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Posted by ブクログ
久々に池井戸潤さんの作品を読んだ、しかも企業モノはほんと久しぶり。575pの大作。池井戸潤さんの企業モノといえばやっぱり半沢直樹。東京中央銀行と聞くと余計にその世界観が思い浮かぶ。
それが故に最後の結末はなんとなくわかってしまうのですが、それでもやっぱりドキドキハラハラ感や、切羽詰まった感や、臨場感が、たまらない。
最後の株主総会のシーン、それこそ展開はほぼわかっていたが、泣いてしまった。
池井戸作品の企業モノは勧善懲悪がやっぱりシンプルでいい!それに人間ドラマを混ぜ込んでくるから池井戸潤さんはほんとズルい。ぜったいに泣いてしまう。わかってても結局泣いてしまう。秋都の仕事や顧客に対する考え方、ビジネスの姿勢は大いに賛同できる。あんなふうにありたいものです。でもそれにはランパス東京のような会社で働くことが必要不可欠。
Posted by ブクログ
今回の書名は「ブティック」です。金融業界に
疎い人からすると「おっ、今度の池井戸氏の
ブティック新作はユニクロのような絶対王者の
いる厳しい服飾業界を生き抜くサバイバル小説かな」
ブティックと思うかもしれないです。
しかし今回も金融小説です。それでも面白い
ですよ。
ブティックとは企業がM&Aを画策する際に、
アドバイザー的立ち位置を取る、大手金融機関
グループに属さない、独立系コンサル会社を
指すそうです。
若き主人公は大手銀行を辞めて、その小さな
ブティックへ転職します。
そこに待ち受けるのはやっぱり絶対王者の
大手銀行です。
しかも主人公がかつて勤務していた銀行が
立ち塞がります。そうじゃなきゃ面白くない。
最後は池井戸節満載の「小が大を打ち負かす」
という構図です。
とにかく爽快感を味わえる一冊です。
Posted by ブクログ
これぞ池井戸潤!と言わんばかりの傑作。
本の厚み、ページ数の多さに終始期待を裏切らない内容でした。
十八番の金融業界x製造業界を舞台に、新たにM&A業界というエッセンスを追加して、日本のものづくりを取り巻く悲喜交々を横断的かつ多面的に描写しているのは流石でした。
このまま上手くいくのか?或いはこのままダメなのか?という導入部分に対して、良くも悪くも予想外の展開を持ってくる構成には何度もハラハラさせられました。
まだまだいかようにでも続きが描けそうな内容ですし、今後一人前になって自立するであろう主人公の活躍にも期待したいので、是非とも続編の執筆に期待をしたいです。
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小説・文芸
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