あらすじ
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アメリカ人の女性が、10歳の息子を亡くし、その悲しみの思いを綴った詩です。
ところが、この詩が9.11同時多発テロの追悼集会で朗読され、とても大きな反響を呼び、瞬く間に世界中に拡散されました。
この詩の素晴らしさは日本にも伝わり、感動した佐川睦さんが著者の許可を得て和訳し、ご自分のサイトで掲載すると、日本でもたちまち話題になり、書籍化されました。
そこからさらに9年の時を経て、
装いを新たにイラスト版が登場。
この詩に心を動かされた500万人のひとりである、大阪に住む二十代の駆け出しイラストレータ・panakiさんが、詩に寄せてどこかなつかしくあたたかいイラストを、描きました。
イラストとの出会いで、詩にあたらしい味わいや感動が生まれています。
忙しい毎日のなかで忘れがちな、大事な人へのやさしい気持ちや、何気ない日常のかけがえのなさを、思い出させてくれる。
そんな1冊です。
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Posted by ブクログ
これは、、、泣きそうになる。
こどもの成長と重ねてしまって
まだまだまだこどものままでいいよって。
大切な人を想ってほろっとしてしまう本です。
Posted by ブクログ
ほんわかしたイラストとタイトルに惹かれ、なんとなく手にしました。短編だけど、"はっ!"となります。今の自分は大切な人に、感謝を、想いを、キチンと伝えられているだろうか?今日を後悔なく生きているだろうか?そんなことを考えさせられる作品でした。いままで気にしてなかったけど、この本をきっかけに伝えるようになったかも…。そして大切な人にこの本を贈りました。
Posted by ブクログ
イラストに惹かれて。
今日、買った本。
『最後だとわかっていたなら』
先生してたとき、教室の波動というか雰囲気みたいなのが自分と合わなくなってきて、「そろそろ縁が切れるな」って予感してた。
でも、急に、別れて、会えなくなるのは辛い。
挨拶もできず、伝えたいことも伝えられず。
でも、子どもたちは、自分のことや半径1メートルのことしか興味がない。
辛いです。
どうしても伝えたかったこと。
反社会的だろうが暗かろうがなんだろうが。
人ってみんな死ぬんだよ。
時間を無駄にするな、ってこと。
まあ、宇宙って無限に広いし、魂も永遠だから、とことんダラける人生もいいかもしれないけど笑
でもやっぱり、関わった人みんなには幸せになって欲しいとは思う次第です。
Posted by ブクログ
アメリカ人の女性が、10歳の息子を亡くし、その胸の内を綴った詩になります。9.11の同時多発テロの後、チェーンメール的に広まりました。訳者の佐藤さんも姉を亡くし、この詩に共感し日本でも広まりました。それから9年後に、このイラスト版が登場しました。
当たり前の日常が明日も続くとは限らない…突如として未来が来ない現実を突きつけられることもある…後悔しないためにも、大切な人に思いを伝えることを先延ばししないで、今日伝えよう…というような、内容の詩です。
イラストはカワイイんですが、ちょっとこの詩とあっていないところもあるかな…と感じてしまいました。イラスト版じゃない方を読みたかったなぁ…でもこの詩は素晴らしいです!身近な大事な人に「大好き」「大切に思っている」と、自分の思いを今すぐに伝えたくなります。翠さんの本棚から、この作品の存在を知りました。ありがとうございました。
Posted by ブクログ
家族を謙遜の対象にすることに、反感がある。
「いやいやウチの息子なんて妻なんて・・・」
と言った方が当たり障りないのだろうけど。
自分のことだったら、悪く言おうが腐そうが、気持ちの中でどうでも取り返しがつく。
悪く言えるというのは、つまり家族が自分の存在の範囲内ということなんだろうか。
血がつながってようが婚姻関係を結んでようが、別の存在だから愛おしいし、大事にできるのに。
だからきちんと言葉や態度で大切さを示していきたい。
できているとうれしい。
照れちゃうくらいストレートな言葉で書かれた詩だからこそ、生み出されるべきだったし、このように読みやすい形で発表されてよかったと思った。