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Posted by ブクログ
かなり面白かった。新世界住みたい。
「幸福か自由か」という点だけでなく、「人間にとって、苦痛を生みうる複雑さそのものに価値があるのか」というところも考えさせられて楽しいですね。
新世界は、苦痛を減らし、欲望や価値観まであらかじめ条件づけ、本人がそれに疑問を持たないように作られている。ここまで露骨じゃないにしても、階級社会も条件づけも現実にあるものだし、それなら外的環境まで一貫して整えて、ソーマまでくれる新世界の方がよほど親切。
下層階級も適切に管理され、管理されていることに疑問もなく、自分の役割を好んでいるなら十分幸せそう。「問いを持たなくていい・意味を探さなくていい・役割を外から与えられ -
Posted by ブクログ
印象に残ったのは、「やる気」は気持ちの問題ではなく、ある程度は技術としてつくることができる、という考え方である。
私はこれまで、「やる気があるから行動できる」と考えることが多かった。しかし本書では、むしろ逆の考え方が示されている。脳のメカニズムとしては、やる気があるからできるのではなく、まず刺激を与え、行動を始めることで、やる気のスイッチが入るという。最初は面倒だったことでも、手をつけているうちに作業興奮の状態に入り、次第にスラスラ進むようになる。そう考えると、やる気が出るのを待つ必要はない。まず始めてみること自体が、やる気を生み出す方法になる。
単に「とにかく動け」と言っているわけではな -
Posted by ブクログ
人材育成や組織開発において「環境づくり」と「数値化」がどれほど重要かを痛感させられる一冊でした。特にIT業界における人身掌握とシステム化のバランスが絶妙で、多くの企業が抱える人件費や採用の課題に対する明快な回答が詰まっています。
印象的だったのは、徹底したデータ主義と徹底した人間味のハイブリッドな姿勢です。
◆徹底的なデータと仕組み化: 社員一人あたり450項目以上のデータを収集する「ヒトログ」や、回答時間まで記録するアンケートなど、CHRO主導の「徹底的な数値化」が組織の基盤になっています。また、動画面接を導入して複数人で多角的に評価することで、採用リードタイムを1〜3日に短縮しつつミス -
Posted by ブクログ
生活困窮者を支援する活動を取材した本。日本は景気が悪いのに物価は高騰し、生活に困っている人が増えている。しかし、選挙をすると大企業寄りの保守陣営が大勝し、リベラルな政党が軒並み敗退している昨今の状況を知りたくて読んでみた。
もちろん直接政治の話ではないものの、生活困窮者にとって政治は生殺与奪の権利を有している。
この本では困窮者に寄り添い、支援を行う「つくろい東京ファンド」の活動を中心に紹介する。一部の行政が困窮者を敢えて見捨てるようなことをしていること、政府が生活保護の金額を根拠なく下げたこと、また段ボールで生活していた人々を強制退去させたことなど、困窮者の尊厳が守られてこなかったら事例が -
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Posted by ブクログ
オープンイノベーション(OI)とは、組織内のイノベーション推進のため、意図的・積極的に内外の技術やアイデアの流出入を行い、組織内のイノベーションを組織外へ展開する市場機会を増やすこと。知識・技術の裾野拡大、開発コスト・リスク分散、市場ニーズへの迅速対応、新たな事業機会創出、組織学習効果などの特徴がある。注意点としては知財管理と機密漏洩リスク対策。また複数組織との調整コスト増大。さらに、外部知識の吸収能力が求められる。インバウンド型のメリットはイメージしやすい。アウトバウンド型の戦略としては、自社技術のライセンス供与、スパンオフ企業設立、共同開発による技術提供、特許の無償開放による業界標準へ、な
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Posted by ブクログ
とにかくめちゃくちゃかつ、めちゃくちゃに面白い。著者にしか持ち得ない、その文章自体の魅力がふんだんに溢れていて、読む快楽的な中毒性がある。「この世の出来事は全部運命と意思の相互作用で生まれる」まさに本書を体現する一文で、それを証明するように流れていく時間に惚れ惚れしてしまう。展開の数が異常なほど多いにもかかわらず、それらを異様なテンポ間で処理していくのは、著者にしかできないでしょう。その魅力は、読み手によっては受け付けない人も居るかも知れないが、私としてはどんどんそれを出してほしい。すごい好きな作品にになりそうな予感。
梢が可愛すぎるのも問題。梢が出てくるだけで嬉しくなって読み進めたくなっち
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