜丸。 豊崎博光 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 (1) 【特別寄稿】 池田・トインビー対談の現代的意義。 河合秀和 【新連載小説】 緑閃光 赤神 諒 【特集】 アスリートたちの実像 ≪アスリート列伝≫ 田中希実 父と娘が見据える、パリ・オリンピックのその先へ。 井上尚弥 VS ネリ観戦記――“モンスター”から生涯初のダウンを奪った男。 天野純希 未来志向で考えよう!50代からの老後資金プラン。(上) 馬養雅子 【好評連載】 ニッポンの問題点 澤田智洋 VS 田原総一朗/シルクロード ウズベキスタン紀行 安部龍太郎/老舗探訪 ―― 一〇〇年企業のここがスゴイ! 神田憲行/その他 その他
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-『ジャスティス・リーグ』のザック・スナイダー監督、最新作! NETFLIX超大作SF映画 公式小説 これはヒーローではない、〈反乱者(レベルズ)たち〉の物語 NETFLIXにて絶賛配信中の壮大なSFファンタジー超大作「REBEL MOON」を完全小説化。 製作・監督・脚本を務めるのは『300』『マン・オブ・スティール』『ウォッチメン』『アーミー・オブ・ザ・デッド』などで知られるザック・スナイダー監督。 同監督が数十年に亘って温めてきた企画が遂に映像化。黒澤明監督の名作『七人の侍』とジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ』を彷彿とさせる世界観に全世界が注目している。 映像では描かれきれなかった、登場人物の内面や世界観を是非〈小説版〉で体験していただきたい。 〈パート1:あらすじ〉 宇宙の最果てにある小さな星。その片隅には人々が平和に暮らす集落があった。ある日、暴君バリサリウス率いる軍隊が侵攻し、人々を恐怖のどん底に落とし込む。この危機を救える唯一の希望は、村人たちにまぎれ秘かに暮らすある女性。彼女の名はコラ──謎の異邦人である。コラは圧政に立ち向かうべく共に戦う戦士を集めるため未知なる星へ旅立つ──。そこで出会ったのは、〝悲しい過去を持つ燃え上がる剣を振るう剣士〟〝巨大な獣を手懐ける戦士〟〝絶望を胸に闘技場に立つ荒くれ将軍〟などなど、〈団結〉とは無縁のクセだらけの問題児たち。果たして彼らは、それぞれの暗い過去を払拭し、銀河の自由を勝ち取れるのか? 〈パート2:あらすじ〉 邪悪な巨大帝国マザーワールドへの復讐を誓った凄腕の戦士コラと、彼女のもとに集結した銀河の反乱者〈レベルズ〉たち。死闘の末、彼らは宿敵である提督ノーブルを討ち、帝国の軍勢を退けることに成功する。村に帰還したコラたちは平穏なひと時を楽しむが、圧倒的な軍事力を誇る帝国が再び襲いかかってくる。タイタスの指揮のもと、村人たちがついに立ち上がる。全てを懸けた最後の戦いが迫るなか、明かされる戦士たちの壮絶な過去。コラもまた、養父であるバリサリウスとの因縁の過去に思いを馳せていた――。そして、マザーワールドに反旗を翻したレベルズに決戦の時が迫る! 固く結ばれた絆(きずな)、立ち上がる反乱者たち、そして生まれる数々の伝説。マザーワールドに反旗を翻したレベルズに決戦の時が迫る。
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-これはヒーローではない、〈反乱者(レベルズ)たち〉の物語 神話は滅びることはない、伝説の少女が世界を救う── 2023年12月22日配信開始! 『ジャスティス・リーグ』のザック・スナイダー監督! NETFLIX超大作SF映画 公式小説 2023年12月22日よりNETFLIXにて全世界一斉配信される壮大なSFファンタジー超大作「REBEL MOON 炎の子」を完全小説化。 製作・監督・脚本を務めるのは『300』『マン・オブ・スティール』『ウォッチメン』『アーミー・オブ・ザ・デッド』などで知られるザック・スナイダー監督。 同監督が数十年に亘って温めてきた企画が遂に映像化。黒澤明監督の名作『七人の侍』とジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ』を彷彿とさせる世界観に全世界が注目している。 映像では描かれきれなかった、登場人物の内面や世界観を是非〈小説版〉で体験していただきたい。 〈あらすじ〉 宇宙の最果てにある小さな星。その片隅には人々が平和に暮らす集落があった。ある日、暴君バリサリウス率いる軍隊が侵攻し、人々を恐怖のどん底に落とし込む。この危機を救える唯一の希望は、村人たちにまぎれ秘かに暮らすある女性。彼女の名はコラ──謎の異邦人である。コラは圧政に立ち向かうべく共に戦う戦士を集めるため未知なる星へ旅立つ──。そこで出会ったのは、〝悲しい過去を持つ燃え上がる剣を振るう剣士〟〝巨大な獣を手懐ける戦士〟〝絶望を胸に闘技場に立つ荒くれ将軍〟などなど、〈団結〉とは無縁のクセだらけの問題児たち。果たして彼らは、それぞれの暗い過去を払拭し、銀河の自由を勝ち取れるのか?
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-ナンパお持ち帰りするための口説き方 本編の紹介文です。 はじめまして元祖ナンパ師のJony と申します。 ナンパ歴は約20年近くになります。はじめに生まれた時から自閉症を患い、人と話すこともままならない状態で、幼少期から学 生時代を過ごしてきました。 なので、普通に会話する事も出来ないのだから、友達も彼女も出来るはずはない。いわゆる、コミュ症っていうやつですか!? 当然のことながら出会いがない人生を歩んできたわけです。俺と同じような方も何人もおられるかもしれない。 そういった方々に向けて、書きました。その状況を乗り越えるために女性との出会いを求めて修行したのが大学時代であった。 その大学時代に行った修行と大学からその後10年間かけて楽しみながらコミュ症を克服してきました。 その中で、お姉さん達をGETしてきたナンパの方法について体験談を交えて書きました。 ただ、これナンパかよ!!と思う方もいらっしゃると思います。このナンパが出来ると後々有利になることが増えます。 例えば、ナンパは断られることが前提なので、断れても動じない忍耐力がつき、営業の交渉などにもいかせます。 さらに、自分がやりたい目標がありそれに向けて諦めない心と継続力が身に付くのです。 よかったら、手に取っていただき、最後まで読んでいただければ幸いです。 ※この本の内容について法律に違反する内容を含んでいる箇所はございません。 推定ページ数:147P 推定文字数:64,457文字 ※本作はJonyの個人誌作品の電子書籍版となります。
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-直木賞作家・今村翔吾氏ほか推薦! 維新の歴史は一閃の刃から始まった―― 暗殺から始まる大逆転劇! 魂を揺さぶる書下し時代長篇 【著者コメント】 テロリストの悲哀を詠んだ石川啄木の「ココアのひと匙」と資料を読み込み、 初めて歴史小説に手を染めました。 工学の父となる山尾・初代総理大臣となる伊藤、二人の主人公を描いております。 暗殺から始まる逆転劇が多くの読者の手に届きますと幸いです。 【推薦の声続々!】 材を選ぶに眼がある。構を成すのに才がある。物語を編むに志がある。 読み終えた後、よく聴く「あれ」を耳にすれば、きっとこの男の一生が蘇るはずだ。 ――作家 今村翔吾氏 挫折、失敗、後悔を繰り返しながら成長した幕末の長州藩士の物語は、 同じく混迷の時代を生きる現代の若者に勇気と希望を与えてくれる。 幕末歴史小説の新たな傑作が誕生した。 ――文芸評論家 末國善己氏 幕末から明治への激動の年月を共に駆け抜けた山尾庸三と伊藤俊輔の苦悩と葛藤、 そして果てしない情熱を、阿野冠がまざまざと鮮やかに浮かび上がらせた。 今の私たちに必要なものとはなんなのか、深く考えさせられる。 ――八重洲ブックセンター京急上大岡店 平井真実さん 「長州五傑」のメンバーとして明治政府草創期の中枢を担った 「工学の父」山尾庸三と「初代総理大臣」伊藤博文。 ふたりには墓場まで持っていくと誓った秘密があった――。 高杉晋作の指揮のもと、英国公使館を焼き討ちし、尊攘の機運高まる長州藩。 一味に加わった山尾庸三は、書生部屋で同室の伊藤俊輔とともに、 孝明天皇の退位を説く幕府の御用学者・塙次郎を暗殺する。 だが断末魔の形相が夜ごとよみがえり、気鬱に陥る山尾。 最高幹部の桂小五郎の後押しで、のちに「長州五傑」と呼ばれる 五人のひとりとしてイギリスへ藩費留学することに。その中には相棒の伊藤もいた。 山尾の任務は『工業立国』の基盤を学ぶこと。だが彼の裡には、 己が殺めた塙次郎の遺志である障害者政策があった――。 【目次】 第一章 冬の蛍 第二章 密偵の篠笛 第三章 祇園の夜 第四章 幻の奇兵隊 第五章 将軍の首 第六章 夕陽の波止場 第七章 万里の波濤 第八章 グラスゴーの歌 第九章 惜春の情 終 章 暗殺の森
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-狂うか? 壊れるか? 特盛の毒を喰らえ。 二〇二四年、世界中の国際・株式市場において大暴落が起こり、それに伴って金融危機が発生する。そうした折、アメリカのホワイトハウスに、日本刀を手に斬り込む羽織袴にモヒカン刈りの日本人十三人の集団(内一名はモヒカン刈りにできるだけの髪がなく、よって古き良き月代スタイル)が現れる。彼らは、アメリカへの宣戦布告と同時に『ショーワ・ジャパン』の建国を宣言する。ただ、その目的はあまりにも不可解だった。“終わりのない悪夢”の破壊? 終焉? 消滅? その集団の名は『矛(ほこ)の会』。パンクバンド『零和遊戯(れいわゆうぎ)(別称:ゼロサム・ゲーム)』のメンバーを中心に結成された集団である。 よく二〇二五年は昭和百年にあたる都市。この年、“昭和百年問題”によってインターネット文明は崩壊し、金融システムもまた完全に崩壊する。そこで起こるのが『ショーワ・ジャパン』を継ぐ者たちが起こす“東京事変”――。 果たして、“終わりのない悪夢”とはいったい? 毒を喰らわば皿までもーー。彼らはそれはご免だった。 【目次】 萌える闘魂 Fucking Dickless Assholes 1984 パンクス・ノット・デッド アバ世 曇天のユートピア 破滅と娯楽と怠惰と美学 輝ける乱世 昭和維新は地球維新 ワライッポンノカクメイ Go for Broke ゴッド・セイヴ・ザ・ブイィーン 【著者プロフィール】 仁 雅宗(じん まさむね) 1984年7月13日生まれの右投げ右打ち、中卒、非童貞。 チェ・ゲバラや“世界で一番貧しい大統領”ことホセ・ムヒカに憧れる、夢見がちのハゲてしまいかけなオジさん。見習いアナキスト。 かつて日本を訪れたホセ・ムヒカが羽田空港からウルグアイへ帰国する際、テレビカメラに向けて祝儀袋に口づけをし、それを頭上に掲げ、「ムーチョ・グラシアス」と言った。その祝儀袋は、著者がその直前に手渡した手紙(もちろん、現金は入っていない)だったりする。 「Welcome! Never-seeing amigo! Maybe you know that HERO IS COMING or HEY-HO IS COMING by the world’s end.」
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-救いとは、信じるとは、いったい何なのだろうか 宗教二世としての過去と、統合失調症に向き合う中で掴んだ一筋の光。 暗闇でもがく全ての人々へ捧げる、祈りと再生の物語。 統合失調症を患う青年・涼のもとに届いたのは、疎遠だった妹からの「両親の過去について知りたい」という手紙。 宗教二世として生きていた頃の辛い記憶が蘇った涼は、「こらーる岡山診療所」に助けを求める。そこで主治医の山本先生に勧められたのは、とあるキリスト教会で行われている勉強会だった。 「神様なんているのだろうか」複雑な思いを抱えながらも、涼は聖書をめくり始めた―― どんな状況でも、そばで支えてくれる人は必ずいる。 著者自身の経験をもとに描いた、心揺さぶられるヒューマンドラマ。 プロローグ 第一章 靴 第二章 風 第三章 朝 解説(「こらーる岡山診療所」山本昌知) 作品によせて(映画作家 想田和弘)
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-◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆第一句集 沖群青外套の胸開けて立つ 俳句を手放さずに、と書いたが実際は逆で、俳句の方が私に寄り添ってくれていたのに違いない。 (あとがきより) ◆自選十句 花の上に押し寄せてゐる夜空かな 鳩は歩み雀は跳ねて草萌ゆる 投げ出して足遠くある暮春かな 初夏の木々それぞれの名の眩し 吊革のしづかな拳梅雨に入る 松の影ゆれて松風蟻の道 振り消してマッチの匂ふ秋の雨 団栗の青きが握り拳の芯 秋の雲いくつ流れてシャツ乾く 枯蟷螂人間をなつかしく見る あをぞらをしづかにながす冬木かな ガラス戸の遠き夜火事に触れにけり
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