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Posted by ブクログ
香りは記憶の『嘘』と『真実』を見抜く
シリーズ3作目。『燻る骨の香り』とは。
10年前に遡る、朔と京都の『瑞雲堂』の真奈。
暴かれる『嘘』と『真実』。
すべて香りが纏い、残された人たちの心の隙間にスルリと入る。
香りを嗅いだその人の記憶をたどり思い起こす。
朔の言う「嗅覚は呪いのようなもの」「誰かと楽しめるわけなどない」
喜怒哀楽が潜んだ記憶。
香りに敏感であればあるほど記憶のフラッシュバックが蘇ること。
真奈や父、親族からすれば嗅いだ記憶は果たしてどんな香りだったのだろうか。
その時その時嗅いだ香りを向き合わなければならない時に真奈は妹の丹穂が持つ『嘘』と『真実』が苦いものだったとしても、前に進まないといけないということだったのかもしれない。
今まで出会ってきた本の中で、本に香りがついてるのかと思うぐらい、ほのかに感じる香りを漂わせる物語で、とてもおもしろかったシリーズでした。
それが人間の記憶の不思議。五感の一つ、嗅覚が呼び起こすもの。
自分の人生で香りを感じることは様々な場面であっても、香りが好きと言ってる中でもなぜ好きなのか嫌いなのかまでの判断がつかないけども…。
記憶が蘇る程の香りに出会った時に、私は前に進められるのだろうか? -
Posted by ブクログ
赤ペン先生の添削、小学生のときは受けていたなぁと思い読み始めた本書。
幼少期の懐かしい記憶が蘇るとともに、子育て真っ最中の私にとって学ぶことが多い書籍でした。
本書には、赤ペン先生がどのような考え・姿勢で子どもたちと向き合っているのか、大変わかりやすくまとめられていました。
印象的だったのは、赤ペン先生はどんなときでも子どもたちを否定しないという点です。
ここにはその内容は詳しくは書きませんが、その姿勢はまさに子どもの伴走者。子どもたちの前にも上にも立たず、ただ見守り寄り添うという姿勢が、子どもたちの自ら学ぶ力を育てるのだと思いました。
本書で学んだ姿勢を念頭に置き、我が子への接し方を見直してみます。
(それが一番難しいのですが…) -
Posted by ブクログ
【世紀の大発見!】
寿命を伸ばす画期的な方法がついに開発された。しかも、この効果は長生きだけにとどまらない。
・記憶力と創造性が向上する。
・外見も魅力的になる。
・余計な食欲がなくなり、スリムな身体を維持できる。
・ガンや認知症とも無縁になれる。
・風邪やインフルエンザも撃退してくれる。
・心臓発作と脳卒中のリスクも下がる。もちろん糖尿病にもならない。
・幸福感まで高まり、抑うつや不安は消える。
どんな方法か、興味はあるだろうか?
その方法とは…、一晩ぐっすり眠ることだ。
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「睡眠こそ最強の解決策」なのだ!本書の内容はこの一文に集約できる。少し誇張が過ぎる気持ちもあるが、十分に寝ることがいかに大事であるのかを著者のマシュー・ウォーカー氏は伝えたかったのだろう。
本書の前半は、睡眠とは何かとそのメカニズムについて紙面が割かれている。慣れていない人は尻込みをしてしまうかもしれない。しかし、そんなに難解な用語がバンバン出てくるわけでもない。すいすい読み進めていけるだろう。
中盤では、睡眠がいかに大切か、なぜ大切なのかに触れられている。「眠りのメカニズムなんてどうでもいいよ!メリットを教えて!」といった読者には中盤から読み始めることをオススメする。それでも十分理解できる内容だろう。というか、本書のメインディッシュはこの部分だと個人的には思う。
終わりの方では、現代社会から多くの睡眠が奪われている事実にマシュー氏が憤慨を表すとともに、どのようにすれば解決へと導いていけるか、その方法を提言している。
以上が本書の概要である。
表紙だけを見ると胡散臭いビジネス本に見えないこともない。けれどもひとたび読み始めてみれば、そこにはマシュー氏がこれまでに蓄えた科学的な知見がたくさん詰まっている。
唯一残念なのは参考文献が紹介されていないことだ。本書で言及される実験や研究は豊富であるが一方で疑問に思うところも多かった。それを確かめるためにも一時情報は参照したかった。
とはいえ、それを踏まえても、本書には一読に値する価値がある。
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