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Posted by ブクログ
時間がないのにメモをとりながら読むことをやめられない。本書もそんな良書だった。
国際法を徹底して無視し、ガザへの攻撃をやめず、西岸地区で暴力的な入植活動を広げるイスラエルの基本的な考え方と、それを進めるネタニヤフ自身と政権の右派閣僚たちの経歴や素顔がわかった。
ということは、彼らは本気でパレスチナを消し去るまでやめないということだ。
そんなイスラエルも自滅の危機にあるという作者の分析が納得できる。
気がかりの大きなひとつは我が日本はどう思っているのかということだ。
2024年スペイン、ノルウェー、アイルランド、スロベニアがパレスチナ国家を承認し、国連加盟193カ国のうち147カ国が承認したことになる。しかし日本政府は「ニ国家解決」を支持するとしつつもパレスチナ国家を承認していない。米国に追従するだけではグローバルサウスの信頼や敬意を得られない。ましてや日本はイスラエルの兵器産業や情報産業と手を結び、戦争国家への道を進めている。
こんなダブルスタンダードがパレスチナ問題を長引かせ、多くのいのちを奪っているのは間違いない。正義の側ではなくその逆の立場をとっているとしか思えないのだ。日本人としては、これを素通りさせられない。
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