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Posted by ブクログ
秘密がテーマの物語。
秘密は秘すもの。なので物語に描かれている秘密は最早秘密ではない。
読後、作者が描かなかった意図して秘したものを想像してみた。
静子さんと俊輔さんを別れさせ、時期を見て俊輔さんと野々宮さんを出会わせ、野々宮さんと彩和さんの想いを利用して俊輔さんを追い詰めていく。
影山さんと長谷部さん。長谷部さんは同業者だら俊輔さんに対するジェラシーはあっただろうし、影山さんは惚れたのは丘太郎さんであって息子の俊輔さんではないし服従は本当は辛かったのかもしれないし、もしかしたらふたりは恋愛関係?にあったのかもしれない…なんて我ながら妄想甚だしい。
妄想をもうひとつ。
俊輔さんは最初の遺言状 -
Posted by ブクログ
読んでよかった。
本編と大幅にずれにずれた感想だけれど、高階貴子が詠んだ和歌が絶世の恋文すぎて感激した。
学生の頃はきちんと意味を理解できず、死にたいくらい好きって大袈裟〜〜くらいの感想しか持てていなかった気がするけど、色んな経験を積んだ今、まず、死にたいくらい好きと思える人と出会えていることが素直に素敵だなと思う。
人の心は不変で無いことを理解し、受け止めているからこそ、今、この瞬間、この幸せな気持ちと相手への深い愛情を、言葉で表現できる最大限の方法で詠んだ歌だったんだと分かって、なんかとにかく胸に込み上げてくるものがあった。この複雑な心境を31字で表現できるって何事。
自分の語彙力があま -
ネタバレ 購入済み
[初読日不明・再読]
今回はリィエルがメインのお話し。
ルミアの側近護衛の命を承け宮廷魔導士団特務分室から派遣されたリィエルが、学業不振の為にまさかの落第退学の危機、回避するには聖リリィ魔術女学院への短期留学で単位を取得するしか手がなくなるが…。
独りぼっちで赴く事を頑なに拒否するリィエル、システィ・ルミアに加え女体化したグレンの3人も付き添う事になり…。
リィエルが初めて他人の力を借りずに出来た友人エルザ、しかしエルザはリィエルの素体となったイルシアに両親を殺された恨みを晴らすべく、学院長マリアンヌに唆され…。
魔導省の特別裏予算枠にて、Project:Revive Life 等の禁呪 -
Posted by ブクログ
なぜもっと早く読まなかったのだろう。
現代の日本人作家の小説を、わたしの人生が最も大変だった若き日々にいくつか読んだだけで、どうせ文学なんてほとんどが恵まれた環境に生まれたのに感性が繊細だったために苦しいやつらがその恵まれた環境を土台に、自らの苦しみをつらつらと表現しているものか、または売れるために少数の誰かの確かな苦しみをも自らの小説の仕掛けや設定として不誠実に利用するような、大衆迎合の権化かのどちらかなのだろうだなんて、文学に諦念と怒りを抱いている場合などではなかった。
ゲーテってすごいね。さまざまを内包していた。
ゲーテだって小説を書く環境があったというだけである程度以上恵まれてい -
Posted by ブクログ
イランで統制目的でカメラとAIによる監視がされていると聞いて、技術は使い方だと思った。しかし、企業として成功してきたYouTubeとfacebookであってもAI(アルゴリズム)を用いて、結果的に扇動的な役割を担っていた。正しいと思われる目的を人間が設定しても、AIが導く最適解が、人間が想定していたレールから外れた想定外の副作用を招くことがあるのだと理解した。
AIに対して人間の身体性の優位性も面白い。既にロボットの分野は大きく発展傾向にあるが知識よりは難易度が高く遅い。聖職者のように人間だからこそ務まるものもあるというのも面白い。
情報の分散化に関しても興味深かった。情報が分散しているこ -
Posted by ブクログ
クリティカル(批判的)に読むことの大切さが書かれていました。
クリティカルとは、対象と距離を置いて客観的になることですが、ときには対象の懐に入り、共感することも含まれるとありました。
相手の立場や気持ちになって本を読む、そのために音読することが勧められていました。
実際には大きな声は出さず、エア音読になりそうですが、声を出しているつもりで読んでみたいと思います。
要約と敷衍
本を理解するためには、要約と敷衍が必要であることが書かれていました。
要約は内容を短くまとめること、敷衍はその要約を自分の言葉で改めて詳しく表現することだと解釈しました。
中学生への集中講義
中学生への集中講義では -
購入済み
丁寧な描写が読ませます
金沢と加賀の関係がじっくりと描写されていて中々濃い素敵な内容でした。愛の力で加賀を完治させてあげて金沢先生!