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Posted by ブクログ
流石池井戸潤。
期待通り、いや期待以上の高揚感を与えてくれる最高の作品でした。
小さい会社を経営している自分としては熱い想いを受けて、更にやってやろうという気持ちにさせられました。
明日から自分の会社の事をブティックと呼ぶようになるでしょう。
僕はホントに池井戸潤の作品が好きで、畏れ多いですが登場人物の理念とでも言いましょうか、自分自身と通ずるところが多く、普段言葉にしてる事をセリフとして見る事が多々あります。
他者の言葉として考えた時に再度自分が本質的に何を意識しているのか整理する事ができ、彼の作品は自分にとってのビジネス書のような存在でもある気がします。
前置きが長くなりましたが、全ての人にオススメ出来る良作です。
きっと続編が出ると信じているので楽しみに第二弾を待ちたいと思います!
Posted by ブクログ
M&Aブティックは、企業の未来を救う灯台
ニュースでよく耳にする『M&A』。企業買収・合併。
経営を学ばなかった自分にとっては無知の世界。
なんとなく買収・合併されたら、一企業がなくなるか名前が残るかというぐらい。
『ブティック』は企業同士が、10年後、20年後…中長期目線で
企業の未来を救うM&Aブティックにいる、秋都、栞、坂崎。
そして一企業を抱える取締役社長の葛藤が描かれていた。
企業の取締役たち、光島商船、内藤エレクトロン、そして立野マイナリー…。
M&Aで企業、従業員を救うのか。そういった時の創業者・社長の腕が試される部分。
中長期目線で企業の未来を組み立てられる、悩んだ挙句なぁなぁと現在地のままでいる…。
そういう彼らを見た時に、自分はその人の元で働けるのだろうかと思ってしまう(かも)。
買収される側する側それぞれに「見え隠れしてるリスク」が存在するんですよね。
法律に反していれば、合併したあとに炙り出され負荷が重くなり暴かれれば企業価値が下がる。
経営にしても何にしてもなだらかな線で進まない…と改めて思う。
一歩間違えれば沈む。大きな船を運行してるような感覚。
大きな船をなだらかにし、時間をじっくりかけて着地点まで案内するのが
M&Aブティックなんだと思った。
M&Aブティックという企業そのものがあるとは知らなかった(銀行が行ってるのかと思ってた)のと
同時にM&Aブティックの役割。彼らが買収前の調査分析を行う役目も大変だった。
創業者・取締役の葛藤がありながら秋都、栞、坂崎たちがサポートし霞んだ未来に光を灯す。
ボリュームのある物語だったけど、2日間で一気に読み終えた、非常に面白い作品でした。
これから、買収・合併と続くであろう日本の企業。
未来の光が見えることを願いながら。
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小説・文芸
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