かばん屋の相続

かばん屋の相続

作者名 :
通常価格 641円 (583円+税)
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作品内容

働く男たちの愛憎、葛藤を描いた文春文庫オリジナル短編集。池上信用金庫に勤める小倉太郎。その取引先「松田かばん」の社長が急逝した。残された二人の兄弟。会社を手伝っていた次男に生前、「相続を放棄しろ」と語り、遺言には会社の株全てを大手銀行に勤めていた長男に譲ると書かれていた。乗り込んできた長男と対峙する小倉太郎。父の想いはどこに? 表題作他、五編収録。

かばん屋の相続 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年06月21日

    短編集で、作品により半沢直樹のようなスッキリ感があったり、謎が解けたスッキリ感があったり、社会を皮肉ったような作品だったり、どれも池井戸潤らしい作品だと思った!

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    Posted by ブクログ 2021年12月01日

    長編だと思い読み進めていったら、六篇からなる短編集でした。全ての物語の主人公が銀行員という設定で、さまざまな人間模様が展開されます。時には対会社、家庭内問題など読んでいて程よい長さで全ての物語に続きを期待してしまう。
    短編集には長編にない面白さとスピード感があるので時間がない方にもオススメです。

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    Posted by ブクログ 2020年08月22日

    相続について考えていたとき、目についた作品。
    短編集で題名のものは一番後に掲載されていた。
    とりあえず順番に読み始める。登場人物のイメージができ、生きている。心情もすーっと入ってくる。銀行マンの視点から時代背景も描かれて、人間模様にリアリティが感じられる。いい作品。
    そして相続だが、故人がその会社を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月08日

    中小企業経営というのは、大変やな。
    こんな自転車操業してたら、経営者は体が保たん気がする。体もそうやけど精神的にも。
    彼らを支える銀行マンと大変やな。凄い仕事量やし。
    そういう銀行も今は厳しい状況。
    ここで登場する銀行マンは、義理人情に厚そうやけど、限度もあるしな。
    タイトルにもなってるかばん屋さん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月12日

    銀行員5人の物語。短編集ながらも登場人物全員の人間らしさが滲み出ていて、銀行ミステリーという括りだけでは収まらない面白さがある!社会ではこんな出来事が現実でたくさん起こっているんだろうなと学生ながらに想像できた。

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    Posted by ブクログ 2022年12月11日

    「池井戸潤」が銀行に勤める男たちの悲哀を描いた短篇集『かばん屋の相続』を読みました。

    『花咲舞が黙ってない』に続き「池井戸潤」作品です。

    -----story-------------
    文春文庫オリジナル! 
    銀行に勤める男たちの悲哀を描く短篇集

    池上信用金庫に勤める「小倉太郎」。
    その取引先...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月28日

    短編、面白かったです。

    銀行や銀行員の話。
    銀行の話にあまり興味ないので、
    話題になったドラマなんかも見てません。

    ちょっと新鮮でした。

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    Posted by ブクログ 2022年04月18日

    全6編からなる短編集。どれもが銀行マン目線で描かれていて、最後はすっきりおわるものと、もやもやして終わるものがあるが、それがのちのストーリーを想像させたりしていい

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    Posted by ブクログ 2022年04月08日

    最後の結末がどれも面白く、引き込まれた。
    全編主人公が銀行員というのもそれぞれに人柄が出ておりおもしろかった。
    主人公や登場人物の葛藤や思いが良く表れており、あっという間に読み終えた。

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    Posted by ブクログ 2021年06月28日

    池井戸さんの短編作品。それぞれのストーリーで登場人物のキャラクターに個性があり、さすが池井戸作品だなと感じました。

    話も読みやすく、ストーリー展開も穏やかで内容理解がしやすい作品だと思います

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