ドキドキハラハラの検索結果
検索のヒント
検索のヒント
■キーワードの変更・再検索
記号を含むキーワードや略称は適切に検索できない場合があります。 略称は正式名称の一部など、異なるキーワードで再検索してみてください。
■ひらがな検索がおすすめ!
ひらがなで入力するとより検索結果に表示されやすくなります。
おすすめ例
まどうし
つまずきやすい例
魔導士
「魔導師」や「魔道士」など、異なる漢字で検索すると結果に表示されない場合があります。
■並び順の変更
人気順や新着順で並び替えると、お探しの作品がより前に表示される場合があります。
■絞り込み検索もおすすめ!
発売状況の「新刊(1ヶ月以内)」にチェックを入れて検索してみてください。
-
憂いの騎士
ウェールズの辺境に立つロークレア城の女主人ジリアンは、怒りと悲しみに打ちのめされながら、父の墓を見つめていた。父の死以来、侵略者の襲撃に脅かされる毎日が続いている。愛する婚約者ラナルフも、4年前に姿を消してしまったきり。そして今日、ジリアンは父が隠していた結婚誓約書を見つけた。そこには身も心も捧げたラナルフの署名はなく、彼の冷たい拒絶の言葉だけが記されていたのだった。だが数日後に到着した王の使者の一行を見て、彼女は目を疑った。ラナルフ!いったいなぜ、見捨てた私の前に再び現れたの? -
理想の独身貴族
美容師のケイトは家族に仕送りをしながら細々と暮らしている。ある日、彼女は客が手に取った雑誌に目を奪われた。表紙を飾るのは、最も理想的な結婚相手と評される大富豪、ダレン・カイザー・ジュニア。全国有数の大企業の重役だ。彼のような男性が目の前に現れたら、どんなにすてきだろう。一瞬、頭の中に夢を描いたケイトだったが、二人の生きる世界のあまりの違いにむなしさを覚える。最近アパートメントの上階に引っ越してきた、無愛想で、悪趣味な服装の、眼鏡をかけたコンピュータマニアがよもやダレン本人とも知らず、彼女はため息をついた。 -
秘密の初恋
まだ二十歳のケイシーは年齢をごまかして働いている。ある日、同僚たちがオフィスの外に魅力的な男性を発見し、くじ引きで誰が彼をデートに誘うか決めることになった。当たりを引いたのは、恋愛経験のほとんどないケイシーだった。不安を覚えつつも思いきって男性のもとへ向かうが、その正体を知って、ケイシーはうろたえた――彼は、八歳のときの初恋の人、サムだったのだ!十歳も年下の自分など相手にされるわけがないとあきらめかけるが、サムはこちらが何者かに気づかないので、彼女は決意した。今宵一夜限りでもいい、大人のふりをして彼とすごそう、と。 -
あなたを忘れたい
テリーはJ・Bに、七年ものあいだ片思いをしている。J・Bは富と権力を持つ名うてのプレイボーイで、身よりのないテリーを引き取ってくれた、彼女にとって家族同然の存在だ。いつかは彼が振り向いてくれるかもしれない……そんなテリーの淡い願いは、ある日J・Bに浴びせられた言葉によって完膚無きまでに打ち砕かれた。「僕がきみみたいな小娘を求めると思うか?」心を引き裂かれたテリーは、家を飛び出し、雨の中車を走らせた。ひどい雨と込みあげてくる涙のせいで、視界がぼやける。もうこんな思いをするのはいや。何もかも忘れられたらいいのに……。カーブを曲がりきれず、道に車が横転したのはそのときだった。★大人気シリーズ『テキサスの恋』の最新刊をお届けします。随所に登場する、懐かしい人物たちの近況にもご注目ください!★ -
恋に落ちたボス
今日こそはクーパーに仕事を辞めたいと言わなければ。カーラは強い決意を抱いて雇い主のもとに向かった。五年前からカーラは作家クーパーの個人秘書を勤めている。一年前に、彼を愛してしまったことに気づいたが、問題はクーパーにはその気はまったくないこと――決して、カーラを女性としては見てくれないことなのだ。ボスへの片思いなんてみじめすぎる。一刻も早く、彼から離れなければ。だがカーラは知るよしもなかった。本当はクーパーが、彼女を誘惑しようと計画していることなど。 -
愛を取りもどす日
目の前にいる男性の姿を、ケイトは息をつめて見つめた。夫だったトレント――私が生涯で愛したただ一人の男性だ。だが十二年前、生後二カ月の一人娘が誘拐されたとき、悲しみの淵に沈む私を彼は慰めてもくれなかった。あろうことか、事件が起こったのは私のせいだとさえ言って……。ケイトはその後、独自に調査を続け、事件解決の糸口を得る。それを伝えようと、離婚以来初めてトレントのもとを訪れた彼女に、トレントは冷酷な表情で言い放った。「もう、すべて終わったことだ」ケイトは言葉を失い、その場に立ち尽くした。頭のなかによみがえる、トレントとの甘い記憶にさいなまれながら。★シルエット・ラブ ストリームで大好評のミニシリーズ『狼たちの休息』を三月に引き続き、シルエット・ディザイアよりお届けいたします。誘拐された娘、そして別れた夫と再会したケイト。しかし、空白だった時間はあまりに長すぎて……。★ -
愛は砂の城
ハリウッド女優のカイロは南仏の貸し別荘でくつろいでいた。映画プロデューサーの夫と離婚して以来、マスコミに追いまわされていた彼女には久しぶりの休養だった。ところが、それも長くは続かなかった。八年前に別れた恋人のレイフが突然別荘に現れたのだ。彼は俳優だけでなく、今や映画監督としても名声を博している。ここにはカンヌ映画祭の授賞式に出席するためにやってきたという。鋭さを増した彼の野性的な風貌に、カイロはたちまち心を奪われた。誘惑に負けてはだめ。彼の浮気が原因で別れたことを忘れたの?しかし、カイロにとってレイフの魅力はあまりにも強烈すぎた……。■ハーレクイン・ロマンスを代表する作家、キャロル・モーティマーの最新作をお届けします。彼女が得意とする、ショービジネスの世界で繰り広げられる大人のロマンスをどうぞお楽しみください。 -
愛を禁じた理由
社交に明け暮れる奔放な生活を送っていた十代の頃、エイミは思慮のなさから取り返しのつかない事故を起こした。罪悪感にさいなまれ、現実の厳しさに目覚めた彼女は、それ以来別人のように生活態度を改め、今は外科医ニックの有能な秘書として働いている。ある日、ニックの両親の屋敷に招かれたエイミは、彼の兄で著名な実業家ジョナスと出会う。プレイボーイと噂され、圧倒的な魅力を放つ彼をひと目見て、エイミは激しく惹かれた。いったいどうしたというの?この九年、幸せにつながるものすべてを自らに禁じてきたのに。 -
愛という名の鎖
イギリスの競技場ではラグビーの試合が始まろうとしていた。サンタリア公国のゴージャスな大公カスペルが観覧するとあって、観客はわいているが、ウエイトレスのホリーはうわの空だった。昨夜、婚約者から別れを切り出され、絶望のどん底にあったのだ。大公一行に昼食を給仕している最中、思わず涙ぐんだとき、ホリーにティッシュを渡してくれたのは、なんと大公だった。しかも、いきなり彼女を口説きはじめるではないか。甘い言葉にうっとりしていたホリーは気づくはずもなかった、試合を中継していたカメラが二人に向けられたことも、それがどんなスキャンダルを巻き起こすかも……。■情熱的な作風で人気のサラ・モーガンが、熱い誘惑に彩られた新たなおとぎ話を書きあげました。現代のシンデレラとなったウエイトレスは、愛を信じない大公の隠された秘密を突き止め、ハッピーエンドを迎えられるのでしょうか? ご期待ください。 -
瞳に宿る思い
アレグラは病院で麻酔科医として忙しく働くなか、彼女独自の研究を日々、進めている。マッサージや音楽、霊気、ハーブの香りなどを利用して、昏睡状態にある患者を覚醒させるプロジェクトだ。ところが集中治療外傷部の新任部長ジョエルから、君がしているのは科学的な研究ではない、と決めつけられ、一カ月で成果を出せなければ研究を打ち切るよう、宣告される。しかも、病院の最高経営責任者とのあらぬ仲まで疑って……。素顔の彼は評判どおりの魅力的な男性なのに。そんな折、昏睡状態の少年が入院し、二人は新たな緊張関係に。 -
夏の天使の贈り物
勤め先の病院に、ルカ・ロマノが戻ってくる――。看護師のリラはそのニュースに困惑した。別居中の夫が、再び医師として、職場の同僚になるというのだ。ルカは七年前、リラの流産をきっかけに彼女のもとを去った。以来、彼はまったく連絡をよこさなかった。ルカのことは乗り越えた、私は自分の人生を生きていく。リラはそう心に決め、彼に離婚届を送りつけたところだった。なのに、ルカは戻ってきた。年月を経てさらに魅力的な男となって。しかもその手には、まだ結婚指輪がはめられている!彼は二人の仲を終わらせたいと思っているはずなのに。なぜ?■11月に続き、医療現場を舞台にした三部作〈ドクターと見る夢〉の二作目をお届けします。真夏に迎える素晴らしいオーストラリアのクリスマスと共にお楽しみください。 -
貴婦人の秘密
エリザベスは友人宅で偶然、幼なじみに再会して言葉を失った。魅力的な微笑をたたえたサー・リチャード・ナイトリーは、少女のころからひそかに想いを寄せる相手なのだ。親に決められてリチャードの許婚となったエリザベスは、16歳のとき、彼に愛されていないことを知って結婚を断った。今、優美な淑女に変身した彼女にリチャードは目を奪われている。だが何も知らない彼に、あの秘密を悟られるわけにはいかない。戦争中、負傷して一時的に視力を失った彼を看病し、彼を想うあまり夜をともにした“メアリー”は私だということを。 -
女相続人ケイシー
“48時間以内に結婚し、最低1年は夫と一緒に暮らすこと”亡き祖父がケイシーに課した遺産相続の条件――その狙いは、一家の顧問弁護士と彼女を結婚させることだった。だが鼻持ちならない彼を忌み嫌うケイシーは、屋敷を飛び出すと、男性客でごった返す街のバーに飛び込み、声を張り上げた。「夫が必要なの。独身で、最初に立候補した人と結婚するわ」静まり返る店内に、たったひとり名乗りをあげた男がいた。奥の暗闇から現れた美しい顔と世にも冷たい瞳を見た瞬間、危険を感じると同時に、ケイシーは心を奪われた……。 -
凍てついたハート
十九歳のキーリーは小さな町で獣医助手をしている。何年も前から牧場主のブーン・シンクレアに思いを寄せているが、子供扱いされ、はなから相手にしてもらえない。ある日、彼女はブーンの弟から恋人役を演じてほしいと頼まれる。最近親しくなった女性との交際を兄に反対されたので、キーリーを煙幕にして、ひそかに会いたいというのだ。親友のたっての頼みを断りきれず、彼女は偽の恋人になりすますはめになった。そのせいで、ひた隠しにしてきた秘密が暴きだされることになるとは思いもよらずに……。 -
魔法が解けた朝に
私、ひどくばかなまねをしているのではないかしら?アレクシーズの誘いに乗って世界各地を巡りつつも、キャリーはいつも破局の予感におびえていた。彼はギリシアの大富豪。ウエイトレスをしていたときに知り合った、別世界の男性だった。一方、アレクシーズは彼女に愛を教える喜びに浸っていたが、母親に資産家の娘との見合い結婚を迫られ、一計を案ずる。キャリーを恋人に仕立て上げて連れ帰れば……。わけもわからずギリシアへと連れていかれた彼女を待っていたのは、ギリシア人ばかりの晩餐の席と残酷な仕打ちだった。◆ドラマティックな恋を描いて人気のジュリア・ジェイムズ、お待ちかねの新作をお届けします。登場するのはギリシアの富豪とウエイトレスのカップル。釣り合わぬ恋のゆくえは?◆ -
罪をあがなう花嫁
カリブ海に浮かぶセントルシア島で幼い息子と二人で暮らしているアビー。息子の父親ダモンのことはずっと忘れようとしてきた。なのに、嵐が近づくこんな夜に彼が突然やってくるなんて!二年半前、アビーの純真な愛は事業の買収に利用され、結果として、愛する人の家族を破滅へと追いやった。あのときダモンは私を信じてくれなかった……。裏切り者と容赦なく責めたて、私を決して許さないと言った。事業を取り戻すことに成功した今、彼が企てるのはさらなる復讐?息子の存在を隠していた私に、どんな償いを求めてくるのだろう。 -
プリンセス・レッスン
八年前にモーガンアイル国の王子フィリップと婚約して以来、ハンナは彼の妻になるべく花嫁修業にいそしんできた。週末に友人と遊びにも行かず、数々のレッスンをただ受ける日々。でも、ハンナは少しもつらくはなかった。定められた縁談とはいえ、ひと目会った瞬間フィリップに恋をし、彼の隣にいられる日を待ち焦がれてきたからだ。そして、ついにモーガンアイルに移り住む日が訪れた。不安を感じていたハンナも、国民の温かい歓迎に胸をなでおろす。大丈夫、この美しい国で幸せに暮らしていけるわ……そんな淡い期待を打ち砕いたのは、夫となるフィリップだった。◆ヨーロッパの小国モーガンアイルを舞台にした三部作〈愛の国モーガンアイル〉が今月よりスタートします。王族ならではの高貴なロイヤル・ロマンスを、どうぞお楽しみください。◆ -
億万長者からの招待
「おなかにいるのは、僕の弟の子供だそうだね」マックス・デルーカのぶしつけな問いかけに、リリーは顔をしかめた。確かにリリーは、マックスの弟トニーの子を宿している。トニーとはかつてつき合っていたが、価値観が違いすぎたために別れ、事故で彼が急死したあと妊娠が発覚したのだ。一定額を支払うから、弟の相続財産など求めないように――そうマックスに告げられ、リリーはかっとなって彼を追い返した。なんて傲慢でいやな人だろう! もう二度と会いたくないわ。そんな願いもむなしく、後日、マックスは再びリリーの家にやってきた。今度は、耳を疑うような提案をたずさえて。◆人気作家リアン・バンクスの久しぶりの新作です。激しくも心温まるラブストーリーをご堪能ください。来月には関連作として、本編に登場したアレックスとマロリーの物語をお届けします。◆ -
愛をつなぐ道
ブラッド・オバリヴァンが故郷に帰ってきた。メグ・マッケトリックはその噂を聞きつけ、衝動のままに車に飛び乗った。ブラッド──十代のころ愛した恋人は、夢を叶えるために彼女を捨てて町を去っていった。打ちのめされたメグは、何度も頬を涙で濡らしてようやく立ち直ったのだ。昔よく待ち合わせた店にたどり着くと、ブラッドもまた何かに引き寄せられたのか、そこを訪ねていた。歌手として成功を収め、大人になった彼はますます抗いがたい魅力を放っている。怒りと切望がせめぎあうなか、メグは固く誓った。私は二度と彼を愛したりしない、と。 -
いとしき傷跡
心臓病を手術で克服したシエナは、過保護な母と兄のもとを離れ念願のペルー旅行へ出発する前に、シドニーへ立ち寄った。そこで彼女は、休暇で滞在中だというセクシーな男性リースと出会った。ひと目見た瞬間に彼に強く惹かれたシエナは、これまでの彼女には考えられなかった大胆な行動に出る――よく知りもしない相手と愛を交わそうとしたのだ。ところが急にシエナは怖くなった。私の胸の醜い傷を見たら、リースはどう思うかしら?彼女は黙って彼の前から姿を消した。 -
嘆きのウエディングドレス
親友ビアンカの結婚式に招かれ、エリザベスはミラノへと発った。結婚前のパーティが続いたある夜、ビアンカの婚約者、ルチアーノの魅力に屈し、エリザベスは彼にキスをしてしまう。これはまさに親友に対する裏切りだ。彼女は自分を激しく責めた。だが挙式直前、エリザベスの兄がビアンカと駆け落ちするという、とんでもない事件が持ちあがった。兄は会社の金を横領したうえに花嫁を連れ去ったらしい。「兄さんを刑務所に送りたくないなら、僕と結婚しろ」脅迫めいたルチアーノの求婚に、エリザベスはなす術もなかった。★ヒーローに追いつめられるエリザベス。ドラマティックな恋を描いて人気のミシェル・リードの新作をお届けいたします。★ -
ハーレムの夜
恋人と仕事を一度に失って片田舎の空港に取り残されたドーラ。そんな彼女を救ったのは、偶然居合わせたアラブのプリンス――米国外遊中の王子カリールが、臨時の秘書に雇ってくれたのだ。そして数日後のある晩、二人は激情に駆られるまま結ばれる。これはプリンスの気まぐれ。なにかを期待するなんてばかよ……。自分を戒めたドーラは翌朝、王子に突然プロポーズされて驚いた。一緒に帰国してプリンセスになってくれ。彼は真剣にそう訴える。ドーラはなかば夢見ごこちで、ともに旅立つ決心をした。遠い砂漠の王国のことも、カリールの本当の目的も知らないまま。 -
愛人という罰
シモーヌが両親から受け継いだレジャー用船舶チャーター会社は、資金不足のため、今まさに破産に直面していた。もとはといえば、父がギャンブルに会社の金を使い込んだからだ。しかし病身の母のために、シモーヌはなんとか会社を救いたかった。そんな彼女の前に、かつての恋人ケイドが現れる。彼は五年前、シモーヌの父に投資し巨額の金をだまし取られた。その計画にシモーヌもかかわっていたという父の嘘を信じ、実業家として成功した今、復讐してやろうと近づいてきたのだ。ケイドはシモーヌの会社に多額の資金を出資すると持ちかける。条件は、シモーヌが彼の愛人になることだった。 -
恋とワインと伯爵と
アメリアは街で、名も知らぬすてきなフランス人男性に二度も出くわす。彼からデートを申し込まれ、運命に違いないと誘いに応じるが、家に帰って新聞を開いたとたん愕然とした。まさか彼が、レミー・ド・フルニエだったなんて!レミーはプレイボーイとして世間を騒がす伯爵で、十数年ものあいだ顔を合わせていない、アメリアの遠い親戚だ。聞いた話だと、アメリアが叔母から相続した土地を狙っているらしい。おそらく彼は、土地を得るためにわざと私に近づいたのだろう。憤慨してもいいはずだが、アメリアの胸はある思いつきに高鳴った。彼は恋の達人だもの……私の願いを叶えてくれるかもしれないわ。 -
ふたりきりの光
山奥の小さな家で暮らすルースは、脅迫まがいの手紙を送りつけられ不安を感じていた。そんなある日、飼い犬が罠にはまり大怪我をした。助けを求めて麓の町までおりると、見知らぬひとりの男がいる。金色に輝く不思議な瞳の男ジョーナ・グレイ・ウルフは何もきかぬまま犬に駆け寄った。彼が手を触れたとたん、まばゆい光が辺りを包み、傷が瞬く間に消えていく。驚く彼女を尻目にジョーナはすぐさま立ち去ろうとした。このまま行かせてはだめ──突き動かされるようにルースは彼を引きとめた。何者かもわからない男に強く惹かれて。 -
オフィスの秘密
RJ・メイトランドは人生最大の窮地に陥っていた。富も名声も手に入れたかに思われた彼が妊娠した恋人を無責任にも見捨てたと疑われたのだ。幸い疑いは晴れたものの一度傷ついた評判はなかなか回復しそうにない。家庭的だということをアピールするのがいちばんだと考えたRJは秘書のダナに便宜結婚を提案した。上品でお堅い彼女なら妻役にぴったりだろう。すべてうまくいくと思えた計画だった。ダナが結婚の条件を切り出すまでは。★NYタイムズのベストセラー作家ローリー・フォスターの登場です。ホットかつ歯切れのよい作風で読者の熱い支持を集める人気作家のひさびさの新作をお楽しみください。★ -
恋はポーカーゲーム
ベッドに横たわる美しい新妻ドミニクに心を残しながら、チャールズは金曜の夜恒例のポーカーの集いに出かけた。新婚一カ月の彼にとって、愛する妻と離れるのは心底つらい。しかし、友人四人で行うカードゲームは大事な習慣だった。その晩のゲームにチャールズは負けつづけた。ドミニクへの愛で頭がいっぱいだったせいだ。そんな彼に、ポーカー仲間のリコが言い放った。ぼくはドミニクが財産目当ての女だと知っているし、証拠もある、と。リコの告げた驚愕の事実に、彼は耳を疑った。★『恋はポーカーゲーム』は情熱的な作風で大評判のミランダ・リーが、ポーカー仲間であるゴージャスな男性たちをヒーローにした連作です。熱い恋の駆け引きをどうぞお楽しみください。★ -
熱い復讐
エリーズは夫の葬儀のさなか、くずおれそうになるのをこらえていた。夫はエリーズを脅迫までして結婚へ持ち込んだものの、散財と浮気を繰り返したあげくに亡くなった。ローマに彼が購入したアパートメントを売却しなければ、明日からの生活にも困窮するだろう。途方に暮れるエリーズに、意外な人物が助けを申し出た。夫の雇い主で大企業の経営者ヴィンチェンテだ。危険な光を放つ彼の瞳に魅せられたように、エリーズはローマへ一緒に行くことを承諾してしまう。★ルーシー・ゴードンがハーレクイン・ロマンスに初登場!めくるめく復讐劇を力強い筆致で描きます。★ -
悩める愛人
大手宝石店に勤めるジェシカは、ボスのライアンとつき合っている。彼は裕福でハンサムで、まさに女性が理想とする男性だ。ジェシカとの関係を始める際、ライアンは四つのルールを定めた。一つ、彼に猫を近づけない。二つ、スキャンダルにならないよう二人の仲は内密に。三つ、子供は絶対につくらない。四つ、もちろん結婚もしない。ジェシカは時おり胸の痛みに襲われつつも、愛する人のそばにいられるならと、そのルールを守り続けた。だが交際も二年が過ぎたころ、ジェシカはあることに気づいた。おなかにライアンの子供がいることに……。★作家競作6部作〈疑惑のジュエリー〉2話目です。去年、デビュー早々ご好評いただいたテッサ・ラドリーが、ブラックストーン家の次男ライアンのロマンスを描きます。★ -
謀反人の娘
横暴な父が、あろうことか国王への反乱を企てて失敗し、エリンは男爵の一人娘から、謀反人の娘という立場へ転落した。共犯だと誤解されれば、どんな罰を受けてもおかしくはない。怯える彼女に王が下した裁定は、思いがけないものだった。国王直属の騎士で、勇猛果敢な戦功を讃えられる伝説の戦士、マルコム・ル・ファルーシュと結婚し、跡継ぎを作れというのだ。エリンは結婚が怖かった。父に虐げられた亡き母を思い出す。マルコムは大柄で力が強い。あんな人に服従を強いられたら……。だが初めての口づけを受けたとき、その不安は期待へと変わった。 -
すみれ色のウエディング
シルヴィー・デュシャン・スミスは今をときめくイベントプランナー。今回は、亡き母が設立した慈善団体のイベントとからめて、シルヴィーにとっての“夢の結婚式”を企画することになった。美しい庭園を持つ大邸宅を使い、彼女自身が花嫁を演じる筋書きだ。準備のため現地を訪れたシルヴィーは、ある男性を見かけて動揺した。邸宅は数カ月前に大金持ちのビジネスマンに買い上げられたと聞いたが、まさかトム・マクファーレンのものになっていたなんて。彼は、不実極まりない男性だ。シルヴィーが妊娠を知らせる手紙を届けたのにもかかわらず、半年すぎてもなんの連絡もよこさないままなのだから。★実力派作家リズ・フィールディングが、貴族の娘であり、イベント業界の売れっ子でもある女性を描きます。作品の舞台となる邸宅もかつてはヒロインの一族のものでした。この美しい大邸宅がたどる運命にもご注目!★ -
再会は涙とともに
二人の関係には誰もが反対だった。名家マコーマック家の御曹子フリンと、貧しい農場労働者の娘ケイトリン。彼女はすべてを捧げるほどフリンを愛していたが、ある日フリンの母の心ない言葉を聞き、絶望してすべてを捨て、故郷をあとにした。そして四年半後――ケイトリンは父の葬儀のために帰郷し、やがて訪れるであろう再会に怯えていた。彼に告げなくてはいけない秘密を抱えて。 -
情熱と絶望のはざまで
レベッカは富裕層向けの航空会社に勤める客室乗務員。顧客はハリウッドスターや王族や大富豪ばかりだ。その中に世界的な建築家アレクサンドロスがいた。目をみはるほどすてきな彼に口説き落とされ、レベッカは会社の規則を破って彼とつき合うようになった。だがアレクサンドロスには訪れる街ごとに恋人がいるという噂だ。レベッカは彼との密会を楽しみながらも別れの予感におびえていた。ひたすら彼からの連絡を心待ちにする日々に耐えきれなくなり、彼女はついに決心した。ただ待つだけの女でいるのはやめよう。たとえそれが二人の関係を破局に導くことになっても。★ハーレクイン・ロマンスの人気作家シャロン・ケンドリックが華麗なるギリシア人双子兄弟をヒーローに据えて贈る二部作をお楽しみください。次回は3月刊、兄キュロスの登場です。★ -
禁じられた言葉
情熱的な夫ジャンフランコに愛されていないとわかっていてもデヴラはいまの暮らしに満足しているつもりだった。少なくとも夫はわたしを求めているし、愛人になることを拒んだわたしを妻にしたくらいだから。ただ、子供が欲しいという願いはずっと胸にしまいこんでいた。病気が原因で妊娠は望めない体になっていたものの、愛する男性の子供を産む夢はあきらめきれない。そんなとき、妊娠する可能性はゼロではないと医師から告げられ、デヴラは希望を抱いた。ところが、それを打ち砕いたのは夫だった。子供はつくらない。ジャンフランコは冷ややかに言い放った。 -
罪な一夜
アニーが勤める病院に新しく医師が着任した。ヨシフ・コロフスキー──優秀な救急医にして、有名ファッションブランドを率いるコロフスキー家の御曹子。しかも、ロシアの血を引く近寄りがたいほどの美貌の持ち主だ。看護師たちがこぞって色めきたつのも当然だった。数日後、アニーにとって思いもかけないことが起こった。貧血を起こしてヨシフに介抱されたうえ、キスまでされたのだ!どんな女性もよりどりみどりの彼が、なぜ私を選んだの?驚くアニーにヨシフは口止めした。このことは内緒だと。ほかに恋人がいるから?私が絶世の美女ではないから?★「きらめきの一夜」で愛を見いだしたイヴァンデル・コロフスキーの異母弟が主人公。病院を舞台に繰り広げられるロマンスです。★ -
愛された不思議
彼はなぜ、ここがわかったの?スペインの隠れ家に現れた夫を見て、エミリーは愕然とした。身重の彼女を疎んじ、秘書と一夜を過ごした夫に愛想を尽かし、ロンドンの家を出てから一年余りが過ぎていた。「僕はすでに目的を果たしたよ」エミリーがはっとして夫の車を見やると、そこに息子の姿が。「子供と離れたくないなら、僕についてくるんだ」半ばさらわれるようにして彼女が連れていかれたのは、フランスのロワール渓谷にある古城だった。夫は私と息子を幽閉するつもりなのだろうか。 -
悲しきプロポーズ
「きみに頼みがある。きわめて厄介な頼みだ」かつての恋人ディミトリオスの声に、ブリアナは胸を震わせた。モデルとして活躍していた彼女は四年前、ディミトリオスと出会い恋に落ちたが、彼が妻に選んだのは双子の姉、セシリーだった。以来ブリアナは彼を忘れるため、仕事一筋で生きてきた。今ごろになってなぜ?戸惑うブリアナに、彼は告げた。難病の娘のために骨髄の提供者となってほしい、と。彼と再び会うのはつらいけれど、幼い姪を救うためには仕方ない。ブリアナは二度と行くまいと誓っていたギリシアへ飛んだ。 -
初恋の忘れ物
ミッチ・ヴァレンタイン――高校を出て路上生活を送り、初めて作ったビデオゲームが大ヒット。やがてソフトウェアの開発に乗り出し、出版の分野にも進出。二十八歳にしてふたつの会社を所有する……。ケリーは職場の同僚から渡された新聞を食い入るように見ていた。名前は違うけれど、彼は高校時代の恋人、マイケルに間違いない。十年前、彼女を捨てて姿を消した、あのマイケルに……。ケリーは私立探偵の兄に頼んで彼の行方をずっと捜していた。今では九歳になる娘のことを伝え、彼が父親なのだと告げたくて。写真で見る彼はたくましく、自信にあふれ、何もかも魅力を増している。でも、この目と口元はよく覚えている。彼以外にはありえない。ケリーは地元の大学で催される彼の講演会に、すがる思いで向かった。★12月に続き、人気連作「都合のいい結婚」の最新作をお届けします。今回は前作にも登場したケリーとその娘のディディが主人公です。おなじみの人々が繰り広げる心温まる物語をお楽しみください。★ -
セカンド・ウエディング
その日、災難は朝からシェリーの身に降り注いだ。まず出社するなり、五年間勤めた会社をいきなりやめさせられ、呆然と帰宅していたところ、今度は車の玉突き事故に巻き込まれたのだ。激痛に見舞われてシェリーは意識を失い、次に目覚めたときは病院の白いベッドの上に横たわっていた。体にチューブがつながれ、麻酔のせいか頭がぼうっとする。そして隣には、思いも寄らぬ人物が付き添っていた。元夫のグレッグだ。彼に会うのは離婚して以来、実に二年ぶりだ。どうしてグレッグがいるの?彼はここで何をしているの?うろたえるシェリーに彼は言った。しばらく僕がきみの面倒を見る、と。★人気作家アネット・ブロードリックの久しぶりの新作をお贈りします。知らぬ間に読み手をストーリーに引きこむ筆力は健在。心あたたまるロマンスをご堪能ください。★ -
幻の恋人
ペギーはまさに崖っぷちの状況に立たされていた。婚約者と銀行強盗の女がベッドにいたところに遭遇し、その女に銃で撃ち殺されそうになったのだ。そこでFBIの心理分析官として有名なオリバー・バーゴに助けを求めようと思い立つ。うまく本人に接近したまではよかったが、オリバーはなぜかペギーをキャメロンと呼んで誘惑してきた。どういうことかわからぬまま、すがる思いのペギーは夢のような一夜を過ごした――複雑に絡み合う事情を知ることもなく。★ハーレクイン・スポットライト・プラスが装いも新たにハーレクイン・プレリュードとして生まれ変わりました。今後も人気作家のドラマティックな作品を刊行予定です。★ -
ヴィーナスの目覚め
アレサンドロは高級車を降り、荒れ果てた屋敷を見つめた。ここにトマソの孫娘、ローラ・ストウがいるはずだ。“孫娘を見つけ、イタリアに連れてきてほしい”亡き父の共同経営者であるトマソにそう頼まれたのは、数日前のこと。孫娘を連れて帰れば会長職を辞すると約束され、アレサンドロは会社の全権を得るため、イギリスにやってきたのだ。とにかくローラに会って任務を果たしてしまおうと、彼は屋敷の近くにいた使用人らしき女に話しかけた。まさかこの不器量でずんぐりとした無愛想な女性が、当のローラ・ストウだとは思いもせず。★人気作家ジュリア・ジェイムズの新作をお届けします。人里離れた場所で一人暮らすローラ。幼い頃に自分を捨てた父方の祖父にイタリアに呼び寄せられ、彼女の運命は一変します。★ -
薔薇と狼
一介の男爵令嬢の私に、国王がいったい何のご用だというの?キットは王に呼ばれていることを知り、動揺のあまり逃げだすが、継父に連れ戻され、手ひどく折檻されてしまう。顔に大きなあざができ、服も泥だらけの彼女の前に、王の使者である黒髪のたくましい騎士、ウルフが現れた。実は前夜、キットは水浴びに訪れた湖で彼に出会っていた――唇を奪われ、名をきかれても、彼女は答えずに立ち去ったのだが。ウルフは目の前の薄汚い娘がゆうべ見初めた娘と気づいていない。複雑な思いを抱え、キットは彼に連れられて男爵邸をあとにした。 -
想いをルビーに寄せて
別れた夫に父の遺産を奪われ、ジュリエットは窮地に立たされていた。思うように仕事も見つからず、電気代を払うのさえ苦しい状況だ。そんな折、幼なじみのケアリーと再会したジュリエットは、報酬と引き換えに、祖母を訪問する際に婚約者を演じてほしいと頼まれ、当面の生活費を稼ぐためにと承諾する。屋敷に着いた二人を出迎えたのは、ケアリーの従兄レイフ・マルケーゼ。どうやらケアリーとは犬猿の仲らしく、ジュリエットに向ける目も、氷のように冷たい。それでもジュリエットは、あまりに魅力的なレイフを前に、不安になるほどの胸の高鳴りを抑えられずにいた。 -
ディーヴァの復讐
ジェマは燃えるような赤毛の歌姫(ディーヴァ)。双子の妹の人生を破滅させた、ギリシアのリゾート王、アンジェロへの復讐を胸に誓い、妹になりすまして彼に近づく。裏切ったのはジェマのほうだと信じているアンジェロは、再会した彼女を拒絶するが、再び燃え上がる欲望を抑えられない。触れ合うだけで互いの体に稲妻が走り、いつしか心まで通い始めたことに二人は気づいていた。――彼に惹かれてはだめ。でも、彼は本当にひどい男なの?――彼女は不実な女だった。変わったような気がするのはなぜだろう?絡み合う情熱と欺瞞が、二人を抗えない愛へと導いていく。 -
愛と裏切りの航路
大富豪の一人娘テイトは、過去に二度誘拐された経験から、心に深い傷を負っていた。セラピストによる継続治療は確実に効果を上げていたが、完治までには至っていない。だが24時間厳重な警備の下でおびえて暮らす生活には、テイト自身、限界を感じ始めていた。20代の大半を、このまま恋もせずに生きていくつもり?焦るケイトの思いを察してか、セラピストは意外な提案をしてきた。偽装誘拐を体験し、それを自力で乗りきることで恐怖を克服できるというのだ。恐ろしさですくみそうになったが、テイトは意を決して依頼した。結末がどうなるかも知らずに。★大人気作家ジョー・リーが描くのは、大富豪の一人娘とボディガードとのロマンス。海上のクルーザーに閉じこめられた二人を待ち受けているものは?どうぞご期待ください。★ -
王女の運命
地中海の島国ニローリでぶどうの木を枯らす病気が発生し、対策に奔走するマックス王子はいとこのローザに助けを求めた。ローザは幼いころから科学に興味を持ち、今はニュージーランドでぶどうの病気の感染を抑える研究をしている。マックスの求めに応じて帰国するローザの気持ちは複雑だった。十六歳のとき、年上のマックスに熱を上げたが相手にされず、それ以来、彼との間に見えない壁を感じているからだ。空港でローザを出迎えたマックスは、久しぶりに会った彼女がセクシーな大人の女性に成長しているのを見て唖然とした。だが、ローザはいとこだ。いくら謎めいた瞳に魅力を感じても。★家訓により親戚同士の婚姻が固く禁じられているニローリ王室。いとこに恋い焦がれる王女の運命はいかに?★ -
イヴが眠りにつくまで
超能力を持つ一族同士として対立してきた、レイントリーとアンサラ。ユダ・アンサラは七年前、マーシー・レイントリーと一夜を共にした。一緒に過ごした時間はほんのつかの間だったが、ユダの血は熱くたぎり、何度も求め合わずにはいられなかった。しかし、ユダにとってマーシーは、いずれは滅ぼすべき一族の女。二百年前、彼の一族がレイントリーに滅ぼされかけたように。今、ユダはアンサラの王としてマーシーと再会しようとしていた。レイントリーの王族である彼女を、自らの手で葬るために。だが、このとき、ユダはまだ知るよしもなかった。父親の訪れを心待ちにする六歳の娘、仇敵同士の間に生まれた、抹殺されるべき運命の子、イヴの存在を……。★リンダ・ハワード、リンダ・W・ジョーンズとお届けしてきた三部作『光と闇の覇者』がついに完結。人気作家ビバリー・バートンが、その最後を飾ります。レイントリー一族とアンサラ一族の長い闘いに終止符を打つのは誰か。意外な結末を、どうぞお見逃しなく。★ -
許されぬ花嫁
ソフィが夫ルーカスと蜜月を過ごしていたある日、彼が見知らぬ女性を抱きしめている写真が送られてきた。まさかルーカスが私を裏切るわけはない。不安にさいなまれつつ、ルーカスの出張先のホテルへ電話をすると、女性の声が応答し、ソフィの心は砕け散った。それきり彼女はルーカスの元を去り、六年間、名前も隠して別の地で暮らしてきた。だが今、目の前にルーカスが立っていた。冷ややかな言葉のはしばしに抑えきれぬ怒りをたたえて。 -
愛と疑惑の宮殿
画廊に勤めるソフィアは、ある雨の夜、ひとりの男性に出会い、彼の顔を見たとたん、衝撃に打たれた。亡き父が描き、ソフィアに贈ってくれた肖像画の、ハンサムな青年の顔にそっくりだったのだ。その男性は翌日、父の遺作展を開催中の画廊に現れた。彼はスティーブンと名乗り、ソフィアの絵画修復の技術を知ると、自分が住むベネチアの宮殿にある絵の鑑定と手入れを頼んできた。まるで夢のような話に、ソフィアの体を喜びの熱い興奮が駆けめぐる。気になるのは、スティーブンの連れの美貌のイタリア人女性。彼女がソフィアのベネチア行きに不賛成なのは明らかだった。 -
百万ユーロの愛人
友人の結婚式の準備を手伝うため、ステイシーは一カ月の休暇を取り、美しき小国モナコへとやってきた。そこで新郎側の招待客、フランコ・コンスタンティーヌと出会う。世界的に有名なチョコレート会社の経営者で、とびきりのハンサムだ。フランコは、セクシーで派手な美女たちには見向きもせず、なぜかステイシーに興味を示し、ディナーに誘ってきた。戸惑いつつも誘いに応じたステイシーだが、その席で、彼はとんでもないことを言い出す。百万ユーロ払うから、モナコにいるあいだ恋人になってほしいというのだ。ただし、愛や将来の約束はいっさいなしという条件で。★きらびやかなミニシリーズ〈モンテカルロの誘惑〉が今月よりスタートします。世界有数の美しい地を舞台に繰り広げられる、億万長者との恋。来月は、同じく花嫁付き添い人としてモナコを訪れているマデリンのロマンスをお届けいたします。★ -
アンダルシアの一夜
「テキサスに行け。そこにおまえの求めるものがある」祖父フェリックス・レイエスの謎めいた言葉に従い、ルーカスはしぶしぶ旅立ち、驚愕の事実を知る。祖父は孫と友人の娘アリッサとの結婚を画策していたのだ。独身生活を楽しむ彼にその意思はなく、怒りばかりがこみ上げる。それはアリッサも同じだった。突然現れた傲慢な男の妻になるなど問題外だ。だが、土地の所有権の半分はすでにレイエス家のもので、結婚を拒めば、愛する我が家を手放す羽目になる。二人は打開策を求め、祖父のいるアンダルシアに旅立った。 -
愛を捨てた大富豪
マヨルカ島にあるアレハンドロの別邸。スペインの大富豪の邸宅は、目をみはるほど豪華なものだった。ブリンはここに、事故死した義姉の息子マイケルを連れてきた。アレハンドロは、マイケルの実父で、母親の死を知ると親権を主張し、異を唱えたブリンと法廷で激しく争った相手だ。結局、彼女は敗れ、マイケルは父親に引き取られることになった。そしてブリンは一カ月したら少年のもとを離れる約束だ。彼女はアレハンドロを、冷たく尊大な男性だときめつけてきたが、自邸でくつろぐアレハンドロは魅力的で、心惹かれそうになる。それはこのうえなく愚かなことなのに。★ハーレクイン・ロマンスの人気作家、キャロル・モーティマーが紡ぐ情熱の物語。愛を信じることをやめた大富豪の冷酷な仮面の下に隠された素顔とは?予期せぬ恋のゆくえにご注目ください。★ -
奇跡の泉
9世紀、長い干ばつと隣国のバイキングの侵入に悩まされ、リームの民の生活は今や風前の灯火と化していた。悲運を憂えたタラ王女は、バイキングの新しい首長イードンに、これまでに振るってきた暴虐をあがなわせる決意を固める。彼女は王冠と黄金の首飾りを身につけ、単身、敵地に赴いた。だが、荒々しいイードンは征服欲もあらわに彼女を押さえつけ、衝撃の事実を告白した――和睦を望む両国の王より、彼はタラ王女をめとるように言い渡されているというのだ。王女は一生純潔を守るべしという神聖なる掟に背いても! -
美しき女戦士
14歳のころから領主としてロマを治めてきたキャサリンは、イングランド宮廷からの知らせに愕然とした。かつて領主だった男の息子に、ロマを返還せよというのだ。そのうえ、そのサー・セネットの花嫁になるように、と。見知らぬ男と結婚するなんて、冗談じゃないわ!王の使者を追い返すと、あろうことか奇襲攻撃が始まった。またたくまに城を制圧したサー・セネットは、氷のように冷たく光る青い目で、情け容赦なくこう告げた。「おれはロマのすべてを要求する……きみ自身も含めて」 -
近すぎて見えなくて
転職先の新人研修を受けるため、ケンダルはタホへと車を走らせていた。五年間勤務したバートン社を辞めたのは、つい二週間前のこと。よりキャリアに繋がる仕事がしたいと思い、ボスであるマシアス・バートンに辞職を願いでたのだ。彼なら私の気持ちを理解してくれるはず――そんな期待も虚しく、ケンダルは裏切り者と罵られ、十分ほどで社を追い出されてしまった。あのときのマシアスの冷淡な顔を思いだすたび、胸が痛む。でも、元ボスのことは忘れ、新しい生活に集中しなくては。ケンダルはそう自分に言い聞かせた。まさかマシアスが追いかけてきているとは、夢にも思わずに。★〈男たちの約束〉第五話です。亡き友人のロッジでそれぞれ一カ月暮らすことになった六人。来月はついに最終話、最後の滞在者となったジャックの物語をお届けします。筆をとるのは人気作家スーザン・マレリーです。どうぞお見逃しなく!★ -
運命の日曜日
新しい職場で働き始めたばかりのグレースは、仕事のために訪れた海辺の別荘で、ボスのダニーと一夜をともにする。理想の男性を見つけたと思ったのもつかの間、それは長く苦しい闘いの始まりだった。別荘での一夜のあと、一週間の出張に出ていた彼は、戻ってくるなりグレースに別れを告げたのだ。気持ちの整理がつかないまま彼女はなんとか現実を受け入れようとするが、そんなとき、おなかにダニーの子を宿していることに気づく。 -
ホテル・インフェルノ
「どうやら、きみには予知能力があるようだな」カジノ・ホテルの経営者はオフィスに連れてこられたローナに言った。ローナは生まれながらに備わった数字を先読みできる能力を使い、カジノを渡り歩いて日々の生活費を稼ぐ身の上だった。不正を働いているわけではないが、今回は儲けすぎたのかもしれない。警備主任に目をつけられ、経営者の前に突き出されてしまった。でも、ダンテと名乗るこの男は、とても普通とは思えなかった。即座に彼女の特殊な能力を見抜き、得体の知れない強烈なパワーで迫り、心の内を探ろうとする。ローナは逃げ出したい思いに駆られながら、必死に自分の心をガードしようとしていた。その男ダンテが、超能力を持つレイントリー一族の長だとも知らずに。★ベストセラー作家リンダ・ハワードが、ついにスポットライト・プラスに登場!三部作『光と闇の覇者』の一作目を飾ります。超能力を駆使して、千年にわたる宿敵アンサラ一族に挑むダンテ。新たな闘いの幕開けを告げる、人気作家の新作をお見逃しなく。★ -
憎しみとの再会
ケリーはタホ湖の近くでインテリアショップを営んでいる。ある日彼女は、店を訪れたひとりの男性客に目を奪われた。このあたりでは見かけない、たくましくてセクシーな男性だ。どうやら男性のほうもケリーに興味を持ったらしく、購入品を選んだあとで、彼女をディナーに誘った。「明日の夜はどうかな?ええと……」「ケリー・ハートリーよ」ケリーが微笑を浮かべて名乗ったとたん、さきほどまでにこやかだった彼の表情が一変し、激しい憎悪が浮かび上がった。ケリーにはその理由がわからなかった――彼の名を知るまでは。★〈男たちの約束〉第四話です。亡き友人のロッジでそれぞれ一カ月暮らすことになった六人。今月の滞在者ライアンが出会ったのは、父親の元愛人の娘で……。★ -
春の嵐のように
玄関のドアを開けたスカイラー・フォーチュンは凍りついた。ザック!彼がどうしてここにいるの?ザックは、スカイラーの従兄がニュージーランドから連れてきた、幅広い事業を手がける敏腕の実業家だ。スカイラーは会った瞬間に彼に心奪われたものの、内気で臆病な性格が災いしてまともに会話もできずにいた。だが四カ月前、あるパーティの夜にザックと二人きりになり、一世一代の覚悟で身を捧げたのだ。彼はその翌日に帰国した。まさか、再び現れるなんて……。ザックはスカイラーのこわばった顔を見つめたあと、ふくらみを帯びた腹部に鋭い視線を向けた。「君は妊娠しているんだね」★〈富豪一族の絆〉も残すところあと一話となりました。来月は人気作家ハイディ・ベッツが筆をとり、最終話にふさわしいロマンスをみなさまにお届けします。どうぞお楽しみに!★ -
運命のバルセロナ
エリーが青年実業家のサンドルと交際を始めて三カ月がたつ。彼はデートの最後に官能的なおやすみのキスをするものの、なぜかそれ以上の関係に進もうとしない。先を促そうとするエリーのほのかなヒントも無視されつづけてきた。ところが彼は、ある夜のディナーのあとで、妻になってほしいと唐突なプロポーズをしてきた。愛しているという言葉もないままに。サンドルは、海運王と呼ばれるエリーの父と仕事上の取り引きがある。彼が本当に求めているのは私自身?それとも富豪の娘という立場?戸惑いのあまりエリーは、これ以上ないほど不器用な返答をしてしまう。★情熱的なラテン・ヒーローと美貌のヒロインが繰り広げる、謎に満ちたストーリーです。★ -
囚われの恋
南仏アールズの城が襲撃され、非道な略奪に遭って以来、ジェルヴァーズは領民とともに苦しい日々を過ごしてきた。全てはサマーヴィルの所業。憤る彼は伯父の復讐計画に乗った。英仏から多くの騎士が集まる華々しい武術大会の場で、サマーヴィル家の娘を誘拐し、身代金を要求するというのだ。報復、そして領民のための金――望みはそのふたつ。狙いは英国一の富を受け継ぐキャサリン・サマーヴィルだ。誇り高くもどこか物悲しげで、蜂蜜色の髪が美しい女。この血が騒ぐのは、彼女が憎き敵の娘だからか、それとも……。 -
赤毛の公爵夫人
いわれのない決闘を申し込まれた父親の命を守らなければ!ジュリエットは少年に変装し、身代わりとして会場に向かった。相手はロンドンきっての道楽者と噂のブレイボーン公爵。彼は代理人との決闘を渋ったが、彼女が挑発すると乗ってきた。だが銃弾は、無情にもジュリエットの肩を貫いてしまう――かすり傷を負わせて追い払うつもりだった公爵は、予想外の展開に慌てふためいた。子供が死んだら大問題になる。彼は気を失った少年を屋敷へ連れ帰り、手当することにした。それが街中の噂となり、望まぬ結婚へ導かれるとは思いもせず。 -
恋はイタリアの薫り
会社をくびになって失意の底にいたフランは、立ち寄ったイタリアンカフェ店のオーナーのジオからオフィスマネジャーとして働いてほしいと誘われる。彼女はすぐにその願ってもない申し出を受け入れた。手とり足とり仕事を教わるうちにジオを慕うようになるが、彼は仕事一筋で、恋人などいらないのは明らかだったため、その想いを必死に打ち消そうとする。ところがある日、はるばるミラノから来る祖母のために、二週間だけ恋人のふりをしてほしいとジオに頼まれると、フランは気持ちを抑える自信もないままに承諾してしまい……。 -
身代わり婚約者
★国王がさだめた結婚に抜け道を探す二人。出し抜くつもりが出会いがしらに恋をして…。★時は十六世紀。泣く子も黙る偉大な国王ヘンリー八世から、会ったこともない二人の男女が結婚を命じられた。花婿となるのはサー・ブランドン・キャヴェンディッシュ――王の側近で、華やかな宮廷でも一、二を争う伊達男だ。婚礼の儀は三週間後と決められ、ついに遊び人のブランドンも身動きのとれない状況に陥った。しかも花嫁は大年増の魔女だという。彼は今後の対策を練るために親友を替え玉に仕立てあげ、自分は介添え役になりすまして、花嫁の住む城におもむいた。 -
縛られない関係
豪奢なホテルで催された華やかなパーティに、リセインは恋人のザックとともに出席した。ザックは敏腕法廷弁護士で、力強いオーラを放つ大富豪。リセインは彼と一緒にいるだけで身も心も満たされる。だが、彼を狙って近づいてくる女性は数知れない。その夜も黒髪の美女アレグラが、あからさまに誘いをかけていた。こんな場面に遭遇するたびに、リセインの心はざわつく。わたしとザックは恋人。でも彼は結婚について触れもしない……。半月後、リセインはザックの子を身ごもったことに気づく。同じ日、ザックとアレグラの婚約を報じる記事が新聞に載った。★情熱的な作風で人気のヘレン・ビアンチンが、恋の炎に身を焦がしながらも相手の心に踏み込めないヒロインの心情をあますところなく描いた作品です。ご堪能ください。★ -
孤独を脱ぎ捨てて
★“シングルの誓い”をたてるのは簡単。ただし、運命の男性が現れる前ならば。★知能指数は抜群、恋愛能力はゼロ。人づき合いもまるでだめ。それが私、ドクター・ニコール・マン。仕事に人生を捧げる女。だから愛なんかいらないわ。今も、これからもずっと。アパートメントに現れた設計技師のタイはたしかに魅力的だけど。彼は透き通った青い瞳の奥に、誰も知らない秘密を隠している。そして孤独を愛している。私とまったく同じように。日に焼けたたくましい胸も、くらくらするような笑顔も、決して手には入らないけれど、夢の中なら私のものにできる……。裸のままでベッドにもぐりこみ、翌朝すてきな夢から目覚めると、寝室に本物のタイが立っていた。「朝は苦手なようだね」 -
熱く危険な夜に
★宝石店で事件に巻き込まれたミステリー作家と囮捜査官。互いの素性を知らず激しい恋に落ちるが、二人を引き裂くように新たな危険が迫る…。★囮捜査官のミック・ドーソンは、ある日、 街を行くひとりの女性に強く惹かれるものを感じた。 二週間後、彼女が宝石店に入っていくのを見た彼は、 知り合うきっかけをつかみたくて、あとにつづく。 店内で、ふと異変を感じたときは、遅かった。 強盗だ! 自分の体を盾にして彼女を守ったニックは肩に銃弾を受けた。 その女性デルが彼の看病を申し出たのがきっかけで、 ふたりは、めくるめく歓びの世界に踏み入っていくが……。 -
熱いバレンタイン
クリスタとジャックは幼なじみ。同じ会社で再会してからというもの、一緒にランチをとりながら仲良く話すのが日課になっている。ある日彼に深刻な面持ちで相談を持ちかけられた。聞けば、ジャックが女性名で執筆した小説の刊行が決まり、打ち合わせのためにニューヨークへ来るよう招かれたため、クリスタに作家のふりをして、一緒に来てほしいというのだ。快諾したクリスタだったが、彼の原稿を読み進めるうち、不思議なおののきとともに不安を覚え始めた。こんなセクシーな物を書く人と、同じ部屋で過ごせるのかしら? -
狂おしき復讐
アンジーの愛する妹は、半年前にギリシアで亡くなった。大富豪ニコラウス・キリアクー邸のバルコニーから転落死したのだ。その大富豪がロンドンに暮らすアンジーに会いに来て、悔やみの言葉もそこそこに、妹の遺品のダイヤを返せと迫った。彼女が身につけていたダイヤはキリアクー家に代々伝わる品だからと。罪の意識などかけらもない彼の態度に、アンジーは憤った。妹をもてあそび、死に追いやった男。彼への憎しみが突きあげ、すんなりとダイヤを返す気が失せた。それどころか、彼に地獄の苦しみを味わわせたい。ふと絶妙な方法がひらめいて、彼女はダイヤ返還の条件を提示した。★自分は少しも美しくないと信じ込んでいて、おしゃれにも興味を持たず、ひたすら考古学の研究に打ち込むヒロインの復讐物語。人気作家サラ・モーガンの力作をお楽しみください。★ -
惑いのシーク
アレクサが働く洋品店に男がふらりと入ってきた。ジョヴァンニ!五年前から別居している戸籍上の夫だ。ナポリで彼と恋に落ち、電撃的に結婚した彼女は、あまりに嫉妬深いイタリア人の夫に耐えきれず、新婚早々家を出た。今さら私になんの用があるというのだろう。ところが、ジョヴァンニは意外な事実を打ち明けた。死んだと聞かされていた父親が実は生きていて、中東の国ハラスタンのシークだとわかったという。「一緒にハラスタンへ行ってほしい。僕の妻として」妻失格だとなじったくせに。とうてい従うわけには……。★人気上昇中シャロン・ケンドリックによる、エキゾチックなミニシリーズ〈砂漠の掟〉を連続刊行しています。本作のヒーローはシークのもうひとりの非嫡出子。イタリア人として育った彼はある日突然、自分が王家の人間だと知らされます。!★ -
消せない夜の記憶
実業家の父ジャイルズは商談を成功させるためなら手段を選ばない。若く上品な女性の連れが必要なときは、娘のイブが駆り出される。今夜も豪華なホテルに同行させられたイブは、憂鬱な気分に襲われていた。いつも父親の言いなりになるしかない人生なんて。もうたくさん――その思いが強烈にふくれ上がった次の瞬間、彼女は、こちらに向かって歩いてくる男性に目を奪われた。とっさにその場から逃れ、海に面した裏手のドアをすり抜ける。ところが彼は追ってきて、二人は名前も知らぬままキスを交わした。皮肉なことに、その男性こそ父のビジネス上の敵、アレクセイだった。 -
望まぬ花嫁
まさか、こんなことになるなんて。エリザベスの罪のない嘘がスキャンダルを引き起こし、ウォーリック男爵レイナーを望まぬ結婚に縛りつけてしまった。私はただ、生まれて初めて心惹かれた人をお別れの前にもう少し知りたかっただけなのに……。国王のお膝元ウィンザーを離れてウォーリック城に迎えられ、女主人となっても、妻を見るレイナーの目は冷ややかなままだ。だが、エリザベスは意志の強いクレイバーン家の女だった。くよくよしていても始まらない。彼に心を開かせてみせるわ。 -
愛と復讐の誓い
ジェシカは帰宅途中、背中を撃たれて倒れている男性を見つけた。突然自分の人生に現れた男性のことが気になって、彼女は見ず知らずの彼の看病を続ける。やがて意識を取り戻した彼はローリーと名乗ったが、記憶喪失なのか、理解しがたい言動を繰り返した。それでも、言い知れぬ親近感を覚えたジェシカは、病院から逃げ出したローリーを引き止め、彼を自分の家に泊めたいと提案した。ローリーが瞳に不信感を浮かべると、本気だと示したくて、ジェシカは思わず口づけをした。 -
ボディガードは眠らない
こんなことが二度も起きる確率が、いったいどれだけあるの?深夜、病院の立体駐車場。医師のサーシャは自分の車に座りこみ、警察の現場検証の様子を茫然と眺めていた。二週間前にも、この同じ場所で看護師の遺体を見つけたばかりだった。そして今夜も、やはり看護師が、眉間に銃弾を受け殺害されていた。警察からは前回も捜査に来た刑事が、例の不機嫌そうな顔で、彼女を見おろしている。この人はほほえむことがあるのかしら。サーシャは他人を寄せつけない、彼の孤独な横顔が気になっていた。だが、そんなほのかな思いも彼の一言で吹き飛んだ。「二回とも遺体を発見したのはきみだ。悪いがまた署に来てもらう」まさか、彼はわたしが犯人だと疑っているの?★さまざまなジャンルから厳選した作品をお届けするハーレクイン・スポットライト・プラス。一月は、ビバリー・バートンに加え、人気作家マリー・フェラレーラがロマンティック・サスペンスに挑みます。★ -
聖夜に永遠の愛を誓って
ミリアムは、カリスマ企業家ジェイと熱烈な恋におち、わずか三カ月で結婚した。美しいイタリアの別荘でのハネムーン、テムズ川を見渡せる宮殿のようなペントハウス。“僕はきみを永遠に愛し続けるよ”幸せだった。それなのに……。夫はオフィスで秘書と浮気していたのだ。ミリアムは家を飛び出した。十カ月後、頑として離婚を主張するミリアムに夫はある条件を提示した。「家に戻って夫婦として過ごすこと。当然、ベッドも共にするんだ」 -
はじまりはキス
シャーロットは小児心臓専門医として忙しい日々を送っている。ある日、病院に新しい外科医ジェームズが赴任してきたが、彼は優秀ではあるものの、タブロイド紙の常連だという。握手をかわすと胸がどきどきしたけど、プレイボーイなんてごめんだ。ましてや私はもう男性を愛することはできないのだから。ジェームズは初めて会うシャーロットのセクシーな体に目をみはった。これまで派手な女性たちと浮き名を流してきたものの、誰一人として本気で愛したことはなかった。シャーロットはそうした女性たちとはきっと違うだろう。それでも、いつものとおり誘惑してみれば、きっと面白いことになる。■過去に受けた傷のせいで二度と恋をすることはないと思っていたシャーロット。そんな彼女のかたくなな心が解ける日はくるのでしょうか?「王女の秘密」の関連作です。 -
砂漠の王に愛を捧げ
エフィーはひどく緊張してヘリコプターに乗りこんだ。これから砂漠に向かい、ザカリ王のお世話をしなければならない。王に仕える侍女が失踪したため、急遽彼女が選ばれたのだ。身分の低い召使いのエフィーにとって、これ以上の名誉はない。けれど、ザカリ王は私を気に入ってくださるだろうか?エフィーはザカリ王を初めて見たとき、その朝日のようにまぶしい笑顔にすっかり心を奪われてしまった。何があっても敬愛する王に懸命に尽くし、カリスタの人々の役にたちたい―かつて、アイゲウス王の侍女だった母のように。エフィーの胸元では、母の形見のペンダントが光り輝いていた。■作家競作8部作〈ダイヤモンドの迷宮〉もついに最終話です!伝説のステファニ・ダイヤモンドの秘密がついに明らかに……。C・マリネッリ渾身の情感豊かなロマンスをお楽しみください。 -
愛する人の知らない顔
両親亡きあと過保護な兄に大切に育てられ、アリシアは二十六歳まで、男性経験もなく過ごしてきた。そんなアリシアにもようやく、デートを重ねる相手が現れる。彼の名はリック・ジョーンズ。出会って間もないため詳しい素性はわからず、友人に聞いても誰も彼のことを知らないけれど、とてもハンサムで裕福で思いやりがある、最高の男性だ。純潔を捧げるなら、相手はリックしかいないわ――いつしかアリシアはそう夢見るようになった。リックがある嘘をついていることなど、もちろん知らずに。■〈華麗なる紳士たち:悩める富豪〉五話目の本作は、これまでヒーローたちと敵対してきたアレックスの妹、アリシアの登場です。来月お届けする最終話は、アレックスの物語。描くのは人気ベテラン作家のデイ・ラクレアです。ご期待ください! -
時の魔法にかけられて
健康と美容のスパ、青い海のそばに立つ古城。世界一贅沢な旅行があなたを待っています”アメリカのカンサスに住むサラは、そんな知らせに戸惑った。ヨーロッパの王国で過ごす、夢のような旅に当選したというのだ。最初は半信半疑だったが、友人の強い勧めで、行ってみることにした。だが、そこで学生時代の恋人に会おうとは思ってもみなかった。アレックス! 彼が城の主で、しかも王国のプリンスだったなんて。だけど今さら何の話? 五年前わたしと子供を残して姿を消したくせに。アレックスはサラをエレベーターに押し込むと、豪華な病室へと導いた。「ニコに会ってくれ。君が捨てた息子だよ」養子に出した後ずっと捜していたわが子を前に、サラは突然意識を失った。 -
罪深きイヤリング
親族の経営するファッション関連会社で秘書として働くレオーナは、CEO代理で、一族のシンボルとあがめられるボイドに、幼いころからあこがれていた。だが、一族の末席に連なるだけの彼女には手がとどかない。しかもボイドには父親の選んだ花嫁候補がいた。ある日、彼の家で開かれたパーティで、二人は顔を合わせたが、大事件が持ちあがる。彼女の弟がボイドの義母のイヤリングを盗んだのだ。弟の罪をかぶろうとするレオーナに、ボイドは持ちかけた。「弟を警察に突きだすつもりはない。きみがぼくと結婚するなら」 -
プロポーズは古城で
新鋭のミステリー作家マイケルは、元妻との離婚以来女性不信に陥り、多忙にもかかわらず秘書を雇うことを拒んできた。だが、旧友から秘書候補として紹介されたジェニーをひと目見て、即座に試験採用を決めた。理由の一つは彼女がマイケルの熱心なファンであることだが、それよりも以前ある場所でジェニーを見かけて以来、ずっと気になっていたのだ。マイケルはさっそく彼女を伴い、次作のアイデアを練るため、自邸の城へとむかった。道中で二人の間の緊張が急激に高まり、思わずマイケルはジェニーにキスをしてしまう。それが謎めいた秘書の、最初の仕事にすぎないとも知らずに。 -
悲しい誤解
サブリナは親友ローラとその夫リックの葬儀に参列した。夫妻は生後四カ月の娘を残し、自動車事故で亡くなったのだ。教会でマリオ・マルコリーニの姿を見かけ、サブリナは動揺した。マリオはリックの親友で、大金持ちのプレイボーイとして有名なイタリア人男性だ。ローラとリックの結婚式で会ったときから、サブリナはマリオにひどく誤解されていたのだった。葬儀のあと、彼女はマリオから驚くべき話を持ちかけられる。今すぐ結婚して、亡き夫妻の娘を一緒に育てよう、と。 -
拒絶された億万長者
ライターのイザベルは、作家アニータの取材のためブラジルを訪れた。アニータの自宅に滞在することになり、到着早々ディナーに向かうが、義理の息子だという男性を紹介されて全身が凍りついた。アレジャンドロ。三年前ロンドンで出会ったけれど、夜をともにしたあと、彼は急用だと言ってブラジルに帰国した――必ず戻ってくるという言葉だけを残して。連絡を待ち続けていたのに、故国でほかの女性と結婚していたなんて!声を失う彼女に近づいてきたアレジャンドロと握手をかわし、その顔を見上げたイザベルは再び全身が硬直した。このうえなくハンサムな顔に、ふためと見られない傷跡があったのだ。■ベテラン作家アン・メイザーが描く、情熱的なブラジル人ヒーローとのラブストーリーです。さまざまなトラブルを経て再会した二人。この恋ははたして? -
あの夜に戻れたら
世界中で一番会いたくなかった男性が、いま目の前にいる。モンテベラッテのプリンセス、マリエッタは顔を背けた。ヤニス・マーキデス――辣腕の金融アドバイザーだ。彼に恋をしていたマリエッタは、十六歳のとき、彼の誕生日に純潔を捧げようと彼の寝室に忍びこんだ。だが思わぬ拒絶に遭い、マリエッタはひどく打ちのめされた。それから十三年の月日が経ち、彼女は兄の結婚式で彼と再会、披露宴で二人は付添人の義務としてダンスを踊ることになったのだ。「今夜、僕と愛し合い過去を水に流そう」耳元でヤニスにそうささやかれ、マリエッタの心は揺れ動いた。■1月5日刊『伝説の国のプリンセス』の関連作です。前作のヒーローの妹、マリエッタが初恋の人ヤニスと再会。失われた13年の日々を、二人はどう埋め合わせていくのでしょうか? -
誘惑はギリシアで
ローラは幼い息子を抱え、貧しいながらも妹と二人でパン屋を営み生計を立てていた。ところがある日、ラジオのニュースで聞き覚えのある男の名前を聞いた瞬間、ローラの人生は一変する。コンスタンチン・カランティノス? ギリシアでも指折りの大富豪、そして……私の息子の父親。その彼が私たち親子を尻目に、別の女性と結婚するというの?いてもたってもいられなくなったローラは、カランティノス家のパーティーにウエイトレスとして入りこんだ。だが八年ぶりに会った彼は、ローラに冷たい一瞥をくれただけだった。 -
リヴィエラの憂鬱
「どういうつもり?」巧みに外に連れ出して、突然キスをしかけてくるなんて。しかも人がいる前で、二人の親密さを見せつけるように。ローラは、昨日会ったばかりのラウルの真意がわからなかった。彼の兄のギーに久しぶりに会い、招かれた地中海を望む邸宅。だが彼女を迎えたのは、不機嫌なラウルのまなざしだった。まるでローラが、男を惑わす危険な女だとでも言いたげな。私はただギーの妻の話し相手に、旅の途中で立ち寄っただけなのに。それに離婚調停中の身には、ほかの男性との恋など考えられない。私の背後には、夫の放った追っ手が今にも迫っているのだから……。■物語の舞台はフランスの高級保養地リヴィエラ。抗いきれない恋の行方を、イマージュの人気作家レベッカ・ウインターズが、ドラマティックに描きます。鮮やかな印象を残す南仏の風景も必見です! -
唇にマティーニ
経営コンサルタントのナタリーは、出張で訪れたカリフォルニアのリゾートでジョニーと出会った。地元では有名なバーテンダーで、女性たちのあいだでは“セクシー・ジョニー”なんて噂されている。海とサーフィンを愛し、もちろん女性も大好きな彼は、町ではめずらしいスーツ姿のナタリーに興味を引かれたらしく、“外見はクールだが、内側は金の泡が弾けるシャンパンのよう”などとさらりと彼女を見透かした。そんな人は初めてだった。ナタリーは、彼に惹かれる気持ちに抗おうとする、いつもの冷静な自分を忘れることにした――いまだけは。■ナンシー・ウォレンの名作が誕生しました! 正反対のふたりの恋、そしてジョニーの友人たちの、切なく激しい恋も同時に堪能できる、一冊にふたつのロマンスが詰まった作品を存分にお楽しみください。 -
ペントハウスで愛して
ベラはひとり寂しく、バーのカウンターに座っていた。あしたは妹の結婚式。喜びに浮き足立った家族はみな、きょうがベラの誕生日だということを忘れてしまった。めずらしいことではない。女優志望のしがないウエイトレス。そんな彼女は堅物の家族から浮いていて、物笑いの種なのだ。ブライズメイドになるのに、エスコートのひとりもいない。メニューを見たままため息をつく彼女に、男が声をかけた。きわどい名前のついたカクテルを、ふたりのために注文している。家族とは違うワイルドな雰囲気の彼に、ベラは強く心を惹かれた。きょうはわたしの誕生日。さばけた都会の女を演じてみよう。■結婚式のエスコートも引き受けてくれた彼とめくるめく夜を過ごしたベラですが、夜も明けぬうちに彼は消えてしまい……。一筋縄ではいかないベラの恋の行方は? 女優への夢は? 冴えないヒロインが健気に奮闘し、美しく変身する物語です。 -
舞い戻ったプリンス
カスタルディーニ国で交渉のプロとして知られるフィービは、国王から任された仕事に愕然とした。いま、国王は病をわずらっており、後を継ぐ皇太子の座が不在となっていることに危機感を覚えている。そこで、次期国王として選出するために、八年前に国を出た王子レアンドロを呼び戻してほしいというのだ。レアンドロはかつて、フィービがただ一人愛した男性だ。だが、彼にとってフィービは都合のいい女でしかなく、最後は心をぼろぼろにされ、泣く泣く彼と別れた。そのレアンドロと、もう一度顔を合わせるの?途方もない不安に襲われ、フィービは身を震わせた。■注目作家オリヴィア・ゲイツが描く、地中海の国を舞台にした三部作〈さまよえる王冠〉がスタートします。王位継承権を巡り、思惑と愛情、憎しみが入り乱れる、読み応えのある作品に仕上がっています。 -
希望への旅人
目を開けたとき、男はひどい頭痛をおぼえて見知らぬシェルターのベッドに横たわっていた。だが鏡を見た瞬間、痛みは消え去った。自分の顔に見覚えがなかったのだ。周囲の人々がミッシュと呼ぶこの男は、頭に銃弾の痕があり、見るからに危険そうな顔つきをしている。いったいおれは何者なんだ? 彼は所持品を手がかりにしてある牧場にたどり着いた。雇い入れてくれた支配人レベッカは愛らしい顔に彼への信頼を浮かべている。しかし彼には──ブーツの中に拳銃と札束を隠し持っていた男には、彼女に惹かれる資格さえなくて……。 -
危険な逃避行
一族の会社にとって重要な新製品のキャンペーンのため、アリソンはモデルとして2週間の撮影旅行に行くことになった。そこに父が勝手に雇ったボディガードのレイフが同行すると知り、自立心旺盛な彼女はとっさに反発心を覚えた。最近、深夜の不気味な電話に悩まされているのは確かだけれど、24時間ずっと知らない男性に見張られるなんて、たまらないわ!だが社運を懸けた企画を成功に導かなければならない責任もある。やむなく同意した彼女に、レイフは有無を言わさぬ調子で言った。「きみには僕の命令に従ってもらう。すべての命令に」 -
本気で愛して
旅先で、しかも名前しか知らない人と一夜を共にするなんて!我に返ったゾーイは自分の行いに愕然とした。隣では昨日出会ったばかりのエイダンが静かな寝息をたてている。乱れた金髪と小麦色の肌が罪深いほどセクシーな彼は静かな海辺の町に住む、都会のせわしさとは無縁の自由人。すばらしい夜だったけど、二度と彼に会うことはないわ。パニックに陥ったゾーイはその場を逃げ出し、街へ飛んで帰った。だが数日後、あるパーティで思いがけず彼に再会してしまう。困惑してキッチンへ逃げこんだ彼女をエイダンが追ってきて……。 -
百通りの愛し方
飛行機事故に遭ったダニーは乗客を助けた女性として有名になった。怪我のため自宅療養していたある日、見知らぬ男が訪ねてきた。ランドと名乗るその男はモナコの大富豪クリーブの使いで、彼に顔を見せるためにモナコに来てほしいと言う。クリーブは両親を別れさせた冷酷な祖父で、会ったこともない。たちまち怒りがこみあげ、ダニーはすぐさま追い返そうとした。だがランドは唯一の肉親にチャンスを与えるよう懇願してきた。彼のやさしさや、誘うようなほほえみはきっと仕事のためだろう。警戒しながらも、ダニーは根負けしてモナコへ旅立った。 -
砂漠の夜は芳しく
ケイシーはアカバン王国の国際空港に降り立った。都会の真ん中の近代的な空港にはおよそ似つかわしくない、サファリスーツと砂よけフラップのついた帽子という格好で。出張の目的地はアカバン内陸部の砂漠地帯だったのに、飛行機に乗る直前になって、首都への変更を告げられたのだ。彼女の会社のオーナーであるアカバン国王じきじきの命令らしい。期待に添えない者は容赦なくくびにすることで有名な彼は、急遽ケイシーと面会し、テストをするつもりだという。スーツもハイヒールもないのに、彼の前で能力を証明できるかしら?とほうにくれる彼女を、ガラスのむこうから見つめる男がいた。■今月はハーレクイン・ロマンスでもスーザン・スティーヴンスのホットな世界をお楽しみいただけます。心に傷を負った億万長者とオペラ歌手の物語「恋に落ちた歌姫」を併せてご堪能ください。 -
モリーの明日
パリ仕込みで、コルドンブルー並みの腕を持つモリーはやはり腕のいいコックのベスと、テイクアウト料理販売業を始める。“電話でディナー・パーティーを”という店のすばらしい料理内容と、料金を出せば出張給仕もするという形式は口コミだけで広く知られ、今では固定客もついている。働きづめの二年間だったが、モリーとベスには苦い経験があり男性に頼らず、恋もしないで過ごしてきた。ベスの夫は蒸発し、独身と思っていたモリーの恋人には妻子がいた。今度こそ、将来を分かち合える相手と恋がしたい。そんな思いのモリーは、バカンス先ですてきな男性と出会うが……。■セクシーな恋を鮮やかに描くE・ダーシーの最新刊『ルール破りの恋』は現在、ハーレクインロマンスより好評発売中です。どうぞお見逃しなく! -
七度狐 落語シリーズ2
落語と無縁だった間宮緑も職場に定着し、牧大路編集長の透徹した洞察力に舌を巻きつつ落語編集道を驀進中。夏のある日、緑は春華亭古秋一門会の取材を命じられ、静岡の杵槌村を訪れる。この会は、引退を表明している当代古秋が七代目を指名する、落語界の一大関心事だ。開始直前、折からの豪雨に鎖され陸の孤島と化した村に見立て殺人が突発。警察も近寄れない状況にあっては、名探偵の顔を持つ牧も電話の向こうで苛立ちを募らせるばかり。やがて肝腎の後継者候補が一人ずつ見立て殺人の犠牲に……。犯人捜しと名跡の行方、宿悪の累が相俟って終局を迎えたそのとき、全ての謎が解ける!あらゆる事象が真相に奉仕する全き本格のテイスト、著者初長編の傑作ミステリ。 -
ガーデン
燃える火に夜と書いて、カヤ。赤い髪に華奢な躯、大きな眸をした捉えどころのない娘。行く夏の海で火夜に逢った真波は、何の違和感もなく一緒に住むようになっていた。その火夜が不意に姿を消してしまう。そして二週間、真波の許へ火夜と同じエナメルを塗った小指が届く。動顛した真波は同じマンション内の今泉文吾探偵事務所を訪ね、火夜を捜してほしいと依頼するのだが……。謎めいた娘を求めて、植物園と見紛うばかりの庭苑に足を踏み入れた探偵。血を欲するかのように幾たりもの死を招き寄せる庭で、今泉が見出したものは? 悲痛な真相が惻々と胸に迫る、本格ミステリの傑作。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。