かばん屋の相続

かばん屋の相続

790円 (税込)

3pt

働く男たちの愛憎、葛藤を描いた文春文庫オリジナル短編集。池上信用金庫に勤める小倉太郎。その取引先「松田かばん」の社長が急逝した。残された二人の兄弟。会社を手伝っていた次男に生前、「相続を放棄しろ」と語り、遺言には会社の株全てを大手銀行に勤めていた長男に譲ると書かれていた。乗り込んできた長男と対峙する小倉太郎。父の想いはどこに? 表題作他、五編収録。

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かばん屋の相続 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    池井戸作品らしい銀行絡みの短編集。
    それぞれの話でドラマ1話ができてしまうくらいの濃密なストーリー。
    銀行員視点での話ばかりですが、毎月口座残高が不足する中小企業の社長との息を呑むような緊迫したやりとりや、本のタイトルにもなっている「かばん屋の相続」の話は、社長が亡くなる前に相続を破棄するように次男

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    登場人物の人間性がよく出ていてミステリーな作品で、わくわくして読ませて頂きました。
    自分だったらどう行動するだろうかと考えさせられた作品で、改めて人を思いやることの大切さがわかった作品でした。

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    短編集。銀行のお話。
    半沢シリーズのような重厚さは無いが、展開が早くサクサク読める。
    短編でも、池井戸潤らしさが随所に感じられる。
    半沢シリーズと繋がりもあり面白かった。
    池井戸潤大好きです。

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    池井戸潤の短編集。50ページ程の融資関連のストーリーが6作纏めた文庫本になっております。

    一つ一つのストーリーは、あっさりとしていますが、構成はしっかりとしたものです。さすが、池井戸潤さんだと思いました。

    最後の「かばん屋の相続」は特に面白く、銀行や中小企業、家族のいざこざ、お金に対する強欲さが

    0
    2024年11月26日

    Posted by ブクログ

    やっぱり面白いです。池井戸潤作品。前から読みたいリストに入れてはいたもののなかなか読む機会がなく。やっと買った。恥ずかしながら短編集とは知らなかったです。6本とも銀行員が主人公。銀行と言っても、メガ、地銀、信金、とさまざまな規模の金融機関ですが、相変わらずきちんと金融の裏側を細部にわたり書かれている

    0
    2024年04月27日

    Posted by ブクログ

    企業と銀行という切っても切れない関係をテーマにした短編集。どんでん返しあり、熱い話あり、バッドエンドもありですがとにかく経済やお金に関してど素人の僕でも分かりやすい文章とストーリーに脱帽そして勉強になりました。

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    スラスラ読めて安定の池井戸作品そのものという感じだった。作者は周知の通り銀行、金融ものの作品を数多く輩出しているが、私の知る限りどれをとっても同じような作品はなく、どの物語りも一本立ちしていると思う。翻って考えれば、金の仕組みは複雑広大で、それに絡め取られる人間の物語りも一つとして同じものはなく、無

    0
    2025年09月11日

    Posted by ブクログ

    手形の行方とかばん屋の相続が面白く読んだ。どれも読み応えがあるけど、普段聞きなれない言葉が多くて、たぶん、面白みを満喫できてないかも。
    それにしても、横柄で感じ悪い銀行員の像は、今の世の中にもたくさんいるんだろうか。

    0
    2025年09月02日

    Posted by ブクログ

    次女が就職活動で金融機関にも興味があると言っていたので、遥か昔読んだこの本とかが参考になるのではないか、と朧げな記憶でお勧めし、結果して僕だけ通読。
    多分、次女は読んでない…
    少なくとも、読み切ってはいない。

    まぁそういうものだろう。


    筆者は元三菱銀行の行員とのこと。
    僕の就職活動のときもその

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

    銀行が舞台の短編小説だが、いずれもリアリティがあった。銀行と中小企業。銀行内部の派閥抗争、保身のための醜い争い…
    中でも『芥のごとく』は胸が熱くなるようなエンディング。

    0
    2025年06月24日

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