ブックライブの高評価レビュー

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  • 作家で食っていく方法

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    仕事論史上、最も潔く、深く、男らしく、大胆な断言が豊作な一冊。ガバっと掴まれ、元気が出る。

    異業種である私にも通じる具体策のオンパレード。業界業種を超えて、「何かを作って、お客様に届ける」すべての客商売に適用できる。
    個人的には、改造万年筆でサイン書き自体にも効率化のメスをいれだすシーン。「あー、この人は信頼できる」と、心から感嘆した。

    「よい作家とは何か?」の定義問題が、哲学的な拡散の中で、結局曖昧なアドバイスに陥りがちな中、「食っていく」つまり「持続的に作品提出し続ける構造づくり」にフォーカスされていることで、ここまで鮮やかに、そして恐ろしいまでに現実的に、努力の方法を示してしまってい

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    2026年06月25日
  • 言語化するための小説思考

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    芸術創作系の中で、最も知りたかったことが書かれてしまっている名著。
    後半で端的に述べられる、表現活動とは何か?と、それに則った小説の技法は、全クリエイター必読かつ即実践すべき内容の嵐(まったくの異分野な私も、今日から早速活用させて頂いている)。

    それにしても、著者は何者なのか。小説家の書いた本でありながら、「面白い」の古今東西を専門研究する分析哲学者なんでは?と思えるほど、様々な視点から、小説、いや商業クリエイティブも含むあらゆる表現サービスの所要を解体的に露わにして、その本質を浮かび上がらせてくる。
    全くの異分野の人間だが、「ユーザーとは何か?面白いとは何か?」を日々探求しているという意味

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    2026年06月25日
  • 手段からの解放―シリーズ哲学講話―(新潮新書)

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    (著者にとっても意外かもしれないが)間違いなく、かつてなく四半期の数字目標が厳しく喧伝される現代ビジネスの中で、マーケターはじめ、ブランドづくりに関わるすべての人間にとって、必読の一冊だった。
    凝り固まった思考の根本OSを、一発ガツンと、叩きのめして、UPDATEしてくれる。

    目的ー手段の関係が当たり前のように叩き込まれる商売人の思考回路において、自らが作るモノやコトを、手段から解き放つのは非常に難しい。

    でもそれこそが、現代社会が抱える病理に、いやそんな小難しい話を抜きにしても、シンプルに、「よりよいものづくりに勤しむ」ためにこそ、欠かせないはずだという直観に、出会えたような気がする一冊

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    2026年06月25日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    ここ数年で最高の新書かもしれない。これぞ新書のなすべき仕事!といえる、わかりやすく、深く、面白い一冊。
    カウンセリングとは何か?ケースバイケースのユーザーとの関わりを通じて、膨大なカウンセリング流派の分析を通じて、現代社会との関わりを通じて、深い問いに挑む名作。

    私は、商業クリエイターにこそ、この一冊をすすめたい。
    人の心を扱うのがカウンセリングの仕事だから、当然、マーケティングやブランディングにも通じるお話が山ほど。

    また、注目すべきは「原論の作り方」そのもの。
    行き過ぎた専門家が、その専門性の本質を、原論を喪失させてしまった!どんなジャンルも陥っているそんな現代病を、人類学の知見を活か

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    2026年06月25日
  • ゲーテはすべてを言った

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    自分の小説体験史上、もっとも優しい一冊だったかもしれない(それを悪とする観方もありそうだけど、個人的には楽しかった)。

    当然エログロなく、それどころか胸をかきむしるようなザワザワが逃げ場無く押し寄せるなんてこともなく、とても穏やかに、爽やかに、でもだからといって、たるまずに、きちんと感情をえぐるアプローチ。斬新すぎた。

    学ぶって、楽しい。実にじんわり、人生を豊かにしてくれる。そんななかなか信じられない綺麗事を、この物語は、キレイに信じさせてくれる。

    「こういう作品が楽しめるのも、自分がオッサンになったからかな」なんて思いながら、著者欄に目をやると、若干23歳の作家さんだと知り、これまた衝

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    2026年06月25日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    切り口が秀逸かつ普遍的すぎる、全商売人が目鱗だろう名著。「多動力」を始め、「まず動け」宗教が蔓延っている日本でこそ読まれるべき米国ベストセラー経営書。
    建築家といった分かりやすい対象に限らず、多くの人と予算が動く、商業クリエイター、マーケターにとって必読すぎる一冊。

    骨太なアカデミック知見と最新データの組み合わせで、「大規模プロジェクトとは何か?」を根本的に捉え直す。

    最後の最後に飛び出す、原発開発と風力発電発電の大きすぎる違いの話が衝撃的だった。
    それぞれの商売人が「私にとってのレゴは何か?」を見つけることから、始めていきたい(本書を読まないと意味不明な文章だけど、非常に核心的な指摘だっ

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    2026年06月25日
  • 現代思想入門

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    あえてビジネスライクに、あるいは自己啓発的に、現代思想のエッセンスを切り開くことで、「(同じ日本語でこそあれど交わりが少ない)人文語とビジネス語の断絶を飛び越える」ことに成功している名著。

    その意味で特に「第六章.現代思想のつくり方」 は、宝物のような論考。「勉強の哲学」のメイキング本の中で、いずれ制作の哲学を書きたい、という話があったけれど、ある意味「制作の哲学」の一端となっているような論。
    企画職はもちろん、日々何かしらの問題に向き合う仕事をしながら暮らすすべての人に活きる一冊。

    また、東浩紀の哲学がどのような位置づけにあるのか?についても克明に刻まれていて、勉強になった。

    今まで現

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    2026年06月25日
  • プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

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    資源なき国ニッポンにおいて、プロセスエコノミーは、豊富な資源をもたらす「リソース革命」なのだと思う。
    「過程という資源」に気づいたブランドが、多くの人を幸せにしてしまう時代が、もうすでに始まっている。

    また、あらゆるデジタルツールが「視野狭窄せよ視野狭窄せよ」と呪いをかけ、短期的な経営指標に右往左往させられる現代において、本当に大事なことに目を向け、経営の舵を切る指針をくれる一冊でもある。

    最新・最旬のトレンドワードを語っているように見えて(事実トレンドも多く読めるわけだけれど)、その本質は、人間本来の変わらぬ原理原則を束ね、骨太なロジックに昇華させた、きっと不朽になる名著。

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    2026年06月25日
  • ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

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    「ビジネスという営みが、そもそも歴史的役割を終えたのである」という衝撃の入口から、まさかの具体的な政策提言という出口まで。手触り感あるビジネスの話と、古今東西のアカデミックを見事に接続する手つきに嫉妬する。凄く、かっこいい本だ。

    ただ一点、山口さんに伺ってみたい論点が。
    「責任ある消費(活動)」のすゝめは、まさにその通りと思いつつ、一方で「人間性に根ざした衝動」もしくは「今ここの感情を大事にする、コンサマトリーな浪費、トライアル(とにかくやってみる)」もすゝめている。でも、ある時、この2つは矛盾を起こさないのか?
    つまり、「衝動の責任(って言い方だとズレるか?)」について、考えたい。
    「死ん

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    2026年06月25日
  • 銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異

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    佇まいも文章も、与えてくれる知識まで、美しい科学の本。『ここにはSF100冊のネタが詰まっている』という大森望さんの書評はまさに。繋がってはない、だけどどこか繋がっている科学のエッセイたちが、読み始める前とは違う世界の観方を、抒情な美文とともにそっと授けてくれる。

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    2026年06月25日
  • 世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学

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    交換と贈与という、2つのコミュニケーションの型を補助線に、世界を視る新しい眼をくれる本。読み進める程、なんてポジティブで優しい眼差しなんだろう、優しすぎだろうとすら思うけれど、ただそれこそ、贈与の仕組みを理解したからだ、という展開になっているところが秀逸。
    筆運びの根底に流れている知性や勉強への愛が心地よい。

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    2026年06月25日
  • シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

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    僅か数%のお金の遣い方を変えるだけで、未来を創れるという現実解に奮い立つ。あと、こんなに愛溢るる憲法25条への言及を、私は知らない。
    右肩上がりの時代を生きた「アトムの子ども」達の子ども世代である僕ら30代は、この本を読み、「アタカの子ども」として、仕事に教育に、愛溢るる一撃を込めるべく、命がけの跳躍に挑み続けねば。

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    2026年06月25日
  • 急に具合が悪くなる

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    愛の本より、愛の本だし、友情の本より友情の本だし、哲学の本より、哲学の本だ。
    言葉を通じて、知性というものが、人生にもたらす素朴で深くて美しい意味を持つことを教えてくれる。
    堅苦しい学問の壁を軽々と超えて、出会い、ほとばしる。
    誰かと出会い、誰かと生きるって、最高だな。

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    2026年06月25日
  • i

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    読み終えた後、作ってくれて有難うと言いたくなる小説。
    旅に出かけるよりも、世界を知ることができる小説。自分とは何かを問い続けるよりも、自分を知ることができる小説。

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    2026年06月25日
  • 詩のこころを読む

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    ああ、出逢ってしまった。コンテンツ業界必読。ビジネス書読んでるヒマあったら、即座に読むべき一冊。詩はもちろん、文学オンチでも、「どう詠めばいいか?」が押し付けではない形で解説されている。しかも詩人・茨木のり子さんが。
    音読して読むことを強く薦める。読み終える頃には「コンテンツの愉しみ方」が体感できる。

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    2026年06月25日
  • 他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論

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    短期的な成果を求める声がより一層強くなる経済の中で、「対話」という補助線をたよりに、何物にも代えられない個人と個人の関係性、こそ大事なんだ、と優しく訴える。
    雰囲気本(ポエム)じゃない、でもスキル本(武器)でもない。批評的な現代書。

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    2026年06月25日
  • 「カッコいい」とは何か

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    今を生きてて、これを読まないなんて勿体ない。
    カッコいいが生む「しびれ/体感価値」による凄まじい魅力とその危険性について。
    音楽、ファッション、マーケティング、政治、美術史、欧米史…etc.議論は縦横無尽にジャンルを駆け巡る。「暇と退屈の倫理学」に並ぶ、現代社会を解剖する新しい視座をくれる大作。

    ビジネスパーソンとして、一人の日本人として、本書をキッカケに、「カッコいい論」もとい「カッコいい学」が深まることを期待。
    というか、経営戦略・マーケ戦略視点で、「カッコいい」を深堀りしたい。

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    2026年06月25日
  • たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング(MarkeZine BOOKS)

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    かつて、これほど運用・共有しやすく、これほどアイデアの力を信じている力強いフレームワークが、マーケ界にあっただろうか? この研ぎ澄まし方はズルい、やられた。

    再現性を高めつつも、即実践できる調査項目レベルまで言及する具体性も備わっており、実務家の教科書としての構成も素晴らしすぎて感服。故に、1年目にも、5年目にも、10年目にも、それぞれ違った意味でオススメしたくなる一冊。

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    2026年06月25日
  • 苦しかったときの話をしようか

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    25歳以上に「ビジネス関係で読むべき本は何ですか?」と聞かれれば、業界職種問わず、コレを勧めることにした。日本一尊敬するマーケターによる、娘への、そして日本へのラブレターだ。溢れる愛と実践的な型が詰め込まれてる。

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    2026年06月25日
  • ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。

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    僕はこの秋、父親になる。そんなタイミングで、こんな素晴らしい本と出会えたことは、何物にも代えがたい幸運だったと思う。最高の本だ。
    世界中の親、親予備軍、そして親を持つひと。つまり、あらゆる人に読んでほしい、素敵な父による息子へのラブレター。
    この本をパパママの必修読書にしたら、世界の幸せが増えるんじゃないか。大げさでなく、そう思える一冊。

    たぶんこれから、色んな人に、色んな理由で、この本を薦めると思う、折に触れて、ながらく。

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    2026年06月25日