「あの戦争」は何だったのか

「あの戦争」は何だったのか

1,100円 (税込)

5pt

日本はどこで間違えたのか?
掲げた理想はすべて誤りだったのか?
「大東亜」は日本をどう見ていたか?

戦後80年、今こそ問い直す「私たちにとっての戦争」とは。

『「戦前」の正体』の著者が、右でも左でもない「われわれの物語」を編みなおす
現代人のための新・日本近現代史!

「日本の過ちばかりを糾弾することでも、日本の過去を無条件に称賛することでもない。過ちを素直に認めながら、そこに潜んでいた“正しさの可能性”を掘り起こす、言い換えれば「小さく否定し、大きく肯定する」語りを試みることである。それこそが、われわれの未来につながる歴史叙述ではないだろうか。
本書は、そのようにしてあの戦争を現在につながる大きな流れへと接続し、「われわれ」の物語を創出するための試みである。」 ――「はじめに」より


【本書の構成】

はじめに
第一章 あの戦争はいつはじまったのか――幕末までさかのぼるべき?
第二章 日本はどこで間違ったのか――原因は「米英」か「護憲」か
第三章 日本に正義はなかったのか――八紘一宇を読み替える
第四章 現在の「大東亜」は日本をどう見るのか――忘れられた「東条外交」をたどる
第五章 あの戦争はいつ「終わる」のか――小さく否定し大きく肯定する
おわりに

【本書の内容】

●日中戦争を「支那事変」と呼んだ背景
●「ペリーこそ戦犯」と主張した石原莞爾
●「アジア・太平洋戦争」か、それとも「大東亜戦争」か
●米英との「協調外交」は可能だったのか
●近衛文麿の「知られざる慧眼」
●東条英機による「史上初の外遊」
●「パレンバン奇襲作戦」の真実
●南京大虐殺記念館の「意外な実態」 ……ほか

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「あの戦争」は何だったのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    歴史との向き合い方や考え方が、すごく勉強になった。もっと歴史から学んで自らの未来に役立てたいものだ。

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    あの戦争というフレーズを聞いて私は
    すぐに太平洋戦争と言う言葉が浮かぶが
    日本での価値観も変化し
    戦争に対する考え方も大きく変化しようとしている

    世界は民主主義が崩壊しかけ保護主義気味に
    自国第一主義になっている

    まさに新たな戦前の模様になっており
    毎日自衛隊の緊急発進
    核兵器が新たに隣国では配

    0
    2026年01月10日

    Posted by ブクログ

    おわりに
    小林秀雄の言葉として
    歴史とは因果の鎖ではなく、愛惜の念によってはじめて意味を持つものだった。

    0
    2026年01月07日

    Posted by ブクログ

    「あの戦争」ということばが指すものは、揺れている。なぜならば、歴史とは究極的にはそれぞれの解釈に過ぎないからである。

    本書は、上記のことを研究の蓄積から実地調査まで、複数のアプローチを駆使しながら明らかにする論考である。

    本書のすごいところは、その「解釈」を単なる主観として糾弾するのではなく、む

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

     今年は戦後80年ということもあって、戦争に関する本や映画などで、戦争について知ろうとして来た。今年の集大成のような気持ちで本書を手に取ったのだが、画期的でとても読み易く、読んで良かったと思った。

     これまでになかった視点で「あの戦争」を捉え直していて、己の史観(それはそれは拙いものだが)を改める

    0
    2025年12月14日

    Posted by ブクログ

    話題書ということで手に取る。
    「あの戦争」について、多角的に振り返っていく内容。
    出来る限り神の視点で断罪するのではなく、客観的に振り返って評価していこうという著者の誠実さが終始感じられる。
    当時の軍部が暴走し、愚かな戦争に突き進んだとどうしても考えがちになってしまうが、
    果たして避ける道はあったの

    0
    2025年12月14日

    Posted by ブクログ

    “あの戦争を語る際に、あの戦争”だけ”に焦点を当てるべきではないということだ。真珠湾攻撃や特攻隊といった個々の現象について理解を深めることも重要だが、なにより大切なのは、それらにいたるまでの歴史の過程や構造を見つめることだろう。あの戦争は、日本の近代史、あるいは近現代史という長い時間の流れのなかに位

    0
    2025年12月02日

    Posted by ブクログ

    アジア・太平洋戦争(大東亜戦争)を巡る解釈の多様性とその独特な位置づけは、日本の歴史観を複雑にしている。

    満州事変を起点とする15年戦争としての側面、
    日中戦争を起点とした視点、
    欧米列強の植民地支配に対する反撃戦争という大東亜百年戦争論、
    そして真珠湾攻撃を出発点とする一般的な見解。

    どれもが

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    昨今の世界情勢をみると、ウクライナ紛争や中東紛争、台湾問題から、最近ではアメリカによるベネズエラ攻撃等、自国第一主義による覇権主義が進んでいる。

    日本においても排外主義的な考えが広がり、右傾化している中で、徐々に世の中は戦前の状況に戻っているのではと懸念している。

    そのような中で、正に本書のタイ

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    歴史は受験のために暗記するものとしてしか触れたことがなかったが、様々な映画やドラマ、小説などで登場する太平洋戦争について中立的な知識をインプットしたいと思い購入。
    なぜ受験の頻出単語がなぜ頻出単語だったのか、この本で出題側の教授の意図が分かった気がした。

    歴史は常に事実ではなく物語であり、完全に中

    0
    2026年01月10日

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