すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
誘える人が強い。それは本当にそうだと思う。飲み会の感じをしたり、よく会う昔ながらのメンバーを遊びに誘ったりするようになった。すると、本当に視野が広がった。行けない時に、ごめんねってちゃんと直接言ってくれる人、いつも期限までにきちんと返事をくれる人、そういう人には感謝が増え、自分もそういう人でいたいと思える。そう気付かされる経験だった。二次会どうしようって時に、2軒目を探しに走ってくれた先輩、どんなけ偉大で、そんな人は本当に素敵な人でその人たちのためになら、頑張りたいと思わせてくれる人だった。
大人になり、休日にわざわざ会う人は、縁を大切にしたいと思う人たちばかり。そして、自分に声をかけてくれる人には、ありがとうという気持ちをもってぜひ!となる。断ることなんてほとんどない。ただ、自分から声をかけるのは、なぜか躊躇われる気持ちもわかる。誘われれば行くのに。
だから、誘える人がすべて手に入れるのも強いのも納得。自分らしく、自分の大切なものを大切にするために、誘える人であり続けたいと思う。
そして、誘う人、誘われる人の立場の経験を活かし、相手を思いながら声をかけたり、返事をしたい。 -
Posted by ブクログ
ある部屋に住んだ歴代住人達の日常生活を描いた話。主人公は人というよりも、部屋そのものであるように思える。
歴代住人の生活が順番に描かれるのではなく、些細なつながりを起点にして、住人の様子が描写が目まぐるしく行ったり来たりする。解説で村田沙耶香も触れているように、住む時期の異なる住人が同時に存在している感触を持った。この空間を固定したがゆえに可能になった、他の物語にはない時間性がこの作品にはあり、こういう物語の描き方があるのかと驚く。
何でもない日常が、本人達の知らないところで、つながったり、重なったりすることに感動した(月並みな表現だけど‥‥‥)。日常生活の細部を描ける長嶋有の長所が上手く生きた作品だと感じた。
補足だが、時事ネタを丁寧に盛り込んだ点も、ある住人の残酷な未来が飾られることなく一行でポンと置かれていてぞくっとするところも、良かった。 -
ネタバレ 購入済み
見た目と中身
色んなぬいが有るぜ!
異世界にはアクリルスタンドの材料と言うか、作る考えも無いけど、ぬいなら何とか。
しかし、ぬいには支えがない。
令嬢だけに着せ替え人形状態にもなるが、打ち捨てられもするし、令嬢の腹の中では前世の口汚さww -
ネタバレ 購入済み
異世界ぬい活
転生前に出来なかった乙女を、令嬢に生まれ変わったならやるしかないね!
オタクなら分かるぬい活。
それ用のぬいって、ブーム毎の量産のために型紙が同じなのか、あんな感じだから謎のわかりみ。 -
ネタバレ 購入済み
ぎゃふんが楽しみ
聖女にも関わらず、自国の王子且つ婚約者にこれからはポーションの時代だからお前は用済みとまで言われたスピカは隣国アースで薬師をめざす。
元々聖女で治癒魔法に長けたスピカが作るポーションの威力たるや言わずもがな。
アース国のポーションの威力は知られはじめるものの、まさかスピカが作っているなんて夢にも思っていない祖国ヴィーナス。
このあとは婚約は解消されていないとかなんとか難癖つけて、スピカを取り戻そうとするのかな?
そんな第二王子にぜひとも盛大なぎゃふんを!
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Posted by ブクログ
小説のあらすじに「読む前の自分には戻れない」とあったけど、本当にそうで、価値観変わるほどの衝撃を受けた。
この世に生きる全ての人に読んでほしい。
人間誰しも生きていくうえで持ち合わせている「欲」の話。
多様性を受け入れようなんて言っている時点で、あなたは正しいほうの人間なんでしょうね、おめでたい人間ですね、あくまでも理解する側の人間なんでしょうね、といわれてるようで、そんな自分の考えの浅はかさにやるせない気持ちになった。
簡単に、共感できるとか、そういう気持ちも分かるよ、なんて言えなくなる。
ただ、佳道と夏月の会話で一番印象に残っているシーン
「その人、ひとりでいないといいね」
「誰も、ひとりでいないといいよ」
このことを、ただただ祈って生きていくしかないと思った。 -
Posted by ブクログ
15-16世紀のヘンリ8世(誰かと思ったら離婚したくてイギリス国教会ぶちあげたで有名なあの人だった)から現代(のちょっと古い)人ウィンストン・チャーチルまで、7人の人物にスポットライトを当てることで500年におよぶ歴史の波を語り出す。
ヘンリ8世は中世イメージど真ん中。クロムウェルの人生ではすでに近世が見えている。でもまだ宗教的なものの見方が支配しているか。それを言ったら「ヨーロッパ大陸のカトリック国がそれを理由にイングランドに攻めてくるって時代じゃない」と語られるのは18世紀のパーマストン子爵の章で、そのあたりで完全に近世という感じでしょうか。ジョージ3世だって議会政治始まっててだいぶ近世寄りだけど。イギリスって封建社会バリバリのいわゆる中世って早く終わってるのかしら?
近現代のデイヴィット・ロイド・ジョージとチャーチルは時代が重なっていて、そこで重層的な見え方をするのが面白い。庶民として生まれ特権階級と戦い叙爵されて終わるロイド・ジョージと公爵家に生まれ爵位なしの三男坊として終わるチャーチルとか。
労働者の味方として泥臭く戦ったロイド・ジョージの時代にロシア革命が起きて労働者の方が変節して支持が得られなくなったとか、それでもかれの薫陶があったからバリバリのお貴族チャーチルに社会福祉の目線がうまれているとか。人は繋がるなあと思う。そしてチャーチルが大英帝国の栄華の終わりを痛感する最終章も切ない。いや悪党たちみんなだいぶ苦労しててあんまり栄華感じないんだけども。
人を見ていくとそんなものなのかもな。おもしろかったです。
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