あらすじ
その日、女子高生・スー(時任好子)の目には、黒い雪が舞っているのが映っていた。同日午後、友人のキリコ、ミキとともに、叔父・正午が住むマンションを訪ねたスーは、そこで大地震に襲われた。地震の最中、スーと正午は、マンションを黒い津波が飲み込むのを目撃した!揺れがおさまった後、スーたちがいるフロアは黒い水に浸され、人々は軟禁状態に…そして、スーたちを衝撃的な出来事が、次から次へと待ち受けていた!全地球震撼の超常SFパニック・ストーリー第1集!!
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黒い何か
黒い何かに襲われるお話。
恐怖と絶望が人間関係を悪くしていく中で、人のあたたかさ、優しい気持ちを持つ人もいます。
自分だったら、どっちになるのだろうか?
少し考えさせられるマンガです。さいごまで、どうなるのかページをめくる手が止まりません。
パニックホラー?
この作者さんの作品は世界観が想像を超えていてそこが面白い。
サスペンスとパニックと若干のホラーを織り交ぜて、
登場人物とともにハラハラドキドキさせられる。
何かとてつもないもの
突然の大地震と津波。助かったのは自分たちだけと言うサバイバルな話かと思ったが、もっと違う何かとてつもない異変が起こったらしい。時間が鍵なのか?
表紙のかんじとはちがうかも
全巻読んだ。
本屋の平積みでちょっと気になってたけど、絵的にエログロナーバス漫画かと思って躊躇してたのだけど、その点、割と健全でそんなに暗くなる話じゃなかったのはよかった。
ただ、なんかいつも戦ってるのだけど、その意義というかなんでそんなストーリーにしなくちゃいけないのかよくわかんなかった。とくに中盤から。
戦闘ものやりたいならそーゆー漫画にすればいいのになー、というくらい大筋とあんま関係なく戦ってる感じ。
基本設定は斬新で面白いから、もっとなんか違う展開にできなかったのかなー。。
でもとくに前半は面白いし、一話一話は結構読ませるので、ドラゴンヘッドとか好きなひとにはいいかも!
Posted by ブクログ
サバイバルもの・パニックもの・SFものなどがお好きな方におススメです。
絵がキレイで読みやすいのもマル。
サバイバルもの、パニックものなどの心理描写は人間の極限時の本性が剥きだしになって、えぐくて心臓バクバク…なのが多く、読んだ後の疲労感が半端ないですが、コチラはパニックの対象(?)が「黒い水」という「時間」なので、登場人物達同志のいがみ合いが少なく、仲間の結束もあり、読後感が悪くないのもいいです。
タイムスリップもあり、今後の展開がますます気になる!
Posted by ブクログ
“時間”をテーマに扱っているSFは数あれど、この作品はその“時間”が、“黒い
水”という特徴的な表現になっています。
“黒い水”は万物に時間を与えながら街から街へ移動し、生命は歳をとり死んでゆ
くが、何らかの理由で“時間”が見える人間は、それから逃げることで、歳をとら
ずに生き続けることができるそう。私たちは知らないうちに“黒い水”に浸かって
いるということですね!
主人公スーとマンション最上階の住人たち、そして屋上に潜んでいた、何百年も
“時間”から逃げ回っている子ども達が、過去や未来に(なぜかマンションごと)
タイムスリップするお話です。どうやらこの子ども達が物語のキーになってくる
ようです。
スーたちは自分たちがいた時代に戻るため、子ども達はそれぞれの目的を果たす
ため、協力したり争ったりしながら、生き残り合戦を繰り広げてゆきます。
巨大昆虫と戦ったり、戦国武将と戦をしたりと、バトルシーンも豊富。異常な状
況下で、登場人物たちが、いかに恐怖や葛藤を乗り越えるか、自分の保身に走る
か仲間を助けるか、厳しい選択を迫られる場面が何度も訪れます。さまざまな危
機に直面して、強く成長したり、臆病になったり、どんどん変化してゆく心のよ
うすに注目です。
現実ではへタレ、ゲームの世界では最強のおじさん。終始ビビリながらも、ここ
ぞで男と大人の意地をちら見せするそんなおじさんがお気に入りです。
まだまだ物語りは途中なので、ここからの展開に期待☆です!
ハラハラドキドキミステリー&サバイバルアクション的なものが読みたい方にオ
ススメです!
Posted by ブクログ
『人間は本来は死なねえんだよ。”時間”を与えられなければな』というところが発想元のよう。
福島前だから許されるような津波風の事件で押し寄せた水は 時間の水であるというSFチックな展開。いろいろ考え出すものだ。いろんなスタイルのコミックが登場してコミック界は充実してる。
Posted by ブクログ
なにげに手に取って読んだマンガ。
スプライト。
これ面白いぞ!と。
ある日、空から黒い雪が降ってきた。
その後に起こった大地震。
その後に遅い来る黒い津波。
その黒い水に街が飲み込まれ・・・・
水が引いたその街は、なにかが違っていた。。。
そんなマンガ。
今のご時世に・・・よねぇ。。。
Posted by ブクログ
気まぐれで買ってみたのだが、結構面白い。
今までのパニックものにはちょっとない設定だし、キャラも個性的でなかなか良い。
この先の展開次第ではかなりの作品になりそうな予感もある。
ギャグには若干分かる人と分からない人とに分かれると思うが…w
Posted by ブクログ
時間が見える力を持つ主人公と仲間。
大地震に合い、「時間から逃げてきた」という子供達とも出会い、異世界に飛ばされた主人公はどうなるのか。
今後の展開が気になります。
Posted by ブクログ
黒い水の不気味な描き方が良い。
それが時間であり、時間を与えられることで生命が死んでいく
という解釈も面白かった。
マンションの最上階だけが時間の波から逃れられ
2059年に飛ばされてしまうというのは漂流教室を連想した。
サバイバルになるのか、どうやって元の世界に戻るのかという話になるのだろうか。
スケール感に内容が追い付いてい
冒頭からかなりのスケール感。
「よいこ」や「格闘美神 武龍」でおなじみの作者石川優吾の作画は安定しており、特に女の子は非常にかわいい。
無駄にかわいすぎるとも言えるほど。
で、肝心のストーリーだが、話を膨らませすぎてついていけていないという感じ。
取り合えず無料の4巻まで読んだが、基本設定が理解しづらく、また矛盾も感じる。
黒い水が見える、見えないで騒いでいたが、当初普通の人も含め、全員が見えていたじゃない、とか。
この先のストーリーもコッソリ調べたが、これまた話を膨らませすぎているような感じ。
一方で、上にも書いたが女の子が無駄にかわいすぎ、それがマンガとしては盛り上げている一方、作品としてはどうかと思う。
体中傷だらけだったはずなのにキレイに消えていたり、状況から無駄にかわいすぎる服を着ていたり…。
という事で、煮詰めがいろいろ甘い作品だと感じた。
基本の構想自体は面白いんだけどなあ。