すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
無意識に親から刷り込まれた価値観。それに気付けず、子供に苦しい思いをさせてしまっている親はたくさんいるだろうと思う。私もその1人。
犯罪者は被害者だと私は思っていたが、この本を読んで改めてそう感じた。
犯罪を起こす前に、なにかしらでSOSを出していたはずだ。それに気付けるのは身近にいる人、特に親だと思う。
誰からも受け入れてもらえず、愛情が分からず。孤独がなければ犯罪しようなんて思わないんじゃないか、助けてと言えたら犯罪に手を染める前に助けを求めれたのではないか。
だけどそこまできてしまうとこちらが頑張っても簡単に救ってあげることができない。
もう一度読みたいと思った本でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ虫好きの心優しい青年 魞沢泉シリーズ第三弾。
行く先々で事件に遭遇する彼は、謎を解き明かすとともに、事件関係者の心の痛みに寄り添うのだった……。
ハンターたちが狩りをしていた山で起きた、銃撃事件の謎を探る「白が揺れた」。
花屋の店主との会話から、一年前に季節外れのポインセチアを欲しがった少女の真意を読み解く「赤の追憶」。
埋蔵文化財センター宛に届いた、工事現場から不穏な埋蔵物が出たという連絡がきっかけで、過去の捏造騒動の真実を暴く「黒いレプリカ」。
ピアニストの遺品から、一枚だけ消えた楽譜の行方を推理する「青い音」。
魞沢の師匠だった、へぼ取り名人が亡くなった。『白が揺れた』の後日談で -
Posted by ブクログ
人生は小説だ。
いやー、面白かった。『君のクイズ』も最高、『地図と拳』はトップクラスに好きな小説で、そんな小川哲さんのエッセイと言われたら読むしかない。
ここまでエンタメの言語化が見事とは恐れ入った。
小説思考と言いつつ、もっと広く自分を取り巻く世界に対する思考法にまでつながっているように思えた。
これも読者の解凍方法の一つなのだろう。
自分と世間の評価が合致しないときの価値観の相違を考えるってのは身に覚えがありすぎる。結構いろんな解凍方法ができるように価値観をアップデートしていっている最中だ。
そして、何よりもあとがきの言葉が熱すぎる。声高に宣言する姿があまりにもかっこいい。果たして -
Posted by ブクログ
「日日是好日 」の続編。まえがきからとてもいい!
毎夜、寝る前に静かな環境でゆったり読書を楽しむ至福のひととき……♪
まるで私も茶室にいて、ともに季節の移り変わりを感じているかのよう。厳かで静かな気持ちになる。
さらに心地いい緊張感さえ感じます。
掛け軸、茶花、茶器や菓子……ひとつひとつに季節やそこにある物語に思いを巡らせ、感じ入る。とても穏やかで心地いい時間。
本作も名言だらけで、心に染み渡るようでした。
素敵な言葉に触れて背筋が伸びる。読みながら五感が研ぎ澄まされていくような感覚でした。
前巻と共にずっと手元に置いて、この先何度も読み返したい特別な作品です!
今回、作中の茶道具や掛
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