あらすじ
怪我をした教授に代わり、魔界でモンスターとの言語的&非言語的コミュニケーションの調査を任されたハカバ君。ガイドのススキと共に魔界を旅をする、新人研究者の苦悩と日常を描いたモンスター研究コメディ! 分冊版第1弾。
...続きを読む感情タグBEST3
真面目なコメディーです。
人狼の村で調査をすることになった人間の言語学者が主人公のファンタジーです。楽しく読めるコメディーなのですが、同時に異文化を説得力のある筆致で描いており、感心させられます。
化ける可能性は感じる
私の嫌いな「分冊版」。
それに合わせてなのか、1巻冒頭の物語への入り方もすごく雑。
ああ、適当に書かれた作品なのだろうなとテンションが下がる。
が、読んでみると…なかなか味がある。
話は淡々としているが、言語学というか、異文化コミュニケーションという意味でなかなか深い。
いわゆる長編連載マンガというより、新聞や雑誌のコラム的な感覚で読めば、このペースも納得。
テーマというかジャンルは非常に不思議で、斬新なもの。
これ、もうちょい煮詰めるか深みを出せば、意外な名作となるのではないだろうか?
個人的には「ダンジョン飯」に通じるようなものを感じた。