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Posted by ブクログ
上下巻で800ページを超える長編作品。
辻村深月作品はページ数が多くて、上下巻に跨るものが多いですが、どの作品も非常に読みやすく、今回も例外なくスラスラと読めました。
この作品はミステリでもあり、SFでもあり、青春ものでもある。
こんなにてんこ盛りなのに、それを感じさせない物語。
さすがです…。
失敗を恐れず、さらには失敗することが分かっていても挑戦する、その勇気は相当なものだと思います。
自分は実際、そんなことができないと思う…。
そんな、一歩を踏み出す勇気をこの作品の登場人物からもらったような気がしました。
一言でいうと、「優しい物語」でした。
ネタバレギリギリですが、この作品を読む -
Posted by ブクログ
心に悲しみや重荷があっても、美味しいものは、率直に、美味しい。
主人公の祥子はお酒と食べることが好きで、それを心の拠り所にしながら、孤独な日々をなんとか生きているような状況。とはいえ、仕事終わりに楽しみにしているランチの場面は、なぜだか妙に明るく、そして豪快に描かれていて、読んでいると無性に食欲を刺激される。
ランチ一回ごとの短編形式に物語が進みながら、主人公の身の上が少しずつ分かっていく。
面白い構成だな、と思う。
ひとつひとつの話も、ランチのシーンと折り混ざりながらも、ストンとオチがあったりして。とても読みやすい。まだ小さな娘を思う主人公の祥子に、共感する部分もあった。
食事シーン -
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Posted by ブクログ
読書がそこまで得意ではないので、読み始めから言葉が難しくて読むのをやめようかと思ったときもあったけど読むうちにこれは絶対に読み切りたいと思った。
わたしは今29歳でパートナーがいる。
周りは結婚して子供を産んだり、結婚してはいるが子供を産まないと決めていたりいろんな友人がいる。
なかなか友人同士でも意見が違うからこそ踏み込んで話すことを躊躇する雰囲気がある。
この本を読んで完全に理解したわけではないが
もし友人や自分の周りの人が自分が母親になること(であること)についての悩みを打ち明けてくれる時があったら、少しでも心が軽くなるように受け止めてあげたいと思った。
後悔することがあってもいいよね人
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