すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
世界で初めて雪の結晶を人口的に作り出した、中谷宇吉郎の伝記です。“雪は天から送られた手紙”
“不思議だと思うことが全てのはじまり”本書を読んで素敵なフレーズに出逢えました。
“発想の転換”“自然をよく見ること”“いちばん大切なのは役に立つこと” 中谷宇吉郎は恩師、寺田寅彦の教えにたがわず、雪の結晶に愛情を注ぎ研究に邁進しました。
札幌、東京、アメリカ、グリーンランド。世界を股にかけて研究にいそしむ宇吉郎。油絵、墨絵にも造詣が深く多彩です。家族思いで、良きお父さんの姿も描かれています。61年の生涯でした。
イラスト、写真入りで楽しく読むことができました。巻末には、おもしろエピソード入り「 -
Posted by ブクログ
めちゃめちゃ面白かった。
こういう箸休め的な本が欲しかった。
「とりあえず殴っとく」フィジカルで攻める脳筋メロス。
時折、急にハンドル切って作者がこちらに語りかけてくるので「あ、え、自分に語り掛けられている…?」ってびっくりする。
いちいちメタ的な要素がある。
ツッコミ所が多すぎて、いちいち笑っちゃうのでなかなか読み進まなかった(笑)
推理パートに入る口上?が、最初の方は「うるさ!」だったのだが、中盤辺りから「来たー!」とだんだんクセになってくるから不思議。
ミステリー(?)としては「たぶんこう言う死因だろう」がなんとなく想像できたし、恐らく本作のメロスよりはアレコレ真面目に推理できたと思う -
Posted by ブクログ
ネタバレ小出しされる出来事に胸が苦しくなる。登場人物たちの心に鬼が宿る瞬間は同情と恐怖を感じずにいられなかった。一転していく過程は武田の精神が心配になるレベルで、よく保っていられるなと思った。
でも、だからこそ、『それはそれとして』ができる城崎に武田は試されたのだと思う。そんな同情よりもこれから生まれる禁忌の子のために生きられるのかと。城崎の洞察力を通しても『いい人』の武田の本質が試され、変わらなかった武田を城崎は信用したのだと感じた。
京子先生がマーカーを引いた言葉、それがこの小説の答えな気がする。
中弛みがなく、重厚ながら読みやすさがあり、個人的にはとても完成された本。こういう出会いがあるから小説 -
Posted by ブクログ
「生きた虫を集めた図鑑を1年で作る」という気の遠くなるミッションに挑んだのは、子ども科学電話相談でもおなじみ丸山宗利先生。
丸山先生を中心に、全国の虫好き達があれよあれよと集結し、各々の得意分野の昆虫を採集していきます。
ただ、必ず見つかるものでもないし危険だってある。捕まえたとて彼(虫)らは大人しく撮影させてはくれません。
いくら虫好きでもこれは過酷すぎ!…でもちょっと楽しそうでもあり。
なんと、集めも集めたり7000種。その中には新種や新発見もあったというからスゴイ。
掲載されたのはそのうち2800種とのことですが、今にも紙面を動き回りそうな写真は、生きたまま撮ったからこそですね。
ちょう -
Posted by ブクログ
何度読んでも、惹きこまれる素晴らしい作品
湊かなえさんの作品はたくさんふれさせてもらっているけれど、この作品がわたしの中では最高傑作
(いろんな意見があるのも分かっていますし、今後の作品で出逢えるかもしれない♡とは思ってはいます)
だから
何度も読んじゃってるワタシ(笑)
登場人物がそれぞれの主観で語る「モノローグ(独白)形式」であることで、自分も作中の世界にいるような感覚が襲ってきます…
フィクションとは思えない感情に訴えかけてくるものがあります…
作品がすばらしいのは言わずもがなんですが
各章のタイトルが秀逸でわたしの心を鷲掴みしている…
第一章「聖職者」
第二章「殉教者」
第三