ブックライブの高評価レビュー

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  • きよしこ

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    ネタバレ

    吃音の少年の成長をたどりながら、少年を取り巻く環境、心のあり方、心の居場所、正しさ…いろんなことを考えた。
    押し付けられる正しさに、うまく言葉にできない、言葉が浮かんでも発語できない苦しさ。態度に出すしかない悔しさ。伝わっても伝わらなくても悲しい。それでも行動する姿には芯がある。周りが何を言っても、自分はどうかと考える姿勢。常に自分自身と対話を重ねているからこそ、自分というものが確立していくのだろうか。
    読み始めの少年は弱い印象だったが、だんだんと強さを秘めた印象へ変化する。
    誰に何を言われても、誰かが何かを噂しても、自分が対峙して何を感じるか。それが全て。

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    2026年08月15日
  • 哲学的な何か、あと科学とか

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    科学って実はそんなに確かなものではないんだよね…ってことがよく分かる本でした。量子力学の話が割合多め。後半に出てくるちょっとブラックなドラえもんの小説みたいなのも面白かったです。

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    2026年08月15日
  • 久保さんは僕を許さない 7

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    タマと須藤くんの童心を忘れないで何事も全力で楽しむところが好き。

    作中における立ち位置としてはメインカップルを冷やかす友達みたいな感じだけど、他人を巻き込む力やその場を盛り上げる力は、久保さんよりもずっと大きいから、見ているだけで楽しくなっちゃう。ただの賑やかしにとどまらない相性抜群の名コンビ。白石くんと久保さんの二人だけだと世界が閉じがちなのもあって、二人の存在感が良いアクセントになっていた。

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    2026年08月15日
  • 世界99 上

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    結構な衝撃作品。
    性格を持たない主人公はありえないように見えて、自分自身と重なる部分も多いと感じた。相手に呼応して波風立てないような口調や仕草をすることは、社会で生きていくために皆がしていることではないかと感じる。自分の素とは何か分からない人も多いだろうから多くの人に刺さる作品だと思う。

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    2026年08月15日
  • 死んだら永遠に休めます

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    ブラック企業ってこんな感じなんだ……を疑義体験できた。自分も今仕事が多くて大変だと思っていたけど、これを読む限り大したことなかったらしい。…と最後の最後まで思っていた。が、ラストのどんでん返しで度肝を抜かれた。

    苦しい状況のはずなのに、読んでいてずっと楽しかったのは、登場人物がみんなどこか楽観的で痛快だからかなあ
    仁菜ちゃんマインドで仕事できたら楽しいだろうな〜と思うし、身近にこういう子がいてくれたら明るい気持ちで過ごせそう(笑)

    合間合間に挟まっている電車での回想シーンは、文才を感じた。あれだけ同じような描写なのに、読んでいる私までその子の事が気になって気になって、惹かれていくような感覚

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    2026年08月15日
  • 能面検事の挫折

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    いやあ〜大変面白かった。
    面白く読める作家の作品はとにかく読み易いのが何より良い。
    グダグダ書き連ねる詰まらない本は評価できないが、本作の読み易さと物語の展開の妙は、十分に読者を満足させてくれた。

    御子柴弁護士との軋轢の過去から、大阪で“能面“と呼ばれ感情を顔に出さないようになった不破検事。
    読者は詭弁の御子柴に立ち向かう不破検事の側につき、不破が裁判で展開する実証や証言に溜飲を下げていく。
    終盤やや急足のような場面はあったが、それでも大満足できる小説になっていた。

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    2026年08月15日