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トップセールスマンだったエリート課長・坂戸を“パワハラ”で社内委員会に訴えたのは、歳上の万年係長・八角だった―。いったい、坂戸と八角の間に何があったのか?パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。急転する事態収束のため、役員会が指名したのは、万年二番手に甘んじてきた男、原島であった。どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。だが、そこには誰も知らない秘密があった。筋書きのない会議がいま、始まる―。“働くこと”の意味に迫る、クライム・ノベル。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年12月09日
各章でそれぞれの所属部署や立場、役職毎のストーリーとなっており、一つ一つが短編集の様に面白い。それらが全て繋がりをもって一企業の組織ぐるみの不祥事による顛末となっていく展開はまさに目が離せない面白さとなっており、さすが、と思う。
全ての人にその人生があり、それぞれに弱さや欲望、信念と闘っている。
読...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月04日
201906/
企画を実現させるために、面倒なことを後回しにするのではなく、最初にしっかりと説明するべきではないか。後で問題に気付くより、最初に問題として認識し、それに対する理解を得ておく。そして必要な対策を話し合っておく。そういうやり方でないと、仮に企画が実現してもすぐにとん挫してしまう気がした...続きを読む
ロスジェネの逆襲、下町ロケット以来の池井戸作品でしたが、やはり物語の読みやすさは一級品です。スカッとしない結末なのは今回は仕方ないですが、八角の風貌がどんどん良くなっていくのを感じれて心地良く読了できました。映画を観るのも楽しみです。
Posted by ブクログ 2019年04月20日
最近映画化もされた作品
映画はまだ見ていないですが、誰が誰をやるのか興味がありますね
作品はやはり池井戸先生という感じの作品
登場人物が多く、誰が主人公なのかよく分からないが、最後は意外な人が主人公だったのではないかと思わせる
構成は短編がいくつかみたいな構成ではありつつ、各章の関わりというか、登...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月14日
とっても面白かった。
自分は、こんな職種でもないし、いわゆるビジネスマンでもない。池井戸さんのパターンにも食傷気味だったので、ほんとに入り込めるかな? と思っていたのだが、ぐんぐん読みきった。
専門的な内容や言葉を使っていても、関係のない人にも分かりやすく興味が持てるように書いてあるのだと思う。
映...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月12日
半年待ってようやく手にできてワクワク。優衣さんがとても素敵♪私にも自分らしい仕事の仕方を考えられるかなと思った。ラストに優衣さんが届けるドーナッツが出てくるあたりも何ともおしゃれ♪また、原島さんと八角さんが何とも素敵♪(八角さんの奥さんも^^)小さくしか登場しない人たちも丁寧に書かれていて、すっごく...続きを読む
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