すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
相容れない、嫌悪の対象から、無二の相棒に変わる一歩目。
未解決事件の捜査が連続誘拐事件に。
色々な人物、色々な出来事、点が、線になっていく過程が凄くリアルで、ぞくぞくした。
家族との向き合い方、病気との向き合い方、自分自身との向き合い方。
登場人物、みんながみんな人間臭くて、いい。
続編というかシリーズ化して欲しいし、なんなら映像化して欲しい。
何かと話題になるAI。凄い。
ホログラム投影で姿が見えるし、座るし歩くし、しかめ面もする。
虚像だけれど、そこに存在している、不思議な感覚。
だんだんと感情、ではないけれど対応力が上がっていくし、今後どう進化していくのか楽しみが止まらない。 -
Posted by ブクログ
発売日に手にしてから丁度1ヶ月。
一気に読むのがもったいなくて、少しずつ読み進めて、やっと読み終えた。
『健康で文化的な最低限度の生活』に比べて、そして読み進む毎に、筆者の人として文筆家としての成熟度が増しているのが分かった。
もちろん、どの文章もいいのだけれど。
書かれたその時どきの空気感は共有できなかったけれど、こうして数年分をまとめて味わえるのもいいなと思う。
ある景色を自分の目で見るのもいいけれど、誰かの目で見た景色をその人の言葉で語られるのを読むのはもっといい。
この人はこれをこう受け取ってこう表現するんだ、と知ることが楽しい。
そしてその表現が、私もそう受け取ったけれどもうまく表 -
購入済み
作者買いです
今回は再会ものかな。
一応⭐5個付けはしたもののかなり悩んだよね。
スッゴいぶっ飛び感がハンパないからね。なんか、どんどん月日が進んでいくんだよね。
もう少しゆっくり書いてくれても良かったんじゃないのかな~ってね
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ネタバレ 購入済み
良かった
一龍斎ミコト、新たに出てきて格式高い子かと思いきや会うや否やいきなり柚子の頬を叩く非常識な子とは。柚子の方が絶対れいやに相応しいから頑張って!!
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Posted by ブクログ
好き。気持ちいい。
読みながら、涼しげな風が吹き抜けるようであり、雪景色を見ながら温かい部屋で過ごしているような気持ちになる。
眺めて読んで。
さらに眺める。
窓からの景色、様々な緑に囲まれた生活。食事後に外で過ごせる安らぎの空間。羨ましい。
お家も、集落、街並みの外観も好き。
双鶴庵の内観も好き。温もり溢れる。
どういう生業だと、ああいうところで暮らせるのだろう。ずっと都市部で生きていると、よくわからない。おばあちゃんちは、織物と農業だったけれど、農業はもっぱら自宅用だったし。
50代で移住したということを初めて知った。第二の人生、まだまだいけるんだと、前向きな気持ちにもなれた。
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Posted by ブクログ
小説かなって思ったら、エッセイでした。
好きなものを考えて、真っ先に「美女」と書けるその潔さがすごい。でも確かに森見先生の小説にはいつだって美女が登場しているし、その美女を追う男たちがたくさん出現しているので、そう思うと自然ですね。
そして本作のメインである竹林ですが、全編通して先生の竹林愛がすごく詰まっている内容でした。まず先生が竹林を研究していたことも初めて知ったのと、ここまで竹林好きというのも知りませんでした。けれどそれを受けて思い返すと、先生の著作はどこか竹林が似合うというか、竹林が背景に浮かぶような雰囲気が漂っているなーと思いました。
森見先生のエッセイって初めて読んだのですが、小 -
Posted by ブクログ
ネタバレ過去と現在の話が交互に進んでいくため、読者は断片的な情報を少しずつ得ることしかできない。物語を読み進めていくと、これまでに得た情報が頭の中で少しずつ繋がり、謎が解けたような感覚が生まれてくる。しかし物語の終盤、自分が大きなミスリードをしていたことに気づかされ、それまでの解釈が一気にひっくり返る。この瞬間こそが、この作品の面白さだと思った。
ドルジはひとりぼっちになってしまい、とてつもなく大きな絶望や悲しみ、無力感を抱えていたのではないかと思う。だからこそ、椎名が隣に引っ越してきてディランの歌を口ずさむ姿を見つけたとき、「ドルジは一体どんな気持ちだったのだろう」と考えると胸がじんとする。
「ディ -
Posted by ブクログ
日本語を用いる人間として、当たり前のように使っている言葉一つ一つの意味を考えたこともないし、そんなこと考えなくても社会の一員として、コミュニケーションツールとして日本語を使用する。何かを残すためのアーカイブとしてインターネットやフォルダ電子辞書いろんなツールが開発されて、ムダを削ぎ落とした超合理社会になって、またさらに未来は最強翻訳機で言語の壁とか無くなるかもしれないけど、なんだろうな、人間のようにアイデンティティがあって生きててなお儚くて美しい言葉にもっと触れないとな、最古のアーカイブなんだからな、発展した後の世界を知り行使するには最古の日本語から学ぶ必要があるよね
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Posted by ブクログ
社会、人に対する絶望と怒り、同時に感じる自分への違和感と絶望みたいなのを言語化してくれる、私の大好きな金原ひとみ節を充分に堪能できてマジで最高だった。
長岡友梨奈は、社会をよくすべきでみんなもよくしなきゃいけないんだよ!???なんで行動しないの!???っていう感じ。まあわかるし、イラつくのめっちゃわかるけど、人はそれぞれ違うから、自分と同じような考えを持って行動することを人に押し付けることはできないよなとも思う。自分と他人の境界線を引いて、全部自分ごとで考えるの傲慢じゃん?って思う娘の気持ちめっちゃわかるし、私もそっち派だった。高校生チーム(友梨奈に傾倒する前の恵斗)の考え方がさっぱりしてて好 -
購入済み
チートがあったり、成り上がったりはしない話。
登場人物はそれぞれ人間らしい個性があり、魅力的に描かれてます。
安っぽいラノベにありがちな安直さやご都合主義はない一方で、軽妙な文章で書かれていて、読み易いです。
後半、少し練り込み不足な展開になったのが残念でしたが、かなり良い作品で、今後も期待できると感じます。
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