感情タグBEST3
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村上主義者の一人です。
ランゲルハンス島の午後、タイトルのエッセイは、本の最後の一編。これが、癒やされる!時に、回り道や休憩、すこしいつもと違うことをしてみると、幸せの種にきづけるのかもしれない。時折、読み返したくなる、読み返す大切な本です。
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エッセイってあまり読まないのだけど、村上春樹ということと、表紙の雰囲気と手に持った軽さで買ってしまった。確か渋谷で。
ズボンをパンツと呼ぶか、そうしたらパンツの下の下着は…?など、同じことを考えていた。
最近ボーッとした時間が増えて、感覚がゆるゆるになっていた。
もう少し一つのことを掘り下げて考えてみようと思う。
それで漠然とした不安が薄くなったらいいな、と思う。
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文章のリズムがやっぱりどうにもすきだとおもう。長編小説も中編も短編もおもしろいのにエッセイまでおもしろくて、いったいどうなっているんだ…?「小確幸」、わたしも使っていきたい。
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1984年の「CRASSY]の創刊から2年間連載されたエッセイ集だそうです。
今読んでもちっとも退屈ではない。
安西水丸さんの絵が加わって、いっそう楽しい。
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どのページでもいい。適当にパラパラっと読む。すると、この慌ただしい日常に、ゆったりとした時間が訪れる。ふわふわとした、和みの時間を春樹が水割りを飲みながら語ってくれる。安西水丸氏のシンプルなイラストが文章の挿絵にマッチしていて、パラパラっと見るだけで落ち着く。このエッセイは、コーヒーに合うような本である。
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実家に帰り、なんとなく本棚を眺めていたら目に入った一冊。25年前に買って読んだ本。いつ読んでも村上ワールドは変わらない気がするが、まだ、ウォークマンだったりするとこが1980年代な感じ。今は680円らしいが、当時は480円(消費税3%)。
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本から顔をあげると、知らぬ間に身体中に絡まっていたものがほぐれているのに気付く。ゆっくり生きよう、って思えた作品。本を持たないと決めているわたしが所有している、数少ない本。
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大学帰りに買って、電車の中で読んだ。
ランゲルハンス島の午後とニュースと時報が好き。
Nice boxって性能の良い女性器って意味もあるのね、びっくり。
小確幸の時間でした。
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あってもなくてもいいものってたくさんある。それでも気の赴くままに余計なものに手をつけていくと、人生のおいて小さくて確固とした幸せを感じることができる。村上春樹にとっての時計やジェーピングクリーム、Tシャツ、レコードのように。
村上春樹の文章だってあってもなくてもいいものばかりだけどその文章が多くの人に愛されているのだから、もっと私たちは余計なものを大切にしてもいいんだろうな
村上春樹の視界を描いたような挿絵からは、いろんな音や匂いも感じられて違う空間の日常を味わうことができた
全ての人が村上春樹みたいに余計なことを考え書いて生計を立てられるわけではないので、私は凡人として休日は余計だけど自分らしい幸せには不可欠なことを大切にしていきたい
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村上春樹のエッセイの内容とは、なんの脈絡もない安西水丸のイラストが、なにかオシャレで印象的で、一気にファンになってしまった。こんなイラスト、描けたらなあ。
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村上春樹の暮らし方、地に足ついてるようでついてなくて、少しだけ宙に浮いてるみたいで、だいすきだ。
午後のレストランでちょっとした料理とお酒をゆっくり嗜みつつ、本読みたい。
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あーやっぱり村上春樹のエッセイ好き。
なんで小説は読まないのにエッセイだと大丈夫なのか不思議。そして毎度エッセイを読むたびに村上春樹と言う人がごくごく当たり前にいる普通のおじさんだと感じさせてくれるのがいい。
パラパラ好きな時にめくってグタグタお酒とか飲みながら読むのに最適な一冊。
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ランゲルハンス島がどこにあるのかを私が知ったのは随分前だが、それをタイトルにして何を書いたのか知りたかった。想像とは違ったが、まぁこんなもんでしょうか。
内容が古いのはそもそも書いたのが昔だからやむなし。
どうでもいいような話がそれなりになっているのは、やはりそれなりの作家だからか。小説はおもしろいと思わないけど。
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柔らかい文章が好きだなと思います。絵も柔らかくて光を感じて好き。カノンの歌で「何ぞや」と思って調べたランゲルハンス島ですが、体内に島という名前が付いたものがあるって不思議だな。でもかわいくて好きな名前。するすると読みやすいです。
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村上春樹は日常をオシャレで優雅な文学に仕上げてしまう文章力で、日本の街並みもパリの街角にしてしまう。
たとえ横になってゴロゴロしながら読んでいても、「村上春樹読んでたよ」と言えば、優雅な気分になる気がします。
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そうだ、昔もこの本を読んで私もこんな文章を書きたいと思ったことを思い出した。たまに自分の考え、気持ちを整理するために短い分を書くが、そんな習慣が身に付く一因にもなった一冊かな。
エッセイを読み返すことなんて無いが、昔の春樹氏の文だけは繰り返し読んでしまう。読むとリラックスできる文章。
ウイスキーはストレート派だが、ロックを飲みたくなった。
小確幸を探すのは楽しい。仕事後のビール、寝そべって読書、季節の野菜
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一九八四年六月から雑誌CLASSYに連載されていた村上春樹エッセイ。安西水丸の挿絵付き。村上さん三十五歳くらい。バブル崩壊前だし(?)女性誌だし(?)めっちゃ軽い。「こういうことをする女の子って僕はセクシーだと思う」「こういうとき、ハルキさんたらかわいい、なんて若い女の子が言ってくれるならいいものだけど」など、女の子気にしすぎ!というものもあれば、ユーモアあふれる表現にクスッと笑っちゃうような箇所もある。ちょいエロでおしゃれなスカしたおじさんといった芸風のエッセイにいろんな感想を抱いたところで、安西水丸の見開きドーンの明るい絵が飛び込んでくるところがすばらしかった。
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見開き1ページ×25話のイラスト入りでとても読みやすいエッセイ。30年以上前のCLASSYで連載していたとのことで、テーマが買い物だったり、オフィスだったり、たしかに女性がとっつきやすいテーマが多いかもしれません。
そしてタイトルの「ランゲルハンス島」について知ったときに唸ってしまいました。そんなタイトル誰も思い付かない。さすが村上春樹です。
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読み始めて、こういう感じのエッセイってあまり読んだことないな、ということに気づいた。有名な男性作家さんの、雑誌の寄稿連載・・みたいな。(女性作家さんのセキララ系とか、子ども産んで人生観変わりましたみたいのはよくあるけど。ちなみに三浦しをんさんのが大好きです)
やはり文章がきれいな人のエッセイはキレイです。読んでいてすうっとした気持ちになります。最近疲れすぎてずっと本を読んでなかったのですが、こういう本なら読めるし読んでもいいなと思いました。前、どなたのエッセイか忘れたけど書くことない〜とか〆切が〜とかの回が多すぎるエッセイを読んで、ほんと読む価値ないなって思ったのがありました(笑)そういうのけっこうありますよね、、
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なにか読みたくなって、今朝パラパラ〜っと読み終えた。
クラッシィの連載2年分。なんだかそぐわないけれど。
お金を崩すためにシェービングクリームを買うとか、パンツを買うのが好きとか、どうでもいい話題で何も考えずに読めるけど、
なんとなくためになるような、心地いいような気分にさせられる。
安西水丸の挿絵も大胆に使われていて、素敵な本。
タイトルもなんとなくのんびりしいていい。
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可も不可もないエッセイ集、内容をすぐに忘れてしまいそう。通勤電車で読むには良いんでは。
しかし安西さんはもういないってのは寂しいですな、確かに。このエッセイ集の絵を見ていてしみじみ思いました、何だかイタリア国旗のような色使いが多いなあと感じつつ。
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村上春樹さんのエッセイ集です。時代の違い、生活の違いがあるものの、肩の凝らないかっこよさを感じてしまいます。ときどき、村上春樹さんの作品を読みたくなります。
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安西水丸挿絵の村上春樹のエッセイ。お馴染みのゆるゆるな雰囲気。ノルウェイの森前後の時期に書いたものらしい。掲載誌がクラッシーだからか、ファッション誌に見合った話題を無理やりねじこんでる感がところどころにあるけど、相変わらず日常の描写が非常に身近に思えて面白い。ブラームスのパトロンの話が好き。