すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「神道用語」を調べるための本と思って手に取ると、いい意味で裏切られる。各項目は短いのに、背後にある歴史の層が見えるように配置されていて、縄文・稲作・祖霊観から、記紀の神話、祭祀、神仏習合、中世神道、近代の国家神道、戦後の変化までが一本の線でつながる。
とくに、神道を教義よりも身体感覚・生活感覚として捉える視点、穢れを「気枯れ」と捉え直す説明、神=生命循環思想という整理がわかりやすい。通史を読んでいて「ここで出てくる用語って結局なに?」となったときに引けるのはもちろん、用語から時代の空気を掴み直せるのが便利。
章立ては用語解説の集合体だが、読後には「神道とは何か」を自分の言葉で言い直せるよう -
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Posted by ブクログ
ネタバレ仕事も評価され、片思いの大学教員・椎堂と動物園デートにこぎつけた一葉。告白のチャンスと意気込んでたが、恋愛感情を持たないで話せるのが楽と先回りされてしまう。
イケメン故に恋愛感情を持たれるのが苦手な椎堂への恋心を封印し、仕事に邁進する一葉の次の仕事はWEB担当。今度はPV数を稼ぐべく、恋愛相談を七子沢動物園とコラボする事になり…
何だかんだ言いつつ、一葉の事が気になる椎堂との関係にやきもきしましたが、仕事での方向性を見極めて一直線に進む一葉が頼もしかったです。
まさか付き合う事になるまで発展するとは思ってなかったので、嬉しい誤算でした。 -
Posted by ブクログ
本書の面白さは、白村江敗戦を"軍事的事件"で終わらせず、外交・防衛・制度改革を束ねて国家のOSを書き換えていく「国家危機」の連鎖として描くところにある。唐・新羅という強大な秩序の再編が、倭(日本)側に「次に何が来るか」を強烈に意識させ、その結果として遷都、防衛施設の整備、動員や兵制の転換、律令的統治技術の更新が同時並行で進む――この同時駆動の感覚が、通史的説明よりも具体的に伝わってくる。
この本の特色は、出来事の羅列よりも「論点→背景→因果」の流れを重視しているところ。政治・制度・外交が、どう噛み合って動いたかを見取り図として整理してくれる。天智期を「近江遷都=安全保障の
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