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Posted by ブクログ
“静かな革命”みたいな言葉が似合う小説だなと思った。主人公の少年は自分の大切なものと平穏を守るために、残酷な現実と向き合い、時には対峙し、時には逃げ出す。その現実の残酷さにすら気がついていない時もあり、意味がわからないまま大人の世界に翻弄されてしまうけれど、実際生きていてもそんなことは起こりうる。少年の優しさと信念は、自分を変化させながら、時には変化しないことを目標にしながら、ゆるやかに人生を包み込んでいく。小川洋子さん初読みだけど、すっごいわ。
とにかく序盤から話がどう転がっていくか全く予想できない。先に背表紙を見ていたからチェスの話と知っていて読んだけれど、少年とチェスとの出会いの前にも -
ネタバレ 購入済み
新解釈・おとぎ話
絵本を始めとして語られてきた昔話やおとぎ話をここまで新解釈出来るとか、最早このお姉さん天才の領域なのでは(笑)
一味違うおとぎ話が好きならオススメかも。 -
匿名
ネタバレ 購入済み類は友を呼ぶ
確かに説明通り、犬神や高天原の神々も現れたよ。どいつもこいつもクセが強い!。こんな感じの八百万の神々大丈夫ですか(笑)
ただ二巻で終わったのは意外、西洋の神々とかうまくネタにすれば某ドS獄卒と別の解釈になっただろうに、それを見れなかったのが残念。
それと最後に言わせてくれ、主人公の女の子は世紀末救世主か、逞しすぎるやろ(笑)
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