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Posted by ブクログ
ネタバレああ、幸せ!奥田さんの文章にこんなに長い間浸れるなんて。
陸軍少尉と金沢の大親分と婦人運動に励む女性と満州で興行する男。この4人が昭和元年に生まれた子供を育てながら激動の時代を生きていきます。読みやすいのは、それぞれを描いているのに時間がかぶらず時代の流れを実感できるからでしょうか。
それにしてもうまい。史実通りの人物も登場させながら、フィクションとして成り立っている。しかも現在の不穏な空気と重なるところが多く、絶対に同じ過ちを犯してはならないという決意のようなものも伝わります。
第二部も手元にありますが、もったいなくてまだ手を付けておりません。間にいろいろ読んでもすぐあの場所に戻って -
Posted by ブクログ
この作品を読んで感じたのは、どんなに困難な人生であっても、諦めずに前へ進み続けることの大切さだ。登場人物たちはそれぞれに問題や葛藤を抱えているが、現実から逃げるのではなく、自分なりに向き合いながら歩み続ける。その姿に勇気をもらった。
特に印象に残ったのは、人生を好転させるために必要なのは、特別な才能や幸運ではなく、自分の信念を持つことなのだという点だ。やりたくないことを無理に受け入れず、自分の気持ちに正直でいる。そして、自分にも他人にも誠実であること。その積み重ねが、少しずつ周囲の環境や人間関係を変えていくのだと感じた。
人生は思い通りにならないことも多い。しかし、自分らしさを見失わず、真 -
Posted by ブクログ
GHQ占領下で出版が許可されなかったと知り、何が書かれているのか興味を持って読んだ。
子供の頃から、太平洋戦争は「日本だけが悪かった」という認識を漠然と持っていた。しかし本書は、日米双方の歴史や文化、国際情勢を比較しながら、戦争を単純な善悪では説明できないことを教えてくれる。
著者のヘレン・ミアーズは日本を無条件に擁護しているわけではない。軍国主義や中国での行動には批判的である一方、当時のアメリカにも植民地主義や人種差別などの問題があったことを指摘し、勝者だけの歴史観に疑問を投げかけている。
特に印象に残ったのは、日本人を戦時中の宣伝で描かれたような野蛮な民族ではなく、勤勉で誠実な国民として評
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