すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
山本文緒さん、大好きだった。
学生時代、何冊も読んだし、何度も読んだ。
亡くなられた時は、寂しかった。
本作も、その頃に読んだなかの1冊。
新装版が出ると知り、気づいたら購入してた。
(旧版も、たぶん実家にあるはずだけど)
社会人になって、20年近く。あの頃とは違った感想を得る。
仕事のつらさ、厄介な人間関係、他人への妬みと羨望……仕事のネガティブさが、こうも身に迫って感じられるなんて。
一方で、今日は今日、明日は明日。どんなにつらくても、嫌なことがあっても、明日の仕事へ向かう推進力は、たとえ小さくても、あの頃より確かだ。
奥付を見たら、作者がこの作品を書いたのは、32~33歳頃のことらし -
Posted by ブクログ
多くの精神疾患の根本にトラウマがあるのではないか、という視点に出会えて、目の前がひらけた。
物語の型をとり、トラウマとは?その治療はどうやって行うのか?を平易に教えてくれる。優しく、配慮のある文章で受け止めやすくて、1人でも自分にできることがある。もちろん重症であれば、臨床心理士にカウンセリングを受けることも必要。
私はこの本のおかげで自他を責めることから距離を置けた。
何度も読んで、咀嚼していく。
2016年の発行だけれど、それまでこういったトラウマについて優しく病状と回復への道筋が書かれた本はほとんどなかったはずなので、新しく珍しいと感じている。
引用
これからの症状を見ていくと、こ -
匿名
ネタバレ 購入済みみんなすきなのでは…
とてもこまやかで丁寧に作られたお話で一気に読みました。共感できることもあっておもしろかったです。
登場人物の人柄、シチュエーション、お話の展開…どれをとってもよい感じで、みんな気に入ってしまうのでは…と思われる作品です。 -
Posted by ブクログ
加藤さんの吹っ切れたような顔が容赦なく心を抉ってくる。このときに押収したタバコがきっかけで吸い始めたのだとしたら、近藤先生が禁煙に苦戦してた理由も加藤さんのことを否定したくなかったからなんじゃ……と思ってしまう。次エピソードの【緩和ケア】も落としどころが難しいテーマなだけあって、いつもよりページを捲る手が重い。共生を謳っておきながら知的障害者に不寛容でいる社会を変えていくべきなのかもしれないが、いつまでも彼らに優しいままでいられる自信はない。だからこそ、”リエゾン”の結末をしっかりと見届けたうえで自分が何を思うのか……それを確かめてみたいと思う。
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Posted by ブクログ
堂場瞬一さんの作品はやっぱり面白い!!
父親たちの意思を引き継ぐように立場が違えど、捜査一課の高峰と公安の海老沢の捜査していく様がカッコいい✨
さらに、この作品
昭和が終わり、平成がはじまったばかりのまさにそのときっていうのも個人的にツボ♡
平成から令和に変わったとき、しっくりこなかったワタシとしては、その時を思い出したり…(笑)
平成アイテムであるポケベル登場するのですが、ワタシ使ったことないし(いまだに使い方がさっぱり分からない(;´∀`))…
公衆電話は使ったことあります!!
という作品のなかで、時代を感じることができるのは、小説の凄いところ
作家のみなさんを心から尊敬します
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