すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ大正時代の舞台設定が元々好きで、冒頭からその時代ならではの装いや文化に惹かれるとともに、現代に生きる私たちと通ずる女性の感性の動きが精緻に描かれていて、文体も心地好くかつわかりやすく、情緒のある見慣れぬ単語も上手く扱いながら溶け込むような優しさがあってとても好きな作品となりました。
カフェーを取り巻く女性たちの短編集で、各章スポットの当たる人物が変わるも全て繋がりのあるお話となっており、時系列も進む形となっています。
途中から戦争の時代が色濃く表れており、かつ印象的だったのは「戦争時代・戦後の日常生活を生きる人々」が描かれていたことです。戦争そのものに焦点を当てた作品は数多くあるかと思いますが -
Posted by ブクログ
ネタバレ高嶺友哉の29巻。
高嶺ママとの関係が良好だったのがまだ救い。
「オレ離れ」っていう界の言葉がピッタリ。
なかなか変わっていく界を受け入れられなくて
拗らせに拗らせた高嶺くんだけど
界と羽花ちんと奈乃ちゃんと友達みんなと
高嶺ママのおかげで解け溶けてよかった。本当に。
しかし解け溶けた後のダーク高嶺からの白高嶺の
ギャップがヤバい(笑)
界といい、高嶺くんといい、毒気が抜けると
さらに破壊力がすごい。恐るべし。
これから奈乃ちゃんとのイチャイチャが
見れるのだろうか(わくわく)
高嶺くんのお話は、本編でガッツリやってくれて
本当によかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ綿密に作り込まれた作品。ボリュームはあるが、冗長な点はほとんどなくグングン読み進められた。2日で完遂。
フェアプレイの定石に則り、しっかり伏線を散りばめてあるので
刑事が犯人であることは途中で察しがつき、神津島が首謀者であり今回の事件自体が彼の未発表の作品、のような仕組みなのでは?という大枠は何となく予想しながら読み進めた。
真犯人や真相は全くわからなかったが、おそらくこのラストのインパクトが大きくなるよう少し分かりやすくしてあるのかと感じた。
ただ、予想できたのはかなり大枠の部分で、それが具体的にどう繋がっていくのか、細かな描写が何を意味するのか、それらが綺麗に明らかになっていくのは圧巻で -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルがとても綺麗で手に取りました。
もう何度泣いたか分からない。
刺さりまくりで大好きな1冊になりました。
店長と娘さんの会話。
「忘れてほしい」が切なすぎて泣いて、直後の「忘れないよ」で涙腺大崩壊。
主人公が結婚を期待する父親にこれまで言えずにいた事を吐露するシーンも。
世間体を気にしていたのではなく、この子はそばに誰かいてくれないと…という気持ちからだったとわかってからがもうダメでした。
ひとつひとつのシーンが美しすぎた。
母親の火葬のあと、縁側で茫然とする父にわずか10歳の子が作ったまる焦げのからあげ。むっとして泣き出す幼き日の主人公。
そして、火葬の間絶対に主人公の手を離さなか -
Posted by ブクログ
ネタバレ世代故なのか、相当長年、「告白 / 湊かなえ」を目にしたことはあっても、紹介文すら読んだことがなく、切ない系かなぁ?とか思ってたミステリー好きの私。
しかしミステリーと聞いてびっくり! あの有名な「告白」ってミステリーだったんだ……。イヤミス……? ふーん……。
第一章から痺れた。
この章だけを引き伸ばしても本1冊書けそう。湊かなえさんの力量と言うか、とにかくこの本の贅沢さというか完成度が約束されていて、その後は前のめりに読み進めた。
子供というのは見た目に反して、かなり邪悪というか純粋というのは大人の幻想だ、ってのは分かっていたつもりだった。
けれど、私も無意識に子供故の未熟さで行って -
購入済み
なぜか惹かれる面白さ
Xでたまたま広告を見かけ、面白そうだったので購入。
導入はよくある中華風悪役令嬢転生ものなのですが、なぜか惹かれます。
主人公のキャラが(そして顔芸が)面白く、オタクとして共感できるからかも。
ヒロインちゃんも性格よくて可愛いし、ヒーローの側近たちも一癖あって楽しいです。
今のところ、性格が悪くて主人公やヒロインに意地悪してくるキャラがいないので、安心して読めます。
絵柄は正直そんなに好みではないはずなのですが、なんかこの作者さんの絵は好きで……
自分でも不思議ですがとても楽しめました。
続刊も楽しみにしています。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあやめ供養で、久しぶりの直次郎登場
言葉遣いから、最初は蔭間かともおもったけれど、いまやお佐和とのあいだに4人の娘がいるという
掏摸から足を洗い、かたぎとして生きているが、関わったところで盗みからの殺人が起きて…
伊三次が直次郎を信じきれない気持ちも描かれる
九兵衛と魚佐の末娘おてんちゃんとの馴れ初めが描かれた赤い花
赤のまんまに魚そえて
松浦医師があやめ供養の話で伊三次に尽力してもらったお礼に九兵衛に台箱を誂えた、その道具開きの料理を下手人(本当は違う)に伊三次が差し入れることで、流れを変える話
人の優しさは心をほぐす
ましてや、江戸時代の女中などはつらい思いのほうが多かったことと思う
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Posted by ブクログ
・面白かった〜。
・すごい昔(子供の頃、と言っても良いかも)に読んで、今イチピンと来ていなかったのだけど、読み返して、こんなに面白いとは…となった。
・とにかく「怒り」の総量が現代の作品ではちょっとお目にかかれないくらい、と思った。「怒り」が作品にベースにある作品は今でももちろんあるけれど、量や質が桁違い。イメージとしてはでかい岩がゴロンとしてあるのではなくて、濃厚な霧の様にあたりに立ち込めている。そんな「怒り」。
・この「怒り」は歴史とも接続している。それこそ室町、江戸時代ぐらいからの連続性も感じる様な土着としての「怒り」。そういう歴史との連続性を感じる様な「怒り」って(何故か)今の作品から
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