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★第27回電撃小説大賞《大賞》受賞作!!★
最強の凸凹バディが贈る、SFクライムドラマが堂々開幕!!
脳の縫い糸――通称〈ユア・フォルマ〉ウイルス性脳炎の流行から人々を救った医療技術は、日常に不可欠な情報端末へと進化をとげた。
縫い糸は全てを記録する。見たもの、聴いたこと、そして感情までも。そんな記録にダイブし、重大事件解決の糸口を探るのが、電索官・エチカの仕事だ。
電索能力が釣り合わない同僚の脳を焼き切っては、病院送りにしてばかりのエチカにあてがわれた新しい相棒ハロルドは、ヒト型ロボット〈アミクス〉だった。
過去のトラウマからアミクスを嫌うエチカと、構わず距離を詰めるハロルド。稀代の凸凹バディが、世界を襲う電子犯罪に挑む!
第27回電撃大賞《大賞》受賞のバディクライムドラマ、堂々開幕!!
「ユア・フォルマ」
2025年4月~ テレビ朝日系全国ネット“IMAnimation W”枠
声の出演:花澤香菜、小野賢章、東山奈央
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
人間味の無い機械のような人間と、機械らしく無い人間じみた機械。
相反する2人が機械を脳に埋め込む事が当たり前となったSF世界で活躍するSF相棒もの。
映画「インセプション」を彷彿とさせるような人間の脳内記憶への侵入技術「電索」や、視界に自動で字幕やパーソナルデータが出る未来のAR技術のような「ユア・フォルマ」。ゲーム「デトロイト・ビカムヒューマン」のような人型高性能ロボット「アミクス」といった近未来SF要素がこれでもかと出てくる。
そういったSF要素に慣れていない場合は少し読みにくいかもしれない。
しかし魔法的設定などよりスムーズに理解しやすい。近未来SFは時代が進んだ今だからこそイメージしやすい要素になったとひしひしと感じられた。
Posted by ブクログ
面白かった。
近未来SF×ミステリーと、暗い過去を持つもの同士のコンビなのが良かった。
最初は、機械みたいな人間であるエチカと、人間臭い機械であるハロルド、という構図かと思いきや、ハロルドがしっかり機械だった、という展開も好き。
ミステリーも複雑で楽しめた。
所々、哲学的な問いかけがあるのも、考えさせられた。機械のプログラムと、人間の脳の電気信号による思考、果たしてそこまで違うものなのか?であったり、敬愛規律の存在であったり。
数十年後に議論されていそうなテーマで、面白かった。
電撃文庫で大賞なのも頷ける作品だった。
次巻を読むのが楽しみです。
Posted by ブクログ
頭の中にスマホ的な機械を埋め込むことで人間の記憶をデータとして扱えるようになった世界で、そのログをもとに事件を解決する電索官と補助官の話。アンドロイドタイプの機械も当たり前のようにありAI技術も発展しているが、データ処理能力自体は人間の脳の方が上というような過渡期めいた時期のようだ。
巻を通して特定の人物をある地点まで導こうとする思考誘導がテーマになっている。
現在もすでに様々なサイトで閲覧者に応じた広告の出し分けなどが行われているが、今後AI技術が発展するにあたり、観察眼や記憶力、あるいは行動データの取得など、あらゆる面で人間より性能が上のAIがそれを十全に活かした場合、特に対個人において、人間は全く太刀打ちできないのだろうなという感想を抱いた。
特にハロルドに関しては表面上の人間らしさと実際の動きの剥離から、これは人に似てるが人ではないという感情が沸き上がる。
終盤にかけて、ハロルドに対する感情が冷え切っていくのを感じた。それに入れ込むエチカもある意味同様。
まったく私は友人派にはなれないななどと思った。
Posted by ブクログ
隅から隅まで堪能した。面白い。だがまた追わなきゃいけないシリーズが増えたと悲鳴もあげている。
タイトルにもある相棒とのやりとりはウィットに富み、英国らしいジョークも含まれている。
こういったキャラクター同士のやりとりが個性を浮かび上がらせていて情景が浮かぶようだった。
登場するガジェットも現存するテクノロジーの先を見据えたような物で、現実味がある。もちろん本作はフィクションだし、SFだが「これは数年後には発表されているかもしれない」と現実味もあるのだ。
物語にしても冷徹ではあるが、優しさと哀しさが両立しているような作風が胸に刺さる。SF的なアプローチはもちろんだがミステリ的な仕掛けまであると夢中になって読み進めた。これは売れるよ。間違いない。
Posted by ブクログ
今年は久しぶりに続刊が出るという情報があり、最初から読み返してみようと2025年2月13日再読。
プロットはそこそこ覚えていたが、やはりディテールはかなり忘れている。例のプログラムがユア・フォルマの中に組み込まれていたことは完全に失念していた。
それからユア・フォルマの前身であるニューラル・セーフティの開発が1990年代であり、この話自体が2023年のことという設定も覚えていなかった。
この1巻目から、「人間のような機械」と「機械のような人間」の対比という視点は出ており、そこの境界をどう考えるのか、あるいは境界があるのかどうかという論点が意識されていることが分かる。
「ユア・フォルマ」
2025年4月~ テレビ朝日系全国ネット“IMAnimation W”枠
声の出演:花澤香菜、小野賢章、東山奈央
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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