amieさんのレビュー一覧
レビュアー
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今までにないジャンル
サッカーマンガ…ではないな、これ。
サッカーを題材にした、ゼロサム監獄ゲーム。
今まで、サッカーも含めて、スポーツとゼロサム監獄ゲームを結び付けた作品があっただろうか?
その目の付け所だけでも★4つに値すると思う。
肝心の内容はそれなりに現実のサッカーの要素も取り入れており、単なるハチャメチャな話というわけではない。
ただ、現代の基準のサッカーマンガとして考えればやはり無茶な設定も多く、現実離れはしている。
そのあたりのバランスを取るのが難しいと思われ、作者の苦労も感じる。
少なくとも2巻までの段階では、設定自体は無茶苦茶だが、「サッカー」のツボは抑えていると言える。 -
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やっぱりいいな
以前、無料で1巻を読んでかなり気になっていた作品。
今回、2巻まで無料となり、1巻再読も含めて読んでみた。
やっぱりいい。
現代の世界社会情勢に鋭く迫っているという点で言えば、「ゴルゴ13」に少し通じる点がある。
が、あちらは対象が要人中心で、スケールがより大きい。
そもそも暗殺だし。
もっと小さな出来事を、職業として対象にしているという点では…、私の大好きな「マスターキートン」に一番似た感じかな?
1巻冒頭では主人公のちょっと癖のあるビジュアルが気になっていたけれど、2巻あたりになるといい意味でこなれてきていい感じに。
デフォルメされた絵も増えてきて、かわいさ -
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最高(笑)
連載でちらちら見てはいたが、まともに読むのは初めて。
これ、作者のセンス最高ですね。
まず、女の子がかわいい。
見た目はもちろんだが、性格もgood!
メインで出てくる3人の子が皆かわいいってなかなかない。
そして鬼畜な主人公。
妙にいい奴じゃなく、突き抜けて性欲に忠実で鬼畜なところがまた憎めなくてすごくいい。
シリアスな時は無駄にカッコいいのも笑える。
イメージとしては、「うる星やつら」の諸星あたるのような感じ。
あたるよりエロ度でかなりパワーアップしているが、それはグランドジャンプと少年サンデーの違いか、40年の月日の違いか、男性漫画家と女性漫画家との違い -
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この手のジャンルの中では秀作
世の中にあふれる「異世界もの」の1つ。
原作が「小説家になろう」に連載されており、誰でも無料で読めるので気になった方はぜひどうぞ。
で、コミカライズ版ですが、絵がきれいで入り込みやすい。
本作の特徴は「魔導具師」という、魔術を使った発明家みたいな職業の話である点。
よくもまあ色々新要素を考え付くもんだと感心します。
世界観はよくある異世界もの。
もっとも、魔術を使ったドライヤーや扇風機、冷蔵庫が存在しており、衣類やコスメ等も(魔術や魔獣をもとにしているものの)かなり現実社会に近いような世界となっている。
ストーリー自体は女性視点っぽい感じで、「聖女の魔力は万能です」の -
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誰向け?
ヒロインはかわいい。
行きすぎではないお色気要素もあって、悪くない。
でも、読んでてイライラする。
実際の夫婦ならこういう状況ってのはまずないだろう。
その前の段階、お互い言い出せないとかならしばらくあるかもだが、それも1巻も引っ張れば十分。
お互いの意思が合致し、口にもしているのに数巻に渡ってぐだぐだ引っ張るのはイライラでしかない。
しまいには、「バカっプル、勝手にいつまでもやってれば」と思ってしまう。
実際に結婚を経験している人だと、ここまではやりすぎだろうと思うだろう。
そう考えると、奥手の未婚者か、高校生以下あたりが対象か?
一方、細かいネタでは確かに -
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古い…
劇画調のタッチはまあいいとしよう。
1巻冒頭の海外の場面は、まんまゴルゴ13のノリだったけど。
そしてキャラは池上遼一っぽい。
調べたらこの作品の作画は、池上遼一と本宮ひろ志の元アシスタントで、現在さいとう・プロダクションに所属しているそうで。
なんか納得。
で、ストーリー展開だが、いかにも古い。
池上遼一作画の古いマンガ(サンクチュアリ等よりも前)のような展開。
小池一夫原作の「クライングフリーマン」や「オークション・ハウス」のような雰囲気というべきか…。
いずれにせよ、1990年代前半までの世界観かな。
現代の基準で考えると、キャラや展開がベタかつ演出掛かりす -
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期待したい
ご存知、カルト的人気を誇る「寄生獣」の作者岩明均が原作の作品。
なぜ本人が描かないのか?とは思ったが、あの人の絵は殺伐とした戦国時代にはミスマッチ。
決してうまいとは言えないが、独特の味のある今の室井大資の方が良い雰囲気を出しているように思える。
まだ1巻しか読んでいないが、長篠の戦いで負けた後の武田氏にスポットを当てた作品らしい。
「ありきたりの戦国史」ではないという点で興味深い。
思えば、岩明均は寄生獣でも後半、パラサイト側の心理にもスポットを当てていた。
それと同じように、歴史の主役となった人々の反対側に位置する人物達に注目した作品ということだろうか?
ただ -
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微妙
世の中にあふれている織田信長の物語。
3巻まで読んだ限りでは、原哲夫の絵であるという事と、父信秀が信長を非常に評価していたという事が他と違う程度。
特別目新しい要素も無い。
原哲夫の描くキャラにしても、デフォルメキャラとシリアスキャラの差が大きすぎる感じ。
「花の慶次」ほど突き抜けていればそれも気にならないだろうが、なまじ信長という史実が有名すぎる存在だけに違和感を感じてしまう。
トータルとして、「原哲夫の新作が読みたい!」という往年のファンには勧められるが、そうでもない一般の人に対してはお勧めするほどでもないという評価でしょうか。 -
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インパクトの強い作品
久しぶりに読んでみて、連載当時を思い出した。
ヤングジャンプで突然連載開始、圧倒的な内容で短期集中連載し、直後にトム・クルーズ主演でハリウッド映画化…。
なにもかも規格外の作品でしたね。
今回読み返して、その出来の良さに改めて驚かされました。
作画はあの小畑健さんだったとは、当時は気が付きませんでした。
(ヒカルの碁やDEATH NOTE等の作画)
ストーリーも、ラノベの原作に忠実との事だが、非常に練り上げられている。
ループでやり直すという展開は今ではさほど珍しくないが、ここまで執拗なタイプは少ないのではないだろうか?
個人的には、(死が契機ではないが)まどマギの -
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なんか、嫌
なんだろう、すごく嫌な感じの作品。
ストーリーがステレオタイプな身分差の物語ってのが嫌。
そのくせ、サラリーマン金太郎チックな成り上がりの物語を語ってるのも嫌。
なにより、時代背景が無茶苦茶な日本をベースにしているのが嫌。
「明治頃の身分差を跳ね返し、サラリーマン金太郎みたいな成り上がり&世直し物語でも書いてみるか」
的な安易な発想で、深く設定を練らずにちょいちょいッと描いているような感じ?
あざとさを感じる。
初めて接した作者、作品でここまで書く自分もどうかと思うけど、取り合えず嫌悪感しか感じなかった。
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雰囲気が良い作品
「薬屋のひとりごと」のマンガ版を手掛けている倉田三ノ路のオリジナル作品。
中国史好きの作者らしく、世界観は薬屋のひとりごとと似た感じ。
だから依頼が来たのかもしれない。
一方、舞台がほぼ宮廷内である薬屋のひとりごととは異なり、こちらは市井が舞台。
ストーリーとしては特別新しい要素も無く、良くあるタイプの話ではある。
絵とキャラが醸し出す雰囲気はいいが、もうひとひねり欲しかったかな?
(その点、宮中が舞台かつ推理要素の多い薬屋のひとりごとの方が新しさがある。展開自体はあちらも良くあるパターンではあるが)
とにかく絵はきれいなので、この手の世界観が好きな方にはお勧めで -
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すごいぞこれは!
なんていうか、すごい作品。
ありきたりなゾンビものでこの展開、世界中を探してもこの作品だけじゃないだろうか?
そして、すごく爽快。
暗くなりがちなゾンビもので、主人公コンビのこのポジティブ思考は見ていて気持ちがいい。
出てくる用語などは最新のビジネス用語等も多く、適当に書いただけではないだろうというのが伝わってくる。
展開はもちろんハチャメチャだが、そんなの全く気にならない。
これはゾンビものとして新境地に達したと言えるんじゃないだろうか?
ゾンビ好き、嫌いを問わず、取り合えず多くの人に読んでもらいたい秀作!
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うーん…
キャラの絵は悪くない。
設定自体も、少しメイドインアビスに似てる気がするが、未だに新しさはある。
(ちなみに、メイドインアビスとほぼ同時期にスタートしているので、どちらかがパクリとかではなさそう)
ただねえ、これはあくまでも個人的な意見ではあるが、ノリが同人誌のような感じのドタバタ劇。
突拍子もない設定/キャラが突然出てくるし、学園モノとは言え、やたらと登場人物を増やしている感がある。
その分、リアルさも薄まり、何でもアリ感が強くなって、世界観に没頭できない。
現実離れした設定/キャラが繰り広げるドタバタ劇というか…。
という事で、個人的にはあまり好きなタイプの作 -
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なんか悔しい
絵はへたくそ。
内容も陳腐で、かつ支離滅裂。
普通に考えたら、マイナーな雑誌に発表される、くっだらない作品に過ぎないでしょう。
でも、なぜか引き込まれる。
展開も強引で、登場人物もわざとらしい、そんな作品なのに、なぜか先が気になって仕方ない。
悔しいけど、面白いと言わざるを得ません。
そもそも、この手のゼロサムデスゲームって、結構人気のジャンルなんでしょうね。
日本では「人狼ゲーム」や「バトル・ロワイアル」「カイジ」など枚挙にいとまがないし、ハリウッド映画でも「ハンガーゲーム」など数多くある。
アメリカのホラー作家の巨匠スティーブン・キングの「死のロングウォーク -
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これは…なかなか
ざっと最後まで読んでみたが、これはなかなかよくできていると思う。
先に結果を示しておいてからその詳細を少しずつ出していく手法は、珍しいが前例は十分ある。
全体の流れも、「悪の教典」や「告白」、「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」などの影響を受けているのだろう。
各話タイトルが小説の題名で出来ているという事からしても、作者が様々な小説を読み、参考にして練り上げたストーリーだと予想できる。
その意味では新しさは無いのだが、展開と何よりオチ部分が秀逸で、非常によく練りあげられている作品だと思う。
この手のジャンルだと、後半グダグダの展開になる作品も多いので、その部分は高評価。 -
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さすが
お恥ずかしながら、今になって初めて読みました。
面白い!
主人公に勢いがあり、また嫌みが無い。
それがすがすがしく、非常に好感が持てます。
また、近年数多いマンガ家や編集部絡みのマンガの中でも、様々な立場の人の事情を良く表している作品だと思います。
比較的早い段階で連続ドラマ化されたのも納得の内容。
一方、気になる点もいくつか。
まず、やはり近年このジャンルが増えすぎ、テーマとしてはありきたりになり始めている点。
古くは1994年にスタートした「編集王」。このころはまだかなりレアなジャンルでしたね。
続いて、2007年にスタートした島本和彦の「アオイホ -
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意外と…
マイナーマンガによくあるパニック系の作品。
体が小さくなるというのはなぜか比較的レアではあるが、過去にない訳ではない。
映画ではそこそこある展開でもあるし。
本作品はマイナーな雑誌(とはいえ、出会って5秒でバトルや薬屋のひとりごとなどの秀作も連載されていたが)、作者の初連載という事で地雷臭漂うものではあるが…、意外と悪くない。
まず、絵がそこそこきれい。
ストーリーも大きな謎があり、かつそこまで無茶な流れではない。
もっとも、細かいところでは色々言いたいところもあるが…。
という事で、この手にしてはなかなかの作品だと思う。 -
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独特な味わい
一言で言うなら、SF要素を加味した軍用機ヲタマンガ。
様々な種類の実在する軍用機、また兵器やシステムなどが出てくるので、ファンには堪らないんじゃないだろうか?
絵も、兵器に関してはきっちり描けている。
また、出てくる基地や都市などの描写がリアルなのも好感が持てる。
(薩摩硫黄島など、歴史まで忠実に再現)
キャラに関しては独特なタッチ。
同人誌などでよくある雰囲気だが、ヘタではなく、読みやすい。
無料の2巻までを読んだ限りでは、物語はまだまだ序盤で、核心に入ってきていない。
天翔体や火球の子、そしてダンク本人の謎など、この先どう明らかになっていくのかはちょっと興味があ -
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いい!!
モンキーターンの作者の作品。
まず、キャラがいい。
登場人物がそれぞれ個性的で、かつ常識の範囲を逸脱していない。
それらの人物たちのやりとりを見るのが非常に楽しい。
もちろん、絵もキレイ。
これはモンキーターンと同様だけど。
モンキーターンのありさの役割を、本作では加茂と三輪が担っているわけだが、ちょっと個性の強すぎたありさよりも加茂&三輪コンビの方がしっくりくる感じ。
テーマは書道。
これまたマンガとしてはかなり珍しいジャンルだと思われ、前作の競艇(今はボートレース?)に続いてなかなか難しいところを取り上げていると思う。
が、それがすんなり入ってくるくらい展 -
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好きな雰囲気
舞台はファンタジーな中世世界。
引退した老騎士が、以前深い関係にあった人たちとの思い出を踏まえながら旅をするロードムービー的作品。
一言で言えばこんな感じでしょうか?
これって、何かに似てるんですよね。
そう、今話題の「葬送のフリーレン」と似た感じです。
もちろん、フリーレンの方は1000年を生きるエルフであり、本作よりずっと時を隔てた物語ではありますが、在りし日の思い出を拾い集めるという意味では同じ。
(ちなみに、この作品の原作は2012年から連載開始、フリーレンは2020年からですので、本作の方がずっと先であったと付け加えておきます)
という事で、フリーレン好きの私に -
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さすがの世界観
「シドニアの騎士」の奇才弐瓶勉の最新作。
独特の作風は変わっておらず、エナとかヘイグス粒子などのおなじみの用語も出てきます。
一方、ストーリー自体はシドニアより王道的であり、いい意味で分かりやすくなっている感があって良い感じ。
(シドニアは絵や設定・人物関係が難しすぎた感もある)
その分、不思議な空気感はやや弱まったと言えるかもしれないが。
作画はデジタルらしいですが、線の細い手書き感満載の非常に細かい書き込みが圧倒的。
力強さはないものの、この描写は「AKIRA」の大友克洋や「ベルセルク」の三浦建太郎にも通じるものがある。
(もっとも、背景はホワイトが圧倒的に多いが -
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自分がおかしいの??
わからん!
渋谷事変以降、物語が必要以上にスケールアップしており、さらに16巻あたりから様々な要素がややこしくなりすぎている。
説明だらけの展開になっているし、その説明を読んでも意味が分からない。
これは完全に冨樫パターンなんだけど、他の人は本当についていけてるんだろうか?
必要以上の殺戮、必要以上の要素付加で話をややこしくする。
もう、作者の頭の中でしか答えが見えてないんじゃないの?
これだけ人が死んでいるのに、津美紀の為にさらなる戦いをするってのも理解できない。
みんな、ただ勢いだけを感じて「すげー」とか言ってるんじゃないの??
このままよりややこしくな -
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なんだこの作品は⁉
これは…、歴史ものなのか、単なるエロ漫画なのか?
歴史ものと考えると、色々とツッコミどころが多すぎる。
そもそも、主人公の「華族」という立場がおかしい。
江戸時代の公家と大名家を中心に「華族」へと変化したが、それと実権はまた別の話。
現に、岩倉使節団には加賀前田家世子や佐賀鍋島家当主、福岡黒田家当主などのそうそうたる華族が参加していたが、あくまでも留学目的での参加であり、使節としての実権は全くなかった。
つまり、そもそもが完全フィクションの設定なのに、妙に史実を織り込もうとしているから余計おかしい話となっている感じ。
同じ原作者でも「満州アヘンスクワッド」の方はもっ -
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いろんな意味で話題作
「め組の大吾」「昴」などの作者として有名な曽田正人、彼の初のファンタジーという事ですが…、
いろいろ話題になったようですね。
まず、amazonのレビューは酷評の嵐。
(もっとも、論点が似通った人が多いので、同一人物が何度も投稿しているような気もするんですが)
その他ネットのレビューを見ても、おおむね評価が低いというこの作品。
で、実際に読んだ感想ですが、確かにひどい。
「め組の大吾」などはほぼリアルタイムで全巻読んで結構好きだったんですが、とにかく本作はまず絵が下手。
この作者こんなに下手だったっけ?と思ってめ組~を見返したら、そんなことは無い。
線の多い手書きの -
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かわぐちかいじの真骨頂!
沈黙の艦隊、ジパング、そして本作と続く、かわぐちかいじの海上自衛隊IFの物語。
本作ではより現代情勢とリンクしており、そのリアルさが際立っている感がある。
むしろ、リアルすぎて素直に物語として読むことが難しく、「実際起きたらどうするんだ!」的な事を色々考えさせられてしまう。
沈黙の艦隊でも話題となり、当時国会で防衛庁長官に質問されるなどの経緯はあったが、その比ではない。
ぜひ多くの人に読んで頂き、その上でどうするのが良いのかを各自考えて頂きたい作品。
しかし、沈黙の艦隊では完全にロシアが相手で、中国は蚊帳の外だったのに、30年近く経った本作では完全に中国が相手。
時 -
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予想外!!
ご存知、「パトレイバー」や「鉄腕バーディー」の作者、ゆうきまさみ。
その彼が歴史もの、それも信長/秀吉/家康トリオ絡みや幕末絡みではなく、戦国時代の先駆け北条早雲の物語を描くとは…。
さらに読んでビックリ、無茶苦茶リアル路線じゃないですか!
(もっとも、そもそも北条早雲の若い頃は明確になっていないので、史実に忠実とも言い難いけど)
主人公新九郎が元服後、将軍にお目見えされるところの礼儀作法のくだりとか、無茶苦茶細かくてリアル!
(あの程度の関係で、その為の用事で将軍に会えるかどうかというのは置いておいて)
一方、敢えてカタカナ用語を入れてくるなど、意図的にくだけたギ -
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やはり面白い
「神様ドォルズ」と同じ作者。
本作の方が5年ほど前に描かれていたという事もあってか、絵のタッチが少し異なる。
「神様ドォルズ」では線の細い描き方だが、本作では線が太く、力強い。
その分、比較すると雑とも言えるかもしれないが、キャラの絵などはこの段階でも十分キレイ。
ストーリー自体はSFもので、「神様ドォルズ」とは系統が違うが、独特な世界観という点では共通している。
初めに核心に近い謎を見せておいて、その後物語の中で少しずつ世界の仕組みが明らかになるという手法は、よくあるものだが個人的には大好物。
まだ最後まで読んでいないが、この先どういう展開になるのかが非常に気になる。 -
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評価が難しい
何とも評価の難しい作品。
まず良いところ。
フィクションとはなっているが、実際は実在の人物達が繰り広げるマンガ家への道。
その過程や考え方、1980年前後当時の世相も良く描いており、色々興味深い。
そして何より、出てくる人たちが豪華。
島本和彦本人はもとより、友人の一人である庵野秀明や、当時まだ若手マンガ家であったあだち充や高橋留美子等多くの著名人が実名、さらには実際のマンガの内容と共に出てくる。
これはファンには堪らないだろう。
一方、そうはいっても基本ストーリーは島本和彦という、失礼だが1980~1990年代に主に活躍したマンガ家の自叙伝。
現代の多くの人は存在 -
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うーん…
この絵、ストーリーは何なんだろう?
とにかく「ベトナム戦争」に多くの人の目を向けて欲しくて、とっつきやすい絵とストーリーを選んだという事だろうか?
巻末の史実の年表やベトナムに関するコラム等を見ると、そういう事なのかなと思う。
ただ、実際の内容は…、かわいい絵と、それに似つかわぬ首ちょんぱのシーンの連続。
とは言え、ストーリーがぶっ飛びすぎていて、まるで現実感が感じられない。
これでは、このマンガだけでは「ベトナム戦争」を紹介するものとしては全く成り立っていないと思う。
取り合えず、「そういう戦争がありました。興味を持ったなら、個人で色々調べてね」的なものとしてならアリ -
この手としては…
無料の2巻まで読んだ限りでは、巷にあふれる、マイナー出版社or媒体による不条理グロ系マンガ。
当然その中でもアタリ/ハズレは有るわけで、「ダーウィンズゲーム」や「出会って5秒でバトル」などはなかなか筋がしっかりしており、アニメ化もされて成功と言えるだろう。
当作品は出版社がよりマイナーで、1巻ではなく1話ずつの配信という点も含め、地雷臭がぷんぷん漂う感じではあるが、安易なものに比べキャラの絵は丁寧でキレイ。
特に主人公の絵に関しては、惹かれるものがある。
その他のキャラ…特に男性キャラに関してはありふれた安易な描き分けに過ぎないが…。
ストーリーも今のところは定番の展 -
ネタバレ
うーん
目の付け所は面白い。
多くの人に取ってそこそこ身近で、かつ詳しくは知らない世界の裏事情。
ナニワ金融道などにも通ずる面があるかと。
ただ、絵が平凡(女性はそれなりにかわいいが)なのと、大まかなストーリー展開が雑なのがマイナス。
入れ替わりの激しい業界と言うのをいいことに、数話ごとに新キャラを出し、ネタが詰まれば退職(クビ)で退場、この流れはちょっと安易すぎる。
嘘を付けなくなったというきっかけも、仕方ない面はあるとはいえやはり少し雑。
個々の話の筋自体は興味深いので、このあたりをもう少し丁寧に描けば、もっと良い作品になるような気がします。 -
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久々に読んでみた
リアルタイムで読んでいた世代。
当時、かなり話題になりましたよね。
実写映画では、映画初出演の戸田恵梨香がかわいかったり…。
で、今回読み返してみると、ちょっと「アレっ?」となる部分も多々あったり。
記憶よりも展開が早く、そしていろいろ強引な面もある。
冷静で非常に頭が切れるという記憶だったライトは、今読み返すと思っていた以上に精神的に幼く、ボロを出しまくるし…。
あと、これは当時から思っていましたが、エル(やニア/メロ)の存在がいかにも嘘くさく、少年マンガっぽい。
とは言え、現在あまたある「DEATH NOTE系」といえるマンガの嚆矢となる作品であり、その着眼点
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